JP4316436B2 - 光ピックアップおよび光記録媒体駆動装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態における光ピックアップ100の構成を示す模式図である。光ピックアップ100は、本実施形態において、第1光ディスク(第1の光記録媒体)14a(図3参照)、および第2光ディスク(第2の光記録媒体)14bに対応可能なものとなっている。また、第1光ディスク14aは次世代高密度光ディスクからなり、第2光ディスク14bは従来のDVDからなるものとする。
光ピックアップ100において、対物レンズユニット13に第1および第2光ビームL1,L2がともに平行光として入射された場合に、それぞれの光ビームの集光スポットが第1光ディスク14aおよび第2光ディスク14bの記録面に良好に形成された場合の光学系の例を表1に示し、その結果を表2に示す。また、図6(a)(b)は光ピックアップ100において第1光ディスク14aを記録再生する場合の光路を示す模式図(図6(a))及び第2光ディスク14bを記録再生する場合の光路を示す模式図(図6(b))である。
光ピックアップ200において、対物レンズユニット13に第1光ビームL1が平行光で入射し、第2光ビームL2が発散光で入射された場合に、それぞれの光ビームの集光スポットが第1光ディスク14aおよび第2光ディスク14bの記録面に良好に形成された場合の光学系の例を表3に示し、その結果を表4に示す。また、図7(a)(b)は光ピックアップ200において第1光ディスク14aを記録再生する場合の光路を示す模式図(図7(a))及び第2光ディスク14bを記録再生する場合の光路を示す模式図(図7(b))である。
本発明の実施形態における、上記の光ピックアップ100を備えた記録再生装置(光記録媒体駆動装置)300のブロック図を図3に示す。記録再生装置300は、上述した光ディスク14a,14bなどの光学記録媒体に対して情報信号の記録および再生を行う装置である。
ンズから構成される対物レンズ群と、前記光源から発生する光ビームのうち短い波長をλ1aとし、上記光源と対物レンズとの間に少なくともλ1aの波長で使用する際、記録面
に集光スポットの球面収差を補正する為に、正のパワーを持ったレンズ群と負パワーをもったレンズ群で構成された収差補正レンズ群で構成される球面収差補正手段を備え、前記光源から発生する光ビームのうち波長λ1aが対物レンズ群に平行光で入射し、前記光源から発生する光ビームで波長の長い光ビーム(波長λ2a)が集光レンズ群に平行光もしくは発散光で入射し、前記球面収差補正手段は波長λ1aを発生する光源及び波長λ2aを発生する光源と対物レンズ群の間に配置されている光ピックアップにおいて、波長λ1aより1nm長い波長をλ1bとし、λ1a、λ1bの光ビームにおける対物レンズ群の
焦点距離をf1a、f1bとしたとき、f1a<f1bとなる対物レンズ群と、前記球面
収差補正手段の波長λ1aに対する前記収差補正レンズ群のパワーをP1、波長λ2aに
対するパワーをP2とするとき、P1=0、P2>0であり、かつ、前記光源から発生する光ビームのうち波長の短い光ビーム(λ1a)は前記球面収差補正手段に平行光で入射し、前記光源から発生する光ビームのうち波長の長い光ビーム(λ2a)は前記球面収差補正手段に発散光で入射する構成である。ただし、パワーの向きは焦点距離が短くなる方を正とする。すなわち、本発明の光ピックアップは、第1の光記録媒体に適合する第1の光ビームを出射する第1の光源と、第2の光記録媒体に適合する、第1の光ビームよりも波長の長い第2の光ビームを出射する第2の光源と、少なくとも1個の対物レンズを備え、第1および第2の光ビームをそれぞれ適合する光記録媒体の記録面に集光スポットとして集光させる集光手段と、前記対物レンズと第1および第2の光源との間に設けられ、正の屈折力を有するレンズ群(凸レンズ群)と負の屈折力を有するレンズ群(凹レンズ群)とからなる球面収差補正レンズ群を有し、前記記録面上における第1の光ビームにおける集光スポットの球面収差を補正する球面収差補正手段とを備えている光ピックアップにおいて、前記集光手段には第1の光ビームが平行光として入射され、第2の光ビームが平行光もしくは発散光として入射され、前記集光手段は、第1の光ビームの波長λ1a近傍の波長領域において、λ1aより長い波長をλ1bとすると、対物レンズにλ1aの光ビームが入射した集光点位置に対し、λ1bの集光点位置が集光手段から遠くなる集光手段とし、前記球面収差補正手段は、前記球面収差補正レンズ群の第1の光ビームに対する屈折力(パワー)をP1とし、第2の光ビームに対する屈折力(パワー)をP2とし、光ビー
