JP4314679B2 - Game device, server device - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信手段を介した相手と囲碁ゲーム対局などの対局ゲームを行なうゲーム装置、対局ゲームを行なう際の各種サービスを提供するサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来では、パーソナルコンピュータを端末として、パソコン通信のホストコンピュータや、インターネット上の所定のサーバ(プロバイダ)に接続し、囲碁、将棋、チェスなどのゲームを対戦(対局)するシステムがある。また、パソコンの代わりに専用端末を用いて、囲碁、将棋、チェスなどの対局を行う対局システムもある。また、こうした対局システムが提供するサービスには、現在実行中の対局を観戦する観戦サービス、プロ同士の対局など過去の棋譜を提供する棋譜提供サービスなどがある。
【0003】
また、従来の対局システムあるいは囲碁などを実行できる電子ゲーム装置では、自分の打った対局やプロの対局の棋譜を複数保存しておき、好きな時に任意に選択して鑑賞することができる機能を持つものがあった。
【0004】
現在実行中の対局を観戦する場合、あるいは保存してある棋譜を鑑賞しようとした場合には、何れの場合もテキストベースで複数の対局について、対局者の名前と段級が一覧表示され、その中から観戦あるいは鑑賞の対象とする対局を選択するようになっている。また、棋譜を保存するために、棋譜データを他から取り込もうとした場合にも同様で、テキストベースで棋戦名と対局者名、月日が表示され選択するようになっている。
【0005】
また、従来では棋譜の鑑賞を行なう場合には、並べ返すことはできたが、並べ返しをしながら途中で変化を検討したり、また元の棋譜に戻って進行を追いかけたりするような操作が非常に不便であった。
【0006】
具体的には、(1)単に保存してある棋譜を順番に並べるだけのもの、(2)途中で着手を変更させると、元の棋譜が消えて上書きされてしまうもの、(3)途中で着手を変更して、再度また元の棋譜に戻ろうとする場合には、元の棋譜ファイルを再度読み込まなくてはならないものといった具合である。
【0007】
また、考慮時間の限られた対局中に試し打ちをする他にも、局後に自分の碁を振り返りながら試し打ちをして検討を加えたり、プロの高手の碁を鑑賞しながら途中で試し打ちをして、自分なりにプロの着手を理解しようとする事は、棋力向上にも有効で、非常に有用である。
【0008】
また、棋譜を単に鑑賞したり、試し打ちをするだけでなく、自分なりに考えた手と実際のプロの手との比較を重ねながら、一手一手鑑賞することができれば、棋力向上に大変有効であると考えられるが、従来の対局システムではこうしたことを補助する機能が搭載されていない。
【0009】
さらに、従来より囲碁将棋の世界では、大盤解説会という催しがある。これは。プロ棋士同士の対局を、ほぼリアルタイムに別のプロ棋士が会場の観客に対して解説するというもので、とても人気の高い催しである。これは、リアルタイムで著名なプロ同士の対局を見て進行が追える事、またリアルタイムで解説してもらえる事などが人気の原因と思われる。しかし、従来の通信対局システムでは、このようなサービスは行われていなかった。しかしながら、リアルタイムで対局を観戦でき、解説もしてもらえるサービスが提供できれば、自宅にいながら大盤解説会に参加しているのと同じような事が可能となり、ユーザに対して大変有効なサービス提供が可能となる。
【0010】
さらに、従来より、囲碁などの学習法として、本によるもの、ビデオ講座によるもの、カルチャーセンターなどの囲碁講座などがあった。しかし、本やビデオによるものは、説明を一方的に受けるだけのもので、本を読み進める途中で出てきた疑問などは、当然、自分で解決したり、強い人を捜して教えてもらうなどの方法しかなかった。また、カルチャーセンターなどの講座では、その営業形態から、特に会社員などはなかなか時間の都合が付きにくかったり、また、近所にそのような講座を開いている場所が無かったりで、参加しづらいものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の対局システムでは、現在実行中の対局を観戦する際には、観戦対象とする棋譜をテキストベースで一覧表示される名前と段級から選択するようになっていたために、対局の内容や進行状況が全く分からなかった。そのため、観戦を始めたものの始まったばかりで面白くなかったり、見始めた途端に終局になってしまったり、その対局自体がつまらなかったりする事が多かった。
【0012】
また、保存されている棋譜を鑑賞する場合も、単に並べ返すことはできたが、並べ返しをしながら途中で変化を検討したり、また元の棋譜に戻って進行を追いかけたりするような操作が非常に不便であった。
【0013】
また、考慮時間の限られた対局中に試し打ちをしたり、自分なりに考えた手と実際のプロの手との比較を重ねながら検討を加えるといったことが、操作性良く行なうことができなかった。
【0014】
また、対局を観戦したり、保存された棋譜を鑑賞できたとしても、リアルタイムで大盤解説会で行われるような解説を得ることができず、また途中で出てきた疑問などについては、後でカルチャーセンターにおいて、あるいは強い人を捜して教えてもらうなどの方法しかなく、こうしたことができない場合には自分で考えるしかなかった。
【0015】
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、対局の観戦(鑑賞)の使い勝手が良く、かつ棋力向上に有効なゲーム装置、及びサーバ装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るサーバ装置は、通信手段を介して接続される装置間で囲碁の対局ゲームを行なわせるサーバ装置において、複数の対局ゲームの内容を記憶する記憶手段と、通信手段を介して接続された装置からの対局ゲームの内容の取得要求があった場合に、前記記憶手段によって記憶された複数の対局ゲームの対局者とそれぞれの段級、及び対局の手数をリスト形式によって通知し、通信先の装置においてリスト表示させる第1通知手段と、通信手段を介して接続された装置からの対局ゲームの内容の取得要求があった場合に、前記記憶手段によって記憶された複数の対局ゲームの中の所定数の対局ゲームの内容を通知し、通知先の装置において所定数の対局ゲームの盤面状況を同時に表示させる第2通知手段と、前記通信回線を介して接続される装置からの要求により前記第1通知手段による通知から前記第2通知手段による通知に切り換える手段と、前記第1通知手段によってリスト形式によって通知した複数の対局ゲームから特定の対局ゲームを選択する要求があった場合、または前記第2通知手段によって通知した所定数の対局ゲームの内容から特定の対局ゲームを選択する通知があった場合、前記記憶手段に記憶された該当する対局ゲームの内容を送信するゲーム内容送信手段とを具備したことを特徴とする。
【0017】
これにより、サーバ装置に記憶されている対局ゲームの内容を、リスト形式によって通知する複数の対局ゲーム(対局リスト表示)から、あるいは同時に表示させる所定数の対局ゲームの状況(縮小盤面表示)から、対象とする対局ゲームを任意に選択させることができる。
【0018】
また、前記記憶手段によって記憶される複数の対局ゲームの内容は、通信手段を介して接続される装置間で実行中の対局ゲームの内容、または過去に行われた対局ゲームの内容であることを特徴とする。
【0019】
これにより、実行中の対局ゲームの内容を観戦しせたり、過去に行われた対局ゲームの内容を鑑賞させることができる。
【0020】
また本発明に係るゲーム装置は、通信手段を介して接続された他の装置との間でサーバ装置を介在させて囲碁の対局ゲームを行なうゲーム装置において、前記サーバ装置に対して対局ゲームの内容の取得要求を、リスト形式による表示または所定数の対局ゲームの盤面状況表示の何れかを指定して送信する要求送信手段と、前記要求送信手段によってリスト形式による表示を選択して送信した取得要求に対して、前記サーバ装置から通知された複数の対局ゲームの対局者とそれぞれの段級、及び対局の手数をリスト形式によって表示する第1表示手段と、前記要求送信手段によって所定数の対局ゲームの盤面状況表示を選択して送信した取得要求に対して、前記サーバ装置から通知された所定数の対局ゲームの盤面状況を同時に表示する第2表示手段と、前記第1表示手段によってリスト形式によって表示された複数の対局ゲーム、または前記第2表示手段によって同時に表示された所定数の対局ゲームの中から指定される特定の対局ゲームを、前記サーバ装置に通知する通知手段と、前記通知手段による通知に対して前記サーバ装置から送信される前記特定の対局ゲームの内容を受信する受信手段とを具備したことを特徴とする
【0021】
これにより、ゲーム装置では、サーバ装置に記憶されている対局ゲームの内容を、リスト形式によって通知される複数の対局ゲーム(対局リスト表示)から、あるいは同時に表示される所定数の対局ゲームの状況(縮小盤面表示)から、対象とする対局ゲームを任意に選択することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施形態における通信手段を介して囲碁などの対局を行なう対局システムの構成を示す図である。
【0037】
図1に示すように、本実施形態における対局システムは、囲碁対局サービスサーバ10(サーバ装置)を有するサービスプロバイダ12に、通信回線網14を介してパーソナルコンピュータ18の他、ゲーム装置22,23,24が接続することにより通信手段を介した対局を行なうことができる。
【0038】
囲碁対局サービスサーバ10は、インターネットあるいは公衆回線網などを含む通信回線網14を介して外部との通信を行なうサービスプロバイダ12において、囲碁対局サービスを提供するために利用される。すなわち、囲碁対局サービスサーバ10は、囲碁の対局を行なう際には、対局を行なう両者に対して相互にサービスを提供すると共に、両者の間でサービスを相互に提供するための通信を制御する機能を有する。
【0039】
通信回線網14を介して囲碁対局サービスサーバ10に接続される端末としては、パーソナルコンピュータ18の他に、囲碁ゲーム専用端末であるゲーム装置22,23,24,25などが接続される。
【0040】
図2は本発明の実施の形態に係わる囲碁対局サービスサーバ10の電子回路の構成を示すブロック図である。囲碁対局サービスサーバ10は、各種の記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成される。
【0041】
囲碁対局サービスサーバ10は、図2に示すように、CPU30、電話通信ユニット31、通信ユニット32、記憶装置33、メモリ35、及びデータベース装置36を有して構成される。
【0042】
CPU30は、囲碁対局サービスサーバ10全体の制御を司るもので、メモリ35に格納されたプログラム(囲碁対局プログラム等)やデータ等に基づいて動作することにより各種の機能を実現する。囲碁対局サービスサーバ10において実現される機能としては、予め登録されている会員の中から希望にあった相手を紹介する紹介処理機能、通信手段を介した相手との囲碁の対局を制御する機能(対局処理)、囲碁に関する各種の情報を提供する機能(囲碁データベース)などが含まれている。囲碁に関する各種の情報を提供する機能では、データベース装置36に記憶されている対局に関するデータ(棋譜データ、対局中棋譜データなど)をゲーム装置に対して送信して、現在実行中の対局の様子を観戦する対局観戦、過去に行われた対局を鑑賞する対局鑑賞のサービスを提供することができる。
【0043】
電話通信ユニット31は、公衆回線網を介した外部との通信を制御するユニットであり、CPU30によって指示された電話番号に応じて自動的に電話をかける機能を有している。
【0044】
通信ユニット32は、インターネットを介した外部との通信を制御するユニットである。
【0045】
記憶装置33は、各種プログラムやデータを格納するためのものであって、例えば対局の管理のために生成される各種リスト(会員リスト、対局待ちリスト、対局データ、対局中棋譜データなど)のデータも必要に応じて格納される。記憶装置33は、プログラム、データ等が予め記録されている記録媒体34を有しており、この記録媒体34は磁気的、光学的記憶媒体、もしくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体34は、記憶装置33に固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着するものである。また、記録媒体34に記憶されるプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしても良く、さらに、通信回線等を介して接続された他の機器側に記録媒体を備えた記憶装置を設け、この記録媒体に記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしても良い。
【0046】
メモリ35は、CPU30によってアクセスされるためのプログラムやデータが格納されるもので、必要に応じて記憶装置33またはデータベース装置36から読み出されて格納される。
【0047】
データベース装置36は、各種の情報を蓄積しておくための記憶装置であり、例えば会員に関する情報が登録された会員リスト36a、対局を希望して囲碁対局サービスサーバ10に接続している会員の情報が登録される対局待ち会員リスト36b、各会員についての過去の対局やプロ同士で行われた対局に関する情報である棋譜データ36c、現在会員の間で行われている対局に関する情報である対局中棋譜データ36dを含んでいる。また、データベース装置36には、棋譜や対戦記録、棋士の情報、詰め碁、問題集、会員の勝敗記録等を集めた棋譜情報などが含まれ、会員からの要求に応じて任意に提供される。
【0048】
次に、通信回線網14を介して囲碁対局サービスサーバ10接続された会員側の構成(電話機39、モデム40、ゲーム装置22)について説明する。なお、以下、ゲーム装置22を対象として説明する。
