JP2007191042A - インホイールモータシステム - Google Patents

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Haruo Iwano
治雄 岩野
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
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Abstract

【課題】レイアウト性に優れ、動的吸振装置の性能を十分に発揮することのできるインホイールモータシステムを提供する。
【解決手段】ギヤドモータ10Gあるいはダイレクトドライブモータを、動的吸振装置20を介してナックル5などの車輌バネ下部に弾性支持した構成のインホイールモータシステムにおいて、左右の車輪間に設けられたサブフレーム30上に設けられた取付台33上に巻取り装置40を配置し、モータケース10aの上部に設けられた配線引き出し部10Nから引き出される上記電気モータ10の配線10Lを上記巻取り装置40に巻回して、上記配線10Lの弛みをなくすようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータを動的吸振装置を介して車輌バネ下部材に取り付け、上記モータの質量を動的吸振装置の質量として使用する構成のインホイールモータシステムに関するもので、特に、上記モータの配線処理に関する。
近年、電気自動車などのモータによって駆動される車輌においては、モータを車輪に内蔵するインホイールモータシステムが採用されつつある。
中でも、モータを、動的吸振装置を介して車輌の足回り部品に対して弾性支持し、上記モータの質量をダイナミックダンパーの質量として作用させるように構成した、乗り心地性とロードホールディング性に優れたインホイールモータシステムが注目されている(例えば、特許文献1,2参照)。
図5はその一例を示す図で、インナーロータ型の電気モータ51と減速歯車機構52とを組合わせたギヤドモータ50のハウジング53を、その上部側と下部側とから、ゴムの中に油を封入したダンパー54a,54bで挟み込んで、車輌バネ下部品であるナックル55に連結し、更に、このダンパー54a,54bを、更に、上記ナックル55と上,下のアーム56a,56bとを連結するボールジョイント57a,57bに連結するとともに、上記減速歯車機構の52出力軸52Jとホイール58に取付けられたホイールハブ58Hとを等速ジョイント59により連結することにより、上記ギヤドモータ50を車輌バネ下部にフローティングマウントするとともに、上記電気モータ51の出力を上記ホイール58に伝達するようにしている。
一方、インホイールモータシステムでは、モータが車輪の転蛇や揺動に伴って揺動することから、モーターから出る配線にある程度の弛みを持たせてクランプするようにしているが、上記のように、モータを、上記ダンパー54a,54bのような、動的吸振装置を介して車輌の足回り部品に対して弾性支持した構成のインホイールモータシステムにおいては、モータが車輌バネ下部とは別個に揺動するので、モータの配線がサスペンションに絡まったりする恐れがあり、非常に危険である。
上記例ではモータの配線には触れていないが、インホイールモータシステムにおける配線の処理方法としては、図6(a),(b)に示すような、車輌本体60とインホイールモータ70間に電力線(配線)70Lを保持する配線装置80を設けたものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
この配線装置80は、車輌本体60に車体側固定部81を設けてインホイールモータ70の配線(電力線)70Lを固定するとともに、ホイール91内に配置されたインホイールモータ70側にモータ側ガイド82を、アッパーアーム92側に固定部側ガイド83を設けて、上記車体側固定部81との間で上記電力線70Lに撓み部分を作り、これを中間ローラ84を介して上記モータ側ガイド82に送ることにより、インホイールモータ70側で上記電力線70Lを所定の曲率で保持するもので、これにより、上記電力線70Lの屈曲による損傷を防止することができる。
特開2005−178684号公報 特開2005−126037号公報 特開2005−104329号公報
しかしながら、上記配線装置80は構成部品が多いため、動的吸振装置を備えたダイナミックダンパー型のインホイールモータに適用しようとすると、レイアウト性が損なわれる恐れがあった。これにより、動的吸振装置の性能が半減させられ、乗り心地性やロードホールディング性を十分に向上させることができないといった問題点があった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、レイアウト性に優れ、動的吸振装置の性能を十分に発揮することのできるインホイールモータシステムを提供することを目的とする。
