JP4312362B2 - 画像情報の記録方法及び再生方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば記録媒体の倍速再生により同時に少なくとも2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理を可能とする再生装置に使用して好適な画像情報の記録方法及び再生方法に関する。詳しくは上述の再生装置において再生される画像情報で、全周囲の撮影された画像情報の記録及び再生を良好に行うものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば風景を実際に旅行しているように見せようとする場合や、多人数で行われるパフォーマンスをその内側から見せようとする場合に、360度の全周囲の画像を収録して再生することが考えられる。このような全周囲の画像を収録して再生する手段として、従来から例えば複数の撮影装置と複数の記録手段を用いて全周囲の画像を分割して並列に撮影記録し、これらを同期再生することにより、全周囲の画像を良好に記録再生する方法が考えられている。
【0003】
しかしながらこのような記録再生を実現するためには、特に再生において極めて大掛かりな装置等が必要とされ、容易に実現することができないものである。ところで上述のような記録再生が実現された場合においても、観視者が見ることのできる画像はその一部であり、全周囲の画像を常に観視することはできない。一方、例えば記録媒体を倍速再生することにより、同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理を可能とした再生装置が実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この出願はこのような点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問題点は、従来の方法では、例えば風景や多人数で行われるパフォーマンスをその内側から見せようとする場合のような360度の全周囲の画像を、簡易な装置で良好に記録再生することはできなかったというものである。またこの出願は、例えば記録媒体の倍速再生を行うことにより、同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理が可能とされた再生装置を利用するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本発明においては、全周囲を撮影した画像を繋いで1つの動画像情報を形成してこれを2フレームに縮小して記録し、また2フレームの画像情報を接続拡大し円筒状に貼り付けてこれを任意に切り出して再生するようにしたものであって、これによれば、360度の全周囲の画像を良好に記録すると共に、これを同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理が可能な再生装置を用いて良好に再生することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
すなわち本発明は、記録媒体の倍速再生により同時に少なくとも2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理を可能とする再生装置に用いられる画像情報を形成するための画像情報の記録方法であって、複数の撮影装置を用いて全周囲を撮影した画像を繋いで1つの動画像情報を形成し、この形成された動画像情報を再生装置で再生処理される画像信号の垂直解像度に相当する垂直幅、且つ再生装置で再生処理される画像信号の水平解像度の2倍に相当する水平幅に縮小すると共に、この縮小された画像情報を水平方向に2分割して再生装置で同時に再生処理を可能な2フレームの画像信号として記録してなるものである。
【0007】
また、本発明は、複数の撮影装置を用いて全周囲を撮影した画像を繋いで1つの動画像情報を形成し、この形成された動画像情報を再生処理される画像信号の垂直解像度に相当する垂直幅、且つ再生処理される画像信号の水平解像度の2倍に相当する水平幅に縮小すると共に、この縮小された画像情報を水平方向に2分割して同時に再生処理を可能な2フレームの画像信号として記録された記録媒体を再生する画像情報の再生方法であって、記録媒体の倍速再生により同時に少なくとも2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理を可能とする再生装置を有し、同時に再生処理される少なくとも2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の画像情報を水平方向に接続し、この接続された画像情報の水平及び垂直幅を縮小の逆比率で拡大して円筒状に貼り付け、この拡大して円筒状に貼り付けられた画像情報から再生装置で再生処理される画像信号の水平幅で切り出して再生信号を形成してなるものである。
