JP5133572B2 - 動的吸振装置及びインホイールモータの取付方法と取付構造 - Google Patents
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Description
このインホイールモータシステムは、詳細には、径方向内側が開放された、モータロータ51が取付けられた回転側ケース52と、この回転側ケース52と同心円状に配置され、上記モータロータ51と所定の間隔を隔ててモータステータ53が取付けられた、径方向外側が開放された非回転側ケース54とを軸受け55を介して回転可能に連結した中空形状のインホイールモータモータ50の上記非回転側ケース54を、図12に示すような、リニアベアリング61aとガイドシャフト61bとから成る直動ガイド61Aとバネ部材61B,61Bとを一体に構成したバネ付き直動ガイド61を備えた動的吸振装置60を介して、車軸71に結合される車輌の足回り部品であるナックル72に連結し、上記回転側ケース52とホイール73とを、ホイール73のラジアル方向に互いに偏心可能な駆動力伝達機構であるフレキシブルカップリング80により結合したものである。
なお、図11において、74は上記ホイールに装着されるタイヤ、75はホイール73とその回転軸において連結されたハブ、76はショックアブゾーバ等から成るサスペンション部材、77は上記ハブ75に装着されたブレーキディスクである。
このように、インホイールモータ50を、動的吸振装置60を介して、車輌の足回り部品に対して弾性支持する構成を採ることにより、上記モータ50は車輌の足回り部品に対してフローティングマウントされるので、モータ50の質量をダイナミックダンパーのウエイトとして作用させることができ、悪路走行時における接地性能、及び、乗り心地性能をともに大幅に向上させることができる。
しかしながら、治具によりバネ部材61B,61Bを圧縮したサブアッセンブリーを組み付ける作業は固定部材62n,62nの上,下方向にバネ部材61B,61Bの反発力が作用しているため、作業しづらいという問題点があった。また、上記モータ側プレート62は図示しないブレーキキャリパが取付けられたナックル72に取付けられていることから、動的吸振装置60の脱着時には上記ブレーキディスク77や上記ブレーキキャリパの脱着を伴うため、脱着作業が煩雑になるだけでなく、直動ガイド61などの動的吸振装置60の部品交換時には、インホイールモータモータ50の着脱を伴うことから、配線の結線等の作業も必要であった。
一方、インホイールモータとして、図14に示すような、インナーロータ型の電気モータ91と減速歯車機構92とを組合わせたギヤドモータ90を用い、このモータ90のケース93の上部及び下部とナックル94とを、ゴムの中に油を封入したダンパー95a,95bにより連結するとともに、このダンパー95a,95bを、更に、上記ナックル94と上,下のアーム96a,96bとを連結するボールジョイント97a,97bと連結して、上記モータ90を車輌バネ下部にフローティングマウントする構成のインホイールモータシステムも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
すなわち、請求項1に記載の発明は、車輪を駆動するインホイールモータを、上記モータのステータ側を支持するモータケースの側面側に取付けられるモータ側取付部材と、車輪部に連結されるナックルもしくは上記ナックル及び上記ナックルを車体に懸架するストラットに取付けられるナックル側取付部材と、上記モータ側取付部材と上記ナックル側取付部材とを連結する、バネ部材、ダンパー、及び、上記バネ部材とダンパーとの作動方向を案内するガイド部材とを備えた動的吸振装置を介して、車輌バネ下部に取り付けるためのインホイールモータの取付構造であって、上記ナックル側取付部材が、ストラットのアウターシェルのタイヤ側であるナックル取付側にて上記動的吸振装置とナックルとを連結する第1のナックル側取付部材と、上記ナックル取付側とは反対側の車体側にて上記動的吸振装置と上記ストラットのアウターシェルとを連結する第2のナックル側取付部材とを備え、上記モータ側取付部材が、上記ガイド部材の下端側を支持する第1のモータ側取付部材と、上記ガイド部材の上端側を支持する第2のモータ側取付部材とを備え、上記動的吸振装置と上記モータケースとを上記第1及び第2のモータ側取付部材により連結し、上記動的吸振装置と上記ナックルとを上記第1及び第2のナックル側取付部材により連結したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