JP4306521B2 - 表示装置用照明装置 - Google Patents
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Description
また、カラー液晶ディスプレイではライト配置側と反対側の表示側のガラス基板400Bと透明電極401Bとの間にR、G、Bなどの色が付いたカラーフィルタ405を配置している。上記液晶ディスプレイでは、液晶材料403をTFTにより電気的に制御することで、その各素子内を通過する光の偏光特性を制御し、かつ、光が通過する量を偏光板でコントロールしている。即ち、液晶表示装置は、液晶材料に電圧を印加して、そこを通過する光の偏光特性を制御して、映像を表示している。
本発明では、上記外部からの光によって映像を表示できる表示手段を有する装置を照明するための照明装置に関し、該照明装置を表示装置用照明装置として称している。
一方、エッジライト方式は導光板(ライトガイド)といわれるアクリルで作られた板の側面に光源を1本以上配置し、光を導光板内で拡散・散乱させ面状光源とすることで、薄型化、低消費電力化を実現している。しかしながら、画面サイズが大きくなるにつれ、導光板サイズも大きくなり、重量も重くなるデメリットがある。そのため、エッジライト方式は小型で、消費電力が重視されるモバイル用途で多く採用されている。
上記エッジライト方式は更に2つに分類され、液晶表示装置の背面に照明装置を配置するバックライト方式と、前面に配置して反射または半透過(反射・透過のハイブリット)の液晶表示装置により反射光を利用するフロントライト方式がある。
接点部材6は、外面を被覆部材8で覆われた導電性樹脂製の基体7の両端に第1孔15および第2孔16を設けており、バックライト用蛍光管9は先端の電極端子11を導電性部材11で外嵌していると共に、電力供給線12は先端の導線13を導電性部材14で覆っている。そして、バックライト用蛍光管9の先端の導電性部材11を第1孔15に挿入すると共に、電力供給線12の先端の導電性部材14を第2孔16に挿入することで、接点部材6の基体7を介してバックライト用蛍光管9に電力を供給している。
また、各線状光源1に給電される電流が同位相である場合には、隣接する線状光源1のチラツキが同周期となり、バックライト全体としてのチラツキ大きくなると共に、液晶パネルへの電気的なノイズが発生する問題もある。
上記線状光源に電力を供給する電力供給線と、
上記電力供給線と導通され、上記複数の光源の第一の端子と接続する複数の接続部を備えた第二の端子を内部に有するコネクタと、
上記コネクタの挿入部を有するシャーシとを備え、
上記シャーシの上記コネクタの挿入部は、上記線状光源の軸線方向において該シャーシの外面側に開口して設けられると共に、該コネクタの挿入部と連通させて上記シャーシの内面側に、各光源を貫通保持する内面側の挿通孔が設けられ、該コネクタの挿入部を上記光源の取出口として兼用とされ、かつ、
上記コネクタ内部の第二の端子は、金属製の基板部の一端側に間隔をあけて上記複数の接続部を突設していると共に、該基板部の他端側に電力供給線との接続部を備え、上記複数の各接続部は、上記基板部から突設した互いに対向する一対の弾性舌片部あるいは、スロットを切り欠いている圧接タブからなり、
上記コネクタを上記シャーシの挿入部に着脱自在に嵌合すると、複数の上記線状光源の第一の端子と上記コネクタの第二の端子の複数の接続部とが一括で接続可能で、かつ、上記コネクタを上記挿入部から取り外した後に上記各線状光源を前記シャーシから取り出し可能な構成としていることを特徴とする表示装置用照明装置を提供している。
なお、上記シャーシは、照明装置の筐体となるシャーシの一部であってもよいし、光源保持用の別体であってもよい。
また、上記シャーシは少なくとも上記光源の端部領域に設けられている。
少なくとも一方の端部に第一の端子を有する複数の線状光源と、
上記線状光源に電力を供給する電力供給線と、
上記電力供給線と導通され、上記複数の光源の第一の端子と接続する複数の接続部を備えた第二の端子を内部に有するコネクタと、
上記コネクタの挿入部を有するシャーシとを備え、
上記シャーシの上記コネクタの挿入部は、上記線状光源の軸線方向に直交する方向に開口され、上記シャーシの内面側に各光源を貫通保持する内面側の挿通孔が設けられ、上記線状光源の軸線方向において上記シャーシの外面側に開口させて光源用の取出口を設けて、上記挿入部、挿通孔および取出口を連通させており、
