JP2001110083A - 集光装置、光ヘッドおよび光ディスク装置 - Google Patents

集光装置、光ヘッドおよび光ディスク装置

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JP2001110083A
JP2001110083A JP29086099A JP29086099A JP2001110083A JP 2001110083 A JP2001110083 A JP 2001110083A JP 29086099 A JP29086099 A JP 29086099A JP 29086099 A JP29086099 A JP 29086099A JP 2001110083 A JP2001110083 A JP 2001110083A
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JP
Japan
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light
wavelength
optical
objective lens
numerical aperture
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JP29086099A
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English (en)
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Noriaki Nishi
紀彰 西
Satohiko Memesawa
聡彦 目々澤
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の波長の光が通過する光路に配置される
集光装置において、簡単な構成で、異なる仕様の光媒体
に対応できるようにする。 【解決手段】 所定の入射角以上の透過率を低下させる
開口数制限手段をレンズ4の表面に設けることによっ
て、複数の波長の光4aおよび4bのうち、波長の短い
光4bについて開口数が制限され、記録媒体5bの記録
面に良好なスポットを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置、そ
の集光装置及び光ヘッドに関し、特に複数の仕様の異な
る光記録媒体に対応した光ディスク装置及びその集光装
置及び光ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像のデジタル化ならびに圧縮
符号技術の急速な進展によって、光ディスクの高密度記
録化への要求が増加している。また、それにともなって
光源の短波長化が進められている。
【0003】こういった技術の急進展により、ある光デ
ィスクが実用化されて間もなく、その光ディスクよりも
記録密度を高めた上位の光ディスクが実用化されること
がしばしばあり、上位と下位のディスクの両方を再生、
記録できる装置が必要とされている。
【0004】例えば現在、再生専用のROMディスクと
してはすでに、記録容量約650MBのCDと同じφ1
20mmのディスクを用いて、記録容量を約7倍の4.
7GBに高めたDVDが実用化されている。
【0005】CDに使用する光源の波長は780nm、
DVDでは650nmであるが、さらに記録密度を高く
するためにDVDでは、ピックアップの対物レンズの開
口数NAをCDの0.45から0.60に高くしてい
る。一般にNAを高くすると、ディスクが傾いたときの
収差(主にコマ収差:NAの3乗とディスク基板の厚み
に比例)が増加し再生信号が劣化してしまう。DVDで
はこれを改善するために、ディスクの厚みをCDの1.
2mmに対し0.6mmにしている。
【0006】DVDはCDの後継をになう光ディスクと
して期待されており、DVD装置でCDを再生すること
が望まれている。しかし、波長650nmの光源のみを
使い、DVDを再生するのに最適化された光学系でその
ままCDを再生しようとすると、基板の厚みの違いによ
る球面収差が生じ、良好な再生信号が得られない。ま
た、DVDでは基材厚を薄くすることで、NAを高めた
ことによる収差の影響を回避していたが、基材厚の厚い
CDを同じ光学系で再生すると、この収差の影響も敏感
に受けてしまう。このためCDを再生するときには、N
A制限をする必要がでてくる。このNA制限には、CD
上の集光スポット径を必要以上に小さくさせない役割も
ある。
【0007】一方、CDの後継という位置づけで実用化
されているCD−Rについても、同じプレーヤーで再生
できることが望まれている。しかし、CD−Rは色素を
材料としているため、650nmの光源では再生ができ
