JP4300339B2 - 車両用情報報知装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の運転に関する情報を報知する車両用情報報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅密集地、スクールゾーン、事故多発区間など、特に安全運転を心がける必要がある地域を走行する場合に、スロットルバルブ開度や発進時の変速機シフト位置などを制限するとともに、警報を発するようにした安全運転支援装置が知られている(例えば、特開平8−326573号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の安全運転支援装置では、安全運転地域を走行する場合には必ず警報が発せられるため、例えば歩行者の多い区域を日常的に運転する場合や、運転者自身の判断により安全な運転をしている場合でも、不必要に警報が発せられてしまい、乗員に不快感を与える上に、警報慣れにより必要な場合の警報の効果が低くなるという問題がある。
【0004】
本発明の目的は、必要な場合にのみ、車両の運転に関する情報を報知する車両用情報報知装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
一実施の形態の構成を示す図1に対応づけて請求項1の発明を説明すると、
(1) 請求項1の発明は、運転者の運転操作を検出する運転操作検出手段3と、検出した運転操作に基づいて運転者の運転特性を算出する運転特性算出手段5bと、運転者の運転特性を記録する運転特性記録手段6b、7bと、現在の運転特性と過去の運転特性とを比較して運転特性の変化を検出する運転特性変化検出手段5cと、運転特性の変化に基づいて運転に関する情報を運転者に報知する必要性を判定する報知必要性判定手段5cと、情報報知の必要性に応じた内容と方法で運転に関する情報を報知する情報報知手段5c,8とを備え、
運転特性算出手段5bによって、運転者の運転特性として、運転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行環境の少なくとも一方に対する運転者の反応を示す反応状況特性値とを算出し、運転特性変化検出手段5cは精神状況特性値と反応状況特性値の変化を検出し、報知必要性判定手段5cによって、精神状況特性値の変化と反応状況特性値の変化の和をしきい値と比較し、比較結果に基づいて情報報知の必要性を判定する。
(2) 請求項2の車両用情報報知装置は、運転特性算出手段5bによって、運転者の運転特性として、運転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行環境の少なくとも一方に対する運転者の反応を示す反応状況特性値とを算出し、運転特性変化検出手段5cは精神状況特性値と反応状況特性値の変化を検出し、報知必要性判定手段5cによって、精神状況特性値の変化および反応状況特性値の変化をそれぞれのしきい値と比較し、それらの比較結果に基づいて情報報知の必要性を判定するようにしたものである。
(3) 請求項3の車両用情報報知装置は、車両の現在地を検出する現在地検出手段1と、車両の挙動を検出する車両挙動検出手段2と、車両挙動検出値が所定値を越える車両の緊急状態を検出する緊急状態検出手段5aと、緊急状態発生場所および緊急状態発生時刻を記録する緊急状態記録手段6a、7aとを備え、報知必要性判定手段5cによって、緊急状態発生場所、緊急状態発生時刻、現在地および車両挙動を考慮して情報報知の必要性を判定するようにしたものである。
(4) 請求項4の車両用情報報知装置は、報知必要性判定手段5cによって、緊急状態記録手段6a,7aの緊急状態記録量が多いほど情報報知の必要性を高く判定するようにしたものである。
(5) 請求項5の車両用情報報知装置は、精神状況特性値に、車両の最高速度、平均速度、平均減速度、急加速頻度、平均車間時間、クラクション頻度、平均運転時間が含まれ、反応状況特性値に、急減速頻度、平均ブレーキ余裕時間、平均ペダル踏み替え時間、平均操舵余裕時間、平均操舵加速度ピーク値時間間隔が含まれる。
(6) 請求項6の車両用情報報知装置は、車両の走行環境に、雨天走行、昼間走行、夜間走行が含まれる。
【0006】