のインホイールモータの取付構造において、上記ストッパー部材を、車輌上方から見て、フローティンマスとなる上記モータとこのモータに取付けられる動的吸振装置のガイド部材の重心近傍に配置したものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のインホイールモータの取付方法において、上記第2のナックル側取付部材を、上記モータケースの車輌前後方向中心側に延長するストッパー部と、上記ストッパー部の先端側にて上記ストラットのアウターシェルと連結される連結片部とから構成するととともに、上記モータ側取付部材と上記ナックル側取付部材の取付け後に、上記モータケースにストッパラバーを支持するラバー支持部材を取付けて、上記ストッパー部に対向する位置に上記ストッパラバーを配置するようにしたものである。
請求項6に記載の発明は、請求項4または請求項5に記載のインホイールモータの取付方法において、上記モータを、電気モータとこの電気モータの回転を減速してホイールに伝達する減速歯車機構を備えたギヤドモータとしたものである。
このとき、モータ側取付部材とナックル側取付部材とを上記バネ部材とガイド部材とで連結したガイドアッセンブリーを先組みしてこれに上記ダンパーを取付けた後、上記モータ側取付部材と上記ナックル側取付部材とを、上記モータケースと上記ナックルとにそれぞれ取付けるようにしたので、インホイールモータを容易に車輌バネ下部にフローティングマウントすることができる。
また、上記第2のナックル側取付部材を、上記モータケースの車輌前後方向中心側に延長するストッパー部と、上記ストッパー部の先端側にて上記ストラットのアウターシェルと連結される連結片部とから構成するとともに、上記モータ側取付部材と上記ナックル側取付部材の取付け後に、上記モータケースにストッパラバーを支持するラバー支持部材を取付けて、上記ストッパー部に対向する位置に上記ストッパラバーを配置してモータの最大変位幅を容易に規制するようにすれば、路面から過大な入力があった場合でも、モータの損傷を防ぐことができる。
また、上記構成では、上記第2のナックル側取付部材にストッパー部が設けられているので、モータケースの上記第2のナックル側取付部材のストラットとの連結部の近傍に、上記第2のナックル側取付部材の上記バネ部材とダンパーとの作動方向の移動幅を制限するストッパー部材を配置してモータの最大変位幅を容易に規制するようにすれば、路面から過大な入力があった場合でも、モータの損傷を防ぐことができる。
このとき、上記ストッパー部材を、車輌上方から見て、フローティンマスとなる上記モータとこのモータに取付けられる動的吸振装置のガイド部材の重心近傍に配置するようにすれば、ストッパー部材の作動時に発生するモーメントによる直動ガイドへの入力を抑えることができるので、直動ガイドの容量を抑えられ、小型の直動ガイドの採用が可能となる。
更に、上記モータ側取付部材により上記ガイド部材(詳細には、ガイドシャフト)の下端側を支持するとともに、上記モータ側取付部材に加えて、上記ガイド部材の上端側を支持する、モータケースの上面側にて動的吸振装置とモータケースとを連結する第2のモータ側取付部材を設けて、上記ガイド部材を上側と下側の両方から支持するようにすれば、上記ガイド部材の剛性を高まめることができるので、フローティングマスを正確にバネ部材とダンパーの作動方向に案内することができ、インホイールモータの動作を更に安定させることができる。
図1は、本最良の形態に係る動的吸振装置20を搭載した車輪部の構成を示す斜視図で、図2は正面図、図3は縦断面図である。各図において、1はタイヤ、2はリム2aとホイールディスク2bとから成るホイール、3は上記ホイール2とその回転軸において連結されたホイールハブ、4はコイルバネ4aとショックアブゾーバ4bとを備えたストラット、5は上記ホイールハブ3と軸受け5jを介して連結され、車輪の非回転側を支持するナックルで、このナックル5は上記ストラット4のアウターシェル4cに取付けられている。また、6は上記ホイールハブ3に装着されたブレーキロータ6aと上記ナックル5に取付けられたブレーキキャリパー6bとを備えた制動装置、7は上記ナックル5を下部から支持する下アームである。