図3に示すように、モデム40は、モジュラージャック38を介して公衆回線網(通信回線網14)と接続され、また電話機39が接続されている。モデム40には、ゲーム装置22(囲碁ゲーム専用端末)との間での無線通信機能が設けられており、電話線の接続や差し替え等を行なうことなく、場所を選ばずにゲーム装置22を使用できるようになっている。なお、ゲーム装置22にモデム40の機能が設けられた構成とすることも勿論可能である。
【0049】
ゲーム装置22は、携帯型に構成されており、筐体上面部にLCD22a(例えば大型モノクロ液晶)及びタッチパネル22bが設けられている。LCD22aの表示面とタッチパネル22bのデータ入力面は、積層一体型に構成されており、LCD22aによって表示された対象物(例えば碁石を示す表示パターン、盤面を表す表示中の交点位置、ボタンなど)を、ペンなどによって直接的に指示することで、該当する座標データを入力することができる。
【0050】
なお、図3に示すように、モデム20を変換装置として設けた構成としているが、モデム20の代わりにISDN回線との接続に介在するターミナルアダプタ(TA)、ディジタルサービスユニット(DSU)を設けた構成としても良い。また、無線通信によらずゲーム装置22と通信回線網14とが優先に接続される構成であっても良い。
【0051】
図4(a)は、本実施形態におけるゲーム装置22(囲碁ゲーム専用端末)の電子回路の構成を示すブロック図である。ゲーム装置22は、各種の記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成することができる。
【0052】
図4(a)に示すように、本実施形態における囲碁ゲーム専用端末22は、CPU41、ROM42、タッチパネル44、SRAM46、LCDドライバ周辺回路48、LCD50、無線通信I/F52、スピーカ53、アンテナ54、及び電池56によって構成されている。
【0053】
CPU41は、ROM42に格納された各種制御プログラムやデータに従って各種機能を実現するもので、囲碁ゲーム制御機能、通信相手との囲碁ゲーム対局のための制御機能などを含んでいる。
【0054】
ROM42は、CPU41によって実行される各種制御プログラムやデータ等が格納されるものであり、囲碁ゲーム制御用プログラム、通信相手との囲碁ゲーム対局制御用プログラムなどを含んでいる。
【0055】
タッチパネル44は、装置に対する動作を規定するためのボタンや、囲碁ゲーム実行中の石を置くべき位置を指定をする座標データを入力するために使用される。
【0056】
SRAM46は、CPU41によって各種機能を実行する際の作業領域として使用され、例えば進行中の囲碁ゲームの状況(各石の置かれた位置など)に関するデータが格納される。SRAM46に記憶されるデータの詳細については、図4(b)に示す。
【0057】
LCDドライバ周辺回路48は、CPU41の制御のもとで、LCD50における表示を制御するもので、LCD50に設けられた本ゲーム表示装置固有のセグメントパターンに対する制御を行なう。
【0058】
LCD50は、囲碁ゲームを行なう上で必要な各種の情報を表示するもので、対局中においては碁盤の盤面を表す盤面表示、ハマの数を黒石、白石それぞれについて表示するためのハマ表示、黒盤、白盤それぞれの時間を表示するための時間表示、動作を規定する指示を入力するための複数のボタンが設けられている。また、LCD50の盤面表示をする領域については、囲碁ゲームのゲームパターン表示に好適なセグメントパターンが設けられている。
【0059】
無線通信I/F52は、通信相手と囲碁ゲームを対戦する際に、CPU41の制御のもとでアンテナ54を介して無線通信を行なう。
【0060】
スピーカ53は、CPU41の制御のもとで音を発声させるもので、効果音や音声メッセージ(対局の解説や質問に対する回答など)などを出力するために用いられる。
【0061】
電池56は、ゲーム表示装置を屋外等に持ち出して携帯することができるように、各構成部に電力を供給するために使用される。
【0062】
図4(b)には、ゲーム装置22のSRAM46に格納される各種データの一例を示している。図4(b)に示す各種データは、ゲーム(囲碁の対局)の開始に伴って状況に応じて更新される。
【0063】
図4(b)に示すように、SRAM46には、タイマカウンタ(TM)46a、ハンデデータ(HD)46b、試し打ち許可フラグ(SY)46c、先手/後手フラグ46d、手番フラグ(BW)46e、棋譜データ46f(以上は、対局、対局観戦、及び対局鑑賞を行なう場合に使用される)、試打手番フラグ(BWs)46g、試打手番数データ46h、試打棋譜データ46j(以上は、試打モードにおいて試打を行なう場合に用いられる)、棋譜当てデータ46k(以上は、棋譜当てモードにおいて棋譜当てゲームを行なう場合に用いられる)等が、囲碁ゲームの対局を管理するために格納される。
【0064】
タイマカウンタ46aは、対局前の対局条件の設定(詳細については後述する)において定められた持ち時間をカウント(計数)するために使用される。タイマカウンタ46aには、自分の持ち時間と対局相手の持ち時間のデータがそれぞれ格納される。ハンデデータ46bは、対局条件の設定において定められたハンデ(コミ)の値が格納される。試し打ち許可フラグ46cは、対局条件の設定において設定された、対局中の試し打ち(相手のゲーム装置に対して操作の内容が通知されない動作モード)の許可/不許可を示すフラグである。先手/後手フラグ46dは、対局条件の設定に応じて決定される先手(黒番)/後手(白番)の何れであるかを示すフラグである。手番フラグ46eは、現在の打ち手が黒番(B)であるか白番(W)であるかを示すもので、一手毎に“0”−“1”−“0”…と変化される(例えば黒番を“1”によって表す)。先手/後手フラグ46dと手番フラグ46eの値に応じてタイマカウンタ46aに対する処理が制御される。棋譜データ46fは、対局の盤面を構成する各石に関するデータであり、一つの着手毎に生成される「何番目、白/黒、位置」の各情報の組み合わせから成るデータから構成される。試打手番フラグ46gは、試打モードにおける現在の打ち手が黒番(B)であるか白番(W)を示すもので、一手毎に“0”−“1”−“0”…と変化される。試打手番数データ46hは、試打モードにおける何番目の着手(手数)であるかを示すデータである。試打棋譜データ46jは、試打モードにおける盤面を構成する各石に関するデータであり、棋譜データ46fと同様に、「何番目、白/黒、位置」からなるデータから構成される。棋譜当てデータ46kは、棋譜当てゲームにおいて、ユーザによって指定された次の着手を示す予想された着手データが記憶される。
【0065】
なお、図4には図示していないが、ゲーム装置22には、音声入力をするための機能、文字データを入力するための機能などを搭載するようにしても良い。
【0066】
図5には、囲碁対局サービスサーバ10のデータベース装置36(あるいは記憶装置33)に格納される会員リスト36a、対局待ち会員リスト36b、棋譜データ36c、対局中棋譜データ36dのデータ構造を示している。
【0067】
会員リスト36aは、囲碁対局サービスサーバ10からサービスの提供を受けられる会員に関する情報が予め登録されたもので、図5(a)に示すように、氏名、会員番号、電話番号、段級等の情報が、各会員毎に登録されている。
【0068】
対局待ち会員リスト36bは、対局を希望して囲碁対局サービスサーバ10に接続している会員の情報を登録するためのもので、図5(b)に示すように、待ち状態となっている会員の名前に対応づけて、会員番号、対局相手に対する相手条件(段級)、待ち状態に入った時刻を示す待ち開始時刻、以前に中断した対局がある場合にその対局を示す対局情報等の情報が登録される。
【0069】
棋譜データ36cは、過去に行われた対局に関する情報が登録されて棋譜鑑賞の際に参照されるもので、図5(c)に示すように、対局者の氏名(対局者(1)、対局者(2))と、対局棋譜データ、対局中での要所となる勝負所を示す勝負所データ、対局日時などのデータが対応付けて登録される。
【0070】
対局中棋譜データ36dは、現在対局中の対局に関する情報が登録されて対局観戦の際に参照されるもので、図5(d)に示すように、対局者の氏名(対局者(1)、対局者(2))と、対局棋譜データ、対局中に指示された対局に関する各種データを含む付加データが対応付けて登録される。
【0071】
図6には、対局中のゲーム装置において着手があった場合に、囲碁対局サービスサーバ10に送信される着手データの形式の一例を示している。図6に示すように、着手データには、現在行っている対局を識別するための対局識別データD1、手番(黒番、白番)を表す手番データD2、手数を示す手数データD3、着手した位置を示すX座標データD4,Y座標データD5、持ち時間に関する時間データD6、時間切れとなったことを通知するための時間切れフラグD7などが含まれている。これにより、例えば対局相手のゲーム装置に対して、「対局A、黒37手目、14−十六(着手した位置)、36分52秒(残り持ち時間)」といった内容のデータが送信される。
【0072】
次に、本実施形態における対局システムの動作について、フローチャートを参照しながら説明する。
まず、囲碁対局サービスサーバ10を利用して通信回線網14を介して行われているゲーム装置(例えば、ゲーム装置23,24)間での対局を、他のゲーム装置(例えばゲーム装置22とする)によって観戦する場合について説明する。図7は、対局観戦の対象とする対局をゲーム装置22において検索する処理手順を示すフローチャート、図8はゲーム装置による対局検索に対応する囲碁対局サービスサーバ10の処理手順を示すフローチャートである。
【0073】
ゲーム装置23,24ではそれぞれ着手があると、図6に示すような着手データを囲碁対局サービスサーバ10に送信する。囲碁対局サービスサーバ10は、対局中のゲーム装置23,24から受信した着手データに対して、対局中棋譜データ36d(図5(d))の対局者(1)(2)に登録された該当する対局のデータとして順次記憶している。また、他のゲーム装置間で行われている対局についても、同様にして対局中棋譜データが順次記憶されている。
【0074】
まず、ゲーム装置22は、他で現在行われている対局の観戦がタッチパネル44に対する操作によって要求されると、通信回線網14を介して囲碁対局サービスサーバ10に対して対局観戦要求を送信する。
【0075】
囲碁対局サービスサーバ10は、ゲーム装置22からの観戦要求を受信すると(図8、ステップB1,B2)、対局中棋譜データ36dに登録されている現在行われている対局をもとに対局リストを生成し、ゲーム装置22に送信する(ステップB3)。例えば、囲碁対局サービスサーバ10は、対局中棋譜データ36dの対局者(1)(2)に登録された氏名と、各氏名をもとに会員リスト36aから検索される会員の情報(例えば段級)と、対局棋譜データにより判別される手数とを対応付けた対局リストを生成する。
【0076】
一方、ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10から対局リストを受信すると、この対局リストをLCD50において表示させる(図7、ステップA1)。
図9には、対局観戦用の対局リストの表示例を示している。図9に示すように、対局リストでは、現在行われている各対局について、対局者とそれぞれの段級、及びその対局の手数が表示されている。また、表示画面中には、対局リストを用いた各種処理を実行させるためのキー入力部が設けられている。キー入力部には、対局リストとして表示される対局内容を切り替えるための「次頁」キー及び「前頁」キーと、対局を対局者名で示すのではなく実際の盤面によって示す「縮小盤面」キー、対局リスト中で指定した対局を選択する「選択」キー、特定の局面(初盤、中盤、終盤)の対局のみを一覧表示させるための「初盤」キー、「中盤」キー、「終盤」キーと、他の機能を実行させるためのメニューを表示させる「メニュー」キーが設けられている。キー入力は、ペン形状の指示棒や指先によって、LCD22aの表示画面と一体化されたタッチパネル22bの検出面をタッチすることによって行なわれる。
【0077】
例えば、対局リスト中の対局者「AAAA」と「BBBB」との対局が指定され、「選択」キーが指示された場合には、ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10に対して、該当する対局の対局指定を送信する(ステップA2)。
【0078】
囲碁対局サービスサーバ10は、ゲーム装置22から対局指定を受信すると(ステップB4)、対局中棋譜データ36dに記憶されている指定された対局の対局中棋譜データをゲーム装置22に送信する(ステップB5)。ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10から対局中棋譜データを受信すると、この対局中棋譜データ(対局棋譜データ)をSRAM46に記憶させると共に、対局棋譜データをもとにしてLCD50において対局中の盤面を表示させる(ステップA3)。
【0079】
図10には対局観戦用の盤面が表示されたLCD表示画面の一例を示している。図10に示すように、LCD表示画面には、盤面表示用の領域と、対局者表示の領域と、キー入力部が設けられている。盤面表示用の領域では、白番が対局者「AAAA」(段位は3段)であり、黒番が「BBBB」(段位は2段)であることを示している。キー入力部には、対局の詳細な情報を表示させるための「詳細」キー、盤面を縮小して同時に複数の対局の様子を表示させるための「縮小」キー、他の対局の盤面を表示させるための「次頁」キー、「前頁」キーと、他の機能を実行させるためのメニューを表示させる「メニュー」キーと、対局観戦を開始させるための「対局観戦」キーが設けられている。
【0080】
ここで、「対局観戦」キーへの操作によって対局観戦開始が指示されると、ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10に対して観戦開始要求を送信する(ステップA4)。囲碁対局サービスサーバ10は、ゲーム装置22からの観戦開始要求が受信されると(ステップB8)、それ以後、指定された対局で対局者間(対局者「AAAA」「BBBB」のそれぞれが操作するゲーム装置)で送受される着手データを、着手がある毎にゲーム装置22に送信する着手データ送信処理を実行する(ステップB9)。
【0081】
ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10から送信されている着手データをSRAM46に記憶させながら、図10に示す盤面表示中に着手位置を示す石のパターンを順次表示していくことで対局観戦を行わせる(ステップA10)。なお、対局観戦中では、対局に関する質問の送信や解説を受信することができるが、これらの詳細については後述する。
【0082】
一方、図9に示す対局リストにおいて、「縮小盤面」キーが指示された場合、ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10に対して、縮小盤面表示の要求を送信する(ステップA5)。囲碁対局サービスサーバ10は、ゲーム装置22から縮小盤面表示が要求されると(ステップB6)、対局中棋譜データ36dに記憶されている所定の複数の対局の対局中棋譜データをゲーム装置22に送信する(図8、ステップB7)。
【0083】
ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10から複数の対局の対局中棋譜データを受信すると、この対局中棋譜データ(対局棋譜データ)をSRAM46に記憶させると共に、各対局の対局棋譜データをもとにしてLCD50において複数の対局中の盤面を表示させる(ステップA6)。
【0084】
図11には、4つの盤面が同時に表示された縮小盤面表示の一例を示している。図11に示すように、4つの盤面を表示するために、一つの対局の盤面を表示するための領域が、図10に示す盤面表示よりも縮小されている。図11におけるキー入力部は、図10に示す場合と同じであるので説明を省略する。
【0085】
このように、複数の盤面を同時に表示させることで、対局リストでは対局者と手数だけしかわからなかったものが、進行状況と対局内容とが一目瞭然に確認することができるので、観戦の対象とする対局を容易に選択することができる。従って、観戦を始めたものの始まったばかりで面白くなかったり、見始めた途端に終局になってしまったり、その対局自体がつまらなかったりする事を、容易に回避することができる。
【0086】
なお、縮小盤面表示されている4つの対局以外の対局を選択したい場合には、「次頁」キーあるいは「前頁」キーを指示することで、他の対局についての盤面を縮小表示させることができる。ゲーム装置22は、「次頁」キーあるいは「前頁」キーに対する指示に応じて、囲碁対局サービスサーバ10に縮小盤面要求を送信することで、他の所定の複数の対局について対局中棋譜データを取得して、他の対局の縮小盤面を表示する。
【0087】
こうして、縮小盤面によって表示された対局については、対局についての詳細を表示させることができる。例えば、1つの対局を指定した状態で「詳細」キーが操作されると、ゲーム装置22は、指定された対局に関する情報の詳細を、対局棋譜データや対局者のデータをもとにして表示させる(ステップA8)。
【0088】
図12には、観戦対象となっている対局について詳細表示された画面の一例を示している。図12では、指定された対局の縮小された盤面と、対局者の名前と段級、現在のアゲハマの数、それぞれの残り持ち時間、手番などについての情報が表示されている。こうして、詳細表示を任意に指定した対局について表示させることによって、対局観戦しようとする対局を決める参考とすることができる。
【0089】
ここで、「対局観戦」キーへの操作によって対局観戦開始が指示されると(ステップA9)、前述と同様にして対局観戦が開始される(ステップA10)。なお、詳細表示中に「縮小」キーが指示された場合には、図11に示す縮小盤面を表示させ、「拡大」キーが指示された場合には、図10に示す拡大盤面(1つの対局の盤面)を表示させるものとする。
【0090】
このようにして、対局観戦の対象とする対局の選択を行なう場合、図9に示すような、現在行われている対局の対局者が表示された対局リストを用いるだけでなく、実際の対局の状況を図10に示すように表示させて確認した上で選択したり、あるいは縮小盤面によって同時に複数を表示させて確認した上で選択することができる。
【0091】
次に、前述のようにして開始された対局観戦中の対局に関する質問の送信や解説を受信する処理について、図13に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0092】
本実施形態における通信対局システムでは、囲碁対局サービスサーバ10を介してゲーム装置間で行われている対局に対して、他のゲーム装置(あるいはパーソナルコンピュータ)の利用者が解説者となって解説を送信し、他のゲーム装置で対局観戦を行っている利用者がその解説を受信することができる。また、解説を一方的に受信するだけでなく、観戦中の対局に対して質問を送信することにより、解説者により回答を受けることもできる。
【0093】
ここでは、図14(a)に示すように、ゲーム装置23を端末P1、ゲーム装置24を端末P2とし、この間で対局が行われ、ゲーム装置25を端末Bとして解説者が使用しているものとする。また、ゲーム装置22を端末Aとし、この端末Aを使用している利用者がゲーム装置23,24の対局を観戦しているものとする。
【0094】
ゲーム装置23とゲーム装置24との間においては、交互に着手データの送信が囲碁対局サービスサーバ10に対して行われることで対局が進められている(ステップC1)。囲碁対局サービスサーバ10は、ゲーム装置23またはゲーム装置24からの着手データを受信すると、この着手データを対局相手のゲーム装置に送信すると共に、解説者が使用しているゲーム装置25(端末B)、及び対局観戦を行っているゲーム装置22(端末A)に対しても送信する(ステップC2)。
【0095】
ゲーム装置25(端末B)を操作している解説者は、対局の様子を前述した対局観戦の場合と同様にして観戦しており、この対局に関する解説をゲーム装置25に入力する。ゲーム装置25は、対局についての解説のデータを囲碁対局サービスサーバ10に送信する(ステップC3)。なお、解説者による解説は、例えば解説内容を表す文字列を入力して、この文字列のテキストデータを送信する方法、あるいは音声を入力して音声データを送信する方法がある。図4に示すゲーム装置の構成においては、文字列のデータを入力するための機能や音声入力するための機能については示していないが、解説者が使用するゲーム装置においては、解説入力用のための機能が設けられているものとする。また、文字入力や音声入力を行なうことができるパーソナルコンピュータによってゲーム装置を実現しても良い。
【0096】
囲碁対局サービスサーバ10は、解説者が操作するゲーム装置25(端末B)からのデータを受信すると、対局を行っているゲーム装置23,24に送信せず、対局鑑賞している端末Aに対してのみ送信する(ステップC4)。図14(b)には、ゲーム装置25から送信された解説が囲碁対局サービスサーバ10を介してゲーム装置22に送信される様子を示している。
【0097】
一方、対局鑑賞しているゲーム装置22(端末A)では、ゲーム装置23(端末P1)とゲーム装置24(端末P2)との対局を観戦している間、あるいは囲碁対局サービスサーバ10から受信した解説に対して疑問に思ったことやわからないことがある場合には、質問を送信することができる(ステップC6)。この質問の内容は、解説と同様にしてテキストデータあるいは音声データの送信によるものとする(ゲーム装置22には解説者が使用するゲーム装置25と同様にして文字入力あるいは音声入力の機能が設けられているものとする)。
【0098】
囲碁対局サービスサーバ10は、対局観戦を行っているゲーム装置22(端末A)から質問を受信すると(ステップC7)、この質問の内容を解説者が使用するゲーム装置25(端末B)に対して送信する(ステップC8)。ゲーム装置25(端末B)は、質問のデータを囲碁対局サービスサーバ10から受信すると、この質問の内容を画面中に表示する、あるいは音声によって出力することによって、解説者に対して質問の内容を通知する(ステップC9)。
【0099】
解説者により質問に対する回答が入力されると、ゲーム装置25(端末B)は、その回答内容を囲碁対局サービスサーバ10に送信する(ステップC10)。囲碁対局サービスサーバ10は、ゲーム装置25(端末B)から得られた回答を、質問要求を行ったゲーム装置22(端末A)に対して送信する(ステップC11)。
【0100】
このようにして、対局を行っているゲーム装置23(端末P1)、ゲーム装置24(端末P2)とは別のゲーム装置25(端末B)において対局の解説を行なって、解説内容を対局に影響を与えることなく対局観戦を行っているゲーム装置22(端末A)に対して送信することができる。
【0101】
また、ゲーム装置22(端末A)では、質問がある場合には囲碁対局サービスサーバ10に対して質問を送信することにより、この質問に対する解説者からの回答を得ることができる。従って、自宅にいながらあたかも大盤解説会に参加している場合と同様のサービスを受けることができる。
【0102】
以上の説明では、リアルタイムで実行されている対局の様子を鑑賞する場合を対象としているが、次に、過去に行われた対局について記録されている対局棋譜データをもとに対局鑑賞を行なう場合について説明する。図15は、対局鑑賞の対象とする対局をゲーム装置22において検索する処理手順を示すフローチャート、図16はゲーム装置による棋譜検索に対応する囲碁対局サービスサーバ10の処理手順を示すフローチャートである。
【0103】
なお、囲碁対局サービスサーバ10には、データベース装置36に図5(c)に示すようにして棋譜データ36cが記憶されている。すなわち、対局が行われている間には対局中棋譜データ36dとして着手データに応じて順次記憶されていた対局棋譜データが、対局終了後に棋譜データ36cとして対局が行われた日時のデータが付加された上でデータベース装置36に記憶される。
【0104】
また、対局棋譜データに対しては、囲碁対局サービスサーバ10の管理者、あるいはデータベース装置36に対して外部からアクセス権限が与えられた解説者(解説者が利用する端末)によって、対局の中で勝負所(要所(勝敗に影響を与える手など))となった手番が勝負所データとして設定される。
【0105】
また、対局者が対局中に所定の操作を行なうことによって、その時の手番を着手データによって囲碁対局サービスサーバ10に通知し、棋譜データ36cの対局棋譜データに対する付加データとして記憶させることもできる。この場合、対局が終了した後に対局中棋譜データが棋譜データ36cとして記憶される際に、付加データとして記憶された手番を示すデータを勝負所データとして記憶しておく。これにより、対局者本人が自分の対局を鑑賞する際に、所定の操作を行なった時の手番の盤面を意図的に表示させることができる。
【0106】
なお、勝負所データとしては、一つの対局に対して複数の手番を設定することができる。また、勝敗に影響を与える手だけでなく、対局鑑賞を行なう上で学習に有効な興味深い手を勝負所データとして設定するようにしても良い。
【0107】
まず、ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10のデータベース装置36に登録されている対局(棋譜データ)の鑑賞がタッチパネル44に対する操作によって要求されると、通信回線網14を介して囲碁対局サービスサーバ10に対して対局鑑賞要求を送信する。
【0108】
囲碁対局サービスサーバ10は、ゲーム装置22からの鑑賞要求を受信すると(図16、ステップE1,E2)、棋譜データ36cに登録されている過去に行われた対局をもとに対局リストを生成し、ゲーム装置22に送信する(ステップE3)。例えば、囲碁対局サービスサーバ10は、棋譜データ36cの対局者(1)(2)に登録された氏名と、各氏名をもとに会員リスト36aから検索される会員の情報(例えば段級)とを対応付けた対局リストを生成する。
【0109】
一方、ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10から対局リストを受信すると、この対局リストをLCD50において表示させる(図15、ステップD1)。なお、対局鑑賞用の対局リストは、例えば図9に示す対局観戦用の対局リスト中から手番の表示が省略された形式であるものとして詳細な説明を省略する。
【0110】
ここで、対局リスト中のある対局者間の対局が指定され(ペンによる指示によって任意に指定できるものとする)、「選択」キーが指示された場合には、ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10に対して、該当する対局の対局指定を送信する(ステップD2)。
【0111】
囲碁対局サービスサーバ10は、ゲーム装置22から対局指定を受信すると(ステップE4)、棋譜データ36cに記憶されている指定された対局の棋譜データをゲーム装置22に送信する(ステップE5)。ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10から棋譜データを受信すると、この棋譜データ(対局棋譜データ)をSRAM46に記憶させる。
【0112】
図17には対局鑑賞用の盤面が表示されたLCD表示画面の一例(対局鑑賞の途中の盤面表示の例)を示している。図17に示すように、対局鑑賞用のLCD表示画面には、盤面表示用の領域と、キー入力部が設けられている。キー入力部には、着手を一手ごとに進めるための「一手進」キー、着手を一手ごとに戻すための「一手戻」キー、対局中の勝負所となる盤面を表示させるための「勝負所」キー、対局途中から打ち継ぎを行なうための「打継」キー、対局途中から棋譜データに影響を与えないようにして試打を行なうための「試打」キー、次の着手を予想する棋譜当てゲームを行なうための「棋譜当て」キーの他、特別な操作を行なうことなく着手を一定時間毎に自動的に進めるようにする「自動送」キー、対局鑑賞を終了させるための「終了」キーが設けられている。なお、初期状態の対局鑑賞用の盤面表示は、全く着手が行われていない状態(石のパターンが表示されていない状態)で表示されるものとする。
【0113】
以下、キー入力部に設けられたキーに対する操作によって対局を進めて盤面表示、すなわち対局鑑賞を行なうことができる(ステップD4)。なお、対局鑑賞行なう場合のゲーム装置22における処理については後述する(図18)。
【0114】