上述した課題を解決するための手段の項では、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明によれば、運転者の運転操作に基づいて運転特性を算出、記録し、現在の運転特性と過去の運転特性とを比較して運転特性の変化を検出する。そして、運転特性の変化に基づいて運転に関する情報を運転者に報知する必要性を判定し、情報報知の必要性に応じた内容と方法で運転に関する情報を報知する車両用情報報知装置において、運転者の運転特性として、運転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行環境の少なくとも一方に対する運転者の反応を示す反応状況特性値とを算出し、精神状況特性値の変化と反応状況特性値の変化の和をしきい値と比較し、比較結果に基づいて情報報知の必要性を判定するようにしたので、従来装置のような不必要な情報報知が防止され、運転者の運転特性に応じた的確で且つ効果的な情報報知を行うことができ、高い情報報知効果を得ることができるという効果に加え、運転者の運転特性を正確に分析することができ、請求項1の上記効果をさらに高めることができる。
(2) 請求項2の発明によれば、運転者の運転特性として、運転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行環境の少なくとも一方に対する運転者の反応を示す反応状況特性値とを算出し、精神状況特性値の変化および反応状況特性値の変化をそれぞれのしきい値と比較し、それらの比較結果に基づいて情報報知の必要性を判定するようにしたので、運転者の運転特性を正確に分析することができ、請求項1の上記効果をさらに高めることができる上に、運転者ごとにより効果的で且つきめ細かな情報報知を行うことができる。
(3) 請求項3の発明によれば、車両の緊急状態を検出、記録し、緊急状態発生場所、緊急状態発生時刻、現在地および車両挙動を考慮して情報報知の必要性を判定するようにしたので、請求項1〜3の上記効果に加え、走行環境に応じた的確で且つ効果的な情報報知を行うことができる。
(4) 請求項4の発明によれば、緊急状態記録要素を多くしたため、情報の必要性を高く判定することができ、より正確な情報提供を行うことができる。
(5) 請求項5の発明によれば、精神状況特性値として最高速、加減速度、クラクション頻度などを用いるとともに、反応状況特性値としてペダル踏み替え時間、操舵余裕時間などを用いたため、より正確な判定を行うことができる。
(6) 請求項6の発明によれば、走行環境として天候、昼夜の区別を用いたため、なお一層の正確な判定を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1に一実施の形態の構成を示す。
GPS受信機1は衛星航法により走行環境である車両の現在位置を検出する現在位置検出手段を構成している。車両信号検出装置2は、各種センサーにより検出した車速、車両の前後方向および横方向の加減速度、ヨーレートなどの検出信号や、警告灯の点消灯などの制御信号を出力し、車両挙動検出手段を形成している。これらの検出信号や制御信号によって、後述する緊急状態などの車両の挙動を検出できる。
【0009】
また操作信号検出装置3は、各種センサーにより検出したアクセル開度、ブレーキ液圧、操舵角速度などの検出信号や、ランプ類、ターンシグナル、シフト位置、ワイパーなどの車両操作部材の操作信号を出力する。これらの操作信号によって、運転者の運転操作に関する特性や、夜間走行、雨天走行などの走行環境を検出でき、運転操作検出手段を形成している。車間距離検出装置4は、レーザーレーダーやステレオカメラなどにより障害物である先行車の検出と車間距離を測定する。
【0010】
信号処理コントローラー5はマイクロコンピューターとROM、RAM、A/Dコンバーターなど周辺部品(不図示)からなり、マイクロコンピューターのソフトウエア形態により構成した緊急状態検出部5a、信号処理部5bおよび情報報知判断部5cを有する。
【0011】
緊急状態検出部5aは、GPS受信機1、車両信号検出装置2、操作信号検出装置3および車間距離検出装置4から入力した各種信号に基づいて、車両の挙動が異常な状態、すなわち車両の挙動が所定値を越える状態を緊急状態として検出する緊急状態検出手段を構成している。
【0012】
この実施の形態では、▲1▼車両前後方向の減速度が所定値、例えば0.8Gを越えた場合、▲2▼操舵角速度のピーク値時間間隔が所定値、例えば0.3sec以下になった場合、▲3▼車両横方向の加速度が所定値、例えば0.8Gを越えた場合、▲4▼ヨーレートが所定値、例えば100deg/secを越えた場合を緊急状態とする。
