JP4299306B2 - 基地局でフレーム同期情報を配信するための装置及び方法 - Google Patents

基地局でフレーム同期情報を配信するための装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも2つの異なる規格のエアインタフェースを実装する基地局でフレーム同期情報を配信するための方法に関し、及び少なくとも2つの異なる規格のエアインタフェースを実装する基地局に関する。
基地局、又は基地送受信局、又はノードB(ヨーロッパ電気通信規格研究所、ETSIによって使用される用語)は、移動局への無線送信及び移動局からの無線受信の役割を果たす移動ネットワークのネットワーク要素である。基地局は、基地局システムの送受信機能を提供する。1つの基地局は、1つ又はそれ以上の送受信器を含むことができる。第3世代ネットワークでは、基地局は無線ネットワークコントローラ(RNC)に向かってのIubインターフェースを終端する。
従来の基地局は、GSM(移動通信のためのグローバルシステム)又はUMTS(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム)などの特定の規格の1つのエアインタフェースだけを実装している。このような基地局では、通常、フレーム同期情報の配信は、バスの連続フレームクロック信号を利用する。1つだけの規格のフレーム同期情報がバスで転送されるときには、配信は実施する上で比較的問題がない。
しかしながら、少なくとも2つの異なる規格の同時に起こるエアインタフェースを実装する現在の基地局が、益々一般的になってきている。このような「多規格対応」基地局でのフレーム同期情報の配信は、従来の基地局の場合より更に複雑になっている。
本発明は、少なくとも2つの異なる規格のエアインタフェースを実装する基地局でフレーム同期情報を配信するための改善された方法を提供しようとするものである。
本発明の実施形態によれば、少なくとも2つの異なる規格のエアインタフェースを実装する基地局においてフレーム同期情報を配信するための方法が提供される。この方法は、クロックユニットにおいて少なくとも2つのエアインタフェース規格のためのフレーム同期情報を生成する段階と、クロックユニットからのフレーム同期情報を含む同期バーストを、異なるエアインタフェース規格の処理ユニットにアドレス指定された同期バーストに対して時分割多重方式を使用するシリアルバスを介して処理ユニットに転送する段階と、各処理ユニットでそれぞれのエアインタフェース規格の受信された同期バーストからフレーム同期情報を抽出する段階とを含む。
また本発明は、少なくとも2つの異なる規格のエアインタフェースを実装する改善された基地局を提供しようとするものである。
本発明の別の実施形態によると、少なくとも2つの異なる規格のエアインタフェースを実装する基地局が提供される。基地局は、少なくとも2つのエアインタフェース規格のためのフレーム同期情報を生成するよう構成されたクロックユニットと、それぞれのエアインタフェース規格の受信された同期バーストからフレーム同期情報を抽出するよう各々が構成された、異なるエアインタフェース規格の処理ユニットと、クロックユニットと処理ユニットとを接続する、異なるエアインタフェース規格の処理ユニットにアドレス指定された同期バーストに対して時分割多重方式を使用して該処理ユニットにクロックユニットからのフレーム同期情報を含む同期バーストを転送するよう構成されたシリアルバスと、を含む。
本発明は幾つかの利点を提供する。例えば、多規格対応基地局においても、フレーム同期情報のための1つだけのシリアルバスが必要とされる。時分割多重方式及びバーストの使用、すなわち非連続的な信号は、他の信号に生じる干渉を低減する。またこの解決策は、将来にわたっても影響されず、今後ある新しい規格の処理ユニットが現れたときに同期バス構造を変更する必要がない。
以下において、本発明を好ましい実施形態及び添付図面を参照しながら更に詳細に説明する。
図1を参照して、基地局構造の実施例を検討する。基地局は、少なくとも2つの異なる規格のエアインタフェースを実装しており、従って、異なるエアインタフェース規格の処理ユニット104、106、108、110、112、114、116、118を含む。
本明細書では、規格とは、異なるフレーム同期要件を有する何らかのエアインタフェース規格を意味する。このような規格の例には、第2世代無線システムを代表するGSM、データ送信速度を向上させるEDGE(GSM進化型高速データ転送速度)技術を用いて且つGPRS(汎用パケット無線システム)システムでパケット伝送を実施するのに利用可能とすることができる、2.5世代無線システムを代表するGSMベースの無線システム、及び第3世代無線システムを代表するWCDMA(広帯域符号分割多元接続)技術を用いる少なくともIMT−2000(インターナショナルモバイルテレコミュニケーションズ2000)及びUMTS(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム)として知られる無線システムが含まれる。しかしながら、本実施形態は、これらのシステムに限定されず、当業者であれば、多規格基地局を利用することができる他の無線システムにも本実施形態を適用することができる。
