JP4309870B2 - ディジタル放送受信装置 - Google Patents

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本発明は、移動体向け放送の電波を受信する機能を有するディジタル放送受信装置に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されたように、固定向け放送と移動体向け放送をともに受信するディジタル放送受信装置がある。固定向け放送は映像および音声のビットレートが移動体向け放送の映像および音声のビットレートより高い。しかし移動体向け放送の映像および音声は周囲の環境が多少悪くとも受信が可能である。つまり、固定向け放送が受信できない場合でも移動体向け放送であれば受信できる場合がある。前述したディジタル放送受信装置は、固定向け放送と移動体向け放送のサイマル放送が行われている場合で固定向け放送が受信できないが移動体向け放送が受信できている場合には、受信する放送を移動体向け放送に切り替え、固定向け放送が再び受信できる状態となった場合には受信する放送を固定向け放送に切り替える。
特開2004−166173号公報
前述した手法では受信する放送を受信状態をもとに固定向け放送と移動体向け放送の間で切り替えることで固定向け放送の受信を出来るだけ維持しながら映像音声の出力自体を維持することができるが、この切り替えの開始から完了までには一定の時間を要する。よって、この出力される映像及び音声が前述した切り替え時に乱れてしまう。
そこで、本発明の目的は、固定向け放送と移動体向け放送のうち固定向け放送の受信を出来るだけ維持しながら映像音声の出力自体を維持し、この出力される映像音声の乱れを防ぐことが可能になるディジタル放送受信装置を提供することにある。
すなわち、本発明に係わるディジタル放送受信装置は、固定向けディジタル放送電波であって、この放送電波に含まれる番組の各シーンと対応する固有識別情報を含む放送電波を受信・選局する第1の受信選局手段と、移動体向けディジタル放送電波であって、この放送電波に含まれる番組の各シーンと対応する固有識別情報を含む放送電波を受信・選局する第2の受信選局手段と、第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報および第2の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報のいずれかを再生する再生手段とを備え、第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報の品質が予め定められた条件を満たすか否かを識別情報をもとにシーンごとに判別し、判別されたシーンのうち条件を満たさないシーンに固有の識別情報を取得し、第2の受信選局手段が選局した放送電波に含まれる各シーンのうち、前記取得手段が取得した識別情報と一致する識別情報を含むコンテンツ情報を抽出し、この抽出したコンテンツ情報を、第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報のうち前述した条件を満たしていないと判別されたシーンと対応するコンテンツ情報の再生タイミングで再生手段に再生させる制御を行なうことを特徴とする。
本発明に係わるディジタル放送受信装置では、固定向けディジタル放送電波であって、この放送電波に含まれる番組の各シーンと対応する固有識別情報を含む放送電波を受信・選局する第1の受信選局手段と、移動体向けディジタル放送電波であって、この放送電波に含まれる番組の各シーンと対応する固有識別情報を含む放送電波を受信・選局する第2の受信選局手段と、第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報および第2の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報のいずれかを再生する再生手段とを備え、第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報の品質が予め定められた条件を満たすか否かを識別情報をもとにシーンごとに判別し、判別されたシーンのうち条件を満たさないシーンに固有の識別情報を取得し、第2の受信選局手段が選局した放送電波に含まれる各シーンのうち、前記取得手段が取得した識別情報と一致する識別情報を含むコンテンツ情報を抽出し、この抽出したコンテンツ情報を、第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報のうち前述した条件を満たしていないと判別されたシーンと対応するコンテンツ情報の再生タイミングで再生手段に再生させる制御を行なので、固定向け放送と移動体向け放送のうち固定向け放送の受信を出来るだけ維持しながら映像音声の出力自体を維持し、この出力される映像音声の乱れを防ぐことができる。
