JP3772849B2 - 通信装置および画像読取装置 - Google Patents

通信装置および画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3772849B2
JP3772849B2 JP2003088055A JP2003088055A JP3772849B2 JP 3772849 B2 JP3772849 B2 JP 3772849B2 JP 2003088055 A JP2003088055 A JP 2003088055A JP 2003088055 A JP2003088055 A JP 2003088055A JP 3772849 B2 JP3772849 B2 JP 3772849B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
file format
transmission
format
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003088055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004007517A (ja
Inventor
誠 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2003088055A priority Critical patent/JP3772849B2/ja
Publication of JP2004007517A publication Critical patent/JP2004007517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3772849B2 publication Critical patent/JP3772849B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信装置および画像読取装置で取り扱うデータの記憶処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリにおいては、重要なデータや、後に残しておきたいときなどに、その送受信データをファクシミリに内蔵されているメモリ(本体メモリ)にバックアップする機能をもつものがあるが、基本的にはファクシミリは単独で動作し、メモリ管理に対する他からの干渉はないため、通常のファクシミリ通信に用いられる符号化形式(MH、MR、MMR等)で圧縮されたデータのつながりとして製品独自の管理方法で管理されていた。そして、必要なときにそのバックアップデータをファクシミリに内蔵しているプリンタ部から印刷したり、相手先に再送信したりできるようになっていたのである。ところが近年ではファクシミリも復号化が進み、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と呼ぶ。)やネットワーク等との接続が可能な総合周辺機器としての性格が強くなってきた。また、デジタルカメラ等の普及にともない、コンパクトフラッシュ(R)メモリ等に記憶した画像データを直接印刷するためのコネクタを装備するファクシミリもでてきた。そしてこのコネクタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(R)メモリ等の外部記憶装置に対して読み出し、書き込みを可能とすることで、あたかもファクシミリのメモリが増えたように扱って、データのバックアップ等を行わせるようにするものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、コンパクトフラッシュ(R)メモリ等の外部記憶装置に送受信データのバックアップデータを記憶させれば、本体メモリの制約にとらわれずにデータを蓄積することはできるが、外部記憶装置を制御するのはファクシミリなので、データもファクシミリが解読可能なデータ形式(符号化形式)でかつ、製品独自の管理方法で管理されるため、仮にファクシミリが故障したとき等に外部記憶装置をコネクタから外してPC等に接続して内部のバックアップデータを印字しようとしても、通常のPCにインストールされているWindows(R)等のOSや、プログラムからはそのデータを復元(展開)することができず、外部記憶装置を本体メモリの単純な拡張メモリとしての使い方しかできず、着脱可能であるというコンパクトフラッシュ(R)メモリ等の外部記憶装置の特性を十分生かせず、不便であった。
【0004】
また、バックアップデータをPCにインストールされているWindows(R)等のOSや、プログラムから読み出せるようなデータ形式(例えばJPEG形式)に変換してから記憶させることも考えられるが、JPEG形式と呼ばれる画像圧縮方式にはページという概念が無いため、送受信データが複数ページで構成される場合には、そのページ分だけのJPEGファイルができることになり、PCからは読み出せるようにはなっても複数のJPEG形式のファイルを印刷しなければならないなど、手間が掛かるという問題点が予想される。
【0005】
そこで本発明は、所定の条件によってバックアップするファイル形式を変更し、送受信のバックアップデータをPCから簡単に読み込み、印刷が可能なファイル形式で外部記憶装置に記憶することができる通信装置および画像読取装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】
本発明は、原稿画像を読み取り所定の画像データに変換し通信回線を介して他の通信装置と通信可能であるとともに、前記通信に係る送受信データを保存可能な通信装置(100)において、外部記憶媒体(37)を着脱可能に保持し、前記外部記憶媒体にデータを伝達する接続手段(35)と、前記外部記憶媒体に記憶する時のファイル形式を選択するファイル形式選択手段と、前記送受信データを所定のファイル形式に変換するためのデータ変換手段と、前記接続手段を介して前記外部記憶媒体への通信に係る送受信データを記憶させる場合に、送受信データのページ数に応じて、前記データ変換手段に対して前記選択手段により選択されたファイル形式で変換させるかどうかを判断する判断手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、送受信データの枚数に応じてフォーマット形式を変える処理がなされ、外部記憶媒体に記憶することができる。また、フォーマット形式を所定のファイル形式(PC等で読める形式)に変換できるので、例えば、通信装置の故障等により記憶したデータが読めなくても、PC等でファイルを展開でき、記憶されたデータを読み取ることができる。
【0009】
また、前記判断手段は、前記通信に係る送受信データの最初の1ページは、前記データ変換手段に、前記選択手段によって選択されたファイル形式でその送受信データを変換させると判断するようにしてもよい。
【0010】
このようにすれば、1ページしかデータが存在しない場合は、ファイル形式をユーザが所望するファイル形式に変換して外部記憶媒体に記憶しておくことができる。
【0011】
また、前記判断手段は、前記通信に係る送受信データが複数ページの時は、前記データ変換手段に、特定のファイル形式でその送受信データを変換させると判断するようにしてもよい。
【0012】
このようにすれば、送受信データが複数ページあるときは、特定のファイル形式に変換することで、複数ページを一つのデータとして記憶しておくことができる。
【0013】
また、前記データ変換手段は、前記判断手段により送受信データを特定のファイル形式で変換すると判断されたとき、その送受信データに対して、既に前記選択手段によって選択されたファイル形式で変換されたページがある場合には、そのデータのファイル形式を特定のファイル形式に再変換するようにしてもよい。
【0014】
このようにすれば、最初から複数ページのデータとわからずに処理を開始しても、ファイル形式を同一形式に再変換することにより、複数ページの送受信データを1つのファイルにまとめて記憶することができる。
【0015】
また、前記通信に係る送受信データを記憶可能な記憶手段(60)を持ち、前記外部記憶媒体が前記接続手段に接続されていないか、接続されていても送受信データの記憶に十分な容量がない場合は、前記記憶手段に送受信データをファクシミリ送受信形式で記憶するようにしてもよい。