出願人らの実施例では、エアインタフェース規格は、GSM及びUMTSである。処理ユニット104、106、108、及び110は、GSM規格に準拠し、処理ユニット112、114、116、及び118はUMTS規格に準拠している。
基地局は、エアインタフェースでの高周波安定性及びタイミングの正確さを保証するために正確なクロック信号を必要とする。この高い精度は、全国電話幹線に沿って、無線システムインフラストラクチャ、例えばモバイル交換センター(MSC)、基地局コントローラ(BSC)、或いは無線ネットワークコントローラ(RNC)に沿って全国基準クロックからのクロック信号をパルス列として基地局まで搬送することによって達成される。また他の原子クロック又はGPS(全地球測位システム)クロックも正確なクロック信号の発生源として使用することができる。基地局のクロックユニット100は、少なくとも2つのエアインタフェース規格に対するフレーム同期情報を生成するよう構成されている。クロックユニット100は、システムクロックとフレームクロックの両方を保持するようにすることができ、或いはフレームクロックだけを保持することができ、その結果、システムクロックは別のユニットに保持される。また、クロックユニット100は、基地局の主制御ユニットのような他のユニットに組み込むこともできる。1つの実施形態において、クロックユニット100は、フレーム同期情報のためのフレームクロックを生成するよう構成される。
1つの実施形態において、クロックユニット100は、フレーム同期情報についてのフレーム番号を生成するように構成されている。GSM TDMA(時分割多元接続)フレームは、各々が577マイクロ秒の長さを有する8つのタイムスロットを含み、従って、1フレームの長さは8×577マイクロ秒=4.616ミリ秒である。1つのGSMハイパーフレームは、2715648フレームを含み、従って、フレーム番号は、最初から最後までで3時間28分53.760秒にわたる。UMTSフレームは、各々が666マイクロ秒の長さを有する15のタイムスロットを含み、UMTSでは、システムフレーム番号(SFN)は12ビットの番号である。フレーム番号は、単一のフレームよりも多く広がるベースバンド及び無線周波数信号の処理などの幾つかの操作手順によって使用される。
また基地局は、クロックユニット100と処理ユニット104、106、108、110、112、114、116、118とを接続するシリアルバス102を含む。シリアルバス102は、クロックユニット102からのフレーム同期情報を含む同期バーストを、異なるエアインタフェース規格の処理ユニットにアドレス指定された同期バーストに時分割多元接続方式を使用して処理ユニット104、106、108、110、112、114、116、118に転送するように構成されている。これは、GSM規格の同期バーストが処理ユニット104、106、108、及び110にアドレス指定され、UMTS規格の同期バーストが処理ユニット112、114、116、及び118にアドレス指定されることを意味する。時分割多元接続方式は、幾つかの信号が、共通のチャネルにわたる伝送において時間的にインターリーブされる、すなわち出願人の実施例では、同期バーストが共通のシリアルバス102を介した伝送において時間的にインターリーブされるデジタル伝送技術である。
異なるエアインタフェース規格の処理ユニット104、106、108、110、112、114、116、118は、そのそれぞれのエアインタフェース規格の受信した同期バーストからフレーム同期情報を抽出するように各々構成されている。従って、処理ユニット104、106、108、及び110は各々、GSM規格の同期バーストから同期情報を抽出し、処理ユニット112、114、116、及び118は各々、UMTS規格の同期バーストから同期情報を抽出する。
フレーム同期情報の配信は、基地局の起動中、要求時、及び/又は所定時間間隔で行うことができる。1つの実施形態において、クロックユニット100は、要求に応じてフレーム同期情報配信を行うよう構成されている。1つの実施形態において、処理ユニット104、106、108、110、112、114、116、118は、クロックユニット100からフレーム同期情報を要求するよう構成されている。処理ユニット104、106、108、110、112、114、116、118は、処理ユニットの起動中に要求するよう構成される。1つの実施形態において、クロックユニット100は、基地局の起動中にフレーム同期情報配信を行うよう構成されている。
クロックユニット100は、ブロードキャスト(幾つかのユーザーへの単方向配信)又はマルチキャストによって処理ユニット104、106、108、110、112、114、116、118にフレーム同期情報配信を行うよう構成されている。マルチキャストは、処理ユニットのサブセットへのブロードキャストとして定義することができ、すなわちマルチキャストはシリアルバス102でのルータの使用を必要とすることができる。従って、クロックユニット100と処理ユニットの間にポイント・ツー・マルチポイント接続が存在する。処理ユニットの内部では、以下に説明されるようなポイント・ツー・ポイント接続を使用することができる。