【0013】
なお、操舵角速度のピーク値時間間隔とは、図2に示すように、操舵角速度の正側または負側の隣接するピーク値間の時間T1,T2,・・である。この操舵角速度のピーク値時間間隔が短いほど、運転者のステアリング操作が急激に行われたことを示す。
【0014】
信号処理部5bは、GPS受信機1、車両信号検出装置2、操作信号検出装置3および車間距離検出装置4から入力した各種信号に基づいて、表1に示すような運転者の運転操作に関する特性値を算出し、運転特性算出手段を構成している。
【表1】
【0015】
表1において、運転特性値1〜7は運転者の精神状態を示す特性値sn(n=1〜7)であり、これらの精神状況特性値snに基づいて運転者の精神状態が安全運転を行うのに好ましい状態にあるかどうかを判断する。なお、精神状況特性値s4の急加速率は加速時に急加速を行った頻度を示し、(急加速回数)/(全加速回数)である。特性値s5の平均車間時間は(先行車との車間距離)/(先行車との相対速度)の平均値である。
【0016】
一方、運転特性値8〜12は先行車を含む障害物や走行環境に対する運転者の反応を示す特性値rn(n=8〜12)であり、これらの反応状況特性値rnに基づいて運転者の反応状況が安全運転を行うのに好ましい状態にあるかどうかを判断する。なお、反応状況特性値r8の急減速率は減速時に急減速を行った頻度を示し、(急減速の回数)/(全減速回数)である。特性値r9の平均ブレーキ余裕時間は、ブレーキペダルを踏み込んだ時点における(障害物までの距離)/(障害物との相対速度)の平均値である。また、特性値r10の平均ペダル踏み替え時間は、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み替え時間の平均値である。特性値r11の平均操舵余裕時間は、ステアリングを操作した時点における(障害物までの距離)/(障害物との相対速度)である。さらに、特性値r12の平均操舵ピーク間隔は、上述した操舵角速度のピーク値時間間隔の平均値である。なお、運転特性値の種類および個数はこの実施の形態に限定されない。
【0017】
コントローラー5の情報報知判断部5cは、後述する運転特性記録手段たる記録装置6、7に記録されている今回と過去の運行時の運転特性値の変化を検出する運転特性変化検出手段を構成するとともに、運転特性値と緊急状態情報に基づいて、運転者に車両の運転に関する情報を報知する必要があるか否かを判断する報知必要性判定手段を構成し、報知する必要がある場合は情報報知の必要度に応じた情報内容を、情報報知の必要度に応じた報知手段で報知する。この運転に関する情報には、休憩の提案、安全運転の促進、早急な運転終了の提案などが含まれる。
【0018】
記録装置6は固定式の不揮発性メモリであり、緊急状態記録部6aと今回の運行記録部6bを有する。緊急状態記録部6aにはすべての運転者が遭遇した緊急状態の内容、発生場所および発生日時を記録し、今回の運行記録部6bには今回の運行時の運転者の運転特性値sn、rnを記録する。なお、今回の運行記録部6bの記録内容は今回の運行終了後に消去する。
【0019】
記録装置7は着脱可能な不揮発性メモリであり、緊急状態記録部7aと過去の運行記録部7bを有する。この記録装置7は運転者ごとに用意されており、運行開始に先立って車室内の所定の場所へ装着して使用する。緊急状態記録部7aには、この記録装置7を所持する運転者の過去の運行時の緊急状態が記録されており、今回の運行時に遭遇した緊急状態の内容、発生場所および発生日時を追加記録する。過去の運行記録部7bには、この記録装置7を所持する運転者の過去の運転特性値sn、rnとそれらの増減率snd、rndが記録されており、今回の運行終了時に今回と過去の運行時の運転特性値に基づいて運転特性値を更新する。これらの記録装置6,7の緊急状態記録部6a、7aは緊急状態記録手段を構成している。
【0020】
なお、大容量の固定式記録装置のみを車両に設置して運転者ごとに記録領域を割り当て、運行開始時に運転者のIDを確認して運行時の運転者の記録領域に緊急状態と運転特性値を記録するようにしてもよい。また、記録装置6、7の種類は特に限定されず、半導体メモリやハードディスクなどを用いることができる。さらに、緊急状態に関する情報は事故などの発生原因の究明に用いることができる。
【0021】
