JP4311460B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿から画像を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段が読み取った画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む書き込み手段と、を備えた画像読取装置に関する。
従来より、原稿から画像を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段が読み取った画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む書き込み手段と、を備えた画像読取装置が提案されている。この種の画像読取装置では、スキャナ等の読み取り手段によって原稿から画像を読み取り、その読み取られた画像に対応するデータをUSBメモリ等の携帯型記憶媒体に書き込むことができる。
また、この種の画像読取装置では、原稿から画像を読み取る前に画像を書き込むべき携帯型記憶媒体の空き容量を確認し、空き容量が充分でない場合は警告を表示することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−42404号公報
ところが、上記特許文献1記載の技術では、そのときに読み取られようとしている原稿に対して携帯型記憶媒体の空き容量がどの程度必要かを予測することなく、その空き容量が充分であるか否かを判断している。このため、原稿から読み取られた画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む途中でその携帯型記憶媒体の空き容量が不足して上記データの書き込みが続行不能(いわゆるメモリフル)となったり、逆に、携帯型記憶媒体に充分な空き容量があるにも拘わらず警告が表示されたりする可能性があった。
そこで、本発明は、原稿から画像を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段が読み取った画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む書き込み手段と、を備えた画像読み取り装置において、原稿から読み取られた画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む途中でその携帯型記憶媒体がメモリフルになったり、携帯型記憶媒体に充分な空き容量があるにも拘わらず警告が発生されたりするのを、良好に抑制することを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明の画像読取装置は、原稿から画像を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段が読み取った画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む書き込み手段と、上記読み取り手段及び上記書き込み手段の動作に先立ち、上記データを書き込むのに必要な上記携帯型記憶媒体の容量としての予定容量を予測する容量予測手段と、上記携帯型記憶媒体の使用可能な空き容量を検出し、上記予定容量と比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づき、上記予定容量よりも上記空き容量の方が少ない場合は警告を発生する警告手段と、上記書き込み手段による上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込み中に、その携帯型記憶媒体の空き容量が不足して上記データの書き込みが続行不能となったとき、それまでに上記携帯型記憶媒体に書き込まれた上記データを消去すると共に、上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込みをやり直す再書き込み手段と、を備えたことを特徴としている。
このように構成された本発明の画像読取装置では、読み取り手段によって原稿から画像を読み取り、その読み取られた画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込むことができる。また、本発明の画像読取装置では、上記読み取り手段及び上記書き込み手段の動作に先立ち、容量予測手段が、予定容量、すなわち上記データを書き込むのに必要な上記携帯型記憶媒体の容量を予測する。そして、比較手段は、上記携帯型記憶媒体の使用可能な空き容量を検出して上記予定容量と比較し、警告手段は、その比較手段の比較結果に基づき、上記予定容量よりも上記空き容量の方が少ない場合は警告を発生する。
このように、本発明では、容量予測手段により上記予定容量を予測し、その予定容量よりも携帯型記憶媒体の空き容量が少ない場合に、警告手段によって警告を発生している。このため、本発明では、原稿から読み取られた画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む途中でその携帯型記憶媒体がメモリフルになったり、携帯型記憶媒体に充分な空き容量があるにも拘わらず警告が発生されたりするのを、良好に抑制することができる。また、本発明では、原稿から読み取られた画像に対応するデータを書き込み手段が携帯型記憶媒体に書き込む途中でメモリフルとなった場合は、再書き込み手段が、それまでに上記携帯型記憶媒体に書き込まれた上記データを消去すると共に、上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込みをやり直す。このように、書き込みをやり直すことで、全てのデータが書き込み可能になる場合がある。従って、この場合、装置の利便性が一層向上する。