図1に示される処理ユニットは、以下のように規定することができる:アップリンク受信のためのGSM規格の無線周波数受信ユニット104、アップリンク検出、デコード、及びデサイファのためのGSM規格のベースバンド処理ユニット106、ダウンリンク伝送のためのGSM規格の無線周波数伝送ユニット108、ダウンリンクコード化及びサイファ化のためのGSM規格のベースバンド処理ユニット110、アップリンク受信のためのUMTS規格の無線周波数受信ユニット112、アップリンク検出のためのUMTS規格のベースバンド処理ユニット114、ダウンリンク伝送のためのUMTS規格の無線周波数伝送ユニット116、及びダウンリンクコード化及び変調のためのUMTS規格のベースバンド処理ユニット118。アップリンクについて、出願人らは、移動局が送信し基地局が受信する伝送の方向を意味する。次にダウンリンクは、伝送の反対の方向である。
次に、図2を参照して、2つの異なる処理ユニットの内部構造、すなわち無線周波数受信ユニット200とベースバンド処理ユニット202を説明する。無線周波数受信ユニット200並びにベースバンド処理ユニット202は、シリアルバス102から同期バーストを受信するフレームクロック受信器210、230を含む。また処理ユニット200、202は、システムクロック212、232を含む。システムクロック212、232は、バス250を介してタイミング情報を受信する。タイミング情報は連続した周波数基準とすることができる。1つの実施形態において、クロックユニット100は、処理ユニット200、202に対してフレームクロックで位相ロックされたシステムクロックを配信するよう構成されている。同様に処理ユニット200、202は、システムクロック212、232から得られたサンプリングレートでシリアルバス102をサンプリングするよう構成することができる。フレームクロックとシステムクロックの間のこの相互同期は、十分に適切なタイミング精度でフレーム同期情報配信を実施するのを容易にする。
1つの実施形態において、処理ユニット200、202は、1つのエアインタフェース規格の異なる処理ユニット200、202間のエアーインターフェースフレーム同期用に抽出されたフレーム同期情報を利用するように構成されている。図2の実施例において、無線周波数受信ユニット200とベースバンド処理ユニット202の両方は、エアーインターフェースフレーム同期のために抽出されたフレーム同期情報を利用するフレームタイミングブロック214、234を含む。図2に示されるように、無線周波数受信ユニット200は、フレームタイミングブロック214によって制御される無線周波数処理ブロック218を含み、ベースバンド処理ユニット202は、フレームタイミングブロック234によって制御されるベースバンド処理ブロック242を含む。無線周波数処理ブロック218は、アップリンクサンプルをバスメッセージにパッケージする間フレームタイミング基準を利用する。メッセージは、ベースバンド処理ブロック242にエアーインターフェースタイミング情報を伝達するタイムスタンプを利用する。
1つの実施形態において、処理ユニット200、202は、1つのエアインタフェース規格の異なる処理ユニット200、202間のバス204同期のために抽出されたフレーム同期情報を利用するよう構成されている。図2に示されるように、両方の処理ユニット200、202は、バス204の両端でバスインターフェース222、238を制御するバスタイミングブロック216、236を含む。
通常、処理ユニット200、202は、抽出された同期情報にロックされた独立した同期情報を生成するよう構成されており、すなわちフレームタイミングブロック214、234及びバスタイミングブロック216、236は、独立して同期情報を保持する。フレームタイミングブロック214、234及びバスタイミングブロック216、236は、共通して同期情報を保持できる点に留意されたい。フレームタイミングブロック214、234とバスタイミングブロック216、236の両方を実施する単一ブロックもまた可能である。フレーム番号を生成するためにフレームタイミングブロック214、234においてカウンタを使用してもよい。
無線周波数処理ブロック218とバスインターフェース222との間にFIFOブロック(先入れ先出し、すなわち到着エンティティが到着順で処理される待機規則)220、及びバスインターフェース238とベースバンド処理ブロック242との間にFIFOブロック240を存在させることができる。読み出し及び書き込みアドレスの両方を保持する循環バッファは、FIFOブロック220、240を実装することができる。
アップリンクとダウンリンク方向のための別々の処理ユニットを有する実施形態が図1及び図2に示されている。しかしながら、アップリンクとダウンリンク方向の両方を処理する処理ユニットも可能である。図3を参照して、このような処理ユニット300の内部構造を説明する。処理ユニット300は、無線周波数送受信ユニットであるが、同じ原理をベースバンド処理ユニット302にも適用することができる(その内部構造は、理解しやすいように本明細書では説明しない)。処理ユニット300は、シリアルバス102を介して同期バーストを受信する1つのフレームクロック受信器210を含む。フレームクロック受信器は、受信された同期情報をフレームタイミングブロック316とバスタイミングブロック318に配信する。フレームタイミングブロック316は、アップリンク無線周波数処理ブロック310とダウンリンク無線周波数処理ブロック320の両方でフレーム同期を制御する。またバスタイミングブロック318は、アップリンクバスインターフェース314とダウンリンクバスインターフェース324の両方のバス同期を制御する。アップリンクバスインターフェース314はアップリンクバス330に送信し、ダウンリンクバスインターフェース324はダウンリンクバス332から受信する。両方のリンク方向は、別々のFIFOブロック312、322を有する。
