JPH0627235Y2 - プレス金型における部品位置決め装置 - Google Patents

プレス金型における部品位置決め装置

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JPH0627235Y2
JPH0627235Y2 JP3531089U JP3531089U JPH0627235Y2 JP H0627235 Y2 JPH0627235 Y2 JP H0627235Y2 JP 3531089 U JP3531089 U JP 3531089U JP 3531089 U JP3531089 U JP 3531089U JP H0627235 Y2 JPH0627235 Y2 JP H0627235Y2
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勲 勝目
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カルソニック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プレス金型において部品の位置決めのために
使用されるプレス金型における部品位置決め装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、トランスファプレス等では、搬送されてきた部
品の位置決めを行なうために、部品位置決め装置が使用
されている。
第7図および第8図は、このようなプレス金型における
部品位置決め装置を示すもので、図において符号11
は、トランスファプレスに配置され、例えば、熱交換器
の座板等の部品13のピアス,リストライクに使用され
る金型本体を示している。
この金型本体11の上方には、所定間隔を置いてストリ
ッパープレートとなるプレート15が平行配置されてい
る。
このプレート15と金型本体11との間には、プレート
15を上方に向けて付勢するスプリング17が配置され
ている。
プレート15には、部品13の四隅の位置に対応する間
隔を置いて4個の矩形状の貫通孔19が形成されてい
る。
それぞれの貫通孔19は、上部の小径部21と、下部の
大径部23とを有しており、小径部21には、位置決め
駒25が挿入されている。
大径部23には、抜け止め部材27が、位置決め駒25
の下面に当接して配置されており、位置決め駒25は、
ボルト29により抜け止め部材27に固定されている。
抜け止め部材27と金型本体11との間には、抜け止め
部材27を上方に付勢するスプリング31が配置されて
いる。
以上のように構成されたプレス金型における部品位置決
め装置では、例えば、4本のグリッパ33により把持さ
れた部品13が図の矢符A方向から搬送され、位置決め
駒25の間の所定位置に位置決めされた後、グリッパ3
3による把持が解かれ、この位置において、ピアス,リ
ストライク等による部品13の成形が行なわれ、この
後、部品13がグリッパ33により再度把持され、図の
矢符B方向の次の工程に運搬される。
そして、このようなプレス金型における部品位置決め装
置では、位置決め駒25を支持する抜け止め部材27
が、スプリング17により上方に向けて付勢されている
ため、グリッパ33の通過時に、位置決め駒25がグリ
ッパ33により下方に向けて押されると、スプリング1
7の付勢力に抗して位置決め駒25が下方に移動するた
め、位置決め駒25とグリッパ33との干渉を有効に防
止することが可能となる。
一方、このような従来のプレス金型における部品位置決
め装置では、異なる幅の部品を加工する場合には、位置
決め駒25を交換することが行なわれている。
すなわち、予め、部品13の幅に対応して、第9図およ
び第10図に示すような広幅用の位置決め駒35と狭幅
用の位置決め駒37とが用意されており、例えば、広幅
用の位置決め駒35の狭幅用の位置決め駒37への交換
は、広幅用の位置決め駒35を抜け止め部材27に固定
するボルト29を緩め、広幅用の位置決め駒35を取り
外し、代わりに、狭幅用の位置決め駒37をボルト29
により抜け止め部材27に固定することにより行なわれ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のプレス金型における部
品位置決め装置では、抜け止め部材27への位置決め駒
25の固定をボルト29により行なっているため、位置
決め駒25の交換に多大な時間が必要になり、プレスの
稼動時間が低減するという問題があった。
また、金型の激しい上下運動により、位置決め駒25を
抜け止め部材27に固定しているボルト29が緩み、金
型内に落下し、金型の破損事故等を発生する虞がある。
本考案は、かかる従来の問題を解決するためになされた
もので、位置決め駒の交換を不要にすることができると
ともに、位置決め駒の抜け止め部材からの離脱を確実に
阻止することのできるプレス金型における部品位置決め