なお、上記容量予測手段は、必ずしも読み取り手段及び書き込み手段のあらゆる動作に先立って予定容量を予測する必要はない。例えば、原稿が複数枚である場合は、2枚目以降の原稿についてのみ、その2枚目以降の原稿に対する読み取り手段及び書き込み手段の動作に先立って、その2枚目以降の原稿に対する予定容量を予測してもよい。
また、本発明は、以下の構成に限定されるものではないが、上記読み取り手段が読み取った画像に対応するデータの過去の平均カバレッジ(例えば、単位面積当りの平均のドット数)を算出する平均カバレッジ算出手段を、更に備え、上記容量予測手段は、上記平均カバレッジ算出手段に算出された上記平均カバレッジに基づいて上記予定容量を予測してもよい。
この場合、過去の平均カバレッジに基づいて予定容量を予測することにより、予定容量予測手段は、上記予定容量を一層正確に予測することができる。従って、この場合、原稿から読み取られた画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む途中でその携帯型記憶媒体がメモリフルになったり、携帯型記憶媒体に充分な空き容量があるにも拘わらず警告が発生されたりするのを、一層良好に抑制することができる。
そして、このように平均カバレッジ算出手段を有する場合、その平均カバレッジの算出形態には種々の形態が考えられる。例えば、上記読み取り手段,上記書き込み手段,及び上記容量予測手段の動作に先立ち、そのときの当該画像読取装置の使用者を認識する使用者認識手段を、更に備え、上記平均カバレッジ算出手段は、使用者毎に上記平均カバレッジを算出し、上記容量予測手段は、上記使用者認識手段が認識した使用者に対応して上記平均カバレッジ算出手段が算出している上記平均カバレッジに基づいて、上記予定容量を予測してもよい。
読み取り手段に読み取られる原稿の種類は、使用者によって異なる場合が多い。そこで、このように、当該画像読取装置の使用者を使用者認識手段によって認識し、使用者毎に算出された平均カバレッジに基づいて上記予定容量を予測することにより、予定容量予測手段は上記予定容量をより一層正確に予測することができる。従って、この場合、原稿から読み取られた画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む途中でその携帯型記憶媒体がメモリフルになったり、携帯型記憶媒体に充分な空き容量があるにも拘わらず警告が発生されたりするのを、より一層良好に抑制することができる。
また、上記のように平均カバレッジ算出手段を有する場合、上記読み取り手段,上記書き込み手段,及び上記容量予測手段の動作に先立ち、上記携帯型記憶媒体を認識する記憶媒体認識手段を、更に備え、上記平均カバレッジ算出手段は、携帯型記憶媒体毎に上記平均カバレッジを算出し、上記容量予測手段は、上記記憶媒体認識手段が認識した携帯型記憶媒体に対応して上記平均カバレッジ算出手段が算出している上記平均カバレッジに基づいて、上記予定容量を予測してもよい。
読み取り手段に読み取られる原稿の種類は、使用者や会社等における部門によって異なる場合が多い。また、携帯型記憶媒体は、使用者または部門によって特定のものが使用される場合が多い。そこで、このように、携帯型記憶媒体を記憶媒体認識手段によって認識し、携帯型記憶媒体毎に算出された平均カバレッジに基づいて上記予定容量を予測することにより、予定容量予測手段は上記予定容量をより一層正確に予測することができる。従って、この場合も、原稿から読み取られた画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む途中でその携帯型記憶媒体がメモリフルになったり、携帯型記憶媒体に充分な空き容量があるにも拘わらず警告が発生されたりするのを、より一層良好に抑制することができる。
また、上記のように平均カバレッジ算出手段を有する場合、上記平均カバレッジ算出手段は、当該画像読取装置の全ての動作に対する上記平均カバレッジを算出し、上記容量予測手段は、その平均カバレッジに基づいて、上記予定容量を予測してもよい。
この場合、当該画像読取装置の全ての動作に対する平均カバレッジに基づいて上記予定容量を予測することにより、予定容量予測手段は上記予定容量をより一層正確に予測することができる。従って、この場合も、原稿から読み取られた画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む途中でその携帯型記憶媒体がメモリフルになったり、携帯型記憶媒体に充分な空き容量があるにも拘わらず警告が発生されたりするのを、より一層良好に抑制することができる。
また、本発明の画像読取装置において、上記読み取り手段は、複数枚の原稿を順次搬送しながら各原稿の画像を読み取り可能に構成され、使用者の操作によって上記原稿の枚数が入力される枚数入力手段を、更に備え、上記容量予測手段は、上記枚数入力手段に入力された枚数を用いて上記予定容量を予測してもよい。
この場合、読み取り手段は、複数枚の原稿を順次搬送しながら各原稿の画像を読み取ることができ、枚数入力手段には、使用者の操作によってその原稿の枚数が入力される。容量予測手段は、上記枚数入力手段に入力された枚数を用いて上記予定容量を予測するので、上記予定容量を一層正確に予測することができる。従って、この場合、原稿から読み取られた画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む途中でその携帯型記憶媒体がメモリフルになったり、携帯型記憶媒体に充分な空き容量があるにも拘わらず警告が発生されたりするのを、一層良好に抑制することができる。