【0008】
例えばプレイステーション2(登録商標)と呼ばれる再生装置においては、例えば記録媒体を倍速再生することにより、同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理が可能とされている。本発明はこのような再生装置を利用するためのものである。以下、図面を参照して本発明を説明するに、図1は本発明を実施するためのシステム全体の1つの形態を示す構成図である。
【0009】
すなわち図1において、例えば8台の標準テレビジョン方式用のカメラ1a〜1hが8方向に向けて設置され、これにより各カメラ1a〜1hで45度ずつ、全体で360度の全周囲の画像が撮影されるようにしたカメラ装置1が構成される。なおこの実施形態では、各カメラ1a〜1hは90度倒置して設置される。従ってこのカメラ装置1の全体では、例えば3840(480×8画面分)×640ピクセル/毎秒30フレームの画像信号が撮影される。このカメラ装置1で撮影された画像信号(動画像情報)が画像処理装置2に供給される。
【0010】
この画像処理装置2では、上述のカメラ装置1で撮影された動画像情報から、例えばインターレースの奇数フィールドのみが取り出されて、例えば1920(240×8画面分)×640ピクセル/毎秒30フレームの画像情報とされ、この画像情報の縦横が例えば3/4に縮小されて1440(720×2画面分)×480ピクセル/毎秒30フレームにされる。さらにこの画像情報の水平方向が例えば8/9〔1280(640×2画面分)ピクセル〕に縮小される。そしてこの画像情報が例えば水平方向に2フレームに分割されて、例えば640×480ピクセル/毎秒60フレームの画像情報が形成される。
【0011】
さらにこの画像処理装置2で形成された画像情報が、例えばMPEG(Moving Picture coding Experts Group)2のエンコーダ3に供給される。そしてこのエンコーダ3でエンコードされた画像信号が、記録装置4に供給されて記録媒体(図示せず)に倍速記録される。なおこの記録媒体(図示せず)の形態は任意であり、この記録媒体に記録された画像信号から例えば頒布用のDVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体5が作成される。
【0012】
このようにして作成された記録媒体5が、例えば記録媒体を倍速再生することにより同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理が可能とされた再生装置6に装着される。
【0013】
そしてこの再生装置6では、例えば上述の記録媒体5の倍速再生とMPEG2のデコードが行われることによって、例えば640×480ピクセル/毎秒60フレームの画像情報がデコードされ、この画像情報の各フレームの左右の画像が例えば水平方向に接続されて、例えば1280×480ピクセル/毎秒30フレームの画像情報が形成される。さらにこの画像情報の水平方向が、例えば2880ピクセルに拡大されて、円筒状に貼り付けられる。
【0014】
また、再生装置6には任意の操作手段7が設けられる。そしてこの操作手段7の操作に応じて、例えば上述の2880×480ピクセル/毎秒30フレームの画像情報から、任意の例えば640×480ピクセル/毎秒30フレームの画像情報が切り出される。さらにこの画像情報から標準テレビジョン方式の画像信号(再生信号)が形成され、この再生信号がテレビジョン受像機8に供給されて、例えば640×480ピクセル/毎秒30フレームの再生画像が表示される。
【0015】
さらにこのシステムで、画像情報の記録処理は例えば図2に示すように行われる。すなわち図2において、上述のカメラ装置1では、例えば図2のAに示すような360度全周囲を撮影した3840(480×8画面分)×640ピクセル/毎秒30フレームの画像信号が形成され、この画像信号の例えば奇数フィールドのみが取り出されて、例えば図2のBに示すような1920(240×8画面分)×640ピクセル/毎秒30フレームの画像信号が画像処理装置2に供給される。
【0016】
そして画像処理装置2では、まず図2のCに示すように縦横が例えば3/4に縮小されて1440×480ピクセル/毎秒30フレームにされる。さらにこの画像情報の水平方向が図2のDに示すように例えば8/9〔1280ピクセル〕に縮小される。この縮小された画像情報が、それぞれ640×480ピクセルずつの左右の2画像に分割される。
【0017】
さらにこの実施形態では上述の分割された左右の2画像がそれぞれインターレースによる奇数フィールドと偶数フィールドとに分離される。すなわち画像を形成する水平走査線の1本置きの走査線からなる640×240ピクセルの奇数フィールドと、残りの走査線からなる640×240ピクセルの偶数フィールドとに分離される。