【0016】
このようにすれば、外部記憶媒体が装着されていなかったり、外部記憶媒体の記憶容量が不足している場合に通信装置本体のメモリに記憶することができる。
【0017】
また、前記特定のファイル形式は、ヘッダ情報と、所定の圧縮方式で圧縮された送受信データと、ファイル情報と、を備えているとよい。
【0018】
このようにすれば、ファイル情報を更新することで送受信データを追加することができる。
【0019】
また、前記データ変換手段は、前記通信に係る送受信データが複数ページである場合にはページ単位に所定の圧縮方式で圧縮して、複数ページを1つのファイルとして変換するようにしてもよい。
【0020】
このようにすれば、例えば、複数ページから構成されるデータであれば、そのページごとにファイルが作成されると、管理等が大変になるため特定のファイル形式(例えば、PDFファイル等)に変換することにより、複数ページから構成されるデータを1つのファイルにまとめることができて便利である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
【0022】
図1は本実施形態の通信装置を示すブロック図、図2は通信装置の動作を示すフローチャートである。
【0023】
図1に示すように、通信装置100は、スキャナインターフェース部5を介して原稿を読み取る原稿読み取り手段としての原稿読取部10と、通信回線を介して原稿データを送受信する通信手段としての通信部15と、必要な情報をユーザに提示するための表示手段としての表示部20と、ユーザの操作を受け付ける入力手段としての操作部25と、(外部メモリとして機能する)外部記憶媒体37にデータを伝達するための接続手段としてのインターフェース部35と、所定のフォーマット形式に原稿データを変換するための画像処理部40と、受信した画像データや原稿読取部10により読み取った原稿データを符号化又は復号化するための符号復号処理部45と、通信装置の状態を検知するためのセンサ部50と、通信装置を駆動させるためにモータなどにより構成される駆動部55と、原稿データを記憶する記憶手段としてのメモリ部60と、音声信号を可聴音として出力できるスピーカ回路部65と、原稿読取部10で読み取ったデータや送受信したデータを印刷する印刷手段としての印刷部70と、上記各部が接続されるとともに、各部を制御する制御手段としての制御部75と、を備えている。
【0024】
また、メモリ部60には、所定のフォーマット形式の受信画像データ、読み取り画像データ等を記憶するための本体メモリ62として機能する画像メモリと、通信装置の基本使用を決定するシステムRAM64と、通信装置の仕様を決定するROM66と、が内蔵されている。
【0025】
また、画像メモリ62には、画像データや取引先の番号等をフォルダごとに記憶する。画像データは主として送信先の相手先名称からなるフォルダに記憶される。また、取引先の番号とは、ワンタッチキーやスピードダイヤルキー等の短縮ダイヤルに対応づけられた相手先のファクシミリ番号である。
【0026】
また、インターフェース部35は、持ち運び可能(着脱可能)な外部記憶媒体37を接続可能で、その外部記憶媒体37に画像データ等の書き込み、読込みをするためのものである。また、外部記憶媒体37は画像データ等のデータを記憶するためのものである。具体的には、フロッピー(R)ディスク、コンパクトフラッシュ(R)、スマートメディア(R)等である。
【0027】
また、入力手段としての操作部25と表示部20とは、操作パネル27に備えられる。この操作パネル27には、操作部25としてのファンクションキーと、テンキーと、ワンタッチキーと、スピードダイヤルキーと、スタートキーと、表示部20としての表示装置(LCD)等を備えている。テンキーは、0〜9までの番号からなる押しボタンスイッチであり、主として相手の電話番号等を指定する。また、ワンタッチキーやスピードダイヤルキーはいわゆる短縮ダイヤルである。
【0028】
ファンクションキーは、例えば、短縮ダイヤルに情報を登録する等の機能を選択するための押しボタンスイッチである。
【0029】
ワンタッチキーは、例えば1〜9までの番号を備えた押しボタンスイッチを備えている。また、ワンタッチキーには、その1〜9までの各番号に対応づけて相手先のファクシミリ番号の情報を登録することができる。また、ワンタッチキーは、該当する番号の押しボタンスイッチを指定するだけで、その該当する番号に対応づけられた情報を選択できる。
【0030】
スピードダイヤルキーは、スピードダイヤルキーを選択することを指定するための指定キーを備え、該当する番号と指定キーとの組み合わせによりキーを指定するものである。また、スピードダイヤルキーには、例えば、10〜99までの各番号に対応づけて相手先のファクシミリ番号の情報を登録することができる。また、スピードダイヤルキーは、テンキーにより該当する番号と指定キーとを指定するだけで、該当する番号に対応づけられた情報を選択できる。
【0031】
また、制御部75は、通信装置1の動作を制御するものである。この制御は、制御プログラムを読み出して実行される。また、制御プログラムはメモリ部60のシステムRAM64やROM66に記憶されている。また、制御部75は種々の制御プログラムを備え、状況に応じてその制御プログラムを読み出して実行する。
【0032】
具体的には、メモリ部60の画像メモリ62/外部記憶媒体37に原稿データを記憶するための記憶手段としての記憶プログラムや、メモリ部60の画像メモリ62/外部記憶媒体37から原稿データを読み取るための読み取り手段としての読み取りプログラムや、通信部15により送受信した送受信データを所定のファイル形式に変換するためのデータ変換手段としてのデータ変換プログラムや、種々の制御手段としての制御プログラムを備えている。
【0033】
次に、図2〜図10を参照して、通信装置100における処理の動作について説明する。また、図2〜図10の処理は制御部75の制御により実行されるものであり、原稿読取装置100の電源投入により開始される。
【0034】
図2は、Scan To Pccによる動作処理を示すフローチャートである。またScan To Pccとは、ユーザが指定する原稿を予め設定された所定の原稿データに変換するとともに、所定の形式で外部記憶媒体37に記憶処理する機能であり、操作部25はその処理の一連の制御/制御プログラムを実行するための押しボタンスイッチを備えている。
【0035】
まずステップS1において、Scan To Pccを選択、実行する。
【0036】
次に、ステップS2では、外部記憶媒体(メディア)37が装着されているか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS3に進み、否定されればステップS4に進む。
【0037】
ステップS3では外部記憶媒体37の記憶可能領域が所定値a以上であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS5に進み、否定されればステップS4に進む。また、所定値aとは例えば、カラー画像をJPEG形式で1ページ分記憶できる量である。このようにすれば最低限1ページ分は記憶することができるからである。
【0038】
ステップS4は、ステップS2において外部記憶媒体37が無い場合、及びステップS3において外部記憶媒体37の記憶可能領域が所定値未満である場合は、表示部20にエラー表示がされ、処理が終了する。
【0039】
次に、ステップS5では、解像度、サイズ、色形式などの画像データを記憶するための条件を設定する。例えば、JPEG、PDF、GIF、BMPといった画像データの形式や、カラー、モノクロの選択、読取解像度なら200dpi、300dpi、600dpi等、サイズならA4、B5、ハガキ等の選択を行う。
【0040】
さらに、保存するファイル名を指定する。
【0041】
ステップS6では、ステップS5において設定を確認後、操作部25のスタートボタンを押す。また、設定を変更する場合は、ステップS5に戻る。
【0042】
次に、ステップS7において、原稿読取部10により原稿の読み取りが開始される。ステップS8では、ステップS5において設定した条件に基づいて、指定フォーマットで変換し、原稿データを生成する。
【0043】
