JP4698511B2 - バックライト装置、液晶表示装置、及びバックライト装置の組立方法 - Google Patents

バックライト装置、液晶表示装置、及びバックライト装置の組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、インバータ回路により駆動する複数の蛍光管を備えたバックライト装置、該バックライト装置を使用した液晶表示装置、及びバックライト装置の組立方法に関する。
従来から、液晶パネル等の非自発光型パネルの光源として、蛍光管及びそれを駆動するインバータ回路を備えたバックライト装置が多用されている。図14は、従来技術によるバックライト装置の構成を示す概略断面図であり、図中、100はバックライト装置である。
従来のバックライト装置100は、バックライトシャーシ103を挟んで、インバータ回路を搭載したインバータ回路基板104と各蛍光管101とを接続するために、蛍光管101側のコネクタ(蛍光管側コネクタ107)及びインバータ回路基板104側のコネクタ(インバータ側コネクタ105)を備えている。蛍光管側コネクタ107は、蛍光管101から引き出された電極線102に接続されたリード線106に接続され、一方でインバータ側コネクタ105はインバータ回路基板104に接続され且つ蛍光管側コネクタ107に対応した形状をもつ。そして、リード線106をバックライトシャーシ103の緩挿孔103aに通し、蛍光管側コネクタ107をインバータ側コネクタ105に挿入することで接続する。これによりインバータ回路基板104と蛍光管101とが導通することとなる。
また、特許文献1には、額縁領域を狭くし、液晶パネルの表示領域における輝度の均一性を優れたものとし、組み立て作業を容易にすることを目的とした液晶表示装置が開示されている。図15は、従来技術による液晶表示装置の構造を示す断面図で、図中、110は、特許文献1に記載の液晶表示装置である。液晶表示装置110は、底面反射板113aを有する反射板付きシャーシ113と、底面反射板113aの上に設けられたランプ111と、ランプ111からの直接光及び底面反射板113aからの反射光を拡散する拡散板116と、拡散板116を介したバックライト光を照明して映像を表示する液晶パネル118とが、フレーム119に固定されている。
シャーシ113にはランプ111を支持するランプ支持台115が配設され、各ランプ支持台115はランプ111の低圧側端部111aを保持するように配置する。ランプ111の低圧側端部111aから引き出されたリード線112が、低圧側端部111aから液晶パネル118から遠ざかる方向に引き回され、このリード線112を実装するリターン基板114が、低圧側端部111aから引き出されたリード線112を貫通させるようにランプ支持台115の液晶パネル118から遠い面に取付けられた状態でリード線112を半田114bで半田付けしている。この構成により、表示パネル周辺部に取付けられた額縁を狭くでき組立を簡単にしている。
特開2002−311418号公報
しかしながら、図14で例示のごとき従来のバックライト装置では、蛍光管側にリード線を備えたコネクタを取り付け、そのコネクタをインバータ基板側の対応するコネクタに挿入する必要がある。そのため、蛍光管電極にコネクタ付ハーネスを取り付ける手間に加え、インバータ側にも対応するコネクタが必要となる。さらに、2ピース構造であるため、蛍光管側コネクタをインバータ回路基板側コネクタに挿入する手間も発生し、バックライトの構造、コストに重大な負担になっている。
また、図15で例示のごとく、バックライト装置の生産工程(組立工程)上でリード線と基板とを直接半田処理を伴う実装工程を経る場合は、蛍光管一本ごとに手作業で半田処理を行う必要が生じ、バックライトの大型化に伴い蛍光管の本数が増えればその作業は余計に困難を極めるものとなる。一方、迅速な半田処理を行うためにリフロー処理を行った場合には、バックライト装置へのゴミ等の異物を混入する原因ともなりかねなくなり、この場合も蛍光管本数の増加に伴いゴミ混入を排除するクリーンルームが大型になり異物混入の確率を助長させる要因にもなりかねない。また、このような直接半田処理を伴う実装工程を経る場合には、取り付け難いだけでなく、修理において蛍光管を取り外す必要を生じたときには半田を溶かして外す必要があり、手間がかかる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、バックライト装置において、組立工程上でバックライト装置への直接の半田付け作業を伴うことなく、蛍光管とインバータ回路基板をはじめとする基板との取付け作業を迅速且つ容易に行えるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、電極線が引き出された蛍光管と、該蛍光管に電力供給するためのインバータ回路基板とを備えたバックライト装置であって、前記インバータ回路基板又は他の基板は、前記蛍光管から引き出された電極線と前記インバータ回路基板又は前記他の基板とを架設し電気的に接続するコネクタを搭載し、該コネクタは、前記電極線の先端を挿入するための電極線挿入部当該バックライト装置に前記蛍光管を設置した状態での前記電極線の先端に対して、前記電極線挿入部可動させる可動機構とを有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記電極線挿入部に前記電極線が挿入された状態で、前記電極線挿入部を当該バックライト装置にロックするロック機構をもつことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