JP2008306659A - デジタル放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタル放送受信装置は、放送波信号を受信して復調する放送受信・復調部11と、復調された放送波信号を映像信号と音声信号とに復号する映像・音声復号部12と、入力装置による映像および音声の視聴設定を記憶する映像・音声設定管理部16と、放送受信・復調部11の受信状態もしくは映像・音声復号部126の復号状態と、映像・音声設定管理部16が記憶した情報とに基づき制御信号を生成する制御部15と、制御部15により生成された制御信号に基づき、映像・音声復号部12から出力される固定受信もしくは部分受信における映像信号と音声信号のそれぞれを独立して切換える映像・音声切換え部13とにより構成される。
【選択図】図1
Description
図10に示されるように、地上波デジタルテレビ放送波は、1チャンネルの周波数帯域を13個のセグメントに分割し、固定向け放送、および携帯・移動体向け放送用に各々のセグメントを割当て、放送局から送信される。その放送形態は、図11に示されるように、固定向け放送では、12セグメントを使用したハイビジョン放送の形態、または、12セグメントを3分割して3つの標準画質放送の形態を実現する。一方、携帯・移動体向け放送では、1セグメントを使用した補完放送(簡易動画)の形態を実現する。このように地上波デジタルテレビ放送では、セグメント割当てにより1チャンネルの周波数帯域の中で様々な放送形態を実現できる。
例えば、12セグメントを占有する固定向け放送のハイビジョン放送では、64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調方式で多くの情報量を伝送する。一方、1セグメントしか占有できない携帯・移動体向け放送の補完放送(簡易動画)では、情報量を少なくした状態でQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式を用いて伝送する。ここで、受信装置側では、固定向け放送信号の受信を固定受信、携帯・移動体向け放送信号の受信を部分受信という(例えば、非特許文献1、2参照)。
一方、受信装置性能に着目すると、情報伝送速度の差異により受信エラーを発生させないために必要な受信信号C/N(Carrier Noise Ratio)、すなわち、所要C/Nも異なる。受信装置性能としては、情報伝送速度が高いほど所要C/Nは高くなるため、固定向け放送の方が携帯・移動体向け放送よりも高い所要C/Nが要求される。したがって、受信エラーを発生させないために必要な受信電力も固定向け放送の方が大きくなる。なお、受信可能範囲という観点から見ると、携帯・移動体向け放送受信の方が固定向け放送受信よりも広い範囲で受信可能となる。
受信状態が劣化したときに固定受信から部分受信に切換わるのはユーザが意図するところではなく、放送受信装置の受信性能に依存するところである。ユーザにとっては、切換え前のユーザ設定にしたがい視聴を継続することが最良である。しかしながら、それがデジタル放送受信装置の受信性能により実現できなくなる場合でも、切換え前のユーザ設定にしたがい視聴を継続させることでユーザに利便性を与え、デジタル放送受信装置の性能向上を図ることは大きな課題である。
図1は、この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の内部構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置は、放送受信・復調部11と、映像・音声復号部12と、映像・音声切換え部13と、OSD(On Screen Display)重畳部14と、制御部15と、映像・音声設定管理部16と、ユーザ設定部17と、音声出力部20と、スピーカ21と、映像出力部22と、映像モニタ23と、により構成される。
なお、TS再生部113に出力される各階層化された復調信号は、映像・音声復号部12(TS多重分離部120)へ出力される。
制御部15は、上記した編成チャンネル情報、およびその編成チャンネルを構成する音声・映像信号情報から、ユーザ視聴番組、および音声・映像に対するユーザ設定内容に対応するPIDを識別し、該当するPIDのTSをそれぞれ抽出し、ES信号の形でTS多重分離部120から出力される。
