JP4305283B2 - 電子カメラ装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像手段により撮像された被写体の画像を記録する電子カメラ装置、撮像条件制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、CCDやMOS型の撮像素子を備えたデジタルスチルカメラにおいて、シャッターキーが押された撮影操作に応じて撮像する被写体を撮像するとき(本撮影時)には、自動露出(AE)制御やオートホワイトバランス(AWB)制御といった撮像条件の制御が行われている。
具体的な制御方法としては、主としてシャッターキーが押される直前に、スルー画像を表示するRECスルー動作中に行っていた制御で取得した値(AE制御では適正露出値、AWB制御では適正バランス調整値)に基づき露出やホワイトバランスを制御する第1の方法と、シャッターキーが押された時点で一度撮像を行い制御値を取得し、取得した制御値に基づき、その後の最終的な撮像動作(本撮影)における露出やホワイトバランスを制御する第2の方法とに大別される。
また、上記第1の方法に似た方法としては、シャッターの操作状態を「半押し」状態と「全押し」状態との2段階に分けて検出可能とし、シャッターキーが全押しされた時点(撮影操作時)には、それに先立ちシャッターが半押しされた時点(撮影予告操作があった時点)で取得していた制御値に基づいて露出やホワイトバランスを制御する第3の方法がある。係る方法は、例えばオートフォーカス(AF)機能を備えるとともに、RECスルー動作中にユーザーがシャッターの半押し操作によってフォーカス位置を固定(AFロック)できるようにしたデジタルスチルカメラに用いられている。
さらに、下記特許文献1には、オートホワイトバランス制御に関し、シャッターの操作状態を2段階に分けて検出可能なデジタルスチルカメラにおいて、シャッター半押し時には光源種の判別だけを行っておき、それに続くシャッター全押し時には、新たに撮像を行うとともに、先に判別した光源種に応じた制御値を取得して、それに基づきホワイトバランスを制御する方法、すなわち前述した第1の方法と第2の方法との中間に位置する方法が記載されている。
特開2000−299876号公報
しかしながら、上述した第2の方法による撮像条件制御では、電源立ち上げ直後や、被写体を代えた直後にシャッター操作があったときでも適切な露出やホワイトバランス等が得られるが、シャッター操作があったとき、本撮影の前に制御値を取得するための撮像動作を行うため、本撮影にタイムラグが生じ、シャッターチャンスを逃してしまう場合がある。これは、上記特許文献1に記載されているオートホワイトバランス制御においても同様である。
他方、前述した第1の方法や第3の方法による撮像条件制御では、上記タイムラグは生じないが、シャッター操作があった時点では新たな制御値を取得しないため、例えば電源立ち上げ直後に、カメラ本体が被写体に向け安定して構えられる以前に、直ちにシャッターキーが操作されたときのように、被写体が著しく変化している間にシャッター操作があった場合等においては、適切な露出やホワイトバランスが得られないこともあり得る。その場合には、撮影結果が真っ白、又は真っ黒な画像となったり、不適切な色の画像となったりするといった不具合が生じることが予想される。
したがって、いずれの方法による撮像条件制御においても一長一短があり、係ることから撮影操作があった時の状況に応じた撮像条件制御をいかにして行うかが問題となっていた。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、撮影状況に応じた適切な撮像条件制御を可能とすることを目的とする。
本発明の第一の観点に係る電子カメラ装置は、
撮像手段により撮像された被写体の画像を記録する電子カメラ装置において、
前記被写体の画像の記録に向けた撮像動作を指示する第1の指示手段と、
少なくとも前記撮像動作が指示される前の撮影待機中に、前記撮像手段により撮像された画像に基づく所定の制御値を取得する制御値取得手段と、
少なくとも前記撮影待機中に、前記制御値取得手段により取得された制御値に基づき撮像条件を制御する撮像条件制御手段と、
前記撮影待機中に、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御結果の変化状況を示す履歴情報を取得する履歴情報取得手段と、
前記撮像動作が実行される前に予め、前記履歴情報取得手段により取得された履歴情報により示される直前の変化状況が所定の条件に該当するか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第1の判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当すると判断された場合には、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御を省略して、前記撮像手段に前記被写体の画像を記録させる撮像動作を実行させる第1の撮像制御手段と、
前記第1の判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当しないと判断された場合には、前記撮像手段に仮撮像動作を行わせることにより前記撮像条件制御手段に前記撮像条件の制御を再度実行させてから、前記撮像手段に前記被写体の画像を記録させる撮像動作を実行させる第2の撮像制御手段と
を備えたことを特徴とする。
撮像準備を指示する第2の指示手段と、
前記第2の指示手段により撮像準備が指示された場合、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御を停止させる停止手段と、をさらに備え、
前記第1の撮像制御手段は、
前記第1の判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当すると判断された場合には、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御を停止させたまま、前記撮像手段に前記被写体の画像を記録させる撮像動作を実行させてもよい。
前記所定の条件は、
履歴情報により示される直前の変化状況が、前記撮像条件制御手段による制御結果が制御目標を中心とする所定の適正範囲内に継続的に収まっていた度合が規定以上であるか否かであってもよい。
前記所定の条件は、
履歴情報により示される直前の変化状況が、前記撮像条件制御手段による制御結果が最後に所定の許容範囲内となってから制御目標を中心とする所定の適正範囲内に継続的に収まっていた度合が規定以上であるか否かであってもよい。
前記制御値取得手段により取得される所定の制御値には露出制御に要する制御値が含まれ、前記撮像条件制御手段は前記制御値に基づき露出を制御する露出制御手段を含んでもよい。
前記制御値取得手段により取得される所定の制御値にはホワイトバランス制御に要する制御値が含まれ、前記撮像条件制御手段は前記制御値に基づきホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段を含んでもよい。
前記制御値取得手段により取得される所定の制御値には、露出制御に要する制御値とホワイトバランス制御に要する制御値とが含まれ、
前記撮像条件制御手段は、
前記露出制御に要する制御値に基づき露出を制御する露出制御手段と、
前記ホワイトバランス制御に要する制御値に基づきホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段と、を含み、
