JP4313718B2 - 搬送装置 - Google Patents

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本発明は、押出機によって押し出されたゴム押出成型品を冷却しつつ搬送する搬送装置に関するものである。
押出機で押し出されたシート状のゴム押出成型品を環状のタイヤに成型する際、そのゴム押出成型品が充分に収縮されておらず、タイヤの剛性や寸法が変化する問題があった。これを解決するために、(イ)ゴム押出成型品を搬送する搬送ラインに於て、輸送ローラ径を徐々に小さくしゴム押出成型品をそのローラ間で減速させて収縮を早めたり、(ロ)ダンサーローラを設けて伸長させないようにする方法や、(ハ)フリーローラを下流に向かうにつれて上傾状に列設し、ゴム押出成型品がこの上を登り、その時作用する重力によって収縮を図る方法が採られていた。
しかし、上記(イ)の方法は、収縮率の異なるゴム押出成型品に対応してローラの減速率を変更することが困難であり、(ロ)の方法では、搬送後のゴム押出成型品の収縮を充分に取り去ることはできず、また、(ハ)の方法は、搬送ラインの多くの箇所では用いることができなかった。
そのため、従来のタイヤ製造方法では、逆にその収縮を抑制する方法(装置)が採用されていた。具体的には、シート貼付装置を用いてゴム押出成型品の両端部に常温で伸縮の少ないシート体を貼付したり、積層するリーフトレイの間にゴム押出成型品を挟み押圧保持して、保管中の経時的収縮を抑制していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−53856号公報
上記従来のタイヤ製造方法(装置)では、ゴム押出成型品の収縮の強制的抑制はできるが、複雑な装置を備える必要があり、あるいは、別途リーフトレイの間に挟む作業を行わなければならず、さらに、収縮を抑制するには時間が必要であった。
そこで、本発明は、ゴム押出成型品の収縮を搬送する間に促進させ、その後のゴム押出成型品の収縮量を少なくすることができる搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る搬送装置は、コンベアやドライブローラ等の長手方向搬送部を複数列設して、ゴム押出成型品を冷却しつつ搬送する搬送装置に於て、隣り合って配設される上流側の長手方向搬送部と下流側の長手方向搬送部はそれぞれ異なる駆動源を有し、かつ、上記下流側の長手方向搬送部の駆動源は、無段階に速度調整可能として、その送り速度を増減するように構成して、隣り合う上記上流側の長手方向搬送部の送り速度よりも、上記下流側の長手方向搬送部の上記送り速度を遅く設定し、上記上流側の長手方向搬送部の下流側端部と上記下流側の長手方向搬送部の上流側端部の間の下方に配設され上記ゴム押出成型品が上記上流側の長手方向搬送部から上記下流側の長手方向搬送部に移載される前に上記ゴム押出成型品の下面に向かって散水して該ゴム押出成型品の下面を水で濡らす散水手段を、備えた。
また、長手方向搬送部を複数列設して、ゴム押出成型品を冷却しつつ搬送する搬送装置に於て、隣り合って配設される上流側の長手方向搬送部と下流側の長手方向搬送部はそれぞれ異なる駆動源を有し、かつ、上記下流側の長手方向搬送部の駆動源は、無段階に速度調整可能として、その送り速度を増減するように構成して、隣り合う上記上流側の長手方向搬送部の送り速度よりも、上記下流側の長手方向搬送部の上記送り速度を遅く設定し、さらに、上記下流側の長手方向搬送部はドライブローラから成り、上記上流側の長手方向搬送部の下流側端部と上記下流側の長手方向搬送部の上流側端部の間の下方に配設され上記ゴム押出成型品が上記上流側の長手方向搬送部から上記下流側の長手方向搬送部に移載される前に上記ゴム押出成型品の下面に向かって散水すると共に、上記下流側の長手方向搬送部の上流側端部の下方に配設され上記下流側の長手方向搬送部のローラとローラの間隔から上記ゴム押出成型品の下面に向かって散水して、上記ゴム押出成型品の下面を水で濡らす散水手段を、備えた。
