JP4316240B2 - 管接続構造体セット及びそれを用いた管接続方法 - Google Patents

管接続構造体セット及びそれを用いた管接続方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管接続構造体セット及びそれを用いた管接続方法に関する。さらに詳しくは熱可塑性樹脂製の一方の管と他方の管を電気溶着による接合可能とするための管接続構造体セット及びそれを用いた管接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
1つの熱可塑性樹脂製接続管と、もう1つの熱可塑性樹脂製被接続管とを電気的に溶着接合する場合、すなわち、一対の熱可塑性樹脂製管の接続部(接続または接合させる部分)を電熱線で溶融させて一体に結合する場合、接続部のギャップの小さいことが重要であるが、そのギャップを所定値以内に押さえる方法は、例えば口径200mmを越える大口径熱可塑性樹脂製管では確立されていないか、いまだ実用化されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように熱可塑性樹脂製管の接続部のギャップは、所定値以内に抑えることが難しいわけであるが、具体的には、小口径管、いわゆる口径:200mm以下の管では、電気溶着を行う箇所において2mm以下にギャップを抑えることが重要であるとされている。しかし、この値を常に保障することが難しい。
さらに大口径管では、自重による管の扁平や、熱可塑性樹脂の熱膨張が生ずるので、少なくとも3mm以上のギャップが発生するとされ、ますますギャップを小さくすることが難しくなる。
このような2〜3mm以上の大きなギャップは、熱可塑性樹脂製管の漏れのない溶着接合をきわめて難しいものにしていると言える。
【0004】
このような熱可塑性樹脂製管同士の接続、特に大口径管同士の接続に際してギャップを小さくして電気溶着できるものとして、本発明の発明者らは、熱可塑性樹脂製管部と、この管部両端の受け口近傍の内周面に巻設された電熱線とを備え、管部の各受け口近傍の外周面に締付具の帯状部材を接続時に一時的に装着できる段落部を形成してなる管継手をすでに提案している(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−295778号
【0006】
本発明の主要な目的は、熱可塑性樹脂製の一方の管と他方の管とを直接的にも間接的にも接続することができると共に、接続部のギャップをより小さくし、電気溶着により漏れのない一体接続構造をもたらす管接続構造体セット及びそれを用いた管接続方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かくして、本発明によれば、両端に受け口と差し口を有する熱可塑性樹脂製管本体、又は熱可塑性樹脂製接続管と熱可塑性樹脂製被接続管のそれぞれの差し口が差し込まれる受け口を両端に有する熱可塑性樹脂製継手本体と、前記管本体又は継手本体の受け口近傍の内周面に沿って配置するに適した厚みサイズを選択可能な厚みサイズの異なる複数の電気溶融筒部とを備え、前記管本体又は継手本体は、その受け口近傍の内周面に、前記電気溶融筒部を装着するための内側段落部を有し、電気溶融筒部は、熱可塑性樹脂製円筒体と、この円筒体に付設され、通電により発熱して前記円筒体を溶融する電熱線とからなる管接続構造体セットが提供される。
【0008】
すなわち、本発明は、(A)両端に受け口と差し口を有する熱可塑性樹脂製管本体と、受け口側に設けられる1つの電気溶融筒部とを備えた管接続構造体、又は(B)両端に受け口を有する熱可塑性樹脂製継手本体と、各受け口側に設けられる2つの電気溶融筒部とを備えた管接続構造体セットを提供することができる。
上記(A)は、それ自体(管本体)に電気溶着機能を付加し、管継手を用いることなく複数の管本体を相互に接続、つまり一方の管本体の受け口に他方の管本体の差し口を差し込んで電気溶着により接続することができる。一方、上記(B)は、一般的な熱可塑性樹脂製の接続管と被接続管とを接続する場合に、それらの各差し口を、電気溶着機能を付加した継手本体の各受け口に差し込んで電気溶着により接続することができる。