情報報知手段としての情報報知装置8は、ディスプレイ(不図示)とスピーカー(不図示)により運転者に運転に関する情報を報知する。
【0022】
図3は情報報知処理プログラムを示すフローチャートである。このフローチャートにより、一実施の形態の動作を説明する。
信号処理コントローラー5のマイクロコンピューターは、車両のイグニッションキースイッチ(不図示)がオンしている間、所定時間ごとにこの情報報知処理プログラムを実行する。
【0023】
ステップ1において、運転者ごとの過去の運転特性値と緊急状態発生場所および発生日時を記録した記録装置7が、車両の所定の場所に装着されたか否かを確認する。装着されていないときはステップ2へ進み、情報報知装置8により運転者自身の記録装置7を所定の場所に装着する旨を報知してステップ1へ戻る。
【0024】
運転者の記録装置7が装着された場合はステップ3へ進み、GPS受信機1、車両信号検出装置2、操作信号検出装置3および車間距離検出装置4による信号検出を開始する。ステップ4で上述した緊急状態を検出したかどうかを確認し、緊急状態を検出した場合はステップ5へ進み、緊急状態が検出されなかった場合はステップ6へ進む。緊急状態を検出した場合は、ステップ5で緊急状態の内容、発生場所および発生日時を緊急状態記録部6aおよび7aへ記録する。
【0025】
ステップ6において、現在から所定時間前、例えば5分前までの間にGPS受信機1、車両信号検出装置2、操作信号検出装置3および車間距離検出装置4から入力した各種信号に基づいて、上述した表1に示す運転特性値、すなわち精神状況特性値sn(n=1〜7)と反応状況特性値rn(n=8〜12)を演算し、今回の運行記録部6bに記録する。続くステップ7で図4に示す報知必要度算出ルーチンを実行し、運転に関する情報の報知必要度Nを算出する。
【0026】
図4のステップ21において、今回の運行記録部6bに記録されている現在の運転特性値(ここでは、5分前から現在までの運転特性値)sn(n=1〜7)、rn(n=8〜12)を読み込み、さらに続くステップ22で、過去の運行記録部7bに記録されている過去の運転特性値sn(n=1〜7)、rn(n=8〜12)を読み込む。ステップ23において、図5に示す精神状況特性指数算出ルーチンを実行し、精神状況特性値sn(n=1〜7)ごとの精神状況特性指数Sn(n=1〜7)を算出する。
【0027】
図5のステップ41で、現在と過去の精神状況特性値snに基づいて、次式により精神状況特性値の増減率snd(n=1〜7)を算出する。
【数1】
snd=((現在の特性値sn)−(過去の特性値sn))/(過去の特性値sn)×100
次にステップ42〜46で、精神状況特性値の増減率sndをしきい値L1n、L2n(<L1n)(n=1〜7)と比較し、snd≧L1nであれば精神状況特性指数Snに所定値An(n=1〜7)を設定し、L1n>snd≧L2nであれば精神状況特性指数Snに所定値Bn(n=1〜7)を設定し、snd<L2nであれば精神状況特性指数Snに所定値Cn(n=1〜7)を設定する。
【0028】
精神状況特性指数Snを算出後の図4のステップ24において、精神状況特性指数Sn(n=1〜7)の積算により精神状況分析指数Sを算出する。
【数2】
S=ΣSn
ここで、Σはn=1〜7の総和演算を表す。続くステップ25において、図6に示す反応状況特性指数算出ルーチンを実行し、反応状況特性値rn(n=8〜12)ごとの反応状況特性指数Rn(n=8〜12)を算出する。
【0029】
図6のステップ51で、現在と過去の反応状況特性値rnに基づいて、次式により反応状況特性値の増減率rnd(n=8〜12)を算出する。
【数3】
rnd=((現在の特性値rn)−(過去の特性値rn))/(過去の特性値rn)×100
次にステップ52〜56で、反応状況特性値の増減率rndをしきい値L1n、L2n(<L1n)(n=8〜12)と比較し、rnd≧L1nであれば反応状況特性指数Rnに所定値An(n=8〜12)を設定し、L1n>rnd≧L2nであれば反応状況特性指数Rnに所定値Bn(n=8〜12)を設定し、rnd<L2nであれば反応状況特性指数Rnに所定値Cn(n=8〜12)を設定する。
【0030】
反応状況特性指数Rnを算出後の図4のステップ26において、反応状況特性指数Rn(n=8〜12)の積算により反応状況分析指数Rを算出する。
【数4】
R=ΣRn
ここで、Σはn=8〜12の総和演算を表す。次にステップ27において、図7に示す環境係数算出ルーチンを実行し、走行環境の良否を示す環境係数Eを算出する。