前記第2の撮像制御手段は、
前記第1の判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当しないと判断された場合に、前記露出制御に要する制御値が前記所定の条件に該当しているか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第2の判断手段により前記露出制御に要する制御値が前記所定の条件に該当していないと判断された場合に、前記露出制御手段に露出を制御させるとともに、前記ホワイトバランス制御手段にホワイトバランスを制御させる手段と、
前記第2の判断手段により前記露出制御に要する制御値が前記所定の条件に該当していると判断された場合であって、前記ホワイトバランス制御に要する制御値が前記所定の条件に該当していない場合に、前記ホワイトバランス制御手段にホワイトバランスを制御させる手段と、を含んでもよい。
焦点を自動制御する合焦手段と、
前記第1の指示手段により前記本撮像動作が指示された場合、前記合焦手段による焦点の自動制御が完了しているか否かを判断する第3の判断手段と、
前記第3の判断手段により焦点の自動制御が完了していると判断された場合、前記合焦手段になるべく被写界深度が深くなるように焦点を自動制御させる合焦制御手段と、
をさらに備えてもよい。
絞りと、
前記第3の判断手段により焦点の自動制御が完了していないと判断された場合、絞り値が最大になるように前記絞りを駆動させるとともに、前記撮像条件制御手段に前記撮像条件としてのシャッタ速度を制御させる絞り込み露出制御手段と
をさらに備えてもよい。
焦点を自動制御する合焦手段と、
撮像準備を指示する第2の指示手段と、
前記第2の指示手段により撮像準備が指示されてから前記第1の指示手段により前記撮像動作が指示される間での時間が規定時間以下である場合、前記合焦手段になるべく被写界深度が深くなるように焦点を自動制御させる合焦制御手段と、
をさらに備えてもよい。
絞りと、
前記第2の指示手段により撮像準備が指示されてから前記第1の指示手段により前記撮像動作が指示される間での時間が規定時間以下である場合、絞り値が最大になるように前記絞りを駆動させるとともに、前記撮像条件制御手段に前記撮像条件としてのシャッタ速度を制御させる絞り込み露出制御手段と
をさらに備えてもよい。
本発明の第二の観点に係るプログラムは、
撮像手段により撮像した被写体の画像を記録する記録制御手段と、前記被写体の画像の記録に向けた撮像動作を指示する指示手段と、を有する電子カメラ装置が有するコンピュータを、
少なくとも撮像動作が指示される前の撮影待機中に、前記撮像手段により撮像された画像に基づく所定の制御値を取得する制御値取得手段、
少なくとも前記撮影待機中に、前記制御値取得手段により取得された制御値に基づき撮像条件を制御する撮像条件制御手段、
前記撮影待機中に、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御結果の変化状況を示す履歴情報を取得する履歴情報取得手段、
前記撮像動作が実行される前に予め、前記履歴情報取得手段により取得された履歴情報により示される直前の変化状況が所定の条件に該当するか否かを判断する判断手段、
前記判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当すると判断された場合には、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御を省略して、前記撮像手段に前記被写体の画像を記録させる撮像動作を実行させる第1の撮像制御手段、
前記判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当しないと判断された場合には、前記撮像手段に仮撮像動作を行わせることにより前記撮像条件制御手段に前記撮像条件の制御を再度実行させてから、前記撮像手段に前記被写体の画像を記録させる撮像動作を実行させる第2の撮像制御手段、
として機能させる。
本発明の電子カメラ装置、及び撮像条件制御方法においては、通常の撮影モードや、それと異なるパンフォーカスモード等の撮影時に、撮影待機中における被写体の直前の変化状況や、撮影予告操作の直前の被写体の変化状況に応じて、即応性を重視した露出制御やホワイトバランス制御等の撮像条件制御と、正確さを重視した露出制御やホワイトバランス制御等の撮像条件制御といった、特徴の異なる撮像条件制御を自動的に選択して実行させることができるようにした。よって、撮影操作が行われたとき等の撮影状況に応じた適切な撮像条件制御が可能となる。
また、本発明の電子カメラ装置においては、特徴の異なる撮像条件制御の選択基準となる被写体の直前の変化状況をより的確に、又はより一層的確に判断することができるようにした。よって、撮影操作が行われたとき等の撮影状況に応じた、より適切な撮像条件制御が可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明に係るデジタルスチルカメラ1の外観構成を示す斜視図である。このデジタルスチルカメラ1は、静止画像及び動画像の記録と再生とが可能なものであって、略矩形の薄板状金属外装ボディの前面に、撮影レンズ2、光学ファインダ窓3、ストロボ発光部4、及びグリップバー5が配置され、またその上面の(ユーザーにとって)右端側には電源キー6及びシャッターキー7が配置されている。
前記撮影レンズ2は焦点距離を無段階に可変するズーム機能及びAF機能を有し、電源オフ状態、及び再生モードが設定された状態においてはボディ内に沈胴するよう構成され、また、前記シャッターキー7は半押し位置と全押し位置との2段階に操作可能となっている。
なお、図示しないが、デジタルスチルカメラ1の背面には、モードスイッチ、ニューキー、十字キー、セットキー、光学ファインダ、ストロボチャージランプ、及び液晶モニタ等が配置されており、さらにデジタルスチルカメラ1の底面には、記録媒体として用いられるメモリカードを着脱するためのメモリカードスロット等が設けられている。
図2は、デジタルスチルカメラ1の電気的構成を示すブロック図である。前述した撮影レンズ2を構成するレンズ光学系12はモータ(M)11によって駆動され、ズーム倍率や合焦位置を調整される。レンズ光学系12の光軸後方には絞り32が配置されており、絞り32の開放度はアクチュエータ(A)33によって調整される。さらにレンズ光学系12の光軸後方には撮像素子であるCCD13が配置されており、CCD13は、撮影モードにおいては、タイミング発生器(TG)14、垂直ドライバ15によって走査駆動され、その露光面に結像した光像に対応する光電変換出力を一定周期で1画面分出力する。
CCD13の出力すなわち撮像信号は、サンプルホールド回路(S/H)16でサンプルホールドされ、A/D変換器17でRGBの原色成分毎のデジタルデータ(撮像信号)に変換される。変換後の撮像信号は、カラープロセス回路18において画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を施された後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crとして、DMA(Direct Memory Access)コントローラ19に出力される。