本願の請求項1に記載の発明は、車輪を駆動するモータを、動的吸振装置を介して車輌バネ下部材に取り付け、上記モータの質量を動的吸振装置の質量として使用する構成のインホイールモータシステムにおいて、左右の車輪間に設けられたフレームに巻取り装置を搭載し、車体側に接続される上記電気モータの配線を上記巻取り装置に巻回させ、上記配線の弛みを取るようにしたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインホイールモータシステムにおいて、上記モータを、電気モータとこのモータの出力軸に連結され上記モータの回転を減速してホイールに伝達する減速歯車機構とを備えたギヤドモータとしたものである。
本発明によれば、ダイレクトドライブモータあるいはギヤドモータを動的吸振装置を介して車輌バネ下部に取り付け、上記ギヤドモータの質量を動的吸振装置の質量として作用させるようにした構成のインホイールモータシステムにおいて、左右の車輪間に設けられたフレーム上に巻取り装置を搭載し、車体側に接続されるモータの配線を上記巻取り装置に巻回させ、上記配線の弛みを取るようにしたので、モータの揺動時に上記配線がサスペンションに絡る危険性をなくすことができるとともに、上記巻取り装置はフレーム上に配置されるので、レイアウト性が向上し、動的吸振装置の性能向上を図ることができる。
以下、本発明の最良の形態について、図面に基づき説明する。
図1は、本最良の形態に係るインホイールモータシステムの構成を示す図で、図2及び図3は車輪部の詳細を示す図である。
各図において、1はタイヤ、2はリム2aとホイールディスク2bとから成るホイール、3は上記ホイール2とその回転軸において連結されたホイールハブ、4はコイルバネ4aとショックアブゾーバ4bとを備え、上記ホイールバブ3と軸受けを介して連結されるナックル5を車体に懸架するストラット、6は上記ホイールハブ3に装着されたブレーキロータ6aと上記ナックル5に取付けられたブレーキキャリパー6bとを備えた制動装置、7は上記ストラット4に接続される上アーム、8は上記ナックル5を下部から支持する下アーム、10Gは、ステータコイル10cを備えたステータ10S側を支持するモータケース10aと、上記モータケース10aに軸受け10jを介して回転自在に取付けられた出力軸10bと、この出力軸10bに取付けられたロータ10Rとを備えたインナーロータ型の電気モータ10と、この電気モータ10の出力軸10bに連結され上記電気モータ10の回転を減速してホイール2に伝達する減速歯車機構11とを備えたギヤドモータ、12は上記減速歯車機構11とホイールハブ3の回転軸3kとを結合するフレキシブルカップリング、20は上記モータケース10aの側面側に取付けられるモータ取付部材21と、ナックル5に取付けられるナックル取付部材22と、上記モータ取付部材21と上記ナックル取付部材22とを連結するコイルバネから成るバネ部材23と、シリンダとガイドシャフトとから成り、上記バネ部材23の作動方向を上下方向に案内する2つのガイド部材24,24と、上記ガイド部材24,24に平行に配置された、シリンダと図示しないピストンとこのピストンに連結されたロッドとを有するダンパー25とを備えた動的吸振装置で、本例では、上記モータケース10a側面側と上記ナックル5の上部側とを、動的吸振装置20を介して連結し、上記ギヤドモータ10Gの質量をダイナミックダンパーの質量として機能させるようにするとともに、上記ギヤドモータ10Gとホイールハブ3の回転軸3kとを、フレキシブルカップリング12により結合することにより、上記モータ10Gが揺動してもホイール2に回転力を伝達できるようにしている。
また、30は左右の車輪間に設けられた、車輌進行方向に平行に延長する平行片31とこの平行片31に垂直な垂直片32とを備えたサブフレームで、本例では、このサブフレーム上に取付台33を設けて、この取付台33の車輪側に巻取り装置40を配置し、モータケース10aの上部に設けられた配線引き出し部10Nから引き出され、図示しない車体側に接続される上記電気モータ10の配線10Lを上記巻取り装置40に巻回させる構成としている。
上記配線10Lは、詳細には車体側に搭載されたモータ駆動装置10Dからの交流電流を供給するU相コイル,V相コイル,W相コイルの3相の配線をまとめたもので、上記配線引き出し部10N内の図示しないターミナル基板を介して、各ステータコイル10cに分配される。
