JP4316922B2 - 消耗品の管理システム、消耗品の管理方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、より良い環境保全を進め易くするためのトナー供給体などの消耗品の回収・リユース促進のための技術に係り、さらに詳しくは、資源の再利用を意図した消耗品の管理システム、この消耗品の管理方法、この管理方法を実行するためのコンピュータプログラムおよびこのコンピュータプログラムが格納された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタの普及に伴い、電子写真方式の画像形成を行う機械も多い。この種の複写機能またはプリント機能をもつ製品では、トナー供給体から供給されるトナーを使用し、コピーまたはプリントをアウトプットするが、トナー消耗が進み、トナー供給体の使用目的を終了した時点で、このトナー供給体は使用済み品となる。この時点で、この使用済みトナー供給体は廃棄物となり、顧客が保管していても役に供されることはない。この使用済みトナー供給体は、市町村が行う一般廃棄物回収として処分されるか、販売店に持ち込まれ産業廃棄物処理業者によって処理されたり、メーカに戻って再使用や再資源化処理されることになる。
【0003】
しかし、顧客で使用済みとなったトナー供給体の回収がタイミング良く行われず、市町村による一般廃棄物処理となったり、場合によっては、不法投棄となったりしている。資源の有効活用という面でみると、焼却処分になる場合は、再生可能な使用済み品であるにも関わらず、再使用や再資源化に廻らないということになり、省資源化、再利用化という昨今の社会的要求に応えていないことになる。
【0004】
そこで、トナー供給体の回収を行うシステムとして、特許文献1に開示された発明が公知である。以下、前記特許文献1の記載を引用し、この公知のシステムについて説明する。
【0005】
この公知のシステムは、図4に示すように公衆線や専用線といった電話回線やインターネットなどの遠隔通信網205を介して接続された機器メーカのサービスセンタとユーザサイトとを有する。ひとつのサービスセンタに対して複数のユーザサイトが接続される。サービスセンタ101においては、ゲートウエイ202が遠隔通信網205と接続されている。このゲートウエイ202には、データベースを管理するためのデータベースサーバ201と、パーソナルコンピュータ(PC)203と、LANを管理するためのネットワークサーバ204とがLANにより接続されている。データベースサーバ201にはデータベース1999が構築されている。また、サービスセンタ101における処理を遂行する窓口端末としてPC203が利用される。窓口端末であるPC203では、サービスセンタ側の処理を行うためにサービスモジュール210と、トナー切れの予測を行うための分析システム220とが実施される。また、窓口端末203では、ユーザインターフェース画面の表示なども行う。
【0006】
ユーザサイト102においては、ゲートウエイ207が遠隔通信網205に接続されている。そのゲートウエイ207には、LANによってPC208とプリンタ100bとが接続されている。PC208はローカルプリンタ100aを有している。プリンタ100b及びPC208は、LANを介して遠隔通信網205にアクセスすることができる。さらに、ユーザサイトには、ゲートウエイ207とは別の回線で遠隔通信網205に接続されたファクシミリ206がおかれている。ユーザサイトにおける処理を遂行する窓口端末としてはPC208が利用される。窓口端末であるPC208では、ユーザサイト側の処理を行うためのユーザモジュール250が実行される。また、ファクシミリ206やプリンタ100bといった、遠隔通信網205に直接アクセス可能なデバイスには、トナーロウ信号やプリント枚数といったデバイス発のデータをサービスサイトに送信するためのデバイスモジュール240が含まれる。ホストを介して遠隔通信網205に接続されるプリンタ100aのようなデバイスでも同様にトナーロウ信号やプリント枚数といったデバイス発のデータをホストに送信するためのデバイスモジュール230が含まれる。この場合には、デバイスから受信した信号をサービスサイト100に送信するための転送モジュールはホストに含まれる。
【0007】
このように、ユーザサイト102の各機器とサービスセンタ101との間は、常時、あるいは必要に応じて接続され、互いに通信することが可能となっている。
【0008】