また、上記下流側の長手方向搬送部の送り速度を、上記上流側の長手方向搬送部の送り速度の80%〜99%に設定した。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
本発明に係る搬送装置によれば、ゴム押出成型品の収縮を搬送する間に―――移載途中に―――促進させ、その後のゴム押出成型品の収縮量を少なくすることができる。これにより、搬送後のゴム押出成型品の保管中にはほとんど収縮しないので、収縮を抑制するための作業や複雑な装置は必要なくなる。さらに、収縮率の異なるゴム押出成型品に対応して、下流側の長手方向搬送部の送り速度を自由に調整することができる。このようにして、最終製品としてのタイヤの品質―――各部寸法や各種特性―――が安定し、優れた製品が得られる。特にタイヤのRFV等のFVの著しい改善が図られてタイヤのユニフォミティの向上に貢献できる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1は、トレッド押出機から連続的に押し出されるゴム押出成型品(図示省略)を搬送する搬送ラインを示し、この押出機を用いた搬送ラインは、下記に説明する本発明の第1の実施の形態・第2の実施の形態・第3の実施の形態及び第4の実施の形態を利用している。
31は押出機等の各種ゴム処理装置から送られてきたゴム押出成型品を搬送する第1搬送装置であり、第1搬送装置31から下流側には、第1冷却路37と、第2冷却路38が順に連続して設置され、該第2冷却路38の下方には、第2搬送装置32を介して第3冷却路39を設けている。さらに、該第3冷却路39から下流側には、第3搬送装置33と、第4搬送装置34が順に列設されている。また、該第4搬送装置34より下流側には、重量選別機や自動積込装置等が設けられている。
図3は、本発明の第1の実施の形態である上記第1搬送装置31を例示し、1は押出機から連続して押し出されるゴム押出成型品である。該第1搬送装置31にはコンベアやドライブローラ(駆動ローラ)等の長手方向搬送部2を複数列設し、2aは上流側の長手方向搬送部(以下、上流側搬送部という場合もある)であり、2bは下流側の長手方向搬送部(以下、下流側搬送部という場合もある)である。上流側搬送部2aと下流側搬送部2bは、隣り合って配設されると共に、同一直線状かつ水平に配置されている。上流側搬送部2aと下流側搬送部2bは、複数本のローラをチェーンで連動連結したドライブローラから成り、下流側搬送部2bの下流側には、複数本のフリーローラ7が下流方向に向かって上方傾斜状に列設され、そのフリーローラ7を登るゴム押出成型品1には重力によって収縮(シュリンク)作用が働くようになっている。さらに、その複数本のフリーローラ7の下方に、ベルトコンベアから成る長手方向搬送部2cの上流側端部が配置され、該長手方向搬送部2cは下流方向に向かって上方傾斜状に配置されている。
上流側搬送部2aと下流側搬送部2bは、それぞれ異なる駆動源5を有し、下流側搬送部2bの送り速度Vを上流側搬送部2aの送り速度Vより遅く設定してある。下流側搬送部2bの駆動源5は、無段階に速度調整可能としてその送り速度Vを増減する交流式可変速モータであり、例えば、誘導モータや同期モータ等である。そのモータの回転速度は、いわゆるインバータ4によって無段階に調整するのが望ましい。
また、上流側搬送部2aの下流端部近傍から上記下流側搬送部2bの中間辺りまでの範囲に於て、上流側搬送部2aと下流側搬送部2bの上方と下方に、それぞれ複数の散水ノズルを有する散水手段3を備え、上方側の散水手段3は、下方に散水するように配置され、下方側の散水手段3は、上流側搬送部2aと下流側搬送部2bのそれぞれのローラの間隔から上方へ散水するように配置されている。