記コネクタは、前記インバータ回路基板上に設けられた接続端子又は前記他の基板上に設けられた接続端子に接続する端子接続部を、前記コネクタが搭載された位置に有し、前記電極線挿入部に前記電極線が挿入された状態で、前記接続端子と電気的に接続することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1乃至第3のいずれかの技術手段において、前記電極線が、前記蛍光管の長手方向に引き出された後、該長手方向に対して交差する方向に曲げられ引き出されているか、或いは、前記蛍光管が、その先端部において前記長手方向に対して交差する方向に曲げられているかのいずれかであることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれかの技術手段において、前記電極線挿入部は、前記電極線を先端から該電極線の長手方向に向かって挿入しながら挟む挿入狭持部を有することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第3のいずれかの技術手段において、前記電極線が前記蛍光管の長手方向に引き出されたままであり、前記電極線挿入部は、前記電極線を該電極線の長手方向に交差する方向から挟む狭持部を有することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、前記電極線挿入部の一部と嵌合するための受け部を備え、該受け部は、当該バックライト装置のフレーム側に配設され、且つ前記電極線を緩挿して前記電極線挿入部へ通すための緩挿孔を有することを特徴としたものである
第8の技術手段は、第1乃至第7のいずれかの技術手段におけるバックライト装置と、該バックライト装置によって照明される液晶パネルとを備えていることを特徴とする液晶表示装置である。
第9の技術手段は、電極線が引き出された蛍光管と、該蛍光管に電力供給するためのインバータ回路基板又は他の基板とをコネクタで接続し、バックライト装置を組み立てるための組立方法であって、前記コネクタは、前記インバータ回路基板上又は前記他の基板上に搭載され、前記電極線の先端を挿入するための電極線挿入部前記バックライト装置に前記蛍光管を設置した状態での前記電極線の先端に対して、前記電極線挿入部可動させる可動機構とを有し、当該組立方法は、前記バックライト装置のフレームの片側に前記インバータ回路基板又は前記他の基板を取り付ける工程と、前記フレームの反対側に前記蛍光管を取り付ける工程と、前記可動機構によって前記電極線挿入部を可動させて前記電極線挿入部に前記電極線の先端を挿入することで、前記インバータ回路基板又は前記他の基板と前記電極線とを架設し電気的に接続する工程とを含むことを特徴としたものである。
本発明によれば、バックライト装置において、組立工程上でバックライト装置への直接の半田付け作業を伴うことなく、蛍光管とインバータ回路基板をはじめとする基板との取付け作業を迅速且つ容易に行えるようになる。
図1は、本発明によるバックライト装置を使用した液晶表示装置の構成例を示す断面図である。図中、液晶表示装置は、主な構成として、バックライト装置1及び液晶パネル2を備えている。バックライト装置1は、液晶パネル2の表示面の反対側から光を照射する。このバックライト装置1の光源としては、例えば、冷陰極蛍光ランプ(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)などの蛍光管が用いられる。また、液晶パネル2は、映像信号処理された映像信号を液晶パネル2のクロック信号に応じて画素毎に所定の階調電圧として給電し、画面上に順次走査による映像表示処理を施すことで映像信号に応じた映像を表示する。
バックライト装置1は、液晶パネル2に光を供給するための複数の蛍光管10と、各蛍光管10から発光した光を液晶パネル2側に有効に照射するための反射シート又は反射板(以下、反射シートで代表する)27と、これらを収納するための筐体(バックライトシャーシ又はフレームともいう)20と、により構成される。バックライトシャーシ20の背面(すなわち、蛍光管10の設置面の反対側の面)には、インバータ回路を搭載するためのインバータ回路基板30が配置される。このインバータ回路には、各蛍光管10に電力を供給する昇圧回路としてインバータトランスなどの部品33が設けられている。このインバータトランスとしては、例えば、2つのコイルの電磁誘導効果によって互いのコイルの巻き数比に基づいて変圧する巻線型などがある。
インバータ回路としては、例えば、他励式インバータを適用することができる。一般に他励式インバータは、一次側に発振回路を設け、この発振回路の駆動周波数と同じ周波数の交流に変換するもので、この他励式インバータを上述のような巻線型のインバータトランスの駆動に利用することにより、巻線型でありながら、圧電型インバータを越える小型で高効率化されたインバータを実現することができる。
液晶パネル2は、液晶層を挟んだ2枚の直交ニコルの関係を有した偏光板付ガラス基板からなり、この液晶パネル2を厚み方向に対し2枚のフレーム6,7で固定保持する。このフレーム6,7は、バックライト装置1の全体を覆うように、断面略L字型に折れ曲がった構造を有している。
バックライト装置1を構成する蛍光管10は、直線形状又はU字形状であり、その直線部分が互いに平行になるように配置される。また、反射シート27の形状は、例えば、図1に示すように平面形状としてもよく、また、断面凹凸の形状としてもよい。