PCは図5に示すようにROM307に書き込まれたプログラム、あるいはRAM302に書き込まれたOSやアプリケーションプログラムをCPU301により実行することで、各種制御や後述する手順(例えばサービスモジュールやユーザモジュールなど)を実現する。HD303及びFD/CD(フロッピディスクドライブまたはCDドライブ)308はファイル記憶媒体で、プログラムファイルやデータファイルを格納する。特にFD/CD308は、記憶媒体が交換可能であり、データやプログラムをその媒体からPCに供給することができる。キーボード及びポインティングデバイス309は、利用者が入力を行うための入力デバイスであり、ディスプレイ304とともに、後述するユーザインターフェースなどを実現している。LANインターフェース306はLANに接続するためのインターフェース回路である。プリンタインターフェース305はPCにプリンタをローカル接続するためのインターフェースで、図4の例ではPC208だけが使用している。リモートインターフェース310は、モデムやルータなど、遠隔通信網205に接続するためのデバイスであり、図4では、ゲートウエイ202及びゲートウエイ207が使用している。遠隔通信網は電話回線に限らないので、電話回線でない場合にはその通信網に即したインターフェースが用いられる。このような構成により、サービスセンタ及びユーザサイトのコンピュータは互いに接続される。
【0009】
カートリッジ810は図6のようにプリンタ100a、bあるいはファクシミリ206に装着される。カートリッジ810には半導体メモリ810aが取り付けられており、カートリッジの装着によってプリンタ本体に電気的に接続され、読み書きが可能となる。図7はメモリ810aに格納されるデータの一例を示す図である。メモリ810aには、そのカートリッジを用いて印刷された全枚数及び全ジャム枚数を示す総カウント/総ジャムカウント、サイズ毎の印刷枚数とジャム枚数902,903が格納される。これらのカウンタは、このカセットが装着されたデバイスによって、1ページの印刷を行う毎に加算される。トナー残量904には、トナーの残量そのものを示す値あるいは所定量までトナーが減少したことを検知する不図示のセンサの出力(トナーロウ出力)が格納される。
【0010】
さらに、メモリ810aには、カートリッジ個々を識別するためのカートリッジID/シリアル番号907が格納される。カートリッジID/シリアル番号907は、製造時あるいは出荷時に予め書き込まれる。さらに、メモリ810aには、トナー切れ通報などの宛先となるサービスセンター宛先といったデータが格納されていてもよい。書き込まれる。
【0011】
使用開始日/終了日905はそれぞれ使用が開始された日付と使用が終了した日付を格納する。このためには、例えば、カートリッジのカバーの開閉センサによりカバーが開閉されたことを検知した場合に、予め保存しておいた使用中のカートリッジID/シリアル番号と、カートリッジから読み出したカートリッジID/シリアル番号とを比較し、不一致であればカートリッジが交換されたものとみなしてそのときの日付を使用開始日として書き込む。また、例えば24時間おきに日付を必ず使用終了日として書き込めば、使用終了日を記録できる。使用期間906も、使用終了日と同時に、使用開始日から使用終了日までの期間を書き込んでおけばよい。
【0012】
ユーザサイト102におけるプリンタ100aや100b、あるいはファクシミリ206において、トナーが所定量以下にまで減少する状態、すなわちトナーロウ(Toner Low)が発生すると、トナーカートリッジに内蔵されたセンサによってそれが検知される。この状態はユーザサイト102からトナーロウ信号としてサービスセンタ101に通報される。なお、単にサービスセンタと呼んでいるが、サービスセンタにおいては、サービスモジュールが機能するPC203にこの通報は渡される。
【0013】
これを受けたサービスセンタ101は、配送業者に対して、ユーザサイト102への新しいトナーカートリッジの配送及び使用済みカートリッジの回収の依頼を出し、配送業者から配送の日程についての回答を得る。なお、ユーザサイトについても、ユーザモジュールが機能するPC208へとサービスセンタ101から送信されるデータは渡される。
【0014】
サービスセンタ102は、配送業者から得た回答に基づいて、ユーザサイト102にカートリッジの配送及び回収の通知を送信する。一方、配送業者は、カートリッジの配送及び回収の通知で決定された日程をサービスセンタ101から受け、その日程に従ってユーザサイト102に新しいカートリッジの配送、及び、使用済みのカートリッジの回収を遂行する。配送業者は更に、回収したカートリッジを回収拠点に運ぶ。回収拠点では、回収された使用済みカートリッジのメモリから必要なデータを読み出し、読み出したデータをサービスセンタ101が管理するデータベースに蓄積する。
【0015】