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかわるプレス金型における部品位置決め装置
は、金型本体の上方に所定間隔を置いて平行配置される
プレートと、このプレートと金型本体との間に配置され
プレートを上方に向けて付勢するスプリングと、前記プ
レートに所定間隔を置いて形成される複数の貫通孔にそ
れぞれ挿入される一側面側に部品を当接する位置決め面
を有する位置決め駒と、この位置決め駒の下方に配置さ
れるとともに位置決め駒に連結部材を介して連結され、
位置決め駒の上方への抜けを阻止する抜け止め部材と、
この抜け止め部材と前記金型本体との間に配置され抜け
止め部材を上方に付勢するスプリングとを備えたプレス
金型における部品位置決め装置において、前記抜け止め
部材に、前記連結部材が挿通される貫通孔を形成すると
ともに、連結部材の下端に形成されるフランジ部と抜け
止め部材との間に連結部材を下方に向けて付勢するスプ
リングを配置し、さらに、前記位置決め駒に複数の位置
決め面を形成したものである。
〔作用〕
本考案においては、位置決め駒の位置決め位置の変更
は、位置決め駒を、連結部材のフランジ部と抜け止め部
材との間に配置されるスプリングの力に抗して上方に移
動し、貫通孔から抜き出し、この状態で、位置決め駒を
所定角度回転し、位置決め駒に形成される所定の位置決
め面を部品側に位置させ、この状態で、位置決め駒を貫
通孔に挿入することにより行なわれる。
〔実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
第1図および第2図は、本考案のプレス金型における部
品位置決め装置の一実施例を示すもので、図において符
号41は、トランスファプレスに配置され、例えば、熱
交換器の座板等の部品43のピアス,リストライクに使
用される金型本体を示している。
この金型本体41の上方には、所定間隔を置いてストリ
ッパープレートとなるプレート45が平行配置されてい
る。
このプレート45と金型本体41との間には、プレート
45を上方に向けて付勢するスプリング47が配置され
ている。
プレート45には、部品43の四隅の位置に対応する間
隔を置いて4個の矩形状の貫通孔49が形成されてい
る。
それぞれの貫通孔49は、上部の小径部51と、下部の
大径部53とを有しており、小径部51には、位置決め
駒55が挿入されている。
大径部53には、抜け止め部材57が、位置決め駒55
の下面に当接して配置されており、位置決め駒55は、
連結部材59により抜け止め部材57に連結されてい
る。
抜け止め部材57と金型本体41との間には、抜け止め
部材57を上方に付勢するスプリング61が配置されて
いる。
しかして、この実施例では、抜け止め部材57には、連
結部材59が挿通される貫通孔63が形成されている。
連結部材59の下端には、フランジ部65が形成されて
おり、このフランジ部65と抜け止め部材57との間に
は、連結部材59を下方に向けて付勢するスプリング6
7が配置されている。
そして、この実施例では、第3図および第4図に示すよ
うに、位置決め駒55の片側には、広幅用の位置決め面
69が形成され、他側には狭幅用の位置決め面71が形
成されている。
また、位置決め面69と位置決め面71との間に位置す
る突出部73には、中央が高くなるようなテーパ面7
5,77が形成されている。
以上のように構成されたプレス金型における部品位置決
め装置では、例えば、4本のグリッパ79により把持さ
れた部品43が図の矢符A方向から搬送され、位置決め
駒55の間の所定位置に位置決めされた後、グリッパ7
9による把持が解かれ、この位置において、ピアス,リ
ストライク等による部品43の成形が行なわれ、この
後、部品43がグリッパ79により再度把持され、図の
矢符B方向の次の工程に運搬される。
そして、このようなプレス金型における部品位置決め装
置では、位置決め駒55を支持する抜け止め部材57
が、スプリング61により上方に向けて付勢されている
ため、グリッパ79の通過時に、位置決め駒55がグリ
ッパ79により下方に向けて押されると、スプリング6
1の付勢力に抗して位置決め駒55が下方に移動するた
め、位置決め駒55とグリッパ79との干渉を有効に防
止することが可能となる。
そして、以上のように構成されたプレス金型における部
品位置決め装置では、例えば、狭幅の部品から広幅の部
品への位置決め駒の位置決め位置の変更は、第5図に示
すように、位置決め駒55を、連結部材59のフランジ
部65と抜け止め部材57との間に配置されるスプリン
グ61の力に抗して上方に移動し、貫通孔49の小径部
51から抜き出し、この状態で、位置決め駒55を18
0度回転し、第6図に示すように、位置決め駒55に形
成される広幅用の位置決め面69を部品43側に位置さ
せ、この状態で、位置決め駒55を貫通孔49の小径部
53に挿入することにより行なわれる。
しかして、以上のように構成されたプレス金型における