そして、オーディオデコーダA(122)、オーディオデコーダB(123)で復号された音声信号は、ともに映像・音声切換え部13の音声切換え器13aに、MPEG2ビデオデコーダ124、H.264ビデオデコーダ125で復号された映像信号は、ともに映像・音声切換え部13の映像切換え器13bにそれぞれ出力されるとともに、上記した各デコーダ122〜125における復号エラー状態は、復号状態監視部126に出力される。
制御部15は、受信状態監視部114から出力される放送波受信復調エラー、もしくは復号状態監視部126から出力される映像・音声信号復号エラーの状態を、各々に対して持っている切換え閾値判定レベルと比較し、その判定結果にしたがい、映像・音声切換え部13の映像切換え、音声切換えを独立して非同期に制御する。
以下、図2のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の放送映像信号切換え動作について詳細に説明する。
また、制御部15は、切換え閾値判定レベルEVF/Eが、EV1>EVF/Eになった場合は(ステップST204“NO”)、固定向け放送映像信号は視聴に最適ではないと判定して、映像・音声切換え部13を制御して携帯・移動体向け映像出力に切換える(ステップST208)。
ここで、EV2<EVECと判定された場合(ステップST“206”YES”)、制御部15は、映像信号のエラー制御によって固定向け放送の視聴を継続するように映像・音声切換え部13を制御する(ステップST207)。逆に、EV2<EVECの場合(ステップST206“NO”)、制御部15は、エラー制御を行っても視聴に適さないものと判定し、映像・音声切換え部13を制御して携帯・移動体向け放送による映像への切換えを行う(ステップST208)。
以下、図3のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の放送音声信号切換え動作について詳細に説明する。
また、切換え閾値判定レベルEAF/Eが、EA1>EAF/Eになった場合は(ステップST304“NO”)、制御部15は、固定向け放送音声信号が視聴に最適ではないと判定し、映像・音声切換え部13を制御して携帯・移動体向け音声出力に切換える(ステップST308)。
なお、放送受信・復調部11の受信状態に基づき固定受信から部分受信へ切換え制御する際、制御部15は、放送信号波によって切換え前の音声視聴設定が提供されないと判定した場合、映像・音声切換え部13を制御して、音声信号は固定受信の音声信号、映像信号は部分受信の映像信号にそれぞれ独立に切換える。
この発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置は、上記した図1〜図3に示す実施の形態1と同じ構成を有するものとする。
ユーザ視聴状態と切換え制御の一例について図5に示す表を参照しながら、この発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置の動作について説明する。図5(a)は受信状態良好時、図5(b)は受信状態劣化時における、固定放送向け、携帯・移動体放送向けの音声および映像の割り当てをマトリクス形式で示してある。
図6は、この発明の実施の形態3に係るデジタル放送受信装置の内部構成を示すブロック図である。図6に示す実施の形態3において、図1に示した実施の形態1との構成上の差異は、実施の形態1が有する構成に音像制御部31が付加されたことにある。
音像制御部31は、制御部15による制御の下でスピーカ21の音像制御を実行することで、固定向け放送の音声品質を損なわず携帯・移動体向け放送に切換え制御を可能とするものである。ここで、音像制御とは、例えば、1系統の音響信号(モノラル)から擬似的に2系統の音響信号(ステレオ)を生成して臨場感のある音場を再生する制御であり、その詳細は、例えば、特開平8−298700号公報に開示されている。
このため、制御部15は、ユーザが、固定向け放送のマルチチャネルステレオ音声モードで視聴していた状態から、放送波受信状態の劣化により切換え制御が発生する場合、映像・音声設定管理部16に記憶されているマルチチャネルステレオ音声モードの視聴状態を切換え前後で継続させる制御を行なう。すなわち、制御部15は、映像・音声切換え部13の音声切換え器13aの切換え制御を行うとともに、音像制御部31を制御して擬似的なマルチチャネルステレオ音声モードを実現し、スピーカ21により出力される音声に臨場感を与える。