10はステータ10S側を支持するモータケース10aと、上記モータケース10aに軸受け10jを介して回転自在に取付けられた出力軸10bと、この出力軸10bに取付けられたロータ10Rとを備えたインナーロータ型の電気モータ(インホイールモータ)である。本例では、この電気モータ10のステータ10S側を支持するモータケース10aを、動的吸振装置20を介して、上記ナックル5の上部側とストラット4のアウターシェル4cとの2箇所にて取り付け、上記モータ10の質量をダイナミックダンパーの質量として機能させることができるようにするとともに、モータの出力軸10bとホイールハブ3の回転軸3kとを、フレキシブルカップリング11により結合することにより、上記モータ10が揺動してもホイール2に回転力を伝達することができるようにしている。なお、同図の符号10m,10nは、それぞれ、モータケース10aの側面側と上面側とに設けられた上記動的吸振装置20の後述する第1及び第2のモータ側取付部材21,25を取付けるための第1及び第2の取付部、10pは上記モータケース10aの後述するナックル側取付部材22のストッパー部22qが取付けられる位置に互いに対向するように配置された一対のストッパラバー10q,10qを支持するコ字型のラバー支持部材である。
上記バネ付き直動ガイド24,24は、リニアベアリングとガイドシャフトとから成る直動ガイド24Aとバネ部材24Bとを備えたもので、図12に示したバネ付き直動ガイドと同様のものである。なお、直動ガイドとしては、上記リニアベアリングとガイドシャフトとから成る直動ガイド24Aに代えて、ガイドシャフトとなるスプラインシャフトと、このスプラインシャフトを滑動させるための複数の小球を保持するガイドベアリングとなるスプラインナットとから成るボールスプラインなどの、他の構成の直動ガイド用いてもよい。
本例では、上記第1及び第2のモータ側取付部材21,25と、ナックル側取付部材22と、上部固定部材23と、バネ付き直動ガイド24,24とを先組みしてガイドアッセンブリー20Aを組上げた後、上記ナックル側取付部材22の側面側にダンパー26を取付けて動的吸振装置20を組上げるようにしている。
更に、本例では、上記モータ側取付部材21と上記ナックル側取付部材22との間、及び、上記上部固定部材23と上記ナックル側取付部材22との間に、それぞれ、ジャバラ状のブーツ27,28を配置して、上記バネ付き直動ガイド24,24への塵芥や泥水の侵入を防止するようにしている。
まず、図5(a),(b)に示すように、ナックル側取付部材22の固定部22aに設けられた円筒状の穴22G,22Gに直動ガイド24A,24Aの固定部であるリニアベアリング24aをそれぞれ挿入し、上,下から図示しないスナップリングで固定した後、図6(a)に示すように、上記直動ガイド24Aのガイドシャフト24bの外周側にバネ部材24B,24Bを挿入する。そして、図6(b)に示すように、上記ガイドシャフト24b,24bの両端部を、上記モータ側取付部材21の固定板21aと上記上部固定部材23とにそれぞれ固定することにより、上記バネ部材24B,24Bを上記ナックル側取付部材22とモータ側取付部材21の固定板21aとの間、及び、上記ナックル側取付部材22と上部固定部材23との間に固定する。なお、ジャバラ状のブーツ27,28はその一端側をナックル側取付部材22の上部及び下部に予め取付けておき、上記ガイドシャフト24b,24bの固定後に他端側を上記モータ側取付部材21の固定板21aと上記上部固定部材23の周縁部に取付けるようにすればよい。
その後、上記上部固定部材23の側面側に第2のモータ側取付部材25の腕部取付部25aを取付けることにより、ガイドアッセンブリー20Aを得る。そして、このガイドアッセンブリー20Aのナックル側取付部材22のダンパ取付部22dにダンパー26の固定部であるシリンダ26aを固定し、上記モータ側取付部材21の脚部21cに設けられたダンパ取付部21dに上記ダンパー26の可動部であるシャフト26bの端部を固定することにより、図4(a),(b)に示したような、動的吸振装置20を組上げる。
上記動的吸振装置20をモータケース10aとナックル5とに取付ける順序としては、先に第1のモータ側取付部材21をモータケース10aに取付けた後、ナックル側取付部材22をナックル5に取付け、最後に第2のモータ側取付部材25を上記モータケース10aに取付ける方が作業性がよい。
具体的には、図7(a),(b)に示すように、第1のモータ側取付部材21の脚部21b,21cによりモータケース10aの取付部10mを挟むようにし、かつ、上記脚部21b,21cに設けられたボルト挿入孔21sの位置と上記取付部10mの取付孔10sとを一致させるようにして、端部側の脚部21bのボルト挿入孔21sから固定ボルト21mを挿入し、中央部の脚部21cの外側(上記第1の取付部10mとは反対側)にて図示しないナットで締結することにより、第1のモータ側取付部材21をモータケース10aに固定する。