部品位置決め装置では、抜け止め部材57に、連結部材
59が挿通される貫通孔63を形成するとともに、連結
部材59の下端に形成されるフランジ部65と抜け止め
部材57との間に連結部材59を下方に向けて付勢する
スプリング67を配置し、さらに、位置決め駒55に複
数の位置決め面69,71を形成したので、位置決め駒
55の交換を不要にすることができるとともに、位置決
め駒55の抜け止め部材57からの離脱を確実に阻止す
ることが可能になる。
すなわち、以上のように構成されたプレス金型における
部品位置決め装置では、位置決め駒55を、貫通孔49
の小径部51から抜き出し、この状態で、位置決め駒5
5を180度回転し、この状態で、位置決め駒55を貫
通孔49の小径部51に挿入することにより位置決め面
69,71の変更が可能となるため、従来のように位置
決め駒55のボルトによる取り付け、取り外しが不要と
なり、段取り時間が低減し、プレスの稼動時間を増大す
ることが可能となる。
また、位置決め駒55と連結部材59とを分離する必要
がなくなるため、例えば、位置決め駒55への連結部材
59の螺合部をかしめ等することにより、連結部材59
と位置決め駒55とを強固に固定することが可能とな
り、連結部材59と位置決め駒55との分離を確実に防
止することが可能となる。
なお、以上述べた実施例では、矩形形状の位置決め駒5
5の対向面に位置決め面69,71を形成した例につい
て説明したが、本考案はかかる実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、位置決め駒6角形状等にし、各面に
位置決め面を形成するようにしても良いことは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案では、抜け止め部材に、連結
部材が挿通される貫通孔を形成するとともに、連結部材
の下端に形成されるフンラジ部と抜け止め部材との間に
連結部材を下方に向けて付勢するスプリングを配置し、
さらに、位置決め駒に複数の位置決め面を形成したの
で、位置決め駒の交換を不要にすることができるととも
に、位置決め駒の抜け止め部材からの離脱を確実に阻止
することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のI−I線に沿う縦断面図である。 第2図は本考案のプレス金型における部品位置決め装置
の一実施例を示す上面図である。 第3図は第1図の位置決め駒を示す上面図である。 第4図は第3図の位置決め駒を示す側面図である。 第5図は位置決め駒の位置決め面を変更する方法を示す
説明図である。 第6図は変更された位置決め面を示す位置決め駒の上面
図である。 第7図は従来のプレス金型における部品位置決め装置を
示す上面図である。 第8図は第7図のVIII−VIII線に沿う縦断面図である。 第9図は従来の広幅用の位置決め駒を示す上面図であ
る。 第10図は従来の狭幅用の位置決め駒を示す上面図であ
る。 〔主要な部分の符号の説明〕 41……金型本体 45……プレート 47,61,67……スプリング 49……貫通孔 55……位置決め駒 57……抜け止め部材 59……連結部材 65……フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型本体の上方に所定間隔を置いて平行配
    置されるプレートと、このプレートと金型本体との間に
    配置されプレートを上方に向けて付勢するスプリング
    と、前記プレートに所定間隔を置いて形成される複数の
    貫通孔にそれぞれ挿入される一側面側に部品を当接する
    位置決め面を有する位置決め駒と、この位置決め駒の下
    方に配置されるとともに位置決め駒に連結部材を介して
    連結され、位置決め駒の上方への抜けを阻止する抜け止
    め部材と、この抜け止め部材と前記金型本体との間に配
    置され抜け止め部材を上方に付勢するスプリングとを備
    えたプレス金型における部品位置決め装置において、前
    記抜け止め部材に、前記連結部材が挿通される貫通孔を
    形成するとともに、連結部材の下端に形成されるフラン
    ジ部と抜け止め部材との間に連結部材を下方に向けて付
    勢するスプリングを配置し、さらに、前記位置決め駒に
    複数の位置決め面を形成したことを特徴とするプレス金
    型における部品位置決め装置。
JP3531089U 1989-03-27 1989-03-27 プレス金型における部品位置決め装置 Expired - Lifetime JPH0627235Y2 (ja)

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JPH02127330U (ja) 1990-10-19

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