上記コネクタ内部の第二の端子は、金属製の基板部の一端側に間隔をあけて上記複数の接続部を突設していると共に、該基板部の他端側に電力供給線との接続部を備え、上記複数の各接続部は圧接タブとされ、
上記コネクタを上記シャーシの挿入部に着脱自在に嵌合すると、複数の上記線状光源の第一の端子と上記コネクタの第二の端子の複数の接続部とが一括で接続可能で、かつ、上記コネクタを上記挿入部から取り外した後に上記各線状光源を前記シャーシから取り出し可能な構成としていることを特徴とする表示装置用照明装置を提供している。
上記シャーシのコネクタの挿入部の内面に係止部を設けていると共に、上記コネクタのハウジング外面には被係止部を設け、上記コネクタを上記コネクタの挿入部へ嵌合することで、該係止部が該被係止部に係止されて上記コネクタが上記シャーシに固定される構成としている。
また、上記線状の光源は、熱陰極管、冷陰極管あるいはキセノン管からなる放電管、もしくは、線状光源化したLEDとしていると好適である。
また、上記のようにHOT側とGND側とが同側となることで、隣接する光源のチラツキを相殺することができ、照明装置全体としてのチラツキを低減できると共に、積層される液晶パネルへの電気的ノイズも低減することができる。
上記電力供給線の端部に小コネクタを接続すると共に上記コネクタの背面側に取付穴を設け、上記小コネクタを該取付穴に嵌合することで、上記小コネクタ内の端子と上記コネクタ内の端子とを接続している。
こうすると、コネクタを取り外した後に上記取出口を通して光源をスライドさせることで、分解せずに光源を取り出すことができる。
こうすると、コネクタを挿入部に嵌合挿入した状態では取出口が閉鎖されるので、取出口を通じてゴミ等が混入するのを防止できると共に、安全上・外観上も良好となる。
上記挿入部に位置決め用のガイド突起部を設けていると共に、上記コネクタのハウジング外面には該ガイド突起部に対応するガイド溝を設けている。
具体的には、上記各弾性舌片部は、端子先端側より逆U字状に対向して折り返しているとよい。
前記したように、液晶表示装置では液晶材料に電圧を印加して、そこを通過する光の偏光特性を制御しているが、光は380nm〜780nmの人間が認識できる可視光領域の電磁波であるため、上記範囲の電磁波に限定されず、電気的に電磁波の偏向性を制御する方式の表示装置にも適用できる。
電磁波は、x軸方向とy軸方向(p波、s波)の2つの波の合成波からなり、2つの波の位相をそれぞれずらすことで、合成された電磁波(光)の波形を変化させることができる。この合成された波形が様様な形状を取りうる状態、即ち、電磁波の偏向性を電気的に制御する表示装置も前記した本発明の照明装置を用いることができる。
表示装置として、前記した液晶に電圧をかけ、電気的に電磁波(光)の偏向性を制御する方式以外の表示装置で、物理的、機械的シャッタリング方式によって電磁波(光)の強度を制御する表示装置にも前記本発明の照明装置を用いることができる。
特に、上記表示パネルは液晶パネルとし、上記表示装置は液晶表示装置としていると好ましい。
図1乃至図5は第1実施形態を示す。
本実施形態の表示装置は液晶表示装置20とし、液晶パネル22の周縁を枠状のフロントシャーシ23とベゼル21とで挟持し、液晶パネル22の下方に光学部材である光学シート群27を配置している。光学シート群27の下方には複数の線状光源28を並列配置して、各線状光源28の端部28a、28bを光源保持用シャーシ29で保持した状態で下方より反射複合材30およびバックシャーシ31で閉鎖している。バックシャーシ31の背面側に配置されるインバータ36に接続された電力供給線33の端末にはコネクタ32が接続されており、このコネクタ32を光源保持用シャーシ29の挿入部29cに内嵌挿入することで線状光源28に給電している。
光源保持用シャーシ29は樹脂の成形品であり、複数本の線状光源28の両端28aを一括して位置決め保持するように一対設けられて、その対向面となる内側面29bより線状光源29を貫通して位置決め保持する挿通孔29eを設けていると共に、外側面29aより挿入部29cを挿通孔29eと連通させて設けて線状光源28の軸線方向を同方向に開口している。また、挿入部29cの上下面には被係止部を凹設している。光源保持用シャーシ29の下端内側には反射複合材30の端部を位置決めする切欠部29fを設けている。