図4に示される実施形態において、エアインタフェース規格に関する処理ユニットは、無線周波数送受信ブロック404とベースバンド処理ブロック408を含み、これらのブロックは、基地局の1つの特別ユニット400内に含まれる。特別ユニット400は、無線周波数データとベースバンドデータの両方を処理する。また特別ユニット400はまた、フレームクロック受信器210とフレームタイミングブロック402を含むが、もちろんバス410に送られた出力信号のタイミング要件に応じて必ずしもバスタイミングブロックを必要としない。特別ユニット400は、無線周波数送受信ブロック404とベースバンド処理ブロックとの間にFIFOブロック406を必要とする場合がある。図4の特別ユニット400は、アップリンク方向用であるが、ダウンリンク方向用に設計された特別ユニットも可能である。図3及び図4の特徴を組み込んだ特別ユニットも可能であり、このような特別ユニットは、アップリンク及びダウンリンク方向用の無線周波数送受信ブロック及びベースバンド処理ブロックの両方を有することができる。
図7の実施形態において、多規格対応処理ユニットの内部構造を説明する。2つの異なるエアインタフェース規格の処理ユニットは、基地局の1つの多規格対応ユニットに含まれる。出願人らの実施例では、多規格対応処理ユニットは、GSMアップリンク無線周波数受信ユニット104から取得されたベースバンド信号とUMTSアップリンク無線周波数受信ユニット112から取得されたベースバンド信号の両方を処理できるベースバンド処理ユニット700である。
ベースバンド処理ユニット700は、シリアルバス102を介してGSMエアインタフェース規格及びUMTSエアインタフェース規格の両方の同期バーストを受信するフレームクロック受信器702を含む。ベースバンド処理ユニット700は、バスタイミングブロック704、GSMフレームタイミングブロック706、及びUMTSフレームタイミングブロック708を含む。ベースバンド処理ユニット700は、GSMフレームタイミングブロック706によって制御されるGSMベースバンド処理ブロック714とUMTSフレームタイミングブロック708によって制御されるUMTSベースバンド処理ブロック716の両方を更に含む。バスタイミングブロック704は、入バス722及び724のためのバスインターフェース710と出バス726のためのバスインターフェース718との両方を制御する。入バスインターフェース710は、GSM及びUMTSベースバンド信号の両方を扱うことができる。出願人らの実施例では、入バスインターフェース710とベースバンド処理ブロック714、716の間のGSM及びUMTSベースバンド信号の両方を待機することのできるFIFOブロック712もある。
また図7は、ベースバンド処理能力が幾つかの直列接続のベースバンド処理ユニット間に分配される実施形態を示す。出願人らの実施例では、要求されるベースバンド機能が、バス726によって接続された2つのベースバンド処理ユニット700、720に分割される。また同じ原理を無線周波数処理ユニットに活用することができる。
図1から図4及び図7に示されたバリエーションの全てを備えるクロックユニット100及び処理ユニット104、106、108、110、112、114、116、118は各々、通常は回路基板上に配置された1つ又はそれ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)で実施される。またユニットは、マイクロプロセッサ及び他の集積回路などの他のハードウェア部品、例えばクロック回路及びバスインターフェースを含むことができる。また幾つかの機能は、マイクロプロセッサ上で実行されるソフトウェアに実装することができる。従って、ビルディングブロックは、ハードウェア構成要素、ASICブロック、及びソフトウェアモジュールを含む。実装ミックスを選択する場合、当業者であれば、例えば装置のサイズ及び電力消費量、要求される処理能力、製造コスト、及び生産量に関する要件セットを考慮することになる。
次に、フレームタイミングブロック214、234及びバスタイミングブロック216、236の実施例を示す。各ブロックは、内部「モード」レジスタと「状態」レジスタとを保持する。同期バーストを受信するときの動作は、以下のように「モード」及び「状態」レジスタに基づく。
IF バーストの「モード」=ASICブロックモード
THEN
IF「状態」=同期
THEN「比較」動作を行う
IF比較結果が「OKでない」
THEN
「状態」を「同期でない」にセットする
結果レジスタ=「OKでないを比較する」
ELSE
結果レジスタ=「OKを比較する」
END IF比較
ESLE
IF制御が「同期」
「同期」動作を行う
「状態」を「同期」にセットする
END IF制御
END IF状態
ELSE
何もしない
END IF MODE
同期がある制限値内、例えば±1又は±2ASICクロック時間内で正確である場合には、「比較」は「OK」に戻る点に留意されたい。「状態」レジスタは、ASICパワーアップによって、及びその結果として「OKでないを比較する」に戻る「比較」動作によって「同期でない」にセットされることになる。