以下図面により本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図である。
このディジタル放送受信装置は室内または車載用の放送受信装置である。このディジタル放送受信装置は例えば地上波ディジタルテレビ放送などのディジタル方式の放送電波を受信して、この放送電波に含まれる映像信号および音声信号に対するデコード処理を行ない、映像情報のモニタ表示および音声情報のスピーカ出力を行なう機能を有する。
ディジタル方式の放送電波は固定向け放送の放送電波と移動体向け放送の放送電波に分類される。固定向け放送の放送電波に含まれる画像情報および音声情報のビットレートは移動体向け放送の放送電波に含まれる画像情報および音声情報のビットレートと比較して高い。
また、ディジタル放送受信装置により受信する固定向け放送の放送電波の電界レベルが予め定められた閾値を下回ると映像および音声の出力が全く出来なくなる。一方ディジタル放送受信装置により受信する移動体向け放送の放送電波の電界レベルが予め定められた閾値を下回ると映像および音声の出力が全く出来なくなる。しかし前述した移動体向け放送の受信にかかる閾値は固定向け放送の受信にかかる電界レベルの閾値と比較して高い。つまり固定向け放送の受信が出来なくても移動体向け放送の受信であれば可能な場合がある。
本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置は制御部1、アンテナ2,3、チューナ4,5、OFDM復調部6,7、ストリームデータプロセッサ8、固定向け放送デコーダ9および移動体向け放送デコーダ10を備える。
制御部1はディジタル放送受信装置全体の処理動作を司る。アンテナ2は放送局からOFDM(直交周波数分割多重変調:Orthogonal Frequency Division Multiplex)方式より変調されて送信された固定向け放送の放送電波を受信する。チューナ4はアンテナ2が受信した放送電波から予め選択した放送局の電波を選局する。OFDM復調部6はチューナ4による選局により得られた信号を復調する。
アンテナ3は放送局からOFDM方式より変調されて送信された移動体向け放送の放送電波を受信する。チューナ5はアンテナ3が受信した放送電波から予め選択した放送局の電波を選局する。OFDM復調部7はチューナ5による選局により得られた信号を復調する。
ストリームデータプロセッサ8はOFDM復調部6が復調した信号を固定向け放送デコーダ9に出力する。また、ストリームデータプロセッサ8はOFDM復調部7が復調した信号を移動体向け放送デコーダ10に出力する。
固定向け放送デコーダ9はOFDM復調部6が復調した信号のデコード処理を行なう。移動体向け放送デコーダ10はOFDM復調部7が復調した信号のデコード処理を行なう。
本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置は主記憶装置11、副記憶装置12、映像音声合成部13、表示制御部14、表示装置(モニタ)15、音声処理部16および音声出力部(スピーカ)17をさらに備える。
前述した制御部1、ストリームデータプロセッサ8、主記憶装置11、副記憶装置12、映像音声合成部13、表示制御部14および音声処理部16はバス18を介して相互に接続される。
主記憶装置11は制御部1による制御に係る制御用データを記憶する。副記憶装置12は固定向け放送デコーダ9によりデコード処理した情報および移動体向け放送デコーダ10によりデコード処理した情報を一時記憶する。
映像音声合成部13は固定向け放送デコーダ9によりデコード処理した情報と移動体向け放送デコーダ10によりデコード処理した情報との合成を必要に応じて行なう。
表示制御部14はモニタ表示対象の映像情報のD/A変換などの処理を行ない、この処理後の画像信号を表示装置15に出力する。音声処理部16は出力対象の音声情報のD/A変換や増幅処理を行ない、この処理後の音声信号を音声出力部17に出力する。
図2は、本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置の映像音声合成部の内部回路の構成例を示すブロック図である。
映像音声合成部13は読込制御部21,22、受信エラー検出部23、補正部24および合成部25を備える。
読込制御部21は固定向け放送のデコード済み情報を入力する。読込制御部22は移動体向け放送のデコード済み情報を入力する。受信エラー検出部23は固定向け放送のデコード済み情報に欠損が認められるか否かを検出する。
補正部24は読込制御部22が入力した情報に含まれる映像情報および音声情報の形式を固定向け放送に適合した形式に変換する。合成部25は必要に応じて読込制御部21からの情報および補正部24からの情報の合成を行なう。
次に本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置の動作について説明する。
図3は、本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。