さらに、液晶表示装置に必要とされる光学性能に応じて各種光学部材を設けるようにしてもよい。例えば、図1に示すように、複数本の蛍光管10によって構成される光源に対して、蛍光管10の配置位置とそれ以外の位置との輝度差を緩和するための拡散板28と、要求される使用形態に対して最適な配光特性を供給するための拡散シート5と、特定方向の光を集光するためのプリズムシート4と、特定方向の光の偏波を選択的に透過/反射して液晶パネル2に入射する光の偏光度を向上させるための反射偏光板3などで構成される。これらの各種光学部材(拡散板28,拡散シート5,プリズムシート4,反射偏光板3など)は板状又はシート状で構成されており、蛍光管10と液晶パネル2との間に配置される。また、拡散板28等は、バックライト装置1の一部として捉えることもできる。
蛍光管10は、バックライト装置1の背面に略平行に配置されたインバータ回路のインバータトランスから電極へ供給される高圧交流電圧によって、蛍光管10内の水銀を励起し、そのエネルギー準位によって紫外線付近の光を発光し、この紫外光によって蛍光管10の赤,青,緑の3色の蛍光体等が発光し、これらの発光色の混色によって白色光を供給する。こうして発光した白色光は、前述の各種光学部材によってその配光特性が各々制御され、液晶パネル2に有効に光を供給することが可能となる。このバックライト装置1からの光供給によって液晶パネル2の各画素では所定の階調電圧に応じた光透過率によって各画素の明るさが制御され、映像が画面上に表示される。
以下、本発明の主たる特徴を含む様々な実施形態について説明する。本発明は、例示したようなバックライト装置1の組立工程上でバックライト装置(インバータ回路基板30や図示しないGND基板等の他の基板)への直接の半田付け作業を伴うことなく、蛍光管10とインバータ回路基板30や搭載された他の基板との取付け作業を迅速且つ容易に行えるようにしたものである。
図2は、本発明の一実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す概略断面図で、図3は、図2のバックライト装置におけるコネクタを用いて蛍光管とインバータ回路基板とを接続した状態のバックライト装置の構成例を示す要部断面図である。
なお、図2及び図3、並びに後述の図4乃至図9、図12、及び図13は、図5(D),(E)、図7(A),(C)〜(E)を除き、図1で例示した断面に対する直角方向の断面を示している。また、図2におけるバックライトシャーシ20に対してインバータ回路基板30が配置している方向を上方向とすると、図2乃至図13ではインバータ回路基板30の上方向の面に部品33を実装していることを前提に説明するが、下方向の面に部品を実装してもよい。また、部品非実装面は、インバータ回路基板が片面基板であるときの面であり、両側基板の場合には両面が部品実装面となる。
図2で例示するバックライト装置1は、蛍光管10から引き出された電極線11とインバータ回路基板30とを架設し、電気的に接続するコネクタ40を、インバータ回路基板30上に搭載(設置)したものである。なお、コネクタ搭載位置では、コネクタ40はインバータ回路基板30に電気的に接続されている。このように、コネクタ40は、インバータ回路基板30側に搭載されており、蛍光管10側には特にコネクタを実装しない構造となっている。
そして、コネクタ40は、電極線11の先端を挿入する電極線挿入部41を有し、電極線挿入部41がコネクタ搭載位置に対して可動する可動機構をもつ。このように、コネクタ40は、片側はインバータ回路基板30に実装され、片側は蛍光管10(実際には電極がむき出しになった電極線11)を接続できるような構造となっており、可動機構としては、例えばヒンジ型の構造をもたせてもよい。ヒンジ部分は、コネクタ搭載位置に設けてもよいし、その位置から離れた位置に設けてもよい。
コネクタ40は、電極線挿入部41における電極線11との接触部分と、コネクタ搭載位置との間を繋ぐ導体を内包し、好ましくはその周りを樹脂などで覆うとよい。この導体に流れる電流はmAのオーダーであり、特に放電対策を行わなくてもよい。但し、隣り合う蛍光管10間で放電しないように蛍光管10の設置間隔を規定しておく必要がある。コネクタ40のごとき接続手段を採用することで、電極線11とインバータ回路基板30とが導通し、蛍光管10をインバータ回路で駆動することが可能となる。
また、ランプ接続用のコネクタ40をインバータ回路基板30上に搭載させる代わりに、他の基板に搭載させることで、他の基板と電極線11とを架設して電気的に接続することもできる。「他の基板」としては、GND基板の他に、例えば擬似U字管における蛍光管同士の接続部分を構成するために、お互いが導通している2つの接続端子を搭載した基板も適用できる。この場合、一方の蛍光管とその基板とをコネクタ40と同様のコネクタで接続し、他方の蛍光管とその基板とをコネクタ40と同様の別のコネクタで接続することで、擬似U字管が完成する。また、配線さえ同じであれば、これら2つのコネクタを一体に構成してもよい。このような構成は、特にバックライト装置1が両側駆動の場合に放電対策無しでも適用できる。
なお、以下の説明では、GND基板等の他の基板と蛍光管10との接続についてはインバータ回路基板30を「他の基板」に代えるだけで説明できるため、基本的にインバータ回路基板30と蛍光管10との接続についてのみ説明する。また、バックライト装置1には、通常、インバータ回路基板30だけでなく他の基板も搭載されており、本発明は、蛍光管10と電気的に接続する必要がある全ての基板に対して同時に適用できる。