図5は、同期バーストの構造の実施例を示す。各部分内の番号は、各部分のビットサイズの実施例として与えられる。クロックユニット100は、開始部分500、同期バーストが特定のエアインタフェース規格のフレーム同期又はバス同期に向けられているかどうか示すモード部分502、及び終了部分508を同期バーストに挿入するよう構成されている。1つの実施形態において、同期バーストはまた、システムフレーム番号504を含む。1つの実施形態において、同期バーストはまたエラー検出コード506を含む。記載される非連続同期バーストは、長さ90ビットとすることができる。シリアルバス102が3.84メガバイト/秒の速度を使用する場合、同期バーストは長さ25マイクロ秒である。
開始部分500は、新しい同期バーストが到来することを示す。出願人らの実施例では、開始ビットが認識できるまでに少なくとも89の連続したゼロが必要とされる。
各処理ユニット104、106、108、110、112、114、116、118、或いは更に正確にはユニットの各フレームクロック受信器210、230は、モード部分502に基づいて各受信器に向けられたこれらの同期バーストだけを受信する。他のモードの同期バーストは無視される。モード部分502はLSB(最下位ビット)で始まる。処理ユニットがASIC技術により実装される場合には、ASICブロックのモードはレジスタ内に保持され、このレジスタの値が受信されたモード部分502と比較される。
システムフレーム番号504は最終ビットで始まり、すなわちLSBビットが最初に到来し、未使用のビットはゼロの値を有する。バス同期モードでは、フレーム番号はなく、従って全てのビットはゼロの値を有する。UMTS/FDDモードでは、12ビットフレーム番号がある。UMTS/TDDモードが定義されることになる。GSM/EDGEモードでは、以下の値:T1(11ビット0−10)、T2(5ビット11−15)、及びT3(6ビット16−21)がある。CDMA2000モードでは、システム時間は20ミリ秒フレーム(33ビット)である。他のモードについては、ビットは定義されることになる。
CRC(巡回冗長検査)は、例えば、エラー検出コード506のように生成多項式×16+×12+×5+1と共に用いることができる。CRC506は、モード部分502及びシステムフレーム番号504全体で計算される。CRC506はLSB first(逆順)で送られる。
終了部分508は、同期バーストが終了しつつあることを示す。1つの実施形態において、処理ユニット104、106、108、110、112、114、116、118は、所定オフセットのフレーム番号を同期バーストの所定ポイントに変更するよう構成されている。所定ポイントは、例えば同期バーストの終わりとすることができる。また所定オフセットはゼロの値を有することができる。
次に、データ速度及びクロック周波数の値のいくつかの実施例が与えられる。すなわち、シリアルバス102でのデータ速度は、19.2MHz(メガヘルツ)クロックのクロックユニット100で同期読み出しされる3.84メガバイト/秒である。各処理ユニットは、受信された19.2MHzシステムクロックでシリアルバス102を再同期読み出し/サンプリングする。処理ユニットのASICブロックは、ASICクロック速度が76.8MHzである場合に、その76.8内部ASICクロックでシリアルバス102を同期読み出し/サンプリングすることができる。次にASICブロックは、正確なフレーム境界時間を表示するために終了部分508の立ち下がりエッジ(ASICクロックによって再読み出しされたものとして)を取ることになる。
表1において(FDD=周波数分割二重通信、TDD=時分割二重通信、IS−95=米国電気通信工業会(TIA)によって策定された第2世代符号分割多元接続規格)、ビット値を16進数で表したモード部分502の値の幾つかの実施例を示す。
表1
モード ビット
使用されていない 00h
バス同期 01h
UMTS/FDD 02h
GSM/EDGE 03h
UMTS/TDD 04h
IS−95 CDMA 05h
予備 06hからFFh
次に図6に関して、少なくとも2つの異なる規格のエアインタフェースを実施する基地局でフレーム同期情報を配信するための方法を説明する。記載された方法は、上記で説明された技術を使用することによって実現可能であるが、他の種類の実施も可能である。
本方法の実行は600で始まる。1つの実施形態において、フレーム同期情報配信は基地局の起動中に行われる。別の実施形態において、602によって示されるように、フレーム同期情報配信は要求に応じて行われる。1つの実施形態において、処理ユニットは、クロックユニットからフレーム同期情報を要求する。1つの実施形態において、この要求は処理ユニットの起動中に行われる。またこの要求は、処理ユニットの通常動作中、例えば、一定の時間間隔、或いは処理ユニットが同期を修正する必要性を検出した後に行われる。1つの実施形態において、フレーム同期情報配信は、どのような特定のメッセージも必要とすることなく所定時間間隔で行われる。
フレーム同期情報は、少なくとも2つのエアインタフェース規格のためのクロックユニットで生成される604。
1つの実施形態において、開始部分、同期バーストが特定のエアインタフェース規格のフレーム同期或いはバス同期に向けられるかどうか示すモード部分、及び終了部分が同期バーストに挿入される。1つの実施形態において、システムフレーム番号が同期バーストに挿入される。1つの実施形態において、エラー検出コードが同期バーストに挿入される。
