JP4299946B2 - レーザ書込み装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
複写機、プリンター、ファクシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装置において、感光体上に画像を形成する手段として使用されるレーザ書込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル式の複写機、プリンター、ファクシミリ装置等の電子写真方式画像形成装置は、感光体上に光学的な画像情報を書き込む手段としてレーザ書込み装置を使用している。
図4(a) は従来例に係るレーザ書込み装置の平面略図であり、図4(b) は(a) のレーザ書込み装置の正面図である。
LDユニット3から出射されたレーザビームは、コリメートレンズ4、シリンドリカルレンズ5を順次透過することにより、ポリゴンミラー2の反射面に結像するように絞られ、ポリゴンミラー2により主走査方向に等角速度偏向される。ポリゴンミラー2により反射されたレーザビームはプラスチック製のfθレンズ6により、感光体ドラム8の面上で、主走査方向に等速度偏向されるように補正される。
ビームの頭出しと走査速度(時間)を検出するために、同期検知センサ7が主走査方向の画像領域外に設けられている。また、LDユニット3からプラスチックfθレンズ6までの各光学素子は、光学ハウジング1の底板1aの上面に固定されている。
このような構成において、モータ2aがポリゴンミラー2を回転させる際に発生する熱は、図4(a) の矢印に示すように光学ハウジング1の底板1aを伝わって、プラスチックfθレンズ6に到達する。
【0003】
一般に、電子写真プロセスにおけるレーザ書込み装置では、画像データに応じて変調されたレーザビームがポリゴンミラー2により等角速度偏向されるが、このビームをこのまま感光体8上に照射すると、主走査方向において中央部より両端の画像が延びるので、このビームが感光体上で等速度偏向されるようにfθレンズ6により補正される。したがってポリゴンミラー2とfθレンズ6と感光体8等の各光学系の相対的位置が当初からずれている場合には、感光体上の画像が主走査方向に伸縮したり、焦点ぼけが発生するので、各光学系の正確な位置決めが必要とされる。
fθレンズ6に対するポリゴンモータ2の位置関係は、画角や焦点距離によって適宜設計されている。今日、機械の小型化により、各構成部品が小さくなり、部品間距離も狭くなり、更にはコストダウンのために、レンズのプラスチック化が当然のように行われている。高画質化、機械のスピードアップを図るためにポリゴンモータ2aの回転数も上昇しており、その発熱量も増加している。そのためポリゴンモータ2aによる発熱が、プラスチックfθレンズ6の特性に及ぼす影響が大きくなってきている。
その対策方法として特開平 6-127020 号公報には、レーザダイオードとポリゴンミラーとfθレンズとミラーの少なくとも1つを感光体に対して自動的に移動させることにより、環境によってfθレンズの特性が変化しても高品位の画像を得ることができる構成が紹介されている。
また、温度変化を抑える方法として、光学ハウジング近傍にダクト等の熱の通り道を作り、ファンを設け、空気を吹き付けることにより空冷したり、ヒートパイプで熱を逃す等、プラスチックfθレンズへの熱の到達を抑える方法を採用した装置も知られている。
しかしながら、温度変化によるプラスチックfθレンズの特性の変化を補正するための機構は精度を要し、複雑な構成になる。また、ファンなどの冷却装置等の付与は大幅なコストアップにつながるという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来の問題点に鑑みなされたものであり、低コストで、機構を複雑化することなく、温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズの特性の変化を抑えることができるレーザ書込み装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為、本発明は、画像データに応じて変調されたレーザビームを出射するレーザダイオードと、前記レーザビームを反射して等角速度偏向するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーにより反射されたレーザビームが感光体上で等速度偏向されるように補正する少なくとも一つのプラスチックfθレンズと、前記ポリゴンミラー、プラスチックfθレンズを金属製底板上に搭載する光学ハウジングと、を備えたレーザ書込み装置において、前記ポリゴンミラーと該ポリゴンミラーに近接配置されたプラスチックfθレンズとの間に位置する光学ハウジングの底板に貫通穴状又は溝状の空隙部を形成したことを特徴とする。本発明は、前記空隙部のレーザビーム主走査方向両端を結ぶ長さを、該空隙部に近接配置したプラスチックfθレンズのレーザビーム主走査方向長さと同等、或は長くしたことを特徴とする。本発明は、前記空隙部を、1個所以上の梁によって分断した構成としたことを特徴とする。本発明は、前記梁を、前記ポリンミラーの回転中心と前記プラスチックfθレンズが光学ハウジングと接する部分とを結ぶ線上、及び該線の近傍位置には配置しないことを特徴とする。本発明は、前記空隙部が貫通穴である場合に、該空隙部の底部開口を閉止する様に弾性部材を配置したことを特徴とする。本発明は、前記空隙部が貫通穴である場合に、該空隙部の底部開口を閉止する様に、キャップを配置したことを特徴とする。本発明は、前記キャップの材質は、光学ハウジングの底板の材質と比べ、熱伝導率が小さいことを特徴とする。本発明は、前記空隙部が溝状である場合に、該溝状の空隙部の底部肉厚を、光学ハウジングの底板の全肉厚よりも十分に小さくしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し本発明の実施例について説明する。
図1(a) は本発明の一実施形態としての光学書込みユニットの平面図、(b) はそのA−A断面図である。
光学ハウジング1は、金属あるいは合金を材料とした箱体であり、上部開口を図示しない蓋により閉止され、光学ハウジング1は、底板1aと、底板1aの周縁から立設した側板1b等を有する。
光学ハウジング1の底板1a上には、回転多面鏡であるポリゴンミラー2、ポリゴンミラー2を回転駆動するポリゴンモータ2a、LDユニット3、コリメートレンズ4、シリンドリカルレンズ5、プラスチックfθレンズ6、同期検知センサ7が搭載されている。
LDユニット3から出射されたレーザビームは、コリメートレンズ4、シリンドリカルレンズ5を順次透過することにより、ポリゴンミラー2の反射面に結像するように絞られ、ポリゴンミラー2により主走査方向に等角速度偏向される。ポリゴンミラー2により反射されたレーザビームはプラスチック製のfθレンズ6により、感光体ドラム8の面上で、主走査方向に等速度偏向されるように補正される。ビームの頭出しと走査速度(時間)を検出するために、同期検知センサ7が主走査方向の画像領域外に設けられている。また、LDユニット3からプラスチックfθレンズ6までの各光学素子は、光学ハウジング1の底板1aの上面に固定されている。
【0007】
本発明の特徴的な構成は、ポリゴンモータ2aとプラスチックfθレンズ6の間の底板1aに空隙部9を設けている点である。なお、空隙部9は、図示のごとき貫通穴であってもよいし、後述する溝であってもよい。
図1に示すように、貫通穴状の空隙部9のレーザビーム主走査方向の両端を結ぶ長さLは、プラスチックfθレンズ6のレーザビーム主走査方向長さlと同等か、あるいは、長さlよりも長くしている。
この構成において、ポリゴンモータ2aの回転によって発生した熱は、図1の矢印にて示す通り、ポリゴンモータ2aとプラスチックfθレンズ6との間の底板1aに形成した空隙部9を迂回する経路をたどって伝導する。しかし、従来例とは異なり、熱流束に対する底板1aの断面積は空隙部9によって小さくなるので熱はプラスチックfθレンズ6に対して伝わりにくくなる。
底板1aに空隙部9を形成することにより光学ハウジング1の剛性の低下が懸念される場合には、空隙部9を長さ全長に亙って延在させずに、空隙部9の途中適所に梁10を設けて分断させてもよい。梁10の数は、光学ハウジング1の剛性に応じて1個所以上設置し、その幅も剛性を考慮しながら設定する。光学ハウジング1とプラスチックfθレンズ6が接する接触部14とポリゴンミラーの回転中心とを結ぶ線D上と、その近傍dには梁10を設けない。
つまり、空隙部9は、長さL全長に亙る貫通穴(或は、溝)としても良いし、梁10によって複数に分断した穴(或は、溝)としてもよい。
また、この実施形態では空隙部9を細長い長方形としたが、これは一例であり、その形状は種々選定可能である。また、この例では空隙部9を直線状に配列したが、これは一例であり、円弧状、曲線状に配置してもよい。
【0008】
以上の様にこの実施形態によれば、ポリゴンモータ2aとプラスチックfθレンズ6との間の底板1a上に貫通穴、又は溝状の空隙部9を設けることによって、発熱体であるポリゴンモータ2aからプラスチックfθレンズ6へ伝わる熱を減らすことができ、コストアップすることなく温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズ6の光学特性の変化を防止することができる。
また、空隙部9のレーザビーム主走査方向の両端を結ぶ長さLを、プラスチックfθレンズ6のレーザビーム主走査方向長さlと同等か、あるいは、長さlよりも長くしたので、より効果的にポリゴンモータ2aからプラスチックfθレンズ6へ伝わる熱を減らすことができ、コストアップすることなく温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズ6の光学特性の変化を防止することができる。
また、空隙部9を分断するように少なくとも一つの梁10を形成したので、光学ハウジング1の剛性を確保することができ、従来機と同等の光学特性が得られ、かつポリゴンモータ2aからプラスチックfθレンズ6へ伝わる熱を従来機より大幅に減らすことができ、コストアップすることなく温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズ6の光学特性の変化を防止することができる。