【0018】
そして例えば図2のEに示すように第1フレームの左画像の奇数フィールドと右画像の奇数フィールドとでフレーム1が形成される。また、第1フレームの左画像の偶数フィールドと右画像の偶数フィールドとでフレーム2が形成される。さらに第2フレームの左画像の奇数フィールドと右画像の奇数フィールドとでフレーム3が形成され、第2フレームの左画像の偶数フィールドと右画像の偶数フィールドとでフレーム4が形成され、以下順次各フレームが形成される。
【0019】
これによって、例えば640×480ピクセル/毎秒60フレームの画像信号が形成される。なお、このように左右画像の奇数フィールドと偶数フィールドとが交互に設けられた信号形態によれば、左右の2画像についてはそれぞれ640×240ピクセルの奇数フィールドと偶数フィールドとが毎秒60フィールドで交互に設けられることになるので、再生時に標準テレビジョン方式の画像信号を形成する場合に好適である。
【0020】
さらにこの図2のEに示す形態の画像信号が、MPEG2のエンコーダ3に供給されて図2のFに示すような信号にエンコードされる。なおこのエンコードは例えばDVDの仕様に沿ったもので、例えば15フレームごとにフレーム内圧縮によるIピクチャーが形成され、その間の14フレームはIピクチャーとの差分圧縮によるPピクチャーが形成されるものである。
【0021】
ただし上述の図2のEに示す形態の画像信号では、奇数番目のフレームと偶数番目のフレームとで水平走査線がインターレースされているので、MPEG2のエンコードを行う際にはこれらを一致させる処理が事前に行われる。このようにしてエンコードされた画像信号が記録装置4で記録されて、例えば頒布用のDVD等の記録媒体5の作成が行われる。そしてこの記録媒体5が再生装置6に装着されて再生が行われる。
【0022】
さらにこのシステムで、画像情報の再生処理は例えば図3に示すように行われる。すなわち上述の再生装置6で記録媒体5が倍速再生されることにより、例えば図3のAに示すようにMPEG2でエンコードされた信号が取り出される。この信号は上述の図2のFと同等であり、この信号にMPEG2のデコードが行われて、例えば上述の図2のEに示す形態の画像信号が復元される。
【0023】
この復元された画像信号が各フレームごとに左右の画像が接続されることにより、この実施形態では例えば図3のBに示すような1280×480ピクセル/毎秒60フィールドの画像が形成される。さらにこの画像が左右に拡大されて例えば図3のCに示すような2880×480ピクセル/毎秒60フィールドの画像が形成される。そしてこの画像が例えば図3のDに示すように円筒状に貼り付けられる。
【0024】
また上述の操作手段7の操作に応じて、任意の位置の例えば640×480ピクセル/毎秒60フィールドの画像情報が切り出される。すなわちこの場合には、例えば図3のEに示すように上述の画像の貼り付けられた円筒の中心に仮想のカメラXが設けられ、このカメラXの撮影方向が上述の操作手段7の操作に応じて変化されるように画像情報の切り出しが行われる。
【0025】
そしてこの切り出された画像情報から標準テレビジョン方式の画像信号(再生信号)が形成される。なおこの再生信号は、いわゆるインターレース形式で形成される。さらにこの再生信号がテレビジョン受像機8に供給されて、例えば図3のFに示すような640×480ピクセル/毎秒30フレームの再生画像が表示される。
【0026】
こうして上述のシステムによれば、全周囲を撮影した画像情報を記録媒体5に記録することができると共に、この記録媒体5を同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理が可能とされた再生装置6で再生することによって、例えば操作手段7の操作に応じて任意の位置の再生画像をテレビジョン受像機8に表示させることができる。
【0027】
これにより、全周囲を撮影した画像情報を記録媒体5に収録すると共に、再生時には、操作手段7の操作に応じてその中の任意の部分を切り出してテレビジョン受像機8に表示させることができる。すなわち操作によって希望の部分を取り出すことができると共に、その操作は、例えば左右方向を示す操作部を用いて容易に行うことができるので、操作者の意図に応じた再生を容易且つ良好に行うことができるものである。
【0028】
なお、上述のシステムにおいて、画像情報の切り出しや縮小拡大、分割、接続等の画像処理は既知の手段を用いて行うことができるものである。また、インターレースによる奇数、偶数フィールドへの分離や、標準テレビジョン方式の画像信号の形成等の処理も既知の手段を用いて行うことができるものである。さらに操作手段による切り出し位置の制御等の処理も既知の手段を用いて行うことができるものである。
【0029】
