JP2006188114A - 車載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に運転者の運転特性を知ることができる車載装置を提供する。
【解決手段】車載装置1は、加速度検出部20で検出された加速度情報をポイント化して所定の時間間隔で積算し、その積算したデータを記憶装置14に記憶し、表示部12bにおいてグラフ表示する。また、車載装置1は、過去に積算したデータを記憶装置14に複数格納し、順次、表示部12bにグラフ表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載装置に関する。
従来から運転席と助手席との間に備えられる車載装置としては、音楽用CD(Compact Disc)やMD(Mini Disc)の再生といったオーディオ機能やラジオ番組の受信再生などのチューナ機能が設けられたものが一般的であった。そして、その車載装置の表示部には音楽の再生時間などの情報やラジオの周波数に関する情報が表示される。また、前述の車載装置にGPS(Global Positioning System)機能を備えた装置においては、LCD(Liquid Crystal Display)などに自車の現在位置を示す地図などが表示されるものが一般的である。
また、特許文献1には、車両のロール指数(ロール角/横加速度)を表示、又はそのロール指数に基づいて車両の積荷状態に応じた最適なタイミングで運転者に危険回避を促せるように注意喚起する構成が示されている。
特開2003−320914号公報
しかしながら、従来の車載装置では音楽・ラジオに関する情報の表示やGPSに関する情報の表示を行なうものが一般的であったため、運転者の加速/減速の加減やハンドル操作といった運転者の運転特性など、運転に関してさらに有用な情報を表示する装置の開発が望まれていた。また、特許文献1などの構成では、運転時における車両のロール状況などを表示して運転者に注意喚起することはできるが、運転者の運転特性を示すことはできず、十分なものではなかった。
そこで、本発明は、容易に運転者の運転特性を知ることができる車載装置の提供を課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は所定の単位時間を計時する計時手段と、当該車載装置に加わる加速度を検出して当該加速度に応じた加速度ポイントを算出する加速度算出手段と、前記単位時間あたりにおける前記加速度ポイントを積算して記憶する記憶手段と、前記記憶された加速度ポイントを表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記記憶手段は、現在積算している加速度ポイントと過去に積算した加速度ポイントとを履歴順に複数記憶し、前記表示手段は、前記記憶された複数の加速度ポイントを履歴順にグラフ表示することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記表示手段は、前記グラフ表示する複数の加速度ポイントのうちの最大の加速度ポイントに応じて表示するグラフのスケールを変更することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記記憶された複数の加速度ポイントに基づいて平均値を算出する平均値算出手段を更に備え、前記表示手段は、前記算出された平均値を表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記表示手段は、前記算出された平均値に基づいて、当該平均値以上の加速度ポイントの色を変えて表示することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5のいずれか一項に記載の発明において、前記加速度ポイントが前記算出された平均値を上回った場合に警告音を発する警告手段を更に備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発明において、前記単位時間を設定する単位時間設定手段を更に備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発明において、前記加速度算出手段における加速度に応じた加速度ポイント算出に関する換算設定を変更する変更手段を更に備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の発明において、利用者を識別する利用者識別情報を受信する受信手段を更に備え、前記記憶手段は、前記利用者識別情報に応じた利用者ごとに前記加速度ポイントを積算して記憶し、前記表示手段は、前記利用者ごとの加速度ポイントを表示することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか一項に記載の発明において、当該車載装置の現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図情報を記憶する地図情報記憶手段とを更に備え、前記記憶手段は、前記現在位置における前記加速度ポイントを記憶し、前記表示手段は、前記記憶された位置における加速度ポイントと地図情報とに基づいて位置ごとに検出された加速度を地図上に表示することを特徴とする。