さらに、下流側搬送部2bの送り速度Vを上流側搬送部2aの送り速度Vの80%〜99%に設定している。特に、ゴム押出成型品1の剛性が大きいものについては、送り速度Vを送り速度Vの80%〜95%が好ましく、さらに望ましくは、下限値を85%とし、上限値を90%とする。他方ゴム押出成型品1の剛性が小さいものについては、送り速度Vを送り速度Vの90%〜99%が好ましく、さらに好ましくは、下限値を94%とし、上限値を96%とする。送り速度Vが前記下限値未満となると、下流側搬送部2bのゴム押出成型品1へのブレーキ効果が大きくなり過ぎ、搬送されるゴム押出成型品1が左右に蛇行したり上下に湾曲してローラに巻き付くことになり、搬送の妨げとなる。また、送り速度Vが前記上限値より大きくなると、下流側搬送部2bでのブレーキ効果がほとんどなくなり、ゴム押出成型品1の収縮を促進させることができなくなる。
図4は、本発明の第2の実施の形態である上記第2搬送装置32を例示している。この第2搬送装置32には、長手方向搬送部2a,2b,2cが設けられている。上流側搬送部2aはベルトコンベアから成り、水平に配設されている。下流側搬送部2bはドライブローラ(駆動ローラ)から成り、下流方向へ向かって下方傾斜状に配置されている。上流側搬送部2aと下流側搬送部2bの間にフリーローラ7を設置し、このフリーローラ7は、上流側搬送部2aから下流側搬送部2bへゴム押出成型品1を移載する際に、ゴム押出成型品1が上下方向にうねって上流側搬送部2aと下流側搬送部2bの間に詰まるのを防止し
、かつ、上流側搬送部2aの下流端(コンベア端)のアールに沿ってゴム押出成型品1が巻込み状に延ばされるのを防止する役目を担っている。下流側搬送部2bの下方にもフリーローラ7を設け、そのフリーローラ7のさらに下方にはベルトコンベアから成る長手方向搬送部2cが水平に配設されている。この下流側搬送部2bの下方のフリーローラ7は、ゴム押出成型品1が下流側搬送部2bの下流端の駆動ローラのアールに沿って巻込み状に延ばされるのを防止するために設けられている。該長手方向搬送部2cの上流端部上方には、補助コンベア8を備え、その補助コンベア8はその一端を中心として(矢印Mのように)揺動し角度調整可能となっていて、スムーズにゴム押出成型品1を下流側搬送部2bから搬送部2cへ移載する。
散水手段3は上流側搬送部2aのベルトコンベア上にも配置されており、ゴム押出成型品1の下面にも水が接するように工夫されている。散水手段3は、上流側搬送部2aから下流側搬送部2bの中間辺りまでの下方に付設され、その散水手段3は、それぞれのローラの間隔から上方へ散水するようにも配置されている。また、この第2搬送装置32では、送り速度Vは送り速度Vに対して、図3にて述べたと同様の速度割合――減速率――に設定されている。なお、図3と図4に於て、図3と同一の符号は図3と同様の構成であるので、説明を省略する。
図5は、本発明の第3の実施の形態である上記第3搬送装置33を示し、第3搬送装置33は、図4に於ける上記第2搬送装置32と搬送ラインの前後方向に対称に設けられているだけであり、ほぼ同様の構造である。また、この第3搬送装置33では、送り速度Vは送り速度Vに対して、図3にて述べたと同様の速度割合――減速率――に設定されている。
また、図6は、上記第4搬送装置34を示している。この第4搬送装置34には、長手方向搬送部2a,2b,2cが設けられている。上流側搬送部2aはベルトコンベアから成り、下流側搬送部2bはドライブローラから成っている。上流側搬送部2aと下流側搬送部2bは、下流方向へ向かって下方傾斜状かつ同一直線状に配設されている。上流側搬送部2aと下流側搬送部2bの間にフリーローラ7を設置し、下流側搬送部2bの下流側にもフリーローラ7を設け、そのフリーローラ7のさらに下方にはベルトコンベアから成る長手方向搬送部2cが水平に配設されている。
上記図4で示す本発明の第2の実施の形態の場合と同様の理由で、散水手段3は、上流側搬送部2aから下流側搬送部2bの中間辺りまでの下方に付設され、その散水手段3は、それぞれのローラの間隔から上方へ散水するように配置されている。また、この第4搬送装置34では、送り速度Vは送り速度Vに対して、図3にて述べたと同様の速度割合――減速率――に設定されている。なお、図3と図6に於て、図3と同一の符号は図3と同様の構成であるので、説明を省略する。