一方、対局リストにおいて「縮小盤面」キーが指示された場合、ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10に対して、縮小盤面表示の要求を送信する(ステップD5)。囲碁対局サービスサーバ10は、ゲーム装置22から縮小盤面表示が要求されると(図16、ステップE6)、データベース装置36の棋譜データ36cに記憶されている所定の複数の対局のデータをゲーム装置22に送信する(ステップE7)。
【0115】
ゲーム装置22は、囲碁対局サービスサーバ10から複数の対局の棋譜データを受信すると、この棋譜データ(対局棋譜データ)をSRAM46に記憶させると共に、各対局の対局棋譜データをもとにしてLCD50において複数の対局中の盤面を表示させる(ステップD6)。なお、対局鑑賞用の縮小盤面表示は、図11に示す対局観戦用の縮小盤面表示と同じようにして表示されるものとして説明を省略する。ただし、初期状態の全く着手が行われていない状態で表示させても、鑑賞対象とする対局を選択する際の参考とならないため、対局棋譜データに付加された勝負所データ(例えば、最も小さい手番を示すデータを用いる)が示す盤面を表示させるものとする。
【0116】
こうして、複数の盤面を同時に表示させることで、対局リストでは対局者だけしかわからなかったものが、対局内容が一目瞭然に確認することができるので、鑑賞の対象とする対局を容易に選択することができる。
【0117】
なお、縮小盤面表示されている4つの対局以外の対局を選択したい場合には、「次頁」キーあるいは「前頁」キーを指示することで、他の対局についての盤面を縮小表示させることができる。ゲーム装置22は、「次頁」キーあるいは「前頁」キーに対する指示に応じて、囲碁対局サービスサーバ10に縮小盤面要求を送信することで、他の所定の複数の対局について棋譜データを取得して、他の対局の縮小盤面を表示する。
【0118】
このようにして、対局鑑賞の対象とする対局の選択を行なう場合、対局の対局者が表示された対局リストを用いるだけでなく、縮小盤面によって同時に複数を表示させて確認した上で選択することができる。
【0119】
こうして、縮小盤面表示されている中で対局鑑賞の対象とする対局の盤面が指定された場合(ステップD7)、ゲーム装置22は、指定された盤面を拡大表示して、図17に示す対局鑑賞用の盤面を表示させる(ステップD8)。
【0120】
以下、指定された対局の棋譜データ(対局棋譜データ46f、勝負所データ46mを含む)をSRAM46に記憶させて、この対局棋譜データをもとにして、キー入力部に設けられたキーに対する操作によって対局を進めて盤面表示、すなわち対局鑑賞を行なうことができる(ステップD9)。
【0121】
次に、ゲーム装置22で実行される対局鑑賞の処理について説明する。図18は、対局鑑賞を行なう場合のゲーム装置における処理を示すフローチャートである。
【0122】
図17に示す対局鑑賞用の画面が表示されている時に「一手進」キーが指示された場合(ステップF1)、ゲーム装置22は、SRAM46に記憶させた対局棋譜データをもとにして、次の着手に該当する石のパターンを所定の位置に表示させる(ステップF2)。また「一手戻」キーが指示された場合(ステップF3)、最後に表示させた着手の石のパターンを消去させる(ステップF4)。従って、「一手進」キー、「一手戻」キーへの操作によって利用者が任意に対局を進行させる、あるいは局面を戻して再度対局の状況を見ることができる。なお、「一手進」キー、「一手戻」キーがペンなどによって押され続けている場合には、その間、高速に次の着手に応じた石のパターンを連続的に表示させるものとする。
【0123】
また、「勝負所」キーが指示された場合(ステップF5)、ゲーム装置22は、SRAM46の勝負所データ46mを参照して、勝負所を示す手番における盤面を対局棋譜データ46fをもとにして表示する。勝負所データとしては、複数の手番を設定しておくことができるので、「勝負所」キーが指示されることによって、順次、次の勝負所の盤面に表示を切り換えることができる。これにより、最初から順に着手を進める必要がなく対局鑑賞において参考になる(おもしろい)盤面について集中して鑑賞することができる。
【0124】
こうして、各キー操作によって任意に表示させた対局鑑賞用の盤面に対しては、その盤面途中から「試打」キーに対する指示により試打を行なうことができる。
【0125】
例えば、対局鑑賞中のある局面で、棋譜の実際の手順以外の別の手を打った時にどのような変化になるのか、考えてみようと思ったとする。このような場合、変化が難解であったりすれぱ頭の中では到底読み切れず、実際に石を並べてみたいという要求があり、こうした場合に元の棋譜データに影響を与えることなく試し打ちを行なうことができる。
【0126】
「試打」キーが指示されると(ステップF9)、ゲーム装置22は、試打モードに入り、現在鑑賞している棋譜の何手目で試し打ちに入ったか、また現在の盤面とアゲハマなどの現在の状況を記憶しておく。さらに現在鑑賞している棋譜のデータを保持している棋譜バッファ(対局棋譜データ46f)とは別に、試し打ちの棋譜専用の棋譜バッファ(試打棋譜データ46j)をSRAM46に用意する。
【0127】
試し打ちモードでは、対局鑑賞中の途中局面から任意に着手することができ、また「一手進」キーや「一手戻」キーに対する操作によって手を戻して別の着手を考えたりすることができる(ステップF10)。この場合、元の対局鑑賞の対象としていた棋譜データに対しては変更を加えず、新たに用意した試し打ち用の棋譜バッファに試打棋譜データ46jとして記憶しておく。
【0128】
こうして試し打ちによって十分検討し終わったなら、試し打ち終了が指示される。ゲーム装置22は、試打モードに移行した際に記憶した対局鑑賞時の状況(現在の盤面、アゲハマなど)を再現し、対局鑑賞に戻れるようにする。
【0129】
このようにして、「試打」キーの操作によって実行される試打では、着手によって入力されるデータが試打モードデータとしてSRAM46に試打棋譜データ46hとして記憶され、試打が終了した後は元の対局棋譜データ46fにもとづく盤面を表示させることができるので、元の対局についての対局棋譜データに影響を与えることなく試し打ちを行なうことができる。
【0130】
また、対局鑑賞を行っている間に「棋譜当て」キーが押された場合(ステップF7)、ゲーム装置22は、棋譜当てゲームを実行する棋譜当てモードに移行する。すなわち、棋譜当てゲームでは、予想された次の着手について、正解であるか否かの判定と、その結果報知が行われる(ステップF8)。
【0131】
図19はゲーム装置において対局鑑賞中に実行できる棋譜当てゲームの処理を示すフローチャートである。
【0132】
対局鑑賞を行っている間に「棋譜当て」キーの操作によって棋譜当てゲームの実行が指示されると、ゲーム装置22は、通常の棋譜鑑賞と違って、次の着手をすぐには表示せずに、次の着手を予想して入力するよう要求する(ステップG1)。この要求に対して次の着手位置が予想されて盤面表示に対して指示されると、ゲーム装置22は、この指示された位置の着手データを棋譜当てデータ46kとしてSRAM46に記憶させる(ステップG2)。
【0133】
また、ゲーム装置22は、対局棋譜データ46fに記憶されている実戦における次の着手と棋譜当てデータ46kに記憶されている予想された着手とを比較して、両方の着手が同じであるか否か、すなわち正解であるか否かを判別する(ステップG3)。ここで、正解であった場合には、ゲーム装置22は、正解であった次の着手を盤面表示中に表示させる(ステップG5)。
【0134】
一方、予想した着手が間違っていた場合は、ゲーム装置22は、再度、予想する着手を入力するように要求する(ステップG1)。また、次の着手が予想できず降参であることが指示された場合には、ゲーム装置22は、次の手を表示して先へ進めるようにする。
【0135】
なお、予想した着手が間違っていた場合には、正解するまで繰り返し予想する着手を入力させて先へ進めないようにしたり、あるいは一回または予め決められた所定回数間違えた場合に自動的に正解である次の着手を表示して先へ進むようにしても良い。
【0136】
このようにして、棋譜当てゲームを行なうことによって次の手を一手一手考えて行くという課程を実現できるので、漠然とただ着手された位置が表示される盤面を見ているだけの棋譜鑑賞よりも、より主体的に、自分の頭を使って各個人なりに次の手を予想していくことになる。従って、同じ一局を鑑賞していても、単に棋譜鑑賞する場合よりも学習効果が非常に高くなる。特に、棋譜当てゲームを行なう場合には、プロ同士の対局など強い人の棋譜を用いると効果的である。
【0137】
なお、前述した説明においては、囲碁対局サービスサーバ10と通信回線網14とを介して接続されたゲーム装置間で囲碁ゲームを行なう場合について説明しているが、将棋、チェスをはじめとする、2者の間で交互にデータを進行させるためのデータを入力させる他のゲームにおいても本発明を適用することが可能である。
【0138】
また、ゲームを行なうための囲碁ゲーム専用端末であるゲーム装置22,23,24,25を対象として主に説明しているが、パーソナルコンピュータ18に前述したゲーム装置の機能を実現するプログラムを実行させることで、パーソナルコンピュータ18をゲーム装置として使用することも可能である。
【0139】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、対局の観戦(鑑賞)の使い勝手が良く、かつ棋力向上に有効なゲーム装置、及びサーバ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるゲーム装置を用いた通信システムの構成例を示すブロック図。
【図2】本実施形態における囲碁対局サービスサーバ10の電子回路の構成を示すブロック図。
【図3】公衆回線網16を介して接続された会員側の構成(ゲーム装置)を示す図。
【図4】本実施形態における囲碁ゲームの専用端末として用いられるゲーム装置の電子回路の構成を示すブロック図。
【図5】囲碁対局サービスサーバ10のデータベース装置36に格納される会員リスト36a、対局待ち会員リスト36b、棋譜データ36c、対局中棋譜データ36dのデータ構造を示す図。
【図6】囲碁対局サービスサーバ10に送信される着手データの形式の一例を示す図。
【図7】対局観戦の対象とする対局をゲーム装置22において検索する処理手順を示すフローチャート。
【図8】ゲーム装置による対局検索に対応する囲碁対局サービスサーバ10の処理手順を示すフローチャート。
【図9】対局観戦用の対局リストの表示例を示す図。
【図10】対局観戦用の盤面が表示されたLCD表示画面の一例を示す図。
【図11】4つの盤面が同時に表示された縮小盤面表示の一例を示す図。
【図12】観戦対象となっている対局について詳細表示された画面の一例を示す図。
【図13】対局観戦中の対局に関する質問の送信や解説を受信する処理について示すフローチャート。
【図14】対局観戦中の囲碁対局サービスサーバ10と各ゲーム装置(端末)との関係を説明するための図。
【図15】対局鑑賞の対象とする対局をゲーム装置22において検索する処理手順を示すフローチャート。
【図16】ゲーム装置による棋譜検索に対応する囲碁対局サービスサーバ10の処理手順を示すフローチャート。
【図17】対局鑑賞用の盤面が表示されたLCD表示画面の一例を示す図。
【図18】対局鑑賞を行なう場合のゲーム装置における処理を示すフローチャート。
【図19】ゲーム装置22において対局鑑賞中に実行できる棋譜当てゲームの処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…囲碁対局サービスサーバ
12…サービスプロバイダ
14…通信回線網
18…パーソナルコンピュータ
22,23,24…ゲーム装置
22a…LCD(液晶ディスプレイ)
22b…タッチパネル
22c…アンテナ
30…CPU
31…電話通信ユニット
32…通信ユニット
33…記憶装置
33a…囲碁対局プログラム
34…記録媒体
35…メモリ
36…データベース装置
36a…会員リスト
36b…対局待ち会員リスト
36c…棋譜データ
36d…対局中棋譜データ
38…モジュラージャック
39…電話機
40…モデム
41…CPU
42…ROM
44…タッチパネル
46…SRAM
48…LCDドライバ周辺回路
50…LCD
52…無線通信I/F
53…スピーカ
54…アンテナ
55…タイマ
56…電池
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a game apparatus that plays a game such as playing a game of Go with an opponent via a communication means, and a server apparatus that provides various services when playing a game.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there is a system in which a personal computer is connected to a personal computer communication host computer or a predetermined server (provider) on the Internet and a game such as Go, Shogi, or chess is played (played). There is also a game system that uses a dedicated terminal instead of a personal computer to play games such as Go, Shogi, and chess. Services provided by such a game system include a watching service for watching a game currently being executed, and a game providing service for providing past game records such as playing games between professionals.