本発明によれば、単位時間あたりに車載装置に加わる加速度に応じた加速度ポイントを積算して表示する構成であるため、容易に運転者の運転特性を知ることができる。
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して、本発明に係る車載装置1の実施の形態について説明する。なお、この発明はこの実施の形態に限定されるものではない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
図1は、車載装置1の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、車載装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、入力表示装置12、メモリ13、記憶装置14、GPSユニット15、自立航法ユニット16、再生制御部17、タイマ18、音声出力部19、加速度検出部20、及び外部通信制御部21を備え、各部はバス22により互いに電気的に接続されて構成される。
CPU11は、特に図示しない内部RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などを備え、CPUが前記内部RAMの所定領域を作業領域としてROMに格納されている各種制御プログラム又は各種データに従い、上記各部に制御信号を送って車載装置1の動作全般を統括制御する。なお、上述の作業領域や各種プログラムの格納先は、後述するメモリ13又は記憶装置14であってもよい。
表示手段としての入力表示装置12は、タッチパネル12a及び表示部12bを備えて構成される。
タッチパネル12aは、透明電極が配置された感圧式(抵抗膜圧式)の単位時間設定手段又は変更手段として機能する入力装置であり、表示部12bの表示画面上に重畳して配設され、表示部12bと一体化されている。
表示部12bに表示された画像や各種ボタンは、タッチパネル12aを介して視認可能である。タッチパネル12aは、手指等で押下された力点の位置座標を電圧値で検出して押下位置データとしてCPU11に出力する。
表示部12bは、LCD、LED(Light Emitting Diode)、FL(FLuorescent Display)等により構成され、CPU11から入力される表示制御信号に従って、各種表示データを表示する。
メモリ13は、RAM等により構成され、CPU11により実行される各種プログラムやこれらの各種プログラムによって処理されたデータを一時的に記憶する作業領域を形成する。
記憶手段としての記憶装置14は、不揮発性のメモリとプログラムやデータが予め記憶された記録媒体と(特に図示しない)を備え、この記録媒体内に車載装置1に対応した各種動作制御プログラムや、加速度ポイント、地図情報、又は各種設定情報などのデータを記憶し、アドレスを指定されることで、その記憶されているデータをCPU11へ出力する。
現在位置検出手段としてのGPSユニット15は、GPSアンテナ15aを備え、地球低軌道に打ち上げられたGPS衛星から送信されるGPS信号を受信する。そして、受信したGPS信号に基づき、車両の絶対的な現在位置(緯度及び経度)を検出してCPU11に出力する。GPS情報表示部15bは、LCDなどで構成され、CPU11から出力される表示データを画面表示する。
CPU11は、GPSユニット15からの位置情報と記憶装置14に格納された地図情報とに基づいて現在位置を示す地図データを算出し、GPS情報表示部15bに表示データとして出力することで、現在位置を示す地図を画面表示する。
自立航法ユニット16は、後述する加速度検出部20により検出される車の角速度(単位時間当たりの水平方向への回転速度)に基づいて移動方位の変化量を算出し、車輪の回転に応じて出力されるパルス信号に基づいて車両の移動量を算出する。自立航法ユニット16は、これら算出された角速度及び移動量を元に、車両の相対的な位置変化を算出してCPU11に出力する。
再生制御部17は、CD機構部30、MD機構部40、DVD機構部50、チューナ機構部60を制御して、CD、MD、DVDの各ソースの再生制御及びチューナアンテナ60aで受信されるラジオ放送などの再生制御を行ない、音声信号を後述する音声出力部19に出力して発音させる。
計時手段としてのタイマ18は、常時一定周波数の水晶発振によるクロック信号を出力する水晶発振回路と前記クロック信号を計数して現在時刻を計時する計時回路を有し(いずれも図示しない)、時間の計測をする場合などにおいて、計時された時刻データをCPU11へ出力する。
音声出力部19は、スピーカ、D/Aコンバータ及び増幅器(いずれも図示しない)等により構成され、CPU11又は再生制御部17からの音声出力指示信号に従って、デジタル音声信号をD/Aコンバータによりアナログ信号に変換後、増幅器により所定の音量に増幅して、スピーカから音声として出力する。
