JP4308795B2 - プレス金型における調整可能な位置決めコマ - Google Patents

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Description

本発明は、プレス金型のダイ上に載置した板状ワークを固定する位置決めコマに関するものである。
従来、プレス金型では、図4および図5に示すように、ダイ上面Aの所定位置に板状ワークBを載置固定してプレス作業を行うが、この際、上記ワークBの載置位置の周囲に位置決めコマC、C…を配置し、円柱状のピン部Dの周面にワークBの外縁を当接させる事により、ワークBの固定を行うようにしている。
しかしながら、上記構成のような位置決めコマC、C…によるワークBの固定では、当該ワークBの形状の大小に合わせて、図4(c)〜(f)に示すように、直径の異なる円柱状のピン部D1、D2を形成した位置決めコマC1、C2に、その都度いちいち交換しなければならず、また、ワークBの形状に合致する位置決めコマがない場合には、図5(a)〜(f)に示すように、ワークBの形状に合わせて四角柱状の各位置決めコマC、C…の当接面Eをそれぞれ切削する、等の準備作業を要し、より精度の高いプレス製品を短納期、低価格で要求される今日において、上述のような煩わしい交換、調整作業を必要としないプレス金型の位置決めコマが需要者から熱望されていた。
一方、プレス機械のボルスター上に設置される複数のプレス金型の相互位置を、迅速かつ正確に確保するようにした提案がなされている。
特開平5−146833 この提案では、人手を介して人為的にプレス金型を度当りピンに押し当てることなく、複数のプレス金型の相互位置に生じるバラツキを一掃しつつ、金型設置に要する調整時間を短縮することができるものの、プレス金型のダイ上に載置したワーク本体の位置決めに対しては何ら改善策とはならないものであった。
本発明は、上記の如き実状に鑑みプレス金型における精度の高いワーク固定を追究する研究、開発の過程で創案されたものであって、その意図するところは、ワークの形状が大小異なる場合にも、同一の位置決めコマを用いて容易かつ正確に位置決めを行うことができるプレス金型における調整可能な位置決めコマを提供しようとするものである。
課題を解決するため本発明が採用した技術手段は、ダイ上に載置した板状ワークの四周縁を、その周囲に着脱自在に植立した位置決めコマのピン部に当接させて固定するに、断面正多角形の周面を有する複数の装着孔を、その周面の一面側を内方に向けて上記ダイの上面にそれぞれ配置する一方、上記各装着孔に着脱自在に固定される断面正多角形をなす差込柱体の上面に、差込柱体の周面と同一面数の位置決め周面を段差部を介して平行させ、かつ平行する差込柱体の周面と位置決め周面との各面毎の平行段差間隔をそれぞれ相違させたピン部を一体形成して位置決めコマを構成し、前記装着孔に対する差込柱体の差込位置変更で、ピン部の位置決めを変更するようにしたことを特徴とするものである。
したがって、本発明によれば、プレス金型内にワークを載置固定する当たり、位置決めコマの追加工、交換等の煩わしい作業を要することなく、プレス作業の初期に装着した位置決めコマをそのまま利用して、ワークの位置調整および固定作業を短時間でスムーズに行うことができ、形状の異なるワークに対して精度の高いプレス作業を連続して行うことができる。
複数の同一平面で断面正多角形の差込柱体を形成した基部の上面に、当該差込柱体と同一面数を有して多面状の位置決め周面を形成したピン部を一体形成して位置決めコマを構成するに際し、断面正多角形をなしてダイ上の装着孔に固定される差込柱体の上面に、位置決め周面を上記差込柱体の周面と段差部を介して平行さ、かつ平行する当該各面毎の平行段差間隔をそれぞれ相違させたピン部を一体形成し、前記装着孔に対する差込柱体の差込位置変更で、ピン部の位置決めを変更するようにした
本発明の構成を、添付図面に基づいて説明する。 図1および図2において、1はプレス金型を構成するダイであって、該ダイ1の上面1aには、正五角形の周面部2a、2a…を有する複数の装着孔2、2…がそれぞれの周面の一面側を内方に向けて仮想線3上で直交するように配置されていると共に、上記各装着孔2、2…には、図1(c)〜(f)に示すように、複数の同一平面4、4…で断面正五角形に形成した差込柱体5と、当該差込柱体5と同一面数の当接面6a、6b…を有する位置決め周面7を形成したピン部8とを一体形成して構成される位置決めコマ9、9…が着脱自在に装着されて板状ワーク10をダイ1上で載置固定するようになっている。
