JPH09200116A - 無線通信装置及び無線通信装置の制御方法 - Google Patents

無線通信装置及び無線通信装置の制御方法

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JPH09200116A
JPH09200116A JP8009967A JP996796A JPH09200116A JP H09200116 A JPH09200116 A JP H09200116A JP 8009967 A JP8009967 A JP 8009967A JP 996796 A JP996796 A JP 996796A JP H09200116 A JPH09200116 A JP H09200116A
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communication
control
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信装置において、通信相手装置への制
御情報の通知を簡易な方法で行い、通知された通信相手
装置も複雑な処理を行わず応答性を良くする。また、簡
易な方法で雑音発生の有無を判断できるようにする。 【解決手段】 キャリア(搬送波)の送信の仕方と制御
情報を対応させることによりキャリアの送受信で制御情
報を通知できるようにする。また、キャリアセンスのタ
イムスロットを複数設けることにより、雑音の発生の有
無を容易に判断できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線により通信を
行う無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信装置間、あるいは、無線
通信装置と無線通信制御装置間で通信を行う際に、送信
側は受信側の受信処理状態に関係なくデータを送信し、
受信側からの送信を一時停止するための制御データを受
信すると制御データを解析し、データの送信を一時停止
していた。
【0003】また、受信側は、受信処理が間に合わなく
なると送信側に送信を停止してもらうための制御データ
を作成してから送信していた。
【0004】また、送信側は、データを送信する前に送
信要求のためのキャリア(搬送波)を所定回数送信し、
同じシステム内の他の無線通信端末に送信の意思表示を
行い、他の無線通信装置は、データ送信の意思表示のキ
ャリアを所定回数検出すると、データを送信する無線通
信装置があることを認識することにより、送信データの
衝突を避けて通信を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記受信
側の無線通信装置の受信処理が間に合わなくなってしま
う場合には、受信側の無線通信装置は制御データを作成
し、制御データをキャリアに乗せてから送信側の無線通
信装置へ送信していたので、そのための処理に時間がか
かり受信処理がますます遅れてしまうという問題があっ
た。
【0006】また、送信側の無線通信装置も制御データ
を解析してから送信を停止していたので、制御データを
受信してから送信を停止するための応答性が悪いという
問題があった。
【0007】更に、データを送信しようとする無線通信
装置が送信する送信データの衝突を避けるための送信要
求のキャリアは、受信側の無線通信装置にしてみればキ
ャリアを所定回数受信するまでは、送信要求のためのキ
ャリアなのか、まわりの雑音なのかの判断をすることが
できず、送信要求のためのキャリアを判別するまでの時
間がかかるという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、無線により通信を行う無線通信装置におい
て、搬送波を送信する搬送波送信手段と、通信相手装置
から送られてくるデータを受信する受信手段と、前記受
信手段により受信したデータの処理を行うデータ処理手
段と、前記データ処理手段の処理状態を判別する判別手
段と、前記判別手段の判別に応じて、前記搬送波送信手
段を制御して、前記通信相手装置に通知する制御情報に
対応した搬送波を送信する制御手段を有することを特徴
とする無線通信装置を提供する。
【0009】また、無線により通信を行う無線通信装置
において、搬送波を受信する搬送波受信手段と、通信相
手装置とデータの送信を行う送信手段と、前記通信手段
