JP4314066B2 - スケジュール表示装置、スケジュール表示方法、スケジュール表示プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スケジュール表示装置、スケジュール表示方法、スケジュール表示プログラムに関し、特に、期間線を表示するスケジュール表示装置、スケジュール表示方法、スケジュール表示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スケジュールを表示する特許文献1記載の技術は、RAMの予定データテーブルに記憶されたスケジュールデータを、時間軸上に、その開始時間から終了時間までの帯とその予定内容とを並べて表示する技術であって、スケジュールタイムテーブル画面を表示部に表示するとき、スケジュールタイムテーブル画面の各表示日の枠内に、一日のスケジュールデータが表示しきれない場合、CPUは、当該表示しきれない日にちに対応させてスクロールボタンを表示させ、上記スクロールボタンのタップが行われたとき、当該日のスケジュールデータをスクロール表示するよう制御する技術である。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−24490号公報(図6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術の第1の問題点は、スケジュールのイベントの開始時間、終了時間の表示が1画面(1ページ)に収まらない場合が多いことである。
【0005】
その理由は、スケジュールの存在しない時間も等間隔で表示するからである。
【0006】
第2の問題点は、スケジュールの時間的重なりが見にくいことである。
【0007】
その理由は、時間の帯とスケジュールのイベントの文字とが重ねて表示されるからである。
【0008】
本発明の目的は、期間線を表示し、上記問題点を解決するスケジュール表示を実施することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1のスケジュール表示装置は、利用者からのイベント名、開始時刻、終了時刻を含むスケジュールのデータを入力し、入力されたスケジュールのデータを出力する入力部と、前記入力部からスケジュールのデータを入力し記憶部に格納し、開始時刻データ、終了時刻データにより、イベント時間の重複を調べ、イベントの時間の重複が存在すれば、イベントの開始時間、終了時間を参照して、開始時間、終了時間に対応する期間線用図形を前記記憶部から抽出し、各イベントの開始時刻、終了時刻に付加し、出力する処理部と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する開始時刻を抽出し開始時刻データとして、前記処理部に出力する開始時刻部と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する終了時刻を抽出し終了時刻データとして、前記処理部に出力する終了時刻部と、前記処理部からの各イベントの開始時刻、終了時刻、期間線用図形を各イベントの名称と期間線用図形とが重ならない表示となるように表示装置用の形式に変換し出力する表示制御部と、を有することを特徴とする。
【0010】
本発明の第2のスケジュール表示装置は、利用者からのイベント名、開始時刻、終了時刻を含むスケジュールのデータを入力し、入力されたスケジュールのデータを出力する入力部と、前記入力部からスケジュールのデータを入力し記憶部に格納し、開始時刻データ、終了時刻データにより、イベント時間の重複を調べ、イベントの時間の重複が存在すれば、終了時刻の遅い方のイベントの開始時刻、終了時刻の期間線を外側に表示するために、終了時刻の遅い方のイベントの開始時刻、終了時刻に外側表示指示フラグを付加し、前記記憶部に格納し、終了時刻が同一である重複が存在する場合には、開始時間が早い方のイベントの開始時刻、終了時刻に外側表示指示フラグを付加し、前記記憶部に格納し、イベントの名称のデータを出力し、各イベントの開始時刻、終了時刻のフラグなし、または、外側表示指示フラグに対応する期間線用図形を前記記憶部から選択し、各イベントの開始時刻、終了時刻に付加し出力する処理部と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する開始時刻を抽出し開始時刻データとして、前記処理部に出力する開始時刻部と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する終了時刻を抽出し終了時刻データとして、前記処理部に出力する終了時刻部と、前記処理部からの各イベントの開始時刻、終了時刻、期間線用図形を、各イベントの名称と期間線用図形とが重ならない表示となるように表示装置用の形式に変換し出力する表示制御部と、を有することを特徴とする。