また、上記巻取り装置40は、上記ギヤドモータ10Gが上下に揺動していない状態では、上記配線10Lを上記巻取り装置40側に引張る方向、すなわち、上記配線10Lを上記巻取り装置40に巻取る方向に付勢されているが、その力の大きさは、上記ギヤドモータ10Gが上下に揺動した場合には、上記配線10Lが上記巻取り装置40から容易に引き出される程度の大きさに設定する。これにより、例えば、上記ギヤドモータ10Gが上方向に移動したときには、上記巻取り装置40は巻取り方向とは逆方向に回転して上記配線を引き出す。また、上記ギヤドモータ10Gが中心位置まで戻るときには、上記巻取り装置40は本来の巻取り方向に回転し、上記引き出され配線10Lを巻き取る。これにより、常に、上記配線10Lを弛みのない状態に保持することができるので、ギヤドモータ10Gの揺動時には、上記配線10Lが周りの部材に絡る危険性をなくすことができるだけでなく、上記巻取り装置40を車輪部から離れたサブフレーム30上に配置したので、レイアウト性が向上し、上記動的吸振装置20のストローク幅を大きくとることができ、上記動的吸振装置20の性能向上を図ることができる。。
このように、本最良の形態によれば、車輌バネ下部に配置されるインホイールモータとして、電気モータ10を減速歯車機構11の後方に配置したギヤドモータ10Gを、動的吸振装置20を介してナックル5に支持した構成のインホイールモータシステムにおいて、左右の車輪間に設けられたサブフレーム30上に設けられた取付台33上に巻取り装置40を配置し、モータケース10aの上部に設けられた配線引き出し部10Nから引き出される上記電気モータ10の配線10Lを上記巻取り装置40に巻回して、上記配線10Lの弛みをなくすようにしたので、上記ギヤドモータ10Gの揺動時に上記配線10Lが周囲の部材に絡る危険性をなくすことができるとともに、レイアウト性が向上するので、動的吸振装置20の性能向上を図ることができる。
なお、上記最良の形態では、ギヤドモータ10Gと車輌バネ下部材であるナックル5とを、バネ部材23、ダンパー25、及び、上記バネ部材23とダンパー25との作動方向を案内するガイド部材24,24とを備えた動的吸振装置20により結合するとともに、上記動的吸振装置20を上記ハウジング10Hの側面側に配置したが、図4に示すように、ナックル5を懸架するストラット4の下部に吸振装置取付部4mを設け、この吸振装置取付部4mと上記モータケース10aとを、バネ部材23、ダンパー25、及び、上記バネ部材23とダンパー25との作動方向を案内するガイド部材24,24により結合し、上記ギヤドモータ10Gを上部から弾性支持する構成としてもよい。
また、上記例では、電気モータ10とこの電気モータ10の回転を減速してホイールに伝達する減速歯車機構11を備えたギヤドモータ10Gを用いた場合について説明したが、本発明は、車輪を駆動するモータがダイレクトドライブモータである場合にも適用可能であることはいうまでもない。
また、本発明は、ストラット型のサスペンションを有する車輌に限らず、ダブルウイッシュボーン型のサスペンションなど、他の構成のサスペンションを有する車輌にも適用可能である。
以上説明したように、本発明によれば、モータの揺動時に上記配線がサスペンションに絡る危険性をなくすことができるとともに、動的吸振装置の性能向上を図ることができるので、ダイナミックダンパー型のインホイールモータを安定して動作させることができ、乗り心地性とロードホールディング性を更に向上させることができる。
本発明の最良の形態に係るインホイールモータシステムの構成を示す図である。 本最良の形態に係るインホイールモータシステムの車輪部の構成を示す縦断面図である。 本最良の形態に係るインホイールモータシステムの車輪部の構成を示す正面図である。 インホイールモータシステムの車輪部の他の構成を示す図である。 従来のインホイールモータシステムの構成を示す図である。 従来のインホイールモータシステムの配線処理方法を示す図である。
符号の説明
1 タイヤ、2 ホイール、4 ストラット、5 ナックル、10G ギヤドモータ、10 電気モータ、10a モータケース、10L 配線、10N 配線引き出し部、
10D モータ駆動装置、11 減速歯車機構、12 フレキシブルカップリング、
20 動的吸振装置、30 サブフレーム、31 平行片、32 垂直片、
33 取付台、40 巻取り装置。

Claims (2)

  1. 車輪を駆動するモータを、動的吸振装置を介して車輌バネ下部材に取り付け、上記モータの質量を動的吸振装置の質量として使用する構成のインホイールモータシステムにおいて、左右の車輪間に設けられたフレームに巻取り装置を搭載し、車体側に接続される上記電気モータの配線を上記巻取り装置に巻回させ、上記配線の弛みを取るようにしたことを特徴とするインホイールモータシステム。
  2. 上記モータを、電気モータとこのモータの出力軸に連結され上記モータの回転を減速してホイールに伝達する減速歯車機構とを備えたギヤドモータとしたことを特徴とする請求項1に記載のインホイールモータシステム。
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