また、本発明の画像読取装置において、上記再書き込み手段は、上記データの書き込み形式を変えて上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込みをやり直てもよい。
この場合、原稿から読み取られた画像に対応するデータを書き込み手段が携帯型記憶媒体に書き込む途中でメモリフルとなった場合は、再書き込み手段が、それまでに上記携帯型記憶媒体に書き込まれた上記データを消去すると共に、上記データの書き込み形式を変えて上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込みをやり直す。このように、例えば圧縮形式などといったデータの書き込み形式を変えて書き込みをやり直すことで、全てのデータが書き込み可能になる場合がある。従って、この場合、装置の利便性が一層向上する。
また、本発明の画像読取装置は、原稿から画像を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段が読み取った画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む書き込み手段と、上記読み取り手段及び上記書き込み手段の動作に先立ち、上記データを書き込むのに必要な上記携帯型記憶媒体の容量としての予定容量を予測する容量予測手段と、上記携帯型記憶媒体の使用可能な空き容量を検出し、上記予定容量と比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づき、上記予定容量よりも上記空き容量の方が少ない場合は警告を発生する警告手段と、を備え、上記書き込み手段による上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込み中に、その携帯型記憶媒体の空き容量が不足して上記データの書き込みが続行不能となったとき、上記書き込み手段は、上記携帯型記憶媒体に書き込まれている上記データと異なるデータが消去された後に、上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込み再開すること特徴とするものであってもよい。
そして、その場合、上記書き込み手段による上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込み中に、その携帯型記憶媒体の空き容量が不足して上記データの書き込みが続行不能となったとき、その旨を使用者に告知する告知手段を、更に備えてもよい。
その場合、原稿から読み取られた画像に対応するデータを書き込み手段が携帯型記憶媒体に書き込む途中で、その携帯型記憶媒体の空き容量が不足して上記データの書き込みが続行不能(いわゆるメモリフル)となった場合は、告知手段がその旨を告知する。すると、使用者は携帯型記憶媒体の不要ファイルを消去するなどの対応が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
[装置全体の構成]
図1は、本発明が適用された画像読取装置としての複合機1の外観を表す斜視図であり、図2は、複合機1に設けられた本体カバー12を開いた状態の外観を表す斜視図である。なお、この複合機1は、少なくとも、イメージスキャナ、プリンタ、コピー、ファクシミリとしての機能を備えたものである。
複合機1は、画像が形成(以下、印刷ともいう)される被記録媒体の一例としての用紙18(図3参照)を給紙する用紙トレー17と、用紙トレー17から供給された用紙18に画像を形成する本体10と、本体10の上面を完全に覆うように、本体10に開閉可能に支持された本体カバー12と、を備えている。
本体10は、原稿19(図2参照)から画像を読み取る(以下、原稿19を読み取るともいう)読み取り手段の一例としての原稿読取部40(図4参照)と、用紙18に画像を形成する画像形成部2(図3参照)と、複合機1を使用する際に必要な情報をユーザ(使用者)が入力する操作部14と、を備えている。そして、原稿読取部40、画像形成部2は、本体ケース11内に収納されている。
また、本体ケース11は、原稿読取部40に情報を読み取られる原稿19を配置する読取面11A(図2参照)と、用紙トレー17を介さずに画像形成部2に用紙18を供給するための手差給紙部8と、画像形成部2で印刷された用紙18が排出される用紙排出部7と、を有している。そして、読取面11Aは、ガラス等の光を透過する素材によって形成された板材であり、本体カバー12と相対する本体ケース11の上面に固定されている。
また、操作部14は、複数の機能のうちユーザが望む機能を選択するための動作選択キー14Aと、ユーザが選択した機能を実行するためのスタートキー14Bと、複合機1の状態等を表示するための表示部15と、その表示部15にメニューを表示するためのメニューキー14Cと、そのメニューを操作するための十字キー14Dと、各種動作をキャンセルするためのキャンセルキー14Eと、を備えている。
動作選択キー14Aは、複合機1に備えられた各機能の中から、ユーザが使用したい機能を選択するためのものであり、具体的には、コピー機能を選択するためのコピーキーや、ファクシミリ機能(更に、ファクシミリデータを送信するFAX送信機能と、受信するFAX受信機能とに分かれる)を選択するためのファクシミリキー、スキャナ機能を選択するためのスキャナキー等が設けられている。なお、ユーザが動作選択キー14Aを操作することによってユーザが望む機能が選択されると、選択された機能に対応する画面やキーの役割付け等が行われ、これによって、操作部14が提供する操作環境の切り替えが行われる。