次に、ステップS9では、ステップS8において生成された原稿データのデータ量bが外部記憶媒体37の記憶可能領域未満であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS10に進み、否定されればステップS4に進む。
【0044】
次に、ステップS10では、外部記憶媒体37に原稿読取部10で読み取った原稿データをステップS5で指定した形式で記憶する。
【0045】
次に、ステップS11では、全ページ終了したか否かを判断する。この判断が肯定されれば処理を終了し、否定されればステップS7に戻り、ステップS7〜ステップS10の処理を繰り返し行う。
【0046】
図3は、外部記憶媒体への書き込み処理を示すフローチャートである。
【0047】
図3のステップS21では、原稿読取部10による読み取りが行われた原稿データが最初のページに相当するか否かを判断する。本発明では詳細に説明しないが、画像データを記憶する場合には、その内容を表す名称を付与することが一般的に行われている。すなわち、ファイル(画像データ)を記憶する際には何らかの名称(多くの場合、名称部分と識別子の組合せからなる)が付与されているので、既に同じ名称のファイルが存在する場合等に警告することができるのである。そして、本発明では、後述するようにScan To Pccの書き込み途中のファイルであることを示す特定のファイル名(TEMP.DAT等)を決めておき、ステップS21において、これから記憶しようとする画像データの名称に相当する名称を持つファイルが存在するかどうか、特定のファイル名を持つファイルが存在するかということを判断するのである。
【0048】
同じファイル名もなく、特定のファイル名も存在しない場合は最初のページであるので、判断が肯定されてステップS26へ進む。同じファイル名が存在する場合については上書きしても良いかどうかをユーザに確認するようにしても良いが、本発明での特徴部分ではないので説明を省略する。
【0049】
特定のファイル名が存在する場合は、Scan To Pccの書き込み途中のファイルが存在すると言うことを表すので、ステップS22に進む。
【0050】
次にステップS22では、前ページの記憶方式がPDF形式(特定のファイル形式)であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS24に進み、否定されればステップS23に進む。
【0051】
PDF形式は複数のページを一つのファイルとして取り扱うことのできるデータ構造を有しているため、ドキュメントファイル等に良く使われる形式である。
【0052】
その基本構成は図12(A)に示すように、ファイル仕様を特定するためのヘッダ2000、画像または文書データであるボディ2010、ファイル内のページを参照するための相互参照表2020、ファイルの終端を示すトレーラ2030からなり、ページを追加する場合は、図12(B)に示すように、元から存在するファイルの終端に、追加するボディ2040と更新した相互参照表2050、更新したトレーラ2060を追加するように構成される。
【0053】
ステップS23では、前ページをPDF形式に変換する。メディアに記憶されているページのPDF形式への変換は、まずそのページがJPEG形式で記憶されたファイルでなければそのページを一旦原画像に戻し、JPEG形式の画像データに変換する。そしてそのファイルの先頭にヘッダ情報であるヘッダ2000を、末尾にファイル情報である相互参照表2020とトレーラ2030をを追加することによって行われる。
【0054】
次に、ステップS24では、読み取った原稿データをJPEG形式の画像データに変換し、ステップS25において、ステップS23で変換したファイルの末尾にステップS24で変換した画像データであるボディ2040を追加し、さらに更新したファイル情報である更新した相互参照表2050、更新したトレーラ2060を作成してその末尾に追加することで、ページの追加が行われ、1つのPDF形式のファイルとして記憶される。
【0055】
ステップS22において、既にPDF形式で記憶されたデータであることが分かれば、データ形式を変換する必要はないので、S24に進めばよい。
【0056】
ステップS26では、画像データが最初のページであるので、ステップS5で指定された様式(データ形式、解像度等)に従って画像データを変換し、Scan To Pccの書き込み途中のファイルが存在すると言うことを表す特定の名称を付与して外部記憶媒体37に記憶する。ここで最終的なファイル名を付与せずに中間ファイル的な名称を付与するのは、原稿読取部10の読み取るページが終了しているか否かをファイル名から判断するためである。
【0057】
そして、図2において、全ページの読み取りが完了したことが分かったときに最終的に記憶すべきファイル名(指定されたファイル名)を付与し直して、全ての書き込み処理を終了する。
【0058】
このように、外部記憶媒体37へのデータの記憶は、最初の1ページは、操作部25でユーザにより指定されたファイル形式で変換させる(ステップS26)。また、外部記憶媒体へのデータの記憶が複数ページの場合は、一度所定のファイル形式に変換後、特定のファイル形式に変換して記憶するように制御部75により制御する(ステップS22〜ステップS25)。そうすることで、記憶すべき画像が1枚(1ページ)だけの時にはユーザの指定したファイル形式で記憶することができる。
【0059】
ユーザーの指定したファイル形式と特定のファイル形式が一致した場合には1ページだけであっても特定のファイル形式で記憶するようにすることは言うまでも無い。
【0060】
図4は、画像の選択により自動的にファイル形式を指定するようにした時の処理を示すフローチャートである。
【0061】
図4のステップS31では、初期設定として読み取り原稿がモノクロ設定である場合の指定がされている。
【0062】
次に、ステップS32では、ユーザにより読み取り原稿がカラー指定されたか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS33に進み、否定されればステップS34に進む。
【0063】
次に、ステップS33では、ファイル形式をJPEG形式に指定する。また、ステップS34では、ファイル形式をTiff形式に指定する。
【0064】
この操作により、色の設定に応じて適したファイル形式が指定できる。また、このファイル形式はJPEG形式やTiff形式に限られるものではないが、このように指定すれば効率が良い。
【0065】
図5は、図2のステップS5でファイル形式を直接入力する場合の操作パネルの表示例を示す。この操作は、操作部25の操作パネルの表示に従ってファイル形式を選択することにより行う。図に示すように、操作パネルには、操作パネルにファイル形式を選択する旨の通知が表示される。操作パネルには、まず、ファイル形式としてJPEG形式を選択する旨の通知80が表示され、操作部25の操作により順にJPEG形式81、PDF形式82、Tiff形式83、GIF形式84の表示がされる。この操作により、ユーザは所定のファイル形式を選択し、所望のファイル形式を選択し、そのファイル形式で画像データを記憶することができる。
【0066】
図6は、ファクシミリ送信する際において外部記憶媒体に送信データをバックアップする場合の処理を示すフローチャートである。
【0067】
図6のステップS41では、送信データを外部記憶媒体37にバックアップするように指定されているか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS43に進み、否定されればステップS42に進む。ステップS42では外部記憶媒体37へのバックアップ処理を中止し、通常のファクシミリ送信処理を行う。
【0068】
次に、ステップS43では、外部記憶媒体37が装着されているか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS46に進み、否定されればステップS44に進む。ステップS44では、エラー表示がされ、外部記憶媒体37へのバックアップ処理を中止し、ステップS45において、後述する本体メモリ送信バックアップ処理へ進む。
【0069】
ステップS46では、外部記憶媒体37の記憶可能領域が検出される。
【0070】