図2は、サイドウォール押出機から連続的に押し出されるゴム押出成型品1(図示省略)を搬送する搬送ラインを示し、この押出機を用いた搬送ラインは、下記に説明する本発明の第4の実施の形態と上記第2の実施の形態を利用している。
35は押出機等の各種ゴム処理装置から送られてきたゴム押出成型品1を搬送する第5搬送装置であり、第5搬送装置35から下流側には、第4冷却路40と、第5冷却路41が順に連続して設置され、該第5冷却路41の下方には、第6搬送装置36を介して第6冷却路42を設けている。
図7は、本発明の第5の実施の形態である上記第5搬送装置35を示している。この第5搬送装置35には、長手方向搬送部2a,2b,2cが設けられている。上流側搬送部2aはベルトコンベアから成り、下流側搬送部2bはドライブローラから成っている。上流側搬送部2aと下流側搬送部2bは、同一直線状かつ水平に配置されている。上流側搬送部2aと下流側搬送部2bの間にフリーローラ7を設置し、このフリーローラ7は、上流側搬送部2aから下流側搬送部2bへゴム押出成型品1を移載する際に、ゴム押出成型品1が上下方向にうねって上流側搬送部2aと下流側搬送部2bの間に詰まるのを防止し、かつ、上流側搬送部2aの下流端(コンベア端)のアールに沿ってゴム押出成型品1が巻込み状に延ばされるのを防止する役目を担っている。下流側搬送部2bの下流側にもフリー
ローラ7を設け、このフリーローラ7は、例えばローラの回転を抑制する手段が設けられ、その搬送する速度は下流側搬送部2bの送り速度Vより遅く設定されている。そして、下流側搬送部2bからこのフリーローラ7に移載する際にゴム押出成型品1に収縮(シュリンク)作用が働くようになっている。その下流側搬送部2bの下流側のフリーローラ7のさらに下方にはベルトコンベアから成る長手方向搬送部2cの上流側端部が配置されている。該長手方向搬送部2cは下流方向に向かって上方傾斜状に配置されている。
また、散水手段3は、上流側搬送部2a上方から下流側搬送部2b上方全体に渡って付設されている。
上記図4で示す本発明の第2の実施の形態の場合と同様の理由で、散水手段3は、上流側搬送部2aから下流側搬送部2bの中間辺りまでの下方に付設され、その散水手段3は、それぞれのローラの間隔から上方へ散水するように配置されている。また、この第5搬送装置35では、送り速度Vは送り速度Vに対して、図3にて述べたと同様の速度割合――減速率――に設定されている。なお、図7に於て、図3と同一の符号は図3と同様の構成であるので、説明を省略する。
なお、図1はトレッド押出ライン等の剛性の高いゴム押出成型品1が搬送されるラインであり、図2はサイドウォール等の比較的剛性の低いゴム押出成型品1が搬送されるラインである。前者(図1)では、 0.8×V≦V≦0.95×Vに設定され、さらに望ましいのは、下限値を0.85×Vとし、また、上限値を 0.9×Vに設定する。後者(図2)では、 0.9×V≦V≦0.99×Vに設定され、さらに望ましいのは、下限値を0.94×Vとし、また、上限値を0.96×Vに設定する。
なお、図4〜図7では、上流側搬送部2aと下流側搬送部2bの間にフリーローラ7を設置されているが、上流側搬送部2aの下流側端部と下流側搬送部2bの上流側端部の間隔は、50mm以内とする。
上述した本発明である搬送装置の使用方法(作用)について説明する。
図1に於て、例えば、トレッド押出機からゴム押出成型品1が押し出され、第1搬送装置31まで搬送される。
次に、図3に示す第1搬送装置31に於て、上記上流側搬送部2aと下流側搬送部2bは、それぞれの駆動源5によりローラが回転し、該下流側搬送部2bのローラの回転速度は、上記インバータ4により所定の速さに(減速率になるように)調整されている。長手方向搬送部2cも駆動源(図示省略)によって駆動している。また、スプリンクラー等から成る上記散水手段3は予め散水している。
第1搬送装置31まで搬送されてきたゴム押出成型品1は、上流側搬送部2a上を送り速度Vで搬送され、上流側搬送部2aの下流端部近傍で上下方向から散水される。次に、散水されながらゴム押出成型品1は下流側搬送部2bへと移送されるが、この移送の際、下流側搬送部2bへと移送されたゴム押出成型品1の先端部は、送り速度Vより遅い送り速度Vで搬送され、まだ上流側搬送部2a上に残るゴム押出成型品1の基端部は、送り速度Vのまま搬送される。そして、送り速度Vと送り速度Vとの速度差からゴム押出成型品1には前後方向に押圧力が生じ収縮する。
この収縮作用について具体的に説明すると、例えば、送り速度Vと送り速度Vの関係がV= 0.9×Vと設定した(VはVに比べ10%減速した)第1搬送装置31に於て、3%の収縮要素を有するゴム押出成型品1を上流側搬送部2aから下流側搬送部2bへ移載する場合、上記減速率10%と収縮要素3%との差である7%分は、過大なブレーキ作用としてゴム押出成型品1に働き、これがゴム押出成型品1を湾曲や蛇行させる原因となる。しかし、本発明では散水されているため、ゴム押出成型品1と下流側搬送部2bの接触面での摩擦力は弱まり、ゴム押出成型品1が過大なブレーキ作用を受けても下流側に滑って、湾曲や蛇行せずにスムーズに移載される。なお、この下流側搬送部2bの全長は、例えば約3mに設定している。
なお、上記散水手段3は、搬送されてくるゴム押出成型品1の位置を感知するセンサを備え、上下の散水手段3,3の間をゴム押出成型品1が通過するときのみ散水するようにしてもよい。
下流側搬送部2b上を搬送された後、ゴム押出成型品1は複数のフリーローラ7を登って重力により圧縮され、そして、長手方向搬送部2cヘと搬送され、上記第1冷却路37、第2冷却路38を順に通過し、第2搬送装置32に搬送される。
図4に於て、第2搬送装置32に送られてきたゴム押出成型品1は、上流側搬送部2a上を送り速度Vで搬送され、上下方向から散水されながら下流側搬送部2bへと移送されるが、この場合、上記第1搬送装置31での搬送と同様に、送り速度Vと送り速度Vとの速度差により、ゴム押出成型品1には前後方向に押圧力が作用し収縮する。
下流側搬送部2b上を搬送された後、ゴム押出成型品1は傾斜した上記補助コンベア8上へ落下する。該補助コンベア8によってゴム押出成型品1は、反転しながらスムーズに誘導されて長手方向搬送部2cへ移送され、長手方向搬送部2cから上記第3冷却路39を通過し、第3搬送装置33へ搬送される。
図5に於て、第3搬送装置33は、図4に於ける第2搬送装置32とほぼ同様の構造であるため、上記第2搬送装置32と同様に搬送され、上流側搬送部2aと下流側搬送部2bの間で前後方向に押圧力が作用し(ゴム押出成型品1の内部応力や熱収縮等の収縮要素の存在によって)収縮する。
さらに、ゴム押出成型品1は、第3搬送装置33から図6に示す第4搬送装置34に送られる。第4搬送装置34に於ても、ゴム押出成型品1は、駆動する上流側搬送部2a上を送り速度Vで搬送され、フリーローラ7上を通過し、駆動する下流側搬送部2bへと移送される。この移送の際も、送り速度Vと送り速度Vとの速度差からゴム押出成型品1には前後方向に押圧力が生じ(ゴム押出成型品1の内部応力や熱収縮等の収縮要素の存在によって)収縮する。
次に、本発明の有効性を確認すべく試験を行ったので、以下その内容及び結果について述べる。図1で示す自動車用タイヤのトレッドを押出すトレッド押出機を有する搬送ラインで、上記第4搬送装置34を設置してある部分には、上流側搬送部2a送り速度Vと下流側搬送部2bの送り速度Vとの速度差を設けない従来の搬送装置を採用し、第1搬送装置31と第2搬送装置32及び第3搬送装置33は、V= 0.9×Vとなるように速度調整手段4によって下流側搬送部2bの送り速度Vを調整した。この搬送ラインに於て、流れているゴム押出成型品1から、1日に20本のゴム押出成型品1を抜き取り、それをリーフトレイ上に24時間保管して、その間にゴム押出成型品1の収縮した長さ寸法の平均値(24時間後の収縮量)を15日間に渡ってプロットし、その結果を図8のグラフに示す。