圧接端子38は金属製で、図2および図5に示すように、基板部38aの一部より後端側に電力供給線33の芯線をカシメ圧着するバレル部38bを設けていると共に、基板部38aの先端側より逆U字状に対向して折り返された一対の弾性舌片部38d、38eを突出しており、この一対の弾性舌片部38d、38eが電極端子28a、28bに合わせて複数設けられている。また、基板部38aの下面にはハウジング37と係止するランス部38cを切り起こしている。
ハウジング37は樹脂等の高分子材料からなり、図2に示すように、外面の上下面に係止部37a、37bを突出していると共に、端子収容空間の下面に圧接端子38のランス部38dが係止される凹部37cを形成している。なお、ハウジング37の材質は樹脂やゴム材等としても好適である。
バックシャーシ31は金属製で、装置の強度を向上させる役割と放熱の役割を果たしている。
ベゼル21は断面逆L字の枠形状であり、その側面の挿入部29cと対応する位置に開口部21aを設けている。
フロントシャーシ23は断面逆L字の枠形状であり、その側面の挿入部29cと対応する位置に開口部23aを設けている。
本実施形態は、コネクタ40と電力供給線33とを着脱自在としている。即ち、電力供給線33の端部に小コネクタ43を接続して、その小コネクタ43をコネクタ40の取付穴41fに内嵌係止している。
小コネクタ43をコネクタ40の取付穴41fに嵌合して係止部44a、44bを被係止部41d、41eに係止固定することで、タブ状端子45が圧接端子42のスロット42cに圧接接続される。なお、他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態は、電力供給線33に接続されるコネクタ48を線状光源28の数に合わせて一対一で設けている。
光源保持用シャーシ47は、線状光源28の数に合わせて挿入部47aを個別に穿設している。そして、個々のコネクタ48を挿入部47aに内嵌挿入して係止部48aを挿入部47aの内面の被係止部(図示せず)に係止固定している。なお、他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態は、線状光源51が略U字状に折り返して湾曲されて、両端の電極端子51a、51bが同方向に突出している。
線状光源51の屈曲部51cは支持部材50の対向面の上面側に切り欠かれた凹部50aに載置され、電力供給線33に接続された1つのコネクタ52で電極端子51a、51bと嵌合接続している。
なお、支持部材52の変形例として、図10に示すように、線状光源51の屈曲部51cを挿入固定するための設置孔52aを支持部材52の対向面より凹設する構成としてもよい。
本実施形態は、線状光源53に3ヶ所の屈曲部53c、53d、53eを設けて略W字状に湾曲させて、両端の電極端子53a、53bを同方向に突出させている。
電極端子53a、53bと反対側の屈曲部53c、53eは支持部材50の凹部50aに載置され、電力供給線33に接続された1つのコネクタ54で電極端子53a、53bと嵌合接続している。なお、他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態は、隣接する直線状の線状光源28の他端の電極端子28b同士をジョイントバスバー56の圧接タブ56aで接続して擬似的にU字管を形成している。なお、電極端子28bを接続する部材はジョイントバスバー56に限定されず、電線や基板等により行ってもよい。また、他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態は、光源保持用シャーシ58の挿入部58cを線状光源28の軸線方向に直交する方向に開口している。
光源保持用シャーシ58は、内側面58bから光源保持用の挿通孔58eを穿設していると共に、下面58aから挿入部58cを穿設して挿通孔58eと連通させており、外側面から光源用の取出口58fを開口している。また、挿入部58cの上方面には後述するコネクタ60の突部61fを嵌合する凹部58gを設けている。
バックシャーシ59には挿入部58cと連通する開口部59aを穿設している。
圧接端子62は、基板部62aの一部より後端側に電力供給線33の芯線をカシメ圧着するバレル部62bを設けていると共に、基板部62aの先端側よりスロット62dを有する圧接タブ62cが電極端子28a、28bに合わせて複数突設されている。また、基板部62aの下面にはハウジング61と係止するランス部62eを切り起こしている。