DMAコントローラ19は、カラープロセス回路18の出力する輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、同カラープロセス回路18からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いて内部のバッファにいったん書込み、DRAMインタフェース(I/F)20を介してバッファメモリとして使用されるDRAM21にDMA転送する。DRAM21に転送された1画面分の輝度及び色差信号は、制御部22によりDRAMインタフェース20を介してDRAM21より読み出されるとともに、VRAMコントローラ23を介してVRAM24に書き込まれる。
制御部22は、CPUと、CPUによる各部の制御に必要な動作プログラムが格納されているROM、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成され、デジタルスチルカメラ1全体を制御する。上記ROMには、撮影モード時において、上記CPUにAF制御、AE制御、AWB制御を行わせるとともに、シャッターキー7の操作に応じた後述する処理を行わせることにより、CPUを本発明の制御値取得手段、撮像条件制御手段、履歴情報取得手段、判断手段、制御手段として機能させるためのプログラムも格納されている。
デジタルビデオエンコーダ25は、上記輝度及び色差信号をVRAMコントローラ23を介してVRAM24より定期的に読み出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部26に出力する。
表示部26は、デジタルスチルカメラ1の背面側に設けられた液晶モニタ等からなり、撮影モード時にはデジタルビデオエンコーダ25からのビデオ信号に基づいた表示動作によって、その時点で撮像された画像、すなわちスルー画像をリアルタイムに表示する。そして係るスルー画像がCCD13の走査駆動周期(例えば30枚/秒)で更新されることにより前記液晶モニタは電子ファインダとして機能する。
キー入力部30は、上述した電源キー6、シャッターキー7や、モードスイッチ、メニューキー、十字キー及びセットキー等から構成され、それらのキー操作に伴う信号は直接制御部22へ送出される。
そして、表示部26に上記スルー画像が表示されている状態では、ユーザーによりシャッターキー7が全押し操作されると、それに応じてキー入力部30からトリガ信号が出力される。制御部22は、このトリガ信号に応じてその時点でCCD13から取り込んでいる1画面分の輝度及び色差信号のDRAM21へのDMA転送の終了後、直ちにCCD13からDRAM21への信号の流れを一時停止し、記録保存の状態に遷移する。
この記録保存の状態において制御部22は、DRAM21に書込まれている1フレーム分の輝度及び色差信号をDRAMインタフェース20を介してY,Cb,Crのコンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読み出し、それをJPEG(Joint Photograph coding Experts Group)回路27に書き込む。JPEG回路27においては、ADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によるデータ圧縮が行われる。
圧縮された符号データは、制御部22によって1画像のデータファイルとして読み出され、デジタルスチルカメラ1に着脱自在に装着されたメモリカード28、またはこのデジタルスチルカメラ1に固定的に内蔵された内蔵メモリ29のいずれか一方に書き込まれる。そして、かかる書込み動作が終了すると、制御部22によりCCD13からDRAM21への信号の流れが再開される。
また、制御部22には、ストロボ駆動部31が接続されている。ストロボ駆動部31は図示しないストロボ用の大容量コンデンサ、及びその充電回路、昇圧回路当からなり、前述した静止画像撮影時に制御部22からの制御に基づいて前記ストロボ発光部4を閃光駆動する。
一方、再生モード時には、制御部22がメモリカード28または内蔵メモリ29に記録されている画像データを、ユーザーによるキー操作等に応じて選択的に読み出し、JPEG回路27が撮影モード時にデータ圧縮した手順と全く逆の手順で圧縮されている画像データを伸長する。伸長された画像データはDRAMインタフェース20を介してDRAM21に保持され、そのDRAM21の保持内容がVRAMコントローラ23を介してVRAM24に記憶されるとともに、VRAM24より定期的に読み出された画像データに基づいてビデオ信号が生成されることによって、上記表示部26に記録画像が再生出力される。
次に、以上の構成からなるデジタルスチルカメラ1において、撮影モードが設定されているときの静止画撮影時における動作について説明する。
ここで、撮影モードにおける基本動作について先に説明する。本実施の形態においては、上記シャッターキー7が半押しされた時点でAF動作による合焦状態をロックし、同時にAE制御による露出制御状態及びAWB制御によるホワイトバランス状態とをロックし、その後、シャッターキー7が全押しされた時点で、先にロックした合焦状態、露出制御状態、ホワイトバランス状態による撮影を実行する。なお、AF制御は、所定のフォーカスエリアを評価エリアとしたコントラスト検出方式による制御である。またAWB制御は、カラープロセス回路18において分離された色差信号Cb,Crの値に基づき、画像を構成するある画素のCb値、Cr値が所定の白検出範囲に含まれる場合に、その画素の色を白であると判断する一方、白と判断した全ての画素のCb値とCr値とを個別に積算し、Cbの積算値とCrの積算値とが「0」となるように(Cb=Cr=0)画像信号のR成分のゲインとB成分のゲインとを調整する制御である。
図3及び図4は、撮影モードでの静止画撮影時における制御部22による本発明に係る処理内容を示すフローチャートである。
制御部22は、撮影モードが設定されると、先ず後述の処理において使用する露出収束回数(En)、及びホワイトバランス収束回数(Wn)の初期化を行い(ステップSA1)、AF、AE、AWBの各制御を開始する(ステップSA2)。なお、露出収束回数(En)、及びホワイトバランス収束回数(Wn)は本発明の履歴情報であるとともに、制御部22のワークメモリに記憶されるデータである。しかる後、一定周期、例えば30枚/秒のフレームレートでの撮像処理(画像の取込み)を行い(ステップSA3)、表示部26にスルー画像を表示させる(ステップSA4)。
引き続き、係るフレームでのAE制御に際しての露出状態が適正範囲であったか否かを判別し、適正範囲であったときには(ステップSA5でYES)、露出収束回数(En)をプラスカウントする(ステップSA6)。また、露出状態が適正範囲でないが許容範囲内であったときには(ステップSA5がNO、SA7がYES)、露出収束回数(En)をマイナスカウントする(ステップSA8)。なお、露出収束回数(En)の最小値は「0」とする。さらに、露出状態が許容外範囲であったときには(ステップSA7がNO)、露出収束回数(En)を初期化する(ステップSA9)。
図5(a)は、上記ステップSA5,SA7の判別基準を示した図であって、本実施の形態においては、AE制御において露出状態を8ビット(256段階)の露出値として評価しており、「105」を制御目標値(y_target)とするとともに、その±5の範囲を適正範囲、それを超えた±15までの範囲を許容範囲、さらにそれを超えた範囲を許容外範囲として判別する。
