JP4308606B2 - ラベルおよびそれを用いた通気筐体 - Google Patents

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Description

本発明は、機器筐体等に貼り付けられるラベル、およびそのラベルが貼り付けられた通気筐体に関する。
ECU(electronic control unit)、ランプ、モータ、各種センサー、圧力スイッチ等の自動車用電装品、携帯電話、カメラ、電気剃刀、電動歯ブラシ、屋外用途のランプ等の機器筐体には、機器筐体の情報を表示したラベルが付されることがある。例えば、自動車の製造においては非常に多くの部品を扱うため、各部品には、型番、使用車種、車の仕様等の情報を含むコード(バーコード、二次元コード等)が表示されたラベルが貼られ、その情報をもとに部品の管理がなされている(例えば、特許文献1参照)。
一方、上記機器筐体には、機器筐体の内部へ水や粉塵が侵入することを防止しつつ、音声の伝搬、筐体内部で発生したガスの放出、温度変化による筐体内部の圧力変化の緩和等、筐体の種類に応じて種々の役割を果たすベントフィルタが取り付けられている。
図6に、ベントフィルタが取り付けられた筐体(通気筐体)の一例を示している。図6に示す例において、ベントフィルタ57は通気膜55に通気性を有する補強材56を積層した構造をしている。通気膜55には、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)多孔体が、補強材56には、例えば、不織布が用いられる(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−40943号公報(5頁、図2) 特開2001−168543号公報(3頁、図2)
しかしながら、従来の通気筐体の作製において、ラベルと上記ラベルとは別体のベントフィルタとを用意し、それら其々を筐体に取り付けていたので、通気筐体の作製にコストがかかっていた。
本発明のラベルは、インク受容層と前記インク受容層を被着体に貼り付けるための粘着層とを含むラベルであって、前記インク受容層がPTFEおよびポリオレフィンから選ばれる少なくとも一方の樹脂を含む通気性多孔体であり、前記粘着層の厚み方向に貫通し前記インク受容層を透過した気体が通過する通気孔が少なくとも前記粘着層に設けられていることを特徴とする。
本発明の通気筐体は、本発明のラベルが、前記通気孔と筐体の開口とが連通するように、前記筐体に貼り付けられたことを特徴とする。
本発明によれば、ベントフィルタ機能を有するラベルを提供でき、低コスト化された通気筐体を提供できる。
本発明のラベルの一例を、図面を用いて説明する。
図1に示すように、本実施の形態のラベル1は、インク受容層2と粘着層3とを含むラベルであって、インク受容層2がPTFEおよびポリオレフィンから選ばれる少なくとも一方の樹脂を含む通気性多孔体であり、粘着層3の厚み方向に貫通しインク受容層2を透過した気体が通過する通気孔4が粘着層3に設けられているので、情報が印刷されたラベル1を、通気孔4と筐体の開口とが連通するように筐体に貼り付ければ、筐体に情報を表示でき、かつ筐体内へ水や粉塵が侵入することを抑制しつつ筐体内外間の通気を確保できる。
このように、ラベル1はベントフィルタとしても機能するので、通気筐体の作製においてラベルとベントフィルタとを別々に作製する必要もなく、ラベルとベントフィルタとを筐体への取り付ける作業も簡素化でき、その結果、通気筐体のコストを低減できる。
インク受容層2に、情報が例えばインクによって印刷されると、インクは孔内に浸透し定着するので、インクにより印刷された情報の耐摩耗性は優れている。PTFEおよびポリオレフィンから選ばれる少なくとも一方の樹脂は、精度の良い多孔化が容易であるので、インクが脱落しないように孔径が制御された孔を備え、かつ通気安定性に優れたインク受容層2を実現できる。
特に、PTFEは微多孔化が容易であるため、小面積でも通気性が高く、筐体内への水や塵の侵入を阻止する機能が高いインク受容層2(PTFE多孔体)を実現できる。PTFEは耐熱性が高い点においても好ましい。