その後、モータケース10aに、ストッパラバー10q,10qを支持するコ字型のラバー支持部材10pを取付ける。なお、上記ラバー支持部材10pの取付位置は、上記第2のナックル取付部22cのストッパー部22qが上記ストッパラバー10q,10qの略中心位置を通るように上記モータケース10aに取付けられる。
また、このように、ガイドシャフト24b,24bはその下端側だけでなく、上端側も支持されるので、上記ガイドシャフト24b,24bの剛性を高めることができる。
また、上記動的吸振装置20の可動側についても、ガイドシャフト24b,24bの下端側が上記第1のモータ側取付部材21により支持され、上端側は上記第2のモータ側取付部材25により支持されるので、第1のモータ側取付部材21のみで支持した片持ち梁構造に比較して、ガイドシャフト24b,24bの剛性を高めることができるので、上記フローティングマスを正確にバネ部材24B,24Bとダンパー26の作動方向に案内することができる。
このとき、上記ストッパー部22qのストッパラバー10q,10qに対向する位置を、車輌上方から見て、フローティンマスとなる上記モータ10とこのモータ10に取付けられるガイドシャフト24b,24bの重心近傍に配置するようにすれば、ストッパの作動時に発生するモーメントによる直動ガイドへの入力を抑えることができるので、直動ガイドの容量を抑えることができる。したがって、小型の直動ガイドの採用が可能となる。
また、モータケースとギヤケースとを一体にしたモータハウジングを作製してこれに電気モータ10と減速歯車機構12とを収納するとともに、上記モータハウジングの側面側とナックル5及びストラット4とを、上記動的吸振装置20と同様な構成の動的吸振装置を用いて結合するようにしてもよい。
また、本発明は、図1に示したストラット型のサスペンションを有する車輌に限らず、ダブルウイッシュボーン型のサスペンションなど、他の構成のサスペンションを有する車輌にも適用可能である。なお、ストラット4がない場合には、ナックル側取付部材22の取付部22bのみでナックル5の上部側に取付けてもよいが、ナックル5の上部側に、上記第2のナックル取付部22cの連結片22rを取付けるための取付け部を設けて、上記ナックル側取付部材22をタイヤ側と車体側の両方から支持するようにすれば、インホイールモータの動作を更に安定させることができる。
3 ホイールハブ、3k ハブの回転軸、4 ストラット、4a コイルバネ、
4b ショックアブゾーバ、4c アウターシェル、5 ナックル、5j 軸受け、
5s 貫通孔、6 制動装置、6a ブレーキロータ、6b ブレーキキャリパー、
7 下アーム、10 電気モータ、10S ステータ、10R ロータ、
10a モータケース、10b 出力軸、10j 軸受け、10m 第1の取付部、
10n 第2の取付部、10s 取付孔、10p ラバー支持部材、
10q ストッパラバー、10G ギヤドモータ、11 フレキシブルカップリング、
12 減速歯車機構、20 動的吸振装置、20A ガイドアッセンブリー、
21 第1のモータ側取付部材、21a 固定板、21b,21c 脚部、
21d ダンパ取付部、21k 湾曲部、21m,22m 固定ボルト、
21s,22s ボルト挿入孔、
22 ナックル側取付部材、22a 固定部、22b 第1のナックル取付部、
22c 第2のナックル取付部、22d ダンパ取付部、22G 円筒状の穴、
22q ストッパー部、22r 連結片、23 上部固定部材、
24 バネ付き直動ガイド、24A 直動ガイド、24B バネ部材、
24a リニアベアリング、24b ロッド、25 第2のモータ側取付部材、
25a 腕部取付部、25b 腕部、25c 第2の固定部、26 ダンパー、
26a シリンダ、26b シャフト、27,28 ジャバラ状のブーツ。
Claims (7)
- 車輪を駆動するインホイールモータを、上記モータのステータ側を支持するモータケースの側面側に取付けられるモータ側取付部材と、車輪部に連結されるナックルもしくは上記ナックル及び上記ナックルを車体に懸架するストラットに取付けられるナックル側取付部材と、上記モータ側取付部材と上記ナックル側取付部材とを連結する、バネ部材、ダンパー、及び、上記バネ部材とダンパーとの作動方向を案内するガイド部材とを備えた動的吸振装置を介して、車輌バネ下部に取り付けるためのインホイールモータの取付構造であって、
上記ナックル側取付部材が、