ない。
【0008】そのため、CDだけでなくCD−Rも再生
可能なDVDプレーヤー装置に用いられる光ピックアッ
プ用として、光源に650nm、780nmの2光源を
用い、上記の基準厚差やNA拡大による信号劣化も抑制
するように工夫された光学系が実現されている。
【0009】その一つが、「有限系補正方式」とよばれ
るもので、例として図13にその光学系を示す。この光
学系では、650nmと780nmの2つの光源を用い
て、DVD、CDそれぞれのディスクを再生している。
【0010】以下、光路を図13を用いて詳しく説明す
る。DVD再生時は、DVD用集積ユニット21aから
出射した650nmの光は、ダイクロイックプリズム2
2を通過して、コリメータレンズ23によって平行光と
され、立ち上げミラー24、偏光ホログラム25、波長
選択性絞り波長板26を経て、対物レンズ27で基材厚
0.6mmのDVDディスク28aの再生に適したスポ
ットに集光される。この際に通過する波長選択性絞り波
長板26は、偏光状態を変化させる波長板としての機能
と、開口数を絞る機能を兼ねており、しかもそれらの機
能は通過する光の波長によって異なる。波長650nm
の光に対しては5/4λになっており、1/4λ板と同
じ働きをし、往路と復路で90°偏光方向を変換させ
る。開口数絞りの機能としては、650nmの光に対し
てはNA制限をせず、単なる透明な平板とみなされる。
偏光ホログラム25は、往路の偏光方向に対しては略全
光量0次光として透過し、復路の偏光方向に対しては略
全光量1次光として回折するようになされている。偏光
ホログラム25で回折された光は、DVD用集積ユニッ
ト21a内の受光素子上に、再生に必要な検出パターン
を形成する。
【0011】CD再生時は、CD用集積ユニット21b
から出射した光はダイクロイックプリズム22で反射し
て、コリメータレンズ23で若干の発散光になり、立ち
上げミラー24、偏光ホログラム25、波長選択性絞り
波長板26を経て、対物レンズ27で基材厚1.2mm
のCDディスク28bの再生に適したスポットに集光さ
れる。波長選択性絞り波長板26の波長板機能として
は、波長780nmの光に対してはλ板になり偏光状態
に影響を与えず、そのため780nmの光は、偏光ホロ
グラム25を往復とも0次光として透過する。波長性絞
りの機能としては、波長780nmの光に対しては開口
数NAが0.45となるように開口を制限する。CDの
検出光は、集積ユニット21b内のホログラムによって
形成される。
【0012】このように、コリメータレンズ23と対物
レンズ27はDVD再生に対して最適化されている。基
材厚0.6mmのDVDディスクを再生するときは、D
VD用集積ユニット21a内の波長650nmの半導体
レーザから出射した光をコリメータレンズ23で平行に
して用い、基材厚1.2mmのCDディスクを再生する
ときは、CD用集積ユニット21b内の波長780nm
の半導体レーザの発光点位置を、コリメータレンズ23
によって平行光になる位置よりも近くに設定し、コリメ
ータレンズからの出射光を若干発散光にすることによっ
て、基材厚の差で生じる球面収差を補正している。これ
は、基材厚が厚くなるほど、外周部における必要な波面
の曲率が小さくなることを用いたものである。
【0013】また、波長選択性絞り波長板26は、NA
0.45以下の内周部は位相調整膜、それより外周部は
短波長透過膜になっており、特性の異なる光学膜が波長
板上に成膜されている。外周部の短波長透過膜は、78
0nmの光は反射し、650nmの光は透過する。つま
り、780nmの光に対してNAを制限している。しか
し、透過した650nmの光は、膜がない部分つまり内
周部に対して位相差が生じてしまう。その位相差が生じ
ないように内周部は、両波長の光とも透過し、650n
mの光に対して、外周部の短波長透過膜を透過した光と
位相差が生じないように構成されている。
【0014】以上のように「有限系補正方式」では、C
D用レーザの発光点位置の調整と波長選択性絞り波長板
によって、2つの光源からの異なる波長の光が、CD、
CD−RおよびDVDのディスク上にそれぞれ正しくス
ポットを形成するように調整しているのである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の「有限系
補正方式」では、波長選択性絞り波長板において2種類
の特性の異なる光学薄膜を精度良く成膜すること、およ
びNA制限する際の光軸中心をレンズ中心と精度良く合
わせることは、煩雑な工程を必要とする。
【0016】またこの方式の場合、ディスク上の焦点制
御やトラッキング制御の際に、光軸のずれをなくすため
に、偏光ホログラム25および波長選択性絞り波長板2
6、対物レンズ27を一体で駆動する必要があり、部品