1つの実施形態において、フレームクロックがフレーム同期情報のために生成される。
1つの実施形態において、フレーム番号がフレーム同期情報のために生成される。
1つの実施形態において、フレーム番号は、所定オフセットで同期バーストの所定ポイントに変更される。従って、フレーム番号は同期バーストの最後で変更することができる。
次いで、フレーム同期情報を含む同期バーストは、異なるエアインタフェース規格の処理ユニットにアドレス指定された同期バーストに対して時分割多重方式を使用してシリアルバスを介しクロックユニットから処理ユニットに転送される606。
最後に、フレーム同期情報は、それぞれのエアインタフェース規格の受信された同期バーストから各処理ユニットにおいて抽出される608、610。
方法は620で終了する。
1つの実施形態において、抽出された同期情報にロックされた独立同期情報が処理ユニットで生成される612、614。
1つの実施形態において、抽出されたフレーム同期情報は、1つのエアインタフェース規格の異なる処理ユニット間のエアーインターフェースフレーム同期のために利用される616、618。別の実施形態において、抽出されたフレーム同期情報は、1つのエアインタフェース規格の異なる処理ユニット間のバス同期のために利用される。
1つの実施形態において、フレームクロックで位相ロックされたシステムクロックが処理ユニットに分配され、シリアルバスは、システムクロックから得られるサンプリングレートでサンプリングされる。
本発明を添付図面による実施例に関して上記で説明してきたが、本発明は、これに限定されず、添付の請求項の範囲内の幾つかの方法で修正することができることは明らかである。当業者であれば、新しい実施形態を実現するために図に示された実施形態を互いに組み合わせることができることは明らかである。
基地局のクロックユニット、シリアルバス、及び処理ユニットを示す簡略なブロック図である。 2つの異なる処理ユニット、すなわち無線周波数受信ユニットとベースバンド処理ユニットの内部構造を示す。 アップリンク及びダウンリンク方向の両方を処理する無線周波数処理ユニットの内部構造を示す。 無線周波数データ及びベースバンドデータの両方を処理する特別なユニットの内部構造を示す。 同期バースト構造の実施例を示す。 少なくとも2つの異なる規格のエアインタフェースを実装する基地局でフレーム同期情報を配信するための方法を示すフロー図である。 多規格対応処理ユニットの内部構造を示す。

Claims (44)

  1. クロックユニットにおいて少なくとも2つのエアインタフェース規格のためのフレーム同期情報を生成する段階と、
    前記フレーム同期情報のためにフレーム番号を生成する段階と、
    前記クロックユニットからのフレーム同期情報を含む同期バーストを、異なるエアインタフェース規格の処理ユニットにアドレス指定された同期バーストに対して時分割多重方式を使用するシリアルバスを介して処理ユニットに転送する段階と、
    少なくとも1つの処理ユニットにおいて、それぞれのエアインタフェース規格の受信された同期バーストからのフレーム同期情報を抽出する段階と、
    を含み、
    前記フレーム同期情報の生成と前記フレーム番号の生成と前記同期バーストの転送と前記フレーム同期情報の抽出とは基地局において実行される、
    方法。
  2. 少なくとも1つのエアインタフェース規格の異なる処理ユニット間のエアーインターフェースフレーム同期のために前記抽出されたフレーム同期情報を利用する段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つのエアインタフェース規格の異なる処理ユニット間のバス同期のために前記抽出されたフレーム同期情報を利用する段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記抽出された同期情報にロックされた独立同期情報を前記少なくとも1つの処理ユニットにおいて生成する段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  5. 要求に応じてフレーム同期情報配信を行う段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの処理ユニットによって前記クロックユニットから前記フレーム同期情報を要求する段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記処理ユニットの起動中に前記要求の段階を行う段階を更に含む請求項6に記載の方法。
  8. 基地局の起動中にフレーム同期情報配信を行う段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  9. 所定時間間隔でフレーム同期情報配信を行う段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  10. ブロードキャスト又はマルチキャストによって前記処理ユニットにフレーム同期情報配信を行う段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  11. 少なくとも1つの同期バーストにおいて、開始部分と、前記少なくとも1つの同期バーストが特定のエアインタフェース規格のフレーム同期向けか或いはバス同期向けかを示すモード部分、及び終了部分と、を挿入する段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  12. システムフレーム番号を前記少なくとも1つの同期バーストに挿入する段階を更に含む請求項11に記載の方法。
  13. エラー検出コードを前記少なくとも1つの同期バーストに挿入する段階を更に含む請求項11に記載の方法。
  14. 前記フレーム同期情報のためにフレームクロックを生成する段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  15. 前記フレームクロックで位相ロックされたシステムクロックを前記処理ユニットに分配する段階と、
    前記システムクロックから得られるサンプリングレートで前記シリアルバスをサンプリングする段階と、
    を更に含む請求項14に記載の方法。
  16. 所定オフセットの前記フレーム番号を前記受信された同期バーストの所定ポイントに変更する段階を更に含む請求項に記載の方法。
  17. 無線周波数送受信ユニットとベースバンド処理ユニットとを含む、少なくとも1つのエアインタフェース規格のための前記処理ユニットを準備する段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  18. 無線周波数送受信ブロックとベースバンド処理ブロックとを含む、少なくとも1つのエアインタフェース規格のための前記処理ユニットを準備する段階と、
    基地局の少なくとも1つの特別ユニットにおいて前記無線周波数送受信ブロックと前記ベースバンド処理ブロックとを含める段階と、
    を更に含む請求項1に記載の方法。
  19. 基地局の少なくとも1つの多規格対応ユニットにおいて2つの異なるエアインタフェース規格の処理ユニットを含む段階を更に含む請求項1に記載の方法。
  20. 少なくとも2つのエアインタフェース規格のためのフレーム同期情報を生成するよう構成され、前記フレーム同期情報のためにフレーム番号を生成するよう更に構成された、クロックユニットと、
    少なくとも1つがそれぞれのエアインタフェース規格の受信された同期バーストから前記フレーム同期情報を抽出するよう構成された、異なるエアインタフェース規格の処理ユニットと、
    前記クロックユニットと前記処理ユニットとを接続するよう構成され、異なるエアインタフェース規格の処理ユニットにアドレス指定された同期バーストに対して時分割多重方式を使用して、前記処理ユニットに前記クロックユニットからのフレーム同期情報を含む同期バーストを転送するように、併せて構成されたシリアルバスと、
    を備えた装置であって、前記クロックユニットと前記処理ユニットと前記シリアルバスとは基地局内に配置されている、装置
  21. 少なくとも1つの処理ユニットは、少なくとも1つのエアインタフェース規格の異なる処理ユニット間のエアインタフェースフレーム同期のために前記抽出されたフレーム同期情報を利用するように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  22. 少なくとも1つの処理ユニットは、1つのエアインタフェース規格の異なる処理ユニット間のバス同期のために前記抽出されたフレーム同期情報を利用するように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  23. 少なくとも1つの処理ユニットは、前記抽出された同期情報にロックされた独立同期情報を生成するように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  24. 前記クロックユニットは、要求に応じて前記フレーム同期情報配信を行うように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  25. 少なくとも1つの処理ユニットは、前記クロックユニットからフレーム同期情報を要求するように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  26. 少なくとも1つの処理ユニットは、前記少なくとも1つの処理ユニットの起動中に前記要求をするように構成されていることを特徴とする請求項25に記載の装置
  27. 前記クロックユニットは、基地局の起動中にフレーム同期配信を行うように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  28. 前記クロックユニットは、所定時間間隔でフレーム同期情報配信を行うように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  29. 前記クロックユニットは、ブロードキャスト又はマルチキャストによって前記処理ユニットにフレーム同期情報配信を行うように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  30. 前記クロックユニットは、開始部分、前記同期バーストが特定のエアインタフェース規格のフレーム同期又はバス同期に向けられているかを示すモード部分、及び終了部分を前記同期バーストに挿入するように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  31. 前記クロックユニットは、前記同期バーストにシステムフレーム番号を挿入するように構成されていることを特徴とする請求項30に記載の装置
