JP4312078B2 - 電動輪 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の乗り心地を向上させる電動輪に関するものである。
従来、モータをダンパのマスとして利用するインホイールモータ駆動ユニットとして、中空モータをモータサスペンションによって支持したものが知られている(非特許文献1)。中空モータは、車輪のホイールに連結されており、ホイールを回転させる。中空モータは、モータサスペンションによって車両の上下方向に振動可能に支持され、バネ下重量から切離される。そして、ホイールは、サスペンションアームによって車両に支持される。このインホイールモータ駆動方式においては、車輪が振動すると、中空モータは、ホイールを介して車輪の振動を受け、車両の上下方向に振動する。そして、中空モータの振動は、バネ下の振動を相殺する。この場合、モータと車輪の回転軸がずれてもモータで発生した動力がスムーズに車輪に伝わるようにフレキシブルカップリングが用いられている。
特開2003−530263号公報 長屋 豪、他2名,「ダイナミックダンパ型インホイールモータの開発(20025544)」,学術講演会前刷集NO.83−02,社団法人自動車技術会,平成14年11月26日,p9−12
しかし、従来のダイナミックダンパ型インホイールモータ駆動方式では、モータの出力トルクを増大させる減速機を備えておらず、車両走行に必要なトルクをモータに依存しているため、モータの体格が大きくなるという問題点があった。
このため、電動輪の全体のサイズが大きくなってしまうという問題があった。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、車両の乗り心地を向上させつつ、かつ小型で高出力の電動輪を提供することである。
この発明に係る電動輪は、車輪のホイールに対応して設けられたモータと、ホイールを回転可能に支持する回転支持部材と、モータと回転支持部材との間に取付けられ、車輪の振動と荷重部材の振動とを互いに減衰するように配置された弾性部材と、モータの出力軸に取付けられる等速ジョイントと、等速ジョイントによって伝達されるモータの回転を変速する減速機とを備える。
好ましくは、モータ、等速ジョイントおよび減速機は、車体側からホイール側に向けて、モータ、等速ジョイント、減速機の順に配置される。
好ましくは、減速機は、プラネタリギヤを含む。
より好ましくは、プラネタリギヤは、等速ジョイントによって回転が伝達されるサンギヤと、サンギヤに噛合う第1のギヤと、第1のギヤとは径が異なる第2のギヤとが結合された段付ピニオンギヤと、第2のギヤに噛合うリングギヤとを有する。
好ましくは、回転支持部材は、ホイールを回転自在に支持するナックルと、ナックルと一体として結合されている減速機を収容するケースとを含む。
好ましくは、車輪の振動が静止している状態におけるモータの重心位置を通る直線上をモータの重心が往復運動するようにモータの運動軌跡を規制する規制部材をさらに備える。
この発明によれば、動力を伝達する経路において、車体側からモータ、等速ジョイント、減速機、ホイールの順に配置するので、減速機の減速比を大きくしやすい。このため、トルクが同じモータを用いてもこれを高速回転させて大きな減速比の減速機で減速させることによりホイールの回転力を増大させることができるので、大型車両にインホイールモータを導入することが可能となる。また、減速比が大きければホイールのトルクが同じでもモータのトルクは小さくてすむので、モータの直径を細くでき、ハンドル回転時のサスペンションアームとの干渉がおこりにくくなる。
あわせて、荷重部材としてインホイールモータを用い、必要な装置の重量を有効に活用しながら、荷重部材の運動軌跡が規制されることにより車輪の振動が荷重部材の振動として好ましく伝達され、車両の乗り心地を向上させることができる。
また、減速比を大きくしているのでモータの軸も細くてすみ、等速ジョイントを小型にすることができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による電動輪の概略断面図である。
図1の全体的な構成についてまず説明する。電動輪100は、ホイールディスク10と、ホイールハブ20と、ブレーキロータ40と、ブレーキキャリパ50と、インホイールモータIWMと、ナックル180と、ダンパー140,150と、タイヤ250とを備える。
インホイールモータIWMは、モータケース60と、モータ70と、シャフト110と、等速ジョイント30と、減速機80と、オイルポンプ90とを含む。
また、電動輪100を支持する車輪支持装置200は、アッパーアーム210と、ロアアーム220と、ボールジョイント160,170とを含む。
モータ70の動力はシャフト110から出力される。シャフト110は、等速ジョイント30を介して減速機80に接続されている。したがって、シャフト110の回転が減速機80によって減速されホイールハブ20に伝達されてホイールディスク10が回転する。