[0003]
In addition, the electronic game device that can execute a conventional game system or Go, etc., has a function that allows a user to save a plurality of game records of a game played by himself or a professional game, and select and view them arbitrarily at any time. There was something to have.
[0004]
When watching a game that is currently running, or when trying to view a saved game record, in each case, the names and ranks of the players are listed for multiple games in a text-based manner. The game to be watched or watched is selected from among them. In addition, in order to save the game record, when the game data is to be imported from another, the game battle name, player name, and date are displayed and selected in a text base.
[0005]
Also, in the past, when viewing a game record, it was possible to arrange it again, but there were operations such as examining changes during the process of reordering and tracking the progress by returning to the original game record. It was very inconvenient.
[0006]
Specifically, (1) simply placing the saved game in order, (2) changing the start in the middle, the original game will be overwritten and overwritten, (3) in the middle If you want to change the start and go back to the original game again, you must read the original game file again.
[0007]
In addition to trial hits while playing for a limited time, it is possible to make a trial shot while looking back at your own bag after the station, or to try hitting a halfway while watching a professional high-pitched bag. Doing so and trying to understand the professional start by yourself is very useful and effective for improving repulsion.
[0008]
Also, if you can appreciate each hand while comparing the actual thoughts with the hands of your own professional as well as just watching the game record or making a trial strike, it will be very effective for improving your repulsion. It is thought that there is, but the function which assists such a thing is not installed in the conventional game system.
[0009]
Furthermore, in the world of Go Shogi, there has been an event called the large board commentary. this is. It is a very popular event, where a professional player explains the game between professional players to the audience in a near real time. This seems to be due to the popularity of being able to follow the progress of prominent professionals in real time and being able to explain in real time. However, such a service has not been provided in the conventional communication game system. However, if you can provide a service that allows you to watch the game in real time and receive explanations, you can do the same thing as if you were participating in a large-scale commentary while at home, providing a very effective service for users. It becomes possible.
[0010]
Furthermore, traditionally, there are learning methods for Go such as books, video courses, and Go courses such as culture centers. However, books and videos are only one-sided explanations, and of course questions that come up while reading the book can be solved by yourself or searched for strong people. There was only a way. Also, in courses such as culture centers, it is difficult to attend because of the sales format, especially for office workers, etc., and it is difficult to attend because there are no places where such courses are open in the neighborhood. Met.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
In this way, in the conventional game system, when watching a game that is currently being executed, the game score to be watched is selected from the list and name displayed in the text base. I didn't understand the content or progress. For this reason, I started watching the game, but it was just beginning and it wasn't interesting, and as soon as I started watching it, it ended up, and the game itself was often boring.
[0012]
In addition, when viewing a saved game record, it was possible to simply arrange it, but it was possible to examine changes during the process, or to return to the original game record and follow the progress. Was very inconvenient.
[0013]
Also, it is not possible to perform trial hits while playing for a limited amount of time, or to add consideration while repeatedly comparing the hands that you have thought of yourself with actual professional hands. It was.
[0014]
Also, even if you can watch the game or appreciate the saved game record, you will not be able to get commentary that will be done in real time at the large board commentary. The only way to do this was at the culture center or by searching for strong people and teaching them.
[0015]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a game device and a server device that are easy to use for watching games (appreciating) and effective in improving repulsion.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
A server device according to the present invention is a server device for playing a game of Go between devices connected via communication means, and is connected via a communication means to storage means for storing the contents of a plurality of game games. When there is a request to acquire the contents of the game from the device, the players of each of the plurality of games are stored in the storage means, their ranks, and the number of games are notified in a list format, and the communication destination When there is a request for acquisition of the contents of the game from the first notification means to be displayed in a list in the apparatus and the apparatus connected via the communication means, among the plurality of game games stored by the storage means Connected via the communication line to the second notification means for notifying the contents of a predetermined number of game games and simultaneously displaying the board status of the predetermined number of game games in the notification destination device Means for switching from notification by the first notification means to notification by the second notification means in response to a request from the device, and a request for selecting a specific game from a plurality of game games notified by the first notification means in a list format If there is Or Game content transmitting means for transmitting the content of the corresponding game stored in the storage means when there is a notification of selecting a specific game from the contents of the predetermined number of game played notified by the second notification means; It is characterized by comprising.
[0017]
Accordingly, the contents of the game played stored in the server device can be displayed from a plurality of game games (game list display) to be notified in a list format, or from a predetermined number of game games to be displayed simultaneously (reduced board display), The target game can be arbitrarily selected.
[0018]
Further, the contents of the plurality of game games stored by the storage means are the contents of the game games currently being executed between the devices connected via the communication means, or the contents of the game games played in the past. Features.
[0019]
As a result, it is possible to watch the contents of the currently played game or to appreciate the contents of the game played in the past.
[0020]
In addition, the game device according to the present invention includes: By interposing a server device between other devices connected via communication means Go In a game device for playing a game, a request for acquisition of the content of the game is sent to the server device in a list format or for a predetermined number of games Board A request transmission means for designating and transmitting any of the status displays, and a plurality of game games notified from the server device in response to an acquisition request transmitted by selecting display in a list format by the request transmission means Of players, each level, and the number of players A first display means for displaying in a list format and a predetermined number of game games by the request transmitting means. Board In response to an acquisition request transmitted by selecting a status display, a predetermined number of game games notified from the server device Board Designated from second display means for simultaneously displaying the situation and a plurality of game games displayed in a list format by the first display means, or a predetermined number of game games displayed simultaneously by the second display means Notifying means for notifying the server device of a specific game game, and receiving means for receiving the content of the specific game game transmitted from the server device in response to the notification by the notification means Characterized by .
[0021]
Thereby, in the game device, the contents of the game played stored in the server device are displayed from a plurality of game games (game list display) notified in a list format, or a predetermined number of game games displayed (simultaneously) ( A target game can be arbitrarily selected from (reduced board display).
[0036]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a game system for playing games such as Go via communication means in the present embodiment.
[0037]
As shown in FIG. 1, the game system in the present embodiment provides a service provider 12 having a Go game service server 10 (server device) to game devices 22, 23, in addition to a personal computer 18 via a communication network 14. When 24 is connected, it is possible to play a game via communication means.
[0038]
The Go game service server 10 is used to provide Go game service in a service provider 12 that communicates with the outside via a communication network 14 including the Internet or a public network. In other words, when playing the game of Go, the server 10 provides a service for both of the players who play the game and controls communication for providing the service to each other. Have
[0039]
As terminals connected to the Go-game service server 10 via the communication network 14, game devices 22, 23, 24, 25, which are terminals dedicated to Go games, are connected in addition to the personal computer 18.
[0040]
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the electronic circuit of the Go game service server 10 according to the embodiment of the present invention. The Go game service server 10 is configured by a computer that reads a program recorded on various recording media and whose operation is controlled by the read program.
[0041]
As shown in FIG. 2, the Go game service server 10 includes a CPU 30, a telephone communication unit 31, a communication unit 32, a storage device 33, a memory 35, and a database device 36.
[0042]
The CPU 30 is responsible for overall control of the Go game service server 10 and implements various functions by operating based on programs (such as Go game programs) and data stored in the memory 35. The functions realized in the Go game service server 10 include an introduction processing function for introducing a desired partner from members registered in advance, and a function for controlling the game of Go with the other party via communication means ( (Game processing), a function (go database) for providing various information about Go. In the function of providing various types of information related to Go, the game data (game record data, game record data, etc.) stored in the database device 36 is transmitted to the game device, and the game currently being executed is displayed. It is possible to provide a game watching service for watching watching games and watching games played in the past.
[0043]
The telephone communication unit 31 is a unit that controls communication with the outside via the public line network, and has a function of making a call automatically in accordance with a telephone number designated by the CPU 30.
[0044]
The communication unit 32 is a unit that controls communication with the outside via the Internet.
[0045]
The storage device 33 is for storing various programs and data, for example, data of various lists (member list, waiting list, game data, game record data, etc.) generated for game management. Are also stored as needed. The storage device 33 includes a recording medium 34 in which programs, data, and the like are recorded in advance, and the recording medium 34 is configured by a magnetic or optical storage medium or a semiconductor memory. This recording medium 34 is fixedly provided in the storage device 33 or is detachably mounted. In addition, the program, data, and the like stored in the recording medium 34 may be received and stored from other devices connected via a communication line or the like, and further connected via a communication line or the like. A storage device including a recording medium may be provided on the other device side, and the program and data stored in the recording medium may be used via a communication line.
[0046]
The memory 35 stores programs and data to be accessed by the CPU 30, and is read from the storage device 33 or the database device 36 and stored as necessary.
[0047]
The database device 36 is a storage device for storing various types of information. For example, a member list 36a in which information about members is registered, information on members who want to play and are connected to the Go game service server 10 Is a list of waiting members to be registered 36b, game data 36c that is information about past games and games played between professionals, and game records that are information about current games among members. Data 36d is included. Further, the database device 36 includes game record information including a game record, a battle record, a player's information, a stuffed bag, a problem collection, a member's winning / losing record, and the like, and is arbitrarily provided according to a request from the member. .
[0048]
Next, the member-side configuration (telephone 39, modem 40, game device 22) connected to the Go-to-game service server 10 via the communication network 14 will be described. Hereinafter, the game apparatus 22 will be described as an object.