図7は、この発明の実施の形態4に係るデジタル放送受信装置の内部構造を示すブロック図である。図7に示す実施の形態4において、図1に示した実施の形態1との構成上の差異は、実施の形態1が有する構成に、音声認識部201と、自動翻訳部202と、音声合成出力部203とを付加したことにある。
上記した音声認識部201と、自動翻訳部202と、音声合成出力部203との組は、映像・音声復号部12に含まれる部分受信用音声復号器(オーディオデコーダB(123))から出力される音声信号に基づき音声認識処理を実行し、当該音声認識処理による認識結果に基づいて言語翻訳処理を実行して得られる言語翻訳結果を音声合成し、映像・音声切換え部13に含まれる音声切換え器13aに出力する音声言語変換部200として機能する。
ここでは、図7に示されるように、携帯・移動体向け放送のオーディオデコーダB(123)の音声信号出力は音声認識部201へ入力され、音声認識部201による音声認識の結果は、自動翻訳部202へ出力される。そして、自動翻訳部202で、ユーザ視聴中の固定向け放送言語に翻訳された結果は、音声合成出力部203で音声合成され、ここで生成される音声信号は、映像・音声切換え部13に供給される。
なお、上記した音声言語変換部200により実現される、音声を認識して翻訳し、合成出力する機能は、例えば、特開2007−80097号公報に詳細に開示されている。
図8は、この発明の実施の形態5に係るデジタル放送受信装置の内部構造を示すブロック図である。
実施の形態5において、実施の形態1との構成上の差異は、実施の形態1が有する構成に、音声認識部201と自動翻訳部202を付加したことにあり、実施の形態1で説明した固定向け放送の第二音声(外国語言語)で視聴していた状態を字幕表示により、放送波受信状態の劣化による切換え制御が発生しても切換え前の言語での継続視聴を可能とするものである。
すなわち、実施の形態5では、実施の形態4で説明した音声出力による切換え前の音声言語を提供する代わりに、字幕出力により切換え前にユーザ設定された言語を継続して提供するものである。なお、上記した自動翻訳部202により実現される、音声を認識して翻訳する機能は、例えば、特開2007−80097号公報に詳細に開示されている。
図9は、この発明の実施の形態6に係るデジタル放送受信装置の内部構造を示すブロック図である。図9に示されるように、実施の形態1との構成上の差異は、実施の形態1が有する構成に、遅延量検出部41と、遅延補正部127とを付加したことにある。
遅延量検出部41は、映像・音声復号部12のMPEG−2ビデオデコーダ124、H.264ビデオデコーダ125の映像信号出力から、固定向け放送と携帯・移動体向け放送の両者間の信号で固定遅延量を検出し、遅延補正部127で検出された固定受信と部分受信との間の映像信号と音声信号の遅延量相当分を補正し、固定向け放送の音声信号と携帯・移動体向け放送の映像信号、もしくは、固定向け放送の映像信号と携帯・移動体向け放送の音声信号の組み合わせで出力する場合の映像信号と音声信号間の同期制御を行う。
これに対し、遅延量検出部41、および遅延補正部127を付加して、映像と音声の同期をとるように制御することで上記の問題を解決することができる。具体的に、遅延量検出部41では、固定向け放送及び携帯・移動体向け放送の両信号を映像・音声復号部12で同時に復号し、復号された音声信号から一定のレベルのピーク値出現間隔を比較し、相対的時間差を検出することで遅延量の検出を行う。ここで検出された遅延量は、遅延量検出部41を介して遅延補正部127に設定し、遅延補正部127が有する遅延バッファで設定遅延量分の遅延を付加し、オーディオデコーダA(122)、MPEG−2ビデオデコータ124へ信号を出力する。
このとき、遅延量検出部41は、映像・音声復号部12で同時に復号された固定受信、部分受信の復号音声信号から所定値以上のピーク値の出現間隔を比較し、相対的時間差により遅延量を検出する。また、遅延補正部127は、遅延バッファを備え、固定受信もしくは部分受信のいずれか出力のタイミングが早い復号信号を、遅延バッファを介して遅延量検出部41により検出された遅延量分だけ遅延させ、映像信号と音声信号との間の同期をとるように作用する。