【0031】
ここで、しきい値L1n、L2n(n=1〜12)と所定値An、Bn、Cn(n=1〜12)の一例を表2に示す。
【表2】
なお、表3に示すように、精神状況特性指数Snと反応状況特性指数Rnの所定値An、Bn、Cnに重みをつけるようにしてもよい。
【表3】
【0032】
図7のステップ61〜63で、現在地が過去の緊急状態発生場所か否かを調査する。緊急状態発生場所であれば環境特性値e1に所定値aを設定し、そうでなければ環境特性値e1に所定値bを設定する。またステップ64〜66で、現在の時刻が過去の緊急状態発生時刻か否かを調査する。緊急状態発生時刻であれば環境特性値e2に所定値cを設定し、そうでなければ環境特性値e2に所定値dを設定する。さらにステップ67〜69で、走行環境の指標の1つである雨天の走行か否かを確認し、雨天の走行であれば環境特性値e3に所定値fを設定し、そうでなければ環境特性値e3に所定値gを設定する。ここで、例えば操作信号検出装置3によりワイパーの作動が検出されたときは雨天走行とする。
【0033】
所定値a、b、c、d、f、gの一例を表4に示す
【表4】
【0034】
ステップ70において、環境特性値e1、e2、e3に基づいて次式により環境係数Eを求める。
【数5】
E=e1×e2×e3
このように、本実施の形態では緊急状態記録要素として場所に加え時刻、天候などの多くの情報を処理しているため、報知の必要性を高く(警報を出やすく)することができる。
なお、ランプ類の点消灯状況に応じて走行環境の指標である昼間走行と夜間走行を検出し、昼間走行と夜間走行の別による環境特性値e4を設定し、この環境特性値e4を用いて環境係数Eを演算してもよい。この場合、夜間走行は昼間走行に比べて環境特性値e4を大きくする。
【0035】
精神状況分析指数S、反応状況分析指数Rおよび環境係数Eを算出した後、図4のステップ28において、次式に示すように精神状況分析指数Sと反応状況分析指数Rに基づいて情報報知の必要度Nを算出する。
【数6】
N=(S+R)×E
なお、現在の精神状況分析指数Sや反応状況分析指数Rは、運行開始後、所定時間が経過してから使用するものとし、それまではそれぞれ所定値を使用するようにしてもよい。
【0036】
ステップ29〜33において、情報報知の必要度Nをしきい値P1、P2(<P1)と比較し、N≧P1であれば必要度”大”、P1>N≧P2であれば必要度”中”、N<P2であれば必要度”小”と判断する。なお、しきい値P1、P2は、例えばP1=50、P2=40とする。
【0037】
情報必要度Nを算出したら図3の情報報知処理プログラムへリターンし、ステップ8において情報報知が必要かどうかを確認する。情報報知の必要度大および必要度中の場合は報知が必要としてステップ9へ進み、情報の報知方法を選択する。具体的には、報知必要度大の場合はスピーカーの音量を大きくして運転に関する情報を報知する。また、報知必要度中の場合はスピーカーの音量を中程度にして運転に関する情報を報知する。この運転に関する情報には、早急に運行を終了する提案、しばらく休憩をとる提案など、安全運転に対する提案および警告が含まれる。なお、報知必要度に応じて音声を変えたり、ディスプレイに表示してもよい。ステップ10では、情報報知装置8により選択した報知方法で報知必要度に応じた内容の情報報知を行う。
【0038】
ステップ11において、運行が終了したか否かを確認する。例えば、イグニッションスイッチがオフされたら今回の運行が終了したと判断してステップ12へ進み、運行が終了していないときはステップ3へ戻って上述した一連の情報報知処理を繰り返す。
【0039】
今回の運行が終了したときは、ステップ12で、今回の運行記録部6bに記録されている今回の運行中に記録した運転特性値sn、rnと、過去の運行記録部7bに記録されている過去の運行時の運転特性値sn、rnとに基づいて運転特性値sn、rnを算出し直し、新たに算出した運転特性値sn、rnで過去の運行記録部7bの記録内容を更新する。その後、今回の運行記録部6bの記録内容を消去して処理を終了する。
【0040】
運行ごとに運転特性値sn、rnを更新することによって、運転者ごとの運転技術の向上や、タイヤの摩耗による車両制動性能劣化などにも対応可能となる。なお、運行を開始してから2時間以上が経過した後の運転特性値や緊急状態情報は、運転者の疲労度が高い状態でのデータであり、信頼性が低いので運転特性値の更新に用いないようにしてもよい。
