JP2007232390A - 情報機器、案内情報提供方法及びプログラム - Google Patents

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篤太郎 平野
Takashi Kawakami
高史 川上
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幸史 中村
Tetsuo Shimamura
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    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/36Input/output arrangements for on-board computers
    • G01C21/3626Details of the output of route guidance instructions
    • G01C21/3655Timing of guidance instructions

Abstract

【課題】ナビゲーション機能を有する情報機器において、ユーザが自分の感覚に合わせて案内条件を任意にカスタマイズ可能とする。
【解決手段】車載用ナビゲーション装置などの情報機器は、ユーザが操作入力を行う操作部と、操作部に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定する設定手段と、を備える。案内情報の出力は、例えばユーザが指定した目的地までの経路誘導中などに行われる。即ち、経路誘導を行う誘導ルート上の次の交差点などの経由地点から案内距離の地点に車両が到達したときに、案内情報が出力される。ユーザが操作部を操作して任意の案内距離を入力すると、その案内距離が記憶手段に記憶される。そして、記憶されている案内距離に基づいて、適切なタイミングで音声メッセージなどの案内情報が出力される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ナビゲーション機能を備える情報機器における案内情報の提供方法に関する。
一般的に、ナビゲーション装置は、車両などの移動体の現在位置を中心として所定の範囲の地図情報を表示装置に表示する。また、近年では、多くのナビゲーション装置はユーザが任意に指定した目的地までのルートを探索し、得られた探索ルートに従ってルート案内を行う機能を備えている。通常、車両が探索ルート上に存在する交差点などの経由地点から所定距離の位置に到達すると、ナビゲーション装置はその経由地点における案内情報をナビゲーション画像及び音声によりユーザに提供する。特許文献1には、このような案内情報の発生頻度をユーザが変更できるように構成されたナビゲーション装置が開示されている。
特開2003−156348号公報
上記のように案内情報の発生頻度を変更することができても、案内情報が出力されるタイミング自体はナビゲーション装置毎に予め固定されている。よって、あるメーカーのナビゲーション装置は交差点から700m手前で案内情報が出力され、他のメーカーのナビゲーション装置は交差点から500m手前で案内情報が出力される。しかし、このようにメーカーにより決められた案内情報の出力タイミングが、個々のユーザの距離感覚と一致しているとは限らない。即ち、ナビゲーション装置のタイミングと距離感覚とが一致しないユーザは、交差点を曲がるタイミングがわかりにくく、曲がるべき交差点を間違えてしまう。
本発明が解決しようとする課題としては、上記のものが一例として挙げられる。本発明の目的は、ナビゲーション機能を有する情報機器において、ユーザが自分の感覚に合わせて案内条件を任意にカスタマイズ可能とすることにある。
請求項1に記載の発明は、ナビゲーション機能を有する情報機器であって、操作部と、前記操作部に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された案内距離を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された案内距離に基づいて、前記案内情報を出力する案内手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、操作部及び記憶部を備え、ナビゲーション機能を有する情報機器によって実行される案内情報提供方法であって、前記操作部に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定する設定工程と、前記設定工程により設定された案内距離を前記記憶部に記憶する記憶工程と、前記記憶部に記憶された案内距離に基づいて、前記案内情報を出力する案内手段と、を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、操作部、記憶部及びコンピュータを備え、ナビゲーション機能を有する情報機器によって実行される案内情報提供プログラムであって、前記操作部に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定する設定手段、前記設定手段により設定された案内距離を前記記憶部に記憶する記憶手段、前記記憶部に記憶された案内距離に基づいて、前記案内情報を出力する案内手段として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、ナビゲーション機能を有する情報機器は、操作部と、前記操作部に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された案内距離を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された案内距離に基づいて、前記案内情報を出力する案内手段と、を備える。