つまり、熱可塑性樹脂製管は同じ口径サイズに製造された製品であっても公差によって厳密には個々にばらつきがあるため、上記構成(A)又は構成(B)に加えて、実際に接続しようとする熱可塑性樹脂製管同士のギャップに対応する厚みの電気溶融筒部を選択できるよう、厚みの異なる複数の電気溶着筒部が取り揃えられる。特に、大口径管では、自重による管の扁平や、熱可塑性樹脂の熱膨張が生ずるので、通常少なくとも3mm以上のギャップが発生するが、適正な厚みの電気溶融筒部を選択して使用することによってこのような2〜3mm以上の大きなギャップでも管同士を漏れ無く確実に電気溶着することができる。例えば、受け口の口径(内径):3000mmの管本体又は継手本体の場合、取り揃えられる電気溶融筒部としては、厚みが3mm、4mm、5mm、6mm、7mm、8mm、9mm、10mm等の複数種類を挙げることができる。この場合、厚みの異なる複数種類の電気溶融筒部の外径は、それぞれ管本体又は継手本体における内側段部の内径と略等しく設定されている。
【0009】
また、本発明によれば、(A)管本体又は(B)継手本体の受け口近傍の内周面に凹周溝状の内側段落部を形成し、さらに、(A)の場合には一方の管本体の受け口と他方の管本体の差し口とのギャップに対応する電気溶融筒部を内側段落部に装着することにより、また(B)の場合には継手本体の各受け口に差し込んだ接続管及び被接続管とのギャップに対応する電気溶融筒部を内側段落部に装着することにより、とりわけ大口径管においてもギャップを2mm以下にすることが可能となる。
そして、電気溶融筒部の電熱線に通電して発熱させることにより、(A)の場合その熱によって円筒体、円筒体の外周側の管本体、及び円筒体の内周側の管本体が溶融し、通電停止後に溶融樹脂が硬化して溶着一体化するので、一方の管本体と他方の管本体とを漏れ無く液密に一体接続することができる。また、(B)の場合には電熱線の発熱によって円筒体、円筒体の外周側の継手本体、円筒体の内周側の接続管又は被接続管が溶融し、通電停止後に溶融樹脂が硬化して溶着一体化するので、接続管及び被接続管と継手本体とを漏れ無く液密に一体接続することができる。
【0010】
本発明において、(A)管本体又は(B)継手本体と、電気溶融筒部の円筒体は、同じ熱可塑性樹脂材料で形成されてなるものが、管本体又は継手本体と、円筒体との溶着の容易性及び大きな溶着強度を得られる点で好ましい。
さらに、(B)においては、継手本体及び電気溶融筒部の円筒体は、接続管・被接続管と同じ熱可塑性樹脂材料で形成されてなるものが、継手本体と接続管・被接続管との溶着の容易性及び大きな溶着強度を得られる点で好ましい。例えば、接続管・被接続管の熱可塑性樹脂材料が、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などのオレフィン系樹脂であれば、継手本体の熱可塑性樹脂材料としてもポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などのオレフィン系樹脂を好ましいものとして挙げることができる。
【0011】
また、電気溶融筒部において、電熱線は、熱可塑性樹脂製円筒体に螺旋状に付設されてなるか、円周方向に蛇行状に付設されてなる形態を採用することができる。これらの場合、電熱線全体が円筒体の外周壁内部に埋め込まれていることが好ましく、これによって電熱時に円筒体の外周面側と内周面側をむらなく均一に溶融することができ、溶着強度を全周に渡って均一に確保することができる。
【0012】
本発明において、管本体は、受け口の口径(内径):200〜3000mm程度、差し口の口径(外径):200〜3000mm程度の大口径であるものが、技術的効果が大きい点で好ましい。また、継手本体は、各受け口の口径(内径):200〜3000mm程度の大口径であるものが、技術的効果が大きい点で好ましい。
【0013】
本発明の管接続構造体は、帯状部材と、この帯状部材を管本体又は継手本体の各受け口近傍の外周面に装着して締め付ける締付具とを有してなる締付リングをさらに備え、
管本体又は継手本体が、受け口近傍の外周面に、前記帯状部材を一時装着するための外側段落部を有するものとしてもよい。
このような構成によれば、(A)管本体又は(B)継手本体の受け口近傍の外周面に形成した外側段落部に帯状部材を装着し、締付具にて締め付けながらあるいは締め付けた後、電熱線に通電し、(A)の場合は一方の管本体の受け口と他方の管本体の差し口との接続部のギャップを完全になくした上で、(B)の場合は接続管・被接続管と継手本体の各受け口との接続部のギャップを完全になくした上で、電気溶着することができる。この結果、より確実に漏れの無い一体の接合構造を得ることができる。