【0011】
本発明の第3のスケジュール表示装置は、前記第1、または第2のスケジュール表示装置であって、前記処理部からの各イベントの開始時刻、終了時刻、期間線用図形を、各イベントの名称と期間線用図形とが重ならない表示となるように、かつ、イベントの開始時刻、終了時刻ではない時刻表示は行わないように表示装置用の形式に変換し出力する表示制御部と、を有することを特徴とする。
【0012】
本発明の第1のスケジュール表示方法は、利用者からのイベント名、開始時刻、終了時刻を含むスケジュールのデータを入力し、入力されたスケジュールのデータを出力する入力手順と、前記入力手順からスケジュールのデータを入力し記憶部に格納し、開始時刻データ、終了時刻データにより、イベント時間の重複を調べ、イベントの時間の重複が存在すれば、イベントの開始時間、終了時間を参照して、開始時間、終了時間に対応する期間線用図形を前記記憶部から抽出し、各イベントの開始時刻、終了時刻に付加し、出力する処理手順と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する開始時刻を抽出し開始時刻データとして、前記処理手順に出力する開始時刻手順と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する終了時刻を抽出し終了時刻データとして、前記処理手順に出力する終了時刻手順と、前記処理手順からの各イベントの開始時刻、終了時刻、期間線用図形を各イベントの名称と期間線用図形とが重ならない表示となるように表示装置用の形式に変換し出力する表示制御手順と、を含むことを特徴とする。
【0013】
本発明の第2のスケジュール表示方法は、利用者からのイベント名、開始時刻、終了時刻を含むスケジュールのデータを入力し、入力されたスケジュールのデータを出力する入力手順と、前記入力手順からスケジュールのデータを入力し記憶部に格納し、開始時刻データ、終了時刻データにより、イベント時間の重複を調べ、イベントの時間の重複が存在すれば、終了時刻の遅い方のイベントの開始時刻、終了時刻の期間線を外側に表示するために、終了時刻の遅い方のイベントの開始時刻、終了時刻に外側表示指示フラグを付加し、前記記憶部に格納し、終了時刻が同一である重複が存在する場合には、開始時間が早い方のイベントの開始時刻、終了時刻に外側表示指示フラグを付加し、前記記憶部に格納し、イベントの名称のデータを出力し、各イベントの開始時刻、終了時刻のフラグなし、または、外側表示指示フラグに対応する期間線用図形を前記記憶部から選択し、各イベントの開始時刻、終了時刻に付加し出力する処理手順と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する開始時刻を抽出し開始時刻データとして、前記処理手順に出力する開始時刻手順と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する終了時刻を抽出し終了時刻データとして、前記処理手順に出力する終了時刻手順と、前記処理手順からの各イベントの開始時刻、終了時刻、期間線用図形を、各イベントの名称と期間線用図形とが重ならない表示となるように表示装置用の形式に変換し出力する表示制御手順と、を含むことを特徴とする。
【0014】
本発明の第3のスケジュール表示方法は、前記第1、または第2のスケジュール表示方法であって、前記処理手順からの各イベントの開始時刻、終了時刻、期間線用図形を、各イベントの名称と期間線用図形とが重ならない表示となるように、かつ、イベントの開始時刻、終了時刻ではない時刻表示は行わないように表示装置用の形式に変換し出力する表示制御手順と、を含むことを特徴とする。
【0015】
本発明の第1のスケジュール表示プログラムは、利用者からのイベント名、開始時刻、終了時刻を含むスケジュールのデータを入力し、入力されたスケジュールのデータを出力する入力手順と、前記入力手順からスケジュールのデータを入力し記憶部に格納し、開始時刻データ、終了時刻データにより、イベント時間の重複を調べ、イベントの時間の重複が存在すれば、イベントの開始時間、終了時間を参照して、開始時間、終了時間に対応する期間線用図形を前記記憶部から抽出し、各イベントの開始時刻、終了時刻に付加し、出力する処理手順と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する開始時刻を抽出し開始時刻データとして、前記処理手順に出力する開始時刻手順と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する終了時刻を抽出し終了時刻データとして、前記処理手順に出力する終了時刻手順と、前記処理手順からの各イベントの開始時刻、終了時刻、期間線用図形を各イベントの名称と期間線用図形とが重ならない表示となるように表示装置用の形式に変換し出力する表示制御手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0016】