本発明では記憶可能領域の検出方法については詳述しないが、メモリマップを参照すること等により検出することが可能である。
【0071】
ステップS47では、外部記憶媒体37の記憶可能領域が所定値a以上であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS50に進み、否定されればステップS48に進む。ステップS48では、エラー表示がされ、外部記憶媒媒体へのバックアップ処理を中止し、ステップS49において、後述する本体メモリ送信バックアップ処理へ進む。また、この所定値aとは、例えば、カラー画像をJPEG形式で1ページ分記憶できる量である。このようにすれば、最低限1ページ分は記憶することができるからである。
【0072】
次に、ステップS50では各種モード設定を行う。モード設定とは、例えば、ファイル形式、解像度、サイズ、色形式など記憶するための条件である。
【0073】
ファイル形式の指定方法については後述する。
【0074】
このモード設定ステップは、あらかじめ条件を設定しておいてもよいし、その都度使用者が設定するようにしてもよい。
【0075】
次に、ステップS51では、ステップS50において設定されたモードに基づいて原稿読取部10により、原稿の読み取りが開始される。
【0076】
次に、ステップS52では、1ページ分の原稿を読み取り、ステップS53において読み取った原稿を所定の原稿データに符号復号処理部45にて符号変換し、ステップS54において、原稿データを相手先に送信する。
【0077】
次に、ステップS55では、原稿データを符号復号処理部45にて復号変換し、ステップS56において復号変換した原稿データをステップS50で指定したファイル形式で圧縮(変換)する。
【0078】
次に、ステップS57では、ステップS56において生成された原稿データのデータ量bが外部記憶媒体37の記憶可能領域未満であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS60に進み、否定されればステップS58に進む。ステップS58では、表示部20にエラー表示がされ、外部記憶媒体37へのバックアップ処理を中止し、ステップS59において、通常のファクシミリ送信処理(ステップS41においてバックアップ指定がされていない場合と同じ処理)を行う。
【0079】
次に、ステップS60では通信部15により送信した送信データに相当する画像データを外部記憶媒体37に記憶する。また、ステップS60による外部記憶媒体37への書き込み処理については図3の処理を行う。
【0080】
次に、ステップS61では、原稿読取部10において原稿が全ページ読み取られたか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS61に進み、否定されれば、ステップS52に戻り、ステップS52〜ステップS60の処理を繰り返し、処理を終了する。
【0081】
なお、この場合においても図2、図3の説明と同様に、全ページの書き込みが終了したと判断されたときに所望のファイル名に変更され、ファイル名が変更されると、後述する管理ファイル90にそのファイルの情報が登録される。
【0082】
ファイル名を自動的に付与させる場合は、単純な連番でもよいし、通信先別にそれぞれの識別が可能な識別子と連番の組み合せを付与するようにしても良い。
【0083】
また、送信した時間に関する情報をファイル名としても良い。
【0084】
図11は、バックアップ(記憶)する際の管理ファイル90の構造を示す図である。
【0085】
図示のように、管理ファイル90は、外部記憶媒体37の状況を把握するためのFAT(file allocation table)を有しており、通常のPC等で読み出し可能なファイル形式で作成される。具体的には、送信/受信等を表す区分91と、送受信の電話番号やステーションIDを表すID番号92と、送信/受信の開始時刻を表す時刻データ93と、連番(通常は自動付与される)で表されるファイル番号94(ファイル名94としても良い)と、ファイル形式(例えば、Tiff、JPEG、PDF、GIF等が識別できる符号)95と、パラメータ(例えば、圧縮率を表す圧縮パラメータ等)96と、先頭アドレス97と、データ量98と、から構成され、このデータを参照することにより、後述するファイルの削除等を行うことを可能としている。
【0086】
従って、外部記憶媒体37にデータ(ファイル)を書き込むと、区分91には、送信データ、受信データ、スキャンデータに応じてそれらが識別可能となる識別符号が、時刻データ93には処理の開始時刻がそれぞれ登録されるので、送信、受信、スキャンの履歴情報として利用することができ、例えば区分91に送信に相当する識別符号が付与されたファイルだけを集めれば、簡単に送信履歴を知ることができる。
【0087】
なお、後述するファイル削除処理において、使用者から再送信、再印刷、削除等の指示があった場合には、管理ファイル90のファイル番号94をもとに、指定されたファイルを削除、順次送信または印刷することができる。
【0088】
図7は、ファクシミリ受信する際において外部記憶媒体37に受信データをバックアップする場合の処理を示すフローチャートである。受信の場合は所望のバックアップ形式をあらかじめ設定しておく必要があり、データを受信するとその設定に従ってファイル形式他を決定する。
【0089】
例えばファイル形式を図4のフローチャートに示すように、画像の種類によって定めるか、全て同じ形式(JPEG形式等)にするようにしても良い。
【0090】
ファイル名は先ほどの送信処理の場合と同様に、自動的に付与するようにすればよい。
【0091】
その場合は、ファイル名に相手先(送信先)の情報が加えられているか、相手先ごとに外部記憶媒体37がブロック分けされていることが望ましい。
【0092】
図7のステップS71では、受信データを外部記憶媒体37にバックアップ指定するか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS73に進み、否定されればステップS72に進む。ステップS72では外部記憶媒体37へのバックアップ処理を中止し、通常のファクシミリ受信処理を行う。
【0093】
この条件は、あらかじめ使用者により設定される。
【0094】
次に、ステップS73では、外部記憶媒体37が装着されているか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS76に進み、否定されればステップS74に進む。ステップS74では、表示部20にエラー表示がされ、外部記憶媒体37へのバックアップ処理を中止し、ステップS75において、後述する本体メモリ受信バックアップ処理へ進む。
【0095】
ステップS76では、外部記憶媒体37の記憶可能領域が検出される。
【0096】
ステップS77では、外部記憶媒体37の記憶可能領域が所定値a以上であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS80に進み、否定されればステップS78に進む。ステップS78では、表示部20にエラー表示がされ、外部記憶媒媒体37へのバックアップ処理を中止し、ステップS79において、後述する本体メモリ受信バックアップ処理へ進む。また、この所定値aとは、例えば、カラー画像をJPEG形式で1ページ分記憶できる量である。このようにすれば、最低限1ページ分は記憶することができるからである。
【0097】
次に、ステップS80では、1ページ分の受信データの受信が開始される。
【0098】
次に、ステップS81では、受信データを符号復号処理部45にて順次復号変換して画像データに変換し、ステップS82では、復号変換した画像データを印刷部70において印刷できるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS84に進み、否定されればステップS83に進む。ステップS83では表示部20にエラー表示がされる。
【0099】
ステップS84では、1ページ分の受信データが印刷部70により印刷される。
【0100】
次に、ステップS85では、復号変換した画像データををあらかじめ指定されたファイル形式で圧縮(変換)する。
【0101】