さらに、制御部22は、同フレームでのAWB制御に際してのホワイトバランス状態が適正範囲であったか否かを判別し、適正範囲であったときには(ステップSA10でYES)、ホワイトバランス収束回数(Wn)をプラスカウントする(ステップSA11)。また、ホワイトバランス状態が適正範囲でないものの許容範囲内であったときには(ステップSA10がNO、SA12がYES)、ホワイトバランス収束回数(Wn)をマイナスカウントする(ステップSA13)。なお、ホワイトバランス収束回数(En)についても最小値は「0」とする。さらに、ホワイトバランス状態が許容外範囲であったときには(ステップSA14がNO)、ホワイトバランス収束回数(En)を初期化する(ステップSA14)。
図5(b)は、上記ステップSA10,SA12の判別基準を示した図であって、本実施の形態においては、ホワイトバランス状態、つまり色のズレ量を前述したR成分のゲインとB成分のゲインの調整率の平均値によって評価しており、上記ステップSA10,SA12においては、「0%」を制御目標値(c_target)とするとともに、その±5の範囲をホワイトバランス適正範囲、それを超えた±10までの範囲を許容範囲、さらにそれを超えた範囲を許容外範囲として判別する。
以後、シャッターキーが半押しされるまでの間(ステップSA15でNO)、前述したステップSA3〜SA14までの処理を繰り返し実行する。つまり合焦位置を調整しながら、CCD13による撮像を行う毎に、撮像した画像に基づいて次回の撮像時における露光時間、R成分のゲインとB成分のゲインの値を調整する一方、ワークメモリにおける露出収束回数(En)、ホワイトバランス収束回数(Wn)を更新する。
そして、シャッターキー7が半押し操作されたら(ステップSA15でYES)、図4に示したように、その時点でAF、AE、AWBの各制御の内容をロックする(ステップSA16)。すなわちシャッター半押し時点における合焦位置、CCD13の露光時間、撮像信号におけるR成分、B成分のゲインの設定値を保持する。なお、露光時間とゲインの設定値とが本発明の制御値である。また、係る撮影条件をロックした後は、引き続きシャッターキー7が全押し操作されたか否かを確認し、シャッターキー7が全押し操作されていなければ(ステップSA17でNO)、シャッターキー7が半押し操作されていることを確認しながら(ステップSA18)、それが全押し操作されるのを待機する。
なお、図には省略したが、その間においても一定周期毎に撮像を行いスルー画像を更新する。また、その間、シャッターキー7の半押し操作が解除された場合には(ステップSA18でNO)、ステップSA1へ戻って前述した処理を初めから繰り返す。
また、上記撮影条件をロックした状態から、シャッターキー7の半押し操作が解除されずに、そのままシャッターキー7が全押し操作されたら(ステップSA17でYES)、まず、シャッターキー7の半押し操作に伴いロックする直前のAF制御が完了しているか否か、すなわちレンズ光学系12の合焦位置へ移動が完了しているか否かを判別し、それが完了していれば(ステップSA19でYES)、そのままステップSA16でロックした撮影条件のままで、記録する画像の撮像を行うとともに、撮像した画像のデータをメモリカード28または内蔵メモリ29に記録保存する(ステップSA27)。
すなわちユーザーが主たる被写体へのピント合わせを意図的に行ってから、撮影を行ったような場合等にあっては、基本動作に基づく撮影処理を行う。
一方、シャッターキー7が全押しされた時点でAF制御が完了していなかったとき(ステップSA19でNO)、例えばフォーカスエリアが変化した直後にシャッターキー7の半押し操作と全押し操作とがほぼ同時に行われた場合にあっては、まず、ワークメモリに記憶してある露出収束回数(En)と、ホワイトバランス収束回数(Wn)との双方が、それぞれについて予め決められている規定回数以上であるか否かを判別する(ステップSA20)。
そして、双方の回数(En,Wn)が規定回数以上であったとき(ステップSA20でYES)、つまりシャッターキー7の半押し操作と全押し操作とがほぼ同時に行われた時点の直前におけるAEやAWBの制御結果の変化が、被写体の明るさに大きな変動がなく、撮像した画像の明るさ(露出値)が最後に許容範囲内(90〜120)となってから、露出適正範囲(100〜110)に継続的に収まっていた度合が規定以上であって、かつ色バランスに大きな変動がなく、色のズレ量が最後に所定の許容範囲内(±10)となってから、ホワイトバランス適正範囲(±5)に継続的に収まっていた度合が規定以上であった場合には、以下の処理を実行する。
まず合焦位置をその時点での撮影レンズ2のズーム位置に対応した、なるべく被写界深度が深くなる所定の合焦位置に設定してパンフォーカスに近い状態とするパンフォーカス設定を行うとともに(ステップSA21)、シャッターキー7が半押しされる直前において行っていたAE制御における露光時間に基づき、最大限絞り値を大きく設定し、それに対応してシャッタ速度を遅くする、所謂絞り込みAE処理を実行した上で(ステップSA22)、記録する画像の撮像を行うとともに、撮像した画像のデータをメモリカード28または内蔵メモリ29に記録保存する(ステップA27)。これにより、所謂ピンボケが発生しにくい状態での撮影を行う。
また、ステップSA20の判別結果がNOであって、ワークメモリに記憶してある露出収束回数(En)と、ホワイトバランス収束回数(Wn)とのいずれか一方が、予め決められている規定回数に達していなかったとき、つまりシャッターキー7の半押し操作と全押し操作とがほぼ同時に行われた時点が、少なくとも被写体の明るさが著しく変化しているか、又は色バランスが著しく変化している期間内であった場合には、以下の処理を実行する。すなわち、その時点でCCD13による撮像を一度行ってから(ステップSA23)、露出収束回数(En)が規定回数に達していなかった(被写体の明るさが著しく変化していた)場合にあっては(ステップSA24でYES)、上記撮像動作時の画像信号に基づくAE処理、AWB処理を実施する(ステップSA25,SA26)。また、露出収束回数(En)が規定回数以上であっても、ホワイトバランス収束回数(Wn)が規定回数に達していなかった(色バランスが著しく変化していた)場合にあっては(ステップSA24でNO)、AWB処理のみを実施する(ステップSA26)。
しかる後、新たなAE処理とAWB処理、又はAWB処理による撮影条件に基づいて、前述したパンフォーカス設定、及び絞り込みAE処理を実行した上で(ステップSA22)、記録する画像の撮像を行うとともに、撮像した画像のデータをメモリカード28または内蔵メモリ29に記録保存する(ステップA27)。これにより、所謂ピンボケが発生しにくい状態での撮影を行う。
そして以後は、ステップSA1へ戻り、撮影モードが終了されるか、又は電源がオフされるまでの間は前述した処理を繰り返す。
以上のように本実施の形態のデジタルスチルカメラ1においては、フォーカスエリアが変化した直後にシャッターキー7の半押し操作と全押し操作とがほぼ同時に行われた場合にあっては、パンフォーカス設定や絞り込みAE処理を行うことにより、所謂ピンボケが発生しにくい状態での撮影を行うことができる。
一方、その際には、上記のようなシャッターキー7による撮影操作が、被写体の変化が極めて少ない期間に行われたときには、本撮影に先立つ事前の撮像処理とAE処理及び/又はAWB処理(ステップSA23〜26)といった一連の撮像条件制御処理を省略することにより、シャッターキー7が全押しされてから本撮影までのタイムラグを最小限に止め、即応性を重視した撮像条件制御を行うことができる。よって、被写体の変化が極めて少ない状況下での撮影時には、シャッターチャンスを逃してしまう確率を低下させることができる。
