JP4307314B2 - 負荷駆動回路 - Google Patents
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Description
モータ負荷Lへの印加電圧は、モータ負荷Lと電源端子T1の入力電源電圧VMとの間に直列接続されたNチャンネル型MOSトランジスタ43によって制御されている。トランジスタ43は、昇圧回路40とプリドライブ回路41と耐圧保護回路42を経て駆動されている。
本発明は、昇圧回路40の出力から耐圧保護回路42への電流を抑制できる負荷駆動回路を提供することを目的とする。
本発明の請求項6記載の負荷駆動回路は、請求項5において、前記耐圧保護回路に、アノードを前記第1のツェナーダイオードのカソード側とし、カソードを前記第1のトランジスタのゲート側として接続された1個または複数個のダイオードをさらに設け、前記昇圧電圧制限回路に、アノードを前記入力電源電圧側とし、カソードを前記コンパレータの他方の入力側として接続された、前記耐圧保護回路と同数のダイオードをさらに設け、前記コンパレータにおいて、前記昇圧回路部の出力電圧から前記昇圧電圧制限回路により設定された制限値だけ降下した電圧と、前記入力電源電圧と前記コンパレータの他方の入力との間に介装されたダイオードにより前記入力電源電圧から降下した電圧と、が比較される構成としたことを特徴とする。
(実施の形態1)
図1は本発明の(実施の形態1)の負荷駆動回路を示す。
入力電源電圧VMを昇圧して出力端子T3に出力電圧VOを出力する昇圧回路部1は、スイッチSW11〜SW14とこのスイッチSW11〜SW14の開閉を制御するスイッチ信号制御部10と、コンデンサC1,C2と、ヒステリシスコンパレータ11と、ヒステリシスコンパレータ11の両入力とグランド4間に接続された抵抗R1,R2と、直列接続されたダイオードD11〜D16で構成された昇圧電圧制限回路12とで構成されている。
図2は(実施の形態2)の負荷駆動回路を示し、図1とは昇圧電圧制御回路12と耐圧保護回路33を構成しているダイオードがツェナーダイオードに変更されている点だけが異なっている。その他は図1と同じである。
(実施の形態3)
図3は(実施の形態3)の負荷駆動回路を示し、図2とはダイオードD17,D37、抵抗R3が追加されている。これに伴って、第1のゲート信号制御部21も変更されている。その他は図2と同じである。
2 プリドライブ段
3 出力段
4 グランド
10 スイッチ信号制御部
11 ヒステリシスコンパレータ
12 昇圧電圧制限回路
13 昇圧制御回路
21 第1のゲート信号制御部
22 第2のゲート信号制御部
31 第1のトランジスタ
32 第2のトランジスタ
33 耐圧保護回路
L モータ負荷(負荷)
VM 入力電源電圧
D11〜D16,D17,D31〜D36,D37 ダイオード
Z2 ツェナーダイオード(第1のツェナーダイオード)
VZ2 ツェナーダイオードZ2のツェナー電圧
Z1 ツェナーダイオード(第2のツェナーダイオード)
VZ1 ツェナーダイオードZ1のツェナー電圧
VO 昇圧回路部1の出力電圧
SW11〜SW14 スイッチ
V1 昇圧電圧制限回路12の降下電圧
V2 耐圧保護回路33の降下電圧
V3 ダイオードD17の降下電圧
V4 ダイオードD37の降下電圧
R1,R2,R3 抵抗
Claims (6)
- 入力電源電圧とグランド間に第1のトランジスタと第2のトランジスタを直列に接続し、前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとの接続点に負荷を接続し、前記入力電源電圧を昇圧回路部で昇圧した出力電圧によって前記第1のトランジスタを駆動する負荷駆動回路であって、
前記第1のトランジスタのゲート・ソース間に接続され、前記第1のトランジスタのオン時のゲート・ソース間電圧を、そのゲート・ソース間耐圧以下の電圧値に制限する耐圧保護回路と、
前記昇圧回路部による昇圧値を、前記耐圧保護回路により制限される電圧値と同じかもしくはその近傍の電圧値に制限する昇圧制御回路とを設けた
負荷駆動回路。 - 前記昇圧制御回路を、前記昇圧値の制限値を設定する昇圧電圧制限回路と、前記昇圧電圧制限回路により設定された制限値に前記昇圧値が達すると、その制限値より大きく昇圧しないように制御するコンパレータと、で構成した請求項1記載の負荷駆動回路。
- 前記耐圧保護回路と前記昇圧電圧制限回路とを同じ構成とした請求項2記載の負荷駆動回路。
- 前記耐圧保護回路を、アノードを前記第1のトランジスタのゲート側とし、カソードを前記第1のトランジスタのソース側として接続された複数個のダイオードで構成し、
前記昇圧電圧制限回路を、アノードを前記昇圧回路部の出力電圧側とし、カソードを前記コンパレータの一方の入力側として接続された、前記耐圧保護回路と同数のダイオードで構成し、
前記コンパレータの他方の入力に前記入力電源電圧を接続し、
前記コンパレータにおいて、前記昇圧回路部の出力電圧から前記昇圧電圧制限回路により設定された制限値だけ降下した電圧と、前記入力電源電圧とが比較される構成とした
請求項2記載の負荷駆動回路。 - 前記耐圧保護回路を、カソードを前記第1のトランジスタのゲート側とし、アノードを前記第1のトランジスタのソース側として接続された第1のツェナーダイオードで構成し、
前記昇圧電圧制限回路を、カソードを前記昇圧回路部の出力電圧側とし、アノードを前記コンパレータの一方の入力側として接続された、前記第1のツェナーダイオードと定電圧値が同じかもしくはその近傍の第2のツェナーダイオードで構成し、
前記コンパレータの他方の入力に前記入力電源電圧を接続し、
前記コンパレータにおいて、前記昇圧回路部の出力電圧から前記昇圧電圧制限回路により設定された制限値だけ降下した電圧と、前記入力電源電圧とが比較される構成とした
請求項2記載の負荷駆動回路。 - 前記耐圧保護回路に、アノードを前記第1のツェナーダイオードのカソード側とし、カソードを前記第1のトランジスタのゲート側として接続された1個または複数個のダイオードをさらに設け、
前記昇圧電圧制限回路に、アノードを前記入力電源電圧側とし、カソードを前記コンパレータの他方の入力側として接続された、前記耐圧保護回路と同数のダイオードをさらに設け、
前記コンパレータにおいて、前記昇圧回路部の出力電圧から前記昇圧電圧制限回路により設定された制限値だけ降下した電圧と、前記入力電源電圧と前記コンパレータの他方の入力との間に介装されたダイオードにより前記入力電源電圧から降下した電圧と、が比較される構成とした
請求項5記載の負荷駆動回路。
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