図8はプリンタ100a,100bの断面図を示す。図8において、印刷するための用紙は、用紙カセット802あるいは805のいずれかから、給紙ローラ803,806及び搬送ローラ804,807により供給される。いずれの給紙カセット用いるかは、このプリンタを用いるホストコンピュータ等から印刷時に指定される。用紙は、レジストローラ808を経てトナーカートリッジ810の下をとおり、感光ドラム811上に形成されたトナー像が、転写ローラ818の電荷により用紙に転写される。感光ドラム上のトナー像は、レーザスキャナユニット809から発せられ、反射鏡817で反射された、画像信号により変調されたレーザビームにより形成された静電潜像に、トナーを付着させて現像させたものである。
【0016】
トナー像が転写された用紙は定着ドラム812により加熱され、溶融したトナーは用紙上に定着する。定着ローラを通過した用紙は、両面デフレクタ813により、両面ユニット820へ入るか、あるいは排出されるか方向付けられる。用紙が上方へ向けられて排出される場合には、さらにフェイスアップ/フェイスダウンセレクタ814により、排出径路が切り換えられる。フェイスダウン排出の場合には、用紙は図の右方向へと向けられ、フェイスダウン排出ローラ815によりフェイスダウン排出トレイ816上に直前に印刷された面を下にして排出される。フェイスアップ排出が選択された場合には、フェイスアップ排出口819から、印刷された面を上にして不図示のトレイ上に排出される。フェイスアップ/フェイスダウンセレクタの位置は、センサによって検出され信号として出力される。
【0017】
一方、両面印刷が選択されている場合、両面ユニット820へ入った用紙は、搬送ローラ821により搬送されて両面トレイ826上に一旦載置される。片面の印刷が済んだ用紙は両面トレイから給送ローラ822により搬送される。搬送された用紙は、一旦両面パス824まで送られ、用紙の後端がほぼ両面搬送ローラ823に達すると、回動の中心が略両面搬送ローラ823と一致している反転デフレクタ825を、左端が径路828に達するまで回転させる。その状態で用紙を逆方向(図の左側)に向けて搬送すると、用紙の左端はデフレクタにより持ち上げられてそのまま両面パスピックアップローラ828により搬送され、レジストローラ808に達する。後は、通常の印刷と同じ径路・手順で画像が形成される。
【0018】
ホストコンピュータからの命令に応じて、制御ユニット801によりプリンタ全体の制御がおこなわれる。さらに、両面ユニット810は着脱が可能であり、それが取り付けられているか、取り外されているかという情報は、センサにより検知されてホストコンピュータへと渡される。ここで、筐体は、カートリッジ810上で開閉自在なカバーとなっており、そのカバーの開閉はセンサによって検知することができる。また、カートリッジにメモリが備えられている場合には、そのメモリに対して、データの読み出し及び書き込みを行う手段が用意されている。また、カートリッジ内のトナー残量が所定量まで減少したことを示すセンサがカートリッジには内蔵されており、プリンタ、あるいは後述するファクシミリなどのデバイスは、そのセンサからの検出信号を受けて、トナーロウ信号を出力する。すなわち、トナーロウ信号は、トナー残量が所定の量に達したことを示す信号である。このトナーロウ信号は、カートリッジに残量センサが備えられている場合にはカートリッジからの検出信号を受けて発生される。しかしながら、残量センサを持たないカートリッジを使用するデバイスは、プリント枚数と印字率とをカートリッジ交換時を初期状態として印刷の都度更新することで、おおよその残量を推定し、トナーロウ信号を発生することができる。
【0019】
なお、関連する発明として特許文献2に開示された発明も公知である。
【0020】
【特許文献1】
特開2001−228762号公報
【0021】
【特許文献2】
特許第3302985号公報
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように特許文献1に開示された発明では、ユーザサイト102におけるプリンタ100aや100b、あるいはファクシミリ206において、トナーが所定量以下にまで減少する状態が発生すると、トナーカートリッジに内蔵されたセンサによってそれが検知され、ユーザサイト102からトナーロウ信号としてサービスセンタ101に通報される。これを受けたサービスセンタ101は、配送業者に対して、ユーザサイト102への新しいトナーカートリッジの配送及び使用済みカートリッジの回収の依頼を出し、配送業者から配送の日程についての回答を得る。サービスセンタ102は、配送業者から得た回答に基づいて、ユーザサイト102にカートリッジの配送及び回収の通知を送信し、配送業者103は、カートリッジの配送及び回収の通知で決定された日程をサービスセンタ101から受け、その日程に従ってユーザサイト102に新しいカートリッジの配送、及び、使用済みのカートリッジの回収を遂行するようになっている。