次に、各個別の要素の構成について説明する。
ホイールディスク10は、略カップ型形状を有し、ディスク部10Aとリム部10Bとからなる。ホイールディスク10は、ホイールハブ20、ブレーキロータ40、ブレーキキャリパ50、およびインホイールモータIWMを収納する。タイヤ250は、ホイールディスク10のリム部10Bの外縁に固定される。
ホイールディスク10は、ディスク部10Aをホイールナット3,4によってホイールハブ20に取付けられたボルト1,2と締結することにより、ホイールハブ20と連結される。ホイールハブ20にはハブスピンドル21が差し込まれ、ハブナット22によってホイールハブ20とハブスピンドル21が締結される。そして、ホイールハブ20は、ハブベアリングケース23に嵌め込まれたハブベアリング11,12によって回転自在に支持される。
ハブベアリングケース23は、ねじ24,25によって、ナックル180に固定される。ナックル180は、減速機80のケースと一体となっている。
ブレーキロータ40は、内周端がボルト1,2およびホイールナット3,4によってホイールハブ20の外周端に固定され、外周端がブレーキキャリパ50内を通過するように配置される。ブレーキキャリパ50は、ブレーキピストンの移動方向に可動にナックル180に固定される。ブレーキキャリパ50は、ブレーキピストン51と、ブレーキパッド52,53とを含む。ブレーキパッド52,53は、ブレーキロータ40の外周端を間に挟み込む。
ブレーキオイルが供給されると、ブレーキピストン51は、ブレーキパッド52を押す。ブレーキパッド52がブレーキピストン51によってブレーキロータ40の外周部に押し付けられると、その反力でブレーキキャリパ50全体が車体側に向かって移動する。このため、ブレーキパッド53が車体側に向かって移動する。これにより、ブレーキパッド52,53は、ブレーキロータ40の外周端を間に挟み込み、電動輪100にブレーキがかけられる。
ナックル180は、ホイールハブ20の車体側に配置される。そして、ナックル180は、減速機80と等速ジョイント30とを収納するケースと一体となっている。
等速ジョイント30は、ガイド31と、ニードルベアリング32とを含む。ガイド31は、サンギヤ82がその一方端に形成されているサンギヤ軸の他方端の内部の空隙の壁面に当接する。ニードルベアリング32が、サンギヤ軸の他方端に設けられた溝中をシャフト110の回転軸に沿う方向に移動できるので、シャフト110は回転軸に沿う方向にスライド可能である。
ここで、シャフト110が軸方向に可動となっているので、等速ジョイント30に対する回転軸に沿う方向の力を逃がすことができるので、等速ジョイント30を小型にすることができる。
減速機80は、ステップドピニオンギア(段付小歯車)83a,83bを用いたプラネタリギヤ(遊星歯車)である。ステップドピニオンギア83a,83bを用いることにより、リングギヤ85の直径を小さく抑えつつ大きな減速比を実現することができる。
減速機80は、サンギヤ軸と、サンギヤ82と、ピニオンギヤ83a,83bと、プラネタリキャリア84a,84bと、リングギヤ85と、ピン86a,86bとを含む。サンギヤ軸の一方端には、サンギヤ82が形成されている。サンギヤ軸は、等速ジョイント30を介してモータ70のシャフト110に連結される。そして、サンギヤ軸は、ベアリング17により回転自在に支持される。
ピニオンギヤ83a,83bは、サンギヤ82と噛合い、ピン86a,86bによりそれぞれ回転自在に支持される。プラネタリキャリア84a,84bは、ピン86a,86bを両側から支持する。プラネタリキャリア84aは、ベアリング16により回転自在に支持される。また、プラネタリキャリア84bは、ホイール側がハブスピンドル21となっており、ハブベアリング11,12によりホイールハブ20とともに回転自在に支持される。
リングギヤ85は、減速機80のケースであるナックル180に固定される。リングギヤ85は、ピニオンギヤ83a,83bと噛合う。ピニオンギヤ83a,83bの各々は、段付歯車であり、サンギヤ82と噛合う部分の直径が大きく、その部分と比べてリングギヤ85と噛合う部分の直径は小さい。段付ピニオンギヤを用いることによりリングギヤの径が小さくても減速比を大きくすることができる。ホイール内に減速機を収めるには、減速機80の直径を小さくする必要があるが、この点においてステップドピニオンギアを用いたプラネタリギヤが有利である。
モータで大きなトルクを発生させるには、一般にロータの直径が大きくする必要がある。これは、コイルと磁石の斥力や引力が働く点が回転中心から遠いほど大きなトルクが発生できるからである。このため、パワーが必要な大型車にはモータの積載スペースが限定されるインホイールモータは採用しにくかった。しかし、モータ出力軸とホイールとの間の減速比を大きくすることができれば、小さなトルクのモータを用いても高速回転させることでホイールに大きな回転力を伝えることができるので、大型車にインホイールモータを使用することが可能となる。