ハウジング61は樹脂あるいはシリコーンゴムからなり、側端面に係止部61a、61bを突出していると共に、端子収容空間の内面に圧接端子62のランス部62eが係止される凹部61cを形成している。また、圧接タブ63cのスロット62dと対応する位置にスロット部61dを切り欠いており、スロット部61dの上端両側には拾込テーパ部61eを設けている。スロット部61dは外側方を閉鎖面61fにより閉鎖されていると共に閉鎖面61fの上方先端側を突出させた突部61fを設けている。
そして、ベゼル21およびフロントシャーシ23の開口部21a、23aと光源保持用シャーシ58の取出口58fとを通して線状光源28を新品と交換し、上記と逆の手順で組立て直して交換作業が完了する。なお、他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態は、第7実施形態と同様に下方から接続するコネクタ64を線状光源28の数に合わせて一対一で設けている。
光源保持用シャーシ65は、線状光源28の数に合わせて挿入部65aを個別に下方から穿設している。そして、挿入部65aに対応する位置のバックシャーシ66に穿設された開口部66aを通して下方からコネクタ64を挿入部65aに内嵌挿入し、係止部64aを挿入部65aの内面の被係止部65cに係止固定すると共に、コネクタ64のスロット部64bに電極端子28aをスライド嵌合している。この際、コネクタ64の先端側の突部64dが光源保持用シャーシ66の凹部65dに嵌合されると共に、コネクタ64の閉鎖面64cが取出口65bを閉鎖することで、ベゼル67の開口部67aもコネクタ64により蓋がされるようになっている。なお、他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態は、上述した実施形態の全てに適用可能なもので、線状光源28の背面側に位置する反射複合材68の底面68aに線状光源28と直交する方向に突条部68bを突設しており、この突条部68bの上端に所要間隔をあけて光源位置決め用のガイド部68cを切り欠いている。
上記構成とすると、線状光源28の脱着作業を行う際に、線状光源28の電極端子28a、28bがコネクタの端子に合致するようにアライメントすることができる。なお、他の構成は上述した実施形態と同様であるため同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の液晶表示装置70は、照明装置83をエッジライト(サイドライト)型バックライトとしている。
液晶パネル22の周縁を枠状のフロントシャーシ72とベゼル71とで挟持し、液晶パネル22の下方に光学シート群27を介して照明装置83を配置している。照明装置83は、導光板75の側端面に2本の線状光源76を配置し、断面略コ字状のリフレクタ77で線状光源76を囲んでいると共に、導光板75の背面側に反射シート74を配置してバックシャーシ73で閉鎖している。
圧接端子82は、基板部82aの一部より後端側に電力供給線80の芯線をカシメ圧着するバレル部82dを設けていると共に、基板部82aの先端側よりスロット82cを有する圧接タブ82bが2つ突出している。
ハウジング81は樹脂等の高分子材料からなり、側面先端より折り返し状に可撓片81a、81b(係止解除手段)を突出しており、可撓片81a、81bの外面に係止部81c、81dを突設している。
そして、コネクタ79が離脱された状態から、線状光源76を側方にスライドさせることで、光源保持用シャーシ78と共に容易に取り出して交換作業を行うことができる。
本実施形態は、バックシャーシ85の側壁85aを光源保持用シャーシとして利用し挿入部85bを設けている。挿入部85bの内面には被係止部85cを設けている。
各線状光源76はホルダ84により位置決め保持されてリフレクタ77内にスライド嵌合されている。
本実施形態は、第4実施形態と同様に、線状光源88が略U字状に折り返して湾曲されて、両端の電極端子88a、88bが同方向に突出している。