また、光学ハウジング1とプラスチックfθレンズ6が接する接触部14とポリゴンミラーの回転中心とを結ぶ線D上と、その近傍dには梁10を設けないようにしたので、梁10の配置をかえるという簡単な方法で、光学ハウジングの剛性を維持しつつ、より効率的にポリゴンモータ2aからプラスチックfθレンズ6へ伝わる熱を従来機より大幅に減らすことができ、コストアップすることなく温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズ6の光学特性の変化を防止することができる。
【0009】
図2(a)及び(b)は夫々光学ハウジングの底板に設ける空隙部の他の構成例を示す要部断面図である。図2(a)に示した空隙部9は、空隙部自体の断面形状は図1のものと同様であるが、貫通穴としての空隙部9の底部開口を塞ぐ様にゴム、樹脂等の弾性材を板状に加工した弾性部材11を配置し、光学ユニットの設置面12に固定している。弾性部材11は、モルトプレンなどのクッション材であってもよい。弾性部材11は、完全に空隙部9の底部開口を覆うことのできる大きさである。図2(a)では光学ハウジング1の下方より空隙部9を覆うように弾性部材11を配置しているが、点線で示す様に空隙部9の内部に嵌合させた状態で弾性部材11を配置しても問題はない。弾性部材11は、空隙部9の底部開口から塵埃等が侵入することを防止する上で有効に作用する。なお、弾性部材11と光学ユニットの設置面12を介して光学ハウジング1の底板1aに伝わる熱を低減するために、光学ユニットの設置面12には光学ハウジング1よりも熱伝導率が小さい材質(例えば樹脂)を使用する。このように、空隙部9に近接する部分に弾性部材11を設けることによって防塵の効果が確保できるので、従来機と同等の光学特性が得られ、かつポリゴンモータ2aからプラスチックfθレンズ6へ伝わる熱を従来機より大幅に減らすことができ、コストアップが最小限に抑えられ、温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズ6の光学特性の変化を防止することができる。
【0010】
図2(b) は、底板1aに貫通形成した空隙部9の底部開口を封止するためのキャップ15を底板1aの底面に取付けた構成が特徴的である。例えば、空隙部9の底部開口の周縁に突条1cを設け、キャップ15側に設けた環状の突条15aを突条1cに嵌合させて固定する。
キャップ15は空隙部9の底部開口を完全に覆い隠すものであり、図2(b) の矢印で示すようにキャップ15を介して光学ハウジング1の底板1aに伝わる熱を低減するために、キャップ15には光学ハウジング1よりも熱伝導率が小さい材質(例えば樹脂)を使用する。図2(b) では光学ハウジング1の下方より空隙部9を覆うようにキャップ15を配置しているが、空隙部9の内部にキャップの一部が入り込む様に構成しても問題はない。
このように空隙部9を他のキャップ15で蓋をする構成にしたことによって防塵の効果が確保できるので、従来機と同等の光学特性が得られ、かつポリゴンモータ2aからプラスチックfθレンズ6へ伝わる熱を従来機より大幅に減らすことができ、コストアップが最小限に抑えられ、温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズ6の光学特性の変化を防止することができる。
また、蓋となるキャップ15の熱伝導率を光学ハウジング1より小さくすることによって、防塵効果を得ることが可能となる。
図3は貫通穴状の空隙部9に代えて、底板1aに溝状の空隙部16を設けた場合を示す底板の断面図である。この際、溝状の空隙部16の底部の肉厚tを底板1a自体の肉厚Tよりも十分小さい値としているので、空隙部16の底部の肉厚tを介して伝導する熱量を低減できる。
なお、図3では底板1aの上面に空隙部16を設けているが、これとは逆に、或はこれと併用して、底板1aの底面に空隙部16を設けてもよい。
なお、特許請求の範囲において金属とは、合金を含む概念である。
【0011】
【発明の効果】
以上の様に本発明によれば、低コストで、機構を複雑化することなく、温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズの特性の変化を抑えることができるレーザ書込み装置を提供することができる。即ち、本発明によれば、発熱体であるポリゴンモータとプラスチックfθレンズとの間に位置する底板上に貫通穴状或は溝状の空隙部を設けることによって、ポリゴンモータからプラスチックfθレンズへ伝わる熱量を減らすことができ、コストアップすることなく温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズの光学特性の変化を防止することができる。本発明によれば、貫通穴状或は溝状の空隙部の長さをプラスチックfθレンズの長さと同等か、或は長くしたので、より効果的にポリゴンモータからプラスチックfθレンズへ伝わる熱を減らすことができ、コストアップすることなく温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズの光学特性の変化を防止することができる。本発明によれば、貫通穴状或は溝状の空隙部に1個所以上に梁を設けて空隙部を分断するようにしたので、光学ハウジングの剛性を確保することができる一方で、従来機と同等の光学特性が得られ、かつポリゴンモータからプラスチックfθレンズへ伝わる熱を従来機より大幅に減らすことができ、コストアップすることなく温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズの光学特性の変化を防止することができる。