上記の情報機器は例えば車載用ナビゲーション装置などとすることができ、ユーザが操作入力を行う操作部と、操作部に対する入力に基づいて、案内距離を設定する設定手段とを備える。案内距離とは、例えば誘導ルート上の経由地点などの予め決定された地点と、当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である。案内情報の出力は、例えばユーザが指定した目的地までの経路誘導中などに行われる。即ち、経路誘導を行う誘導ルート上の次の交差点などの経由地点から案内距離の地点に車両が到達したときに、案内情報が出力される。なお、案内情報は典型的には音声メッセージであるが、画像情報としてもよい。ユーザが操作部を操作して任意の案内距離を入力すると、その案内距離が記憶手段に記憶される。そして、記憶されている案内距離に基づいて、適切なタイミングで案内情報が出力される。よって、ユーザは自分の感覚に適合したタイミングで案内情報を出力させることができる。
上記の情報機器の好適な例では、前記設定手段は、前記案内距離を設定するためのメニュー画面を表示装置に表示する。これにより、ユーザはメニュー画面を見ながら容易に案内距離を設定することができる。
上記の情報機器の一態様では、前記案内手段は、前記予め決定された地点への到着に先立って、複数の案内タイミングにおいて前記案内情報を出力し、前記メニュー画面は、前記案内タイミング毎に前記案内距離を設定するための入力項目を含む。この態様では、1つの予め決定された地点に関して複数の案内タイミングで案内情報が出力される場合には、ユーザはそれぞれの案内タイミングについて個別に案内距離を設定することができる。
上記の情報機器の他の一態様では、前記設定手段は、案内距離が0mに設定された案内タイミングにおいては、前記案内情報の出力を行わない。これにより、ユーザは案内情報が出力される回数も任意に設定することが可能となる。
本発明の他の実施形態では、操作部及び記憶部を備え、ナビゲーション機能を有する情報機器によって実行される案内情報提供方法は、前記操作部に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定する設定工程と、前記設定工程により設定された案内距離を前記記憶部に記憶する記憶工程と、前記記憶部に記憶された案内距離に基づいて、前記案内情報を出力する案内手段と、を備える。この方法によれば、ユーザは自分の感覚に適合したタイミングで案内情報を出力させることができる。
本発明のさらに他の実施形態では、操作部、記憶部及びコンピュータを備え、ナビゲーション機能を有する情報機器によって実行される案内情報提供プログラムは、前記操作部に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定する設定手段、前記設定手段により設定された案内距離を前記記憶部に記憶する記憶手段、前記記憶部に記憶された案内距離に基づいて、前記案内情報を出力する案内手段として前記コンピュータを機能させる。このプログラムを、コンピュータを備える情報機器上で実行することにより、上記の情報機器を実現することができる。なお、この案内情報提供プログラムは、記録媒体に記憶した状態で取り扱うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。なお、以下の説明は、本発明を車両に搭載されるナビゲーション装置に適用した例を示す。
[ナビゲーション装置]
図1に、ナビゲーション装置1の構成を示す。図1に示すように、ナビゲーション装置1は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60を備える。
自立測位装置10は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13を備える。加速度センサ11は、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサ13は、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
GPS受信機18は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波19を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置を検出するために用いられる。
システムコントローラ20は、インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random Access Memory)24を含んでおり、ナビゲーション装置1全体の制御を行う。
インタフェース21は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13並びにGPS受信機18とのインタフェース動作を行う。そして、これらから、車速パルス、加速度データ、相対方位データ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位データ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU22は、システムコントローラ20全体を制御する。ROM23は、システムコントローラ20を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有する。RAM24は、入力装置60を介して使用者により予め設定された経路データ等の各種データを読み出し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリアを提供したりする。