As shown in FIG. 3, the modem 40 is connected to a public line network (communication line network 14) via a modular jack 38, and a telephone set 39 is connected. The modem 40 is provided with a wireless communication function with the game device 22 (go game dedicated terminal), and the game device 22 can be used without selecting a place without connecting or replacing a telephone line. It can be done. Needless to say, the game apparatus 22 may have a modem 40 function.
[0049]
The game apparatus 22 is configured to be portable, and an LCD 22a (for example, a large monochrome liquid crystal) and a touch panel 22b are provided on the upper surface of the casing. The display surface of the LCD 22a and the data input surface of the touch panel 22b are configured in a laminated and integrated manner, and an object displayed by the LCD 22a (for example, a display pattern indicating a meteorite, an intersection position during display indicating a board surface, a button, or the like). By directly instructing with a pen or the like, the corresponding coordinate data can be input.
[0050]
As shown in FIG. 3, the modem 20 is provided as a conversion device, but instead of the modem 20, a terminal adapter (TA) and a digital service unit (DSU) that intervene in connection with the ISDN line are provided. It is good also as a structure. Further, the game apparatus 22 and the communication line network 14 may be preferentially connected regardless of wireless communication.
[0051]
FIG. 4A is a block diagram showing a configuration of an electronic circuit of the game apparatus 22 (go game dedicated terminal) in the present embodiment. The game apparatus 22 can be configured by a computer that reads a program recorded on various recording media and whose operation is controlled by the read program.
[0052]
As shown in FIG. 4A, the Go game dedicated terminal 22 in this embodiment includes a CPU 41, ROM 42, touch panel 44, SRAM 46, LCD driver peripheral circuit 48, LCD 50, wireless communication I / F 52, speaker 53, antenna 54, And a battery 56.
[0053]
The CPU 41 realizes various functions according to various control programs and data stored in the ROM 42, and includes a Go game control function, a control function for playing a Go game with a communication partner, and the like.
[0054]
The ROM 42 stores various control programs executed by the CPU 41, data, and the like, and includes a Go game control program, a Go game play control program with a communication partner, and the like.
[0055]
The touch panel 44 is used to input buttons for defining an operation on the apparatus and coordinate data for designating a position where a stone during the execution of the Go game is to be placed.
[0056]
The SRAM 46 is used as a work area when the CPU 41 executes various functions, and stores, for example, data relating to the status of the ongoing Go game (positions where each stone is placed). Details of the data stored in the SRAM 46 are shown in FIG.
[0057]
The LCD driver peripheral circuit 48 controls display on the LCD 50 under the control of the CPU 41, and controls the segment pattern unique to the game display device provided on the LCD 50.
[0058]
The LCD 50 displays various types of information necessary for playing the Go game. During the game, a board display representing the board surface of the board, a hook display for displaying the number of hooks for each of black stone and white stone, black board There are provided a plurality of buttons for inputting a time display for displaying the time of each white board and an instruction for defining the operation. In addition, a segment pattern suitable for game pattern display of the Go game is provided for the area of the LCD 50 that displays the board.
[0059]
The wireless communication I / F 52 performs wireless communication via the antenna 54 under the control of the CPU 41 when a Go game is played against the communication partner.
[0060]
The speaker 53 utters a sound under the control of the CPU 41, and is used to output a sound effect or a voice message (such as a comment on a game or an answer to a question).
[0061]
The battery 56 is used to supply power to each component so that the game display device can be taken outside and carried around.
[0062]
FIG. 4B shows an example of various data stored in the SRAM 46 of the game apparatus 22. Various data shown in FIG. 4B is updated according to the situation with the start of the game (game of Go).
[0063]
As shown in FIG. 4B, the SRAM 46 includes a timer counter (TM) 46a, a handicap data (HD) 46b, a trial hit permission flag (SY) 46c, a first / second hand flag 46d, and a hand number flag (BW) 46e. , Score data 46f (the above is used when playing games, watching games, and watching games), trial hit number flag (BWs) 46g, trial hit number data 46h, trial hit score data 46j (above The game score data 46k (the above is used when the game score game is performed in the game score mode) and the like are stored for managing the game of the Go game.
[0064]
The timer counter 46a is used for counting (counting) the holding time determined in the setting of the game conditions before the game (details will be described later). The timer counter 46a stores data on the own time and the other party's time. The handicap data 46b stores a handicap (communication) value determined in the setting of the game condition. The trial hit permission flag 46c is a flag indicating permission / non-permission of the trial hit (the operation mode in which the operation content is not notified to the opponent game device) set in the game condition setting. The first / second hand flag 46d is a flag indicating whether the first hand (black number) or the second hand (white number) determined in accordance with the setting of the game condition. The hand number flag 46e indicates whether the current batting is black (B) or white (W), and is changed from "0"-"1"-"0" ... for each hand. (For example, the black number is represented by “1”). Processing for the timer counter 46a is controlled in accordance with the values of the first / second hand flag 46d and the number flag 46e. The game record data 46f is data relating to each stone constituting the board of the game, and is composed of data composed of a combination of “number, white / black, position” information generated for each start. The trial batting number flag 46g indicates whether the current batting mode in the trial batting mode is black (B) or white (W), and is changed from “0” to “1” to “0”. The The trial hit number data 46h is data indicating the number of starts (numbers) in the trial hit mode. The trial hit score data 46j is data relating to each stone constituting the board in the trial hit mode, and is composed of data consisting of “number, white / black, position” in the same manner as the score record data 46f. The game score data 46k stores predicted start data indicating the next start designated by the user in the game score game.
[0065]
Although not shown in FIG. 4, the game apparatus 22 may be equipped with a function for inputting voice, a function for inputting character data, and the like.
[0066]
FIG. 5 shows the data structure of the member list 36a, the waiting member list 36b, the game record data 36c, and the game record data 36d stored in the database device 36 (or storage device 33) of the Go game service server 10. .
[0067]
The member list 36a is pre-registered with information on members who can receive the service provided from the Go-game service server 10, and as shown in FIG. 5 (a), the name, member number, telephone number, rank, etc. Information is registered for each member.
[0068]
The waiting-for-game member list 36b is for registering information of members who wish to play and are connected to the Go-go service server 10, and as shown in FIG. Corresponding to the name of the member, information such as membership number, opponent's condition (stage) against the opponent, waiting start time that indicates the time when it entered the waiting state, and game information that indicates the opponent when there is a previously interrupted game Is registered.
[0069]
The game record data 36c is information that is registered in the past and is referred to when watching the game record, and as shown in FIG. 5C, the player's name (player (1), game) (2)), game record data, game data indicating a game location that is a key point in the game, and data such as game date and time are registered in association with each other.
[0070]
The game score data 36d is registered with information about the game currently being played and is referred to when watching the game. As shown in FIG. 5D, the player's name (player (1), The player (2)), game record data, and additional data including various data related to the game specified during the game are registered in association with each other.
[0071]
FIG. 6 shows an example of a format of start data transmitted to the Go game service server 10 when the game device being played starts. As shown in FIG. 6, the start data includes game identification data D1 for identifying the currently played game, number data D2 indicating the number (black number, white number), number data D3 indicating the number of moves, start X coordinate data D4, Y coordinate data D5 indicating the position, time data D6 relating to the holding time, a time out flag D7 for notifying that time has expired, and the like are included. Thereby, for example, data such as “game A, black 37th hand, 14-16th (start position), 36 minutes 52 seconds (remaining time)” is transmitted to the game device of the opponent. .
[0072]
Next, the operation of the game system in the present embodiment will be described with reference to a flowchart.
First, a game between game devices (for example, the game devices 23 and 24) that is played via the communication line network 14 using the Go game service server 10 is referred to as another game device (for example, the game device 22). ) Will be described. FIG. 7 is a flowchart showing a processing procedure for searching the game device 22 for a game to be watched by the game, and FIG. 8 is a flowchart showing a processing procedure of the Go game service server 10 corresponding to the game search by the game device.
[0073]
When each of the game devices 23 and 24 starts, the start data as shown in FIG. 6 is transmitted to the Go game service server 10. The Go game service server 10 corresponds to the start data received from the game devices 23 and 24 in the game and registered in the players (1) and (2) of the game score data 36d (FIG. 5 (d)). Are sequentially stored as game data. Similarly, the game score data is sequentially stored for games played between other game devices.
[0074]
First, the game device 22 transmits a game watching request to the Go game service server 10 via the communication line network 14 when a game watching currently being performed elsewhere is requested by an operation on the touch panel 44.
[0075]
Upon receiving the watching request from the game device 22 (FIG. 8, steps B1 and B2), the Go game service server 10 creates a game list based on the currently played games registered in the game score data 36d. It is generated and transmitted to the game device 22 (step B3). For example, the Go game service server 10 includes the names registered in the players (1) and (2) of the game record data 36d and the member information (for example, ranks) retrieved from the member list 36a based on each name. ) And the number of moves determined by the game record data are generated.
[0076]
On the other hand, when the game device 22 receives the game list from the Go game service server 10, the game device 22 displays the game list on the LCD 50 (FIG. 7, step A1).
FIG. 9 shows a display example of a game list for watching games. As shown in FIG. 9, in the game list, for each game currently being performed, the players, their ranks, and the number of the games are displayed. The display screen is provided with a key input unit for executing various processes using the game list. In the key input section, the “next page” key and “previous page” key for switching the game contents displayed as the game list, and the “reduced board surface” that shows the game by the actual board instead of showing the player name Key, “Select” key to select a game specified in the game list, “First board” key, “Middle board” key, “End game” to display only a list of games of a specific situation (first board, middle board, last stage) "Key" and a "menu" key for displaying a menu for executing other functions. Key input is performed by touching the detection surface of the touch panel 22b integrated with the display screen of the LCD 22a with a pen-shaped pointer or fingertip.
[0077]
For example, when the players “AAAA” and “BBBB” in the game list are designated and the “select” key is designated, the game device 22 corresponds to the Go game service server 10. The game designation of the game is transmitted (step A2).
[0078]
When receiving the game designation from the game device 22 (step B4), the game server service server 10 transmits the game data 22 of the designated game stored in the game media data 36d to the game device 22 (step B5). ). When the game device 22 receives the game score data from the Go game service server 10, the game device 22 stores the game score data (game score data) in the SRAM 46, and the board 50 in the game on the LCD 50 based on the game score data. Is displayed (step A3).
[0079]
FIG. 10 shows an example of an LCD display screen on which a game board is displayed. As shown in FIG. 10, the LCD display screen is provided with a board display area, a player display area, and a key input unit. In the board display area, the white number is the player “AAAA” (the rank is 3), and the black number is “BBBB” (the rank is 2). In the key input section, a “detail” key for displaying detailed information of the game, a “reduction” key for reducing the board surface to display the state of multiple games at the same time, and displaying a board of another game “Next Page” key, “Previous Page” key, “Menu” key for displaying a menu for executing other functions, and “Game watching” key for starting a game watching are provided. .
[0080]
Here, when the start of the game watching is instructed by operating the “game watching” key, the game device 22 transmits a game watching start request to the Go game service server 10 (step A4). When the game play server 10 receives a game start request from the game device 22 (step B8), the game player 22 then operates between the players (players “AAAA” and “BBBB”). A start data transmission process for transmitting start data transmitted / received by the game device) to the game device 22 each time a start is made is executed (step B9).
[0081]
While the game device 22 stores the start data transmitted from the Go game service server 10 in the SRAM 46, the game device 22 sequentially displays the stone pattern indicating the start position during the board display shown in FIG. (Step A10) In addition, during the game watching, it is possible to receive a question about the game and receive an explanation, and details thereof will be described later.
[0082]
On the other hand, when the “reduced board” key is designated in the game list shown in FIG. 9, the game device 22 transmits a reduced board display request to the Go game service server 10 (step A5). When the game device 22 requests a reduced board display (step B6), the game server service server 10 transmits to the game device 22 the game score data of a plurality of predetermined games stored in the game score data 36d. (FIG. 8, step B7).
[0083]
When the game device 22 receives a plurality of game record data from the Go game service server 10, the game device 22 stores the game record data (game record data) in the SRAM 46, and based on the game record data of each game. Then, a plurality of playing boards are displayed on the LCD 50 (step A6).