また、図1、ならびに図6〜図9に示されるデジタル放送受信装置が有する各構成ブロックの機能は、全てをハードウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をソフトウェアで実現してもよい。例えば、制御部15におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウェアで実現してもよい。
この発明の実施の形態7に係るデジタル放送受信装置の構成は、実施の形態3の内部構造を示す図6と同じであり、固定向け放送のマルチチャネルステレオ音声モード視聴状態から別番組に切換えた際、映像・音声設定管理部16に記憶されているマルチチャネルステレオ音声モードの視聴状態を番組切換え前後で継続させる制御を行うため、切換え後番組でマルチチャネルステレオ音声モードが提供されていない場合、制御部15は、音声制御部31を制御して擬似的なマルチチャネルステレオ音声モードを実現し、スピーカ21により出力される音声に臨場感を与える。
図13は、この発明の実施の形態8に係るデジタル放送受信装置の内部構造を示すブロック図である。前記実施の形態4の内部構造を示す図7との差異は、音声言語変換部に入力切換え器210を追加し、オーディオデコーダA(122)、オーディオデコーダB(123)の信号を切換えることである。
第二音声(外国語言語)で視聴していた状態から別番組に切換えた際、映像・音声設定管理部16に記憶されている第二音声の視聴状態を、番組前後で継続させる制御を行うため、切換え後番組で第二音声が提供されていない場合、制御部15は、受信復調及び復号状態に応じて、入力切換え器210でオーディオデコーダA(122)またはオーディオデコーダB(123)出力のいずれかの音声復号信号を選択する。音声言語変換部200の内部では、番組切換え前の言語に対応した音声信号を音声切換え器13aに出力する。制御部15は音声切換え器13aで左記音声出力信号を選択制御し音声出力部20を介してスピーカ21により出力することで番組切換え前のユーザ設定言語を継続して提供する。
図14は、この発明の実施の形態9に係るデジタル放送受信装置の内部構造を示すブロック図である。前記実施の形態5の内部構造を示す図8との差異は、音声言語変換部に入力切換え器210を追加し、オーディオデコーダA(122)、オーディオデコーダB(123)の信号を切換えることである。
第二音声(外国語言語)で視聴していた状態から別番組に切換えた際、映像・音声設定管理部16に記憶されている第二音声の視聴状態を、番組前後で継続させる制御を行うため、切換え後番組で第二音声が提供されていない場合、制御部15は、受信復調及び復号状態に応じて、入力切換え器210でオーディオデコーダA(122)またはオーディオデコーダB(123)出力のいずれかの音声復号信号を選択し、音声認識部201へ供給する。音声認識部201は、認識結果を自動翻訳部202へ供給する、自動翻訳部202の翻訳結果は、番組切換え前の言語に対応した文字情報として制御部15に出力され、制御部15は、OSD制御信号を生成し、OSD重畳部14で文字情報を映像情報に重畳し、映像モニタ23に字幕表示がなされ、番組切換え前のユーザ設定言語を継続して提供する。
Claims (9)
- 固定受信と部分受信とを切換えて放送波信号を受信するデジタル放送受信装置であって、
前記放送波信号を受信して復調する放送受信・復調部と、
前記復調された放送波信号を映像信号と音声信号とに復号する映像・音声復号部と、
入力装置による映像および音声の視聴設定を記憶する映像・音声設定管理部と、
前記放送受信・復調部の受信状態もしくは前記映像・音声復号部の復号状態と、前記映像・音声設定管理部が記憶した前記映像および音声の視聴設定情報とに基づき制御信号を生成する制御部と、
前記制御部により生成された制御信号に基づき、前記映像・音声復号部から出力される固定受信もしくは部分受信における映像信号と音声信号のそれぞれを独立して切換える映像・音声切換え部と、
を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記制御部は、