により通信を行っている際中に前記搬送波受信手段によ
り受信した搬送波を検出し、検出内容に対応した制御情
報を判別する判別手段と、前記判別手段の判別に応じ
て、前記送信手段の制御を行う制御手段を有することを
特徴とする無線通信装置を提供する。
【0010】また、搬送波検出用のタイムスロットを複
数有する通信フレームを送受信することにより通信を行
う無線通信装置において、前記通信フレームを受信する
受信手段と、前記受信手段により受信した前記通信フレ
ームの前記搬送波検出用のタイムスロットの搬送波を検
出する検出手段と、前記検出手段が少なくとも2つ以上
の前記搬送波検出用のタイムスロットで搬送波を検出す
ると雑音が発生していると判別する判別手段を有するこ
とを特徴とする無線通信装置を提供する。
【0011】また、無線により通信を行う無線通信装置
の制御方法において、受信したデータの処理を行い、こ
の処理状態を判別し、判別結果に応じて通信相手装置に
通知する制御情報に対応した搬送波を送信するように制
御することを特徴とする制御方法を提供する。
【0012】また、無線により通信を行う無線通信装置
の制御方法において、通信を行っている際中に受信した
搬送波を検出すると、その検出内容に対応した制御情報
を判別し、判別結果に応じて所定の制御を行うことを特
徴とする制御方法を提供する。
【0013】また、搬送波検出用のタイムスロットを複
数有する通信フレームを送受することにより通信を行う
無線通信装置の制御方法において、前記搬送波検出用の
タイムスロットの搬送波の検出を行い、少なくとも2つ
以上の前記搬送波検出用のタイムスロットで搬送波を検
出すると雑音が発生していると判別し、前記判別に応じ
て所定の制御を行うことを特徴とする制御方法を提供す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)第1の実施の形態においては、周
波数ホッピング方式によるデジタル無線通信を交換シス
テムの内線伝送に使用する場合について詳細説明を行
う。
【0015】(システム構成)第1の実施の形態で想定
するシステムの構成図を図1に示す。
【0016】本システムは各無線端末間の無線接続機能
を有する集中制御局101、制御データおよび音声デー
タの通信を行う複数の無線専用電話機102−A、10
2−B、制御データの通信および端末間の直接のデータ
通信を行うデータ端末装置103−A〜103−Fから
構成される。本実施の形態におけるデータ端末装置の定
義は、「任意の量のデータをバースト的に送信する機能
を有する端末(データ端末)と該データ端末の間の無線
通信を司る無線アダプタを合わせたもの」であり、デー
タ端末としては、コンピュータ103−Aに限らず、プ
リンタ103−B、複写機103−C、テレビ会議端末
103−D、ファクシミリ103−E、LANブリッジ
103−F、その他電子カメラ、ビデオカメラ、スキャ
ナなどデータ処理を行うさまざまな端末が該当する。
【0017】(集中制御局の構成)図2は集中制御局1
01の構成を示した図面であり、201は集中制御局1
01の中枢であり通話チャネル制御、無線部制御を含め
集中制御局101全体の制御を司るCPUである。20
2はCPU201の制御プログラムが格納されたRO
M、203は本交換システムの呼出し符号(システムI
D)を記憶するEEPROM、204はCPU201の
制御の為の各種データを記憶すると共に各種演算用にワ
ークエリアを提供するRAMである。205はCPU2
01の制御の下、制御信号にスクランブル等の処理を行
うと共に所定のフレームに時分割多重化するチャネルコ
ーデックである。206はCPU201の制御の下、チ
ャネルコーデック205からのフレーム化されたデジタ
ル信号を変調して無線で送信できる様に処理してアンテ
ナ207に送信すると共に、アンテナ207より無線で
受信した信号を復調してフレーム化したデジタル信号に
処理する、無線部である。207は無線信号の送受信を
行うアンテナである。
【0018】(無線アダプタの構成)図3はシステムに
収容可能なデータ通信端末の構成と、データ端末に接続
される無線アダプタの内部ブロック構成を示す図であ
る。
【0019】同図において、301はデータ端末、30
2は無線アダプタ、303は無線部であり、データ端末
301は無線アダプタ302と通信ケーブルもしくは内
部バスを介して接続される、例えばパーソナルコンピュ