線状光源88は、その屈曲部88c側をホールド孔90a、90bを有するホルダ90で位置決め保持している。なお、他の構成は第10実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態は、第5実施形態と同様に、線状光源94を略W字状に湾曲させて、両端の電極端子94a、94bを同方向に突出させている。なお、他の構成は第10実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態は、隣接する直線状の線状光源76の他端の電極端子76b同士を電線96で接続して擬似的にU字管を形成している。なお、電極端子76bを接続する部材は電線96に限定されず、ジョイントバスバーや基板等により行ってもよい。また、他の構成は第10実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態のコネクタ98は、上述したあらゆる実施形態に適用可能なもので、ハウジングの上下外面に傾斜面98a−1を有する断面三角状の係止部98aを突設している。なお、係止部98aの配置はハウジングの左右面でもよく、また、係止部98aの数も1つ以上の幾つでもよい。
本実施形態のコネクタ100は、上述したあらゆる実施形態に適用可能なもので、ハウジングの外面に三角柱状の係止部100aを突設している。
本実施形態のコネクタ102は、上述したあらゆる実施形態に適用可能なもので、ハウジングの外面に円柱状の係止部102aを突設している。
本実施形態のコネクタ104は、上述したあらゆる実施形態に適用可能なもので、ハウジングの外面に四角柱状の係止部104aを突設している。
本実施形態のコネクタ106は、上述したあらゆる実施形態に適用可能なもので、弾性を有するハウジング107の内部に剛性を有する内装部材108を内嵌し、その内装部材108に電力供給線端末に接続された圧接端子109を係止している。
内装部材108は金属製であり、係止突起107cを係止する被係止孔108aと、圧接端子109を係止する被係止孔108bとを備えている。
圧接端子109は金属製で、基板部109の一部より後端側に電力供給線の芯線をカシメ圧着するバレル部109bを設けていると共に、基板部109aの先端側より逆U字状に対向して折り返された一対の弾性舌片部109d、109eを突出しており、基板部109aの下面には内装部材108の被係止孔108bに係止するランス部109cを切り起こしている。
本実施形態のコネクタ110は、上述したあらゆる実施形態に適用可能なもので、係止解除手段となる可撓舌片部110aを設けている。
コネクタ110のハウジングは樹脂で成形され、外面から後方へ向けて可撓舌片部110aを突出しており、可撓舌片部110aの外面に係止部110bを設けている。この係止部110bを挿入部の被係止部(図示せず)に係止した状態から可撓舌片部110aの後端110cを下方に押圧することで、係止を解除できるようになっている。
本実施形態のコネクタ112は、上述したあらゆる実施形態に適用可能なもので、ハウジング外面に略U字状のスリット112aを切り欠いて可撓部112bを形成し、可撓部112bの後端に係止部112cを突設している。
本実施形態のコネクタ114は断面円形状で、外面に係止突起114aを突設している。光源保持用シャーシ115の円筒状の挿入部116の内面にはコネクタ挿通側端面から被係止溝117を切り欠いている。被係止溝117はL字状で、軸線方向に沿った水平部117aに連続して屈曲部117cを介して垂直部117bを設けている。
第22実施形態との相違点は、光源保持用シャーシ119の挿入部120の被係止溝121の終端に返し部121cを設けている点である。
被係止溝121は、軸線方向に沿った水平部121aに連続して垂直部121bを設けていると共に、垂直部121bの先端でコネクタ挿入方向と逆方向に向けた返し部121cを設けている。こうすると、係止突起114aが返し部121cに到達することで、コネクタ114の抜け防止を図ることができる。
第23実施形態との相違点は、光源保持用シャーシ123の挿入部124の被係止溝125の屈曲部125dを鈍角に屈曲している点である。
被係止溝125は、軸線方向に沿った水平部125aから鈍角の屈曲部125dを介して傾斜部125bを設けていると共に、傾斜部125bの先端でコネクタ挿入方向と逆方向に向けた返し部125cを設けている。こうすると、被係止溝125が斜めの流線型状に形成されるので、被係止溝125に追従したコネクタ114の回転動作と共にコネクタ114を線状光源28の電極端子28aに近接・離反させることができ、電極端子28aとの接続距離を調整することが可能となる。
第22実施形態との相違点は、光源保持用シャーシ127の挿入部128の被係止溝129を螺旋状に形成している点である。