次に、ステップS86では、ステップS85において生成された受信データのデータ量bが外部記憶媒体37の記憶可能領域未満であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS89に進み、否定されればステップS87に進む。ステップS87では、表示部20にエラー表示がされ、外部記憶媒体37へのバックアップ処理を中止し、ステップS88において、通常のファクシミリ受信処理を行う。
【0102】
次に、ステップS89で圧縮した受信データを外部記憶媒体37に記憶する。また、ステップS89による外部記憶媒体37への書込み処理については図3の処理を行う。
【0103】
次に、ステップS90では、通信部15において受信データが全ページ受信されたか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS90に進み、否定されれば、ステップS80に戻り、ステップS80〜ステップS89の処理を繰り返し、処理を終了する。この終了時に行う処理は、図2、図3、図7の説明と同じなので省略する。
【0104】
図6、図7に示すように、ファクシミリ送受信におけるバックアップ指定は、送受信データを1ページずつ送受信し、その都度、外部記憶媒体37の記憶領域に所定形式に変換された送受信データを少なくとも1ページ分記憶するのに必要な空き領域が存在するか否かを判断し、最終ページまで処理を繰り返す。また、外部記憶媒体37へのデータの記憶は、最初の1ページは、操作部25でユーザにより指定されたファイル形式で変換させる(ステップS26)。また、外部記憶媒体37へのデータの記憶が複数ページの場合は、一度所定のファイル形式に変換後、特定のファイル形式に変換して記憶するように制御部75により制御する(ステップS22〜ステップS25)。
【0105】
図8は、通常送信処理において本体メモリに送信データをバックアップする本体メモリ送信バックアップ処理を示すフローチャートである。
【0106】
図8のステップS101では、本体メモリ62の記憶可能領域が検出される。
【0107】
ステップS102では、本体メモリ62の記憶可能領域が所定値c以上であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS105に進み、否定されればステップS103に進む。ステップS103では、表示部20にエラー表示がされ、本体メモリ62へのバックアップ処理を中止し、ステップS104において、通常のファクシミリ送信処理を行う。また、この所定値cとは、例えば、通常のファクシミリ通信装置が記憶するためのファイル形式(例えば、MH符号化形式)1ページ分の必要記憶容量である。
【0108】
なお、一般的にPCでサポートされる画像形式(JPEG、Tiff形式)で記憶するようにしてもかまわないが、外部記憶媒体37と異なり取り外して別の印刷手段によって印刷したりすることが無いので、MH符号化形式等のファクシミリ通信で使用されるファイル形式にしておけば、仮に再送信、再印刷することになっても、変換することなく行うことができる利点がある。
【0109】
次に、ステップS105では各種モード設定を行う。モード設定とは、例えば、解像度、サイズなど記憶するための条件であり、このステップは、図6におけるステップS50と同様の処理を行うステップである。
【0110】
次に、ステップS106では、ステップS105において設定されたモードに基づいて原稿読取部10により、原稿の読み取りを開始するか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS107に進み、否定されればステップS105に戻る。
【0111】
次に、ステップS107では、1ページ分の原稿を読み取り、ステップS108において読み取った原稿を所定の原稿データに符号復号処理部45にて符号変換し、ステップS109において、原稿データを相手先に送信する。
【0112】
次に、ステップS110では、送信した原稿データを本体メモリ62に記憶する。この場合、本体メモリ62に記憶する原稿データのフォーマット形式は通常のファクシミリ通信装置が記憶するための形式(例えば、MH形式、MR形式、MMR形式)である。
【0113】
次に、ステップS111では、本体メモリ62の記憶可能領域を検出し、その記憶可能領域が所定値c以上であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS114に進み、否定されればステップS112に進む。ステップS112では、表示部20にエラー表示がされ、本体メモリ62へのバックアップ処理を中止し、ステップS113において、通常のファクシミリ送信処理を行う。また、この所定値cとは、通常のファクシミリ通信装置が記憶するためのフォーマット形式(例えば、MH形式)1ページ分の必要記憶容量である。
【0114】
次に、ステップS114では、原稿読取部10において原稿が全ページ読み取られたか否かを判断する。この判断が肯定されれば処理を終了し、否定されれば、ステップS107に戻り、ステップS107〜ステップS111の処理を繰り返す。なお、この時の書き込み処理においては、PC等で読み出せるようにする必要がないのでファイル形式の変換は行わない。
【0115】
図9は、通常受信処理において本体メモリに受信データをバックアップする本体メモリ受信バックアップ処理を示すフローチャートである。
【0116】
図9のステップS121では、本体メモリ62の記憶可能領域が検出される。
【0117】
ステップS122では、本体メモリ62の記憶可能領域が所定値c以上であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS125に進み、否定されればステップS123に進む。ステップS123では、表示部20にエラー表示がされ、本体メモリ62へのバックアップ処理を中止し、ステップS124において、通常のファクシミリ受信処理を行う。また、この所定値cとは、通常のファクシミリ通信装置が記憶するためのフォーマット形式(例えば、MH形式)1ページ分の必要記憶容量である。
【0118】
次に、ステップS125では、1ページ分の受信データの受信が開始される。
【0119】
次に、ステップS126では、受信データを符号復号処理部45にて順次復号変換して画像データに変換し、ステップS127では、変換した画像データを印刷部70において印刷できるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS129に進み、否定されればステップS128に進む。ステップS128では表示部20にエラー表示がされる。
【0120】
ステップS129では、1ページ分の受信データが印刷部70により印刷される。
【0121】
次に、ステップS131では、本体メモリ62の記憶可能領域を検出し、その記憶可能領域が所定値c以上であるか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS134に進み、否定されればステップS132に進む。ステップS132では、表示部20にエラー表示がされ、本体メモリ62へのバックアップ処理を中止し、ステップS133において、通常のファクシミリ受信処理を行う。また、この所定値cとは、通常のファクシミリ通信装置が記憶するためのファイル形式(例えば、MH形式)1ページ分の必要記憶容量である。
【0122】
次に、ステップS134では、受信データを本体メモリ62に記憶する。この場合、本体メモリ62に記憶する原稿データのフォーマット形式は通常のファクシミリ通信装置が記憶するための形式(例えば、MH形式、MR形式、MMR形式)である。
【0123】
次に、ステップS135では、通信部15において受信データが全ページ受信されたか否かを判断する。この判断が肯定されれば処理を終了し、否定されれば、ステップS125に戻り、ステップS125〜ステップS135の処理を繰り返す。
【0124】
図8、図9に示すように、外部記憶媒体37が装着されていない場合は本体メモリ62で送受信データをバックアップすることができる。またバックアップ指定は、送受信データを1ページずつ送受信し、その都度、外部記憶媒体37の記憶領域に送受信データを少なくとも1ページ分記憶するのに必要な空き領域が存在するか否かを判断し、最終ページまで処理を繰り返す。また、本体メモリ62においてのデータの記憶は、通常のファクシミリ通信装置が記憶するための形式(例えば、MH形式、MR形式、MMR形式)で記憶する。