ここではチューナ2,3は同一チャンネルの放送電波を選局しており、チューナ2が選局した固定向け放送の番組内容はチューナ3が選局した移動体向け放送の番組内容と同一であると仮定する。このような放送形態はサイマル放送と呼ばれる。
チューナ4は固定向け放送電波の受信電界レベルを検出する。チューナ4は、この検出した受信電界レベルを示す信号を当該検出時に選局した信号とともにOFDM復調部6に出力する。
また、チューナ5は移動体向け放送電波の受信電界レベルを検出する。チューナ5はこの検出した受信電界レベルを示す信号を当該検出時に選局した信号とともにOFDM復調部7に出力する。
固定向け放送デコーダ9はアンテナ2、チューナ4、OFDM復調部6およびストリームデータプロセッサ8を介して入力した固定向け放送の復調後の信号のデコード処理を行なう。
また、移動体向け放送デコーダ10はアンテナ3、チューナ5、OFDM復調部7およびストリームデータプロセッサ8を介して入力した移動体向け放送の復調後の信号のデコード処理を行なう(ステップS1)。
固定向け放送デコーダ9はデコード処理を行なった情報を予め定められたタイミングで区分したシーンごとに連続させて副記憶装置12に出力する。また、移動体向け放送デコーダ10はデコード処理を行なった情報を前述したシーンごとに連続させて副記憶装置12に出力する(ステップS2)。
固定向け放送デコーダ9から出力された各シーンと対応する情報は番組の各シーンに固有の識別ナンバ、当該シーンの受信電界レベルの情報および放送種別が固定向け放送である事を示す情報を含む。
各シーンの区分タイミング、識別ナンバおよび放送種別を示す情報は放送電波に予め含まれる情報である。固定向け放送の番組の各シーンの受信電界レベルは固定向け放送デコーダ9が各シーンと対応する情報のデコード処理時刻、チューナ4からの受信電界レベルの情報の入力時の現在時刻に基づいて計算する。ここでは一シーンの情報のデコード処理時刻および当該シーンの受信電界レベルの情報の入力時刻は同じであるとする。
また、移動体向け放送デコーダ10から出力された各シーンと対応する情報は番組の各シーンに固有の識別ナンバ、当該シーンの受信電界レベルの情報および放送種別が移動体向け放送である事を示す情報を含む。移動体向け放送の番組の各シーンの受信電界レベルは移動体向け放送デコーダ10が各シーンと対応する情報のデコード処理時刻、チューナ5からの受信電界レベルの情報およびこの情報の入力時の現在時刻に基づいて計算する。
前述したデコード処理時刻や受信電界レベルの情報の入力時刻は固定向け放送デコーダ9や移動体向け放送デコーダ10によるデコード処理時や受信電界レベルの入力時に制御部1が計時してもよいし、放送電波に予め各シーンに対応する時刻情報を含ませ、この時刻情報をもとに固定向け放送デコーダ9や移動体向け放送デコーダ10が計算してもよい。
受信電界レベルの情報は数値で示される。また、連続したシーンとそれぞれ対応するシーン識別ナンバの値は連続した整数であるとする。
図4は、本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置が受信する同一チャンネルの固定向け放送および移動体向け放送の番組の各シーンの区分の一例を示す図である。
図4に示した例では同一チャンネルの固定向け放送と移動体向け放送における同一内容のシーンに同一のシーン識別ナンバを対応させる。
具体的には“00001”が固定向け放送および移動体向け放送の“シーン1”のシーン識別ナンバとして対応し、“00002”が固定向け放送および移動体向け放送の“シーン2”のシーン識別ナンバとして対応しる。また、“00003”が固定向け放送および移動体向け放送の“シーン3”のシーン識別ナンバとして対応し、“00004”が固定向け放送および移動体向け放送の“シーン4”のシーン識別ナンバとして対応する。
図4では移動体向け放送の”シーン1”、これに続く”シーン2”、これに続く”シーン3”、これに続く”シーン4”と対応する情報に欠損がない事を示す。また、図4では固定向け放送の”シーン1”、”シーン2”、”シーン4”とそれぞれ対応する情報に欠損はないが固定向け放送の”シーン3”と対応する情報に欠損が存在することを示す。
副記憶装置12は固定向け放送の1分間に相当する各シーンと対応する情報および移動体向け放送の1分間に相当する各シーンと対応する情報を一時的に記憶する。
制御部1は副記憶装置12に記憶される固定向け放送の各シーンと対応する情報を古い情報から順番に連続させて映像情報合成部13に出力する。また、制御部1は副記憶装置12に記憶される移動体向け放送の各シーンと対応する情報を古い情報から順番に連続させて映像情報合成部13に出力する。
映像音声合成部13の読込制御部21は副記憶装置12からの固定向け放送の情報を一シーンと対応する情報ごとに連続して入力する。受信エラー検出部23は読込制御部21が入力した各シーンの情報に含まれるシーン識別ナンバと受信電界レベルの数値をあわせて取得する(ステップS3)。