また、上記のようなシャッターキー7による撮影操作が、被写体の明るさや色バランスが著しく変化している期間に行われたときには、上記一連の処理を実施することにより、撮影結果にピントを確保するだけでなく、より正確な露出やホワイトバランスを確保することができる。よって、被写体の明るさや色バランスが著しく変化している状況下での撮影時、例えば電源立ち上げ直後に、カメラ本体が被写体に向け安定して構えられる以前に、直ちにシャッターキーが操作されたような場合等に、撮影結果が真っ白、又は真っ黒な画像となったり、不適切な色の画像となったりする確率を低下させることができる。
つまり、その時々の撮影状況に応じて、特徴の異なる撮像条件制御を選択的に実行することにより、適切な撮像条件制御を行うことができる。
また、本実施の形態においては、シャッターキー7が半押しされる以前のRECスルー動作中には、露出状態とホワイトバランス状態とを、それぞ適正範囲、許容範囲、許容外範囲の3段階に評価し、評価結果に応じて露出収束回数(En)とホワイトバランス収束回数(Wn)を前述したようにカウントアップ、カウントダウン、クリアするようにしたことから、撮影操作後における露出状態やホワイトバランス状態の再調整を必要とする撮影状況をより的確に判断することができる。したがって、撮影操作後に不必要な再調整を行う頻度が少なく、撮影操作時の状況に適した、より質の高い制御を行うことができる。
特に本実施の形態においては、評価結果が許容外範囲のときには露出収束回数(En)及びホワイトバランス収束回数(Wn)をクリアしており、露出状態とホワイトバランス状態の継続性を重視することにより、撮影状況をより的確に判断することができる。なお、図5(a)、(b)に示した適正範囲、許容範囲、許容外範囲等の評価基準は例示的なものである。
なお、各評価基準の幅等は、ユーザーが設定(又は選択)できるようにしてもよい。さらに、本実施の形態においては、シャッターキー7の半押し操作があった直前のAEやAWBの制御結果の変化状況を、露出収束回数(En)及びホワイトバランス収束回数(Wn)により数値として取得したが、これ以外の方法によって上記変化状況を取得するようにしても構わない。
また、本実施の形態においては、シャッターキー7が全押し操作された時点において、シャッターキー7の半押し操作に伴いロックする直前のAF制御が完了していない場合に、パンフォーカス設定や絞り込みAE処理を行った上で撮影を行うようにしたが、それらの処理を、シャッターキー7の半押し操作があってから全押し操作があるまでの時間が規定時間以下(例えば1秒間以下)であった場合に行うようにしてもよい。さらには上記規定時間をユーザーが設定できるようにしてもよい。
また、本発明においては、上記のパンフォーカス設定や絞り込みAE処理は必須ではなく、シャッターキー7の半押し操作に伴いロックする直前のAF制御が完了していない場合や、シャッターキー7の半押し操作があってから全押し操作があるまでの時間が規定時間以下(例えば1秒間以下)であった場合に、予めシャッターキー7の半押し操作があったときの被写体の状況を前述した露出収束回数(En)及びホワイトバランス収束回数(Wn)に基づき判断し、それに応じて本撮影のための一連の撮像条件制御処理を実施したり、省略したりするだけとしてもよい。その場合であっても、シャッターキー7が全押しされてから本撮影までのタイムラグを最小限に止めることができると同時に、より適切な露出やホワイトバランスを確保することができる。
また、AEとAWBとの双方の制御に本発明を適用した場合について説明したが、いずれか一方の撮像条件制御についてのみ本発明を適用するようにしても構わない。
また、本実施の形態においては、AF機能を有するとともに、シャッターキー7が半押し位置と全押し位置との2段階に操作可能であって、シャッターキー7が半押しされた時点でAF動作による合焦状態をロックし、同時に露出制御状態及びホワイトバランス状態とをロックするものに、本発明を適用した場合を示したが、これに限らず本発明は、AF機能を有していない所謂パンフォーカス仕様のデジタルスチルカメラ等のように、シャッターキー7が単一の撮影操作しか行えないデジタルスチルカメラにも適用することができる。その場合においても、シャッターキー7による撮影操作があったときの被写体の状況を、前述した露出収束回数(En)及びホワイトバランス収束回数(Wn)に基づき判断し、それに応じて本撮影のための一連の撮像条件制御処理を実施したり、省略したりすることにより、撮影操作があったときの状況に応じた、より適切な撮像条件制御を行うことができる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態はカメラ機能付きの携帯電話機に本発明を適用したものである。なお、携帯電話機の通信方式は、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多元接続)方式である。
図6(A),(B)は、本実施の形態における携帯電話機40の外観構成を示す斜視図であって、携帯電話機40は、ヒンジ部41を介在して2つの筐体42,43が一定の角度範囲内で回動自在に一体に構成された折りたたみ式であり、同図(A)が最大限に開いた状態の内面を、同図(B)が折りたたんだ状態の主として上部筐体42の外面を示す図である。
図6(A)に示すように、上部筐体42の内面には、受話器となるスピーカ44及びメイン表示部45が設けられ一方、下部筐体43の内面には、ダイヤルキー等を含む各種キー46及び送話器となるマイクロホン47が設けられている。
また、図6(B)に示すように、上部筐体42の外面には、カメラ部48、撮影ライト49、及びサブ表示部50が設けられており、下部筐体43内には、先端部がヒンジ部41より突出するアンテナ51が出し入れ自在に収容されている。なお、カメラ部48はパンフォーカス仕様である。
上記各種キー46は、具体的には、ダイヤルキーや電源キー、回線接続、回線切断等のキーと共に、カメラモードを設定するカメラキー46aと、シャッターキーとしても機能するセット(SET)キー46b、さらに上記ヒンジ部41のアンテナ51を備えていない側の側端面におけるシャッターキー46c、カメラ部48における露出値等の指示に使用される、上記セットキー46bを中心に位置したリングキー46dである。
図7は、上記携帯電話機40の電気的構成を示すブロック図である。上記アンテナ51はRF部61に接続されており、RF部61は、受信時には最寄りの基地局からアンテナ51を介して受信した信号をデュプレクサで周波数軸上から分離し、PLLシンセサイザから出力される所定周波数の局部発振信号と混合することによりIF信号に周波数変換し、さらに広帯域BPFで受信周波数チャネルのみを抽出し、AGC増幅器で希望受信波の信号レベルを一定にしてから次段の変復調部62へ出力する。
一方、RF部61は送信時に、変復調部62から送られてくるOQPSK(Offset Quadri−Phase Shift Keying)の変調信号を、後述する制御部65からの制御に基づいてAGC増幅器で送信電力制御した後にPLLシンセサイザから出力される所定周波数の局部発振信号と混合してRF帯に周波数変換し、PA(Power Amplifier)で大電力に増幅して、上記デュプレクサを介してアンテナ51より輻射送信させる。
変復調部62は、受信時にRF部61からのIF信号を直交検波器でベースバンドI・Q(In−phase・Quadrature−phase)信号に分離し、デジタル化してCDMA部63に出力する。また、変復調部62は送信時に、CDMA部63から送られてくるデジタル値のI・Q信号をアナログ化した後に直交変調器でOQPSK変調してRF部61に送出する。