上記位置決めコマ9は、差込柱体5の周面を形成する同一平面4、4…と位置決め周面7の当接面6a、6b…との間に、当該各面毎に異なる段差間隔d1、d2、d3、d4およびd5を有して平行状に差込柱体5とピン部8が一体をなすように構成されており、ダイ1の上面1aに設けた各装着孔2、2…への位置決めコマ9の装着位置を、差込柱体5の同一平面4単位で差込位置を変更することにより板状ワーク10a、10bの四周縁に当接するピン部8の当接位置を変更し、図2(a)〜(d)に示すように、四周縁の縦、横の長さが段差間隔d1〜d5の範囲で大小異なる板状ワーク10a、10bに対して、同一の位置決めコマ9、9…で対応することができるように構成されている。
なお、上記図2(a)〜(d)では、各位置決めコマ9、9…の最小の段差間隔d1を有する各当接面6a、6a…を、それぞれ内方に向けて装着孔2、2…に装着した場合と、各位置決めコマ9、9…の最大の段差間隔d5を有する各当接面6d、6d…を、それぞれ内方に向けて装着孔2、2…に装着した場合のみを示したが、これに限定されるものではなく、当接面6a、6b…の各段差間隔d1、d2、d3、d4およびd5を、位置決めコマ9の装着位置の変更により、ワークの縦横比や形状の大小に合わせて任意に組み合わせるようにすれば良いことは詳述するまでもない。
したがって、プレス金型による一連のプレス作業を行う場合に、形状が大小異なるワーク毎にいちいち対応する位置決めコマを交換したり、あるいは新規に位置決めコマを作製しておく、等の煩わしい準備作業を要することなく、円滑で効率の良いプレス作業を行うことができる。
図3(a)〜(e)は、それぞれ正三角形、正四角形、正六角形、正七角形(任意分割法による)および正八角形の周面を有する位置決めコマ11〜15を示すものであって、当該各位置決めコマ11〜15の各段差間隔d1〜d8が全て異なるように構成することにより、需要者がプレス成形する製品の用途や種類、目的に合わせたきめ細かいワークの位置決め調整を行うことが可能となる。
ダイ1側に設けた複数の装着孔2、2…に、位置決めコマ9の挿脱機構と面位置切替機構を内装して自動化制御を行うように構成すれば、さらにワークの位置調整および固定作業を短時間でスムーズに行うことが可能になる。
(a)は本発明の位置決めコマを採用するダイの平面図、(b)は同上右側面図、(c)は位置決めコマの平面図、(d)は同正面図、(e)は位置決めコマの拡大平面図、(f)は同拡大正面図 (a)は本発明の位置決めコマを装着したダイの平面図、(b)は同上右側面図、(c)は本発明の位置決めコマを装着したダイの平面図、(d)は同上右側面図 (a)〜(e)は位置決めコマの他例を示す平面図 (a)は従来のダイの平面図、(b)は同右側面図、(c)は位置決めコマの平面図、(d)は同正面図、(e)は位置決めコマの平面図、(f)は同正面図 (a)は従来のダイの平面図、(b)は同右側面図、(c)は位置決めコマの平面図、(d)は同正面図、(e)は位置決めコマの平面図、(f)は同正面図
符号の説明
1 ダイ 5 差込柱体 7 周面 8 ピン部 9 位置決めコマ 10 板状ワーク d 段差間隔

Claims (1)

  1. ダイ上に載置した板状ワークの四周縁を、その周囲に着脱自在に植立した位置決めコマのピン部に当接させて固定するに、断面正多角形の周面を有する複数の装着孔を、その周面の一面側を内方に向けて上記ダイの上面にそれぞれ配置する一方、上記各装着孔に着脱自在に固定される断面正多角形をなす差込柱体の上面に、差込柱体の周面と同一面数の位置決め周面を段差部を介して平行させ、かつ平行する差込柱体の周面と位置決め周面との各面毎の平行段差間隔をそれぞれ相違させたピン部を一体形成して位置決めコマを構成し、前記装着孔に対する差込柱体の差込位置変更で、ピン部の位置決めを変更するようにしたことを特徴とするプレス金型における調整可能な位置決めコマ。
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