加速度検出部20は、圧電型(Piezo-electric)、静電容量型、ピエゾ抵抗型(Piezo-resistive)などの各種方式により、車載装置1に加わる加速度を検出する。具体的には、加速度検出部20は、内部にx方向(左右方向)、y方向(進行方向)に夫々振れる2つの振子(とくに図示しない)を備え、振子の動きに応じた電圧値をCPU11に出力する。これにより、CPU11は、加速度検出部20から出力される電圧値に基づいて車載装置1に加わる加速度を算出することができる。
外部通信制御部21は、外部I/F21a、通信回路21bを備え、外部機器とのデータの送受信を制御する。外部I/F21aは、USB(Universal Serial Bus)などの各種通信規格により外部機器とのデータ通信を行なう接続端子や、メモリーカードが着脱自在に装着される装着部(いずれも図示しない)などが設けられ、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)などの各種情報機器との間でデータ通信を行なう。
受信手段としての通信回路21bは、IrDA(Infrared Data Association)などの赤外線通信を行なう回路や、無線タグと無線通信を行なう回路(いずれも図示しない)から構成され、携帯電話などの外部端末や非接触型ICカードとの間でデータの送受信を行なう。具体的には、通信回路21bは、利用者が保持する携帯電話から利用者識別用IDを受信して、CPU11へ出力する。CPU11は、そのIDに応じて利用者ごとに記憶装置14に格納された運転の履歴データや装置の設定データを読み出す。
次に、本実施の形態における動作を説明する。
後述する各フローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶装置14に格納されており、CPU11が該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。また、CPU11は、外部I/F21aを介して外部から伝送される上記プログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、車載装置1内に格納されるプログラムの他、外部供給されたプログラム又はデータを利用して本実施の形態特有の動作を実現することも可能である。
図2は、車載機器への通電開始時(車の始動キーを「ACC ON」位置へ回動時)や電源スイッチの投入時などにより開始され、CPU11により実行される本実施の形態に係る動作処理を示すフローチャートである。
CPU11は、動作が開始されると、現在のGポイントデータが記憶装置14内に格納されているか否かを判定し(ステップS11)、存在する場合はGポイントデータシフト処理に移行し(ステップS12)、存在しない場合は加速度算出手段としてのポイント加算処理へ移行する(ステップS13)。
なお、加速度ポイントであるGポイントデータとは、積算している加速度に関する情報であり、現在加算中である現在のGポイントデータと過去に加算されたGポイントデータとからなり、現在から履歴順に所定の数の過去に加算されたデータを格納して構成される。
このステップS11により、記憶装置14内に前回までに測定により積算された加速度に関する情報がある場合とデータがリセットされて加速度に関する情報がない場合とで、過去の加速度履歴の表示に関する処理を行なうか否かの判定を行うことができる。
ここで、ステップS11でGポイントデータが存在すると判定された場合(ステップS11:YES)に行なわれるGポイントデータシフト処理を図3(b)に示す。CPU11は、記憶装置14に格納された現在のGポイントと過去のGポイントに関するデータを順にシフトし、現在のGポイントに関するバッファに0を代入する(ステップS34)。なお、ここで言うバッファとは、データ算出や表示を行なうためにメモリ13上に一時的に保存されるデータである。
ステップS34の後、平均値算出手段としてのステップS35により過去のGポイントに関するデータから平均値が算出されて平均値バッファに格納され、スケール更新処理が行なわれ(ステップS36)、Gポイントデータシフト処理に関するサブルーチンを終了する。
ステップS36で行なわれるスケール更新処理は、グラフでデータを表示する際のスケールを決定する処理であり、図3(c)に示すフローチャートにより行なわれる。
CPU11は、スケール更新処理に入ると、現在のGポイントと過去のGポイントの中から最大値を抽出し(ステップS37)、スケール値を(スケール決定閾値)/(抽出された最大値)として算出する(ステップS38)。ここでいうスケール決定閾値とは、グラフを表示する際の上限値であり、表示部12bにおけるグラフ表示方向の画素数などにより予め設定されてなる。