また、同じトルクをホイールに発生させようとすると、減速比が大きな減速機を採用するほうが、モータの発生するトルクは小さくてよい。したがって、モータの径を小さくすることができる。モータの径を小さくできればナックル上部180aおよびナックル下部180bをモータの軸に近づけることができる。これは、ハンドルを切ったときにキングピン26を中心としてナックル180が回転する際に、アッパーアーム210とナックル上部180aと干渉や、ロアアーム220とナックル下部180bと干渉が起こりにくくするために有効である。
モータ70は、ステータコア71と、ステータコイル72と、ロータ73とを含む。ステータコア71は、モータケース60に固定される。オイルポンプ90は、モータケース60の外側であってシャフト110の一方端側に設けられる。ステータコイル72は、ステータコア71に巻回される。モータ70が三相モータである場合、ステータコイル72は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなる。
ロータ73は、ステータコア71およびステータコイル72の内周側に配置される。
シャフト110は、ベアリング14,15によって回転自在に支持される。
オイル通路121は、一方端がオイルポンプ90に連結され、他方端がオイル溜130に挿入される。オイルポンプ90は、オイル通路121を介してオイル溜130に溜まったオイルを汲み上げ、その汲み上げたオイルをシャフト110の端部へ供給する。
ダンパー140,150は、ゴムの中に油を封入した構成からなり、モータケース60に取付けられる。より具体的には、ダンパー140,150は、車体の上下方向DR1からモータケース60に取付けられる。ダンパー140,150は各々スプリング260,270の中心軸に配置されている。
かかるダンパーの配置は、限定されないが、荷重部材であるモータ70の重心を通る車体の上下方向DR1と平行な軸上に配置されることが好ましい。そのようにすれば、2つのダンパー140,150の振動伝達および緩衝効果を好ましく引き出すことができる。
ナックル上部180aは、ボールジョイント160に連結される。ナックル下部180bは、ボールジョイント170に連結される。
アッパーアーム210およびロアアーム220は、車体の上下方向DR1にインホイールモータIWMを挟むように配置される。アッパーアーム210は、一方端がボールジョイント160に連結され、他方端が車体の上下方向DR1に回動可能に車体に固定される。ロアアーム220は、一方端がボールジョイント170に連結され、他方端が車体の上下方向DR1に回動可能に車体に固定される。また、ロアアーム220は、図示しないショックアブソーバを介して車体に連結される。これにより、電動輪100は、車体に懸架される。
このように、アッパーアーム210およびロアアーム220は、それぞれボールジョイント160,170によってナックル180a,180bに接続される。ダンパー140はナックル180aとモータケース60の上部との間に設けられ、ダンパー150はナックル180bとモータケース60の下部との間に設けられる。
そして、モータ70の動きを上下方向に直線的な動きに制限するために、図1において破線で示されるトルクロッド300が設けられる。トルクロッド300は図1においては、モータ70の重心を通る上下方向DR1と平行な直線上に配置される。
実際には、後に図2で説明するようにトルクロッド300は、モータケース60の両脇に2本配置されている。トルクロッドによって動きが制限されるので、荷重部材であるモータ70は、車輪が振動するとモータ70の重心を通る直線に沿うようにその重心が上下動する。規制部材としてトルクロッド300を用いることにより、等速ジョイント30に加わる荷重部材の振動による応力が軽減されるので、等速ジョイントを小型にすることができる。
アッパーアーム210およびロアアーム220は、車体の上下方向DR1に回動自在に車体に固定され、ロアアーム220は、図示しないショックアブソーバを介して車体に連結されるので、アッパーアーム210、ロアアーム220およびショックアブソーバは、サスペンションとして機能する。
車輪支持装置200は、サスペンションアーム(アッパーアーム210およびロアアーム220)とボールジョイント160,170によってナックル180を支持し、ナックルに取付けられたダンパー140,150およびトルクロッドによってモータケース60を支持することにより、電動輪100を車体に支持する。
