JP4299919B2 - 端子ブロック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、二つの接続装置を有する端子ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような端子ブロックは、例えば、電気ワイヤの二つの端部を接続するための電気キャビネットに用いられる。二つの接続装置は、互いに電気的に接続される。そのようなダブル接続装置は公知である。例えば、欧州特許0,087,158には二つの絶縁変位接続装置を有する装置が開示されている。
この形式の公知装置は比較的かさばるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、二つ(又はそれ以上)の電気ワイヤを接続するための二つの接続装置を備えた、全長サイズの小さい、接続端子を提供することにある。
好ましくは、本発明による端子ブロックは容易に比較的低製造コストで製造することができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明によって提供される端子ブロックは、一端にワイヤ入口を備えたストリップ兼保持スロットを各々有する二つの接続装置と、中に接続装置を固定する絶縁ケーシングとを備え、前記絶縁ケーシングが、毎回、ストリップ兼保持スロットに向き合って、スロットのワイヤ入口に面するワイヤをストリップ兼保持スロット内に滑り込ませる開口部を備えている。
【0005】
本発明によれば、ストリップ兼保持スロットはほぼ平行であり、ワイヤは互いに対面しているか、もしくは、ストリップ兼保持スロットの方向に関して横方向に並置されている。端子ブロックはまた、二つの接続装置の間に置かれているが、一方の接続装置に対しての相互貫入位置と、他方の接続装置に対しての相互貫入位置との間で、ストリップ兼保持スロットの方向に関して平行に滑動するようにされたダブルプッシャーを有する。
【0006】
二つの接続装置に連結させるには、ここでは単一プッシャーで十分である。すべて接続装置と同数のプッシャーを用いる公知の解決法と比較して相当な省スペースとなり得る。
【0007】
好ましい実施の形態では、本発明による端子ブロックのダブルプッシャーは、それが接続装置に対して相互貫入位置にある時に、その目的のために設けられた開口を経由してワイヤを絶縁ケーシング内に挿入させることができ、このワイヤをストリップ兼保持スロットのワイヤ入口に位置付けさせることができるように形成される。従って、ダブルプッシャーの動きは、ワイヤを接続装置内に挿入するのに必要な運動に対応している。
【0008】
本発明による端子ブロックの簡単な実施の形態では、ダブルプッシャーはストリップ兼保持スロットに垂直な中間面に関して対称であるピースである。
整列されたストリップ兼保持スロットを設けることはまた可能であり、ダブルプッシャーはその場合有利には、ストリップ兼保持スロットを含む中間面に関して対称である1つのピースである。
【0009】
二つの接続装置は、例えば、ダブルプッシャーの滑動する連結ストリップによって接続される。ダブルプッシャーはその場合、連結ストリップによって又は選択的に端子ブロックの絶縁ケーシングによって案内される。
この後者の実施の形態では、本発明による端子ブロックは、有利には、連結ストリップが突部を備えるようなものであり、ダブルプッシャーは、連結ストリップと接触するその面上に二つのノッチを備え、突部及びノッチは、ダブルプッシャーが接続装置に対して相互貫入位置にあるとき、突部がノッチ内にあるように配置されるようなものである。従って接続装置に関するダブルプッシャーの相互貫入位置は割り出される。
【0010】
有利には、ダブルプッシャーは、端子ブロックの外側から絶縁ケーシング内に挿入されるスクリュドライバの刃を用いて作動される。この場合、絶縁ケーシングは、例えば、該絶縁ケーシングの内側へ向かって収束し、その後拡大する開口部を有し、この開口部と反対側に、ダブルプッシャーは、スクリュドライバの端をとらえるようにされた凹部すなわち溝を有する。ダブルプッシャーは、絶縁ケーシング内の開口部の最小交差部域にスクリュドライバ刃を回転することによって並進的に動かされる。
【0011】
本発明による端子ブロックは、有利には文書EP−0、247、360に開示されているような接続装置を使用する。この場合、各接続装置はU状の交差部との導電ピースを有し、その両自由端は、それらの間にストリップ兼保持スロットの幅に対応するスペースを形成するように、互いに向けて斜めでかつ等分に折りたたまられているものである。