【0023】
すなわち、前述の公知例では、トナーが所定量以下にまで減少する状態が発生した時点で、あるいはトナーロウとなう時点を推測して交換の日程を決め、その日程に従ってトナーカートリッジの配送を依頼し、使用済みのカートリッジの回収を行うが、このようにトナー残量を基準にカートリッジの供給と回収を行うと、トナーがまだ残っているにもかかわらず交換したり、プリント量が予定したよりも多くなり、トナーがなくなったときにまだ新しいトナーカートリッジが届いていないという事態が発生する虞がある。
【0024】
そこで、本発明の目的は、消耗品の収納容器の回収を確実に行える消耗品の管理システム、消耗品の管理方法、その管理方法を実現するためのコンピュータプログラムおよびこのコンピュータプログラムを格納した記録媒体を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、消耗品が取り外されたことを認識する認識手段、及び外部に前記消耗品が取り外されたことを通知する通知手段を有し、前記消耗品が装着される装置と、前記消耗品が取り外されたことを前記通知手段から通知されるサービス側の情報処理装置と、を備え、前記サービス側の情報処理装置は、前記消耗品が取り外されたことが通知されたときに、前記消耗品が装着される装置側に前記消耗品の回収の是非を問い合わせる消耗品の管理システムを特徴とする。
【0026】
第2の手段は、第1の手段において、前記消耗品が装着される装置が使用者側に設けられていることを特徴とする。
【0027】
第3の手段は、消耗品を提供する消耗品提供者と、前記消耗品が取り外されたことを認識する認識手段、及び外部に前記消耗品が取り外されたことを通知する通知手段を有し、前記消耗品が装着される装置が配置された使用者と、前記消耗品が取り外されたことを前記通知手段から通知されるサービス提供者と、を備え、前記サービス提供者は、前記消耗品が取り外された旨の通知を受けたときに、前記使用者側の前記消耗品が装着される装置に前記消耗品の回収の是非を問い合わせる消耗品の管理システムを特徴とする。
【0028】
第4の手段は、第1ないし第3の手段において、前記消耗品がトナー供給体であることを特徴とする。
【0029】
第5の手段は、消耗品が取り外されたことを認識する認識手段、及び外部に前記消耗品が取り外されたことを通知する通知手段を有し、前記消耗品が装着される装置と、前記消耗品が取り外されたことを前記通知手段から通知されるサービス側の情報処理装置と、の間で実行される消耗品の管理方法であって、前記サービス側の情報処理装置は、前記消耗品が取り外されたことが通知されたときに、前記消耗品が装着される装置側に前記消耗品の回収の是非を問い合わせることを特徴とする。
【0030】
第6の手段は、消耗品が取り外されたことを認識する認識手段、及び外部に前記消耗品が取り外されたことを通知する通知手段を有し、前記消耗品が装着される装置と、前記消耗品が取り外されたことを前記通知手段から通知されるサービス側の情報処理装置と、の間の消耗品の管理をコンピュータに実行するためのコンピュータプログラムであって、前記サービス側の情報処理装置は、前記消耗品が取り外されたことが通知されたときに、前記消耗品が装着される装置側に前記消耗品の回収の是非を問い合わせる手順を備えていることを特徴とする。
【0031】
第7の手段は、第6の手段に係るコンピュータプログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に記録媒体に格納されていることを特徴とする。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0048】
<第1の実施形態>
図1は第1の実施形態に係るトナー供給体の使用開始情報に基づく使用済み品の回収と受注の手順を示す図である。システム自体は図2に示すように回収者Rが通信網を205を介して供給者SとユーザUと通信可能に構成されていることを除けば、基本的に前述の従来例と同等なので、詳細な説明は省略し、供給者S、ユーザ(顧客)Uおよび回収者Rのそれぞれの処理とこれらの間の通信を含む処理について説明する。
【0049】
なお、以下の説明において、前述の公知例と同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。また、供給者S、ユーザ(使用者)U、回収者R(販売者T)には、それぞれ窓口端末として図4と同様にパーソナルコンピュータ(PC)が設けられ、相互の通信はこの窓口端末PCを介して行われ、供給者S、ユーザU、回収者R(販売者T)の各機能は前記窓口端末PC(PCS、PCU、PCR)が有するので、以下の説明では、特に断らない限り、これらの端末を含んで供給者S、ユーザU、回収者R(販売者T)と称する。また、ユーザUおよび回収区Rは、1つの供給者Sに対してそれぞれ複数存在しているが、ここではユーザUの1人を代表させて説明する。また、回収者(販売者)は1つの回収区(販売区)で回収を行う者(販売を行う者)で、この実施形態では一致するので、説明の流れに応じて回収者U(販売者T)あるいは回収区U(販売区T)として同一の符号を付して説明する。