従ってこの実施形態において、全周囲を撮影した画像を繋いで1つの動画像情報を形成してこれを2フレームに縮小して記録し、また2フレームの画像情報を接続拡大し円筒状に貼り付けてこれを任意に切り出して再生するようにしたことによって、360度の全周囲の画像を良好に記録すると共に、これを同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理が可能な再生装置を用いて良好に再生することができる。
【0030】
これによって、従来の方法では、例えば風景や多人数で行われるパフォーマンスをその内側から見せようとする場合のような360度の全周囲の画像を、簡易な装置で良好に記録再生することはできなかったものを、本発明によれば、例えば記録媒体の倍速再生を行うことにより、同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理が可能とされた再生装置を利用することによって、これらの問題点を容易に解消することができるものである。
【0031】
なお上述の実施形態では、記録される画像信号をそれぞれインターレースにおける奇数及び偶数フィールドに分離し、フィールドごとに左右画像を合成して記録信号を形成するようにしたので、左右の2画像についてはそれぞれ640×240ピクセルの奇数フィールドと偶数フィールドとが毎秒60フィールドで交互に設けられることになり、再生時に標準テレビジョン方式の画像信号を形成する場合に好適である。
【0032】
また上述の実施形態では、画像信号の圧縮にMPEG2方式のエンコードを用いているので、例えば頒布用の記録媒体をDVDで作成する場合に好適である。ただし、本発明で使用される圧縮方式はMPEG2方式に限定されるものではない。また本発明で使用される記録媒体もDVDに限定されるものではない。
【0033】
また上述の実施形態では、カメラ装置1として8台の標準テレビジョン方式用のカメラを90度倒置して8方向に向けて設置すると共に、それぞれのカメラで撮影された映像信号の一方のフィールドのみを取り出して動画像情報を形成しているので、予め水平方向に1/2に縮小された画像をフレームごとに得ることができ、後の画像縮小等の処理を容易に行うことができる。ただし本発明で使用されるカメラ装置は、このような構成に限定されるものではなく、カメラの台数や設置方向も任意に定めることができるものである。
【0034】
さらに上述の動画像情報を形成においては、例えば画像を繋いで形成された動画像情報を相互に円筒状に繋がるように画像処理を施すことができる。このような画像処理を施すことによって、例えば再生時の画像の切り出しを任意の位置で円滑に行うことができるものである。なお、このような画像処理は既知の手段を用いて行うことができる。ただしこのような画像処理は敢えて行わなくても、例えば8方向の面にそれぞれの画像が表示されているような形式で、繋がれた画像を表示することもできる。
【0035】
また上述の実施形態では、カメラ装置で撮影された画像信号(動画像情報)が直接に画像処理装置に供給されているが、この間にビデオテープレコーダー等の記録手段を設けて、一旦記録された画像信号が画像処理装置に供給されるようにしてもよい。そうすることにより、画像信号の撮影を、例えばカメラ装置及びビデオテープレコーダーの比較的簡易な形態で実施することが可能になる。
【0036】
また上述の実施形態では、再生時に切り出す位置を操作手段で任意に制御することができるので、操作によって希望の部分を取り出すことができると共に、その操作は、操作手段の例えば左右方向を示す操作部を用いて容易に行うことができ、操作者の意図に応じた再生を容易且つ良好に行うことができる。
【0037】
さらに上述の再生装置において、例えば上述の操作手段で操作された内容を内蔵の記憶手段(図示せず)等に記憶させることによって、操作手段で操作された切り出し位置の制御を繰り返し再現することができる。これにより、例えば2度目からは操作手段の操作を行わなくても、操作者の意図に応じた再生を繰り返し行うことができる。
【0038】
また上述の再生装置において、例えば操作手段の操作に応じて切り出された画像を任意のズーム拡大または縮小率でズーム拡大または縮小して表示させることができる。このズーム拡大または縮小率の操作は、例えば操作手段の上下方向を示す操作部を用いて行うことができる。これにより画像が任意にズーム拡大または縮小されることで、さらに操作者の意図に沿った再生を行うことができる。なおこのような画像のズーム拡大または縮小の処理も、既知の手段を用いて行うことができるものである。
【0039】
また上述の再生装置において、切り出し位置の制御と切り出された画像のズーム拡大または縮小率の制御を、例えば操作手段の左右方向を示す操作部と、上下方向を示す操作部を用いて行うことができる。これにより任意の切り出し位置で任意にズーム拡大または縮小された画像を表示することができ、さらに操作者の意図に沿った再生を実現することができる。
【0040】