システムコントローラ20、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブなどのディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、バスライン30を介して相互に接続されている。
ディスクドライブ31は、システムコントローラ20の制御の下、CD又はDVDといったディスク33から、音楽データ、映像データなどのコンテンツデータを読み出し、出力する。なお、ディスクドライブ31は、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブのうち、いずれか一方としてもよいし、CD及びDVDコンパチブルのドライブとしてもよい。
データ記憶ユニット36は、例えばHDDなどにより構成され、地図データや施設データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶するユニットである。
通信装置38は、例えば、FMチューナやビーコンレシーバ、携帯電話や専用の通信カードなどにより構成され、通信用インタフェース37を介して、VICS(Vehicle Information Communication System)センタから配信される渋滞や交通情報などの道路交通情報、その他の情報を受信する。
表示ユニット40は、システムコントローラ20の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、システムコントローラ20は、データ記憶ユニット36から地図データを読み出す。表示ユニット40は、システムコントローラ20によってデータ記憶ユニット36から読み出された地図データを、ディスプレイなどの表示画面上に表示する。表示ユニット40は、バスライン30を介してCPU22から送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM(Video RAM )等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフィックコントローラ41から出力される画像データに基づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプレイ44とを備える。ディスプレイ44は、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
音声出力ユニット50は、システムコントローラ20の制御の下、CD−ROMドライブ31又はDVD−ROM32、若しくはRAM24等からバスライン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカ53とを備えて構成されている。
入力装置60は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。また、ディスプレイ44がタッチパネル方式である場合には、ディスプレイ44の表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置60として機能する。
なお、図1における入力装置60は操作部として機能し、システムコントローラ20内のRAM24は記憶手段及び記憶部として機能し、CPU22を含むシステムコントローラ20は設定手段及び案内手段として機能する。
図2に、入力装置60の一例としてのリモコン60aの外観を模式的に示す。リモコン60aは各種の操作ボタンが設けられている。特に、本実施例では、十字キー61及び決定キー62が設けられている。十字キー61は、上下左右のいずれかの方向に対して入力が可能である。以下、説明の便宜上、十字キー61の上方向の入力部を上方向キー61U、下方向の入力部を下方向キー61D、左方向の入力部を左方向キー61L、右方向の入力部を右方向キー61Rと呼ぶ。
[案内条件の設定]
次に、ナビゲーション装置1における案内条件の設定について説明する。図3は、経路誘導中にナビゲーション装置1のディスプレイ44に表示されるナビゲーション画像の表示例である。図示のように、ナビゲーション画像100には、ナビゲーション装置1が搭載された車両の現在位置(以下、「自車位置」とも呼ぶ。)付近の地図が表示される。自車位置101をほぼ中心として、選択されている縮尺により決まる所定範囲の地図画像が表示される。地図画像は道路103を含む。
また、経路誘導において使用される誘導ルート105は太線で示されている。経路誘導は、以下のように行われる。ユーザが任意の目的地を指定すると、ナビゲーション装置1のシステムコントローラ20は、自車位置から、指定された目的地に至るルートを計算し、探索ルートとしてユーザに提示する。ユーザは、ナビゲーション装置1により提示された複数の探索ルートのうち1つを選択し、そのルートが誘導ルートとなる。こうして決定された誘導ルートは、右左折や方向転換などを行うべき交差点、高速道路や有料道路の出入口などの経由地点を含む。システムコントローラ20は、自車位置が次の経由地点から所定距離に到達すると、次の経由地点に関連する案内情報を出力する。通常、案内情報は、次の経由地点における運転方法をユーザに伝えるものであり、例えば「500m先を右方向です」、「まもなく右方向です」などの音声メッセージが出力される。