また、メニューキー14Cを操作すると、表示部15には複数の階層からなるメニューが表示される。そして、このようにメニューが表示された状態では、十字キー14Dの左右のボタンを操作することによりメニューの階層の切り替えが、十字キー14Dの上下のボタンを操作することにより各階層における項目の選択が、十字キー14Dの中央のボタンを操作することにより上記選択された項目のセットが、それぞれ実行できる。
[画像形成部の構成について]
次に、複合機1の本体10内の概略構成を図3に示す断面図を用いて、画像形成部2について説明する。画像形成部2は、レーザー光を照射し画像を形成するスキャナユニット60、スキャナユニット60で形成された画像を用紙18に転写するプロセスカートリッジ6、用紙18に転写された画像を定着させる定着ユニット70、を備えている。
このうち、スキャナユニット60は、後述する感光ドラム80上に静電潜像を形成するためのレーザ光を発光するレーザーダイオード(図示せず)と、レーザーダイオードが発光するレーザー光を走査状に反射するように回転駆動されるポリゴンミラー61と、レーザー光を集光するレンズ62、63及び反射ミラー64、65、66等の光学器と、を備えている。つまり、スキャナユニット60では、レーザーダイオードが発光するレーザー光がポリゴンミラー61により偏向され、光学器により集光、かつ光路の変更後、感光ドラム80の表面に高速走査にて照射される。
また、プロセスカートリッジ6は、画像形成プロセス(帯電、現像、転写)を行うための構成を備えたカートリッジであり、ドラムカートリッジ4と、ドラムカートリッジ4に着脱自在に装着され、トナー(図示せず)を収納する現像カートリッジ50と、から構成されている。
そして、ドラムカートリッジ4は、レーザー光の被照射体であり、用紙18に転写されるトナー画像が形成される感光ドラム80と、感光ドラム80を帯電させる帯電器82と、感光ドラム80上のトナー画像を用紙18に転写する転写ローラー81と、を備えている。つまり、感光ドラム80上のトナー画像は、感光ドラム80と転写ローラー81との間を通過する用紙18に転写される。
また、定着ユニット70は、加熱用ローラ71と、押圧ローラ72とを備え、感光ドラム80と転写ローラー81との圧接部において用紙18に転写されたトナー画像が、加熱用ローラ71と押圧ローラ72との間を搬送される時に、加熱かつ押圧されることにより、用紙18に定着されるように構成されている。
つまり、画像形成部2では、スキャナユニット60から照射されたレーザー光により感光ドラム80に形成された静電潜像を、現像カートリッジ50から供給されるトナーによって現像する。そして、用紙トレー17から供給された用紙18に、プロセスカートリッジ6を通過する間にそのトナー画像を転写し、定着ユニット70にて定着させる。
[本体カバー及び原稿読取部の構成]
次に、図4は、本体カバー12及び原稿読取部40の構成を表す概略断面図である。図4に示すように、本体カバー12は、原稿読取部40に読み取られる前の原稿19を載置する載置部21と、原稿読取部40に読み取られた後の原稿19を集積する集積部31と、載置部21から読取面11Aを経由して(すなわち、原稿自動搬送読取位置3で保持された原稿読取部40に原稿19を読み取らせた後)集積部31へと原稿19を搬送する搬送部25と、を備えている。以下、載置部21、集積部31、搬送部25を総称して原稿自動搬送装置5とする。
また、図4に示すように、原稿読取部40は、原稿19に対して光を照射する光源43と、原稿19によって反射された反射光を集光するミラー及びレンズ等の光学素子群42と、原稿19から情報を読み取るためのイメージセンサ41と、を備えている。つまり、原稿読取部40は、光源43から光を照射し、原稿19によって反射された反射光を光学素子群42によって集光し、集光された反射光をイメージセンサ41によって認識することにより原稿19を読み取るように構成されている。
更に、原稿読取部40は、原稿自動搬送読取位置3と対面する位置において、原稿19の読み取りが可能であり、かつ、図示しない原稿読取部駆動機構により、読取面11Aに沿った本体ケース11の長手方向(図4の左右方向)への移動が可能に構成されている。
つまり、原稿自動搬送装置5を用いて原稿19の読み取りを行う際には、原稿読取部40を、原稿自動搬送読取位置3に対面する位置に保持し、原稿自動搬送装置5によって搬送される原稿19から、その原稿19の全体の画像を読み取る。また、読取面11Aを覆うように配置された原稿19の読み取りを行う(いわゆる、フラットベット型として使用する)際には、原稿読取部40は、上記原稿読取部駆動機構によって移動されながら、読取面11Aに配置された原稿19の全体の画像を読み取る。
次に、載置部21には、その載置部21に原稿19が載置されていることを検知する載置部検知センサ24が配置され、本体ケース11には、読取面11Aに原稿19が配置されていることを検知する読取面検知センサ35(図5参照)が配置されている。以下、載置部検知センサ24、読取面検知センサ35を総称して原稿検知センサ(図5参照)92とする。
載置部検知センサ24及び読取面検知センサ35は、それぞれ、発光部24Aと受光部24B、発光部35Aと受光部35Bからなる光センサである。そして、発光部24Aと受光部24B、発光部35Aと受光部35Bは、それぞれ、載置部21または読取面11Aに配置された原稿19によって、発光部24A、35Aから受光部24B、35Bに向かう光が遮られるように対向配置されている。