【0012】
そのような接続装置を有する接続ブロックが使用される場合、ダブルプッシャーは有利にもその両端の各々で実質的にT型輪郭部を持ち、それは両側上及び導電片の内側で案内されるストリップ兼保持スロットの両端の間で、導電片内に滑動されることができるように、T型輪郭部の2つのアームの間の接合部で狭められている。このため、ストリップ兼保持スロットの両側でプッシュされるので、連結ストリップと接続が行われている間及び接続ワイヤが適切にプッシュされている間、ダブルプッシャーは非常にすぐれて案内される。
【0013】
【発明の実施の形態】
いずれの場合でも、本発明は、本発明を限定しない例として本発明の好ましい実施の形態を示す添付図面を参照して、以下に記載する説明から明瞭に理解されよう。
図1は、本発明に係る接続装置を構成する絶縁変位接続装置たるつかみ具2と、ワイヤ6が前記つかみ具に挿入されるようにさせるダブルプッシャー4を示す。
前記接続装置たるつかみ具2は、導電材より作られる。それは、例えば欧州特許EP‐0、247、360に記載されたつかみ具に対応する。
前記つかみ具2は、ワイヤ6をストリップし保持するためのストリップ兼保持スロット8を持つ。該ストリップ兼保持スロット8は、ここでは直線であり、つかみ具2の輪郭付けされた部分に沿って配置されており、ここでは、例えば、スタンプすることによって、平面ブランクから得られるが、それはそれをカッティングし折りたたむことと、おそらくそれをその箇所で薄くすることが必然となる。
【0014】
つかみ具2の輪郭付けされた部分は、U字状の中空多角形横断面を持ち、その自由端は互いに向かって斜めでかつ等分に折りたたまれているものである。
このようにして得られる輪郭付けされた部分は、上記の斜めでかつ等分に折りたたまれた自由端に対応する端部を持つ二つのフラップ10を有する。これら二つのフラップ10は、それが限定するストリップ兼保持スロット8を縁取りし、選択的にそれらはこのストリップ兼保持スロット8に向かって徐々に薄くなる。
【0015】
つかみ具2の輪郭付けされた部分は、U字状部分の二つのアームを形成する二つの平行壁12を持つ。これら平行壁12の各々は、フラップ10を支え、U字状部分のベースを形成する底壁14と共に、つかみ具2が端子ブロック内に作られたハウジングに取付けられている時に、つかみ具2が移動することができないことを確実にする。平行壁12は、底壁14に対して垂直である。
【0016】
ストリップ兼保持スロット8の一方の端部は、ワイヤ入り口たるストリップ口部16を持つ。ここでは、輪郭付けされた部分は1個のストリップ口部を持つだけであるが、もちろん、それが、2つの入口をもつ接続装置を形成するために、各端で1つのストリップ口部を有することは考えられる。
【0017】
ここで備えられているストリップ口部16は、フラップ10をその両端で斜め対称にカッティングすることによって得られる。この斜めカットにより、フレアされた口部を得ることが可能になる。次いでフラップ10を支持する平行壁12に対してフラップ10を折り畳むことにより、この口部の中へ押し込まれるワイヤ6の皮膜を貫通するに十分なエッジ部18が形成される。
ダブルプッシャー4は、例えば、合成材によって作られる1つのピースであり、成形によって得られる。ダブルプッシャー4は、中央部分22へ連結された二つの輪郭付けされた端部、即ち、輪郭部20を有する細長い本体の形をしている。
輪郭付けされた端部20は、略T字状の横断面を有する。T字状部分の垂直バーに対応する部分24は、つかみ具2の中空の輪郭付けされた部分の内側へ滑動するようにされている。T字状部分の横方向バーに対応する部分26は、部分24に対して垂直に延びる。これら2つの部分24と26は、狭められた部分28によって連結される。
【0018】
ダブルプッシャー4の輪郭付けされた端部20の形状は、その端部20の各々がつかみ具2内へ滑動できるような形状である。その結果、狭められた部分28がストリップ兼保持スロット8内を移動する間、T字状部分の垂直バーを形成する部分24が、つかみ具2の輪郭付けされた部分の内側を滑動するのに対して、T字状部分の横方向バーに対応する部分26は、つかみ具2の輪郭付けされた部分の外側を滑動する。
【0019】
中央部分22は、ダブルプッシャー4の2つの輪郭付けされた端部20を連結する。これら2つの端部20は一直線に並べられている。中央部分22は、その上部分、即ち、T字状部分の横方向バーに対応する端部から成る部分26と同じ側に、スクリュドライバ刃を受け入れるように意図された横方向の溝、即ち、凹部30を有する。また、中央部分22は、その下面に、2つの横方向ノッチ32を有し、各ノッチ32は、ダブルプッシャー4の輪郭付けされた端部20の近くに設置されている。ほぼ三角形の断面を持つこれらノッチの役割は、図2から5を参照して下記に述べられる。