すなわち、車輪支持装置200は、アッパーアーム210、ロアアーム220およびナックル180によってホイールディスク10およびホイールハブ20を回転可能に支持する。アッパーアーム210、ロアアーム220、ナックル180、ダンパー140,150およびトルクロッド300によってモータ70は車体の上下方向DR1に振動可能に支持される。
車両の走行中に、電動輪100が路面状態等に応じて車体の上下方向DR1に振動を受けると、ダンパーマスとなるモータ70によってダンパー140,150は、車体の上下方向DR1に変形し、電動輪100が受けた振動と位相のずれたモータ70の上下方向DR1の振動を発生させる。
つまり、ダンパー140,150は、電動輪100の振動をモータ70の振動に変換する。そして、ダンパー140,150は、電動輪100が受けた振動をモータ70に相殺させる。そうすると、電動輪100の振動は、アッパーアーム210およびロアアーム220を介して車体に伝達されにくくなる。
これにより、タイヤ250からのバネ下入力が緩和される。すなわち、ショックアブソーバによって吸収し切れない振動が吸収される。その結果、車両の乗り心地が向上する。
車体に搭載されたスイッチング回路(図示せず)によりステータコイル72に交流電流が供給されると、ロータ73が回転し、モータ70は、所定のトルクを出力する。そして、モータ70の出力トルクは、シャフト110から等速ジョイント30を介して減速機80へ伝達される。
減速機80は、サンギヤ軸を経由してサンギヤ82に受けた出力トルクをサンギヤ82およびピニオンギヤ83a,83bによって変更、つまり、変速(減速)してプラネタリキャリア84bへ出力する。プラネタリキャリア84bは、減速機80の出力トルクをハブスピンドル21に伝達し、ハブスピンドル21は、所定の回転数でホイールハブ20およびホイールディスク10を回転する。これにより、電動輪100は、所定の回転数で回転する。
図2は、図1に示した電動輪を図1の矢印Aで示すように車体側から見た図である。なお、図が複雑になるのを避けるため、図2においてアッパーアーム210、ロアアーム220、タイヤ250、ホイールディスク10、ブレーキキャリパ50およびブレーキロータ40は、図示していない。
図2を参照して、ナックル180aとモータケース60の上部との間にはダンパー140が配置されている。同様に、ナックル180bとモータケース60の下部との間にはダンパー150が配置されている。
ナックル180aからナックル180bに向けて、インホイールモータIWMの両脇にそれぞれトルクロッド300a,300bが挿入されている。ナックル180bには雌螺子が切られている。トルクロッド300a,300bの先端には雄螺子が切られており、トルクロッド300a,300bはナックル180aを貫通し、ナックル180bにねじ込まれている。
トルクロッド300a,300bには、それぞれアーム310a,310bが、トルクロッドに沿う方向に移動可能に取付けられている。アーム310a,310bには、それぞれベアリング312a,312bが取付けられ、ピン314a,314bを回転可能に支持している。ピン314a,314bはモータケース60を挟んで支持している。
したがって、ピン314a,314bを結ぶ軸を中心として、モータケース60は、回動可能である。
図3は、モータの上下方向の振動と動力伝達要素の配置とを説明するための概念図である。
図3を参照して、モータは荷重部材として、車輪の振動に応じて上下動して振動を相殺して車体に路面の振動が伝わりにくくする働きをする。図1、図2に示した構造とすることにより、荷重部材の重心位置は重心を通る直線である軸405に沿って位置400、401、402に示すように上下動する。等速ジョイント30にはニードルベアリング32が設けられているのでこのような動きが可能となる。また、振動によって生じる力は、トルクロッドと上下のダンパーによって受け止められるので、等速ジョイントにかかる力が小さくなる。したがって、等速ジョイント30を小型にすることができる。
なお、モータと減速機とを一体として荷重部材として構成し、減速機の出力を等速ジョイントに入力することも考えられるが、図3に示す構成のほうが荷重部材の重さを小さくできるので、この点において等速ジョイント30を小型にできる。
また、車輪の上下動に対して荷重部材としてのモータも直線上を上下動するので振動の相殺の効果をいっそう大きくすることができる。
さらに、モータ(位置400)、等速ジョイント30、減速機80、ハブスピンドル21に接続されるホイールの順に配置すると、減速機の軸方向の長さが確保しやすく、ステップドピニオンを用いたプラネタリギヤを採用しやすい。したがって、減速機の減速比を大きくしやすい。このため、トルクが同じモータを用いてもこれを高速回転させて大きな減速比の減速機で減速させることによりホイールの回転力を増大させることができるので、大型車両にインホイールモータを導入することが可能となる。