【0041】
このように、この実施の形態によれば、運転者の運転操作に基づいて運転特性を算出、記録し、現在の運転特性と過去の運転特性とを比較して運転特性の変化を検出する。そして、運転特性の変化に基づいて運転に関する情報を運転者に報知する必要性を判定し、情報報知の必要性に応じた内容と方法で運転に関する情報を報知するようにしたので、従来装置のような不必要な情報報知が防止され、運転者の運転特性に応じた的確で且つ効果的な情報報知を行うことができ、高い情報報知効果を得ることができる。
【0042】
また、運転者の運転特性として、運転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行環境に対する運転者の反応を示す反応状況特性値とを算出し、精神状況特性値と反応状況特性値との和に基づいて情報報知の必要性を判定するようにしたので、運転者の運転特性を正確に分析することができ、上記効果をさらに高めることができる。
【0043】
さらに、車両の緊急状態を検出、記録し、緊急状態発生場所、緊急状態発生時刻および走行環境を考慮して情報報知の必要性を判定するようにしたので、上記効果に加え、走行環境に応じた的確で且つ効果的な情報報知を行うことができる。
【0044】
なお、昼間走行と夜間走行の別、雨天や霧などの天候別、一般道路走行と高速道路走行の別など、走行パターンごとに運転特性値を分類して記録し、現在の走行パターンと同じ走行パターンの過去の運転特性値と現在の運転特性値とを比較して情報報知の必要度を算出してもよい。
【0045】
《発明の一実施の形態の変形例》
緊急状態の発生に応じて精神状況特性指数Snおよび反応状況特性指数Rnの所定値An、Bn、Cnを更新するようにした変形例を説明する。
【0046】
図8は、特性指数Sn、Rnの所定値An、Bnの更新処理を示すフローチャートである。
この処理は、図3に示す一実施の形態の情報報知処理プログラムのステップ12を実行した後に実行される。ステップ81において、運転者ごとの緊急状態記録部7aに緊急状態の記録があるか否かを確認し、過去に緊急状態発生の記録がない場合は処理を終了する。
【0047】
緊急状態発生の記録がある場合は、ステップ82で、過去の運行記録部7bに記録されている、緊急状態発生時の精神状況特性値sn(n=1〜7)と反応状況特性値rn(n=8〜12)とを読み込む。
【0048】
続くステップ83で、次式により精神状況特性指数Sn(n=1〜7)の所定値An、Bn、Cn(n=1〜7)に対する重み係数Dsn(n=1〜7)および所定値An、Bn、Cn(n=1〜7)の初期値A0n、B0n、C0n(n=1〜7)の各々の合計値At、Bt、Ctを算出する。
【数7】
Dsn=Σsn/Σ(Σsn),
At=ΣA0n=A01+A02+・・+A07,
Bt=ΣB0n=B01+B02+・・+B07,
Ct=ΣC0n=C01+C02+・・+C07
ここで、緊急状態情報の記録個数をm個とすると、Σsnは精神状況特性値sn(n=1〜7)ごとのm個の総和を示す。すなわち、
【数8】
Σs1=(緊急状態記録1のs1)+・・・+(緊急状態記録mのs1),
Σs2=(緊急状態記録1のs2)+・・・+(緊急状態記録mのs2),
・
・
Σs7=(緊急状態記録1のs7)+・・・+(緊急状態記録mのs7)
【0049】
また、Σ(Σsn)は、
【数9】
Σ(Σsn)=Σs1+Σs2+・・・+Σs7
であり、したがって、
【数10】
Ds1=Σs1/Σ(Σsn),
Ds2=Σs2/Σ(Σsn),
・
・
Ds7=Σs7/Σ(Σsn)
【0050】
ステップ84において、算出した重み係数Dsn(n=1〜7)を用いて、次式により精神状況特性指数Sn(n=1〜7)の所定値An、Bn、Cn(n=1〜7)に重み付けを行い、更新する。
【数11】
Dsn×At→An(n=1〜7),
Dsn×Bt→Bn(n=1〜7),
Dsn×Ct→Cn(n=1〜7)
【0051】
次にステップ85で、次式により反応状況特性指数Rn(n=8〜12)の所定値An、Bn、Cn(n=8〜12)に対する重み係数Drn(n=8〜12)および所定値An、Bn、Cn(n=8〜12)の初期値A0n、B0n、C0n(n=8〜12)の各々の合計値At、Bt、Ctを算出する。
【数12】
Drn=Σrn/Σ(Σrn),
At=ΣA0n=A08+A09+・・+A012,
Bt=ΣB0n=B08+B09+・・+B012,