一方、ポリオレフィンは安価であり、リサイクルが容易である点において好ましい。ポリオレフィンのモノマーとしては、例えば、エチレン、プロピレン、4−メチルペンテン−1、1−ブテン等が挙げられ、これらのモノマーを単体で重合したりまたは共重合して得たポリオレフィンをインク受容層2に用いることができる。また、インク受容層2は、上記ポリオレフィンを2種類以上ブレンドした混合物から形成されていてもよいし、各層が上記ポリオレフィンのうちから選ばれる1種の樹脂から形成された層構造をしていてもよい。上記ポリオレフィンのうち、特に、強度が高く、ハンドリング性かつ耐熱性に優れた、粘度平均分子量が30万〜1000万、特に50万〜900万である超高分子ポリエチレンが好ましい。
インク受容層2の平均孔径は、大きすぎると膜の強度が低下したり、防水性、防塵性が低下するため、通常100μm以下、特には0.5μm〜60μmであることが好ましい。印刷情報の鮮明さやインクの浸透性の観点からも、インク受容層2の平均孔径は上記範囲内の大きさであることが好ましい。
インク受容層2の厚みは、薄すぎると強度が低下し加工が難しくなるため、通常5μm以上であることが好ましい。
インク受容層2の粘着層3側の面の反対面は、インクの浸透性を高めるために、各種処理、例えば、コロナ放電処理、ケミカルエッチング処理等が施されていることが好ましい。
情報5は、インク受容層2の通気孔4を通過した気体が透過する領域を避けて、インク受容層2に印刷されることが好ましい。インク受容層2の通気孔4を通過した気体が透過する領域において、十分な通気性を確保するためである。
情報5の内容については特に制限はなく、例えば、品名、ロットナンバー、型番等の情報を記号化したバーコード、二次元コードや、文字、図形等いずれであってもよい。
ラベル1ヘの印刷方式については特に制限はないが、例えば、熱転写方式、インクジェット方式、レーザー方式等が挙げられる。熱転写方式に用いられる熱転写性インクとしては、例えば、樹脂系やワックス系等の市販の熱転写式インクシート等を用いることができる。これらの印刷方式により情報が印刷されたインク受容層2について熱ロール等による加熱処理を行い、インク受容層2へのインクの浸透を促進してもよい。
インク受容層2の通気孔4を通過した気体が透過する領域の通気度は、筐体の開口の面積(気体の透過方向と直交する面の面積)、ラベルが取り付けられる筐体の種類等を考慮した上で決定されるが、通常0.1〜300秒/100mlであることが好ましい。尚、本発明において通気度(ガーレー通気度)は、JIS P 8117に準拠して測定された値である。
インク受容層2は、例えば下記のようにして作製できる。
インク受容層2がPTFE多孔体である場合は、まず、PTFEファインパウダーに液状潤滑剤を加えたペースト状の混合物を予備成形する。液状潤滑剤としては、PTFEファインパウダーの表面を濡らすことができ、抽出や加熱することより除去できるものであれば特に限定されず、例えば、ナフサ、ホワイトオイル等の炭化水素を使用できる。液状潤滑剤の添加量は、PTFEファインパウダー100重量部に対して5〜50重量部程度が適当である。上記した予備成形は、液状潤滑剤が絞り出されない程度の圧力で行う。次に、予備成形体を押出しおよび/または圧延してシート状に成形し、このようにして得られたシート状の成形体を少なくとも一軸方向に延伸すればPTFE多孔体を得ることができる。尚、延伸は、液状潤滑剤を除去してから行うとよい。延伸条件は、適宜設定でき、通常、温度は30〜320℃であり、延伸倍率は、縦方向、横方向ともに2〜30倍である。延伸後にPTFE多孔体をPTFEの融点以上に加熱して焼成すれば、PTFE多孔体の強度を高めることができる。
インク受容層2がポリオレフィンを含む多孔体である場合は、例えば、(1)樹脂を溶融押出して成形した後、低温延伸してから高温延伸する方法(乾式製膜法)、(2)樹脂と被抽出剤とを混合し、その混合物について成形、延伸等の処理を経た後、被抽出剤を溶媒等で抽出除去する方法(湿式製膜法)、または(3)粒状樹脂を加圧状態で融着して成形したブロック状の多孔体を所定の形状に切削する方法等によりインク受容層2を作製できる。
粘着層3の材料としては、ホットメルト接着剤や感圧接着剤(いわゆる粘着剤)等を用いることができる。ホットメルト接着剤としては、例えば、ポリエステル系、オレフィン系、ポリウレタン系、ポリアミド系、アクリル系等を用いることができ、感圧接着剤としては、アクリル系、シリコーン系、ゴム系、ポリウレタン系、ビニルエーテル系等を用いることができる。これら接着剤は単独で用いてもよいし、複数種を組み合わせて用いてもよい。