さらに上述の操作手段で操作された切り出し位置の制御と切り出された画像のズーム拡大または縮小率の制御を内蔵の記憶手段(図示せず)等に記憶させることによって、操作手段で操作された内容を繰り返し再現することができる。これにより例えば2度目からは操作手段の操作を行わなくても、切り出し位置と切り出された画像のズーム拡大または縮小を、操作者の意図に沿って繰り返し行うことができる。
【0041】
また上述の操作によって画像のズーム縮小を行う場合には、形成される再生信号による画像の縮小率を水平方向の両端に向かって小さくする画像処理を施すことができる。これによって、例えば上述の円筒状に繋がるような画像処理が施されている場合には、図4のAに示すような凹面様の表示となる。あるいは上述の画像処理画像施されていない場合にも図4のBに示すような屏風様の表示となって、いずれもパノラマ的な表示を形成することができる。
【0042】
また上述の再生装置において、上述の任意に切り出された画像の表示を行うのとは別に、接続された画像情報の水平幅が再生装置で再生処理される画像信号の水平幅と一致するように全体を縮小して再生信号を形成することにより、記録された画像の全体を表示することができる。これによって記録された画像の全体の把握を容易にすることができる。
【0043】
こうして上述の画像情報の記録方法によれば、記録媒体の倍速再生により同時に少なくとも2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理を可能とする再生装置に用いられる画像情報を形成するための画像情報の記録方法であって、複数の撮影装置を用いて全周囲を撮影した画像を繋いで1つの動画像情報を形成し、この形成された動画像情報を再生装置で再生処理される画像信号の垂直解像度に相当する垂直幅、且つ再生装置で再生処理される画像信号の水平解像度の2倍に相当する水平幅に縮小すると共に、この縮小された画像情報を水平方向に2分割して再生装置で同時に再生処理を可能な2フレームの画像信号として記録することにより、360度の全周囲の画像を良好に記録することができるものである。
【0044】
また、上述の画像情報の再生方法によれば、複数の撮影装置を用いて全周囲を撮影した画像を繋いで1つの動画像情報を形成し、この形成された動画像情報を再生処理される画像信号の垂直解像度に相当する垂直幅、且つ再生処理される画像信号の水平解像度の2倍に相当する水平幅に縮小すると共に、この縮小された画像情報を水平方向に2分割して同時に再生処理を可能な2フレームの画像信号として記録された記録媒体を再生する画像情報の再生方法であって、記録媒体の倍速再生により同時に少なくとも2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理を可能とする再生装置を有し、同時に再生処理される少なくとも2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の画像情報を水平方向に接続し、この接続された画像情報の水平及び垂直幅を縮小の逆比率で拡大して円筒状に貼り付け、この拡大して円筒状に貼り付けられた画像情報から再生装置で再生処理される画像信号の水平幅で切り出して再生信号を形成することにより、360度の全周囲の画像を、同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理が可能な再生装置を用いて良好に再生することができるものである。
【0045】
なお本発明は、上述の説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱することなく種々の変形が可能とされるものである。
【0046】
【発明の効果】
従って請求項1の発明によれば、360度の全周囲の画像を良好に記録することができるものである。
【0047】
また、請求項2の発明によれば、記録される画像信号をそれぞれインターレースにおける奇数及び偶数フィールドに分離し、この分離された奇数フィールドを繋ぎ合わせて2フレームの画像信号の一方のフレームとし偶数フィールドを繋ぎ合わせて2フレームの画像信号の他方のフレームとして記録することにより、左右の2画像についてはそれぞれ奇数フィールドと偶数フィールドとが毎秒60フィールドで交互に設けられることになり、再生時に標準テレビジョン方式の画像信号を形成する場合に好適となるものである。
【0048】
また、請求項3の発明によれば、記録される画像信号をMPEG2方式でエンコードして記録信号を形成することにより、例えば頒布用の記録媒体をDVDで作成する場合に好適となるものである。
【0049】
また、請求項4の発明によれば、複数の撮影装置は標準テレビジョン方式用のカメラをそれぞれ90度倒置して設置すると共に、それぞれのカメラで撮影された映像信号の一方のフィールドのみを取り出した前記画像を繋いで前記動画像情報を形成することにより、予め水平方向に1/2に縮小された画像をフレームごとに得ることができ、後の画像縮小等の処理を容易に行うことができるものである。