受信エラー検出部23はステップS3の処理でシーン識別ナンバとともに取得した受信電界レベルの数値が予め定められた数値未満であるか否かを判別する(ステップS4)。
受信エラー検出部23はステップS3の処理で取得した受信電界レベルの数値が予め定められた数値以上であると判別した場合には、この受信電界レベルと対応するシーンの情報にユーザによる正常な視聴にかかる欠損が無いとみなす(ステップS4のNO)。
すると受信エラー検出部23は読込制御部21が入力した情報に欠損が無いことを示す信号を前述したように取得したシーン識別ナンバの情報と対応付けて合成部25に出力し、読込制御部21に対する出力指示を行なう。この出力指示はステップS4の処理において受信電界レベルの情報とともに取得したシーン識別ナンバの情報を含む。
読込制御部21は受信エラー検出部23からの指示で示されるシーン識別ナンバと同一のナンバが対応付けられた固定向け放送の一シーンと対応する情報を合成部25に出力する。
合成部25は、受信エラー検出部23からの制御信号が読込制御部21が入力した情報に欠損が無いことを示す信号であった場合で、この信号に含まれるシーン識別ナンバが対応付けられた情報を読込制御部21から入力した場合には、この情報に含まれる映像情報を表示制御部14に出力する。この場合、合成部25は読込制御部21から前述のように入力した情報に含まれる音声情報を音声処理部16に出力する。合成部25から表示制御部14に出力される各シーンの映像情報および合成部25から音声処理部16に出力される各シーンの音声情報は連続する。
表示制御部14は映像音声合成部13からの映像情報を表示装置15に出力する。また、音声処理部16は映像音声合成部13からの音声情報を音声出力部17に出力する。(ステップS5)
一方、受信エラー検出部23は、ステップS3の処理でシーン識別ナンバとともに取得した受信電界レベルの数値が予め定められた数値未満であると判別した場合には、この受信電界レベルの情報が対応付けられるシーンの情報にユーザによる正常な視聴にかかる欠損があるとみなす(ステップS4のYES)。
この場合、受信エラー検出部23は読込制御部21が入力した情報に欠損があることを示す信号を前述したように取得したシーン識別ナンバの情報と対応付けて合成部25に出力し、読込制御部22に対する出力指示を行なう。この出力指示はステップS4の処理において受信電界レベルの情報とともに取得したシーン識別ナンバの情報を含む。
読込制御部22は受信エラー検出部23からの指示で示されるシーン識別ナンバと同一のナンバが対応付けられた移動体向け放送の一シーンと対応する情報を補正部24に出力する(ステップS6)。
補正部24は、読込制御部22からの移動体向け放送の映像音声情報に含まれる映像の解像度および音声のサンプリング周波数などを固定向け放送と適合した形式に変換し、これを合成部25に出力する(ステップS7)。
合成部25は、受信エラー検出部23からの制御信号が読込制御部21が入力した情報に欠損があることを示す信号であった場合で、この信号に含まれるシーン識別ナンバが対応付けられた情報を読込制御部22から入力した場合には、この情報に含まれる映像情報を表示制御部14に出力する。この場合、合成部25は読込制御部22から前述のように入力した情報に含まれる音声情報を音声処理部16に出力する。
合成部25から表示制御部14に出力される各シーンの映像情報および合成部25から音声処理部16に出力される各シーンの音声情報は連続する。図4に示した各シーンを例にとると、固定向け放送の欠損のない“シーン2”と対応する映像音声、固定向け放送の補正を行なった“シーン3”と対応する映像音声および固定向け放送の欠損の無い“シーン4”と対応する映像音声が連続して表示装置15および音声出力部17に出力される。
以上のように、本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置では、固定向け放送各シーンのうち欠損があるシーンの情報に代えて、同一シーンの移動体向け放送の情報を出力する。加えて、受信した各シーンの情報を副記憶装置12に記憶し、この記憶した情報のうち欠損がある情報を欠損のない情報に置き換えてから表示装置15および音声出力部17に出力するので、表示装置15に表示される映像および音声出力部17により出力される音声に乱れが生じない。よって、受信環境が悪くなって固定向け放送を正常に受信できない環境となった場合でも、移動体向け放送を正常に受信できる環境であればユーザはテレビ放送の視聴自体を継続することができる。