【0014】
本発明において、外側段落部を締め付ける、好ましい締付リングとしては、帯状部材として好ましくは鋼鉄またはステンレス鋼製のバンドと、このバンドの一端に固定され、バンドを管本体又は継手本体の受け口の周りに胴巻きさせ、他端を一端の外側を通って外部に延ばすストッパ輪具と、外部に延びたバンドをストッパ輪具に対して引っ張ることにより受け口を外周囲から締め付ける締付具としての締付ハンドルとからなるものが挙げられる。
【0015】
本発明において、締付具での帯状部材の締め付けによる受け口外径の変形(縮小)程度は、口径において、1〜10mm程度確保できることが好ましい。
なお、この受け口外径の変形は、主として樹脂の弾性変形によって生じることとなる。そしてこのような受け口外径を得るために、外側段落部の好ましい深さは、管本体又は継手本体の受け口の接続前の肉厚を15〜25mmとして、3〜5mmであり、軸方向の幅は、帯状部材の幅と同じか、あるいはそれより若干大きく設定される。
また、管本体又は継手本体の内側段落部の好ましい深さは、受け口の接続前の肉厚を15〜25mmとして、5〜10mmであり、軸方向の幅は、電気溶融筒部の幅と同じか、あるいはそれより若干大きく設定される。
【0016】
本発明において、各外側段落部の、対応する受け口の先端側端部は、対応する内側段落部のそれより先端側に配すると、電気溶着の際に溶融した樹脂が外部に流出するのを防ぎ、またより確実に溶着に結びつけることができるので好ましい。
【0017】
また、管本体又は継手本体の受け口をその外周囲から締付リングにて締め付けるに際しては、接続部の内周面を支持具により支持することが好ましい。
ここで、好ましい支持具としては、円弧状に曲げられた長い板状部材(好ましくは鋼鉄またはステンレス鋼製)と、この板状部材の両端部を、間隔を調節可能に連結し、板状部材の外周面で接続部の内周面を接触支持する連結具とからなるものが挙げられる。
【0021】
本発明は、さらに別の観点によれば、上記構成(A)と厚みの異なる複数の電気溶着筒部とを備えた上述の管接続構造体セットを用いる管接続方法(A−1)であって、
(1) 相互に接続する一方の管本体の受け口と他方の管本体の差し口とのギャップを測定し、
(2) このギャップに対応する厚みサイズの電気溶融筒部を、厚みサイズの異なる2つ以上の電気溶融筒部の中から1つ選択し、
(3) 選択した電気溶融筒部を管本体の受け口近傍の内側段落部に装着し、
(4) 他方の管本体の差し口を一方の管本体の受け口に差し込み、
(5) 電気溶融筒部の電熱線に通電することにより円筒体、この円筒体近傍の前記一方の管本体及び他方の管本体をそれぞれ溶融して、一方の管本体と他方の管本体を溶着する管接続方法を提供できる。
【0022】
あるいは、上記構成(B)と厚みの異なる複数の電気溶着筒部とを備えた上述の管接続構造体セットを用いる管接続方法(B−1)であって、
(1)予め接続管・被接続管の各差し口と継手本体の各受け口とのギャップを測 定し、
(2)この各ギャップに対応する厚みサイズの電気溶融筒部を、厚みサイズの異 なる3つ以上の電気溶融筒部の中から2つ選択し、
(3)選択した電気溶融筒部を継手本体の各受け口近傍の内側段落部にそれぞれ 装着し、
(4)接続管及び被接続管を継手本体の各受け口に差し込み、
(5)電気溶融筒部の電熱線に通電することにより円筒体、この円筒体近傍の継 手本体、及び前記円筒体近傍の接続管又は被接続管をそれぞれ溶融して、 継手本体と接続管・被接続管を溶着する管接続方法を提供できる。
【0023】
上記管接続方法(A−1) (B−1)において、
工程(5)の前に、管本体又は継手本体の外側段落部に締付リングを装着する工程と、
工程(5)の前又は工程(5)中に、締付リングの帯状部材を締付具で締め付ける工程と、
工程(5)の後に、管本体又は継手本体から締付リングを取り外す工程とを含むようにしてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る熱可塑性樹脂製管継手の実施形態の一つを図によって説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
【0025】