本発明の第2のスケジュール表示プログラムは、利用者からのイベント名、開始時刻、終了時刻を含むスケジュールのデータを入力し、入力されたスケジュールのデータを出力する入力手順と、前記入力手順からスケジュールのデータを入力し記憶部に格納し、開始時刻データ、終了時刻データにより、イベント時間の重複を調べ、イベントの時間の重複が存在すれば、終了時刻の遅い方のイベントの開始時刻、終了時刻の期間線を外側に表示するために、終了時刻の遅い方のイベントの開始時刻、終了時刻に外側表示指示フラグを付加し、前記記憶部に格納し、終了時刻が同一である重複が存在する場合には、開始時間が早い方のイベントの開始時刻、終了時刻に外側表示指示フラグを付加し、前記記憶部に格納し、イベントの名称のデータを出力し、各イベントの開始時刻、終了時刻のフラグなし、または、外側表示指示フラグに対応する期間線用図形を前記記憶部から選択し、各イベントの開始時刻、終了時刻に付加し出力する処理手順と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する開始時刻を抽出し開始時刻データとして、前記処理手順に出力する開始時刻手順と、前記記憶部のスケジュールデータからイベント名と対応する終了時刻を抽出し終了時刻データとして、前記処理手順に出力する終了時刻手順と、前記処理手順からの各イベントの開始時刻、終了時刻、期間線用図形を、各イベントの名称と期間線用図形とが重ならない表示となるように表示装置用の形式に変換し出力する表示制御手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】
本発明の第3のスケジュール表示プログラムは、前記第1、または第2のスケジュール表示プログラムであって、前記処理手順からの各イベントの開始時刻、終了時刻、期間線用図形を、各イベントの名称と期間線用図形とが重ならない表示となるように、かつ、イベントの開始時刻、終了時刻ではない時刻表示は行わないように表示装置用の形式に変換し出力する表示制御手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0020】
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、キー、ボタン等で構成される入力部10と、プロセッサ等で構成される制御部20と、メモリ、ハードディスク装置等で構成される記憶部30と、ディスプレイ等で構成される表示部40とを備える。
【0021】
制御部20は、通常の、携帯電話等の処理を実施する処理部201と、開始時刻に関する期間線の処理を行う開始時刻部202と、終了時刻に関する期間線の処理を行う終了時刻部203と、表示の処理を行う表示制御部204とを含んで構成される。本発明の第1の実施の形態が、携帯電話に適用される場合には、通信制御の手段も構成に含まれる。
【0022】
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。
【0023】
スケジュールデータを登録した際に期間線と呼ぶ線を使用して1日のスケジュールデータを表示する場合の動作について説明する。
【0024】
図2は、本発明により、期間線が表示されたスケジュール画面を示す説明図である。
【0025】
図2を参照すると、各イベントに関し、07:20が、食事の開始時刻、08:30が、食事の終了時刻、かつ、登校時間の開始時刻、08:40が登校時間の終了時刻である。また、09:00が、持久走大会の開始時刻、12:00が、渋谷でマックの開始時刻、12:50が、渋谷でマックの終了時刻、18:00が、持久走大会の終了時刻である。また、19:00が、打ち上げの開始時刻、21:00が、打ち上げの終了時刻、かつ、帰宅の開始時刻、22:00が、帰宅の終了時刻である。
【0026】
図3は、本発明の第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【0027】