【0050】
このシステムで処理する前提として、ユーザUが使用する「複写機能またはプリント機能を有する製品−以下、画像形成装置と称する」及び「トナー供給体(トナーを蓄えたユニット;通称「トナーカートリッジ」)」は、次の機能を有する。
【0051】
▲1▼ トナー供給体には、当該トナー供給体の使用開始したという状態を認識する機能と、使用開始日時、開始後の着脱回数履歴等の認識情報を、画像形成装置に発信する機能を持たせる。
【0052】
▲2▼ 画像形成装置には、トナー供給体が発信するトナー供給体の使用開始の情報および使用開始日時、開始後の着脱回数履歴等の認識情報を受信する機能と、この情報を得た場合には、あらかじめ設定した回収区または販売区に通信で通報する機能を持たせる。なお、ユーザU毎に、回収区、販売区が異なるので、ユーザU毎に回収区情報、販売区情報をあらかじめ設定しておける「枚数指定テンキー」や「アルファベット・キー・ボタン」等の入力装置を設けておく。そして、この入力装置から入力された情報に基づいて、発注ロット、回収ロット、休日・不在情報、回収・発注留意事項等のデータを保有する機能も持たせる。
【0053】
▲3▼ 画像形成装置には、さらに、トナー供給体を取り外した時または取りつけた時に、トナー供給体を脱着したことを認識する機能と、この認識状態を信号に置き換える機能と、前記認識状態を示す信号を、あらかじめ設定した回収区または販売区に通信で通報する機能を持たせる。
【0054】
前記あらかじめ提供するトナー供給体、例えばトナーカートリッジやトナーボトルに、使用を開始した時、使用開始の信号を画像形成装置の本体に発信する機能は、例えば前記公知例における半導体メモリ810aに代えて、メモリ機能とプログラムにしたがって通信を含む所定の動作を実行する制御機能を有し、能動的に動作するメモリを含むASICによって実現される。このASICはカートリッジの装着によって前記画像形成装置本体に電気的に接続され、電源供給を受けて作動が可能となり、使用開始などのトナーカートリッジの使用に関する情報を含め、前記半導体メモリ810aと同等メモリ機能を有するとともに、これらの機能に加え、通信機能を有する。
【0055】
また、画像形成装置に設けられるトナー供給体を取り外した時または取りつけた時に脱着したことを認識する機能と、その認識した情報を信号に置き換える機能は、画像形成装置の制御装置内のCPUが備えている。この図示しなしCPUは図示しないROMに格納されたプログラムに従って図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら前記プログラムを実行し、前記機能を実現する。
【0056】
また、画像形成装置に設けられるトナー供給体が発信する使用開始の信号を受信する機能は、前記画像形成装置の制御装置が備えている。この制御装置は、トナー供給体を画像形成装置に装着し、使用が開始されたときに、その使用が最初の使用であることを認識できればよい。この場合には、前記メモリの内容から最初の使用であることが分かればよいので、そのことが分かるような情報が書き込まれ、画像形成装置にロードされたときに画像形成装置に送り出される情報の中に、最初の使用であるという情報(使用開始の信号)が含まれ、そのことが供給者S側で認識できるように構成されている。さらに、画像形成装置には、トナー供給体を取り外したとき、トナー供給体の回収区または販売区(回収および/または販売を行うためのサービスポイントであればよい)にトナー供給体が取り外されたことを通信網を介して連絡する機能も備えている。
【0057】
すなわち、画像形成装置は、トナー供給体が画像形成装置に脱着されたことを認識する機能と、脱着されたことを供給者S側に送信する機能と、トナー供給体が画像形成装置に装着され、最初が開始されたことを認識する機能と、使用開始日時、開始後の着脱回数履歴等の認識情報を受信する機能と、トナー供給体の使用が開示されたことを供給者S側に通信網を介して送信する機能と、トナー供給体が取り外されたことを通信網を介して回収業者または販売業者側に通知する機能とを備えていればよい。これらの機能は、前述の画像形成装置の制御装置のCPUとROMに格納された、あるいは外部からロードされ、メモリに格納されたプログラムによって実現される。なお、前記機能のうち通信網を介して通信する機能は画像形成装置が接続された窓口端末PCUが持つようにすることもでき、一般には、そのように構成される。