Ct=ΣC0n=C08+C09+・・+C012
ここで、緊急状態情報の記録個数をm個とすると、Σrnは反応状況特性値rn(n=8〜12)ごとのm個の総和を示す。すなわち、
【数13】
Σr8=(緊急状態記録1のr8)+・・・+(緊急状態記録mのr8),
Σr9=(緊急状態記録1のr9)+・・・+(緊急状態記録mのr9),
・
・
Σr12=(緊急状態記録1のr12)+・・・+(緊急状態記録mのr12)
【0052】
また、Σ(Σrn)は、
【数14】
Σ(Σrn)=Σr8+Σr9+・・・+Σr12
であり、したがって、
【数15】
Dr8=Σr8/Σ(Σrn),
Dr9=Σr9/Σ(Σrn),
・
・
Dr12=Σr12/Σ(Σrn)
【0053】
ステップ86において、算出した重み係数Drn(n=8〜12)を用いて、次式により反応状況特性指数Rn(n=8〜12)の所定値An、Bn、Cn(n=8〜12)に重み付けを行い、更新する。
【数16】
Drn×At→An(n=8〜12),
Drn×Bt→Bn(n=8〜12),
Drn×Ct→Cn(n=8〜12)
【0054】
このように、この変形例によれば、運転者ごとの緊急状態発生時の運転特性値の増減率によって、精神状況および反応状況の特性指数に対して重み付けを行うようにしたので、上述した一実施の形態の効果に加え、情報報知の必要性判断に際して運転者ごとの運転特性を充分に反映させることができ、運転者の運転特性と走行環境に応じた的確で且つ効果的な情報報知を行うことができる。
【0055】
《発明の一実施の形態の他の変形例》
上述した一実施の形態では、精神状況分析指数Sおよび反応状況分析指数Rの和に環境係数Eを乗じて情報報知の必要度Nを演算し、報知必要度Nに応じた報知内容と報知方法によって情報報知を行う例を示した。この変形例では、精神状況分析指数Sと反応状況分析指数Rとをそれぞれ別個に評価して情報報知の内容と方法を決定する。
【0056】
図9はこの変形例の情報報知処理を示すフローチャートである。なお、上述した一実施の形態と同様な処理については図示と説明を省略し、相違点を中心に説明する。
まず、ステップ91、92において、上述した図4のステップ21〜26と同様に精神状況分析指数Sと反応状況分析指数Rを求める。これらの指数SとRは、いずれも値が大きくなるほど情報報知の必要度が高くなる性質を持っている。ステップ93,95,97において、精神状況分析指数Sと反応状況分析指数Rをそれぞれしきい値YS、YRと比較し、比較結果に基づいて情報報知の内容と方法を決定する。
【0057】
精神状況分析指数Sがしきい値YSより小さく、且つ、反応状況分析指数Rがしきい値YRより小さい場合はステップ93から94へ進み、情報報知の必要なしと判断して処理を終了する。精神状況分析指数Sがしきい値YS以上で、且つ、反応状況分析指数Rがしきい値YRより小さい場合はステップ95から96へ進み、情報報知装置8により運転者に休憩をとることを促す情報を報知する。
【0058】
また、精神状況分析指数Sがしきい値YSより小さく、且つ、反応状況分析指数Rがしきい値YR以上の場合はステップ97から98へ進み、情報報知装置8によりリラックスした運転を促す情報を報知する。さらに、精神状況分析指数Sがしきい値YS以上で、且つ、反応状況分析指数Rがしきい値YR以上の場合はステップ97から98へ進み、情報報知装置8により早急に運転を止めることを促す情報を報知する。
【0059】
なお、これらの情報報知は情報報知装置8により音声と表示によって行うが、情報報知内容に応じて警告ブザーを吹鳴させてもよい。この場合、例えば運転停止を促す情報報知は最大の音量とする。
【0060】
また、精神状況分析指数Sと反応状況分析指数Rに上述した環境係数Eを乗じ、それらの値に基づいてステップ93〜99の情報報知内容と報知方法の決定を行うようにしてもよい。
【0061】
このように、この変形例によれば、精神状況特性値および反応状況特性値をそれぞれのしきい値と比較し、それらの比較結果に基づいて情報報知の必要性を判定するようにしたので、運転者の運転特性を正確に分析することができ、一実施の形態の上記効果をさらに高めることができる上に、運転者ごとにより効果的で且つきめ細かな情報報知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 操舵角速度のピーク値時間間隔を説明するための図である。
【図3】 情報報知処理プログラムを示すフローチャートである。