【0125】
図10は、バックアップしたデータを消去する場合の処理を示すフローチャートである。
【0126】
図10のステップS141では、データが本体メモリ62又は外部記憶媒体37にバックアップされているか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS142に進み、否定されれば、処理を終了する。
【0127】
次に、ステップS142では、バックアップされたデータを全部消去するか否かを判断するために使用者に問い合わせる。使用者からの指示によりこの判断が肯定されればステップS143に進み、否定されれば、ステップS144に進む。ステップS143では、バックアップされたデータをすべて消去し、ステップS141に戻る。また、消去するデータは、通常のファクシミリ通信装置独自のファイル形式のファイルと、通常のPC等で使用可能なファイル形式のファイルの両方を含む。
【0128】
次に、ステップS144では、消去処理するファイルが送信バックアップファイルであるか否かを判断するために使用者に問い合わせる。使用者からの指示によりこの判断が肯定されればステップS145に進み、否定されれば、ステップS154に進む。
【0129】
次に、ステップS145では、送信バックアップファイルを全部消去するか否かを判断するために使用者に問い合わせる。使用者からの指示によりこの判断が肯定されればステップS146に進み、否定されれば、ステップS147に進む。ステップS146では、送信バックアップファイルをすべて消去し、ステップS141に戻る。また、消去する送信バックアップファイルは、通常のファクシミリ通信装置独自のファイル形式のファイルと、通常のPC等で使用可能なファイル形式のファイルの両方を含む。
【0130】
次に、ステップS147では、管理ファイル90を参照して送信区分(送信履歴)のバックアップファイルのID番号と時刻のデータを表示する。これにより、いつどこへ送信したのかが判別できる。
【0131】
次に、ステップS148では、ステップS147で表示されたファイルを印刷するか否かを判断するために使用者に問い合わせる。使用者からの指示によりこの判断が肯定されればステップS149に進み、否定されれば、ステップS150に進む。ステップS149では、ファイルを印刷する。
【0132】
次に、ステップS150では、ステップS147で表示されたファイルを消去するか否かを判断するために使用者に問い合わせる。使用者からの指示によりこの判断が肯定されればステップS151に進み、否定されれば、ステップS152に進む。ステップS151では、選択されたバックアップファイルを消去する。また、消去するファイルは、通常のファクシミリ通信装置独自のファイル形式のファイルと、通常のPC等で使用可能なファイル形式のファイルの両方を含む。
【0133】
次に、ステップS152では、送信区分(送信履歴)のバックアップファイルをすべて表示したか否かを判断する。この判断が肯定されればステップS154に進み、否定されれば、ステップS153に進む。ステップS153では、表示されていないファイルのうち、次のファイルを表示部20に表示するためにファイル番号をカウントアップし、ステップS147に戻る。
【0134】
次に、ステップS154では、受信バックアップファイルを全部消去するか否かを判断するために使用者に問い合わせる。使用者からの指示によりこの判断が肯定されればステップS156に進み、否定されれば、ステップS157に進む。ステップS156では、受信バックアップファイルをすべて消去し、ステップS141に戻る。また、消去する受信バックアップファイルは、通常のファクシミリ通信装置独自のファイル形式のファイルと、通常のPC等で使用可能なファイル形式のファイルの両方を含む。
【0135】
次に、ステップS157では、受信区分(送信履歴)のバックアップファイルのID番号と時刻のデータを表示する。
【0136】
次に、ステップS158では、ステップS157で表示されたファイルを印刷するか否かを判断するために使用者に問い合わせる。使用者からの指示によりこの判断が肯定されればステップS159に進み、否定されれば、ステップS160に進む。ステップS159では、ステップS157で表示されたデータを印刷する。
【0137】
次に、ステップS160では、ステップS147で表示されたファイルを消去するか否かを判断するために使用者に問い合わせる。使用者からの指示によりこの判断が肯定されればステップS161に進み、否定されれば、ステップS162に進む。ステップS161では、ファイルを消去する。また、消去するデータは、通常のファクシミリ通信装置独自のファイル形式のファイルと、通常のPC等で使用可能なファイル形式のファイルの両方を含む。
【0138】
次に、ステップS162では、受信区分(受信履歴)のバックアップファイルをすべて表示したか否かを判断する。この判断が肯定されれば処理を終了し、否定されれば、ステップS163に進む。ステップS163では、表示されていないファイルのうち、次に表示すべきファイルを表示部20に表示するためにファイル番号をカウントアップし、ステップS157に戻る。
なお、図10のステップS148、ステップS149において、本体メモリ62にファクシミリ通信で用いられるファイル形式でバックアップされているファイルであれば、印刷指示ではなく、再送信を指示するようにしてもよい。
その場合は、再変換の必要が無いので、印刷してから再度読み込ませることなく再送信が可能になる。
【0139】
以上のように、本実施形態の通信装置は、原稿画像を読み取り所定の画像データに変換し通信回線を介して他の通信装置と通信可能であるとともに、通信に係る送受信データを保存可能な通信装置100において、外部記憶媒体37を着脱可能に保持し、この外部記憶媒体37にデータを伝達する接続手段としてのインターフェース部35と、外部記憶媒体37に記憶する時のファイル形式を選択するファイル形式選択手段と、前記送受信データを所定のファイル形式に変換するためのデータ変換手段と、前記接続手段を介して前記外部記憶媒体の通信に係る送受信データを記憶させる場合に、送受信データのページ数に応じて、前記データ変換手段に対して前記選択手段により選択されたファイル形式で変換させるかどうかを判断する判断手段と、を備え、前記判断手段は、通信に係る送受信データの最初の1ページは、前記データ変換手段に、前記選択手段によって選択されたファイル形式でその送受信データを変換させると判断する。また、前記判断手段は、通信に係る送受信データが複数ページの時は、前記データ変換手段に、特定のファイル形式でその送受信データを変換させると判断するようにしてもよい。このようにすれば、送受信データが複数ページあるときは、特定のファイル形式に変換して記憶する。
【0140】
このように、送受信データの枚数に応じてフォーマット形式を変える処理がなされ、外部記憶媒体37に記憶することができる。即ち、送受信データの枚数が1枚だけであればユーザが指定するファイル形式(例えば、Tiff形式やJPEG形式等)で外部記憶媒体37に記憶し、複数枚であれば特定のファイル形式(PDF形式)で外部記憶媒体に記憶する処理がなされる。
【0141】
また、フォーマット形式を所定のファイル形式(PC等で読める形式)に変換できるので、例えば、通信装置100の故障等により記憶したデータが読めなくても、PC等でファイルを展開でき、記憶されたデータを読み取ることができる。
【0142】
また、前記データ変換手段は、前記判断手段により送受信データを特定のファイル形式で変換すると判断されたとき、その送受信データに対して、既に前記選択手段によって選択されたファイル形式で変換されたページがある場合には、そのデータのファイル形式を特定のファイル形式に再変換するようにしてもよい。
【0143】
このように、送受信データの枚数が複数枚あって、既にユーザが選択したファイル形式で変換されたページがある場合に、特定のファイル形式(PDF形式)で変換する場合には、一度、既に存在しているページを所定のフォーマット形式(JPEG形式)に変換後、送受信データを所定のフォーマット形式(JPEG形式)で新たに追加し、再度、そのデータを特定のフォーマット形式(PDF形式)に変換して、1つのファイルとして外部記憶媒体37に記憶することができる。