但し、読取面検知センサ35は、本体ケース11内の原稿読取部40が移動する移動経路から外れた位置に受光部35Bが配置され、本体カバー12内に発光部35Aが配置されている。つまり、読取面検知センサ35は、本体カバー12が閉じられた際に、発光部35Aから照射された光を受光部35Bが受光するように構成されている。
このため、原稿検知センサ92では、その設置位置に原稿19が存在していない時には、発光部24A、35Aから照射された光が受光部24B、35Bで検知されるため、受光部24B、35Bからは、信号レベルの大きな受光信号が得られる。また、原稿検知センサ92の設置位置に原稿19が存在している時には、原稿19に遮られ、発光部24A、35Aから照射された光が受光部24B、35Bで検知されないため、受光部24B、35Bからは、信号レベルの小さな受光信号が得られる。
[制御系に関する説明]
次に、図5は、複合機1の制御系の構成を示すブロック図である。複合機1には、パーソナルコンピュータ等の外部機器やインターネット等のネットワーク(図示せず)に接続するためのネットワークインターフェース(ネットワークI/F)108と、電話回線に接続するためのファクシミリインターフェース(ファクシミリI/F)104と、データを読み書き可能な携帯型記憶媒体の一例としてのUSBメモリ105が着脱される書き込み手段の一例としての接続部106と、複合機1の様々な駆動を制御するための処理プログラムを記憶するROM101と、処理結果等を一時的に記憶するRAM102と、電源がOFFになっても保存しておく必要のあるデータを記憶するNVRAM(不揮発性メモリ)107と、ROM101に記憶された処理プログラムを実行するCPU103と、が備えられている。
更に、CPU103には、前述の原稿読取部40、画像形成部2、表示部15に画像を表示させる表示駆動部91、操作部14が操作されたことを検知する操作検知部90、及び、前述の原稿検知センサ92、が接続されている。
接続部106は、USBメモリ105が装着されると、USBメモリ105に対し通電するように構成されていると共に、USBメモリ105が装着されたことを検知する接続検知部93を備えている。なお、USBメモリ105に記憶されるデータとしては、JPEG、TIFF等の汎用的な画像フォーマットを持つファイルや、一般的なワープロソフトにより作成されたものやPDF形式等の文書ファイル、プリンタドライバが出力した印刷データをファイル化したものなど、種々の形態がある。
[上記制御系における処理その1]
次に、上記制御系で実行される処理のうち、原稿読取部40で読み取った画像に対応するデータをUSBメモリ105に書き込むスキャンtoUSB処理について説明する。図6は、読取面11Aに配置された原稿19から画像を読み取ってその画像に対応するデータをUSBメモリ105に書き込むスキャンtoUSB処理その1を表すフローチャートである。
なお、この処理は、動作選択キー14Aによりスキャナ機能が選択され、USBメモリ105が接続部106に装着された上で十字キー14Dによりデータの書き込み先としてUSBメモリ105が指定されると開始される。また、この処理は、読取面11Aに配置された原稿19が読取面検知センサ35を介して検知されていることを条件に、ROM101に記憶されたプログラムに基づいてCPU103によって実行される。
図6に示すように、処理が開始されると、先ず、S1(Sはステップを表す:以下同様)にて、スタートキー14Bが押下されてスキャン要求がなされたか否かが判断される。スキャン要求がない場合は(S1:N)、そのままS1にて待機し、スキャン要求がなされると(S1:Y)、処理は容量予測手段の一例としてのS2へ移行する。S2では、十字キー14D等により予め設定された(またはデフォルトで設定された)解像度,読取サイズ,カラーなどといったコピー設定が確認され、その原稿19の画像に対応するデータを書き込むのに必要なUSBメモリ105の容量としての予定容量Aが予測される。続く比較手段の一例としてのS3では、USBメモリ105の空き容量が検出され、その空き容量が予定容量A以上であるか否かが判断される。
空き容量がA以上の場合は(S3:Y)、処理はS4へ移行し、原稿読取部40を介して設定通りに読み取りがなされ、原稿19の画像に対応するデータがRAM102に書き込まれる。続くS5では、RAM102に書き込まれた上記データがUSBメモリ105に書き込まれ、S6にて、1ページ分のデータ、すなわち読取面11Aに配置された原稿19の全体の画像に対応するデータがUSBメモリ105に書き込まれたか否かが判断される。1ページ分のデータが書き込まれていない場合は(S6:N)、上記S4,S5の処理が繰り返し実行され、1ページ分のデータがUSBメモリ105に書き込まれると(S6:Y)、処理は前述のS1へ移行して次のスキャン要求があるまで待機する。
一方、空き容量が予定容量A未満の場合は(S3:N)、処理は警告手段の一例としてのS7へ移行し、表示部15を介して、USBメモリ105の空き容量と共に、USBメモリ105がメモリフルとなる可能性があることが報知される。この報知がなされると、ユーザは十字キー14D等の操作により、処理の続行,コピー設定の変更,またはキャンセルのいずれかを選択する。そこで、続くS8では、処理の続行が指示されたか否かが判断され、続行が指示されていない場合は(S8:N)、S9にて、コピー設定の変更がなされたか否かが判断される。コピー設定の変更もなされていない場合、すなわちキャンセルの場合は(S9:N)、処理はそのまま一旦終了し、コピー設定の変更がなされた場合は(S9:Y)、処理は前述のS2へ移行して変更後のコピー設定に基づいて新たに予定容量Aが予測される。