粘着層3の形成は、例えば、熱ラミネート法、押出コーティング法または他の塗工方法等により行うことができる。粘着層3を感圧性接着剤により形成する場合は、感圧性接着剤を直接インク受容層2に塗布して粘着層3を形成しても良いし、剥離シート上に感圧性接着剤を塗布して感圧性接着剤層を作製した後、これをインク受容層2に貼り付けて粘着層3としてもよい。
図2に示すように、ラベル1は、インク受容層2と粘着層3との間に配置された通気性支持層6を含んでいることが好ましい。通気性支持層6を含むことにより、インク受容層2、特にインク受容層2の通気孔4を通過した気体が透過する領域の破損を抑制でき、ラベル1のハンドリング性も高めることができる。このように、印字ラベルが通気性支持層6を含む場合は、インク受容層2と通気性支持層6とからなる積層体について、通気孔4を通過した気体が透過する領域の通気度が、0.1〜300秒/100mlであることが好ましい。
通気性支持層6の材質、構造、形態は特に限定されないが、通気性支持層6には、例えば、インク受容層2よりも通気性が高い超高分子量ポリエチレン多孔体、不織布、織布、ネット、メッシュ、スポンジ、フォーム、金属多孔体、金属メッシュ等の多孔材料を用いることができる。特に、作業性、溶着性等が良い不織布が好ましい。
インク受容層2と通気性支持層6との接合は、例えば、超音波溶着、振動溶着、感圧接着剤による接着剤ラミネート、熱ラミネート等の方法により行うことができる。例えば、熱ラミネートにより接合する場合は、加熱により通気性支持層6の一部を溶融しインク受容層2と通気性支持層6とを接着すればよい。また、ホットメルトパウダーのような融着剤を介在させて接着してもよい。
通気性支持層6は、周縁において無多孔化されていることが好ましい。溶着する等して通気性支持層6の周縁を無多孔化すれば、通気性支持層6の端面から塵芥や水が浸入することを抑制して、ラベルの防塵性や防水性を高めることができる。
図2に示すように、ラベル1は、インク受容層2と粘着層3との間に配置された非通気性補強層7を含み、通気孔4が非通気性補強層7を貫通していることが好ましい。非通気性補強層7を含むことにより、ラベル1の強度およびハンドリング性を高めることができる。
非通気性補強層7の材質、構造、形態は特に限定されないが、非通気性補強層7には、例えば、樹脂フィルムや金属箔等を用いることができる。樹脂フィルムの材料としては、例えば、ポリオレフィン、ビニル樹脂、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、アクリル樹脂等を用いることができる。
非通気性補強層7と非通気性補強層7に隣接する層(図2においては通気性支持層6)との接合方法は、例えば、図2に示すように、感圧性接着剤8等の接着剤(粘着剤)による接着、加熱溶着、超音波溶着、振動溶着等の方法により行うことができる。また、ホットメルトパウダーのような融着剤を介在させて、非通気性補強層7と非通気性補強層7に隣接する層とを接着してもよい。これらの方法を用いれば、非通気性補強層7と非通気性補強層7に隣接する層との接合が容易にかつ短時間で行えるためコストを抑えることができる。
図2に示すように、ラベル1は、インク受容層2の粘着層3側の面の反対面上に設けられた表面コート層13を含んでいることが好ましい。例えば、シリカ、チタニア、アルミナ等の無機粉末を含む表面コート層13を設けることにより、インクの定着性を向上できる。上記無機粉末は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
表面コート層13は、着色、耐熱性の向上を目的とするものであってもよい。表面コート層13が印刷用のインクとのコントラストが大きい色の顔料、例えば印刷用のインクが黒色である場合に白色顔料等を含むと、情報を鮮明に印刷することが可能となる。また、表面コート層13が酸化防止剤を含むと、ラベルの耐熱性を高めることができる。