【0050】
また、請求項5の発明によれば、画像を繋いで形成された動画像情報を相互に円筒状に繋がるように画像処理を施した後に前記画像情報の縮小及び記録を行うことにより、例えば再生時の画像の切り出しを任意の位置で円滑に行うことができるものである。
【0051】
また、請求項6の発明によれば、360度の全周囲の画像を、同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理が可能な再生装置を用いて良好に再生することができるものである。
【0052】
また、請求項7の発明によれば、拡大して円筒状に貼り付けられた画像情報から再生装置で再生処理される画像信号の水平幅で切り出す位置を任意に制御して再生信号を形成することにより、操作によって希望の部分を取り出すことができると共に、その操作は、操作手段の例えば左右方向を示す操作部を用いて容易に行うことができ、操作者の意図に応じた再生を容易且つ良好に行うことができるものである。
【0053】
また、請求項8の発明によれば、切り出す位置を制御に従って記憶し、制御された切り出す位置の変化を再現して再生信号を形成することにより、例えば2度目からは操作手段の操作を行わなくても、操作者の意図に応じた再生を繰り返し行うことができるものである。
【0054】
また、請求項9の発明によれば、拡大して円筒状に貼り付けられた画像情報をさらにズーム拡大または縮小し、このズーム拡大または縮小された画像情報から再生装置で再生処理される画像信号の水平幅で切り出して再生信号を形成することにより、さらに操作者の意図に沿った再生を行うことができるものである。
【0055】
また、請求項10の発明によれば、拡大して円筒状に貼り付けられた画像情報のズーム拡大または縮小率を任意に制御すると共に、このズーム拡大または縮小された画像情報から再生装置で再生処理される画像信号の水平幅で切り出す位置を任意に制御して再生信号を形成することにより、さらに操作者の意図に沿った再生を実現することができるものである。
【0056】
また、請求項11の発明によれば、切り出す位置及びズーム拡大または縮小率を制御に従って記憶し、制御された切り出す位置及びズーム拡大または縮小率の変化を再現して再生信号を形成することにより、例えば2度目からは操作手段の操作を行わなくても、切り出し位置と切り出された画像のズーム拡大または縮小を、操作者の意図に沿って繰り返し行うことができるものである。
【0057】
また、請求項12の発明によれば、ズーム縮小により再生信号を形成する際には、形成される再生信号による画像の縮小率を水平方向の両端に向かって小さくする画像処理を施すことにより、例えば凹面様、あるいは屏風様の表示となって、いずれもパノラマ的な表示を形成することができるものである。
【0058】
また、請求項13の発明によれば、切り出して再生信号を形成するモードに加えて、接続された画像情報の水平または垂直幅が再生装置で再生処理される画像信号の水平または垂直幅と一致するように全体を縮小して再生信号を形成するモードを設けたことにより、最初に撮影されて切り出された画像の全体を表示することができ、記録された画像の全体の把握を容易にすることができるものである。
【0059】
これによって、従来の方法では、例えば風景や多人数で行われるパフォーマンスをその内側から見せようとする場合のような360度の全周囲の画像を、簡易な装置で良好に記録再生することはできなかったものを、本発明によれば、例えば記録媒体の倍速再生を行うことにより、同時に2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理が可能とされた再生装置を利用することによって、これらの問題点を容易に解消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのシステム全体の1つの形態を示す構成図である。
【図2】その記録処理の説明のための線図である。
【図3】その再生処理の説明のための線図である。
【図4】表示画像の説明のための線図である。
【符号の説明】
1…カメラ装置、2…画像処理装置、3…MPEG2エンコーダ、4…記録装置、5…記録媒体、6…再生装置、7…操作手段、8…テレビジョン受像機

Claims (13)

  1. 記録媒体の倍速再生により同時に少なくとも2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理を可能とする再生装置に用いられる画像情報を形成するための画像情報の記録方法であって、
    複数の撮影装置を用いて全周囲を撮影した画像を繋いで1つの動画像情報を形成し、