図3を参照すると、利用者により、制御部20が起動されると、制御部20が表示装置スケジュール入力画面を表示し、入力部10は、利用者からのスケジュールのデータ(各イベントの名称との開始時刻、週力時刻を含むデータ)を入力する(図3ステップS1)。入力部10は、入力されたスケジュールのデータを制御部20に出力し、制御部20の処理部201が、スケジュールのデータを記憶部30に格納する(図3ステップS2)。次に、開始時刻部202は、記憶部30から、イベント名と対応する開始時刻を抽出し開始時刻データとして、処理部201に出力する(図3ステップS3)。次に、終了時刻部203は、記憶部30から、イベント名と対応する終了時刻を抽出し終了時刻データとして、処理部201に出力する(図3ステップS4)。
【0028】
次に、処理部201は、開始時刻部202からの開始時刻データ、終了時刻部203からの終了時刻データにより、イベントの重複を調べる(図3ステップS5)。ここで、重複とは、あるイベントAの開始時刻をX、終了時刻をYとすると、X<イベントBの終了時刻Y’≦Y、または、X≦イベントBの開始時刻X’<YとなるイベントBが存在する場合である。処理部201は、すべてのイベントに関してイベントの重複を調べる。
【0029】
図4は、重複の例を示す説明図である。
【0030】
次に、重複がある場合には、処理部201は、終了時刻の遅い方のイベントの開始時刻、終了時刻の期間線を外側(図2の例では、左側)に表示するために、終了時刻の遅い方のイベントの開始時刻、終了時刻に第1外側表示指示フラグ(図4の○)を付加し、記憶部30に格納する(図3ステップS6、図4(a)、(b))。また、終了時刻が同一である重複が存在する場合には、開始時間が早い方のイベントの開始時刻、終了時刻に第1外側表示指示フラグ(図4の○)を付加し、記憶部30に格納する(図3ステップS6、図4(c))。重複が3重以上になる場合には、順次、終了時刻の遅い方のイベントの開始時刻、終了時刻に第N(2,3,・・・)外側表示指示フラグ(図4の○、○’)を付加し、記憶部30に格納する(図3ステップS6、図4(d))。
【0031】
次に、処理部201は、イベントの名称のデータを表示制御部204に出力する(図3ステップS7)。次に、各イベントの開始時刻、終了時刻のフラグなし、または、第1外側表示指示フラグ〜第N外側表示指示フラグに対応する期間線用図形を記憶部30(事前に記憶部30に格納される)から選択し、各イベントの開始時刻、終了時刻に付加し表示制御部204に出力する(図3ステップS8)。
【0032】
図5は、期間線用図形を示す説明図である。
【0033】
図5(a)は、開始時刻に対応する期間線用図形を示す。また、図5(b)は、終了時刻に対応する期間線用図形を示す。
【0034】
次に、表示制御部204は、イベントの名称のデータ、イベントの開始時間、終了時間、期間線用図形を、処理部201から入力し、開始時刻の期間線用図形と対応する終了時刻の期間線用図形を接続する直線図形を生成し、これらを表示部40に表示する形式のデータに変換し、表示部40に出力する(図3ステップS9)。
【0035】
表示部40は、表示制御部204からのデータを表示する。
【0036】
図6は、各種の期間線の形を示す説明図である。
【0037】
図6(a)は、図4(a)に対応し、図6(b)は、図4(b)に対応し、図6(c)は、図4(c)に対応し、図6(d)は、図4(d)に対応する。
【0038】
また、以下のような詳細な規則にしたがって期間線の表示を行うことが可能である。
【0039】
(1)左から、期間線、開始時刻・終了時刻、イベント名の順に表示する。
【0040】
(2)デフォルトで表示する時刻は、09:00〜18:00とする。
【0041】
(3)一つのイベントに関し、開始時刻と終了時刻とが同時刻の場合には、期間線の表示は行わない。
【0042】
(4)イベントの開始時刻、終了時刻ではない時刻表示は行わない。
【0043】
(5)時刻表示が複数ページ(1画面に表示できない)になる場合は、データに関わっていない遅い時刻を非表示にする。
【0044】
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の第2の実施の形態は、利用者からのスケジュールのデータ(各イベントの名称との開始時刻、週力時刻を含むデータ)を入力する第1のステップ(図3ステップS1)と、スケジュールのデータを記憶部30に格納する第2のステップ(図3ステップS2)と、記憶部30から、イベント名と対応する開始時刻を抽出し開始時刻データとして、処理部201に出力する第3のステップ(図3ステップS3)と、記憶部30から、イベント名と対応する終了時刻を抽出し終了時刻データとして、処理部201に出力する第4のステップと(図3ステップS4)と、開始時刻データ、終了時刻データにより、イベントの重複を調べる第5のステップ(図3ステップS5)と、終了時刻が同一である重複が存在する場合には、開始時間が早い方のイベントの開始時刻、終了時刻に第1外側表示指示フラグ(図4の○)を付加し、記憶部30に格納する第6のステップ(図3ステップS6、図4(c))と、各イベントの開始時刻、終了時刻のフラグなし、または、第1外側表示指示フラグ〜第N外側表示指示フラグに対応する期間線用図形を記憶部30から選択し、各イベントの開始時刻、終了時刻に付加し、出力する第7のステップ(図3ステップS8)とを含む方法である。