表面コート層13は、適当な溶媒中に上記無機粉末、顔料、および酸化防止剤から選ばれる少なくとも1種と有機バインダとを含む塗工液を調製し、塗工液を例えばグラビアコート法等によりインク受容層2の粘着層3側の面の反対面上に塗布し、塗布された塗工液を加熱硬化させることにより形成できる。有機バインダとしては特に制限はないが、例えば、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等を用いることができる。表面コート層13は、インク受容層2の通気孔4を通過した気体が透過する領域において十分な通気性を確保するために、その領域を避けて設ける。
ラベル1は、図3(a)に示すように、剥離可能なシート状物12上に貼り付けられて、保管または輸送等されることが好ましい。複数のラベル1が剥離可能なシート状物12に貼り付けられたラベル1を含む保持材は、取り扱いが容易であり、ラベル1を筐体へ貼り付ける際の自動装着機によるピックアップ性が向上し、貼り付けの自動化が容易となるからである。図3(b)に示すようにシート状物12は帯状であってもよく複数のラベル1が貼り付けられた上記シート状物12はロール状に巻き取られていてもよい。
図5に、図1に示したラベル1が貼り付けられた通気筐体の一例を示している。図5に示すように、本実施の形態の通気筐体では、情報が印刷されたラベル1と、開口11を有する筐体10とを含み、上記ラベル1の通気孔4と筐体10の開口11とが連通するように、上記ラベル1が筐体10に貼り付けられているので、筐体10に品名等の情報を表示できるできるとともに、筐体内へ水や粉塵が侵入することを抑制しつつ筐体内外間の通気を確保できる。図5に示した通気筐体では、1つのラベル1が貼り付けられているが、ラベル1の個数については特に制限はなく、筐体10の他の面や同じ面に複数個のラベル1を貼り付けてもよい。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。下記の実施例および比較例について行った耐水圧試験、防塵性試験は下記の通り行った。
[耐水圧試験] 通気筐体を水の入った加圧容器中にラベルの水深が5cmとなるように入れ5分間放置した。通気筐体内への水の浸入を目視にて確認した。
[防塵性試験] 容積が10リットルの容器中に試験用ダスト8号(関東ローム、JIS Z 8901)200gと通気筐体とを入れ、上記容器を10回転/分の速度で10分間回転させた後、上記容器から通気筐体を取り出した。通気筐体内へのダストの侵入を目視にて確認した。
(実施例1)
実施例1として、図4に示したラベル1を下記の通り作製した。まず、剥離シート付き粘着層(日東電工社製、「No.500」)を2枚用意し、それらをPTFEフィルム(非通気性補強層、厚さ50μm)の両主面にそれぞれ貼り付けて積層物を得た。次に、この積層物に、打抜きにより直径10mmの貫通孔を形成した。次に、上記積層物の片面側の剥離シートを剥がして、PTFEフィルムとPTFE多孔体(日東電工社製、「ミクロテックスNTF1131」、厚さ80μm、平均孔径1μm、ガーレー通気度3秒/100ml)とを貼り合わせ、40×60mmに打抜いて、図4に示したような、PTFE多孔体からなるインク受容層2と、PTFEフィルムからなる非通気性補強層7と、粘着層3とを含むラベル1を得た。尚、図4において9は剥離シートであり、8は非通気性補強層7とインク受容層2とを接合する粘着層である。
次に、インク受容層2に市販の熱転写プリンタとインクシートとを用いて所定のパターン(情報)を印刷した。印刷性は良好であった。
一方、ポリブチレンテレフタレート(テイジン社製、「CG7640」)を用いて、図5に示した筐体10を射出成形により作製した。得られた筐体10の開口11の直径は8mmであった。
この筐体10にラベル1を通気孔4と開口11とが連通するように貼り付けて通気筐体を得た。得られた通気筐体について、耐水圧試験、防塵性試験を行った結果、通気筐体内への水、塵挨の侵入はなかった。
(実施例2)
インク受容層として、超高分子量ポリエチレン多孔体(日東電工社製、「サンマップ」、厚さ200μm、平均孔径20μm、ガーレー通気度0.5秒/100ml)を用いたこと以外は実施例1と同様にしてラベルを作製した。実施例1の場合と同様にしてパターン(情報)を印刷したところ、印刷性は良好であった。ラベルを実施例1において作製した筐体に貼り付けて通気筐体を得た。耐水圧試験、防塵性試験を行った結果、通気筐体内部への水、塵挨の侵入はなかった。