【0144】
また、前記通信に係る送受信データを記憶可能な記憶手段としての本体メモリ62を持ち、前記外部記憶媒体が前記接続手段に接続されていないか、接続されていても送受信データの記憶に十分な容量がない場合は、記憶手段に送受信データをファクシミリ送受信形式で記憶するようにしている。即ち、外部記憶媒体37が装着されていなかったり、外部記憶媒体37の記憶容量が不足している場合に通信装置の本体メモリ62に通常のファクシミリ送受信形式(MH形式、MR形式、MMR形式)記憶される処理がなされる。また、前記特定のファイル形式は、ヘッダ情報と、所定の圧縮方式で圧縮された送受信データと、ファイル情報と、を備えている。
【0145】
また、前記データ変換手段は、通信に係る送受信データが複数ページである場合にはページ単位に所定の圧縮方式で圧縮して、複数ページを1つのファイルとして変換するようにしているので、複数ページから構成されるデータを1つのファイルにまとめることができて便利である。
【0146】
【発明の効果】
以上により、送受信データの枚数に応じてフォーマット形式を変えて記憶できる。また、外部記憶媒体が装着されていなかったり、外部記憶媒体の記憶容量が不足している場合には装置本体のメモリに記憶することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の通信装置を示すブロック図である。
【図2】通信装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】外部記憶媒体への書き込み処理を示すフローチャートである。
【図4】画像の選択によりファイル形式を指定するための処理を示すフローチャートである。
【図5】図2のステップS5でファイル形式を直接入力する場合の操作パネルの表示例である。
【図6】ファクシミリ送信する際において外部記憶媒体に送信データをバックアップする場合の処理を示すフローチャートである。
【図7】ファクシミリ受信する際において外部記憶媒体に受信データをバックアップする場合の処理を示すフローチャートである。
【図8】通常送信処理において本体メモリに送信データをバックアップする本体メモリ送信バックアップ処理を示すフローチャートである。
【図9】通常受信処理において本体メモリに受信データをバックアップする本体メモリ受信バックアップ処理を示すフローチャートである。
【図10】バックアップしたデータを消去する場合の処理を示すフローチャートである。
【図11】バックアップする際のファイルの構造を示す図である。
【図12】(A)はファイルの基本構造を示す図、(B)はページを追加したファイルの構造を示す図である。
【符号の説明】
35 インターフェース部
37 外部記憶媒体
60 メモリ部
100 通信装置

Claims (12)

  1. 原稿画像を読み取り所定の画像データに変換し通信回線を介して他の通信装置と通信可能であるとともに、前記通信に係る送受信データを保存可能な通信装置において、
    外部記憶媒体を着脱可能に保持し、前記外部記憶媒体にデータを伝達する接続手段と、
    前記外部記憶媒体に記憶する時のファイル形式を選択するファイル形式選択手段と、
    前記送受信データを所定のファイル形式に変換するためのデータ変換手段と、
    前記接続手段を介して前記外部記憶媒体への通信に係る送受信データを記憶させる場合に、送受信データのページ数に応じて、前記データ変換手段に対して前記選択手段により選択されたファイル形式で変換させるかどうかを判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記判断手段は、前記通信に係る送受信データの最初の1ページは、前記データ変換手段に、前記選択手段によって選択されたファイル形式でその送受信データを変換させると判断することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記判断手段は、前記通信に係る送受信データが複数ページの時は、前記データ変換手段に、特定のファイル形式でその送受信データを変換させると判断することを特徴とする請求項1、又は2に記載の通信装置。
  4. 前記データ変換手段は、前記判断手段により送受信データを特定のファイル形式で変換すると判断されたとき、その送受信データに対して、既に前記選択手段によって選択されたファイル形式で変換されたページがある場合には、そのデータのファイル形式を特定のファイル形式に再変換することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記通信に係る送受信データを記憶可能な記憶手段を持ち、前記外部記憶媒体が前記接続手段に接続されていないか、接続されていても送受信データの記憶に十分な容量がない場合は、前記記憶手段に送受信データをファクシミリ送受信形式で記憶することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 前記特定のファイル形式は、ヘッダ情報と、所定の圧縮方式で圧縮された送受信データと、ファイル情報と、を備えていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の通信装置。
  7. 前記データ変換手段は、前記通信に係る送受信データが複数ページである場合にはページ単位に所定の圧縮方式で圧縮して、複数ページを1つのファイルとして変換することを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 原稿画像を読み取り所定の画像データに変換可能な画像読取装置において、
    外部記憶媒体に画像データを伝達する接続手段と、
    前記外部記憶媒体に記憶する時のファイル形式を選択するファイル形式選択手段と、
    前記画像データを所定のファイル形式に変換するためのデータ変換手段と、
    前記接続手段を介して前記外部記憶媒体へ前記画像データを記憶させる場合に、前記画像データのページ数に応じて、前記データ変換手段に対して前記選択手段により選択されたファイル形式で変換させるかどうかを判断する判断手段と、
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  9. 前記判断手段は、前記画像データの最初の1ページは、前記データ変換手段に、前記選択手段によって選択されたファイル形式でその画像データを変換させると判断することを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。
  10. 前記判断手段は、前記画像データが複数ページの時は、前記データ変換手段に、特定のファイル形式でその画像データを変換させると判断することを特徴とする請求項8、又は9に記載の画像読取装置。
  11. 前記データ変換手段は、前記判断手段により前記画像データを特定のファイル形式で変換すると判断されたとき、その画像データのうち、既に前記選択手段によって選択されたファイル形式で変換されたページがある場合には、その画像データのファイル形式を特定のファイル形式に再変換することを特徴とする請求項10に記載の画像読取装置。
  12. 前記特定のファイル形式は、PDF形式であることを特徴とする請求項8〜11に記載の画像読取装置。
JP2003088055A 2002-03-28 2003-03-27 通信装置および画像読取装置 Expired - Fee Related JP3772849B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003088055A JP3772849B2 (ja) 2002-03-28 2003-03-27 通信装置および画像読取装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002092494 2002-03-28
JP2003088055A JP3772849B2 (ja) 2002-03-28 2003-03-27 通信装置および画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004007517A JP2004007517A (ja) 2004-01-08
JP3772849B2 true JP3772849B2 (ja) 2006-05-10