また、送り速度Vと送り速度Vとの速度差を設けない従来のトレッド押出機を有する搬送ライン(図1で示す搬送ラインの第1搬送装置31・第2搬送装置32・第3搬送装置33及び第4搬送装置34について、V=Vとすると共に散水しない搬送ライン)に於て搬送した後、上記試験と同様にして保管したゴム押出成型品1の収縮した長さ寸法の平均値(24時間後の収縮量)は 2.7mmであった。
この結果から、本発明の搬送装置によれば、搬送後のゴム押出成型品1の収縮量は、図8に示すグラフより全て1mm以下となっており、従来の搬送装置( 2.7mm)と比べて収縮量が著しく小さくなる効果を確認できた。
次に、図1で示すトラック・バス用タイヤのトレッドを押出すトレッド押出機を有する搬送ラインで、第1搬送装置31と第4搬送装置34を設置してある部分には、上流側搬送部2aの送り速度Vと下流側搬送部2bの送り速度Vとの速度差を設けない従来の搬送装置を採用し、第2搬送装置32と第3搬送装置33は、V= 0.9×Vとなるように速度調整手段4によって下流側搬送部2bの送り速度Vを調整した。この搬送ラインに於て、流れているゴム押出成型品1から抜き取り、搬送(移載)直後のゴム押出成型品1の全長の平均値と、搬送(移載)後所定時間経過した場合のゴム押出成型品1の収縮した長さ寸法(収縮量)とを、測定した結果を図9の表に示す。
図9に示す従来例について説明すると、送り速度Vと送り速度Vとの速度差を設けない従来のトレッド押出機を有する搬送ライン(図1で示す搬送ラインの第1搬送装置31・第2搬送装置32・第3搬送装置33及び第4搬送装置34について、V=Vとすると共に散水しない搬送ライン)に於て搬送直後のゴム押出成型品1の全長の平均値は3305.0mmであり、搬送後所定時間経過した場合のゴム押出成型品1の収縮量は4.21mmであった。
図9に示す本発明の搬送装置(実施例)によれば、搬送直後のゴム押出成型品1の全長の平均値は、3300.6mmであり、従来の搬送装置(3305.0mm)と比べて明らかに短くなっており、収縮量を移載する間に促進されている。さらに、本発明の実施例での搬送後所定時間経過した場合の収縮量は、2.29mmであり、従来の搬送装置(4.21mm)と比べて収縮量が著しく小さくなることが確認できた。
以上のように、本発明である搬送装置は、コンベアやドライブローラ等の長手方向搬送部2a,2b,2cを複数列設して、ゴム押出成型品1を冷却しつつ搬送する搬送装置に於て、隣り合う上流側の長手方向搬送部2aの送り速度Vよりも、下流側の長手方向搬送部2bの送り速度Vを遅く設定し、上記ゴム押出成型品1が上流側の長手方向搬送部2aから下流側の長手方向搬送部2bに移載される前に、その押出成型品1を水で濡らす散水手段3を備えたので、ゴム押成型品1の収縮を搬送(移載)する間に促進させ、その後のゴム押出成型品1の収縮量を少なくすることができる。これによって、タイヤの剛性や寸法が変化することがなくなり、RFV等のユニフォミティが良好で均一な品質の優れたタイヤを製造・提供できる。
また、搬送後のゴム押出成型品1の保管中にほとんど収縮しないので、収縮を抑制するための作業や複雑な装置は必要なくなり、製造コストの削減、製造時間の短縮となる。
さらに、上記ゴム押出成型品1が下流側の長手方向搬送部2bに搬送される前にその押出成型品1を水で濡らすことで、押出成型品1は下流側の長手方向搬送部2上を適度に滑ることができ、ゴム押圧成型品1の収縮を促進させる以上の過大なブレーキ作用が働かない。これによって、搬送されるゴム押出成型品1が左右に蛇行したり、上下に湾曲してローラに巻き付くことはなく、円滑に搬送できる。
また、上記下流側の長手方向搬送部2bの送り速度Vを、上記上流側の長手方向搬送部2aの送り速度Vの80%〜99%に設定したので、下流側の長手方向搬送部2でのブレーキ作用が大きくなり過ぎることがない。これによって、搬送されるゴム押出成型品1が左右に蛇行したり上下に湾曲してローラに巻き付くことがなく、ゴム押出成型品1を円滑に搬送しながらその収縮を促進させることができる。