前記放送受信・復調部の受信状態、もしくは前記映像・音声復号部の復号状態に基づき固定受信から部分受信へ切換え制御する際に、前記放送信号波によって切換え前の音声視聴設定が提供されないと判定した場合、前記映像・音声切換え部を制御して、音声信号は固定受信の音声信号、映像信号は部分受信の映像信号にそれぞれ独立に切換えることを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。 - 前記制御部は、
前記放送受信・復調部で復調された放送波信号から文字情報を抽出して前記映像信号に重畳する制御信号を生成し、前記放送受信・復調部の受信状態に基づき前記固定受信から部分受信へ切換え制御する際に、前記放送信号波によって切換え前の文字情報が提供されないと判定した場合、前記映像・音声信号をそれぞれの切換え判定条件にしたがい独立して切換え、前記文字情報を、固定受信を用いて映像信号に重畳するように制御することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。 - 入力された音声信号を擬似的な音質による音声信号に変換する音像制御部を備え、
前記制御部は、
前記放送受信・復調部の受信状態、もしくは前記映像・音声復号部の復号状態に基づき固定受信から部分受信へ切換え制御する際に、前記放送信号波によって切換え前の音質が提供されないと判定した場合、前記音像制御部を制御して、前記部分受信の音声信号を擬似的に切換え前の音質に変換して出力することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のデジタル放送受信装置。 - 前記映像・音声復号部に含まれる部分受信用音声復号器から出力される音声信号に基づき音声認識処理を実行し、音声認識処理による認識結果に基づいて言語翻訳処理を実行して言語翻訳結果を音声合成し、前記映像・音声切換え部に含まれる音声切換え器に出力する音声言語変換部を備え、
前記制御部は、
前記放送受信・復調部の受信状態、もしくは前記映像・音声復号部の復号状態に基づき固定受信から部分受信へ切換え制御する際に、前記放送信号波によって切換え前の音声言語が提供されないと判定した場合、前記音声言語変換部を制御して、前記部分受信の音声信号を切換え前の音声言語に変換し、前記音声切換え器に出力することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のデジタル放送受信装置。 - 前記映像・音声復号部に含まれる部分受信用音声復号器から出力される音声信号に基づき音声認識処理を行う音声認識部と、
前記音声認識部による音声認識結果に基づき言語翻訳処理を実行して文字情報に変換する自動翻訳部とを備え、
前記制御部は、
前記放送・受信復調部の受信状態、もしくは前記映像・音声復号部の復号状態に基づき固定受信から部分受信へ切換え制御する際に、前記放送信号波によって、切換え前の音声言語が提供されないと判定した場合、前記自動翻訳部を制御して前記部分受信の音声信号を切換え前の音声言語に翻訳した文字情報に変換し、前記文字情報を映像信号に重畳する制御信号を生成することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のデジタル放送受信装置。 - 固定受信と部分受信との間の映像信号と音声信号の遅延量を検出する遅延量検出部と、
前記遅延量検出部により検出された遅延量に相当する遅延を補正し、前記固定受信の映像信号と部分受信の音声信号、もしくは、固定受信の映像信号の組合せで出力する場合、前記映像信号と音声信号との間の同期制御を行う遅延補正部と、
を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のデジタル放送受信装置。 - 前記遅延量検出部は、
前記映像・音声復号部で同時に復号された前記固定受信、部分受信の復号信号から所定値以上のピーク値の出現間隔を比較し、相対的時間差により前記遅延量を検出することを特徴とする請求項7記載のデジタル放送受信装置。 - 前記遅延補正部は、
遅延バッファを備え、前記固定受信もしくは部分受信のいずれか出力のタイミングが早い復号信号を、前記遅延バッファを介して前記遅延量検出部により検出された遅延量分だけ遅延させ、前記映像信号と音声信号との間の同期をとることを特徴とする請求項7記載のデジタル放送受信装置。
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