Family

ID=30446271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003088055A Expired - Fee Related JP3772849B2 (ja) 2002-03-28 2003-03-27 通信装置および画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3772849B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219590A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Nec Access Technica Ltd ネットワークファクシミリ装置およびファクシミリシステム

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4311460B2 (ja) 2007-02-28 2009-08-12 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
JP4544257B2 (ja) * 2007-03-28 2010-09-15 ブラザー工業株式会社 印刷装置、印刷指令プログラム、及び印刷方法
US9224073B2 (en) 2007-03-28 2015-12-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Data processor saving data indicating progress status of printing process retrievable by client
JP5397085B2 (ja) * 2009-08-20 2014-01-22 ブラザー工業株式会社 印刷システムおよび印刷装置
JP5360106B2 (ja) 2011-03-25 2013-12-04 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP5673357B2 (ja) * 2011-05-30 2015-02-18 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2013077126A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Brother Ind Ltd 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP6183025B2 (ja) 2013-07-23 2017-08-23 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理装置の制御方法
JP5842883B2 (ja) 2013-08-28 2016-01-13 コニカミノルタ株式会社 携帯端末装置、画像処理装置からの読み取りデータの取得方法及び取得プログラム
JP6244876B2 (ja) 2013-12-17 2017-12-13 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理装置の制御方法
JP6590498B2 (ja) 2014-07-01 2019-10-16 キヤノン株式会社 画像送信装置、画像送信装置の制御方法、及びプログラム
JP6056875B2 (ja) * 2015-01-05 2017-01-11 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP6202066B2 (ja) * 2015-09-30 2017-09-27 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP6418209B2 (ja) * 2016-08-26 2018-11-07 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2020013595A (ja) * 2019-09-04 2020-01-23 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008219590A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Nec Access Technica Ltd ネットワークファクシミリ装置およびファクシミリシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004007517A (ja) 2004-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3772849B2 (ja) 通信装置および画像読取装置
US20030184803A1 (en) Imaging apparatus having image data storing function
JPH08297528A (ja) データ通信装置
US20080084585A1 (en) Image forming apparatus, image reading apparatus and program
CN101378436A (zh) 图像处理装置、传真装置及复印装置
JP4320977B2 (ja) 画像読取装置、画像送信方法、画像送信プログラム、画像送信プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、画像管理装置、画像管理方法、画像管理プログラムおよび画像管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2001016473A5 (ja)
JP3977163B2 (ja) 画像処理システム、情報処理装置、画像処理装置、及び制御プログラム
JP2004096511A (ja) 通信装置
JP2001069327A (ja) ファクシミリ装置
JP2008193588A (ja) 画像処理装置,プログラム,および記録媒体
JP2781834B2 (ja) 情報受信方法
JP2004304322A (ja) 通信システム、通信装置、端末装置およびプログラム
JP4416271B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP3573246B2 (ja) ファクシミリ装置の制御方法
KR100677541B1 (ko) 양면 스캔시 흑백 압축방법을 이용한 스캔데이터 처리방법 및 장치
JP2515058B2 (ja) 複合ファクシミリ装置
JP2748249B2 (ja) 情報処理装置
JPH07162622A (ja) ファクシミリ装置
JP2633884B2 (ja) 同報送信機能付ファクシミリ装置
US7532338B2 (en) Image forming apparatus with anomaly detection
JPH04304779A (ja) カラー画像データ処理システム
JP2004030087A (ja) 情報処理システム、情報処理端末、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
JPS6029087A (ja) ファクシミリシステム
JPH02151459A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3772849

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120224

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120224

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130224

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140224

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees