JP4299429B2 - 高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、合金化溶融Zn系めっき鋼板は塗装後の耐食性およびめっき密着性等に優れることから、自動車、建材用途などを中心として広く使用されている。最近、自動車の軽量化対策の一環として、ボディーの内板あるいは下周り部品、足周り部品などへの60〜100kg/mm2 クラスの高張力鋼板適用への期待が高まっている。塗膜にきずが入った場合の塗膜ふくれ性などの塗装後の耐食性の観点から、自動車用表面処理鋼鈑の一つとして、合金化処理を施した溶融亜鉛めっき鋼鈑が使用されるが、Siを0.3〜2%含有した高張力鋼鈑においては、従来の無酸化―還元(焼鈍)方式の溶融Zn系めっき法では、めっき前の焼鈍工程においてSiが表面濃縮し、酸化すること等に起因して、溶融めっき時に不めっきが発生しやすいためその改善が望まれていた。
【0003】
本発明者らはすでに、Si添加系高張力鋼板のめっき性を向上させる方法を特開平4−346644号公報にて開示している。本方法は、プレNiめっきと急速低温加熱を利用して、Siを0.2〜2%含有する高張力鋼鈑においても溶融亜鉛めっき性が改善される優れた方法であるが、プレNiめっき後の急速低温加熱が必須であり、設備上の制約をうける。
通常の高温の無酸化―還元方式あるいはオール還元方式の溶融Zn系めっきラインにおいては、プレNi層が加熱中に地鉄中に拡散してしまいその場合は、Niによるその溶融Zn系めっきの濡れ性改善効果が薄れるため、さらなる前処理法の開発が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、Si添加系高張力鋼板をベースとした溶融Zn−Al系合金めっき鋼板や合金化溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造にあたって、必要以上の製造上の制約なく上記従来技術における溶融Zn−Al系合金めっき時の不めっきなどめっき性劣化の問題を解消できる製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明者らは、上記の課題を解決するために検討を続けたところ、新たな知見として、Siを0.3%以上含有する高張力鋼板の表面にあらかじめSnめっき層を被覆したのち、通常の高温加熱還元方式でSnを地鉄中に拡散処理後、溶融Znめっきを施したところ、Snを被覆しない場合に比較して溶融Znめっき性が著しく向上することを見いだした。
【0006】
本発明は、かかる知見に基づいて完成されたものであって、その要旨とするところは、
(1)Siを0.3〜2質量%以上含有する高張力鋼板を基材とする溶融Zn−Al系合金めっき鋼板を製造するにあたり、0.1〜10g/m2 のSnめっきを行い、還元雰囲気中で400〜900℃に昇温あるいは昇温後一定時間保持することによりSnを地鉄中に拡散処理後、Al:0.05〜70質量%含有し残部Znおよび不可避不純物からなる溶融Zn−Al系合金めっきを行うことを特徴とする高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法。
【0007】
(2)Siを0.3〜2質量%含有する高張力鋼板を基材とする溶融Zn−Al系合金めっき鋼板を製造するにあたり、0.1〜10g/m2 のSnめっきを行い、還元雰囲気中で400〜900℃に昇温あるいは昇温後一定時間保持することによりSnを地鉄中に拡散処理後、Al:0.05〜0.5質量%含有し残部Znおよび不可避不純物からなる溶融Zn−Al系合金めっきを行い、その後、450〜550℃で合金化処理を、さらに行うことを特徴とする高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法。
【0008】
(3)Zn−Al系合金めっきが、Mg:0.1〜10質量%を、さらに含有することを特徴とする前記(1)または(2)に記載の高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法。
(4)Zn−Al系合金めっきが、Ni,Sb,Pb,Fe,Si,Sn,Cuの1種または2種以上を、合計で0.01〜3質量%さらに含有することを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかにに記載の高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法。
(5)還元雰囲気での拡散処理温度までの加熱にあたり、その昇温過程において200〜300℃の温度で1〜10s保持することを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載の高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明者らは0.3〜2%Siを含有する高張力鋼板の表面に0.1〜10g/m2 のSnめっきを行った後、水素10%―窒素の還元雰囲気中で加熱し拡散処理を行い、Zn−Al(0.05〜70%)浴中で溶融Zn−Al系合金めっきし、窒素ワイピングで所定のめっき厚(60g/m2 )とし、まず、溶融Zn−Al系合金めっきのめっき外観を調査した。
また、加熱温度までの昇温過程においてSnの融点近傍の温度範囲で200〜300℃で1〜10s保持の場合も調べた。
【0010】
さらに、めっき浴としてZn−Al(0.05−0.5%)浴を用いてめっき後、合金化炉を用いて450〜550℃で合金化処理を行い、合金化溶融Zn−Al系合金めっきの外観およびめっき層中のFe含有率を測定した。
その結果、適正なSnめっき量とその後の加熱拡散処理条件を適正化することにより、高Si系高張力鋼板においても溶融Zn−Al系合金めっきの濡れ性が極めて良好になることが見いだされ、本発明に至った。
【0011】
以下、本発明について、さらに詳細に説明する。
本発明に於いては、鋼板の前処理としてSnめっきを施した後、加熱合金化処理を施した後に溶融Zn−Al系合金めっきあるいは合金化溶融Zn−Al系合金めっきを行うことが最大の技術上のポイントである。
以下に本発明における各条件の限定理由について述べる。
Snめっき層の付着量の下限を0.1g/m2 としたのは、溶融Zn−Al系合金めっきの不めっきが生じないための最小付着量が0.1 g/m2 であるためである。また、上限を10g/m2 としたのは、10g/m2 を超えると溶融Znめっき浴中へのSn溶出量が多くなりすぎることを考慮したことと、10g/m2 を超えるとめっき性へ与える効果が飽和すること、また、製造コスト上の経済的な面も考慮したものである。
【0012】
Snめっき後の拡散温度の下限を400℃としたのは、400℃未満では、
溶融Zn−Al系合金めっきの不めっきが防止できないためである。上限を900℃としたのは、本発明の対象とする高張力鋼板における材質上の劣化を考慮したものである。好ましくは450〜850℃の温度範囲で行う。
Snめっき後、加熱拡散させた場合に溶融Znめっき性が優れる理由は、いまだ明確ではないが、地鉄中に拡散したSn層がいわゆる拡散障壁となり、加熱中の鋼中Siの表面濃化およびそれに伴う表面酸化を抑制するためと考えられる。
【0013】
また、めっき浴中Alの下限を0.05%としたのは、これ未満だと溶融めっき時に浴中での合金化が進行しすぎ、地鉄界面に脆い合金層が発達しすぎるためめっき密着性が劣化するためである。一方、合金化しない溶融めっきにおいてAlの上限を70%としたのは、70%を超えるとZnの犠牲防食能が低下し耐食性が劣化するためである。一方、合金化溶融Zn−Al系合金めっき鋼板製造時の浴中Alの上限を0.5%としたのは、0.5%を超えるとめっき時にFe−Al−Zn系バリヤー層が形成されやすく合金化処理時において合金化が抑制されるためである。
【0014】
さらに、合金化処理温度は450〜550℃が最適である。450℃未満では合金化が進みにくく、550℃を超えると合金化が進みすぎ、地鉄界面のZn−Fe合金層が発達しすぎてめっき密着性が劣化する。合金化時間については、合金化温度とのバランスで決まるものであるため特に定めないが、10〜40秒の範囲が実際の操業上適切である。
めっき付着量についても特に制約は設けないが、耐食性の観点から10g/m2 以上、加工性の観点からすると150g/m2 以下であることが望ましい。
【0015】
また、さらに、めっき浴中にMgを含有させる場合においてMgの下限を0.1%と定めたのは合金化促進効果とともに塗装傷部の耐赤錆性が向上する効果も認められたためである。上限を10%としたのは、それを超えると浴中のドロスの発生量が大幅に増加するためである。
また、さらにめっき浴中には、耐食性などの特性を向上させる目的で、微量添加元素としてNi,Sb,Pb,Fe,Si,Sn,Cuを単独あるいは複合で0.01〜3%以内含んでいても本発明の効果は維持される。0.01%未満では効果が認められず、また3%を超えるとめっきが脆くなるなどの弊害を生じる。
【0016】