【0020】
図2〜図5は、1つまたはそれ以上の電気ワイヤ6を接続するために予定された端子ブロック34の断面を示している。この端子ブロック34は、ストリップ兼保持スロットを限定する二つのつかみ具2を備えており、それらは連結ストリップ36を経由して電気接続されている。後者は、幾分平らであり、これらつかみ具2の各々の底部壁14を延長してつかみ具2を接続する。
【0021】
つかみ具2は、それは、例えば包含する必要のある内部部材の挿入後に超音波溶接によって一緒にボンドされる二つの相補的なハーフシェルを一緒に連結することによって形成されるが、端子ブロック34の絶縁ケーシング38内にこの目的のために備えられたハウジング内を移動することを一般に防止されている。
【0022】
ハーフシェルは、例えば合面として絶縁ケーシング38の横方向の中間面と一緒にジョイントされるが、そのラインはまた図2から5における図で見ることができる。
絶縁ケーシング38と、その内部に置かれた種々の付属品は、合面もしくはそれに平行の面に関して、但しこの合面に対する垂直面に関しても、その大部分にとって対称を示す。図2から5において、これらの図解の左上エレメントは、従ってこれらの図解の右上エレメントと同様のものである。記載の説明のため、図解の左上と右上のエレメントを印付けするために、同じ参照番号が用いられているが、これらの図解の右上の参照番号は、アポストフィーが付くであろう。
【0023】
絶縁ケーシング38は、その上方部分において、中心に置かれた開口部40を持つ。この開口部は、スクリュドライバ42をその中へ通し、その中に案内させるために予定されている。この目的のために、開口部40は、絶縁ケーシング38の外側から後者の内側への続き上に、1つの拡大域46によって後続される1つの収束域44を持つ。このため、スクリュドライバ刃42は、図2と3で示されている2つの最大位置の間のやや小さい交差部域に関して回転することができる。収束域44と拡大域46は、従って、スクリュドライバ刃42の回転角を限定する。開口部40は、スクリュドライバ42をダブルプッシャー4の凹部30へアクセスさせるよう意図されている。
【0024】
絶縁ケーシング38の下方部分は、該絶縁ケーシングが取付けレール上に取り付けられるような形状にされている。絶縁ケーシング38の下方部分は、それは種々の取付けレールの形状に合わせるために、種々のそして変化のある形状を持つので、ここでは詳細は記載されない。
絶縁ケーシング38において、2つのつかみ具2と2'は互いに対面し、ストリップ口16と16'は互いに対面する。2つのつかみ具2と2'は整列されている。ダブルプッシャー4は、つかみ具2と2'の間を滑動するように適合されており、その低方面は連結ストリップ36上を滑動する。
【0025】
図2において、ダブルプッシャー4は、つかみ具2に関して相互貫入の位置にある。ダブルプッシャー4の輪郭付けされた端部20の部分24は、つかみ具2の輪郭付けされた本体の内側に位置する。ダブルプッシャー4の輪郭付けされた端部20とつかみ具2の間に、電気ワイヤ6'の端を受け入れるのに十分な自由スペースがある。このワイヤ6'は、スクリュドライバ刃42が挿入されるようにする開口部40に横付けに位置する開口部48を経由して、絶縁ケーシング中に挿入される。開口部48は、開口部40に関して開口部48'と対称的に絶縁ケーシング内に作られる。
【0026】
上記から(図示していないが)みられるように、開口部48と48'は各々、幾分公知であるが、「キーホール」の形での1つの形状を持つ、すなわちそれは、一方の端において、その幅がサーキュラー部分の直線より小である直線スロットによって他方端に向かって延長されたサーキュラー形状を持つ。サーキュラー開口部は、ワイヤ入口、即ち、ストリップ口部16又は16'の反対側に位置し、一方対応するつかみ具2又は2'のストリップ兼保持スロットに面する。直線スロット刃は、接続ワイヤの皮膜6bを保持するために予定された2つのリップ49(図6)によって縁取りされる。図6は、ストリップ兼保持スロット8がワイヤのコア6aとの電気接触を作り、皮膜6bを保持することを示しており、リップ49が、皮膜6bへのわずかなカッティングによって、但しコア6aを露出することなく、ワイヤの保持を改良することを助ける方法を示している。
【0027】
ワイヤ6'の端が絶縁ケーシング内へ挿入されるとき、スクリュドライバ刃42は、図3で示された位置に関する限り開口部40内で回転されるこの動きの間、スクリュドライバ刃42は、後者に作られた凹部30のために並進してダブルプッシャー4を動かす。ダブルプッシャー4は、そのときワイヤ6'の端をつかみ具2'中へプッシュする。ワイヤ6'のこの端はそのときストリップされ、このワイヤ6'のコアとこのつかみ具6'のスロット刃の間に電気接触がつくられる。ダブルプッシャー4は、つかみ具2'と相互貫入の位置にある。このダブルプッシャーの輪郭付けされた端部20'の部分24'は、輪郭付けされたつかみ具2'の中空部分内にある。ワイヤ6'の端のつかみ具2'への挿入の間、後者はつかみ具2'のストリップ兼保持スロットの両側上でそのプッシュ行為を行使するので、ワイヤ6'は、ダブルプッシャー4によって適切に案内される。
【0028】
ダブルプッシャー4がつかみ具2'と相互貫入の位置にあるとき(図3)、つかみ具2とダブルプッシャー4の輪郭付けされた端部20の間に、ワイヤ6の端を収容するのにちょうど十分なスペースがある。ダブルプッシャーがつかみ具2又は2'の1つと相互貫入の位置にあるときに、それはワイヤ端を他のつかみ具2'又は2と反対側に挿入させる位置にあることが理解されると思われる。ダブルプッシャー4のこれら2つの位置はノッチ32の手段によって割り出しされる。突部50は連結ストリップ36上に、後者に対し横方向でつくられる。突部50の形状はノッチ32の形状に対応する。ノッチ32及び突部50のサイズは、これらのノッチとこの突部を一層はっきりと見せるために、図解では誇張されている。
【0029】
ダブルプッシャー4がつかみ具2'と相互貫入の位置にあるとき、ワイヤ6の端を、開口部48を経由してつかみ具2とダブルプッシャー4の輪郭付けされた端部20の間にある絶縁ケーシング38へ挿入することは可能である。ワイヤ6と接触するために求められることは、ダブルプッシャー4を並進して移動するために開口部40へ挿入されているスクリュドライバ刃42を回転することだけである。ダブルプッシャーの輪郭付けされた端部20は、従って後者をつかみ具2内へ挿入するために、ワイヤ6の端上でその働きをする。ワイヤ6の端は、つかみ具2のストリップ口部でストリップされ、ワイヤのコアとつかみ具2の間の電気接触はスロット刃を経由して、このつかみ具内のストリップ兼保持スロットにおいてつくられる。ダブルプッシャー4がつかみ具2へ向けて移動するとき、それは、後者がストリップ兼保持スロットによって、及び開口部48'において保持されるので、つかみ具2'内へ挿入されたワイヤ6'の端を共に引きずることはしない。その状況は、この場合、図4で示されているものである。
【0030】
図4は、ダブルプッシャー4の輪郭部20'とつかみ具2'の間に挿入されたワイヤ6'を示している。もしつかみ具2'のストリップ兼保持スロットが十分な長さであれば、このつかみ具2'は2つのワイヤ6と6'が問題なく接続されることを確実にすることができる。図4で示されている位置に関して、求められことは、ダブルプッシャー4をつかみ具2'と相互貫入の位置内に持っていくために、スクリュドライバ刃42を回転することだけである。ワイヤ6'の端が、ダブルプッシャー4によって、つかみ具2'のストリップ兼保持スロットの両端間でプッシュされるとき、ワイヤ6''のこの端は代りに、既につかみ具2'内にあるワイヤ6'の端をプッシュする。その構成はこの場合、図5で示されるものである。
【0031】
本発明による端子ブロックはまた、ワイヤを分離させる。スクリュドライバ刃42はそのとき、外側から、分離することを望まれるワイヤをプッシュするために用いられる。図5の例では、これはワイヤ6である。分離されるワイヤ6の端は、それがつかみ具2又は2'内のストリップ兼保持スロットの外側に位置するまでプッシュされる。それはそのあと、簡単に絶縁ケーシング38から離れることができる。
【0032】
本発明は、本発明を限定しない例として上記に記載された好ましい実施の形態に限定されないことは言うまでもなく、特許請求の範囲内にわたるすべての代替実施の形態を包含する。
従って、例えばつかみ具及びプッシャーの形状は全く異なるものであることもありうる。ストリップ兼保持スロットは、例えばプロフィールの形で必然的に作られるのではなく、フォーク、又は歯と呼ばれるものの形で作られることもありうる。ダブルプッシャーの形状はそのとき、接続装置の形状に合わせられる。この場合ダブルプッシャーは、ストリップ兼保持スロットを限定する刃の両サイド上、及びこのストリップ兼保持スロットでは、必然的にワイヤ端をプッシュすることはしない。