[実施の形態1]
図1は本発明に係る管接続構造体の実施の形態1を示す概略構成説明斜視図であり、図2は同実施の形態1の管接続構造体における継手本体の断面図であり、図3は同実施の形態1の管接続構造体の接合途中を示す要部断面図であり、図4は同実施の形態1の電気溶融筒部を示す斜視図であって、同図(a)は電熱線が円筒体に螺旋状に付設されたもの、同図(b)は電熱線が円筒体に円周方向に蛇行状に付設されたものを表し、図5は同実施の形態1の管接続構造体の接合途中の接合部を示す要部拡大図であって、同図(a)は接合部のギャップが大きい場合を表し、同図(b)は接合部のギャップが小さい場合を表している。
【0026】
本発明の管接続構造体(又は管継手構造)Kは、例えばポリエチレン樹脂からなる熱可塑性樹脂製継手本体3と、この継手本体3の各受け口5、5a近傍の内周面に沿って配置される一対の電気溶融筒部6、6aと、継手本体3の各受け口5、5a近傍の外周面に一時的に装着される一対の締付リング30、30aとを備えている。なお、図1と図3において、1は接続管、2はその差し口であり、1aは被接続管、2aはその差し口である。
【0027】
さて、継手本体3は、その各受け口5、5aの近傍の内周面に、前記電気溶融筒部6、6aを装着するための内側段落部としての内側凹周溝8、8aを有すると共に、その各受け口5、5aの近傍の外周面に、上記締付リング30、30aを一時装着する外側段落部としての外側凹周溝7、7aを有している。また、継手本体3の内周面における内側凹周溝8、8aの略中間には、接続管1の差し口2及び被接続管1aの差し口2aを位置決めする円環状の当り部4が形成されている。
【0028】
さらに詳しく説明すると、継手本体3の外側凹周溝7、7aにおける厚みは、締付リング30、30aによる締め付け力が十分伝わるように比較的薄く設計されるのが好ましい。例えば、口径(内径D):3000mmの継手本体3の場合、継手本体3全体の肉厚T:24mm、外側凹周溝7、7aの深さ:4mmに設定し、継手本体3における外側凹周溝7、7aの厚み(内側凹周溝8、8aを除く部分)は20mmとされ、外側凹周溝7、7aの幅(軸方向)は締付リング30、30aの帯状部材の幅と略等しく、例えば40mmに設定される。
さらに、外側凹周溝7、7aの位置は、内側凹周溝8、8aの位置よりやや管端部側にある(締付リング30、30aの帯状部材の先端側位置が、電気溶融筒部6、6aのそれより約10mm先端側にある)。つまり、電気溶融筒部6、6aへの通電により溶融される熱可塑性樹脂(ポリエチレン樹脂)に確実に圧力がかかるようにし、受け口2、2aを変形させてギャップG1、G2を小さくすることを可能にしている。
【0029】
図3と図4(a)に示すように、電気溶融筒部6、6aは、例えばポリエチレン樹脂からなる熱可塑性樹脂製円筒体26と、この円筒体26に付設され、通電により発熱して円筒体26、この円筒体26近傍の継手本体3及び円筒体26近傍の接続管1又は被接続管1aをそれぞれ溶融する電熱線(ヒータ)27からなる。
【0030】
図4(a)に示す電気溶融筒部6は、電熱線27が円筒体26に螺旋状に付設されたものである。この電気溶融筒部6の製造方法としては、先ず設計内径寸法、設計幅寸法、かつ設計厚さ寸法の略半分の円筒体を熱可塑性樹脂にて形成し、その円筒体の外周面に電熱線27を螺旋状(コイル状)に巻き、その上から熱可塑性樹脂を最終的な設計厚さ寸法まで均一に塗布して、電熱線27が埋設された円筒体6を形成する方法を一例として挙げることができる。
また、図4(b)に示すように、本発明では、電熱線127を円筒体126に円周方向に蛇行状に付設した電気溶融筒部106を用いてもよい。この電気溶融筒部106の製造方法としては、先ず設計長さ寸法、設計幅寸法、かつ設計厚さ寸法の略半分の帯板材を熱可塑性樹脂にて形成し、その帯板材の一面に電熱線127を長手方向に蛇行状に配線し、その上から熱可塑性樹脂を最終的な設計厚さ寸法まで均一に塗布し、これを筒状に曲げてその両端を熱溶着して、電熱線127が埋設された円筒体126を形成する方法を一例として挙げることができる。なお、図4(a)(b)の各電気溶融筒部6、106は、その電熱線27、127の両端は所定寸法円筒体26、126の外周面に露出しており、継手本体3の内側凹周溝に装着される際、内側凹周溝内から外周面に貫通する孔部を通して電熱線27、127の両端を外部に突出させて電源と接続可能とされている。