ータ、ワークステーション、プリンタ、ファクシミリ、
その他のデータ端末機器を指す。
【0020】304は主制御部であり、CPU及び、割
り込み制御、DMA制御等を行う周辺デバイス、システ
ムクロック用の発振器などから構成され、無線アダプタ
内の各ブロックの制御を行う。
【0021】305はメモリであり、主制御部304が
使用するプログラムを格納する為のROM、各種処理用
のバッファ領域として使用するRAM等から構成され
る。
【0022】306は通信i/f(インターフェース)
部であり、上述のデータ端末301に示すようなデータ
端末機器が装備する通信i/fである。(例えば、RS
232C、セントロニクス、LAN等の送信i/fや、
パーソナルコンピュータ、ワークステーションの内部バ
ス、例えば、ISAバス、PCMCIAi/f等が該当
する。)。
【0023】307は端末制御部であり、通信i/f3
06を介したデータ端末301と無線アダプタ302間
のデータ通信の際に必要となる各種の通信制御を司る。
【0024】308はフレーム処理、無線制御をおこな
うチャネルコーデックである。チャネルコーデックでフ
レームに組み立てられたデータが無線部を介して集中制
御局や対向端末に伝送されることになる。
【0025】309は誤り訂正処理部であり、無線通信
によりデータ中に発生するビット誤りを低減する為に用
いる。送信時には、通信データ中に誤り訂正符号を挿入
する。また受信時には、演算処理により誤り位置並びに
誤りパターンを算出し、受信データ中のビット誤りを訂
正する。
【0026】310はタイマーであり、無線アダプタ内
部の各ブロックが使用するタイミング信号を提供する。
【0027】311は、移動する周波数を格納するホッ
ピングパターン格納レジスタである。
【0028】312は、キャリア発信部で、キャリアを
発生させる。
【0029】313は、キャリア検出部で、キャリアが
出ているかどうかの検出を行う。
【0030】以上の様な構成において無線アダプタはデ
ータ端末からの通信データを通信インターフェース30
6を介して受信するとメモリ305に蓄積する。この通
信データを誤り訂正処理部309で誤り訂正符号化し、
チャネルコーデック308へ伝送する。
【0031】チャネルコーデック308では、誤り訂正
符号化されたデータと送信の意思表示を行うためにキャ
リア発信部312から発信したキャリアや通信を行うた
めに必要な種々の制御データと合わせて送信フレームに
組み立て、キャリア検出部313でキャリアセンスした
後に無線部303で無線信号にし、アンテナを介して送
信する。という送信処理を行う。
【0032】また、アンテナを介して受信した無線信号
は、チャネルコーデック308で制御データや通信デー
タに分解する。
【0033】分解された制御データは、誤り訂正処理部
309で誤り訂正された後に主制御部304で解析され
る。主制御部304は、この解析の結果に応じて、無線
アダプタの動作を制御すると共に、データ端末301に
送る通信データがあれば、誤り訂正処理部309で誤り
訂正した後に通信インターフェース部306を介してデ
ータ端末301に送信する。という受信処理を行う。
【0034】(無線フレーム)図4〜図11は本システ
ムにおいて使用する無線フレーム構成を示すものであ
る。以下、フレームの内部データの詳細の説明を行う。
【0035】図4に全体フレーム構成を示す。同図にお
いて、CNTはシステム制御チャネル、LCCHは論理
制御チャネル、音声チャネルは双方向それぞれ1チャネ
ルずつ2チャネルで1通信行う、データチャネルは、デ
ータ伝送用に使用し、ENDは次のフレームのための周
波数切り替え時間である。また、図4において、F1、
F3、F7とあるのは、このフレームを無線で伝送する
際に使用する周波数チャネルのことで、1フレーム毎に
周波数チャネルを変更することを示す。
【0036】図5にシステム制御チャネルCNTのフレ
ーム構成を示す。図5において、CSは12.8use
c分のキャリアセンス時間、PRはビット同期捕捉のた
めの56ビットのプリアンブル、SYNは1ダミービッ
ト+31ビットのフレーム同期信号、IDは63ビット
の呼び出し信号+1ダミービット、BFは8ビットの基
本フレーム番号情報(1〜20をサイクル)、NFは8
ビットのマルチフレーム番号情報(1〜16をサイク
ル)、WAはスリーブモードの端末のうち、起動させる
端末のシステムアドレスを記入するフィールド、Rev