また、減速比が大きければホイールの回転力が同じでもモータのトルクは小さくてすむので、図3のモータの直径Dを小さくでき、ハンドル回転時のサスペンションアームとの干渉がおこりにくくなる。
なお、この発明においては、図1のダンパー140,150に代えてブッシュ付スプリングまたは粘性物が封入されたダンパーが用いられてもよい。すなわち、この発明においては、インホイールモータIWMは、弾性体またはダンパーによって振動可能に支持されていればよい。
本実施の形態においては、ホイールディスク10およびホイールハブ20は、「ホイール」を構成する。
また、ダンパー140,150は、「弾性部材」を構成する。そして、1対の弾性部材は、アッパーアーム210およびロアアーム220の両方に連結される。
さらに、ナックル180は、電動輪100のホイール(ホイールディスク10およびホイールハブ20)を回転可能に支持する「回転支持部材」を構成する。
本発明によれば、車両の走行中に電動輪100が路面状態等に応じて振動を受けると、「弾性部材」は、電動輪100が受けた振動によって荷重部材であるモータ70を車体の上下方向DR1に位相をずらせて振動させ、結果的にバネ上である車体に大きな振動を伝えない(相殺させる)。これにより、インホイールモータIWMによって駆動される車輪を搭載した車両の乗り心地が向上する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態による電動輪の概略断面図である。 図1に示した電動輪を図1の矢印Aで示すように車体側から見た図である。 モータの上下方向の振動と動力伝達要素の配置とを説明するための概念図である。
符号の説明
1,2 ボルト、 3,4 ホイールナット、 10 ホイールディスク、 10A ディスク部、 10B リム部、 11,12 ハブベアリング、 14〜17 ベアリング、 20 ホイールハブ、 21 ハブスピンドル、 22 ハブナット、 23 ハブベアリングケース、 26 キングピン、 30 等速ジョイント、 31 ガイド、 32 ニードルベアリング、 40 ブレーキロータ、 50 ブレーキキャリパ、 51 ブレーキピストン、 52,53 ブレーキパッド、 60 モータケース、 70 モータ、 71 ステータコア、 72 ステータコイル、 73 ロータ、 80 減速機、 82 サンギヤ、 83a,83b ステップドピニオンギア、 84a,84b プラネタリキャリア、 85 リングギヤ、 86a,86b ピン、 90 オイルポンプ、 100 電動輪、 110 シャフト、 121 オイル通路、 130 オイル溜、 140,150 ダンパー、 160,170 ボールジョイント、 180 ナックル、 180a ナックル上部、 180b ナックル下部、 200 車輪支持装置、 210 アッパーアーム、 220 ロアアーム、 250 タイヤ、 260,270 スプリング、 300 トルクロッド、 300a,300b トルクロッド、 310a,310b アーム、 312a,312b ベアリング、 314a,314b ピン、 IWM インホイールモータ。

Claims (5)

  1. 車輪のホイールに対応して設けられたモータと、
    前記ホイールを回転可能に支持する回転支持部材と、
    前記モータと前記回転支持部材との間に取付けられ、前記車輪の振動と前記モータの振動とを互いに減衰するように配置され、前記モータを前記回転支持部材に対して揺動可能に支持する弾性部材と、
    前記モータの出力軸に取付けられる等速ジョイントと、
    前記回転支持部材に対して一体化するように取付けられ、前記等速ジョイントによって伝達される前記モータの回転を変速する減速機とを備える、電動輪。
  2. 前記モータ、前記等速ジョイントおよび前記減速機は、車体側からホイール側に向けて、前記モータ、前記等速ジョイント、前記減速機の順に配置される、請求項1に記載の電動輪。
  3. 前記車輪の振動が静止している状態における前記モータの重心位置を通る直線上を前記モータの重心が往復運動するように前記モータの運動軌跡を規制する規制部材をさらに備える、請求項1または2に記載の電動輪。
  4. 前記規制部材は、
    前記モータの両脇に前記直線と平行に設けられる一対のトルクロッドと、
    前記一対のトルクロッドにそれぞれ沿う方向に可動に取付けられた一対のアームとを含み、
    前記ケースは、前記モータの出力軸および前記モータの重心を通る直線の両方に直交する軸を中心として前記モータが回動可能に前記アームに対して取付けられる、請求項3に記載の電動輪。
  5. 前記モータを両脇で支持する一対のピンと、
    前記一対のピンを回動可能に支持する前記一対のアームにそれぞれ取付けられた一対のベアリングとをさらに備える、請求項4に記載の電動輪。
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