【0031】
次に、継手本体3の各受け口5、5a近傍の外側凹周溝7、7aに一時的に装着される締付リング30、30aの構成、組立て及び装着方法について、図6に基づいて説明する。
▲1▼ 継手本体3の受け口5に形成した外側凹周溝7の外周長さより約500mm長い鋼鉄製バンド10を用意する(図6のa)。バンド10の幅は約30mmである。
▲2▼ バンド10の一方の端部にストッパ輪具12を装着し、そのストッパ輪具12より先の100mm部分を折り返す(図6のb)。
▲3▼ バンド10の他方の端部を、ストッパ輪具12で一方の端部より上位に挟み込み、外部に延ばす(図6のc)。
▲4▼ 締付ハンドル13を、バンド10の他方の端部に装着し、次いで継手本体3の受け口5に形成した外側凹周溝7にバンド10を胴巻きにして装着し、締付ハンドル13を回転操作することにより継手本体3の受け口5を締め上げる(図6のd)。
【0032】
さらに、本発明の管接続構造体Kは、図7に示すように、上記締付リング30、30aにて継手本体3の外側凹周溝7、7aを締め付けるに際して、接続管1・被接続管1aの内周面を支持する支持具として一対のステンレス鋼製円形リング11、11aを備えるのもよい。この円形リング11は、円弧状に曲げられた長い板状部材11bと、その対向する一対の自由端14、15を連結する連結具16とからなり、この連結具16はさらにネジ軸19、20と調節部21とからなる。そして調節部21をネジ軸19、20と同軸に回転して板状部材11b全体の外径を調節する。この円形リング11は、管内部に作業者が入って装着・取り外しできる大口径(例えば800〜3000mm)の接続管1・被接続管1aに適用される。
【0033】
このように、実施の形態1の管接続構造体Kの基本構成は、継手本体3と、この継手本体3の各受け口5、5a寄りの内側凹周溝8、8aに装着される一対の電気溶融筒部6、6aと、各受け口5、5a寄りの外側凹周溝7、7aに一時的に装着される一対の締付リング30、30aとを備え、接続対象とする接続管1及び被接続管1aが大口径の場合は一対の円形リング11、11aも具備するものであるが、これに加えて図5(a)(b)に示すように、厚みtの異なる3つ以上(2種類以上)の電気溶融筒部6、6aをセットとして取り揃えることにより、接続管1・被接続管1aと継手本体3とのギャップG1、G2に対応できる管継手セットが構成される。
【0034】
電気溶融筒部6の厚みサイズとしては、例えば口径200mm用では、厚みt:3mm、4mm、5mmの3種類が少なくとも2個ずつ用意され、口径3000mm用では、厚みt:3〜10mm以上の1mm単位で異なる複数種類が少なくとも2個ずつ用意される。図5(a)は接続管1と継手本体3との大きなギャップG1に対応すべく、厚みtの厚い電気溶融筒部6が用いられた場合を示し、図5(b)は被接続管1と継手本体3との小さなギャップG1に対応すべく、厚みtの薄い電気溶融筒部6が用いられた場合を示している。
【0035】
次に、上記構成からなる管接続構造体Kを備えた管接続構造体セットを用いて、大口径(例えば3000mm)の接続管1と被接続管1aとを接続する管接続方法の一例を、図1〜図7を参照しながら説明する。
【0036】
工程(1):先ず、予め接続管1・被接続管1aの各差し口2、2aと継手本体3の各受け口5、5aとのギャップG1、G2を測定する。ギャップの測定方法の一例としては、実際に使用する接続管1・被接続管1aの各差し口2、2aを上記円形リング11、11aなどを用いて略真円に保持し、その状態での外径を測定する。これと同様な方法で継手本体3の各受け口5、5aの内径を測定し、継手本体3の内径と接続管1の外径との差、及び継手本体3の内径と被接続管1aの外径との差をそれぞれギャップG1、G2とする。
工程(2):測定したギャップG1、G2に対応する厚みサイズの電気溶融筒部6、6aを選択する。
工程(3):選択した各電気溶融筒部6、6aを継手本体3の内側凹周溝8、8aにそれぞれ装着する。この際、各電気溶融筒部6、6aを楕円形に弾性変形させて各受け口5、5aに挿入し、弾性変形を解除し各電気溶融筒部6、6aを円形に復元させて各内側段落部8、8aに嵌め込む。
なお、接続管1・被接続管1aと、この接続管1・被接続管1aに対応する適正な厚みサイズの電気溶融筒部6、6aが装着された継手本体3との組み合わせを現場で取り違えることがないようにするなら、上記工程(1)〜(3)は現場以外の場所で行ってもよい。