図2では、上述の可動機構として、インバータ回路基板30に設置する端子接続部42と、端子接続部42に対して周方向に可動する可動部(可動板)43とを備えている。端子接続部42は、インバータ回路基板30と電気的に接続するために、インバータ回路基板30上に設けられた接続端子45に接続する部分である。接続端子45自体は元々端子接続部42側に具備されるものでもよい。可動板42は、可動機構として、コネクタ搭載位置から(端子接続部42から)電極線挿入部41に向かって延伸したアーム部の一例である。
コネクタ40を構成する端子接続部42、可動板43、及び電極線挿入部41は、可動板43の一端に端子接続部42が接続され、他端に電極線挿入部41が接続されており、内部において電気的に接続されている。可動板43と端子接続部42との接続部分をヒンジ型にする代わりとして、可動板43と端子接続部42との接続部分を可動板43の他の部分より薄く形成するなどによっても、可動板43を端子接続部42に対して可動させることができる。なお、端子接続部42、可動板43、及び電極線挿入部41は、樹脂で一体成型してから、導体を組み込むなどして形成してもよい。
可動板43は、自身及び電極線挿入部41をコネクタ非接続時に同じ位置に保持できるような弾性をもたせることが好ましい。これにより、組立作業者がコネクタ40の電極線挿入部41を電極線11に接続するときに、電極線挿入部41を位置決めのために左右や前後に移動させる必要がなくなり、単純に電極線挿入部41を上から電極線11が存在する方向に押下すればよいだけとなる。また、図2で図示するように、作業者の挿入を容易にするために、可動板43はその中央部分などに屈曲部を設けてもよい。上述した弾性は、この屈曲部でもたせてもよいし、可動板43全体としてもたせてもよい。
電極線挿入部41を電極線11に挿入した際、これらが振動やバックライト装置1自体の上下反転などによって脱離してしまわないようにする必要がある。そのため、バックライト装置1は、電極線挿入部41の一部と嵌合するための受け部を備え、ロック機構をもたせるとよい。
このロック機構は、電極線挿入部41に電極線11が挿入された状態で、電極線挿入部41をバックライト装置1にロックする機構である。この受け部は、バックライト装置1のバックライトシャーシ20側に配設され、且つ電極線11を緩挿して電極線挿入部41へ通すための緩挿孔22を有する。そして、ロック機構として、緩挿孔22のコネクタ40接触側に設けられた係合部22aと電極線挿入部41側に設けられた係合部41bとを係合させる機構を設けることで、電極線挿入部41とバックライトシャーシ20とを固定する。電極線挿入部41の電極線誘込部41aに電極線11の先端を挿入する際には、電極線挿入部41をこの受け部に嵌合させながら、且つ係合部22aと係合部41bとを係合させるように行う。可動機構としてのアーム部は、電極線挿入部に電極線11が挿入された状態で撓むようにしてもよい。
また、電極線挿入部41の先端などで圧接やチャック等の手段により電極線11を接続し固定するようにしてもよい。また、電極線挿入部41内部の導体によって圧接やチャックが可能な構造を採用してもよい。
電極線11は、図2で示したように、蛍光管10の長手方向に引き出された後、長手方向に対して交差する方向に曲げられ引き出されたものを採用するとよい。より具体的に説明すると、図2の構成例では、電極線11が蛍光管10に対して90度曲げ加工を施された状態で、蛍光管10をバックライト装置1に実装した時に、電極線11の先端がインバータ回路基板30側に向くようにしている。蛍光管10のバックライト装置1への実装は、例えばバックライトシャーシ20の緩挿孔20aに電極線11の先端を通してバックライトシャーシ20に蛍光管10を取り付けるとよい。
ここで、図2のごとく電極線11として曲げ加工を施したものを採用したことによる効果について説明する。CCFLは、ガラス管の内壁に蛍光体膜を形成し、ガラス管の内部に1種類以上の希ガス、又は水銀及び1種類以上の希ガスを封入し、ガラス管の両端内部に電極を埋め込んでなる。CCFLの製造過程においては、電極に予め電極線(導入線又はリード線ということもある)を取り付けておき、穴を穿ったガラス玉を用意してその電極線を穴に通し、電極がガラス管の端に位置する状態でガラス玉を溶融して封をする。従って、通常使用する電極線は3mm程度でよいのにも拘わらず、製造工程上の理由から電極線はある程度の長さ(例えば15〜20mm)をもつ必要があり、製造後に余計な部分を切断する必要がある。なお、この電極線は例えば0.6〜0.8mm程度の強度のある線である。しかしながら、電極線11のごとき形状を採用することで、この切断作業が不要になり材料も無駄にならずに済む。
上述のごとき構成のバックライト装置1を組み立てるには、まずバックライト装置1のバックライトシャーシ20の片側にインバータ回路基板30を取り付け、例えば図2のごとく電極線11の先端をインバータ回路基板30側に向けるように、バックライトシャーシ20の反対側に蛍光管10を取り付ける。
インバータ回路基板30は、その表面にインバータ回路を構成する様々な部品33が半田付けなどで取り付けられ、バックライトシャーシ20とステイ24などを介して接続される。インバータ回路基板30には、接続端子45を半田付けするなどによって、コネクタ40の端子接続部42も搭載しておく。