【図4】 報知必要度の算出ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】 精神状況特性指数Snの算出ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】 反応状況特性指数Rnの算出ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】 環境係数Eの算出ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】 変形例の所定値An、Bn更新処理を示すフローチャートである。
【図9】 他の変形例の情報報知処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 GPS受信機
2 車両信号検出装置
3 操作信号検出装置
4 車間距離検出装置
5 コントローラー
5a 緊急状態検出部
5b 信号処理部
5c 情報報知判断部
6 記録装置
6a 緊急状態記録部
6b 今回の運行記録部
7 記録装置
7a 緊急状態記録部
7b 過去の運行記録部
8 情報報知装置
Claims (6)
- 運転者の運転操作を検出する運転操作検出手段と、
検出した運転操作に基づいて運転者の運転特性を算出する運転特性算出手段と、
運転者の運転特性を記録する運転特性記録手段と、
現在の運転特性と過去の運転特性とを比較して運転特性の変化を検出する運転特性変化検出手段と、
運転特性の変化に基づいて運転に関する情報を運転者に報知する必要性を判定する報知必要性判定手段と、
情報報知の必要性に応じた内容と方法で運転に関する情報を報知する情報報知手段とを備え、
前記運転特性算出手段は、運転者の運転特性として、運転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行環境の少なくとも一方に対する運転者の反応を示す反応状況特性値とを算出し、
前記運転特性変化検出手段は、前記精神状況特性値と前記反応状況特性値の変化を検出し、
前記報知必要性判定手段は、前記精神状況特性値の変化と前記反応状況特性値の変化の和をしきい値と比較し、比較結果に基づいて情報報知の必要性を判定することを特徴とする車両用情報報知装置。 - 請求項1に記載の車両用情報報知装置において、
前記運転特性算出手段は、運転者の運転特性として、運転者の精神状態を示す精神状況特性値と、障害物と走行環境の少なくとも一方に対する運転者の反応を示す反応状況特性値とを算出し、
前記運転特性変化検出手段は、前記精神状況特性値と前記反応状況特性値の変化を検出し、
前記報知必要性判定手段は、前記精神状況特性値の変化および前記反応状況特性値の変化をそれぞれのしきい値と比較し、それらの比較結果に基づいて情報報知の必要性を判定することを特徴とする車両用情報報知装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用情報報知装置において、
車両の現在地を検出する現在地検出手段と、
車両の挙動を検出する車両挙動検出手段と、
車両挙動検出値が所定値を越える車両の緊急状態を検出する緊急状態検出手段と、
緊急状態発生場所および緊急状態発生時刻を記録する緊急状態記録手段とを備え、
前記報知必要性判定手段は、緊急状態発生場所、緊急状態発生時刻、現在地、および車両挙動を考慮して情報報知の必要性を判定することを特徴とする車両用情報報知装置。 - 請求項3に記載の車両用情報報知装置において、
前記報知必要性判定手段は、前記緊急状態記録手段の緊急状態記録要素が多いほど情報報知の必要性を高く判定することを特徴とする車両用情報報知装置。 - 請求項1〜4のいずれかの項に記載の車両用情報報知装置において、
前記精神状況特性値には車両の最高速度、平均速度、平均減速度、急加速頻度、平均車間時間、クラクション頻度、平均運転時間が含まれ、
前記反応状況特性値には急減速頻度、平均ブレーキ余裕時間、平均ペダル踏み替え時間、平均操舵余裕時間、平均操舵加速度ピーク値時間間隔が含まれることを特徴とする車両用情報報知装置。 - 請求項3〜5のいずれかの項に記載の車両用情報報知装置において、
前記車両の走行環境には、雨天走行、昼間走行、夜間走行が含まれることを特徴とする車両用情報報知装置。
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