コネクタ114を挿入部128に回転させながら挿入することで、係止突起114aを被係止溝129にスライド挿入して螺着する。上記構成とすると、コネクタ114の回転動作と共にコネクタ114を線状光源28の電極端子28aに近接・離反させることができ、電極端子28aとの接続距離を調整することが可能となる。また、被係止溝129が螺旋状であることよりコネクタ114が不意に抜けにくくなっている。
本実施形態のコネクタ131は、第22〜第25実施形態以外の上述したあらゆる実施形態に適用可能であり、コネクタ131の形状は断面三角状となっており、その外面に係止部131a、131bを突設している。なお、このコネクタ131が嵌合されるコネクタ挿通部(図示せず)も同様の断面三角状とする。
本実施形態のコネクタ133は、第22〜第25実施形態以外の上述したあらゆる実施形態に適用可能であり、コネクタ133の形状は断面多角形状(本実施形態では六角形状)となっており、その外面に係止部133a〜dを突設している。なお、このコネクタ133が嵌合されるコネクタ挿通部(図示せず)も同様の断面多角形状とする。
本実施形態のコネクタ135は、第22〜第25実施形態以外の上述したあらゆる実施形態に適用可能であり、断面矩形状のハウジングの左右外面に一対の位置決め用のガイド突起部135c、135dを設けていると共に、ハウジング上下外面には係止部135a、135bを設けている。
光源保持用シャーシ136の挿入部136aにはガイド突起部135c、135dに対応するガイド溝136b、136cを切り欠いていると共に、被係止部136aを設けている。
本実施形態は、第22〜第25実施形態以外の上述したあらゆる実施形態に適用可能であり、第28実施形態との相違点は、断面円形状のコネクタ138のハウジング外面に一対のガイド突起部138c、138dを設けている点である。また、ハウジング外面には係止部138a、138bを突設している。
本実施形態は、第22〜第25実施形態以外の上述したあらゆる実施形態に適用可能であり、第28実施形態との相違点は、断面三角形状のコネクタ140のハウジング外面に1つのガイド突起部140cを設けている点である。また、ハウジング外面には係止部140a、140bを突設している。
本実施形態は、電力供給線の端末に圧着されてコネクタハウジング内に収容される圧接端子142のバリエーションを示している。
圧接端子142は、音叉状に一対の対向片142a、142bを突出しており、対向片142a、142bの所要位置において離反方向に膨出する円弧部142c、142dを設けて仮想円筒部を形成している。線状光源28の電極端子28aは、対向する円弧部142c、142dに密嵌挿入することで電気接続を行う。
本実施形態の圧接端子144は、一対の湾曲した円弧部144a、144bを対向して突出させていると共に、円弧部144a、144bの互いの先端を近接させて円筒部を形成している。線状光源28の電極端子28aは、円弧部144a、144bの内部円筒空間に密嵌挿入されることで電気接続される。
本実施形態の圧接端子146は、略U字状に突出された弾性舌片部146a、146bの先端に向けて近接させており、先端部146c、146dを外方に反り返している。
線状光源28の電極端子28aは、対向する一対の先端部146c、146dの間に差し込んで圧接接続させる。この際、先端部146c、146dが反り返っているので、電極端子28aがスムーズに拾い込むことができる。
本実施形態の圧接端子148は、線状光源28と同じ軸線方向を有する略円筒部148aを備え、略円筒部148aの内部空間148bは、先端開口から終端部148c側へ狭くなるようにしている。そして、線状光源28の電極端子28aを圧接端子148の内部空間148bに差し込むことで、電極端子28aの先端側が密嵌されて電気接続が確保される。
本実施形態は、コネクタ150側の外面に断面三角状の被係止部150aを凹設していると共に、光源保持用シャーシ151の挿入部151aに断面三角状の係止部151bを突設している。
また、変形例として、図48(A)のように、コネクタ153被係止部153aを三角柱状の凹部としたり、図48(B)のように、コネクタ155の被係止部155aを円柱状の凹部としたり等あらゆる形状にすることが考えられる。なお、その際に、光源保持シャーシ側に設ける係止部の形状もそれに対応する形状とすることは言うまでもない。