一方、蛍光管10は、バックライトシャーシ20に取り付けられたランプホルダ(下)23に取り付けられ、ランプホルダ(下)23とランプホルダ(上)25及びその内部の衝撃吸収部26とによって狭持される。ランプホルダ(下)23は、電極線11を緩挿する緩挿孔22と一体で形成される。バックライトシャーシ20の蛍光管10設置側には、反射シート27が設置され、ランプホルダ(上)25は、反射シート27をバックライトシャーシ20とで狭持するように、バックライトシャーシ20に取り付けられる。また、拡散板28は、ランプホルダ(上)25に搭載し、図1のように固定するとよい。
そして、電極線挿入部41を電極線11側へ押下して、可動機構によって電極線挿入部41の電極線誘込部41aに電極線11の先端を挿入することで、インバータ回路基板30と電極線11とを架設し、コネクタ40内部の導体によってそれらが電気的に接続する。
このように、上述のごときコネクタ40を備え、蛍光管電極(電極線11)がむき出しになった構造の蛍光管10を用いることで、蛍光管10側には特にコネクタを実装せずとも、蛍光管10とインバータ回路基板30との導通が可能となる。すなわち、上述のごとき構成を採用することで、バックライト装置1の構成自体が簡略化するだけでなく、従来は蛍光管側に必要だったコネクタ付リード線(蛍光管10用のハーネス及びコネクタ)が必要なくなり、蛍光管10側に特別な部品を取り付けることなく、1ピース構造のコネクタ40で容易に蛍光管10とインバータ回路基板30との接続が可能となる。そして、組立工程上でバックライト装置(インバータ回路基板30や図示しないGND基板等の他の基板)への直接の半田付け作業を伴うこともないので、蛍光管10とインバータ回路基板30との接続作業も迅速且つ容易に行うことができる。
図4は、本発明の他の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す要部断面図で、図5は、図4のバックライト装置におけるコネクタの可動機構を説明するための断面図である。
図4及び図5において、50はコネクタ40の代わりとなるコネクタであり、コネクタ50は、電極線挿入部51と端子接続部52とが可動板(アーム部)53で連結された形状をもつ。ここで、図5(A)は電極線11を挿入中の電極線挿入部51の断面を、図5(B)は端子接続部52及び可動板53の断面を、図5(C)は電極線11を挿入後のコネクタ50の断面を、図5(D)はコネクタ50の上面を、図5(E)はコネクタ50の下面を、それぞれ示している。
コネクタ50は、図5(A)で示したように緩挿孔22の形状に緩挿又は嵌挿する外形をもつ電極線挿入部51を備える。電極線挿入部51は、上板51b、側板51c、及び底板51dでなる筐体であって、一側面が開口した筐体の内部に、L字型の係止部材が図5(A)の曲線の矢で示す方向に回動可能に設けられている。係止部材は、側部51e及び底部51fでなり、底部51fには図5(C)のごとき挿入後において電極線11の半円と当接する部分をもたせる。電極線11の挿入後、この当接部分と側板51cとにより、図5(E)で例示するような当接部分51gを形成することとなる。また側板51cには、図5(C)のごとき挿入後において電極線11の一部と接触するように導体51aが設けられている。導体51aは可動板53内の導体53aを介して端子接続部52内の導体52aと導通しており、導体52aは接続端子55と導通している。
可動部53は、図5(B),(D),(E)に示すように端子接続部52との接続部分において、図5(B),(D)の矢視方向のごときあらゆる方向の設置誤差を吸収するような屈折部をもつとよい。可動部53は、全体に弾性をもたせてもよい。また、可動部53は、図5(D),(E)に示すように、端子接続部52との接続部分において電極線挿入部51及び可動部53自身の重みに反して作業者が力を加えない限り同じ位置を保持できるよう幅広部53bを備える。
上述のごとき構成により、コネクタ50を図5(A)の矢視方向に作業者が押下することで、緩挿孔22に側部51eが押圧されながら図5(A)の曲線の矢で示す方向に係止部材が回動する。図5(C)で示すように、コネクタ50が最後まで押下されることで、導体51aに電極線11が接触し、電極線11と接続端子55とが導通する。
図6は、本発明の他の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す要部断面図で、図7は、図6のバックライト装置におけるコネクタの可動機構を説明するための断面図である。
図6及び図7において、60はコネクタ40やコネクタ50の代わりとなるコネクタであり、コネクタ60は、電極線挿入部61と端子接続部62とが可動板(アーム部)63で連結された形状をもつ。ここで、図7(A)は電極線11を狭持する前の電極線挿入部61の断面を、図7(B)は端子接続部62及び可動板63の断面を、図7(C)は電極線11を狭持後の電極線挿入部61の断面を、図7(D)はコネクタ60の上面を、図5(E)はコネクタ60の下面を、それぞれ示している。ここで、図7(A),(C)は、図6の紙面垂直方向の断面、すなわち図1で例示した断面と同じ方向の断面を示している。
コネクタ60は、図7(A)で示したように緩挿孔22の形状に緩挿又は嵌挿する外形をもつ電極線挿入部61を備える。コネクタ60は、電極線12が蛍光管10の長手方向に引き出されたままの蛍光管10に適用できるコネクタである。そのため、電極線挿入部61は、電極線12を電極線12の長手方向に交差する方向から挟む狭持部を有する。