【0045】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0046】
本発明の第3の実施の形態は、利用者からのスケジュールのデータ(各イベントの名称との開始時刻、週力時刻を含むデータ)を入力する第1のステップ(図3ステップS1)と、スケジュールのデータを記憶部30に格納する第2のステップ(図3ステップS2)と、記憶部30から、イベント名と対応する開始時刻を抽出し開始時刻データとして、処理部201に出力する第3のステップ(図3ステップS3)と、記憶部30から、イベント名と対応する終了時刻を抽出し終了時刻データとして、処理部201に出力する第4のステップと(図3ステップS4)と、開始時刻データ、終了時刻データにより、イベントの重複を調べる第5のステップ(図3ステップS5)と、終了時刻が同一である重複が存在する場合には、開始時間が早い方のイベントの開始時刻、終了時刻に第1外側表示指示フラグ(図4の○)を付加し、記憶部30に格納する第6のステップ(図3ステップS6、図4(c))と、各イベントの開始時刻、終了時刻のフラグなし、または、第1外側表示指示フラグ〜第N外側表示指示フラグに対応する期間線用図形を記憶部30から選択し、各イベントの開始時刻、終了時刻に付加し、出力する第7のステップ(図3ステップS8)とをコンピュータ(たとえば、入力部10、制御部20)に実行させるプログラムである。
【0047】
【発明の効果】
第1の効果は、利用者がスケジュールのイベントの期間が容易に把握できることである。
【0048】
その理由は、スケジュールのイベントの開始時刻、終了時刻を期間線を用いて表示するからである。
【0049】
第2の効果は、スケジュールのイベントの重なりを容易に把握できることである。
【0050】
その理由は、イベントの名称と重ならないように期間線を表示するからである。
【0051】
第3の効果は、利用者によるページ切り替えの操作が節約できることである。
【0052】
その理由は、開始時刻、終了時刻ではない時刻表示は行わない構成をとることができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】期間線が表示されたスケジュール画面を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図4】重複の例を示す説明図である。
【図5】期間線用図形を示す説明図である。
【図6】各種の期間線の形を示す説明図である。
【符号の説明】
10 入力部
20 制御部
30 記憶部
40 表示部
201 処理部
202 開始時刻部
203 終了時刻部
204 表示制御部
Claims (9)
- 外側表示であるか否かに対応して、各イベントの開始時間または終了時間ごとの期間線用図形を記憶する記憶部と、
各イベントのイベント名、開始時刻と終了時刻を入力部から入力して前記記憶部に格納し、前記開始時刻及び前記終了時刻を比較して前記各イベントの重複の有無を判別し、
重複がないイベントおよび重複がある一のイベントについては、外側表示指示無しに対応する期間線用図形を当該イベントの開始時刻および終了時刻対応に前記記憶部から抽出し、
重複がある他のイベントについては外側表示指示有に対応する期間線用図形を当該イベントの開始時刻および終了時刻対応に前記記憶部から抽出し、抽出した期間線用図形を各イベントの開始時刻、終了時刻に付加して出力し、また、前記各イベントの名称を出力する処理部と、
前記処理部から入力した前記各イベントの開始時刻に対応する前記期間線用図形、前記開始時刻およびイベントの名称、
または、
前記各イベントの終了時刻に対応する前記期間線用図形、および、前記終了時刻を
スケジュール画面の各行として、前記各行が前記開始時刻および前記終了時刻の時刻順に表示されるように、かつ、
前記各イベントの開始時刻、終了時刻ではない時刻は表示されないように表示装置用の形式に変換し出力する表示制御部と、を有することを特徴とするスケジュール表示装置。 - 外側表示である前記期間線用図形は、外側表示でない前記期間線用図形に比較して、前記各行に於いてより外側のカラム位置に接続点を有する図形であり、