ステップS38の後、メモリ13内のGポイントに関する表示用バッファのデータがGポイント値×スケール値として格納されている過去のGポイント値の全てに対して算出され(ステップS39)、Gポイントの平均値に関する表示用バッファのデータが平均値×スケール値として算出され(ステップS40)、スケール更新処理に関するサブルーチンを終了する。
上述のGポイントデータシフト処理により、過去の加速度データを履歴順に格納することができる。また、スケール更新処理により、加速度データをグラフ表示する際において、最大の加速度値を基準にしてグラフが表示領域に収まるように適正なスケールで表示することができる。
次に、ステップS11又はステップS12の後に行なわれるポイント加算処理について(ステップS13)、図3(a)を参照して説明する。先ず、CPU11は、今回測定された進行方向のGの値から前回測定された値を引いて進行方向のGの値の増加分を算出する(ステップS31)。なお、ここにおける進行方向のGの値とは、加速度検出部20による進行方向成分の加速度に応じた検出値である。
ステップS31の後、増加分に応じた値が現在のGポイント値に加算され(ステップS32)、今回測定された進行方向のGの値が前回の測定された値として格納され(ステップS33)、ポイント加算処理に関するサブルーチンを終了する。ステップS32において加算される値は、加速度の増加分に応じた値が予め記憶装置14にLUT(ルックアップテーブル)として格納され、その値が参照されて得られる。具体的にLUTに格納される値としては、増加分が大きいほど大きなポイントを与える構成や、予め測定して得られる加速度の増加分に応じた燃費などであってよい。また、LUTに格納される値は、タッチパネル12aから入力して予め設定する構成であっても良い。
上述のポイント加算処理により、加速度の変化量に応じたポイントをGポイントとして加算することができる。例えば、所定の周期でこの処理を行なうことで、単位時間当たりの加速度の変化に応じたGポイントを得ることができ、運転者の加速・減速などの運転特性をポイント化して得ることができる。また、Gポイントを燃費に換算することで、加速度の変化に応じた燃費の算出を行うことができる。
ステップS13の後、現在のGポイントデータが過去も含めたGポイントデータの中で最大であるか否かが判定され(ステップS14)、最大である場合は前述したスケール更新処理が行なわれ(ステップS15)、グラフのスケールが現在のGポイントデータに合わせて変更される。
ステップS15、又はステップS14でスケールの変更が必要でないと判定(ステップS14:NO)された後、シフトタイマーが規定時間を超過したか否かが判定され(ステップS16)、超過した場合(ステップS16:YES)はシフトタイマー値がリセットされた後(ステップS17)、前述したGポイントデータシフト処理が行なわれる(ステップS18)。なお、ここにおけるシフトタイマー値は、Gポイントデータシフト処理を行なう時間間隔をカウントするための値であり、タッチパネル12aから利用者が所望の値に設定してよい。
ステップS16でシフトタイマーが規定時間を超過していないと判定(ステップS16:NO)された後、表示部12bの表示が表示用バッファのデータを元に更新され(ステップS19)、処理を終了するか上述のステップS13〜S19の処理をループするかを判定する(ステップS20)。このステップS20における判定の周期を調整することで、ステップS13〜S19の処理のタイミング(Gポイント加算のタイミング)を調整することができる。
なお、ステップS19において、現在のGポイントデータが平均値より上回った場合には、表示の更新とともに警告手段としての音声出力部19から、BEEP音などの警告音を発音する構成であってよい。この場合は、所定の時間内において、加速度ポイントが平均を上回ったことをわざわざ表示部12bを確認することなく知ることができるため、運転者が運転に専念することができる。
ここで、上述した処理による表示部12bへの表示例を図4〜6を参照して説明する。図4は、入力表示装置12上の表示画面101を示す図である。図4(a)に示すように、表示画面101は、主立った情報を表示するメイン表示部111と、補助的な情報を表示するサブ表示部112と、タッチパネル12aにより操作可能な操作部110とから構成される。
図4(b)は最大ポイントが500付近の場合のメイン表示部111の状態を例示する図であり、図4(c)は最大ポイントが1000付近の場合のメイン表示部111の状態を例示する図である。
図示したとおり、メイン表示部111にはグラフと平均値とが表示され、グラフのスケールは最大ポイントに応じて変化する。なお、メイン表示部111での表示は、平均値以上のグラフデータ部分の色を変更する構成であってよく、この場合はステップS40において算出される平均値に関する表示用バッファに格納された値に基づいて、ステップS19における画面表示が平均値以上の表示領域の色を変更して行なわれる。