この狭持部として、例えば本体61bにバネを介してくの字状のクリップ部を設けるとよい。このクリップ部は、作業者がクリップ動作を行う操作部61d、電極線12側の可動部61e、及び可動部61eに取り付けられ電極線12に当接する電極線当接部61fを備える。また本体61bには、図7(C)のごとき挿入後において電極線12の一部と接触するように導体61aが設けられている。バネは操作部61dと本体61bとの間に設けられており、クリップ部の屈折部分の支点を中心に開く動作を行うことで可動部61eが開き、その状態で電極線挿入部61を電極線12に近づけて操作部61dから手を離すことで、電極線12が電極線当接部61fと導体61aとに挟まれ、電極線12と導体61aとが導通する。
コネクタ60も上述したコネクタ50と同様に、可動部53、導体53a、幅広部53b、端子接続部52、導体52a、接続端子55にそれぞれ対応する、可動部63、導体63a、幅広部63b、端子接続部62、導体62a、接続端子65が設けられている。これにより、可動部63は、図7(B),(D)の矢視方向のごときあらゆる方向の設置誤差を吸収すること、並びに電極線挿入部61及び可動部63自身の重みに反して位置を保持することができる。
上述のごとき構成により、図7(A)のように作業者が操作部61dと本体部61bとを挟んで電極線当接部61fと導体61aとに空間を形成しながら、コネクタ60を緩挿部22へ挿入し、挿入し終わった段階で作業者が手を離すことで、図7(C)のように電極線当接部61fと導体61aとで電極線12を狭持することができる。作業者は、このようにして、導体61aに電極線12を接触させ、電極線12と接続端子65とを導通させることができる。
図8は、本発明の他の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す要部断面図で、図9は、図8のバックライト装置におけるコネクタの可動機構を説明するための断面図である。
図8及び図9において、70はコネクタ40,50,60の代わりとなるコネクタであり、コネクタ70は、電極線挿入部71と端子接続部72とが可動板(アーム部)73で連結された形状をもつ。ここで、図9(A)は電極線11を電極線挿入部71に挿入する前のコネクタ70の断面を、図9(B)は電極線11を電極線挿入部71に挿入した後のコネクタ70の断面を、それぞれ示している。
コネクタ70は、図9(A)で示したように緩挿孔22の形状に緩挿又は嵌挿する外形をもち、緩挿孔22の係合部22aに係合する係合部71bをもつ電極線挿入部71を備える。また、電極線挿入部71には、図9(B)のごとき挿入後において電極線11の一部と接触するように導体71aが設けられている。
コネクタ70は、インバータ回路基板30上に設けられた接続端子31に接続する端子接続部72を、コネクタ搭載位置に有する。なお、ここでの接続端子31は、コネクタ70側に設けるものではない。また、端子接続部72には回動軸74が設けられ、この回動軸74には可動部73が取り付けられている。
そして、電極線挿入部71に電極線11が挿入された状態で、接続端子31と電気的に接続する。そのため、コネクタ70には、図9(B)のごとき挿入後において接続端子31と接触するように、可動部73内の導体73aが設けられている。導体71aは可動板73内の導体73aに導通しており、図9(B)のごとき挿入後において導体71aが導体73aを介して接続端子31と導通するようになっている。
上述のごとき構成により、コネクタ70の電極線挿入部71又は可動部73を電極線11が存在する方向に作業者が押下することで、電極線挿入部71が図9(A)の曲線の矢で示す方向に回動しながら緩挿孔22に挿入される。そして、コネクタ70が最後まで押下されることで、係合部22aと係合部71bとが係合してロックされ、導体71aに電極線11が接触し、回動により導体73aが接続端子31に接触する。作業者は、このようにして、電極線11を導体71a及び導体73aを介して接続端子31に導通させることができる。
図10は、本発明の他の実施形態に係るバックライト装置におけるコネクタ及びその接続対象物の構成例を示す外観図で、インバータ回路基板の部品実装面側から見た上面斜視図を示している。また、図11は、図10からコネクタのみを抜き出して示す概観図、図12は、図10及び図11のコネクタを用いて蛍光管とインバータ回路基板とを接続した状態のバックライト装置の構成例を示す要部断面図である。
図10乃至図12において、80はコネクタ40,50,60,70の代わりとなるコネクタである。コネクタ80は、電極線11との接続部分として、電極線11の先端を挿入する電極線挿入部82を備え、さらにインバータ回路基板30上の接続端子31との接続部分として端子接続部85を備える。また、端子接続部85をインバータ回路基板30に設置するため、並びに電極線挿入部82を周方向に可動にするために、固定部91がインバータ回路基板30上に搭載されている。固定部91は、インバータ回路基板30に直接搭載される部位であり、回動軸90をもつ回動部86の軸受けとなる。
図12で示した導通状態においては、電極線挿入部82では、電極線11が電極線接触部81の電極線誘込部81aに挿入され、端子接続部85では、接続端子31が端子接触部84の端子誘込部84aに挿入されることとなる。
また、コネクタ80は、電極線挿入部82と端子接続部85との間に弾性部89を設け、弾性部89を利用して電極線11と接続端子31とを接続するよう構成されている。弾性部89の形状は当然図示するものに限ったものではない。弾性部89は、コネクタ80の他の部位と共に樹脂形成することが好ましいが、これに限ったものではない。
弾性部89を設けることで、コネクタ80が、電極線11側とインバータ回路基板30側との間に、弾性部89によってy方向の誤差を許容してフローティングすることとなる。従って、蛍光管10の電極線11及び接続端子31の間の設置誤差を特にy方向で吸収できるようになる。また、弾性部89を設けることで、実際のコネクタ80の取り付けも容易となる。さらに、弾性部89を設けることで、後述する一対の導通板88を採用せずに、電極線誘込部81aやその内部のソケット及び端子誘込部84aやその内部のソケットを、電極線11と接続端子31のそれぞれの形状に合ったものを採用したとしても、取り付け時の遊びをもたせることができる。
また、電極線誘込部81a及び/又は端子誘込部84aは、コネクタ80の長手方向(x方向)の設置誤差を吸収するために電極線11及び/又は接続端子31の有効接触長を長くして遊びをもたせておくことが好ましい。ここでは、端子誘込部84a側にx方向の遊びをもたせた例を示している。また、電極線誘込部81a及び/又は端子誘込部84aは、電極線11及び/又は接続端子31のz方向の有効嵌合長を長くして遊びをもたせ、z方向の設置誤差も吸収させることが好ましい。
そして、コネクタ80を取り付けた際に電極線11と接続端子31とが電気的に接続するために一対の導通板88が設けられている。一対の導通板88は、コネクタ80内部に設けられ、電極線11を直接狭持し且つ接続端子31を直接狭持して、電極線11と接続端子31とを導通させる。なお、このようなスリット状の一対の導通板88を設けなくとも、ピンジャック用のソケット同士を導線で接続し、コネクタ80内部に設けるなど、様々な例が挙げられる。但し、このような場合でも、上述のごとく遊びをもたせるために、例えば一対の導通板88を電極線誘込部81a側及び端子誘込部84a側の双方にもたせてそれらを導通させるなどして、ソケット自体に遊びをもたせることが好ましい。また、弾性部89、回動軸90を含む回動部86、及び固定部91を介し、電極線接触部81を直接インバータ回路基板30に導通させておく構成も採用でき、その場合には接続端子31をインバータ回路基板30に設けなくてもよくなる。
また、電極線挿入部82には係合部83が一体に形成されており、バックライト装置1は、係合部83と嵌合するための受け部21を備えることが好ましい。受け部21は、バックライト装置1のフレーム(バックライトシャーシ20)側に配設され、且つ電極線11を緩挿して電極線挿入部82へ通すための緩挿孔を有するものとする。そして、係合部83には、受け部21に引っかけて固定するようなロック機構をもつ。
上述のごとき構成により、コネクタ80の電極線挿入部81又は可動部83を電極線11が存在する方向に作業者が押下することで、電極線挿入部81が回動軸91を中心に回動しながら受け部21に嵌合される。そして、コネクタ80が最後まで押下されることで、一対の導体板88に電極線11が接触し、回動により一対の導体板88が接続端子31にも接触する。作業者は、このようにして、電極線11を一対の導体板88を介して接続端子31に導通させることができる。
図13は、本発明の他の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す概略断面図で、図中、8はこのバックライト装置である。バックライト装置8は、図1乃至図5及び図8乃至図12で説明した各構成例において、蛍光管10が、その先端部10aにおいて長手方向に対して交差する方向に曲げられてなる。なお、図13で説明する構成例は、図6及び図7で説明した構成例にも適用可能であるが、電極線11を狭持する方向が異なるようになる。
より具体的には、90度曲げ加工した電極線11に代わって、蛍光管両端そのものに対して90度曲げ加工を施し、他端も併せてコの字状とした構成の蛍光管10を採用し、直線の電極線12をそのまま採用している。
先端部10aは、バックライトシャーシ20側に設けられた位置決め部品29によって固定される。位置決め部品29は、図3で説明したようにランプホルダ(下)23に対応する部品で、ランプホルダ(上)25と共に蛍光管10を固定する。このような構成を採用することにより、図1乃至図5及び図8乃至図12で説明した各構成例と同じ効果を得ながら、蛍光管10本体による位置決め精度が上がり、より正確にコネクタ(コネクタ40,50,70,80)による接続を行うことができる。
また、本発明に係るバックライト装置について、直下型を前提に説明したが、本発明に係るバックライト装置は、エッジライト型にも適用可能である。このエッジライト型バックライト装置は、図示しないが、上述のごとき蛍光管を1本又は数本有し、その蛍光管から発光された光を、端面から入射させ、出射した光により被照明体を背後から照明するための導光板とを備えたものである。上述のごときコネクタによる蛍光管と基板との接続方法は、エッジライト型であっても直下型と同様である。
本発明によるバックライト装置を使用した液晶表示装置の構成例を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す概略断面図である。 図2のバックライト装置におけるコネクタを用いて蛍光管とインバータ回路基板とを接続した状態のバックライト装置の構成例を示す要部断面図である。 本発明の他の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す要部断面図である。 図4のバックライト装置におけるコネクタの可動機構を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す要部断面図である。 図6のバックライト装置におけるコネクタの可動機構を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す要部断面図である。 図8のバックライト装置におけるコネクタの可動機構を説明するための断面図である。 本発明の他の実施形態に係るバックライト装置におけるコネクタ及びその接続対象物の構成例を示す外観図である。 図10からコネクタのみを抜き出して示す概観図である。 図10及び図11のコネクタを用いて蛍光管とインバータ回路基板とを接続した状態のバックライト装置の構成例を示す要部断面図である。 本発明の他の実施形態に係るバックライト装置の構成例を示す概略断面図である。 従来技術によるバックライト装置の構成を示す概略断面図である。 従来技術による液晶表示装置の構造を示す断面図である。