下地のSi添加系高張力鋼板としては、熱延鋼板、冷延鋼板共に使用でき、規定のSi量が確保されていれば、通常の極低炭素系のTi、Nb、B、P、Mn等が添加された鋼鈑などが適用できる。また、本発明の製造方法は、鋼板のみならず、他の高Si系の鋼管、線材、条鋼などの各種鋼材に適用できることは言うまでもない。
【0017】
【実施例】
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
表1および2に示すようなSn拡散処理条件およびめっき条件で、本発明に示すめっき鋼板を作成した。表1は通常の溶融めっきの場合、表2が合金化溶融めっきの場合である。まず、極低炭素系のSi:1.5質量%添加冷延鋼板に電気めっきでSnめっきを付着量を変化させて行った。処理液としてはSn:20g/l、フェノールスルホン酸添加液を用いた。
【0018】
その後のSn拡散処理は10%H2 −N2 雰囲気中で加熱温度パターンを変化させて行い、460℃に冷却後、浴温460℃の溶融Znめっき浴中(浴中Al変化)で溶融めっきした。窒素ワイピングで付着量を60g/m2 に調整後、さらに合金化処理を行う場合は、合金化炉で20s合金化処理を行った。次の評価基準により、溶融めっきにおいてはめっき外観(不めっきの程度)、また、合金化溶融めっきにおいてはめっき外観と60度V曲げ後のテープテストでの剥離具合で密着性を判定した。
【0019】
(1)溶融めっき性(目視外観)
評価 不めっき状況
◎ 不めっきなし 外観良好
○ 不めっきなし 外観やや劣る
△ 微少不めっきあり
× 不めっき大 (○以上が合格)
【0020】
(2)合金化溶融めっき後の60度V曲げ基準
評点 剥離具合
優 5 剥離なし
4 剥離微少
3 剥離小
2 剥離中
劣 1 剥離大 (3点以上を合格)
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
表1および2に示す通り、本発明の製造方法で作成した本発明溶融めっき鋼鈑は溶融めっき性が良好であり、合金化溶融めっきにおいては合金化度、めっき密着性が良好である。それに比較して、本発明範囲を逸脱する場合は、めっき外観上不めっきが多く、また、合金化溶融めっき性も不良である。
【0024】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のめっき鋼板は通常の溶融Zn系めっきラインに適用可能で高生産性を有し、表面外観が均一でめっき密着性にも優れ、自動車、建材用途等に有効である。
Claims (5)
- Siを0.3〜2質量%含有する高張力鋼板を基材とする溶融Zn−Al系合金めっき鋼板を製造するにあたり、0.1〜10g/m2 のSnめっきを行い、還元雰囲気中で400〜900℃に昇温あるいは昇温後一定時間保持することによりSnを地鉄中に拡散処理後、Al:0.05〜70質量%含有し残部Znおよび不可避不純物からなる溶融Zn−Al系合金めっきを行うことを特徴とする高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法。
- Siを0.3〜2質量%含有する高張力鋼板を基材とする溶融Zn−Al系合金めっき鋼板を製造するにあたり、0.1〜10g/m2 のSnめっきを行い、還元雰囲気中で400〜900℃に昇温あるいは昇温後一定時間保持することによりSnを地鉄中に拡散処理後、Al:0.05〜0.5質量%含有し残部Znおよび不可避不純物からなる溶融Zn−Al系合金めっきを行い、その後、450〜550℃で合金化処理を、さらに行うことを特徴とする高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法。
- Zn−Al系合金めっきが、Mg:0.1〜10質量%を、さらに含有することを特徴とする請求項1または2に記載の高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法。
- Zn−Al系合金めっきが、Ni,Sb,Pb,Fe,Si,Sn,Cuの1種または2種以上を、合計で0.01〜3質量%さらに含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法。
- 還元雰囲気での拡散処理温度までの加熱にあたり、その昇温過程において200〜300℃の温度で1〜10s保持することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の高張力溶融Zn−Al系合金めっき鋼板の製造方法。
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