また、続行が指示された場合は(S8:Y)、処理はS11へ移行し、S4と同様に設定通りに読み取りがなされ、原稿19の画像に対応するデータがRAM102に書き込まれる。続くS12では、USBメモリ105に空きがあるか否かが判断され、空きがある場合は(S12:Y)、S13にてRAM102に書き込まれた上記データがUSBメモリ105に書き込まれる。続くS15では、S6と同様に1ページ分のデータが書き込まれたか否かが判断され、書き込まれていない場合は(S14:N)、処理は前述のS11へ移行する。こうして、S11〜S13の処理が繰り返し実行され、USBメモリ105がメモリフルになることなく(S12:Y)、1ページ分のデータがUSBメモリ105に書き込まれると(S14:Y)、処理は前述のS1へ移行し、次のページの原稿19に対するスキャン要求があるまで待機する。
一方、1ページ分のデータがUSBメモリ105に書き込まれる前に(S14:N)、USBメモリ105に空きがなくなると(S12:N)、S15にて、USBメモリ105に途中まで書き込まれていたデータが削除される。続くS16では、それまでに読み取られてRAM102に書き込まれているデータが、圧縮方法を変えて圧縮され、USBメモリ105に書き込まれる。続くS17では、USBメモリ105に空きがあるか否かが判断され、空きがある場合は(S17:Y)、処理はS18へ移行する。S18では、原稿19の残りが設定通りに読み取られ、読み取られたデータがS16と同様に圧縮方法を変えて圧縮されてUSBメモリ105に書き込まれる。
続くS19では、S6,S14と同様に1ページ分のデータが書き込まれたか否かが判断され、書き込まれていない場合は(S19:N)、処理は前述のS17へ移行する。すなわち、S15〜S19の処理が再書き込み手段に相当する。
こうして、S17,S18の処理が繰り返し実行され、USBメモリ105がメモリフルになることなく(S17:Y)、1ページ分のデータがUSBメモリ105に書き込まれると(S19:Y)、処理は前述のS1へ移行し、次のページのスキャン要求があるまで待機する。
一方、このように圧縮方法を変えたにも拘らず、1ページ分のデータがUSBメモリ105に書き込まれる前に(S19:N)、USBメモリ105に空きがなくなった場合は(S17:N)、告知手段の一例としてのS20にてメモリフルを報知する表示が表示部15になされて、一旦処理が終了する。この場合、ユーザはUSBメモリ105の不要ファイルを消去するなどの対応をして、本処理を再開することができる。
このように、本処理では、コピー設定に基づいて予定容量Aを予測し(S2)、USBメモリ105の空き容量がA未満のときに警告を行っている(S7)。このため、原稿19から読み取られた画像に対応するデータをUSBメモリ105に書き込む途中でメモリフルになったり、USBメモリ105に充分な空き容量があるにも拘らず警告が発生されたりするのを、良好に抑制することができる。しかも、本発明では、警告時にはコピー設定を変更したり(S9)、途中でメモリフルになった場合に圧縮方法を変えて書き込みを行ったり(S15〜S19)することができるので、装置の利便性が一層向上する。
[上記制御系における処理その2]
次に、図7は、原稿自動搬送装置5(いわゆるADF)を用いて原稿19を搬送しながらその原稿19から画像を読み取って、その画像に対応するデータをUSBメモリ105に書き込むスキャンtoUSB処理その2を表すフローチャートである。
この処理は、予めユーザによって個人ID等によるログインがなされた上で、動作選択キー14Aによりスキャナ機能が選択され、USBメモリ105が接続部106に装着され、更に、十字キー14Dによりデータの書き込み先としてUSBメモリ105が指定されると開始される。なお、ユーザが上記ログインをするための処理に係る操作部14及び表示部15の構成が使用者認識手段に相当する。また、この処理は、載置部21に載置された原稿19が載置部検知センサ24を介して検知されていることを条件に、ROM101に記憶されたプログラムに基づいてCPU103によって実行される。
図7に示すように、処理が開始されると、先ず、S31にて、スタートキー14Bが押下されてADFでの読み取り要求がなされたか否かが判断される。読み取り要求がない場合は(S31:N)、そのままS31にて待機し、読み取り要求がなされると(S31:Y)、処理はS32へ移行する。S32では、予め原稿の枚数が入力されているか否かが判断され、入力されている場合は(S32:Y)、処理は33へ移行する。なお、上記枚数の入力に係る操作部14及び表示部15の構成が枚数入力手段に相当する。
S33では、上記ログインしたユーザによる過去の処理での平均カバレッジ(例えば、単位面積当りの平均のドット数)から、上記入力された枚数分の原稿19の画像に対応するデータを書き込むのに必要なUSBメモリ105の容量としての予定容量Aが予測される。なお、S33の処理のうち、上記平均カバレッジを算出する処理が平均カバレッジ算出手段に、その平均カバレッジから予定容量Aを予測する処理が容量予測手段に、それぞれ相当する。続く比較手段の一例としてのS34では、USBメモリ105の空き容量が検出され、その空き容量が予定容量A以上であるか否かが判断される。
空き容量がA以上の場合は(S34:Y)、処理はS35へ移行し、原稿自動搬送装置5によって原稿19を搬送しながら原稿読取部40を介して設定通りに読み取りがなされ、原稿19の画像に対応するデータがRAM102に書き込まれる。続くS36では、RAM102に書き込まれた上記データがUSBメモリ105に書き込まれ、S37にて、USBメモリ105に空きがあるか否かが判断される。空きがある場合は(S37:Y)、続くS38にて、上記入力された枚数分のデータがUSBメモリ105に書き込まれたか否かが判断される。枚数分のデータがUSBメモリ105書き込まれていない場合は(S38:N)、上記S35〜S37の処理が繰り返し実行される。そして、USBメモリ105がメモリフルになることなく(S37:Y)、枚数分のデータがUSBメモリ105に書き込まれると(S38:Y)、処理は前述のS31へ移行し、次の要求があるまで待機する。