は隣接セルとの区別のためのエリア番号、CRCはCS
〜Revの誤り検出のための誤り検出情報、GTはガー
ドタイムを表す。このチャネルはシステム全体の同期を
とるため、また制御を行うために集中制御局から発信さ
れる。
【0037】図6に論理制御チャネルLCCHのフレー
ム構成を示す。図6において、CS0,CS1,CS2
はキャリアセンス時間スロットで、使用目的に応じて優
先度を付けることが出来る。PRはビット同期捕捉のた
めの56ビットのプリアンブル、UWは24ビットのユ
ニークワード(バイト同期の捕捉用)、DAはシステム
アドレスを記入するフィールドで、自己のアドレスと同
一のものを受信する。DATAは論理制御データを収容
するデータ用スロット、CRCはBF〜LCCHのデー
タ部までのデータに対する誤り検査情報。CFは周波数
切り換え用のガードタイムを表す。論理制御チャネルは
フレーム同期信号チャネルと同じ周波数で伝送され、各
端末が呼設定などをするときに用いる。
【0038】図7にデータチャネルのフレーム構成を示
す。図7において、CFは周波数切り換え用のガードタ
イム、CS0,CS1,CS2はキャリアセンス時間ス
ロットで、使用目的に応じて優先度を付けることが出来
る。PRはビット同期捕捉のための56ビットのプリア
ンブル、UWは24ビットのユニークワード(バイト同
期の捕捉用)、DAはシステムアドレスを記入するフィ
ールドで、自己のアドレスと同一のものを受信する。呼
設定が終了し集中制御局よりホッピングパターンが割り
振られたら、このフレームの間だけ割り振られたホッピ
ングパターンに周波数を変えてデータを送信する。
【0039】図8にデータ用スロットDataのフレー
ム構成を示す。図8において、CMDはこのフレームが
データ伝送用のものであることを示すID、NUMはパ
ケットの番号、LNGは有効データ長、FLGは再送が
可能かどうかを示すフラグであり、Data1にデータ
を格納する。
【0040】図9に再送要求FLGのフレーム構成を示
す。図9において、CMD1はこのフレームが再送要求
であることを示すID、NUM1は再送要求をするデー
タのパケット番号である。
【0041】図10に音声チャネルのフレーム構成を示
す。図10において、CSは12.8usec分のキャ
リアセンス時間、PRはビット同期捕捉のための56ビ
ットのプリアンブル、UWは24ビットのユニークワー
ド(バイト同期の捕捉用)、T/Rは32kbpsのB
チャネル情報、データに対する誤り検査情報、GTはガ
ードタイムを表す。音声データの通信を行う場合、集中
制御局より別のホッピングパターンを受け取り、このフ
レームの間だけ割り振られたホッピングパターンに周波
数を変えて音声データを送信する。
【0042】図11にENDのフレーム構成を示す。C
Fは周波数切り換え用のガードタイムを表す。
【0043】(周波数ホッピングパターンについて)図
12に本システムで使用する周波数ホッピングの概念図
を示す。
【0044】本システムでは、26MHzの帯域を利用
した、1MHz幅の26の周波数チャネルを使用する。
妨害ノイズなどで使用できない周波数がある場合を考慮
し、26のチャネルの中から10の周波数チャネルを選
択し、選択した周波数チャネルを所定の順番で周波数ホ
ッピングを行う。
【0045】このシステムでは、1フレームが10ms
の長さを持ち、1フレーム毎に周波数チャネルをホッピ
ングしていく。そのため一つのホッピングパターンの1
周期の長さは100msである。
【0046】図12において、異なるホッピングパター
ンは異なる模様で示している。このように、同じ時間で
同じ周波数が使用されることがないようなパターンを、
各フレームで使用することにより、データ誤りなどが発
生することを防ぐことが可能となるものである。
【0047】また、複数の接続装置を収容する場合、接
続装置間での干渉を防止するために、それぞれの接続装
置で異なるホッピングパターンを使用することも本シス
テムの特徴となっている。この方法により、マルチセル
構成のシステムを実現することが可能となり、広いサー
ビスエリアを得ることができるものである。
【0048】(詳細動作説明)以上説明したように、本
システムにおいては集中制御局と無線専用電話機やデー
タ端末の間、端末相互間での通信のためにフレームを組
立て、また使用する周波数を一定時間ごとに切り替える
制御を行っている。
【0049】以下、本システムの具体的な動作をいくつ