[0084]
FIG. 11 shows an example of a reduced board surface display in which four board surfaces are simultaneously displayed. As shown in FIG. 11, in order to display four board surfaces, an area for displaying one game board surface is reduced compared to the board display shown in FIG. The key input unit in FIG. 11 is the same as that shown in FIG.
[0085]
In this way, by displaying multiple boards at the same time, you can see the progress status and the contents of the game that were only known in the game list only with the player, so you can watch it A game can be easily selected. Therefore, it is possible to easily avoid the fact that although watching a game has just begun, it is not interesting, or as soon as it starts to be watched, the game ends and the game itself is not boring.
[0086]
If you want to select a game other than the four games displayed on the reduced screen, you can specify the “next page” key or the “previous page” key to reduce the size of the other game. it can. In response to an instruction to the “next page” key or the “previous page” key, the game apparatus 22 transmits a reduced board request to the Go game service server 10 to obtain game score data for other predetermined games. Acquire and display the reduced board of other games.
[0087]
Thus, for the game displayed by the reduced board, the details about the game can be displayed. For example, when a “detail” key is operated in a state where one game is designated, the game apparatus 22 displays details of information regarding the designated game based on game record data or player data. (Step A8).
[0088]
FIG. 12 shows an example of a screen that displays in detail the game that is the target of watching. In FIG. 12, the reduced board of the designated game, the name and rank of the player, the current number of Agehama, the remaining time of each, the number of times, etc. are displayed. Thus, by displaying the detailed display for the arbitrarily designated game, it can be used as a reference for determining the game to be viewed.
[0089]
Here, when the start of the game watching is instructed by operating the “game watching” key (step A9), the game watching is started in the same manner as described above (step A10). When the “reduction” key is instructed during the detailed display, the reduction board surface shown in FIG. 11 is displayed. When the “enlargement” key is instructed, the enlargement board surface shown in FIG. ) Is displayed.
[0090]
In this way, when selecting a game to be watched for a game, not only using the game list in which the players of the current game as shown in FIG. 9 are displayed, but also the actual game The situation can be selected after being displayed and confirmed as shown in FIG. 10 or can be selected after being confirmed by simultaneously displaying a plurality of images on the reduction board surface.
[0091]
Next, a process of receiving a question transmission and explanation regarding a game that is being started as described above will be described with reference to a flowchart shown in FIG.
[0092]
In the communication game system according to the present embodiment, a user of another game device (or personal computer) serves as a commentator to explain the game being performed between game devices via the Go game service server 10. The user who is transmitting and watching the game with another game device can receive the explanation. In addition to receiving the commentary unilaterally, the commentator can receive an answer by sending a question to the game being watched.
[0093]
Here, as shown in FIG. 14 (a), the game apparatus 23 is the terminal P1, the game apparatus 24 is the terminal P2, and the game is performed between them, and the commentator uses the game apparatus 25 as the terminal B. And Further, it is assumed that the game apparatus 22 is a terminal A and a user using the terminal A is watching a game of the game apparatuses 23 and 24.
[0094]
Between the game device 23 and the game device 24, the game is advanced by alternately transmitting the start data to the Go game service server 10 (step C1). Upon receiving the start data from the game device 23 or the game device 24, the Go game service server 10 transmits the start data to the game device of the opponent and the game device 25 (terminal B) used by the commentator , And also to the game device 22 (terminal A) that is watching the game (step C2).
[0095]
The commentator operating the game device 25 (terminal B) watches the game in the same manner as the game watching described above, and inputs the game-related comment to the game device 25. The game device 25 transmits the explanation data about the game to the Go game service server 10 (step C3). For example, there are a method of inputting a character string representing the content of the description and transmitting text data of the character string, or a method of inputting sound and transmitting sound data. In the configuration of the game device shown in FIG. 4, the function for inputting character string data and the function for inputting voice are not shown. However, in the game device used by the commentator, for the explanation input. It is assumed that the function is provided. Further, the game device may be realized by a personal computer capable of inputting characters and voice.
[0096]
Upon receiving data from the game device 25 (terminal B) operated by the commentator, the Go game service server 10 does not transmit it to the game devices 23 and 24 that are playing the game, but to the terminal A that is watching the game. (Step C4). FIG. 14B shows a state in which the explanation transmitted from the game apparatus 25 is transmitted to the game apparatus 22 via the Go game service server 10.
[0097]
On the other hand, the game device 22 (terminal A) that is watching the game receives the game device 23 (terminal P1) and the game device 24 (terminal P2) while watching the game or from the Go game service server 10. A question can be transmitted when there is a question about the explanation or there is something that is not known (step C6). The contents of this question are based on the transmission of text data or voice data in the same manner as in the explanation (the game device 22 is provided with a character input or voice input function in the same manner as the game device 25 used by the commentator. ).
[0098]
When the Go game service server 10 receives a question from the game device 22 (terminal A) that is playing the game (step C7), the content of the question is sent to the game device 25 (terminal B) used by the commentator. Transmit (step C8). When the game device 25 (terminal B) receives the question data from the Go game service server 10, the game device 25 (terminal B) displays the content of the question on the screen or outputs the content of the question to the commentator. Notification is made (step C9).
[0099]
When an answer to the question is input by the commentator, game device 25 (terminal B) transmits the content of the answer to Go game service server 10 (step C10). The Go game service server 10 transmits the answer obtained from the game device 25 (terminal B) to the game device 22 (terminal A) that has made the question request (step C11).
[0100]
In this way, the game device 23 (terminal P1) and the game device 24 (terminal B2) different from the game device 24 (terminal P2) that are playing the game are explained and the contents of the explanation are affected. Can be transmitted to the game device 22 (terminal A) that is watching the game without giving a game.
[0101]
In addition, in the game device 22 (terminal A), when there is a question, an answer from the commentator for this question can be obtained by transmitting the question to the Go game service server 10. Therefore, the user can receive the same service as if he / she participated in the large board commentary while at home.
[0102]
In the above explanation, it is intended to watch the game being executed in real time, but next, when watching the game based on the game record data recorded for the game played in the past Will be described. FIG. 15 is a flowchart showing a processing procedure for searching for a game to be viewed in the game device 22 in the game device 22, and FIG. 16 is a flowchart showing a processing procedure of the Go game service server 10 corresponding to the game score search by the game device.
[0103]
The Go game service server 10 stores game record data 36c in the database device 36 as shown in FIG. That is, while the game is being played, the game record data sequentially stored according to the start data as the game record data 36d is added as the game record data 36c after the game is completed. And stored in the database device 36.
[0104]
In addition, the game record data is played in the game by the administrator of the Go game service server 10 or a commentator (terminal used by the commentator) who has been given access authority to the database device 36 from the outside. The turn that has become a winning place (key (such as a hand that affects winning or losing)) is set as the winning place data.
[0105]
Further, when the player performs a predetermined operation during the game, the game number at that time is notified to the Go game service server 10 by the start data, and can be stored as additional data to the game score data of the game data 36c. In this case, when the game record data is stored as game record data 36c after the game is completed, data indicating the number stored as additional data is stored as game place data. Thereby, when the player himself / herself appreciates his / her game, it is possible to intentionally display the board number of the turn when a predetermined operation is performed.
[0106]
As game data, a plurality of moves can be set for one game. Further, not only the hand that affects winning and losing, but also an interesting hand that is effective for learning when playing the game watching may be set as the game place data.
[0107]
First, when the game device 22 is requested by an operation on the touch panel 44 to view a game (game record data) registered in the database device 36 of the Go game service server 10, the game device 22 goes through the communication line network 14. A game viewing request is transmitted to 10.
[0108]
When receiving the appreciation request from the game device 22 (FIG. 16, steps E1 and E2), the Go game service server 10 generates a game list based on the games played in the past registered in the game record data 36c. And transmitted to the game device 22 (step E3). For example, the Go game service server 10 includes the names registered in the players (1) and (2) of the game record data 36c, and member information (for example, rank) searched from the member list 36a based on each name. Is generated as a match list.
[0109]
On the other hand, when the game apparatus 22 receives the game list from the Go game service server 10, the game apparatus 22 displays the game list on the LCD 50 (FIG. 15, step D1). It should be noted that the game list for watching games is a format in which, for example, the game number display is omitted from the game list for watching games shown in FIG.
[0110]
Here, when a game between certain players in the game list is designated (it can be arbitrarily designated by an instruction with a pen), and the “select” key is designated, the game device 22 is provided with the Go game service. The game designation of the corresponding game is transmitted to the server 10 (step D2).
[0111]
When receiving the game designation from the game device 22 (step E4), the game server service server 10 transmits the game data of the designated game stored in the game data 36c to the game device 22 (step E5). When the game device 22 receives game data from the Go game service server 10, the game device 22 stores the game data (game game data) in the SRAM 46.
[0112]
FIG. 17 shows an example of an LCD display screen on which a game viewing board is displayed (an example of a board display during game watching). As shown in FIG. 17, the LCD display screen for viewing the game includes a board display area and a key input unit. In the key input section, the "Proceed" key for proceeding with each move, the "Return" key for returning the move, and the "Game place" for displaying the board that will be the game place in the game ”Key,“ Join ”key to make a connection from the middle of the game,“ Trial ”key to make a trial hit without affecting the game data from the middle of the game, a game score prediction game that predicts the next start In addition to the “Guide score” key for performing a game, there is an “Auto Send” key for automatically starting the game at regular intervals without any special operation, and an “End” key for ending the game viewing. Is provided. In the initial state, the board display for viewing the game is assumed to be displayed in a state where no start has been made (a state where no stone pattern is displayed).
[0113]
Thereafter, the game can be advanced by operating the keys provided in the key input unit to display the board, that is, to enjoy the game (step D4). Note that processing in the game apparatus 22 when playing the game is described later (FIG. 18).
[0114]
On the other hand, when the “reduced board” key is designated in the game list, the game device 22 transmits a reduced board display request to the Go game service server 10 (step D5). When the game device 22 requests the reduced game board display from the game device 22 (FIG. 16, step E6), the game device 22 stores a plurality of predetermined game data stored in the game record data 36c of the database device 36. (Step E7).
[0115]
When the game device 22 receives a plurality of game data from the Go game service server 10, the game device 22 stores the game data (game game data) in the SRAM 46 and a plurality of data in the LCD 50 based on the game data of each game. The board surface currently being played is displayed (step D6). Note that the reduced board display for watching games is displayed in the same manner as the reduced board display for watching games shown in FIG. However, even if the initial state is not started at all, it is not a reference when selecting a game to be viewed, so game data added to the game record data (for example, the smallest hand) The board surface indicated by (using data indicating the number) is displayed.
[0116]
In this way, by displaying multiple boards at the same time, it is possible to easily check the contents of the game that were only known by the player in the game list, so it is easy to select the game to be watched. it can.
[0117]
If you want to select a game other than the four games displayed on the reduced screen, you can specify the “next page” key or the “previous page” key to reduce the size of the other game. it can. The game device 22 acquires game record data for a plurality of other predetermined games by transmitting a reduced board request to the Go game service server 10 in response to an instruction to the “next page” key or “previous page” key. Display the reduced board of other games.
[0118]
In this way, when selecting a game to be viewed as a game appreciation, not only use the game list displayed by the player of the game, but also make a selection after confirming multiple items displayed simultaneously on the reduced board Can do.
[0119]
In this way, when the game board which is the target of the game watching is specified in the reduced board display (step D7), the game device 22 displays the specified board enlarged and displays the game watching shown in FIG. The board surface for use is displayed (step D8).
[0120]
Hereinafter, the game data of the designated game (including game data 46f and game place data 46m) is stored in the SRAM 46, and the key provided in the key input unit is operated based on the game data. The game can be advanced to display the board, that is, to enjoy the game (step D9).
[0121]
Next, the game viewing process executed by the game apparatus 22 will be described. FIG. 18 is a flowchart showing the processing in the game device when playing a game.