【0058】
図1に示すように供給者Sは、複写機能、プリント機能、ファクシミリ機能の少なくとも1つの機能を有する画像形成装置を、顧客(お客様)すなわちユーザUに提供する(10)。ここでは供給者Sは販売者もしくは販売会社であり、ユーザUは販売者あるいは販売会社から前記画像形成装置を購入するということになる。この画像形成装置は、前述の機能、すなわち、トナー供給体が脱着されたこと示す情報(信号)をトナー供給体から受ける機能(10−1)と、新たなトナー供給体の使用を開始した信号を通信網を介してあらかじめ設定した回収区あるいは販売区に連絡する機能(10−2)を少なくとも備えている。
【0059】
ユーザU側では、トナー供給体を使用して画像形成装置により画像形成動作を行わせる(31)。トナー供給体に貯蔵されているトナーには限度があることから使用に応じてトナーが消費され、遂にはトナーエンドとなってトナー供給体が使用済みとなる(32)。トナーがなくなってトナー供給体が使用済みになると、トナー供給体は画像形成装置本体から取り外される(33)。次いで取り外したトナー供給体の後に新しいトナー供給体を画像形成装置本体に 取り付ける(34)。この状態になると、使用済みのトナー供給体はユーザU側に確実に在庫されている状態となる。また、この状態になると供給者S側は、次使用のためのトナー供給体をユーザに提供(納品)することになる(20)。その場合、トナー供給体は当然交換可能なものであり、新たにトナー供給体を使用開始した場合に、このトナー供給体から画像形成装置側に使用を開始した旨の信号を出力する機能を備えている必要がある(20−1)。
【0060】
この機能を備えていることから、未使用のトナー供給体は、
▲1▼ 自身が画像形成装置に取り付けられたとき、そのことを認識し、画像形成装置側に使用が開示された旨発信する(30−1)。
【0061】
▲2▼ 画像形成装置では、トナー供給体から使用が開始された旨の情報を受信し(30−2)、前記回収区Rあるいは販売区Tに通信網を介してその旨通報する(30−3)。
【0062】
なお、回収区Rおよび販売区Tの連絡先は回収区Rおよび販売区Tに備えられている窓口端末PCRである。また、ユーザUから通報する手段は、前述のようにユーザU側の窓口端末PCUから直接、あるいは、ファクシミリの通信回線を使用して通報するなどの方法がとられる。
【0063】
▲3▼ 回収区Rあるいは販売区Tでは、ユーザU側の画像形成装置からの使用状況の情報を受信する(41)。その中には、トナーエンドとなり新しいトナー供給体の使用を開始したという情報も含まれる。
【0064】
▲4▼ この受信に対応して、受信した回収区Rあるいは販売区Tでは、ユーザUの注文の要望要望を確認し、注文の要望があれば新しいトナー供給体の納品および使用済みトナー供給体の回収の予定をユーザUに連絡する(42)。
【0065】
▲5▼ また、回収区RにユーザUから使用済みのトナー供給体の回収の要望があれば、回収区Rは使用済みトナー供給体の回収の予定を連絡する(43)。
【0066】
すなわち、回収区Rあるいは販売区T側では、
▲1▼ 新しいトナー供給体の使用開始情報を受信した回収区Rあるいは販売区Tは、ユーザUにトナー供給体の注文要望を確認し、受注する(40−1)。
【0067】
▲2▼ トナー供給体を受注した回収区Rあるいは販売区Tは、注文があったユーザUに注文品を納品する(40−2)。
【0068】
▲3▼ トナー供給体使用開始情報を受信した回収区Rあるいは販売区Tは、ユーザUの使用済み品の回収希望を確認し、回収する旨約束する(40−3)。
【0069】
▲4▼ ユーザUからの回収要望に対し、回収を約束した回収区Rあるいは販売区Tは、ユーザUから使用済みのトナー供給体を回収する(40−4)。
【0070】
という処理を行うことになる。
【0071】
以上のように本実施形態によれば、供給者Sは、ユーザUに提供する画像形成装置及びトナー供給体に設けた機能を使用して、使用済み後に廃棄物となるものを、確実に再使用に廻すことができるので、資源の有効活用に効果があり、地球環境にやさしい処理が実行できる。
【0072】
また、未使用のトナー供給体を使用開始したという情報の自動入手から、回収区Rまたは販売区Tに通信で、その情報を自動的に通知するので、人手をかけずに使用済みのトナー供給体がユーザUに生じたことを回収区Rまたは販売区Tで把握することができる。
【0073】