また、上記上流側の長手方向搬送部2aと下流側の長手方向搬送部2bはそれぞれ異なる駆動源5を有し、かつ、上記下流側の長手方向の搬送部2bの駆動源5は、無段階に速度調整可能として、その送り速度Vを増減するように構成したので、収縮率の異なるゴム押出成型品1に対応して、下流側の長手方向搬送部2bの送り速度Vを自由に変更することができる。つまり、送り速度Vに対する送り速度Vの減速率を、ゴム押出成型品1の収縮率に応じて適宜調整できる。
本発明を使用したトレッド押出機を有する搬送ラインの全体側面図である。 本発明を使用したサイドウォール押出機を有する搬送ラインの全体側面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す側面図である。 第2の実施の形態を示す側面図である。 第3の実施の形態を示す側面図である。 第4の実施の形態を示す側面図である。 第5の実施の形態を示す側面図である。 本発明を利用して搬送した後のゴム押出成型品の収縮した長さ寸法を示すグラフ図である。 テスト結果を示す図である。
1 ゴム押出成型品
2(2a,2b,2c) 長手方向搬送部
3 散水手段
5 駆動源
上流側長手方向搬送部の送り速度
下流側長手方向搬送部の送り速度

Claims (3)

  1. コンベアやドライブローラ等の長手方向搬送部(2a)(2b)(2c)を複数列設して、ゴム押出成型品(1)を冷却しつつ搬送する搬送装置に於て、隣り合って配設される上流側の長手方向搬送部(2a)と下流側の長手方向搬送部(2b)はそれぞれ異なる駆動源(5)を有し、かつ、上記下流側の長手方向搬送部(2b)の駆動源(5)は、無段階に速度調整可能として、その送り速度(V )を増減するように構成して、隣り合う上記上流側の長手方向搬送部(2a)の送り速度(V)よりも、上記下流側の長手方向搬送部(2b)の上記送り速度(V)を遅く設定し、
    上記上流側の長手方向搬送部(2a)の下流側端部と上記下流側の長手方向搬送部(2b)の上流側端部の間の下方に配設され上記ゴム押出成型品(1)が上記上流側の長手方向搬送部(2a)から上記下流側の長手方向搬送部(2b)に移載される前に上記ゴム押出成型品(1)の下面に向かって散水して該ゴム押出成型品(1)の下面を水で濡らす散水手段(3)を、備えたことを特徴とする搬送装置。
  2. 長手方向搬送部(2a)(2b)(2c)を複数列設して、ゴム押出成型品(1)を冷却しつつ搬送する搬送装置に於て、隣り合って配設される上流側の長手方向搬送部(2a)と下流側の長手方向搬送部(2b)はそれぞれ異なる駆動源(5)を有し、かつ、上記下流側の長手方向搬送部(2b)の駆動源(5)は、無段階に速度調整可能として、その送り速度(V )を増減するように構成して、隣り合う上記上流側の長手方向搬送部(2a)の送り速度(V )よりも、上記下流側の長手方向搬送部(2b)の上記送り速度(V )を遅く設定し、さらに、上記下流側の長手方向搬送部(2b)はドライブローラから成り、
    上記上流側の長手方向搬送部(2a)の下流側端部と上記下流側の長手方向搬送部(2b)の上流側端部の間の下方に配設され上記ゴム押出成型品(1)が上記上流側の長手方向搬送部(2a)から上記下流側の長手方向搬送部(2b)に移載される前に上記ゴム押出成型品(1)の下面に向かって散水すると共に、上記下流側の長手方向搬送部(2b)の上流側端部の下方に配設され上記下流側の長手方向搬送部(2b)のローラとローラの間隔から上記ゴム押出成型品(1)の下面に向かって散水して、上記ゴム押出成型品(1)の下面を水で濡らす散水手段(3)を、備えたことを特徴とする搬送装置。
  3. 上記下流側の長手方向搬送部(2b)の送り速度(V )を、上記上流側の長手方向搬送部(2a)の送り速度(V )の80%〜99%に設定した請求項1又は2記載の搬送装置。
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