図3の例では、自車位置101から次の経由地点は破線で示す交差点106であり、システムコントローラ20は、自車位置101が交差点106から所定距離に到達したときに、案内情報を出力する。通常、案内情報は、車両が次の経由地点に至る前に複数回、即ち複数の案内タイミングで出力される。例えば、次の交差点106までの距離が700m、500m、200mの各位置で案内情報が出力される。このように案内情報が出力される地点を「案内地点」と呼び、各案内地点から経由地点までの距離を「案内距離」と呼ぶ。即ち、上記の例では、案内距離700m、500m及び200mの3つの案内地点で案内情報が出力される。
本実施例では、この案内距離をユーザが任意に設定及び変更できる点に特徴を有する。通常、案内情報は、上記のように「500m先」、「まもなく」などの表現で次の経由地点までの距離をユーザに告知する。しかし、ユーザは「500m」などの距離に対する絶対的な感覚を持ってはいない。また、「まもなく」などの表現はさらに感覚的であり、右左折を行うタイミングを把握しにくい。この点、距離に対する感覚はユーザ毎に異なるので、各ユーザが自分の感覚に合ったタイミングで、あるいは自分が案内情報を出力してもらいたい距離で案内情報が出力されるように案内距離をカスタマイズできることが望ましい。本実施例は、これを可能としたものである。
図4に、案内条件の設定を行うメニュー画面の表示例を示す。図示のように、このメニュー画面110は、経由地点までに案内情報が合計3回提供される場合、即ち案内タイミングが合計3回存在する場合の例である。メニュー画面110上、「1回目案内」〜「3回目案内」の各案内タイミングについて、案内距離が個別に設定されている。案内距離欄112には、各案内タイミングにおける案内距離が示されている。即ち、図4の例では、次の経由地点から1000mの地点で1回目の案内情報が出力され、500mの地点で2回目の案内情報が出力され、50mの地点で3回目の案内情報が出力される。
案内距離欄112の右側には、案内距離を視覚的に示す距離ゲージ114が表示され、その上に、現在設定されている案内距離を示す案内距離バー115が表示されている。即ち、1回目の案内タイミングに対応する案内距離バー115は距離ゲージ114上の1000mの位置にあり、2回目の案内タイミングに対応する案内距離バー115は距離ゲージ114上の500mの位置にあり、3回目の案内タイミングに対応する案内距離バー115は距離ゲージ114上の50mの位置にある。
ユーザは、図2に示したリモコン60aを操作して、各案内タイミングにおける案内距離を設定する。リモコン60aの上方向キー61U及び下方向キー61Dは、設定対象として1回目〜3回目のいずれかの案内タイミングを選択するために使用される。設定対象となる案内タイミングは、図中破線で示すカーソル116により示される。即ち、上方向キー61U又は下方向キー61Dを操作することにより、図4中のカーソル116がメニュー画面110上で上下方向に移動し、1回目〜3回目の案内タイミングのいずれかを指定する。図4の例では、設定対象として2回目の案内タイミングが指定されている状態を示している。
次に、1回目〜3回目のいずれかの案内タイミングが指定された状態で、ユーザが左方向キー61L又は右方向キー61Rを操作することにより、ゲージ114上のバー115の位置が左右に移動する(破線矢印117を参照)。よって、ユーザは案内距離を短くしたい場合は左方向キー61Lを操作し、案内距離を長くしたい場合は右方向キー61Rを操作する。こうして、十字キー61を操作することにより、ユーザは各案内タイミングについて任意の案内距離を設定することができ、自分の距離感覚に合った案内距離で案内情報を出力させることができる。
なお、ユーザは、案内距離を「0m」に設定することにより、その案内回数における案内情報の出力を中止することができる。例えば、図4の例において2回目の案内タイミングにおける案内距離を「0m」に設定した場合、案内情報は経由地点から1000mと50mの地点で合計2回出力されることになる。これにより、ユーザは案内回数を任意に設定することもできる。こうして、ユーザは案内条件を任意にカスタマイズすることができる。
次に、案内条件設定処理について説明する。図5は案内条件設定処理処理のフローチャートである。なお、この処理は、ナビゲーション装置1のCPU22が、予めROM23などに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
まず、CPU22は、案内距離の設定対象の初期設定を行う(ステップS11)。具体的には、CPU22は、設定対象を1回目の案内タイミングに設定する。よって、初期状態では図4におけるカーソル116は1回目案内の位置にある。
次に、CPU22は、リモコン60aの十字キー61がどの方向に操作されたかを判定する(ステップS12)。左方向キー61L又は右方向キー61Rが操作された場合は、処理はステップS25へ進む。
一方、ステップS12で下方向キー61Dが操作された場合、CPU22はその操作回数に基づいて、設定対象を決定する。即ち、下方向キー61Dが(3n+1)回(n:0又は正の整数)操作された場合は設定対象を2回目の案内タイミングに決定し(ステップS13、S14)、(3n+2)回操作された場合は設定対象を3回目の案内タイミングに決定し(ステップS15、S16)、3n回操作された場合は設定対象を1回目の案内タイミングに決定する(ステップS17、S18)。
また、ステップS12で上方向キー61Uが操作された場合、CPU22はその操作回数に基づいて、設定対象を決定する。即ち、上方向キー61Dが(3n+1)回操作された場合は設定対象を3回目の案内タイミングに決定し(ステップS19、S20)、(3n+2)回操作された場合は設定対象を2回目の案内タイミングに決定し(ステップS21、S22)、3n回操作された場合は設定対象を1回目の案内タイミングに決定する(ステップS23、S24)。