本実施形態のコネクタ157は上述したあらゆる実施形態に適用可能であり、断面矩形状のハウジングの左右外面に一対の位置決め用のガイド溝157bを切り欠いていると共に、ハウジング上下外面には係止部157aを設けている。
光源保持用シャーシ158の挿入部158aにはガイド溝157aに対応するガイド突起部158bを設けていると共に、被係止部158cを設けている。
本実施形態は図19に示すようなエッジライト(サイドライト)型の照明装置をバックライトとした液晶表示装置であって、リフレクタ167で囲まれた線状光源28の電極端子28aの下方においてシャーシ165に挿入部165aを穿設していると共に、線状光源28の軸線方向に取出口165bを開口しており、挿入部165a内の側面には被係止部165cを備え、上面に後述するコネクタ166の突部166dを嵌合する凹部165dを設けている。また、シャーシ165に被せるベゼル164にも取出口165bに対応する位置に開口部164aを設けている。
なお、シャッター形状は四角状や円形状に限定されず、三角状を含む多角形等としてもよい。
21、71 ベゼル
22 液晶パネル(表示パネル)
23、72 フロントシャーシ
24 拡散シート
25 プリズムシート
26 拡散シート
27 光学シート群
28、51、53、76 線状光源
28a、28b 電極端子(第一の端子)
29、47、58、65 光源保持用シャーシ
29c、47a、58c、65a 挿入部
29d 被係止部
29e、58e 挿通孔
30、68 反射複合材
31、59、66、73 バックシャーシ
32、40、48、60、64、79 コネクタ
33 電力供給線
34 反射シート
35 金属板
36 インバータ
37 ハウジング
37a、37b 係止部
37c 凹部
38、62 端子(第二の端子)
38b バレル部
38c ランス部
38d、38e 弾性舌片部
39 照明装置(バックライト)
41 ハウジング
41f 取付穴
42 端子
43 小コネクタ
56 ジョイントバスバー
68c ガイド凹部(ガイド部)
77 リフレクタ
74 反射シート
78 ホルダ
85 シャーシ
85b 挿入部
Claims (18)
- 少なくとも一方の端部に第一の端子を有する複数の線状光源と、
上記線状光源に電力を供給する電力供給線と、
上記電力供給線と導通され、上記複数の光源の第一の端子と接続する複数の接続部を備えた第二の端子を内部に有するコネクタと、
上記コネクタの挿入部を有するシャーシとを備え、
上記シャーシの上記コネクタの挿入部は、上記線状光源の軸線方向において該シャーシの外面側に開口して設けられると共に、該コネクタの挿入部と連通させて上記シャーシの内面側に、各光源を貫通保持する内面側の挿通孔が設けられ、該コネクタの挿入部を上記光源の取出口として兼用とされ、かつ、
上記コネクタ内部の第二の端子は、金属製の基板部の一端側に間隔をあけて上記複数の接続部を突設していると共に、該基板部の他端側に電力供給線との接続部を備え、上記複数の各接続部は、上記基板部から突設した互いに対向する一対の弾性舌片部あるいは、スロットを切り欠いている圧接タブからなり、
上記コネクタを上記シャーシの挿入部に着脱自在に嵌合すると、複数の上記線状光源の第一の端子と上記コネクタの第二の端子の複数の接続部とが一括で接続可能で、かつ、上記コネクタを上記挿入部から取り外した後に上記各線状光源を前記シャーシから取り出し可能な構成としていることを特徴とする表示装置用照明装置。 - 少なくとも一方の端部に第一の端子を有する複数の線状光源と、
上記線状光源に電力を供給する電力供給線と、
上記電力供給線と導通され、上記複数の光源の第一の端子と接続する複数の接続部を備えた第二の端子を内部に有するコネクタと、
上記コネクタの挿入部を有するシャーシとを備え、
上記シャーシの上記コネクタの挿入部は、上記線状光源の軸線方向に直交する方向に開口され、上記シャーシの内面側に各光源を貫通保持する内面側の挿通孔が設けられ、上記線状光源の軸線方向において上記シャーシの外面側に開口させて光源用の取出口を設けて、上記挿入部、挿通孔および取出口を連通させており、
上記コネクタ内部の第二の端子は、金属製の基板部の一端側に間隔をあけて上記複数の接続部を突設していると共に、該基板部の他端側に電力供給線との接続部を備え、上記複数の各接続部は圧接タブとされ、