点数と組立工数が多くなるばかりでなく、駆動するアク
チュエータに大きな負担がかかるという問題点があっ
た。
【0017】それを回避することのできる方式が、「輪
帯補正対物レンズ方式」であり、代表的な例として特開
平10−14395号公報や特開平10−228659
号公報等に記載されたものがある。図14に、この方式
に使用される対物レンズの例を示す。
【0018】この対物レンズ40がCD/DVD互換用
だとすると、対物レンズのNAが0.38〜0.45付
近の領域にリング状の基材厚補正部を設けることで、C
D/DVDの両方を再生できるようにしている。対物レ
ンズの内周部40aと外周部40cはDVDの0.6m
mの基材厚に最適になるよう設計されており、中周部4
0bの輪帯補正部は、基材厚1.2mmに対して集光ス
ポットが良好になるように、手段は異なるが波面を補正
して、基材厚差による収差の影響を回避している。その
結果、CDを再生する際には、内周部40aから輪帯部
40bまでのNA0.45以下の部分によるスポットは
良好に集光され、NA0.45以上の外周部40cは球
面収差が大きいため拡散する。
【0019】この対物レンズ40を透過した光はディス
ク表面に集光し、ディスク面によって変調された反射光
は、再び対物レンズ40を通って受光素子に達する。受
光素子はディスクに記録された信号を検出するだけでな
く、ディスク面でのフォーカスエラーおよびトラッキン
グエラーも検出する。ところで、CD/DVD互換機で
のフォーカスエラー検出には、一般的に非点収差法が用
いられている。この方法では通常、比較的面積の小さい
田の字型の受光部を使用している。したがって、780
nmの光が対物レンズに入射した際に外周部分から拡散
した光は、この受光部には入射しない。すなわち、対物
レンズに設けられた輪帯補正部と、受光部の面積制限に
よって、実質的にNA制限の役割がなされている。
【0020】その結果、図13の「有限系補正方式」と
は異なり、対物レンズのみをアクチュエータによって駆
動すればよく、部品点数も少なく、部品の構成も簡単
で、低コストなDVD/CD/CD−R用光ヘッドを実
現することができる。
【0021】しかし、この「輪帯補正対物レンズ方式」
は、基材厚差による収差の補正のためには極めて有効だ
が、NA制限機能としては光路途中で制限領域を完全に
遮断しているわけではなく、受光素子部の面積に制約が
できるので、不完全といわざるを得ない。
【0022】さらに、最近になって、自由に書き換え可
能なDVD−RAMディスクが実用化され始めており、
DVD−RAMも再生可能なDVD用光ヘッドや、DV
D、CDも再生可能なDVD−RAM用記録再生ヘッド
が望まれるようになってきた。
【0023】DVD−RAMは記録密度を高くするため
に、ランド/グルーブ記録方式が採用されている。この
「ランド/グルーブ記録」とは、従来のようなディスク
上の凹凸(ランドもしくはグルーブ)のいずれかに記録
する方式とは異なり、ランド、グルーブ双方に記録する
方式である。そのため、従来、記録に用いないほうは狭
くしていたところが、ランド、グルーブともにある程度
の幅をもたせている。
【0024】ところで、「輪帯補正対物レンズ方式」を
用いたCD/CD−R/DVDの再生装置においては、
フォーカスエラー検出に非点収差法を用いていた。しか
し、上記のようにこれらのディスクとは異なる記録方式
を用いているDVD−RAMにおいて、フォーカスエラ
ー検出に非点収差法を用いた場合、通常「トラッキング
干渉」とか「トラック横断ノイズ」等と呼ばれる「トラ
ックを横断した際にフォーカスエラー信号に大きな変化
が生じる」現象が起きることが確認されている。そのた
め、DVD−RAMのフォーカスエラー検出には通常、
大きな受光部を必要とするスポットサイズ法などが用い
られている。
【0025】しかし、前述したように、対物レンズ、デ
ィスクからの反射光の受光部を共通化し、低コストな光
ヘッドを実現する上で有効な「輪帯補正対物レンズ方
式」を採用した場合、スポットサイズ法でフォーカスエ
ラー検出をしようとすると、受光部が大きすぎるため
に、CD再生時にはレンズ外周部の拡散光を受光してし
まい、RF信号性能、サーボ信号性能ともに劣化してし
まうという問題が起こる。
【0026】以上のように、より記録密度を高めた光デ
ィスクの実用化が進み、従来のディスクとの互換性を求
められている中で、再生/記録装置の光ヘッドは高い精
度を必要とする。特に、ディスクの基材厚差による収差
の補正機能と、NA拡大による収差補正のための波長ご
とのNA制御機能が、技術のポイントになっている。前
者は比較的有効な手段が実現されているが、後者は従来
のものでは完全とはいえない。また、さらに最新の機器
であるDVD−RAMと互換性を持たせるためには、従