本発明によれば、ポリゴンミラーの中心部とプラスチックfθレンズを底板上に固定した部分とを結ぶ線上、或は該線の近傍に、梁を配置しない様にしたので、梁の配置を変えるという簡単な方法で、上記発明と同等の効果を得ることができ、より効率的にポリゴンモータからプラスチックfθレンズへ伝わる熱を従来機より大幅に減らすことができ、コストアップすることなく温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズの光学特性の変化を防止することができる。
【0012】
本発明によれば、空隙部に近接する部分に弾性部材を設けたことによって防塵の効果が確保できるので、従来機と同等の光学特性が得られ、かつポリゴンモータからプラスチックfθレンズへ伝わる熱を従来機より大幅に減らすことができ、コストアップが最小限に抑えられ、温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズの光学特性の変化を防止することができる。本発明によれば、空隙部をキャップで閉止する構成にしたことによって防塵の効果が確保できるので、従来機と同等の光学特性が得られ、かつポリゴンモータからプラスチックfθレンズへ伝わる熱を従来機より大幅に減らすことができ、コストアップが最小限に抑えられ、温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズの光学特性の変化を防止することができる。本発明によれば、上記発明において、キャップの熱伝導率を光学ハウジングより小さくすることによって、上記発明と同等の効果を得ることができ、より効果的にポリゴンモータからプラスチックfθレンズへ伝わる熱を従来機より大幅に減らすことができ、コストアップが最小限に抑えられ、温度上昇等の環境変化によるプラスチックfθレンズの光学特性の変化を防止することができる。本発明によれば、空隙部が溝状である場合に、該溝状の空隙部の底部肉厚を、光学ハウジングの底板の全肉厚よりも十分に小さくしたので、溝形状にした場合における溝底部からの熱伝導量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a) は本発明に係わるレーザ書込み装置の平面図、(b) はA−A断面図。
【図2】 (a) 及び(b) は夫々他の実施形態を説明する要部断面図。
【図3】本発明に係わるレーザ書込み装置の他の一実施形態の要部断面図。
【図4】 (a) は従来のレーザ書込み装置の平面図、(b) はその縦断面図。
【符号の説明】
1:光学ハウジング、1a:底板、2:ポリゴンミラー、2a:ポリゴンモータ、3:LDユニット、4:コリメートレンズ(アパーチャ含む)、5:シリンドリカルレンズ、6:プラスチックfθレンズ,7:同期検知センサ、8:感光体ドラム、9:空隙部、10:梁、11:弾性部材、12:光学ユニットの設置面、14:接触部、15:キャップ、16:空隙部。

Claims (7)

  1. 画像データに応じて変調されたレーザビームを出射するレーザダイオードと、前記レーザビームを反射して等角速度偏向するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーにより反射されたレーザビームが感光体上で等速度偏向されるように補正する少なくとも一つのプラスチックfθレンズと、前記ポリゴンミラー、プラスチックfθレンズを金属製底板上に搭載する光学ハウジングと、を備えたレーザ書込み装置において、
    前記ポリゴンミラーと該ポリゴンミラーに近接配置されたプラスチックfθレンズとの間に位置する光学ハウジングの底板に貫通穴状又は溝状の空隙部を形成し、且つ該空隙部を、1個所以上の梁によって分断した構成としたことを特徴とするレーザ書込み装置。
  2. 前記空隙部のレーザビーム主走査方向両端を結ぶ長さを、該空隙部に近接配置したプラスチックfθレンズのレーザビーム主走査方向長さと同等、或は長くしたことを特徴とする請求項1記載のレーザ書込み装置。
  3. 前記梁を、前記ポリンミラーの回転中心と前記プラスチックfθレンズが光学ハウジングと接する部分とを結ぶ線上、及び該線の近傍位置には配置しないことを特徴とする請求項1又は2記載のレーザ書込み装置。
  4. 前記空隙部が貫通穴である場合に、該空隙部の底部開口を閉止する様に弾性部材を配置したことを特徴とする請求項1乃至3記載のレーザ書込み装置。
  5. 前記空隙部が貫通穴である場合に、該空隙部の底部開口を閉止する様に、キャップを配置したことを特徴とする請求項1乃至4記載のレーザ書込み装置。
  6. 前記キャップの材質は、光学ハウジングの底板の材質と比べ、熱伝導率が小さいことを特徴とする請求項5記載のレーザ書込み装置。
  7. 前記空隙部が溝状である場合に、該溝状の空隙部の底部肉厚を、光学ハウジングの底板の全肉厚よりも十分に小さくしたことを特徴とする請求項1乃至3記載のレーザ書込み装置。
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