以上説明した実施形態では、固定向け放送の一シーンと対応する情報に欠損があるか否かをこの情報の受信電界レベルに基づいて判別する構成としたが、これに限らず、OFDM復調部6が復調時の誤り訂正率を検出し、各シーンの誤り訂正率を固定向け放送デコーダ9がOFDM復調部6からの受信電界レベルの情報と現在時刻に基づいて計算する。そして受信エラー検出部23はこの誤り訂正率の大小に基づいて固定向け放送の一シーンと対応する情報に欠損があるか否かを判別する構成としてもよい。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置の構成例を示すブロック図。 本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置の映像音声合成部の内部回路の構成例を示すブロック図。 本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置の処理動作の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態にしたがったディジタル放送受信装置が受信する同一チャンネルの固定向け放送および移動体向け放送の番組の各シーンの区分の一例を示す図。
符号の説明
1…制御部、2,3…アンテナ、4,5…チューナ、6,7…OFDM復調部、8…ストリームデータプロセッサ、9…固定向け放送デコーダ、10…移動体向け放送デコーダ、11…主記憶装置、12…副記憶装置、13…映像音声合成部、14…表示制御部、15…表示装置(モニタ)、16…音声処理部、17…音声出力部、18…バス、21,22…読込制御部、23…受信エラー検出部、24…補正部、25…合成部。

Claims (4)

  1. 固定向けディジタル放送電波であって、この放送電波に含まれる番組の各シーンと対応する固有識別情報を含む放送電波を受信・選局する第1の受信選局手段と、
    移動体向けディジタル放送電波であって、この放送電波に含まれる番組の各シーンと対応する固有識別情報を含む放送電波を受信・選局する第2の受信選局手段と、
    前記第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報および前記第2の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報のいずれかを再生する再生手段と、
    前記第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報の品質が予め定められた条件を満たすか否かを前記識別情報をもとに前記シーンごとに判別する判別手段と、
    前記判別されたシーンのうち前記条件を満たさないシーンに固有の識別情報を取得する取得手段と、
    前記第2の受信選局手段が選局した放送電波に含まれる各シーンのうち、前記取得手段が取得した識別情報と一致する識別情報を含むコンテンツ情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出したコンテンツ情報を前記第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報のうち前記条件を満たしていないと前記判別手段が判別したシーンと対応するコンテンツ情報の再生タイミングで前記再生手段に再生させる制御を行なう制御手段と
    を備えたことを特徴とするディジタル放送受信装置。
  2. 前記抽出手段により抽出したコンテンツ情報の形式を前記固定向け放送の放送形式と適合する形式に変換する変換手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記変換手段により変換したコンテンツ情報を前記第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報のうち前記条件を満たしていないと前記判別手段が判別したコンテンツ情報の再生タイミングで前記再生手段に再生させる制御を行なうことを特徴とする請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  3. 前記第1の受信選局手段により受信した前記固定向けディジタル放送電波の受信電界レベルを検出する検出手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記検出手段により検出した受信電界レベルの大小に基づいて前記第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報の品質が前記条件を満たすか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
  4. 前記第1の受信選局手段により受信した前記固定向けディジタル放送電波の復調にかかる誤り訂正率を検出する検出手段をさらに備え、
    前記判別手段は、前記検出手段により検出した誤り訂正率の大小に基づいて前記第1の受信選局手段が選局した放送電波に含まれるコンテンツ情報の品質が予め定められた条件を満たすか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載のディジタル放送受信装置。
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