CDMA部63は、受信時に変復調部62からのデジタル信号をPN(Pseudo Noise:擬似雑音)符号のタイミング抽出回路及びそのタイミング回路の指示に従って逆拡散・復調を行う複数の復調回路に入力し、そこから出力される複数の復調シンボルの同期をとって合成器で合成して音声処理部64に出力する。また、CDMA部63は送信時に、音声処理部64からの出力シンボルを拡散処理した後にデジタルフィルタで帯域制限をかけてI・Q信号とし、変復調部62に送出する。
音声処理部64は、受信時にCDMA部63からの出力シンボルをデインタリーブし、それからビタビ復調器で誤り訂正処理を施した後に、音声処理DSP(Digital Signal Proccessor)で圧縮されたデジタル信号から通常のデジタル音声信号へと伸長し、これをアナログ化して上記スピーカ(SP)44を拡声駆動させる。また、音声処理部64は送信時に、上記マイクロホン(MIC)47から入力されるアナログの音声信号をデジタル化した後に音声処理DSPでデータ量を圧縮し、それから畳込み符号器で誤り訂正符号化してからインタリーブし、その出力シンボルをCDMA部63へ送出する。
上記のRF部61、変復調部62、CDMA部63、及び音声処理部64は制御部65に接続されており、制御部65には、さらに画像撮影部67、画像処理部68、上記メイン表示部45、上記サブ表示部50、メモリカード69、バイブレータ部70、及びLED駆動部71が接続されている。
ここで制御部65は、CPUと、CPUによる各部の制御に必要な動作プログラムが格納されているROM、及びワークメモリとして使用されるRAM等で構成され、この携帯電話機40全体の動作を制御する。そして上記ROMには、後述するカメラモードでの撮影動作に際して、AE制御及びAWB制御、シャッターキー7の操作に応じた処理を行わせることによりCPUを本発明の制御値取得手段、撮像条件制御手段、履歴情報取得手段、判断手段、制御手段として機能させるためのプログラムも格納されている。
画像撮影部67は、上記カメラ部48に設けられた光学レンズ74の撮影光軸後方に配置されたCCD75による撮影動作を制御するとともに、CCD75の出力信号に対するRGBの原色成分毎のデジタルデータ(撮像信号)への変換、変換後の撮像信号に対する画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行い、最終的にはデジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを生成して出力する。
画像処理部68は、画像撮影部67より得られる輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを例えばJPEG方式に基づいてデータ圧縮する一方で、受信した画像データのデータ圧縮を解いて伸長し、元のビットマップ状の画像データを得る。
メモリカード69は、この携帯電話機40に着脱自在に備えられるもので、自機で撮影した画像データや受信により得た画像データ等が記憶される。バイブレータ部70は、着信時等に予め設定された振動パターン及び振動強度で振動する。LED駆動部71は、上記撮影ライト49を構成する高輝度白色LEDの駆動回路でなるものであり、必要によりカメラ部48の撮影対象となる被写体方向に向けて補助光を照射する。
なお、上記メイン表示部45及びサブ表示部50は、いずれもバックライト付きの反射/透過型カラー液晶パネルとその駆動回路で構成され、バックライトを点灯して透過型液晶としての表示が可能である一方、見やすさは多少落ちるものの、バックライトを消灯して外光を用いた反射型液晶としての表示も可能であるものとする。
また、図示はしないが、上記ヒンジ部41には上部筐体42と下部筐体43の展開状態及び折りたたみ状態を検出するための機構を有するものとする。この検出機構からの情報によりメイン表示部45は、各種キー46のカメラキー46aの操作に伴い移行するカメラモードにおいて、上記図6(A)に示したように上部筐体42と下部筐体43を開いた展開状態では、この携帯電話機40のユーザーが自分以外の他者を撮影しようとする「相手撮り」を行おうとしているものと判断し、サブ表示部50での表示を停止してメイン表示部45でカメラ部48でのモニタ画像を表示させる。このとき、各種キー46のセットキー46b及びシャッターキー46cのいずれを操作しても画像の撮影を実行する。
反対に、上記図6(B)に示したように上部筐体42と下部筐体43を閉じた折りたたみ状態では、この携帯電話機40のユーザーが自分自身を撮影しようとする「自分撮り」を行おうとしているものと判断し、メイン表示部45での表示を停止してサブ表示部50でカメラ部48でのモニタ画像を表示させる。このとき、シャッターキー46cを操作することで画像の撮影を実行する。
なお、この携帯電話機40においても、前述した第1の実施の形態のデジタルスチルカメラ1と同様に、静止画のみならず動画の記録と再生とが可能であり、撮影により得た静止画データ及び動画データはいずれもメモリカード69に記憶される一方、メモリカード69に記憶した内容を再生モード下での選択指示により任意にメイン表示部45で再生出力することが可能であるとともに、適宜電子メールの添付ファイルとして選択設定することで、通信相手にも送信することが可能であるものとする。
次に、以上の構成からなる携帯電話機40における本発明に係る動作について説明する。図8及び図9は、ユーザーが各種キー46のカメラキー46aを操作してカメラモードを設定した状態での静止画撮影時における制御部65の本発明に係る処理内容を示すフローチャートである。
なお、以下の処理におけるAWB制御は、前記画像撮影部67において分離された色差信号Cb,Crの値に基づき、画像を構成するある画素のCb値、Cr値が所定の白検出範囲に含まれる場合に、その画素の色を白であると判断する一方、白と判断した全ての画素のCb値とCr値とを個別に積算し、Cbの積算値とCrの積算値とが「0」となるように(Cb=Cr=0)画像信号のR成分のゲインとB成分のゲインとを調整する制御である。
カメラモードが設定されると、制御部65は、先ず後述の処理において使用する露出収束回数(En)、及びホワイトバランス収束回数(Wn)の初期化を行い(ステップSB1)、AE、AWBの各制御を開始する(ステップSB2)。なお、露出収束回数(En)、及びホワイトバランス収束回数(Wn)は制御部65のワークメモリに記憶されるデータである。しかる後、一定周期、例えば30枚/秒のフレームレートでの撮像処理(画像の取込み)を行い(ステップSB3)、メイン表示部45またはサブ表示部50にスルー画像を表示させる(ステップSB4)。
引き続き、第1の実施の形態において既説した、図3におけるステップSA5〜SA14と同様の処理を行う(ステップSB5〜SB14)。なお、その場合における露出状態及びホワイトバランス状態の判別基準についても第1の実施の形態と同様である。これ以後は、各種キー46のセットキー46bまたはシャッターキー46cによる撮影操作があるまでの間(ステップSB15でNO)、前述したステップSB3〜SB14までの処理を繰り返し実行する。つまり合焦位置を調整しながら、CCD75による撮像を行う毎に、撮像した画像に基づいて次回の撮像時における露光時間、R成分のゲインとB成分のゲインの値を調整する一方、ワークメモリにおける露出収束回数(En)、ホワイトバランス収束回数(Wn)を更新する。