来の方法ではNA制限が不完全なためフォーカスエラー
検出の精度が落ちてしまう。
【0027】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構成で異なる仕様の光記録媒体に対応
できる集光装置を提供することを目的とする。また、本
発明の他の目的は、簡単な構成で異なる仕様の光記録媒
体に対応できる光ヘッドを提供することである。
【0028】さらに、本発明の他の目的は、簡単な構成
で異なる仕様の光記録媒体に対応できる光ディスク装置
を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、複数の波長の光が通過する光路に配置さ
れる集光装置において、少なくとも1つの波長の光の所
定の入射角以上の透過率を低下させる開口数制限手段を
有することを特徴とする集光装置が、提供される。
【0030】このような集光装置では、一方あるいは複
数の波長の光に対する開口数を低下させて、集光スポッ
トを良好にし、収差の影響によるノイズを低減するよう
調整する。
【0031】また、複数の波長の光が通過する光路に配
置される集光装置において、少なくとも1つの波長の光
の所定の入射角以上の透過率を低下させる開口数制限手
段を有することを特徴とする光ヘッドが、提供される。
【0032】このような光ヘッドでは、内部の集光装置
において、一方あるいは複数の波長の光に対する開口数
を低下させて、集光スポットを良好にし、収差の影響に
よるノイズを低減するよう調整する。
【0033】さらに、複数の波長の光が通過する光路に
配置される集光装置において、少なくとも1つの波長の
光の所定の入射角以上の透過率を低下させる開口数制限
手段を有することを特徴とする光ディスク装置が、提供
される。
【0034】このような光ディスク装置では、装置内の
光ヘッド内部の集光装置において、一方あるいは複数の
光に対する開口数を低下させて、光ディスク上の集光ス
ポットを良好にし、収差の影響によるノイズを低減する
よう調整する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2は、本発明の光学ヘッドの光
学系の構成例を示している。この図において、DVD用
集積ユニット1aは、DVD用の波長650nmのレー
ザ光源とこれに対応した受光素子を一体に備え、CD用
集積ユニット1bは、CD用の波長780nmのレーザ
光源とこれに対応した受光素子を一体に備えている。D
VD用集積ユニット1aから出射した光は波長フィルタ
6を透過し、また、CD用集積ユニット1bから出射し
た光は波長フィルタ6で反射される。それぞれの光はコ
リメータレンズ2により平行光にされ、プリズム3から
対物レンズ4に入射して、光記録媒体5の信号記録面5
sに集光される。復調された光は再び対物レンズ4、プ
リズム3、コリメータレンズ2を通り、波長650nm
の光は波長フィルタ6を透過してDVD用集積ユニット
1aの受光素子で、波長780nmの光は波長フィルタ
6で反射されてCD用集積ユニット1bの受光素子で、
それぞれ受光される。
【0036】図2において、本発明のNA制限手段は対
物レンズ4に設けられる。図1は、本発明の対物レンズ
の実施の一形態を示す図である。ここでは一例として、
従来例で述べたのと同様にCDとDVDとの互換再生光
学系の場合を考えている。図のように左側からDVD用
の波長650nmの光4aとCD用の780nmの光4
bがレンズに入射し、それぞれDVDディスク5a、C
Dディスク5bに集光する。
【0037】図1の対物レンズ4は、基材厚0.6mm
のDVDディスク5aに対して最適になるように設計さ
れている。硝材の屈折率は1.684である。このレン
ズを用いて、有限補正光学系を構成した場合のDVD、
CDにおける周辺光の最適なレンズへの入射角とNA
は、次のようになる。
【0038】 (NA)(光源側入射角)(ディスク側入射角) DVD 0.60 約40度 約42度 CD 0.45 約30度 約32度 本発明によれば、上記のNA制限は、この対物レンズの
光源側もしくはディスク側に、 ・ 波長650nmの光に対しては透過する ・ 波長780nmの光に対しては空気側入射(出射)
角30度以上の光は透過しないような手段を設けること
で簡単に実現可能である。
【0039】その実現手段としては、光学薄膜を用いる
のが容易である。所望の特性を満足するような光学薄膜
としては、主に次の2種類が考えられる。第1は、垂直
入射において、780nmの長波長側に不透過帯(高反
射帯)を有する周期的多層膜で、第2は、垂直入射にお
いて、780nmの長波長側に所定の波長以上の光を不
透過とする短波長通過周期的多層膜である。
【0040】これらの薄膜について説明するためにそれ