ストラットのアウターシェルのタイヤ側であるナックル取付側にて上記動的吸振装置とナックルとを連結する第1のナックル側取付部材と、上記ナックル取付側とは反対側の車体側にて上記動的吸振装置と上記ストラットのアウターシェルとを連結する第2のナックル側取付部材とを備え、
上記モータ側取付部材が、
上記ガイド部材の下端側を支持する第1のモータ側取付部材と、上記ガイド部材の上端側を支持する第2のモータ側取付部材とを備え、
上記動的吸振装置と上記モータケースとを上記第1及び第2のモータ側取付部材により連結し、
上記動的吸振装置と上記ナックルとを上記第1及び第2のナックル側取付部材により連結したことを特徴とするインホイールモータの取付構造。 - 上記モータケースの上記第2のナックル側取付部材のストラットとの連結部の近傍に、上記第2のナックル側取付部材の上記バネ部材とダンパーとの作動方向の移動幅を制限するストッパー部材を配置したことを特徴とする請求項1に記載のインホイールモータの取付構造。
- 上記ストッパー部材を、車輌上方から見て、フローティンマスとなる上記モータとこのモータに取付けられる動的吸振装置のガイド部材の重心近傍に配置したことを特徴とする請求項2に記載のインホイールモータの取付構造。
- 車輪を駆動するモータを、動的吸振装置を介して、車輌バネ下部材に取り付ける方法であって、
上記動的吸振装置が、上記モータのステータ側を支持するモータケースの側面側に取付けられるモータ側取付部材と、車輪部に連結されるナックルもしくは上記ナックル及び上記ナックルを車体に懸架するストラットに取付けられるナックル側取付部材と、上記モータ側取付部材と上記ナックル側取付部材とを連結するバネ部材、ダンパー、及び、上記バネ部材とダンパーとの作動方向を案内するガイド部材とを備え、
上記ナックル側取付部材が、
ストラットのアウターシェルのタイヤ側であるナックル取付側にて上記動的吸振装置とナックルとを連結する第1のナックル側取付部材と、上記ナックル取付側とは反対側の車体側にて上記動的吸振装置と上記ストラットのアウターシェルとを連結する第2のナックル側取付部材とを備え、
上記モータ側取付部材が、
上記ガイド部材の下端側を支持する第1のモータ側取付部材と、上記ガイド部材の上端側を支持する第2のモータ側取付部材とを備え、
上記モータ側取付部材と上記ナックル側取付部材とを上記バネ部材とガイド部材とで連結したガイドアッセンブリーを先組みしてこれに上記ダンパーを取付けた後、上記モータ側取付部材と上記ナックル側取付部材とを、上記モータケースと、上記ナックルもしくは上記ナックル及び上記ストラットとにそれぞれ取付けるようにしたことを特徴とするインホイールモータの取付方法。 - 上記第2のナックル側取付部材を、上記モータケースの車輌前後方向中心側に延長するストッパー部と、上記ストッパー部の先端側にて上記ストラットのアウターシェルと連結される連結片部とから構成するとともに、上記モータ側取付部材と上記ナックル側取付部材の取付け後に、上記モータケースにストッパラバーを支持するラバー支持部材を取付けて、上記ストッパー部に対向する位置に上記ストッパラバーを配置するようにしたことを特徴とする請求項4に記載のインホイールモータの取付方法。
- 上記モータを、電気モータとこの電気モータの回転を減速してホイールに伝達する減速歯車機構を備えたギヤドモータとしたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のインホイールモータの取付方法。
- 車輪を駆動するモータのステータ側を支持するモータケースの側面側に取付けられるモータ側取付部材と、車輪部に連結されるナックルもしくは上記ナックル及び上記ナックルを車体に懸架するストラットに取付けられるナックル側取付部材と、上記モータ側取付部材と上記ナックル側取付部材とを連結するバネ部材、ダンパー、及び、上記バネ部材とダンパーとの作動方向を案内するガイド部材とを備え、上記モータを車輌バネ下部に対して弾性支持する動的吸振装置であって、
上記ナックル側取付部材が、
ストラットのアウターシェルのタイヤ側であるナックル取付側にて上記動的吸振装置とナックルとを連結する第1のナックル側取付部材と、上記ナックル取付側とは反対側の車体側にて上記動的吸振装置と上記ストラットのアウターシェルとを連結する第2のナックル側取付部材とを備え、
上記モータ側取付部材が、
上記ガイド部材の下端側を支持する第1のモータ側取付部材と、上記ガイド部材の上端側を支持する第2のモータ側取付部材とを備えることを特徴とする動的吸振装置。
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