そして、例えばシャッターキー46cが操作されたら(ステップSB15でYES)、図9に示したように、ワークメモリに記憶してある露出収束回数(En)と、ホワイトバランス収束回数(Wn)との双方が、それぞれについて予め決められている規定回数以上であるか否かを判別する(ステップSB16)。
そして、双方の回数(En,Wn)が規定回数以上であったとき(ステップSB16でYES)、つまり撮影操作の直前におけるAEやAWBの制御結果の変化が、被写体の明るさに大きな変動がなく、撮像した画像の明るさ(露出値)が最後に許容範囲内(90〜120)となってから、露出適正範囲(100〜110)に継続的に収まっていた度合が規定以上であって、かつ色バランスに大きな変動がなく、色のズレ量が最後に所定の許容範囲内(±10)となってから、ホワイトバランス適正範囲(±5)に継続的に収まっていた度合が規定以上であった場合、つまり被写体の変化が極めて少ない期間内に撮影操作が行われた場合には、以下の処理を実行する。すなわち撮影操作があるまで行われていたAE制御、AWB制御による制御状態のままで記録する画像の撮像を行うとともに、撮像した画像のデータを画像処理部68でファイル化してメモリカード69に記録保存する(ステップSB21)。
一方、ステップSB16の判別結果がNOであって、ワークメモリに記憶してある露出収束回数(En)と、ホワイトバランス収束回数(Wn)とのいずれか一方が、予め決められている規定回数に達していなかったとき、つまり撮影操作が行われた時点が、少なくとも被写体の明るさが著しく変化しているか、又は色バランスが著しく変化している期間内であった場合には、以下の処理を実行する。
すなわち、その時点でCCD75による撮像を一度行ってから(ステップSB17)、露出収束回数(En)が規定回数に達していなかった(被写体の明るさが著しく変化していた)場合にあっては(ステップSB18でYES)、上記撮像動作時の画像信号に基づくAE処理、AWB処理を実施する(ステップSB19,SB20)。また、露出収束回数(En)が規定回数以上であっても、ホワイトバランス収束回数(Wn)が規定回数に達していなかった(色バランスが著しく変化していた)場合にあっては(ステップSB18でNO)、AWB処理のみを実施する(ステップSB20)。しかる後、新たなAE処理とAWB処理、又はAWB処理による撮影条件に基づいて、記録する画像の撮像を行うとともに、撮像した画像のデータを画像処理部68でファイル化してメモリカード69に記録保存する(ステップSB21)。
そして以後は、ステップSB1へ戻り、カメラモードが終了されるか、又は電源がオフされるまでの間は前述した処理を繰り返す。
以上のように本実施の形態の携帯電話機40においては、カメラモードでの静止画撮影に際して、シャッターキー46c等による撮影操作が被写体の変化が極めて少ない期間に行われたときには、本撮影に先立つ事前の撮像処理とAE処理及び/又はAWB処理(ステップSB17〜20)といった一連の撮像条件制御処理が省略されることにより、撮影操作が行われてから本撮影までのタイムラグを最小限に止め、即応性を重視した撮像条件制御を行うことができる。よって、被写体の変化が極めて少ない状況下での撮影時には、シャッターチャンスを逃してしまう確率を低下させることができる。
また、撮影操作が、被写体の明るさや色バランスが著しく変化している期間に行われたときには、上記一連の処理が実施されることにより、撮影結果により正確な露出やホワイトバランスを確保することができる。よって、被写体の明るさや色バランスが著しく変化している状況下での撮影時、例えばカメラモードの設定直後に、携帯電話機40が被写体に向け安定して構えられる以前に、直ちにシャッターキーが操作されたような場合等に、撮影結果が真っ白、又は真っ黒な画像となったり、不適切な色の画像となったりする確率を低下させることができる。
つまり本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様、その時々の撮影状況に応じて、特徴の異なる撮像条件制御動作を選択的に実行することにより、適切な撮像条件制御を行うことができる。
また、本実施の形態においても、撮影操作があった直前のAEやAWBの制御結果の変化状況を、第1の実施の形態と同様の方法によって、露出収束回数(En)及びホワイトバランス収束回数(Wn)により数値として取得するため、それに基づき撮影状況をより的確に判断することができ、極めて適切な撮像条件制御を行うことができる。
なお、本実施の形態においては、前記カメラ部48がパンフォーカス仕様であるものについて説明したが、カメラ部48がAF機能を備えた構成である場合においても本発明は有効である。
本発明の第1の実施の形態におけるデジタルスチルカメラを示す斜視図である。 同デジタルスチルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 静止画撮影時の処理内容を示すフローチャートである。 図4に続くフローチャートである。 (a)は露出状態の判別基準を示した図、(b)はホワイトバランス状態の判別基準を示した図である。 本発明の第2の実施の形態におけるカメラ付き携帯電話機を示す斜視図である。 同携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。 静止画撮影時の処理内容を示すフローチャートである。 図8に続くフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルスチルカメラ
2 撮影レンズ
9 シャッターキー
12 レンズ光学系
13 CCD
18 カラープロセス回路
21 DRAM
22 制御部
30 キー入力部
40 携帯電話機
45 メイン表示部
46a カメラキー
46b セットキー
46c シャッターキー
48 カメラ部
65 制御部
67 画像撮影部
68 画像処理部
74 光学レンズ系
75 CCD

Claims (12)

  1. 撮像手段により撮像された被写体の画像を記録する電子カメラ装置において、
    前記被写体の画像の記録に向けた撮像動作を指示する第1の指示手段と、
    少なくとも前記撮像動作が指示される前の撮影待機中に、前記撮像手段により撮像された画像に基づく所定の制御値を取得する制御値取得手段と、
    少なくとも前記撮影待機中に、前記制御値取得手段により取得された制御値に基づき撮像条件を制御する撮像条件制御手段と、
    前記撮影待機中に、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御結果の変化状況を示す履歴情報を取得する履歴情報取得手段と、
    前記撮像動作が実行される前に予め、前記履歴情報取得手段により取得された履歴情報により示される直前の変化状況が所定の条件に該当するか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当すると判断された場合には、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御を省略して、前記撮像手段に前記被写体の画像を記録させる撮像動作を実行させる第1の撮像制御手段と、