(実施例3)
インク受容層として、PTFE多孔体(日東電工社製、「ミクロテックスNTF1131」、厚さ80μm、平均孔径1μm)を、通気性支持層としてポリエステル不織布(厚さ200μm)を用意し、実施例1と同様にして貫通孔が形成された積層物を用意した。上記積層物の片面側の剥離シートを剥がして、上記ポリエステル不織布とPTFEフィルム(非通気性補強層)とを貼り合わせ、PTFE多孔体とポリエステル不織布とを260℃にて熱圧着した。以上のこと以外は実施例1と同様にして、ラベルを作製した。PTFE多孔体とポリエステル不織布とからなる積層体(厚み200μm)についてガーレー通気度を測定したところ10秒/100mlであった。実施例1の場合と同様にしてパターン(情報)を印刷したところ、印刷性は良好であった。印刷されたラベルを実施例1において作製した筐体に貼り付けて通気筐体を得た。耐水圧試験、防塵性試験を行った結果、通気筐体内部への水、塵挨の侵入はなかった。
以上のように本発明のラベルによれば、ベントフィルタ機能を有するラベルを提供でき、低コスト化された通気筐体を提供できるので、機器筐体等に貼り付けられるラベルとして適している。
(a)は本発明のラベルの一例であり、情報が印刷された状態を示す斜視図、(b)は(a)のI−I'断面図 本発明のラベルの他の例を示す断面図 (a)(b)は図1に示したラベルが剥離可能なシート状物に貼り付けられたラベルの保持材の一例を示す斜視図 本発明のラベルの他の例を示す断面図 本発明の通気筐体の一例を示す断面図 従来の通気筐体の一例を示す断面図
符号の説明
1 ラベル
2 インク受容層
3 粘着層
4 通気孔
6 通気性支持層
7 非通気性補強層
10 筐体
11 開口
12 シート状物
13 表面コート層

Claims (11)

  1. 機器筐体の開口を覆うように前記筐体に固定された状態で、前記開口を通過する気体を透過可能とし、インク受容層と前記インク受容層を前記機器筐体に貼り付けるための粘着層とを含むラベルであって、
    前記インク受容層がポリテトラフルオロエチレンおよびポリオレフィンから選ばれる少なくとも一方の樹脂を含む通気性多孔体であり、前記粘着層の厚み方向に貫通し前記インク受容層を透過した気体を通過させ、前記機器筐体の前記開口と連通可能な通気孔が少なくとも前記粘着層に設けられており、
    前記インク受容層の平均孔径が0.5〜60μmであることを特徴とするラベル。
  2. 前記インク受容層の平均孔径が1〜20μmである請求項1に記載のラベル。
  3. 前記インク受容層は、情報の印刷に使用されるインクを孔内に浸透させることを可能とする請求項1または2に記載のラベル。
  4. 前記インク受容層の前記通気孔を通過した気体が透過する領域の通気度は、ガーレー数にて表示して0.1〜300秒/100mlである請求項1〜3のいずれかの項に記載のラベル
  5. 前記インク受容層と前記粘着層との間に配置された通気性支持層をさらに含む請求項1〜4のいずれかの項に記載のラベル。
  6. 前記インク受容層と前記通気性支持層とからなる積層体の前記通気孔を通過した気体が透過する領域の通気度は、ガーレー数にて表示して0.1〜300秒/100mlである請求項5に記載のラベル
  7. 前記インク受容層と前記粘着層との間に配置された非通気性補強層をさらに含み、前記通気孔が前記非通気性補強層を貫通している請求項1〜6のいずれかの項に記載のラベル。
  8. 前記インク受容層の前記粘着層側の面の反対面上に設けられた表面コート層をさらに含み、前記表面コート層は、前記通気孔の直上を避けて設けられている請求項1〜7のいずれかの項に記載のラベル。
  9. 前記ポリオレフィンが、超高分子量ポリエチレンを含む請求項1〜のいずれかの項に記載のラベル。
  10. 前記インク受容層の前記通気孔を通過した気体が透過する領域を避けて、前記インク受容層に情報が印刷されている請求項1〜のいずれかの項に記載のラベル。
  11. 請求項10に記載されたラベルが、前記通気孔と筐体の開口とが連通するように、前記筐体に貼り付けられたことを特徴とする通気筐体。
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