【0037】
工程(4):接続管1及び被接続管1aを継手本体3の各受け口5、5aに差し込む。
工程(4−1):継手本体3の各外側段落部7、7aに一対の締付リング30、30aを装着し、かつ接続管1と被接続管1aの内周面の締付リング30、30aに対応する位置に一対の円形リング11、11aを装着する。なお、接続管1・被接続管1aの口径が小さく、内部に作業者が入れない場合は、一対の円形リング11、11aの装着作業は省略される。
工程(4−2):締付リング30、30aのバンドを管内部の中心方向に締め付け、両接続管1、1aの差し口2、2aと継手本体3の受け口5、5aとの間の隙間(ギャップG1、G2)を2mm以下に縮小して保持する。なお、締め付けを行うトルク力は、具体的には35N・mに設定され、それによって受け口5、5aの外径を変形させ、口径において7mm程度縮小させる。
【0038】
工程(5):電気溶融筒部6、6aの各電熱線27に通電して各円筒体26を溶融し、かつ接続管1・被接続管1aの外周面及び継手本体3の内周面を溶融し、接続管1・被接続管1aと継手本体3とを溶着する。なお、大口径管のエレクトロフュージョン(電気溶着)継手を溶着接合させる時、特にギャップが8mm以上生じている場合は、通電途中に更に締付リング30、30aによる増締めを実施してもよい。増締めは、通電が開始された後の時点で行うため、受け口5、5aは十分発熱しており、締め付け力がさらに大きく伝達可能な状態となる。従って、再度35N・mにトルクを設定し、締め付けると、10mmまたはそれ以上のギャップを押さえることができる。
工程(6):継手本体3の内部から一対の円形リング11、11aを取り外し、かつ継手本体3の外周から一対のバンド30、30aを取り外す。
【0039】
[実施の形態2]
図8は本発明に係る管接続構造体の実施の形態2を示す斜視図であり、図9は同実施の形態2の管接続構造体の接合途中を示す要部断面図である。なお、図8と図9において、上記実施の形態1(図1〜図7)と同一の要素には同一の符号を付している。
【0040】
上記実施の形態1の管接続構造体Kが、熱可塑性樹脂製の接続管と被接続管とを接続する管継手であるのに対し、この実施の形態2の管接続構造体K1は、流路を構成する管自体に継手機能を付加したものである。この実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、比較的長尺の所定長さ(例えば3〜6m)に管本体103が形成された点、その管本体103の両端に受け口105と、この受け口105の内径D1と略等しい外径D2の差し口115とを有する点、管本体103の受け口105寄りにテーパ状の段部116を設けて管本体103の大部分を差し口115と同じ径まで絞り、かつ管本体103の受け口105に挿入した他の管本体103の差し口115の端部を段部116にて当止めするように構成した点である。実施の形態2において、その他の構成は実施の形態1とほぼ同じである。
【0041】
つまり、実施の形態2の管接続構造体K1の基本構成は、管本体103と、この管本体103の受け口105寄りの内側凹周溝108に装着される電気溶融筒部6と、受け口105寄りの外側凹周溝107に一時的に装着される締付リング30とを備え、大口径の場合は円形リング11も具備するものである。これに加えて、上述したように厚みtの異なる2つ以上(2種類以上)の電気溶融筒部6(図5(a)(b)参照)をセットとして取り揃えることにより、相互に接続する一方の管本体103と他方の管本体103とのギャップGに対応できる管接続構造体セットが構成される。
【0042】
次に、上記構成からなる管接続構造体K1を備えた管接続構造体セットを用いて、大口径(例えば3000mm)の管本体103と管本体103とを接続する管接続方法の一例を説明する。
【0043】
工程(1):先ず、予め相互に接続する一方の管本体103の受け口105と他方の管本体103の差し口115とのギャップGを測定する。
工程(2):このギャップGに対応する厚みサイズの電気溶融筒部6を1つ選択する。
工程(3):選択した電気溶融筒部6を一方の管本体103の受け口105近傍の内側段落部108に装着する。
工程(4):他方の管本体103の差し口115を一方の管本体103の受け口105に差し込む。