    前記第1の判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当しないと判断された場合には、前記撮像手段に仮撮像動作を行わせることにより前記撮像条件制御手段に前記撮像条件の制御を再度実行させてから、前記撮像手段に前記被写体の画像を記録させる撮像動作を実行させる第2の撮像制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子カメラ装置。
  2. 撮像準備を指示する第2の指示手段と、
    前記第2の指示手段により撮像準備が指示された場合、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御を停止させる停止手段と、をさらに備え、
    前記第1の撮像制御手段は、
    前記第1の判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当すると判断された場合には、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御を停止させたまま、前記撮像手段に前記被写体の画像を記録させる撮像動作を実行させる
    ことを特徴とする請求項1記載の電子カメラ装置。
  3. 前記所定の条件は、
    履歴情報により示される直前の変化状況が、前記撮像条件制御手段による制御結果が制御目標を中心とする所定の適正範囲内に継続的に収まっていた度合が規定以上であるか否かである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子カメラ装置。
  4. 前記所定の条件は、
    履歴情報により示される直前の変化状況が、前記撮像条件制御手段による制御結果が最後に所定の許容範囲内となってから制御目標を中心とする所定の適正範囲内に継続的に収まっていた度合が規定以上であるか否かである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子カメラ装置。
  5. 前記制御値取得手段により取得される所定の制御値には露出制御に要する制御値が含まれ、前記撮像条件制御手段は前記制御値に基づき露出を制御する露出制御手段を含む
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御値取得手段により取得される所定の制御値にはホワイトバランス制御に要する制御値が含まれ、前記撮像条件制御手段は前記制御値に基づきホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段を含む
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御値取得手段により取得される所定の制御値には、露出制御に要する制御値とホワイトバランス制御に要する制御値とが含まれ、
    前記撮像条件制御手段は、
    前記露出制御に要する制御値に基づき露出を制御する露出制御手段と、
    前記ホワイトバランス制御に要する制御値に基づきホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段と、を含み、
    前記第2の撮像制御手段は、
    前記第1の判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当しないと判断された場合に、前記露出制御に要する制御値が前記所定の条件に該当しているか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段により前記露出制御に要する制御値が前記所定の条件に該当していないと判断された場合に、前記露出制御手段に露出を制御させるとともに、前記ホワイトバランス制御手段にホワイトバランスを制御させる手段と、
    前記第2の判断手段により前記露出制御に要する制御値が前記所定の条件に該当していると判断された場合であって、前記ホワイトバランス制御に要する制御値が前記所定の条件に該当していない場合に、前記ホワイトバランス制御手段にホワイトバランスを制御させる手段と、を含む
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 焦点を自動制御する合焦手段と、
    前記第1の指示手段により前記本撮像動作が指示された場合、前記合焦手段による焦点の自動制御が完了しているか否かを判断する第3の判断手段と、
    前記第3の判断手段により焦点の自動制御が完了していると判断された場合、前記合焦手段になるべく被写界深度が深くなるように焦点を自動制御させる合焦制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 絞りと、
    前記第3の判断手段により焦点の自動制御が完了していないと判断された場合、絞り値が最大になるように前記絞りを駆動させるとともに、前記撮像条件制御手段に前記撮像条件としてのシャッタ速度を制御させる絞り込み露出制御手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 焦点を自動制御する合焦手段と、
    撮像準備を指示する第2の指示手段と、
    前記第2の指示手段により撮像準備が指示されてから前記第1の指示手段により前記撮像動作が指示される間での時間が規定時間以下である場合、前記合焦手段になるべく被写界深度が深くなるように焦点を自動制御させる合焦制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 絞りと、
    前記第2の指示手段により撮像準備が指示されてから前記第1の指示手段により前記撮像動作が指示される間での時間が規定時間以下である場合、絞り値が最大になるように前記絞りを駆動させるとともに、前記撮像条件制御手段に前記撮像条件としてのシャッタ速度を制御させる絞り込み露出制御手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 撮像手段により撮像した被写体の画像を記録する記録制御手段と、前記被写体の画像の記録に向けた撮像動作を指示する指示手段と、を有する電子カメラ装置が有するコンピュータを、
    少なくとも撮像動作が指示される前の撮影待機中に、前記撮像手段により撮像された画像に基づく所定の制御値を取得する制御値取得手段、
    少なくとも前記撮影待機中に、前記制御値取得手段により取得された制御値に基づき撮像条件を制御する撮像条件制御手段、
    前記撮影待機中に、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御結果の変化状況を示す履歴情報を取得する履歴情報取得手段、
    前記撮像動作が実行される前に予め、前記履歴情報取得手段により取得された履歴情報により示される直前の変化状況が所定の条件に該当するか否かを判断する判断手段、
    前記判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当すると判断された場合には、前記撮像条件制御手段による前記撮像条件の制御を省略して、前記撮像手段に前記被写体の画像を記録させる撮像動作を実行させる第1の撮像制御手段、
    前記判断手段により前記変化状況が所定の条件に該当しないと判断された場合には、前記撮像手段に仮撮像動作を行わせることにより前記撮像条件制御手段に前記撮像条件の制御を再度実行させてから、前記撮像手段に前記被写体の画像を記録させる撮像動作を実行させる第2の撮像制御手段、
    として機能させるプログラム。
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