上記コネクタを上記シャーシの挿入部に着脱自在に嵌合すると、複数の上記線状光源の第一の端子と上記コネクタの第二の端子の複数の接続部とが一括で接続可能で、かつ、上記コネクタを上記挿入部から取り外した後に上記各線状光源を前記シャーシから取り出し可能な構成としていることを特徴とする表示装置用照明装置。 - 上記シャーシのコネクタの挿入部の内面に被係止部を設けていると共に、上記コネクタのハウジング外面に係止部を設け、上記コネクタを上記コネクタの挿入部へ嵌合することで、該係止部が該被係止部に係止されて上記コネクタが上記シャーシに固定される請求項1または請求項2に記載の表示装置用照明装置。
- 係止解除手段により上記係止部と上記被係止部との係止を解いて上記コネクタを上記コネクタの挿入部から離脱する構成としている請求項3に記載の表示装置用照明装置。
- 上記電力供給線の端部に小コネクタを接続すると共に上記コネクタの背面側に取付穴を設け、上記小コネクタを該取付穴に嵌合することで、上記小コネクタ内の端子と上記コネクタ内の端子とを着脱自在に接続している請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 前記線状光源の他端の電極をジョイントバスバーの圧接タブで連結して疑似的にU字管としている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 上記線状光源は略U字状あるいは略W字状に折り返され、両端の端子が同方向に突出している請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 上記線状光源は、熱陰極管、冷陰極管あるいはキセノン管からなる放電管、もしくは、線状光源化したLEDとしている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 上記コネクタのハウジングは樹脂あるいはシリコーンゴムからなる高分子材料で成形され、上記コネクタのハウジング内には剛性を有する内装部材を内嵌し、上記電力供給線の端末に接続された端子を上記内装部材に係止している請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 表示パネルの背面側に光学部材を介して上記光源を配置し、該表示装置を背面から照射する直下型(ダイレクト型)バックライトとしている請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 上記光源の背面側の部材から光源位置決め用のガイド部を突出させている請求項10に記載の表示装置用照明装置。
- 表示パネルの背面側に光学部材を介して導光板を配置し、該導光板の少なくとも一側端面に上記光源を配置しているエッジライト(サイドライト)型バックライトとしている請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 表示パネルの前面側に光学部材を介して導光板を配置し、該導光板の少なくとも一側端面に上記光源を配置しているエッジライト(サイドライト)型フロントライトとしている請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 上記光源は断面略コ字状のリフレクタで囲まれており、上記光源を保持したシャーシを
上記リフレクタ内にスライド嵌合させることで位置決めしている請求項12または請求項13に記載の表示装置用照明装置。 - 上記表示装置が電気的に電磁波の偏向性を制御される構成としている請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 上記表示装置が物理的、機械的シャッタリング方式によって電磁波の強度を制御する構成とされている請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 上記表示パネルは液晶パネルとし、上記表示装置は液晶表示装置としている請求項1乃至請求項16のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
- 請求項1乃至請求項17のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置と、光学部材と、自発光素子を有しない受動型の表示パネルとを積層配置していることを特徴とする表示装置。
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