[0122]
When the “first move” key is instructed when the game appreciation screen shown in FIG. 17 is displayed (step F1), the game device 22 executes the next game based on the game record data stored in the SRAM 46. The stone pattern corresponding to the start of is displayed at a predetermined position (step F2). When the “return to one hand” key is designated (step F3), the stone pattern of the last displayed starting stone is erased (step F4). Accordingly, the user can arbitrarily advance the game by operating the “first move” key and the “return one key” key, or return the situation and see the game situation again. When the “first move” key and the “return one key” key are continuously pressed by a pen or the like, the stone pattern corresponding to the next start is continuously displayed at a high speed.
[0123]
When the “game place” key is instructed (step F5), the game device 22 refers to the game place data 46m of the SRAM 46, and uses the game score data 46f to determine the board in the turn indicating the game place. To display. As the game place data, a plurality of numbers can be set in advance, and when the “game place” key is designated, the display can be sequentially switched to the board of the next game place. As a result, it is not necessary to proceed from the beginning in order, and it is possible to concentrate on the (interesting) board surface that is useful for viewing the game.
[0124]
In this way, for the game viewing board arbitrarily displayed by each key operation, it is possible to perform a test hit from the middle of the board by an instruction to the “trial hit” key.
[0125]
For example, suppose you want to think about what will change when you take another action other than the actual procedure of the game record in a certain phase of watching the game. In such a case, it is difficult to read the changes in the head, and there is a request to actually arrange the stones. In such a case, trial strikes should be made without affecting the original game record data. Can do.
[0126]
When the “trial hit” key is instructed (step F9), the game apparatus 22 enters the trial hit mode, how many trials of the game you are currently viewing have entered the trial strike, and the current board surface and the current status such as Agehama Remember the situation. In addition to the game record buffer (game record data 46f) holding the game record data currently being viewed, a dedicated game record buffer (test game record data 46j) is prepared in the SRAM 46.
[0127]
In the trial hit mode, you can start anytime from the middle of watching the game, and you can think about another start by returning your hand by operating the “first move” key or the “return one” key ( Step F10). In this case, the game record data that was originally the object of the game appreciation is not changed, but is stored as test game record data 46j in a newly prepared game record buffer for test use.
[0128]
In this way, when the trial hits are sufficiently examined, the end of the trial hits is instructed. The game device 22 reproduces the situation at the time of watching the game (current board surface, agehama, etc.) stored when the game mode is changed to the test hit mode so that it can return to the game watching.
[0129]
In this way, in the trial hit executed by the operation of the “trial hit” key, the data inputted by the start is stored as trial hit mode data 46h in the SRAM 46 as trial hit mode data, and after the trial hit is finished, the original game score data is stored. Since the board surface based on 46f can be displayed, trial hitting can be performed without affecting the game score data for the original game.
[0130]
If the “game score hit” key is pressed during the game viewing (step F7), the game device 22 shifts to the game score guess mode for executing the game score guess game. That is, in the game score guessing game, it is determined whether or not the predicted next start is correct, and the result is notified (step F8).
[0131]
FIG. 19 is a flowchart showing the game score game process that can be executed while watching the game on the game device.
[0132]
If the execution of the game score guessing game is instructed by operating the “game score guessing” key during the game appreciation, the game apparatus 22 does not immediately display the next start unlike the normal game score appreciation. Requesting the next start to be input (step G1). When the next starting position is predicted in response to this request and the board display is instructed, the game apparatus 22 stores the starting data at the instructed position in the SRAM 46 as score record data 46k (step G2). .
[0133]
Further, the game device 22 compares the next start in the actual battle stored in the game game record data 46f with the expected start stored in the game score data 46k, and whether or not both of the starts are the same. That is, it is determined whether or not the answer is correct (step G3). Here, if the answer is correct, the game apparatus 22 displays the next start that was correct in the display on the board (step G5).
[0134]
On the other hand, if the predicted start is wrong, the game apparatus 22 requests to input the predicted start again (step G1). If the next start cannot be predicted and an instruction is given to surrender, the game apparatus 22 displays the next hand and proceeds to the next step.
[0135]
If the predicted start is wrong, you can enter the expected start repeatedly until you get the correct answer, or you can't move forward, or if you make a mistake once or a predetermined number of times, It is also possible to display the next start and advance to the next step.
[0136]
In this way, by playing the game score guessing game, you can realize the process of thinking about the next hand one by one, so rather than just watching the game score where you only see the board where the position where it was started is displayed, More proactively, each individual will use his head to predict the next hand. Therefore, even if the same station is being viewed, the learning effect is much higher than when simply viewing the game record. In particular, when playing a game record game, it is effective to use a game record of a strong person such as a game between professionals.
[0137]
In the above description, a case where a Go game is played between game devices connected via the Go game service server 10 and the communication line network 14 has been described. The present invention can also be applied to other games in which data for advancing data alternately between players is input.
[0138]
Further, the game devices 22, 23, 24, and 25, which are dedicated Go game terminals for playing games, are mainly described. However, the personal computer 18 is caused to execute a program that realizes the functions of the game device described above. Thus, the personal computer 18 can be used as a game device.
[0139]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a game device and a server device that are easy to use for watching games (appreciating) and are effective in improving repulsion.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration example of a communication system using a game device in the present embodiment.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of an electronic circuit of the Go game service server 10 in the present embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing a configuration (game device) on a member side connected via a public line network 16;
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of an electronic circuit of a game device used as a dedicated terminal for a Go game in the present embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing a data structure of a member list 36a, a waiting list member list 36b, game data 36c, and game data 36d stored in the database device 36 of the Go game service server 10;
FIG. 6 is a diagram showing an example of a format of start data transmitted to the Go game service server 10;
FIG. 7 is a flowchart showing a processing procedure for searching a game device 22 for a game to be watched for a game.
FIG. 8 is a flowchart showing a processing procedure of the Go game service server 10 corresponding to a game search by the game device.
FIG. 9 is a view showing a display example of a game list for watching games.
FIG. 10 is a diagram showing an example of an LCD display screen on which a board for playing games is displayed.
FIG. 11 is a diagram showing an example of a reduced board surface display in which four board surfaces are simultaneously displayed.
FIG. 12 is a diagram showing an example of a screen in which details of a game that is a watching target are displayed.
FIG. 13 is a flowchart illustrating processing for receiving a question about a game being played and receiving a comment on the game.
FIG. 14 is a diagram for explaining the relationship between the Go game service server 10 during game play and each game device (terminal).
FIG. 15 is a flowchart showing a processing procedure for searching a game device 22 for a game to be viewed.
FIG. 16 is a flowchart showing a processing procedure of the go game service server 10 corresponding to a game score search by the game device;
FIG. 17 is a diagram showing an example of an LCD display screen on which a board for playing games is displayed.
FIG. 18 is a flowchart showing processing in the game device when playing a game.
FIG. 19 is a flowchart showing processing of a game score guessing game that can be executed during game viewing on the game device 22;
[Explanation of symbols]
10 ... Go game service server
12 ... Service Provider
14. Communication network
18 ... Personal computer
22, 23, 24 ... Game device
22a ... LCD (Liquid Crystal Display)
22b ... Touch panel
22c ... Antenna
30 ... CPU
31 ... Telephone communication unit
32 ... Communication unit
33 ... Storage device
33a ... Go game program
34 ... Recording medium
35 ... Memory
36 ... Database device
36a ... Member list
36b ... Waiting list for members
36c ... record data
36d ... game record data
38 ... Modular jack
39 ... Telephone
40 ... modem
41 ... CPU
42 ... ROM
44 ... Touch panel
46 ... SRAM
48 ... LCD driver peripheral circuit
50 ... LCD
52 ... Wireless communication I / F
53 ... Speaker
54 ... Antenna
55 ... Timer
56 ... Battery

Claims (3)

通信手段を介して接続される装置間で囲碁の対局ゲームを行なわせるサーバ装置において、
複数の対局ゲームの内容を記憶する記憶手段と、
通信手段を介して接続された装置からの対局ゲームの内容の取得要求があった場合に、前記記憶手段によって記憶された複数の対局ゲームの対局者とそれぞれの段級、及び対局の手数をリスト形式によって通知し、通信先の装置においてリスト表示させる第1通知手段と、
通信手段を介して接続された装置からの対局ゲームの内容の取得要求があった場合に、前記記憶手段によって記憶された複数の対局ゲームの中の所定数の対局ゲームの内容を通知し、通知先の装置において所定数の対局ゲームの盤面状況を同時に表示させる第2通知手段と、
前記通信回線を介して接続される装置からの要求により前記第1通知手段による通知から前記第2通知手段による通知に切り換える手段と、
前記第1通知手段によってリスト形式によって通知した複数の対局ゲームから特定の対局ゲームを選択する要求があった場合、または前記第2通知手段によって通知した所定数の対局ゲームの内容から特定の対局ゲームを選択する通知があった場合、前記記憶手段に記憶された該当する対局ゲームの内容を送信するゲーム内容送信手段と
を具備したことを特徴とするサーバ装置。
In a server device that allows a game of Go to be played between devices connected via communication means,
Storage means for storing contents of a plurality of game games;
When there is a request to acquire the contents of a game from a device connected via communication means, a list of players of each of the plurality of game games stored in the storage means, their ranks, and the number of games played A first notification means for notifying by a format and displaying a list on a communication destination device;
When there is a request to acquire the contents of a game from a device connected via a communication means, the contents of a predetermined number of game games stored in the storage means are notified and notified. Second notification means for simultaneously displaying the board status of a predetermined number of game games in the previous device;
Means for switching from notification by the first notification means to notification by the second notification means in response to a request from a device connected via the communication line;
When there is a request to select a specific game from a plurality of game games notified by the first notification means in a list format, or a specific game is determined from the contents of a predetermined number of game games notified by the second notification means And a game content transmitting means for transmitting the content of the corresponding game stored in the storage means when there is a notification to select the server.
前記記憶手段によって記憶される複数の対局ゲームの内容は、通信手段を介して接続される装置間で実行中の対局ゲームの内容、または過去に行われた対局ゲームの内容であることを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。  The contents of the plurality of game games stored by the storage means are the contents of a game game being executed between devices connected via the communication means, or the contents of a game played in the past. The server device according to claim 1. 通信手段を介して接続された他の装置との間でサーバ装置を介在させて囲碁の対局ゲームを行なうゲーム装置において、
前記サーバ装置に対して対局ゲームの内容の取得要求を、リスト形式による表示または所定数の対局ゲームの盤面状況表示の何れかを指定して送信する要求送信手段と、
前記要求送信手段によってリスト形式による表示を選択して送信した取得要求に対して、前記サーバ装置から通知された複数の対局ゲームの対局者とそれぞれの段級、及び対局の手数をリスト形式によって表示する第1表示手段と、
前記要求送信手段によって所定数の対局ゲームの盤面状況表示を選択して送信した取得要求に対して、前記サーバ装置から通知された所定数の対局ゲームの盤面状況を同時に表示する第2表示手段と、
前記第1表示手段によってリスト形式によって表示された複数の対局ゲーム、または前記第2表示手段によって同時に表示された所定数の対局ゲームの中から指定される特定の対局ゲームを、前記サーバ装置に通知する通知手段と、前記通知手段による通知に対して前記サーバ装置から送信される前記特定の対局ゲームの内容を受信する受信手段と
を具備したことを特徴とするゲーム装置。
In a game device for playing a game of Go with another device connected via communication means with a server device interposed therebetween,
A request transmitting means for transmitting to the server device an acquisition request for the contents of the game, designating either a list format display or a predetermined number of game board status displays;
In response to an acquisition request transmitted by selecting display in list format by the request transmission means, the players of each of the plurality of game games notified from the server device, their respective ranks, and the number of games played are displayed in list format. First display means for
Second display means for simultaneously displaying a predetermined number of playing game board statuses notified from the server device in response to an acquisition request transmitted by selecting and sending a predetermined number of playing game board status indications by the request transmitting means; ,
Notifying the server apparatus of a plurality of game games displayed in a list format by the first display means or a specific game game designated from a predetermined number of game games displayed simultaneously by the second display means A game apparatus comprising: a notification means for receiving; and a reception means for receiving the content of the specific game played from the server apparatus in response to a notification by the notification means.
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