ぞれ模式的に表した図が、図3および図4である。第1
の薄膜については図3に示し、(a)は垂直入射、
(b)は斜入射のときの反射率を表している。また、第
2の薄膜については図4に示し、(a)は垂直入射、
(b)は斜入射のときの反射率を表している。
【0041】図3(a)によると、垂直入射において
は、長波長λ1、短波長λ2の両方に対して透過するよ
うになっている。一般的に光学薄膜の特性として、「高
入射角度になるにしたがって、実効膜厚が減少し、分光
曲線は短波長側にシフトする」ことが知られている。そ
のため、長波長λ1の長波長側にある不透過の範囲が、
入射角度が大きくなるにしたがって短波長側にシフト
し、図3(b)のようにλ1の光の反射率が増大する。
短波長λ2の光に対しては、不透過の範囲が離れた波長
領域にあるために、反射率は増大しない。図4において
も同様に、(a)の垂直入射においては両波長とも透過
するが、(b)の斜入射においては、不透過帯が短波長
側にシフトし、長波長λ1の光の反射率のみ増加する。
【0042】なお、図3および図4では、NAを制限す
る波長を長波長側としているが、図3のような薄膜につ
いては、短波長側のみNAを制限することも可能であ
る。また、複数の高反射帯を設ければ、複数の波長のN
Aを制限することも可能である。
【0043】次に、屈折率1.684の硝材の表面に前
記の光学薄膜を設ける場合に関して具体的な膜作成例を
示す。作成条件は次のとおりである。
【0044】 基板屈折率 : 1.684 入射媒質 : 空気 膜材料 : 高屈折膜TiO2と低屈折膜SiO2
からなる屈折率はオプトロン(株)カタログデータより TiO2:n=1.919+169.229/(λ-88.081) SiO2:n=1.440+14.887/(λ-10.341) 表1にこのNA制限膜の構造例を示す。
【0045】
【表1】
【0046】膜構成としては、表1のように、TiO2
とSiO2の交互膜を基本とし、反射帯域を調整するた
めにTiO2とSiO2の膜厚の比を調整し、リップル
低減のために膜厚の周期性を乱して各層の膜厚をランダ
ムに変えている。
【0047】図5および図6に、このNA制限膜の、波
長650nmおよび780nmの光における反射率の入
射角度依存性を示す。RpはP偏光反射率、RsはS偏
光反射率、RaはRpとRsとの平均の反射率である。
さらに図7に、入射角度0(垂直入射)における平均反
射率Raの波長依存性を示す。
【0048】図5の波長650nmの場合では、入射角
が50°過ぎまで反射率はほとんど0に近いが、図6の
波長780nmの場合では、入射角が20°を超えた付
近から反射率が増大している。また図7では、入射角0
のときには波長780nmの少し高い波長の部分に反射
率の高い範囲がある。図7の反射率の高い範囲が、前述
した光学薄膜の特性にしたがって短波長側にシフトし、
図5および図6の結果が得られたと考えられる。よっ
て、この薄膜は所定の特性が得られているといえる。
【0049】この光学薄膜を対物レンズに成膜した場合
の、780nmの光の透過および反射の様子を模式的に
表したのが図8で、(a)が光源側、(b)がディスク
側に成膜した場合を示す。この図のように、光源側に成
膜した場合は、対物レンズによる屈折作用を受ける前に
反射されるため、反射光は光路中に悪影響を与える心配
はないが、屈折面の曲率が小さいため、成膜はやや難し
くなる。一方、ディスク側に成膜した場合は、屈折面の
曲率が大きいため成膜は容易である代わりに、反射光は
レンズの中を進行してしまう。いずれか、光学系に適し
たほうを選択すればよいが、例えば、「輪帯補正対物レ
ンズ」にこの光学薄膜を成膜する場合には、光源側に輪
帯が形成されるので、ディスク側に成膜するのが望まし
い。
【0050】「輪帯補正対物レンズ」にこの光学薄膜を
成膜した場合の光学ヘッドの一例を、図9および図10
に示す。図9はこの光学ヘッドの光学系、図10は図9
中の2波長レーザカプラを詳細に表した図である。
【0051】図9および図10を用いて、2波長レーザ
カプラおよびそれを用いた2波長光ピックアップにおけ
る光路を説明する。なお、ここでは再生するディスクを
DVDとCDとし、DVDを再生する場合とCDを再生
する場合に分けて説明する。
【0052】DVDを再生する場合には、第一の光源1
20a(通常は波長650nm)を出射した光は、マイ
クロプリズム110の45度面上に形成された偏光ビー
ムスプリッタ110aによって反射され、ウィンドウガ
ラス16に設けられた1/4λ板によって円偏光となさ
れ、コリメータレンズ12によって平行光となされた
後、プリズム13を介して対物レンズ14に入射し、対
物レンズ14によって光記録媒体15a(この場合DV
D)上の信号記録面に集光される。信号記録面から反射