ムを光軸方向に曲げる屈折力(パワー)を正としたとき、P1=0、P2>0であり、前記球面収差補正手段には、第1の光ビームが平行光として入射され、第2の光ビームが発散光として入射されることが好ましい。
1b 半導体レーザ(第2の光源)
2a コリメータレンズ
2b カップリングレンズ
3a 整形光学系
4a ビームスプリッタ
4b ビームスプリッタ
6 球面収差補正手段
7 ダイクロミラー
8 ミラー
9 1/4波長板
11 回折光学素子
12 対物レンズ
13 対物レンズユニット
14a 第1光ディスク(光記録媒体)
14b 第2光ディスク(光記録媒体)
17a 再生信号検出光学系(検出手段)
17b 再生信号検出光学系(検出手段)
16a 第1光学系
16b 第2光学系
21a,21b 半導体レーザ駆動回路
31 スピンドルモータ
32 送りモータ
33 変復調回路
34 サーボ回路
35 システムコントローラ
100,200 光ピックアップ
300 記録再生装置(光記録媒体駆動装置)
Claims (5)
- 第1の光記録媒体に適合する第1の光ビームを出射する第1の光源と、
第2の光記録媒体に適合する、第1の光ビームよりも波長の長い第2の光ビームを出射する第2の光源と、
少なくとも1個の対物レンズを備え、第1および第2の光ビームをそれぞれ適合する光記録媒体の記録面に集光スポットとして集光させる集光手段であって、
第1の光ビームの波長λ1a近傍の波長領域において、λ1aより長い波長をλ1bとすると、対物レンズにλ1aの光ビームが入射した集光点位置に対し、λ1bの集光点位置が集光手段から遠くなる集光手段と、
前記集光手段と第1および第2の光源との間に設けられ、正の屈折力を有するレンズ群と負の屈折力を有するレンズ群とからなる球面収差補正レンズ群を有し、前記記録面上における第1の光ビームにおける集光スポットの球面収差を補正する球面収差補正手段とを備え、
前記集光手段には、前記第1の光ビームが平行光として入射され、前記第2の光ビームが平行光もしくは発散光として入射される光ピックアップにおいて、
前記球面収差補正手段は、光ビームを光軸方向に曲げる屈折力を正としたとき、前記球面収差補正レンズ群に入射する前記第1の光ビームに対する屈折力よりも前記第2の光ビームに対する屈折力の方が大きくなっており、前記球面収差補正レンズ群に入射する前記λ1aの光ビームに対する屈折力よりも前記λ1bの光ビームに対する屈折力の方が大きくなっているものであり、
前記球面収差補正手段には、前記第1の光ビームが平行光として入射され、前記第2の光ビームが発散光として入射されることを特徴とする光ピックアップ。 - 前記球面収差補正手段は、第1の光ビームが光記録媒体の記録面上で発生する球面収差を補正したときの正の屈折力を有するレンズと負の屈折力を有するレンズとの間隔をd1、第2の光ビームが光記録媒体の記録面上で発生する球面収差を補正したときの正の屈折力を有するレンズと負の屈折力を有するレンズとの間隔をd2としたとき、d1=d2であることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ。
- 前記球面収差補正手段の収差補正レンズ群は、光源側に負の屈折力を有するレンズ配置
され、集光手段側に正の屈折力を有するレンズが配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光ピックアップ。 - 光記録媒体からの第1の光ビームの反射光を検出する第1の検出手段と、光記録媒体からの第2の光ビームの反射光を検出する第2の検出手段とを備え、前記の各反射光は、前記集光手段および球面収差補正手段を経た後、それぞれ対応する第1または第2の検出手段に導かれることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の光ピックアップ。
- 請求項1から4の何れかに記載の光ピックアップを備え、第1の光記録媒体および第2の光記録媒体に対する記録と再生との少なくとも一方を行うことを特徴とする光記録媒体駆動装置。
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