符号の説明
1,8…バックライト装置、2…液晶パネル、3…反射偏光板、4…プリズムシート、5…拡散シート、6,7…フレーム、10…蛍光管、11…電極線、20…バックライトシャーシ、22…緩挿部、23…ランプホルダ(下)、24…ステイ、25…ランプホルダ(上)、26…衝撃吸収部、27…反射シート、28…拡散板、29…位置決め部品、30…インバータ回路基板、31…基板側の接続端子、33…部品、40,50,60,70,80…コネクタ、41,51,61,71,82…電極線挿入部、41a…電極線誘込部、42,52,62,72,85…端子接続部、43,53,63,73…可動板(アーム部)、45,55,65…接続端子、74,90…回動軸、81…電極線接触部、81a…電極線誘込部、84…端子接触部、84a…端子誘込部、86…回動部、88…一対の導通板、89…弾性部、91…固定部。

Claims (9)

  1. 電極線が引き出された蛍光管と、該蛍光管に電力供給するためのインバータ回路基板とを備えたバックライト装置であって、
    前記インバータ回路基板又は他の基板は、前記蛍光管から引き出された電極線と前記インバータ回路基板又は前記他の基板とを架設し電気的に接続するコネクタを搭載し、
    該コネクタは、前記電極線の先端を挿入するための電極線挿入部当該バックライト装置に前記蛍光管を設置した状態での前記電極線の先端に対して、前記電極線挿入部可動させる可動機構とを有することを特徴とするバックライト装置。
  2. 請求項1に記載のバックライト装置において、前記電極線挿入部に前記電極線が挿入された状態で、前記電極線挿入部を当該バックライト装置にロックするロック機構をもつことを特徴とするバックライト装置。
  3. 請求項1又は2に記載のバックライト装置において、前記コネクタは、前記インバータ回路基板上に設けられた接続端子又は前記他の基板上に設けられた接続端子に接続する端子接続部を、前記コネクタが搭載された位置に有し、前記電極線挿入部に前記電極線が挿入された状態で、前記接続端子と電気的に接続することを特徴とするバックライト装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のバックライト装置において、前記電極線が、前記蛍光管の長手方向に引き出された後、該長手方向に対して交差する方向に曲げられ引き出されているか、或いは、前記蛍光管が、その先端部において前記長手方向に対して交差する方向に曲げられているかのいずれかであることを特徴とするバックライト装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のバックライト装置において、前記電極線挿入部は、前記電極線を先端から該電極線の長手方向に向かって挿入しながら挟む挿入狭持部を有することを特徴とするバックライト装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のバックライト装置において、前記電極線が前記蛍光管の長手方向に引き出されたままであり、前記電極線挿入部は、前記電極線を該電極線の長手方向に交差する方向から挟む狭持部を有することを特徴とするバックライト装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のバックライト装置において、前記電極線挿入部の一部と嵌合するための受け部を備え、該受け部は、当該バックライト装置のフレーム側に配設され、且つ前記電極線を緩挿して前記電極線挿入部へ通すための緩挿孔を有することを特徴とするバックライト装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のバックライト装置と、該バックライト装置によって照明される液晶パネルとを備えていることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 電極線が引き出された蛍光管と、該蛍光管に電力供給するためのインバータ回路基板又は他の基板とをコネクタで接続し、バックライト装置を組み立てるための組立方法であって、
    前記コネクタは、前記インバータ回路基板上又は前記他の基板上に搭載され、前記電極線の先端を挿入するための電極線挿入部前記バックライト装置に前記蛍光管を設置した状態での前記電極線の先端に対して、前記電極線挿入部可動させる可動機構とを有し、
    当該組立方法は、前記バックライト装置のフレームの片側に前記インバータ回路基板又は前記他の基板を取り付ける工程と、前記フレームの反対側に前記蛍光管を取り付ける工程と、前記可動機構によって前記電極線挿入部を可動させて前記電極線挿入部に前記電極線の先端を挿入することで、前記インバータ回路基板又は前記他の基板と前記電極線とを架設し電気的に接続する工程とを含むことを特徴とするバックライト装置の組立方法。
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