された光は、再び対物レンズ14、プリズム13、コリ
メータレンズ12を介して、ウィンドウガラス16に設
けられた1/4λ板によって偏光方向を往路と90度回
転されて、偏光ビームスプリッタ110aに入射、透過
する。透過した光は、マイクロプリズム110の下面に
形成されたハーフミラー110bによって、透過光と反
射光に分岐され、透過光は第一の受光部群の前側130
aによって受光される。反射した光は、再びマイクロプ
リズム110の上面に形成された高反射膜110cによ
って反射されて、第一の受光部群の後側130bによっ
て受光される。
【0053】また、CDを再生する場合は、第二の光源
120b(通常は波長780nm)を出射した光は、マ
イクロプリズム110の45度面上に形成された偏光ビ
ームスプリッタ110aによって反射され、ウィンドウ
ガラス16を透過し(1/4λ板は、650nmに対し
て1.25λ板としておけば、780nmに対してはほ
ぼ1λ板となるため、偏光状態に変化はほとんどな
い)、コリメータレンズ12によって平行光となされた
後、プリズム13を介して対物レンズ14に入射し、対
物レンズ14によって光記録媒体15b(この場合C
D)上の信号記録面に集光される。対物レンズ14に入
射したNA0.45以上に相当する部分の光(外周光)
は、対物レンズ14のディスク側に成膜されたNA制限
膜14fによって反射されるため、ディスク上に集光し
ない。信号記録面から反射された光は、再び対物レンズ
14、プリズム13、コリメータレンズ12、ウィンド
ウガラス16を介して、偏光ビームスプリッタ110a
に入射、透過する。透過した光は、マイクロプリズム1
10の下面に形成されたハーフミラー110bによっ
て、透過光と反射光に分岐され、透過光は第2の受光部
群の前側140aによって受光される。反射した光は、
再びマイクロプリズム110の上面に形成された高反射
膜110cによって反射されて、第2に受光部群の後側
140bによって受光される。
【0054】図11に受光部の拡大図を示す。この図に
おいて、DVD再生の場合は、130a,130bから
の出力信号を用いて、スポットサイズ法(SSD法)に
よってフォーカスエラー信号を、13aからの出力信号
を用いて、差動位相差法(ヘテロダイン法:DPD法)
によってトラッキングエラー信号を得ている。
【0055】 SSD = {(a+e+d+h)-(b+c+f+g)}-{(i+l)-(j+k)} DPD = {(a+b+g+h)-(b+c+e+f)} の位相差演算 また、CD再生の場合は、140a、140bからの出
力信号を用いて、スポットサイズ法によってフォーカス
エラー信号を、140a,140bからの出力信号を用
いてTop−hold PushPull法(TPP
法)によってトラッキングエラー信号を得ている。
【0056】 SSD = {(m+p)-(n+o)}-{(q+t)-(s+r)} TPP = {(m+n+q+r)-(m+n+q+r)のTophold}+{(o+p
+s+t)-(o+p+s+t)のTophold} なお、この再生装置例では、CD再生時に波長780n
mの光源を用いているので、CDと同じ要領でCD−R
の再生も可能である。
【0057】以上より、本発明のNA制限膜付き対物レ
ンズを用いることにより、CDあるいはCD−R再生時
のNA0.45以上の部分による拡散光の影響を、簡便
に防止することが可能となり、輪帯補正対物レンズ方式
を用いつつも受光部の面積制限の必要がないため、受光
部の大きいスポットサイズ法によってフォーカスエラー
検出を行うことが可能である。
【0058】そして、フォーカスエラー検出にスポット
サイズ法を用いたということは、この光学薄膜を用いた
光学ヘッドが「ランド/グルーブ記録方式」のDVD−
RAM等の再生にも使用可能であることを意味してい
る。
【0059】したがって、本発明によれば、複数の波長
の光源を用いる光学系において、アクチュエータに負担
をかけず、かつ受光部サイズに制約を与えないように、
簡便に一方の波長に対するNAを制限でき、シンプル・
小型・軽量・高信頼性のCD/CD−R/DVD/DV
D−RAM互換ヘッドが実現可能である。
【0060】図12に、本発明の光ディスク装置の構成
例を示す。図12において、光ディスク装置50は、光
ディスク51を回転駆動する駆動手段としてのスピンド
ルモータ52と、光ヘッド53と、その駆動手段として
の送りモータ54とを備えている。ここで、スピンドル
モータ52は、システムコントローラ55およびサーボ
制御回路57により駆動制御され、所定の回転数で回転
される。
【0061】光ディスク51としては、複数の種類のデ
ィスクを選定して、それぞれ記録および/または再生で
きるようになっている。特に、「CD」「CD−R」
「DVD」等のディスクと「DVD−RAM」等の案内