  32. 前記クロックユニットは、前記同期バーストにエラー検出コードを挿入するように構成されていることを特徴とする請求項30に記載の装置
  33. 前記クロックユニットは、前記フレーム同期情報のためにフレームクロックを生成するように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  34. 前記クロックユニットは、前記フレームクロックに位相ロックされたシステムクロックを前記処理ユニットに分配するように構成されており、
    前記処理ユニットは、前記システムクロックから得られるサンプリングレートで前記シリアルバスをサンプリングするように構成されていることを特徴とする請求項33に記載の装置
  35. 前記処理ユニットは、所定オフセットでの前記フレーム番号を前記同期バーストの所定ポイントに変更するように構成されていることを特徴とする請求項20に記載の装置
  36. 少なくとも1つのエアインタフェース規格のための前記処理ユニットは、無線周波数送受信ユニットとベースバンド処理ユニットとを含むことを特徴とする請求項20に記載の装置
  37. 少なくとも1つのエアインタフェース規格のための前記処理ユニットは、無線周波数送受信ブロックとベースバンド処理ブロックとを含み、前記無線周波数送受信ブロック及び前記ベースバンド処理ブロックは、基地局の少なくとも1つの特別なユニットに含まれることを特徴とする請求項20に記載の装置
  38. 2つの異なるエアインタフェース規格の処理ユニットは、基地局の1つの多規格対応ユニットに含まれることを特徴とする請求項20に記載の装置
  39. クロックユニットにおいて少なくとも2つのエアインタフェース規格のためのフレーム同期情報を生成するよう構成され、前記フレーム同期情報のためにフレーム番号を生成するよう構成された、生成手段と、
    異なるエアインタフェース規格の処理ユニットにアドレス指定された同期バーストに対して時分割多重方式を使用してシリアルバスを介して前記クロックユニットからの前記フレーム同期情報を含む同期バーストを処理ユニットに転送するよう構成された転送手段と、
    それぞれのエアインタフェース規格の受信された同期バーストからの前記フレーム同期情報を少なくとも1つの処理ユニットにおいて抽出するよう構成された抽出手段と、
    備えたシステムであって、前記生成手段と前記転送手段と前記抽出手段とは基地局内に配置されている、システム。
  40. 少なくとも1つのエアインタフェース規格の異なる処理ユニット間のエアーインターフェースフレーム同期のために抽出されたフレーム同期情報を利用するよう構成された利用手段を更に備えることを特徴とする請求項39に記載のシステム。
  41. 少なくとも1つのエアインタフェース規格の異なる処理ユニット間のバス同期のために前記抽出されたフレーム同期情報を利用するよう構成された利用手段を更に備えることを特徴とする請求項39に記載のシステム。
  42. 前記少なくとも1つの処理ユニットにおいて前記抽出された同期情報にロックされた独立同期情報を生成するよう構成された生成手段を更に備えることを特徴とする請求項39に記載のシステム。
  43. 少なくとも2つのエアインタフェース規格のためのフレーム同期情報を生成するための、前記フレーム同期情報のためにフレーム番号を生成するための、クロック生成手段と、
    少なくとも1つが、それぞれのエアインタフェース規格の受信された同期バーストから前記フレーム同期情報を抽出するための処理手段である、異なるエアインタフェース規格の複数の処理手段と、
    前記クロック生成手段と前記複数の処理手段とを接続するための、異なるエアインタフェース規格の前記複数の処理手段にアドレス指定された同期バーストに対して時分割多重方式を使用して、前記複数の処理手段に前記クロック生成手段からのフレーム同期情報を含む同期バーストを転送するための、シリアルバス手段と、
    を備えた装置であって、前記クロック生成手段と前記複数の処理手段と前記シリアルバス手段とは基地局内に配置されている、装置。
  44. コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されたコンピュータプログラムであって、
    クロックユニットにおいて少なくとも2つのエアインタフェース規格のためのフレーム同期情報を生成する手順と、
    前記フレーム同期情報のためにフレーム番号を生成する手順と、
    前記クロックユニットからのフレーム同期情報を含む同期バーストを、異なるエアインタフェース規格の処理ユニットにアドレス指定された同期バーストに対して時分割多重方式を使用するシリアルバスを介して処理ユニットに転送する手順と、
    少なくとも1つの処理ユニットにおいて、それぞれのエアインタフェース規格の受信された同期バーストからのフレーム同期情報を抽出する手順と、
    を含む動作であって、前記フレーム同期情報の生成と前記フレーム番号の生成と前記同期バーストの転送と前記フレーム同期情報の抽出とは基地局において実行されるような動作を処理装置に実行させるよう構成された、プログラム。
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