    この形成された動画像情報を前記再生装置で再生処理される画像信号の垂直解像度に相当する垂直幅、且つ前記再生装置で再生処理される画像信号の水平解像度の2倍に相当する水平幅に縮小すると共に、
    この縮小された画像情報を水平方向に2分割して前記再生装置で同時に再生処理を可能な2フレームの画像信号として記録する
    ことを特徴とする画像情報の記録方法。
  2. 前記記録される画像信号をそれぞれインターレースにおける奇数及び偶数フィールドに分離し、
    この分離された奇数フィールドを繋ぎ合わせて前記2フレームの画像信号の一方のフレームとし偶数フィールドを繋ぎ合わせて前記2フレームの画像信号の他方のフレームとして記録する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像情報の記録方法。
  3. 前記記録される画像信号をMPEG2方式でエンコードして記録信号を形成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像情報の記録方法。
  4. 前記複数の撮影装置は標準テレビジョン方式用のカメラをそれぞれ90度倒置して設置すると共に、
    それぞれのカメラで撮影された映像信号の一方のフィールドのみを取り出した前記画像を繋いで前記動画像情報を形成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像情報の記録方法。
  5. 前記画像を繋いで形成された動画像情報を相互に円筒状に繋がるように画像処理を施した後に前記画像情報の縮小及び記録を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像情報の記録方法。
  6. 複数の撮影装置を用いて全周囲を撮影した画像を繋いで1つの動画像情報を形成し、
    この形成された動画像情報を再生処理される画像信号の垂直解像度に相当する垂直幅、且つ再生処理される画像信号の水平解像度の2倍に相当する水平幅に縮小すると共に、
    この縮小された画像情報を水平方向に2分割して同時に再生処理を可能な2フレームの画像信号として記録された記録媒体を再生する画像情報の再生方法であって、
    記録媒体の倍速再生により同時に少なくとも2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の再生処理を可能とする再生装置を有し、
    前記同時に再生処理される少なくとも2フレームの標準テレビジョン方式の画像信号の画像情報を水平方向に接続し、
    この接続された画像情報の水平及び垂直幅を前記縮小の逆比率で拡大して円筒状に貼り付け、
    この拡大して円筒状に貼り付けられた画像情報から前記再生装置で再生処理される画像信号の水平幅で切り出して再生信号を形成する
    ことを特徴とする画像情報の再生方法。
  7. 前記拡大して円筒状に貼り付けられた画像情報から前記再生装置で再生処理される画像信号の水平幅で切り出す位置を任意に制御して再生信号を形成する
    ことを特徴とする請求項6記載の画像情報の再生方法。
  8. 前記切り出す位置を前記制御に従って記憶し、
    前記制御された前記切り出す位置の変化を再現して再生信号を形成する
    ことを特徴とする請求項7記載の画像情報の再生方法。
  9. 前記拡大して円筒状に貼り付けられた画像情報をさらにズーム拡大または縮小し、
    このズーム拡大または縮小された画像情報から前記再生装置で再生処理される画像信号の水平幅で切り出して再生信号を形成する
    ことを特徴とする請求項6記載の画像情報の再生方法。
  10. 前記拡大して円筒状に貼り付けられた画像情報のズーム拡大または縮小率を任意に制御すると共に、
    このズーム拡大または縮小された画像情報から前記再生装置で再生処理される画像信号の水平幅で切り出す位置を任意に制御して再生信号を形成する
    ことを特徴とする請求項9記載の画像情報の再生方法。
  11. 前記切り出す位置及びズーム拡大または縮小率を前記制御に従って記憶し、
    前記制御された前記切り出す位置及びズーム拡大または縮小率の変化を再現して再生信号を形成する
    ことを特徴とする請求項10記載の画像情報の再生方法。
  12. 前記ズーム縮小により再生信号を形成する際には、
    前記形成される再生信号による画像の縮小率を水平方向の両端に向かって小さくする画像処理を施す
    ことを特徴とする請求項9記載の画像情報の再生方法。
  13. 前記切り出して再生信号を形成するモードに加えて、
    前記接続された画像情報の水平幅が前記再生装置で再生処理される画像信号の水平幅と一致するように全体を縮小して再生信号を形成するモードを設けた
    ことを特徴とする請求項6記載の画像情報の再生方法。
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