一方、枚数分のデータがUSBメモリ105に書き込まれる前に(S38:N)、USBメモリ105に空きがなくなった場合は(S37:N)、S41にて、USBメモリ105にファイルがあるか否かが判断される。USBメモリ105にファイルがある場合は(S41:Y)、告知手段の一例としてのS42にて、そのファイルを表示部15に表示すると共に削除するファイルをユーザに選択させる処理が実行される。続くS43では、削除するファイルが選択されたか否かが判断され、削除するファイルが選択された場合は(S43:Y)、そのファイルが削除された上で処理は前述のS37へ移行する。すると、USBメモリ105の空き容量が上記削除されたファイルの分だけ増加した状態で、S35〜S38の処理が再開される。
一方、USBメモリ105にファイルが存在しなかった場合(S41:N)、及び、S42の処理に対して削除するファイルが選択されなかった場合は(S43:N)、S45にてメモリフルを報知する表示が表示部15になされて、一旦処理が終了する。
また、前述のS34にて、USBメモリ105の空き容量が予定容量A未満と判断された場合は(S34:N)、処理は警告手段の一例としてのS47へ移行する。S47では、表示部15を介して、USBメモリ105がメモリフルとなる可能性があることと、原稿19が何枚までなら読み取り可能であるかの予測値が報知される。続くS48では、読み取る原稿19の枚数を変更するための変更画面が表示部15に表示され、その画面に対して枚数の変更またはそのまま続行が指示されると、処理は前述のS35へ移行する。
また、原稿枚数の入力が予めなされていない場合は(S32:N)、予定容量Aの予測ができないので、処理はS32からS35へ直接移行する。この場合、S38の処理は、「載置部検知センサ24を介して原稿19が検知されていないか」と読みかえられる。
このように、本処理では、ログインユーザの過去の平均カバレッジに基づいて予定容量Aを予測し(S33)、USBメモリ105の空き容量がA未満のときに警告を行っている(S34)。このため、原稿19から読み取られた画像に対応するデータをUSBメモリ105に書き込む途中でメモリフルになったり、USBメモリ105に充分な空き容量があるにも拘らず警告が発生されたりするのを、良好に抑制することができる。すなわち、スキャンtoUSB処理にかけられる原稿19の種類は、ユーザによって異なる場合が多い。そこで、上記のようにログインユーザの過去の平均カバレッジを参照することにより、予定容量Aを極めて正確に予測することができる。
しかも、本処理では、警告時には原稿枚数を変更したり(S48)、途中でメモリフルになった場合にUSBメモリ105の不要ファイルを削除したり(S42)することができるので、装置の利便性が一層向上する。
[本発明の他の実施の形態]
なお、本発明は上記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、上記実施の形態のスキャンtoUSB処理その2では、S33にてログインユーザの過去の平均カバレッジに基づいて予定容量Aを予測しているが、S33では、複合機1の全ての動作、若しくは、過去に実行されたスキャンtoUSB処理その2の処理の全てに対する平均カバレッジに基づいて、予定容量Aを予測してもよい。この場合、上記平均カバレッジを算出する処理が平均カバレッジ算出手段に、その平均カバレッジから予定容量Aを予測する処理が容量予測手段に、それぞれ相当する。
更に、USBメモリ105が固有のID等により認識可能な場合は、S33では、当該USBメモリ105の過去の平均カバレッジに基づいて予定容量Aを予測してもよい。スキャンtoUSB処理にかけられる原稿19の種類は、ユーザや会社等の部門によって異なる場合が多い。また、USBメモリ105は、ユーザまたは部門によって特定のものが使用される場合が多い。そこで、このようにUSBメモリ105の過去の平均カバレッジを参照すれば、予定容量Aを極めて正確に予測することができる。
なお、この場合、USBメモリ105を認識する手段(例えば、USBメモリ105のIDを取得する処理)が記憶媒体認識手段に、上記平均カバレッジを算出する処理が平均カバレッジ算出手段に、その平均カバレッジから予定容量Aを予測する処理が容量予測手段に、それぞれ相当する。
更に、図6,図7におけるS2の処理とS33の処理とは入れ替えてもよく、S15〜S19の処理とS41〜S43の処理も入れ替えてもよい。また更に、携帯型記憶媒体としては、USBメモリに限らず、メモリカードなど種々の媒体を適用することができる。
本発明を適用した複合機の外観を表す斜視図である。 その複合機の本体カバーを開いた状態の外観を表す斜視図である。 その複合機の本体内の概略構成を表す断面図である。 その複合機の本体カバー及び原稿読取部の構成を表す断面図である。 その複合機の制御系の構成を表すブロック図である。 上記制御系のスキャンtoUSB処理その1を表すフローチャートである。 上記制御系のスキャンtoUSB処理その2を表すフローチャートである。
符号の説明
1…複合機 2…画像形成部 5…原稿自動搬送装置 11A…読取面
14…操作部 14D…十字キー 15…表示部 40…原稿読取部
90…操作検知部 91…表示駆動部 92…原稿検知センサ 93…接続検知部
101…ROM 102…RAM 103…CPU 105…USBメモリ