ダブルプッシャーの運動は、上記に記載された実例的実施例では短縮されている。このことは、スクリュドライバ刃の比較的限定された回転を経由して、ダブルプッシャーの1つの最大位置からダブルプッシャーの他の最大位置へ行くことを可能にさせる。このダブルプッシャーの運動は延長されることができる。従って、その中でダブルプッシャーがワイヤを2つの絶縁変位つかみ具の反対側に入れさせる位置にあるような中間位置を持つことは可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 接続装置と対応のダブルプッシャーの分解斜視図。
【図2】 本発明による接続ブロックのある接続状態における長手方向断面図。
【図3】 本発明による接続ブロックの別の接続状態における長手方向断面図。
【図4】 本発明による接続ブロックの別の接続状態における長手方向断面図。
【図5】 本発明による接続ブロックの別の接続状態における長手方向断面図。
【図6】 図4の断面線VI−VIに沿った拡大部分断面図。
【符号の説明】
2、2’:接続装置(つかみ具)
4:ダブルプッシャー
8:ストリップ兼保持スロット
16:ワイヤ入口(ストリップ口部)
38:絶縁ケーシング
48、48’:開口部
Claims (5)
- 一端にワイヤ入口(16)を備えたストリップ兼保持スロット(8)を各々有する二つの接続装置(2、2’)と、
中に接続装置(2、2’)を固定する絶縁ケーシング(38)と
を備え、
前記絶縁ケーシング(38)が、毎回、ストリップ兼保持スロット(8)に向き合って、ストリップ兼保持スロットのワイヤ入口(16)に面するワイヤをストリップ兼保持スロット(8)内に滑り込ませる開口部(48、48’)を備えている
端子ブロックにおいて、
ストリップ兼保持スロット(8)がほぼ平行で、ワイヤ入口(16)が互いに向き合うか又はストリップ兼保持スロット(8)の方向に対して横方向に並置されており、かつ、
絶縁ケーシング(38)が、二つの接続装置(2、2’)の間に配置されたダブルプッシャ(4)を備え、
前記ダブルプッシャー(4)が、一方の接続装置に対する相互貫入の位置と、他方の接続装置に対する相互貫入の位置と間で、ストリップ兼保持スロット(8)の方向に平行に滑動するように設けられている
ことを特徴とする端子ブロック。 - ダブルプッシャー(4)が接続装置(2、2’)に対して相互貫入の位置にあるとき、
ワイヤ(6、6’、6’’)をこの目的で設けられた開口部を経由して絶縁ケーシング(38)内に挿入して、このワイヤをストリップ兼保持スロット(8)のワイヤ入口(16)に位置決めできるように
ダブルプッシャ(4)が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の端子ブロック。 - 二つの接続装置(2、2’)が、ダブルプッシャー(4)の滑動する連結ストリップ(36)により接続され、
連結ストリップ(36)が突起(50)を備え、
ダブルプッシャ(4)が連結ストリップ(36)と接触する面に二つのノッチ(32)を備え、
ダブルプッシャー(4)が接続装置(2、2’)に対して相互貫入の位置にあるときに突起(50)がノッチ(32)の中に入るように突起(50)及びノッチ(32)が形成されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端子ブロック。 - 絶縁ケーシング(38)が、該絶縁ケーシング(38)の内部に向かって収束した後に拡大する開口部(40)を備え、
この開口部(40)に向き合ってダブルプッシャー(4)がスクリュドライバの刃の端を受けるようにされた溝(30)を備えている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の端子ブロック。 - 各接続装置(2、2’)が断面U状の導電片を備え、
その自由端(10)が間にストリップ兼保持スロット(8)の幅に相当する空隙を形成するように互いに斜めに等しく向かって折り曲げられ、
ダブルプッシャー(4)がその各々の端にほぼT型の輪郭部(20、20’)を備え、
両側の接続装置(2、2’)の中及びストリップ兼保持スロット(8)の自由端(10)の間に接続装置(2)の内側に案内することによって滑り込めるように、T型の輪郭部(20、20’)の二つの腕の間の接合部で狭くされている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の端子ブロック。
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