また、ユーザUは使用済みトナー供給体の回収依頼をすることなく、あらかじめ設定してある回収区Rから、問合せを受ける形で在庫を長く持つことなくタイミング良く回収を依頼でき、スペースの有効活用を図ることができる。同時に、あらかじめ設定してある販売区Tから、問合せを受ける形で、注文確認が入り、タイミング良く手軽に発注を行うことができる。したがって、ユーザUとしては、いずれも面倒な業務がなくなり、便利になる。
【0074】
回収区R及び販売区Tは、使用済みトナー供給体の発生情報を通信網を介して自動的に受領することができ、その都度、お客様廻りをしなくてもリアルタイム的に使用済み情報を把握し、回収希望確認、受注確認をタイムリーに行うことが可能となる。これにより、回収率が向上し、再使用に廻す量が拡大できる。また、タイムリーな情報をもとに販売ニーズも適切に把握できるので、ビジネスチャンスも拡大する。
【0075】
なお、前記プログラムは例えば予めROMに書き込み、CD/FDに書き込んでおき、CD/FDの場合にそれぞれCD/FDドライブにロードして読み出し、コンピュータにダウンロードして必要は処理を実行することができる。
【0076】
<第2の実施形態>
図3は第2の実施形態に係るトナー供給体の着脱情報に基づく使用済み品の回収と受注の手順を示す図である。システム自体は図3に示すように回収者Rが通信網205を介して供給者SとユーザUと通信可能に構成されていることを除けば、基本的に前述の従来例と同等なので、詳細な説明は省略し、供給者S、ユーザ(顧客)Uおよび回収者Rのそれぞれの処理とこれらの間の通信を含む処理について説明する。なお、図1に示した第1の実施形態とは、20−1の機能とユーザU側の30−1,2,3の機能を除いて同一なので、同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
【0077】
この実施形態では、トナー供給体はトナー供給体が画像形成装置から取り外されたこと、および取り付けられたことを認識する機能と、この認識したことを信号として画像形成装置に通知する機能を備えていればよく(30−4)、第1の実施形態のように使用開始を認識する機能は不要となっている。従って、画像形成装置では、ユーザUがトナー供給体を取り外し、新たなトナー供給体を装着したことがトナー供給体側から通知されたとき、そのことをあらかじめ設定した回収区Rあるいは販売区Tに通信網を介して通報する(30−5)。
【0078】
この通報に基づいて、回収区Rあるいは販売区Tでは、第1の実施形態における41−43のように対応し、40−1〜4のように処理する。
【0079】
その他、特に説明しない各部および各処理はすべて第1の実施形態と同等に構成され、同等に機能し、同等に実行される。
【0080】
以上のように本実施形態によれば、供給者Sは、ユーザUに提供する画像形成装置及びトナー供給体に設けた機能を使用して、使用済み後に廃棄物となるものを、確実に再使用に廻すことができるので、資源の有効活用に効果があり、地球環境にやさしい処理が実行できる。
【0081】
供給者Sは、ユーザUがトナー供給体を取り外した時または取りつけた時に、脱着したことを認識した信号を出力する機能を画像形成装置に設けているので、トナー供給体が使用済みになったか、なんらかのトラブルに近い状態にある、等の情報を蓄積しておくことができる。
【0082】
また、ユーザUは使用済みトナー供給体の回収依頼をすることなく、あらかじめ設定してある回収区Rから、問合せを受ける形で在庫を長く持つことなくタイミング良く回収を依頼でき、スペースの有効活用を図ることができる。同時に、あらかじめ設定してある販売区Tから、問合せを受ける形で、注文確認が入り、タイミング良く手軽に発注を行うことができる。したがって、ユーザUとしては、いずれも面倒な業務がなくなり、便利になる。
【0083】
多くのユーザUの使用環境では、トナー消耗が進みトナー供給体の使用目的を終了した時点で、使用済みとなったトナー供給体を取り外し、新たなトナー供給体を取りつける。ユーザU側でのトナー供給体の脱着の多くは、トナー供給体のトナー切れの場合が多いので、この脱着情報を入手して、回収区Rまたは販売区Tが、回収要望確認、受注確認を行うと、タイムリーに回収を行うことができ、さらに、販売ニーズも適切に把握できるので、受注も同時に行うことが可能となり、ビジネスチャンスが拡大する。
【0084】
また、トナー供給体のトナー切れの場合でない場合には、顧客での何らかのトラブル状況が確認でき、サービスマンの派遣等の必要となる適切な処置を講ずることができる。この場合でも、ユーザー満足度を向上させることができる。
【0085】