溝のある構造を有する光ディスクとの互換性を有するデ
ィスク装置に対して適用するのがもっとも好適である
が、それにかかわらず、案内溝を有する光ディスク全般
に好適である。また、本発明は、このような互換機能ま
たは案内溝構造を特に有しない一般の光ディスク装置に
対しても適用できる。
【0062】信号変復調器56は、信号の変調、復調お
よびECC(エラー訂正符号)の付加を行う。光ヘッド
53は、信号変復調器56の司令にしたがって、この回
転する光ディスク51の信号記録面に対して、それぞれ
光照射を行う。このような光照射による記録が行われ
る。また、光ヘッド53は、光ディスク51の信号記録
面からの反射光束に基づいて、後述するような光ビーム
を検出し、各光ビームに対応する信号をプリアンプ58
に供給する。
【0063】プリアンプ58は、各光ビームに対応する
信号に基づいてフォーカスエラー信号、トラッキングエ
ラー信号、RF信号等を生成できるように構成されてい
る。再生対象とされる記録媒体の種類に応じて、サーボ
制御回路57、信号変復調器56等により、これらの信
号に基づく復調および誤り訂正処理等の所定の処理が行
われる。
【0064】これにより、復調された記録信号は、例え
ばコンピュータのデータストレイジ用であればインタフ
ェース59を介して、外部コンピュータ60等に送出さ
れる。これにより、外部コンピュータ60等は、光ディ
スク51に記録された信号を、再生信号として受け取る
ことができるようになっている。
【0065】上記光ヘッド53には、例えば光ディスク
51上に所定のトラックまで移動させるための送りモー
タ54が接続されている。スピンドルモータ52の制御
と、送りモータ54の制御と、光ヘッド53の対物レン
ズを保持する2軸アクチュエータのフォーカシング方向
およびトラッキング方向の制御は、それぞれサーボ制御
回路57により行われる。
【0066】なお、本発明において、透過率の角度依存
性を考える際には、入射偏光方向と、必要とされるスポ
ット形状に応じて、P偏光透過率、S偏光透過率、平均
透過率あるいはある偏光に対する透過率のいずれを考え
てもよい。
【0067】また、上記においては、対物レンズ表面に
光学薄膜を成膜しているが、これは角度の変化範囲が大
きいために用いているだけであり、特にこれに限定され
るものではなく、コリメータレンズや、2群により構成
される対物レンズ群の一方の表面に成膜してもかまわな
い。
【0068】また、現在光源として主要に用いられてい
るのは、波長780nm、650nm付近であるが、今
後より高密度なフォーマットとして、より単波長の41
0nm付近を用いるものが実用化された際にも、同様に
適用可能である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、複数の波長の光源
を用いる光学系において、本願発明の集光装置は、少な
くとも1つの波長の光について、所定の入射角以上の透
過率を低下させる開口数制限手段を設けたので、簡単な
構成によって、良好な集光スポットを形成でき、ノイズ
を低減して、精度良く異なる光記録媒体に対応できる。
【0070】また、複数の波長の光源を用いる光学系に
おいて、本願発明の光ヘッドは、少なくとも1つの波長
の光について、所定の入射角以上の透過率を低下させる
開口数制限手段を設けたので、簡単な装置構成で、良好
な集光スポットを形成でき、ノイズを低減して、精度良
く異なる光記録媒体に対応できる。
【0071】さらに、本願発明の光ディスク装置は、複
数の波長の光源より発せられた光のうち、少なくとも1
つの波長の光について、所定の入射角以上の透過率を制
限する開口数制限手段を光路中に設けたので、簡単な装
置構成で、良好な集光スポットを形成でき、ノイズを低
減して、精度良く異なる光記録媒体に対応できる。
【0072】また、本願発明により、新たにDVD−R
AM等の「ランド/グルーブ記録方式」の光ディスクに
対しても互換性を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対物レンズの実施の一例を示す図であ
る。
【図2】本発明の光学ヘッドの光学系の構成例を示す図
である。
【図3】実施例Aの光学薄膜についての説明のための図
であり、(a)は光が垂直に入射したときの反射率、
(b)は光が斜めに入射したときの反射率を示す。
【図4】実施例Bの光学薄膜のついての説明のための図
であり、(a)は光が垂直に入射したときの反射率、
(b)は光が斜めに入射したときの反射率を示す。
【図5】本発明の光学薄膜例の、波長650nmの光に
おける反射率の入射角度依存性を示す図である。
【図6】本発明の光学薄膜例の、波長780nmの光に
おける反射率の入射角度依存性を示す図である。