図5は、メイン表示部111の縦軸にポイント値、横軸に時間を示したグラフの表示例を示す図であり、(b)から(g)までの図が、順次、時間の経過ともにGポイントデータが加算されていく状態を示す。図示したように、メイン表示部111には、シフトタイマーの時間間隔で計測されたGポイントが図中の「○」部分に現在のGポイントデータとして加算される。グラフ表示は、Gポイントデータシフト処理によりシフトタイマーで設定された時間が経過することでシフトされる。
また、Gポイントデータは、図6に示すように、進行方向に対する加速又は減速を計測する場合でもよいが、左右方向に加わる加速度を検出して表示する構成であって良い。
以上のように、車載装置1は、検出された加速度情報を元にポイント化し、所定の時間周期で加算して表示することで、運転者の運転特性を容易に確認することができる。また、過去に測定された複数のポイント情報をグラフで表示する構成であるため、過去の運転特性と比較しながら確認することができる。また、過去のポイント情報を元に平均値を表示することにより、平常の運転よりも荒い運転であったか否かなどを容易に知ることができる。
また、グラフ表示は順次更新する構成であるため、より現実に即した運転特性を確認することができる。更に、グラフ表示は表示するポイント情報の最大値に合わせてスケールを変化させる構成であるため、全てのポイント値の相対的な状態を正確に視認することができる。
また、シフトタイマーの設定を利用者の好みに応じて設定することができるため、比較的に長距離や長時間運転する機会の多い利用者や、通勤や通学などで運転する利用者などに応じた好適な設定にすることができる。また、本実施の形態では、所定の時間に積算された加速度情報を表示する構成としたが、たとえば給油してから次の給油までの間毎に積算する構成であっても良い。この場合は、一回の給油における加速度情報を確認することができるため、運転特性の燃費への影響などを容易に確認することができる。
[変形例]
次に、上述のGポイントの表示形態の変形例として、加速度情報と位置情報とを表示して確認する場合について説明する。この場合は、ステップS32において、GPSユニット15で検出される位置情報とその位置を通過した時の加速度情報とを記憶装置14に記憶し、GPS情報表示部15bへ地図情報を表示する時に地図に合わせた位置における加速度情報を表示することで実現される。
ここで、GPS情報表示部15bに表示される位置情報に応じた加速度情報を示した地図について図7に例示する。図7は、GPS情報表示部15bに表示された道順などを確認する時の地図を示す図であり、地図上には、自車の位置を示す自車マーカー120がGPSユニット15により計測される現在位置に基づいて表示される。
地図上の加速加重マーカー121はその位置における進行方向に対する過去の加速度ポイントを示す三角印のマーカーであり、減速加重マーカー123は進行方向と逆の方向に対する過去の加速度ポイントを示すマーカーである。図に示すように、加速度ポイントの大小の応じたマーカー数を表示する構成であってよい。
また、地図上の左加重マーカー122は進行方向に対して左方向の、減速加重マーカー123は右方向の加速度を示すマーカーである。この左右方向のマーカーは検出された位置(道)に沿って表示され、ポイントの大小は道に沿って表示される線の本数などで表される。
以上のように、GPSユニット15による地図表示に加速度情報を表示する構成により、運転者の運転特性について、運転した道のカーブにおける場合などを地図を確認しながらより詳細に知ることができる。さらに、再度同じ道順を通過する場合に参考にすることができるため、安全性の向上にも寄与することができる。
なお、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。例えば、車載装置1は、通信回路21bにより入力される利用者情報に応じた加速度情報を記憶装置14に保持する構成であってよい。この場合は、利用者毎の情報を表示することができるため、複数の運転者が車両を運転する場合においても個々の利用者ごとの運転特性を容易に知ることができる。更に、図示したサブ表示部112に利用者の名前などを表示し、利用者を明示する構成であって良い。
また、加速度情報の検出は、加速度検出部20で行なう構成であっても良いが、自立航法ユニット16で得られる情報から算出する構成であっても良い。さらに、自立航法ユニット16又は加速度検出部20で得られる加速度情報のうち、最適なものを選択して用いる構成であって良く、特に限定しない。
また、加速度情報の確認は、表示部12bやGPS情報表示部15b以外に、外部I/F21aからPCやPDAに必要な情報を転送して行ってもよい。この場合は、車載装置1の表示部分に限定されることがなくなるとともに、転送されたデータを元にした解析を他の情報装置で行うことができる。
また、車載装置1は、オーディオ機能やGPS機能を搭載し、その情報の表示部に加速度情報を表示する構成としたが、再生制御部17、GPSユニット15、自立航法ユニット16、及びそれに付随する構成を省き、加速度情報のみを表示する構成であっても良い。