工程(4−1):一方の管本体103の外側段落部107に締付リング30を装着し、かつ他方の管本体103の内周面の締付リング30に対応する位置に円形リング11を装着する。なお、口径が小さく、内部に作業者が入れない場合は、円形リング11の装着作業は省略される。
工程(4−2):締付リング30のバンドを管内部の中心方向に締め付け、双方の管本体103、103の受け口105と差し口115との間の隙間(ギャップG)を2mm以下に縮小して保持する。なお、締め付けを行うトルク力は、具体的には35N・mに設定され、それによって受け口105の外径を変形させ、口径において7mm程度縮小させる。
工程(5):電気溶融筒部6の電熱線27に通電することにより円筒体26、この円筒体26近傍の一方の管本体103及び他方の管本体103をそれぞれ溶融して、一方の管本体103と他方の管本体103とを溶着する。なお、大口径管のエレクトロフュージョン(電気溶着)を行う時、特にギャップが8mm以上生じている場合は、通電途中に更に締付リング30による増締めを実施してもよい。増締めは、通電が開始された後の時点で行うため、受け口105は十分発熱しており、締め付け力がさらに大きく伝達可能な状態となる。従って、再度35N・mにトルクを設定し、締め付けると、10mmまたはそれ以上のギャップを押さえることができる。
工程(6):管本体103の内部から円形リング11を取り外し、かつ管本体103の外周からバンド30を取り外す。
【0044】
[他の実施の形態]
1.上記実施の形態2の管接続方法では、本発明の管接続構造体K1、K1同士 を接続する場合を説明したが、本発明の管接続構造体K1と一般的な熱可 塑性樹脂製管とを接続することもできる。また、実施の形態1の管接続構 造体Kと実施の形態2の管接続構造体K1とを併用してもよい。
2.実施の形態1の管接続構造体Kでは、同じ口径の接続管と被接続管とを接続するものであったが、口径の異なる接続管と被接続管とを接続できるよう継手本体3の両端の各受け口5、5aの口径を異ならせたものに構成するのもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明の管接続構造体によれば、管本体又は継手本体の受け口近傍の内周面に凹周溝状の内側段落部を形成し、さらに受け口に差し込んだ接続しようとする管とのギャップに対応する電気溶融筒部を内側段落部に装着することにより、とりわけ大口径管においてもギャップを2mm以下にすることが可能となる。そして、電気溶融筒部の電熱線に通電して発熱させることにより、その熱によって接続部が溶融し、通電停止後に溶融樹脂が硬化して溶着一体化するので、管相互を漏れ無く液密に一体接続することができる。
【0046】
また、本発明の管接続構造体セット及びそれを用いた管接続方法によれば、実際に使用する管本体と管本体(又は一般的な管)とのギャップ、又は被接続管・接続管と継手本体とのギャップに対応する厚みサイズの電気溶融筒部を選択して使用することができる。特に、大口径管では、自重による管の扁平や、熱可塑性樹脂の熱膨張が生ずるので、通常少なくとも3mm以上のギャップが発生するが、このような2〜3mm以上の大きなギャップでも、適正な厚みの電気溶融筒部を選択し使用することによって管相互を漏れ無く確実に電気溶着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管接続構造体の実施の形態1を示す概略構成説明斜視図である。
【図2】同実施の形態1の管接続構造体における継手本体の断面図である。
【図3】同実施の形態1の管接続構造体の接合途中を示す要部断面図である。
【図4】同実施の形態1の電気溶融筒体を示す斜視図であって、同図(a)は電熱線が円筒体に螺旋状に付設されたもの、同図(b)は電熱線が円筒体に円周方向に蛇行状に付設されたものを表している。
【図5】同実施の形態1の管接続構造体の接合途中の接合部を示す要部拡大図であって、同図(a)は接合部のギャップが大きい場合を表し、同図(b)は接合部のギャップが小さい場合を表している。
【図6】図3のバンドの構成説明図である。
【図7】図3の支持具の要部拡大を含む説明図である。
【図8】本発明に係る管接続構造体の実施の形態2を示す斜視図である。
【図9】同実施の形態2の管接続構造体の接合途中を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 接続管