前記表示制御部は、前記各イベント毎に前記期間線用図形を前記接続点において接続する直線図形を生成することを特徴とする請求項1のスケジュール表示装置。 - 2つのイベントの時間の重複が存在すれば、終了時刻の遅い方のイベントを前記他のイベントとして選択し、終了時刻が同一である重複が存在する場合には、開始時間が早い方のイベントを前記他のイベントとして選択する前記処理部を有することを特徴とする請求項1または2のスケジュール表示装置。
- 各イベントのイベント名、開始時刻と終了時刻を入力部から入力して、外側表示であるか否かに対応して各イベントの開始時間または終了時間ごとの期間線用図形を記憶する記憶部に記憶し、前記開始時刻及び前記終了時刻を比較して前記各イベントの重複の有無を判別し、
重複がないイベントおよび重複がある一のイベントについては、外側表示指示無しに対応する期間線用図形を当該イベントの開始時刻および終了時刻対応に前記記憶部から抽出し、
重複がある他のイベントについては外側表示指示有に対応する期間線用図形を当該イベントの開始時刻および終了時刻対応に前記記憶部から抽出し、抽出した期間線用図形を各イベントの開始時刻、終了時刻に付加して出力し、また、前記各イベントの名称を出力する処理手順と、
前記各イベントの開始時刻に対応する前記期間線用図形、前記開始時刻およびイベントの名称、
または、
前記各イベントの終了時刻に対応する前記期間線用図形、および、前記終了時刻を
スケジュール画面の各行として、前記各行が前記開始時刻および前記終了時刻の時刻順に表示されるように、かつ、
前記各イベントの開始時刻、終了時刻ではない時刻は表示されないように表示装置用の形式に変換し出力する表示手順と、を有することを特徴とするスケジュール表示方法。 - 外側表示である前記期間線用図形は、外側表示でない前記期間線用図形に比較して、前記各行に於いてより外側のカラム位置に接続点を有する図形であり、
前記表示制御手順に於いて、前記各イベント毎に前記期間線用図形を前記接続点において接続する直線図形を生成することを特徴とする請求項4のスケジュール表示方法。 - 2つのイベントの時間の重複が存在すれば、終了時刻の遅い方のイベントを前記他のイベントとして選択し、終了時刻が同一である重複が存在する場合には、開始時間が早い方のイベントを前記他のイベントとして選択する前記処理手順を有することを特徴とする請求項4または5のスケジュール表示方法。
- 各イベントのイベント名、開始時刻と終了時刻を入力部から入力して外側表示であるか否かに対応して、各イベントの開始時間または終了時間ごとの期間線用図形を記憶する記憶部に記憶し、
前記開始時刻及び前記終了時刻を比較して前記各イベントの重複の有無を判別し、
重複がないイベントおよび重複がある一のイベントについては、外側表示指示無しに対応する期間線用図形を当該イベントの開始時刻および終了時刻対応に前記記憶部から抽出し、
重複がある他のイベントについては外側表示指示有に対応する期間線用図形を当該イベントの開始時刻および終了時刻対応に前記記憶部から抽出し、抽出した期間線用図形を各イベントの開始時刻、終了時刻に付加して出力し、また、前記各イベントの名称を出力する処理手順と、
前記各イベントの開始時刻に対応する前記期間線用図形、前記開始時刻およびイベントの名称、
または、
前記各イベントの終了時刻に対応する前記期間線用図形、および、前記終了時刻を
スケジュール画面の各行として、前記各行が前記開始時刻および前記終了時刻の時刻順に表示されるように、かつ、
前記各イベントの開始時刻、終了時刻ではない時刻は表示されないように表示装置用の形式に変換し出力する表示手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とするスケジュール表示プログラム。 - 外側表示である前記期間線用図形は、外側表示でない前記期間線用図形に比較して、前記各行に於いてより外側のカラム位置に接続点を有する図形であり、
前記各イベント毎に前記期間線用図形を前記接続点において接続する直線図形を生成する前記表示制御手順をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7のスケジュール表示プログラム。 - 2つのイベントの時間の重複が存在すれば、終了時刻の遅い方のイベントを前記他のイベントとして選択し、終了時刻が同一である重複が存在する場合には、開始時間が早い方のイベントを前記他のイベントとして選択する前記処理手順をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7または8のスケジュール表示プログラム。
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