本発明における車載装置1の機能的構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る車載装置1の動作を説明するフローチャートである。 (a)は、ポイント加算処理を説明するフローチャートであり、(b)は、Gポイントデータシフト処理を説明するフローチャートであり、(c)は、スケール更新処理を説明するフローチャートである。 (a)は表示部12bにおけるメイン表示部111を示す図であり、(b)は最大ポイントが500付近の場合の表示例であり、(c)は最大ポイントが1000付近の場合の表示例である。 メイン表示部111のグラフの表示例を示す図であり、(a)はグラフの構成を示す図であり、(b)〜(g)は順次、時間の経過とともにGポイントが加算されることを示す図である。 左右方向における加速度情報を表示するメイン表示部111の表示例を示す図である。 車載装置1の変形例におけるGPS情報表示部15bの表示を示す図である。
符号の説明
1 車載装置
11 CPU
12 入力表示装置
12a タッチパネル
12b 表示部
13 メモリ
14 記憶装置
15 GPSユニット
15a GPSアンテナ
15b GPS情報表示部
16 自立航法ユニット
17 再生制御部
18 タイマ
19 音声出力部
20 加速度検出部
21 外部通信制御部
21a 外部I/F
21b 通信回路
22 バス
30 CD機構部
40 MD機構部
50 DVD機構部
60 チューナ機構部
60a チューナアンテナ
101 表示画面
110 操作部
111 メイン表示部
112 サブ表示部
120 自車マーカー
121 加速加重マーカー
122 左加重マーカー
123 減速加重マーカー
124 右加重マーカー

Claims (10)

  1. 所定の単位時間を計時する計時手段と、
    当該車載装置に加わる加速度を検出して当該加速度に応じた加速度ポイントを算出する加速度算出手段と、
    前記単位時間あたりにおける前記加速度ポイントを積算して記憶する記憶手段と、
    前記記憶された加速度ポイントを表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする車載装置。
  2. 前記記憶手段は、現在積算している加速度ポイントと過去に積算した加速度ポイントとを履歴順に複数記憶し、
    前記表示手段は、前記記憶された複数の加速度ポイントを履歴順にグラフ表示することを特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記表示手段は、前記グラフ表示する複数の加速度ポイントのうちの最大の加速度ポイントに応じて表示するグラフのスケールを変更することを特徴とする請求項2に記載の車載装置。
  4. 前記記憶された複数の加速ポイントに基づいて平均値を算出する平均値算出手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記算出された平均値を表示することを特徴とする請求項2又は3に記載の車載装置。
  5. 前記表示手段は、前記算出された平均値に基づいて、当該平均値以上の加速度ポイントの色を変えて表示することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の車載装置。
  6. 前記加速度ポイントが前記算出された平均値を上回った場合に警告音を発する警告手段を更に備えることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の車載装置。
  7. 前記単位時間を設定する単位時間設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の車載装置。
  8. 前記加速度算出手段における加速度に応じた加速度ポイント算出に関する換算設定を変更する変更手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の車載装置。
  9. 利用者を識別する利用者識別情報を受信する受信手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記利用者識別情報に応じた利用者ごとに前記加速度ポイントを積算して記憶し、前記表示手段は、前記利用者ごとの加速度ポイントを表示することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の車載装置。
  10. 当該車載装置の現在位置を検出する現在位置検出手段と、地図情報を記憶する地図情報記憶手段とを更に備え、
    前記記憶手段は、前記現在位置における前記加速度ポイントを記憶し、前記表示手段は、前記記憶された位置における加速度ポイントと地図情報とに基づいて位置ごとに検出された加速度を地図上に表示することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の車載装置。
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