1a 被接続管
2、2a、115 差し口
3 継手本体
5、5a、105 受け口
6、6a、106 電気溶融筒部
26、126 円筒体
27、127 電熱線
30、30a 締付リング
103 管本体
D、D1 内径
T 厚み
t 厚み
G、G1、G2 ギャップ

Claims (11)

  1. 両端に受け口と差し口を有する熱可塑性樹脂製管本体、又は熱可塑性樹脂製接続管と熱可塑性樹脂製被接続管のそれぞれの差し口が差し込まれる受け口を両端に有する熱可塑性樹脂製継手本体と、前記管本体又は継手本体の受け口近傍の内周面に沿って配置するに適した厚みサイズを選択可能な厚みサイズの異なる複数の電気溶融筒部とを備え、
    前記管本体又は継手本体は、その受け口近傍の内周面に、前記電気溶融筒部を装着するための内側段落部を有し、
    電気溶融筒部は、熱可塑性樹脂製円筒体と、この円筒体に付設され、通電により発熱して前記円筒体を溶融する電熱線とからなることを特徴とする管接続構造体セット
  2. 電気溶融筒部は、その熱可塑性樹脂製円筒体に電熱線が螺旋状に付設されてなるか、円周方向に蛇行状に付設されてなる請求項1に記載の管接続構造体セット
  3. 管本体又は継手本体の受け口の内径が、200〜3000mmである請求項1又は2に記載の管接続構造体セット
  4. 管本体又は継手本体と、電気溶融筒部の円筒体とが、同じ熱可塑性樹脂で形成されてなる請求項1〜3のいずれか1つに記載の管接続構造体セット
  5. 継手本体が、接続管又は被接続管と同じ熱可塑性樹脂材料で形成されてなる請求項1〜4のいずれか1つに記載の管接続構造体セット
  6. 帯状部材と、この帯状部材を管本体又は継手本体の受け口近傍の外周面に装着して締め付ける締付具とを有してなる締付リングをさらに備え、
    管本体又は継手本体が、受け口近傍の外周面に、前記帯状部材を一時装着するための外側段落部を有する請求項1〜5のいずれか1つに記載の管接続構造体セット
  7. 受け口の接続前の肉厚が、15〜25mmである請求項1〜6のいずれか1つに記載の管接続構造体セット
  8. 外側段落部の、対応する受け口の先端側端部が、対応する内側段落部のそれより先端側に位置してなる請求項6又は7に記載の管接続構造体セット
  9. 請求項に記載の管接続構造体セットを用いる管接続方法であって、
    (1) 相互に接続する一方の管本体の受け口と他方の管本体の差し口とのギャ
    ップを測定し、
    (2) このギャップに対応する厚みサイズの電気溶融筒部を、厚みサイズの異
    なる2つ以上の電気溶融筒部の中から1つ選択し、
    (3) 選択した電気溶融筒部を管本体の受け口近傍の内側段落部に装着し、
    (4) 他方の管本体の差し口を一方の管本体の受け口に差し込み、
    (5) 電気溶融筒部の電熱線に通電することにより円筒体、この円筒体近傍の
    前記一方の管本体及び他方の管本体をそれぞれ溶融して、一方の管本体
    と他方の管本体を溶着することを特徴とする管接続方法。
  10. 請求項に記載の管接続構造体セットを用いる管接続方法であって、
    (1)予め接続管・被接続管の各差し口と継手本体の各受け口とのギャップを測
    定し、
    (2)この各ギャップに対応する厚みサイズの電気溶融筒部を、厚みサイズの異
    なる3つ以上の電気溶融筒部の中から2つ選択し、
    (3)選択した電気溶融筒部を継手本体の各受け口近傍の内側段落部にそれぞれ
    装着し、
    (4)接続管及び被接続管を継手本体の各受け口に差し込み、
    (5)電気溶融筒部の電熱線に通電することにより円筒体、この円筒体近傍の継
    手本体、及び前記円筒体近傍の接続管又は被接続管をそれぞれ溶融して、
    継手本体と接続管・被接続管を溶着することを特徴とする管接続方法。
  11. 工程(5)の前に、管本体又は継手本体の外側段落部に締付リングを装着する工程と、
    工程(5)の前又は工程(5)中に、締付リングの帯状部材を締付具で締め付ける工程と、
    工程(5)の後に、管本体又は継手本体から締付リングを取り外す工程とを含む請求項9又は10に記載の管接続方法。
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