106…接続部

Claims (9)

  1. 原稿から画像を読み取る読み取り手段と、
    該読み取り手段が読み取った画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む書き込み手段と、
    上記読み取り手段及び上記書き込み手段の動作に先立ち、上記データを書き込むのに必要な上記携帯型記憶媒体の容量としての予定容量を予測する容量予測手段と、
    上記携帯型記憶媒体の使用可能な空き容量を検出し、上記予定容量と比較する比較手段と、
    該比較手段の比較結果に基づき、上記予定容量よりも上記空き容量の方が少ない場合は警告を発生する警告手段と、
    上記書き込み手段による上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込み中に、その携帯型記憶媒体の空き容量が不足して上記データの書き込みが続行不能となったとき、それまでに上記携帯型記憶媒体に書き込まれた上記データを消去すると共に、上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込みをやり直す再書き込み手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 上記読み取り手段が読み取った画像に対応するデータの過去の平均カバレッジを算出する平均カバレッジ算出手段を、
    更に備え、
    上記容量予測手段は、上記平均カバレッジ算出手段に算出された上記平均カバレッジに基づいて上記予定容量を予測することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 上記読み取り手段,上記書き込み手段,及び上記容量予測手段の動作に先立ち、そのときの当該画像読取装置の使用者を認識する使用者認識手段を、更に備え、
    上記平均カバレッジ算出手段は、使用者毎に上記平均カバレッジを算出し、
    上記容量予測手段は、上記使用者認識手段が認識した使用者に対応して上記平均カバレッジ算出手段が算出している上記平均カバレッジに基づいて、上記予定容量を予測することを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 上記読み取り手段,上記書き込み手段,及び上記容量予測手段の動作に先立ち、上記携帯型記憶媒体を認識する記憶媒体認識手段を、更に備え、
    上記平均カバレッジ算出手段は、携帯型記憶媒体毎に上記平均カバレッジを算出し、
    上記容量予測手段は、上記記憶媒体認識手段が認識した携帯型記憶媒体に対応して上記平均カバレッジ算出手段が算出している上記平均カバレッジに基づいて、上記予定容量を予測することを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  5. 上記平均カバレッジ算出手段は、当該画像読取装置の全ての動作に対する上記平均カバレッジを算出し、
    上記容量予測手段は、その平均カバレッジに基づいて、上記予定容量を予測することを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  6. 上記読み取り手段は、複数枚の原稿を順次搬送しながら各原稿の画像を読み取り可能に構成され、
    使用者の操作によって上記原稿の枚数が入力される枚数入力手段を、
    更に備え、
    上記容量予測手段は、上記枚数入力手段に入力された枚数を用いて上記予定容量を予測することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. 上記再書き込み手段は、上記データの書き込み形式を変えて上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込みをやり直すことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像読取装置。
  8. 原稿から画像を読み取る読み取り手段と、
    該読み取り手段が読み取った画像に対応するデータを携帯型記憶媒体に書き込む書き込み手段と、
    上記読み取り手段及び上記書き込み手段の動作に先立ち、上記データを書き込むのに必要な上記携帯型記憶媒体の容量としての予定容量を予測する容量予測手段と、
    上記携帯型記憶媒体の使用可能な空き容量を検出し、上記予定容量と比較する比較手段と、
    該比較手段の比較結果に基づき、上記予定容量よりも上記空き容量の方が少ない場合は警告を発生する警告手段と、
    を備え、
    上記書き込み手段による上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込み中に、その携帯型記憶媒体の空き容量が不足して上記データの書き込みが続行不能となったとき、上記書き込み手段は、上記携帯型記憶媒体に書き込まれている上記データと異なるデータが消去された後に、上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込み再開すること特徴とする画像読取装置。
  9. 上記書き込み手段による上記データの上記携帯型記憶媒体への書き込み中に、その携帯型記憶媒体の空き容量が不足して上記データの書き込みが続行不能となったとき、その旨を使用者に告知する告知手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項8記載の画像読取装置。
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