【図7】本発明の光学薄膜例の、入射角度0(垂直入
射)における平均反射率の波長依存性を示す図である。
【図8】本発明の光学薄膜を対物レンズに成膜した場合
の、波長780nmの光の透過および反射の様子を表す
図であり、(a)は対物レンズの光源側に、(b)は対
物レンズのディスク側に成膜した場合を示す。
【図9】「輪帯補正対物レンズ方式」において本発明の
光学薄膜を用いた場合の光学ヘッドの光学系の例を示
す。
【図10】図9における2波長レーザーカプラの詳細図
を示す。
【図11】図10における受光部の拡大図を示す。
【図12】本発明の光学薄膜を用いた光ディスク装置の
構成例を示す図である。
【図13】「有限系補正方式」による光ヘッドの光学系
を示す。
【図14】「輪帯補正対物レンズ方式」における対物レ
ンズの構成例を示す。
【符号の説明】
1……2波長レーザーカプラ、2……コリメータレン
ズ、3……プリズム、4……対物レンズ、4a……波長
650nmの光、4b……波長780nmの光、5……
光記録媒体、5s……信号記録面、5a……DVDディ
スク、5b……CDディスク、11……2波長レーザカ
プラ、12……コリメータレンズ、13……プリズム、
14……対物レンズ、14f……NA制限膜、15a…
…DVDディスク、15b……CDディスク、16……
ウィンドウガラス、110……マイクロプリズム、11
0a……ビームスプリッタ、110b……ハーフミラ
ー、110c……高反射膜、120a……第一の光源、
120b……第二の光源、130a……受光部、130
b……受光部、140a……受光部、140b……受光

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の波長の光が通過する光路に配置さ
    れる集光装置において、少なくとも1つの波長の光の所
    定の入射角以上の透過率を低下させる開口数制限手段を
    有することを特徴とする集光装置。
  2. 【請求項2】 前記開口数制限手段はレンズの所定の面
    に施された光学薄膜であることを特徴とする請求項1記
    載の集光装置。
  3. 【請求項3】 前記レンズは光記録媒体の対物レンズあ
    るいは対物レンズ群であることを特徴とする請求項1記
    載の集光装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の面は前記対物レンズあるいは
    前記対物レンズ群の、前記光記録媒体側の面であること
    を特徴とする請求項1記載の集光装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の面は前記対物レンズあるいは
    前記対物レンズ群の、前記光記録媒体の反対側の面であ
    ることを特徴とする請求項1記載の集光装置。
  6. 【請求項6】 前記光学薄膜は、垂直入射において、前
    記開口数を低下させる波長の光の波長より長い波長側に
    不透過帯を有する周期的多層膜であることを特徴とする
    請求項1記載の集光装置。
  7. 【請求項7】 前記光学薄膜は、垂直入射において、前
    記開口数を低下させる波長の光の波長より長い波長側に
    所定の波長以上の光を不透過とする短波長通過周期的多
    層膜であることを特徴とする請求項1記載の集光装置。
  8. 【請求項8】 異なる波長の光を用いる光記録媒体に対
    応した光ヘッドにおいて、前記一方の波長の光の開口数
    を制限するために、所定の入射角以上の透過率を低下さ
    せる開口数制限手段を有することを特徴とする光ヘッ
    ド。
  9. 【請求項9】 異なる波長の光を用いる光記録媒体に対
    応した光ディスク装置において、前記一方の波長の光の
    開口数を制限するために、所定の入射角以上の透過率を
    低下させる開口数制限手段を有することを特徴とする光
    ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010027208A (ja) * 2004-05-25 2010-02-04 Konica Minolta Opto Inc 対物光学素子及び光ピックアップ装置
JP7164818B2 (ja) 2020-03-12 2022-11-02 日亜化学工業株式会社 光源装置

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JP2010027208A (ja) * 2004-05-25 2010-02-04 Konica Minolta Opto Inc 対物光学素子及び光ピックアップ装置
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