次に、ステップS25において、CPU22は左方向キー61Lが操作されたか否かを判定し、操作された場合には設定対象となっている案内タイミングの距離バー115を左方向へ所定距離移動する(ステップS26)。これにより、設定対象となっている案内回数の案内距離が所定距離だけ減少する。次に、ステップS27において、CPU22は右方向キー61Rが操作されたか否かを判定し、操作された場合には設定対象となっている案内タイミングの距離バー115を右方向へ所定距離移動する(ステップS28)。これにより、設定対象となっている案内タイミングの案内距離が所定距離増加する。なお、ここでは左方向キー61L又は右方向キー61Rを1回操作する毎に案内距離が所定距離増減することとしているが、その代わりに、これらのキーの継続操作時間(即ち、キーを押し続けている時間)に応じて案内距離が増減するようにしてもよい。
次に、CPU22はリモコン60aの決定キー62が押されたか否かを判定する(ステップS29)。押されていない場合は、ユーザは未だ案内距離の設定中であるので、処理はステップS12へ戻る。一方、決定キー62が押された場合、CPU22はその時点において各案内タイミングに対して設定されている案内距離をRAM24などの記憶部に保存し(ステップS30)、処理を終了する。
以上のように、本実施例では、ナビゲーション装置1において、リモコン60aなどの入力装置60と、入力装置60に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定するシステムコントローラ20と、設定された案内距離を記憶するRAM24などの記憶部と、記憶部に記憶された案内距離に基づいて、案内情報を出力するシステムコントローラ20と、を備える。よって、ユーザは任意の案内条件を設定することができ、自分の感覚に適合した、わかりやすい案内タイミングで案内情報を出力させることができる。
[変形例]
上記の実施例では、ユーザが案内距離の設定に使用する入力装置60としてリモコン60aを例示したが、その代わりに又はそれに加えて、ディスプレイ44上に設置されたタッチパネルを入力装置60として使用するように構成してもよい。その場合には、ユーザは図4における各案内回数の位置をタッチすることにより設定対象となる案内回数を決定することができ、距離ゲージの左右にある矢印118にタッチすることにより案内距離を決定することができる。
また、上記の例では、案内情報は主として音声メッセージとされているが、その代わりに又はそれに加えて、ディスプレイ44上に文字などのメッセージを表示することにより案内情報を提供するように構成してもよい。
実施例によるナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。 入力装置の一例であるリモコンの外観を示す。 ナビゲーション画像の一例を示す。 案内条件設定時のメニュー画面例を示す。 案内条件設定処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
10 自立測位装置
18 GPS受信機
20 システムコントローラ
22 CPU
36 データ記憶ユニット
40 表示ユニット
60 入力装置

Claims (7)

  1. ナビゲーション機能を有する情報機器であって、
    操作部と、
    前記操作部に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された案内距離を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された案内距離に基づいて、前記案内情報を出力する案内手段と、を備えることを特徴とする情報機器。
  2. 前記設定手段は、前記案内距離を設定するためのメニュー画面を表示装置に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報機器。
  3. 前記案内手段は、前記予め決定された地点への到着に先立って、複数の案内タイミングにおいて前記案内情報を出力し、
    前記メニュー画面は、前記案内タイミング毎に前記案内距離を設定するための入力項目を含むことを特徴とする請求項2に記載の情報機器。
  4. 前記設定手段は、案内距離が0mに設定された案内タイミングにおいては、前記案内情報の出力を行わないことを特徴とする請求項3に記載の情報機器。
  5. 操作部及び記憶部を備え、ナビゲーション機能を有する情報機器によって実行される案内情報提供方法であって、
    前記操作部に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定する設定工程と、
    前記設定工程により設定された案内距離を前記記憶部に記憶する記憶工程と、
    前記記憶部に記憶された案内距離に基づいて、前記案内情報を出力する案内手段と、を備えることを特徴とする案内情報提供方法。
  6. 操作部、記憶部及びコンピュータを備え、ナビゲーション機能を有する情報機器によって実行される案内情報提供プログラムであって、
    前記操作部に対する入力に基づいて、予め決定された地点と当該地点に関する案内情報を出力すべき案内地点との距離である案内距離を設定する設定手段、
    前記設定手段により設定された案内距離を前記記憶部に記憶する記憶手段、
    前記記憶部に記憶された案内距離に基づいて、前記案内情報を出力する案内手段として前記コンピュータを機能させることを特徴とする案内情報提供プログラム。
  7. 請求項6に記載の案内情報提供プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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