一般に、市場環境で使用されている各種「機器」が、その使用を終えた段階で「使用済み」という廃棄物になる。事務機器の場合、この使用目的を達成した製品は、産業廃棄物となることが多いが、これらの実施形態では、3R(Reduse,Reuse,Recycle)の要求に応じ、使用済み品となったトナー供給体を、きちんと再使用、再利用されるよう、再使用・再資源化処理システムに対応したルートにのせることができる。すなわち、これらの実施形態では、使用済みとなった製品情報を活用し、適切なタイミングで、的確な回収を行うことが可能となり、再使用した製品が新品と同様な機能を有する製品として再び販売に結びつけることもできる。また、再使用ができない場合でも、製造メーカとしての適切な再資源化処理が行え、再資源化処理が可能となる。
【0086】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、使用済みの消耗品の収納容器の回収率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るトナー供給体の使用開始情報に基づく使用済み品の回収と受注の手順を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるシステム構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るトナー供給体の使用開始情報に基づく使用済み品の回収と受注の手順を示す図である。
【図4】従来例に係るシステムのシステム構成を示す図である。
【図5】従来システムにおけるPCの構成を示す図である。
【図6】従来から実施されているインクカートリッジ(トナー供給体)の装着状態を示す図である。
【図7】従来から実施されているメモリに格納されるデータの一例を示す図である。
【図8】従来システムにおける画像形成装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
205 通信網
801 メモリ
R 回収者(区)
S 供給者
T 販売者(区)
U ユーザ(顧客)
PCR,PCS,PCU 窓口端末
Claims (7)
- 消耗品が取り外されたことを認識する認識手段、及び外部に前記消耗品が取り外されたことを通知する通知手段を有し、前記消耗品が装着される装置と、
前記消耗品が取り外されたことを前記通知手段から通知されるサービス側の情報処理装置と、
を備え、
前記サービス側の情報処理装置は、前記消耗品が取り外されたことが通知されたときに、前記消耗品が装着される装置側に前記消耗品の回収の是非を問い合わせること
を特徴とする消耗品の管理システム。 - 前記消耗品が装着される装置が使用者側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の消耗品の管理システム。
- 消耗品を提供する消耗品提供者と、
前記消耗品が取り外されたことを認識する認識手段、及び外部に前記消耗品が取り外されたことを通知する通知手段を有し、前記消耗品が装着される装置が配置された使用者と、
前記消耗品が取り外されたことを前記通知手段から通知されるサービス提供者と、
を備え、
前記サービス提供者は、前記消耗品が取り外された旨の通知を受けたときに、前記使用者側の前記消耗品が装着される装置に前記消耗品の回収の是非を問い合わせることを特徴とする消耗品の管理システム。 - 前記消耗品がトナー供給体であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の消耗品の管理システム。
- 消耗品が取り外されたことを認識する認識手段、及び外部に前記消耗品が取り外されたことを通知する通知手段を有し、前記消耗品が装着される装置と、
前記消耗品が取り外されたことを前記通知手段から通知されるサービス側の情報処理装置と、
の間で実行される消耗品の管理方法であって、
前記サービス側の情報処理装置は、前記消耗品が取り外されたことが通知されたときに、前記消耗品が装着される装置側に前記消耗品の回収の是非を問い合わせること
を特徴とする消耗品の管理方法。 - 消耗品が取り外されたことを認識する認識手段、及び外部に前記消耗品が取り外されたことを通知する通知手段を有し、前記消耗品が装着される装置と、
前記消耗品が取り外されたことを前記通知手段から通知されるサービス側の情報処理装置と、
の間の消耗品の管理をコンピュータに実行するためのコンピュータプログラムであって、
前記サービス側の情報処理装置は、前記消耗品が取り外されたことが通知されたときに、前記消耗品が装着される装置側に前記消耗品の回収の是非を問い合わせる手順を備えていること
を特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項6に記載されたコンピュータプログラムがコンピュータによって読み取られ、実行可能に格納されていることを特徴とする記録媒体。
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