かの場合に分けて説明を行う。
【0050】1.立ち上げ動作手順 本システムにおいては、音声またはデータチャネルを使
用する前に、フレーム内に時分割多重化されている論理
制御チャネル(LCCH)を用いて、使用するホッピン
グパターンを決定することが特徴となっている。
【0051】図13に無線通信端末の立ち上げシーケン
ス図を、図14に無線通信端末の初期化フローチャート
を示す。
【0052】このシステムでは、集中制御局より常にあ
るホッピングパターンで制御データCNT(1301)
が送信されている。
【0053】まず無線通信端末が電源が上がると(S1
401)、任意の周波数で待機し(S1402)、その
周波数でCNT(1301)を受信する。一つ目のCN
T(1301)を受信すると(S1403)CNTを解
析し、その中に入っている次のフレームの周波数情報を
取り込む(S1404)。そして、次のフレームの周波
数をホッピングパターン格納レジスタ(311)に格納
し(S1405)、以下周波数ホッピングを開始し、次
の周波数で受信待機する(S1406)。このようにし
て、移動するすべての周波数をホッピングパターン格納
レジスタ(311)に格納したら(S1407)、初期
化を終了し、通信を開始する(S1408)。このよう
にして、無線通信端末は、効率よくシステム制御用のホ
ッピングパターンを受け取り、格納することができる。
【0054】2.無線通信端末間の伝送時の処理 図15は、本実施の形態のデータの通信シーケンス図で
ある。また、図16は本実施の形態におけるデータ通信
における接続時の発信端末局の動作フローチャートであ
る。また、図17は本実施の形態における発信端末局の
データ送信時の動作フローチャートである。
【0055】また、図18は本実施の形態における無線
回線切断時の発信端末局の動作フローチャートである。
【0056】以下、図15〜図18を用いて発信端末局
の動作を説明する。
【0057】図16において、無線端末の発信端末局に
おいて送信操作が行われると(S1601)、集中制御
局101にホッピングパターン取得要求1501を送信
する(S1602)。集中制御局101からホッピング
パターン通知1502を受信することによりホッピング
パターンを取得する(S1603)。ホッピングパター
ンを取得すると、着信端末局にたいして、接続要求15
03を送信し、通信で使われるホッピングパターンを通
知する(S1604)。着信端末局より接続確認150
4を受信すると(S1605)、集中制御局101に接
続完了(1505)を送信し、呼接続を終了する(S1
606)。呼接続が終了するとデータ通信が行われる
が、本実施の形態では、発信端末局からデータを送信
し、緊急の場合のみ、着信端末局からデータを送信する
場合について説明する。
【0058】発信端末局は、通信が開始されるとまずキ
ャリアの検出を行うために、データフレーム上のCS0
のキャリアの検出をキャリア検出部313で行う(図1
7のS1701)。CS0にキャリアが検出されると、
次にCS1、CS2の両方のキャリアの検出をキャリア
検出部313で行う(S1702)。CS1、CS2の
いずれか一方か両方にキャリアが検出された場合には、
雑音が発生していると判断し、S1701に戻り、再度
CS0のキャリアを検出する。
【0059】この様に、CS0、CS1、CS2の2つ
以上のキャリアセンス時間スロットでキャリアが検出さ
れた場合には、雑音が発生していると判断し、雑音が無
くなるまでこの動作を繰り返す。
【0060】また、S1702でCS1、CS2の両方
でキャリアが検出されなければ、データフレームにデー
タがあるかを調べ(S1703)、データがあるならば
着信端末局からの緊急のデータ(再送要求など)と判断
し、データ1507の受信処理をする(S1704)。
データがなければ着信端末局の受信処理が遅れていると
判断し、データ送信を延期させる処理を行い、データの
送信を延期させる(1705)。
【0061】また、S1701においてCS0にキャリ
アが検出されなければ、発信端末局に送信データがある
かを調べ(S1706)、送信するデータがあれば、キ
ャリア発信部312でCS1にキャリアを発信(S17
07)した後にデータ1506を送信する(S170
8)。S1706で発信端末局に送信データがなかった
ら、CS2のキャリアの検出を行う(S1709)。C
S2にキャリアが検出されると、着信端末局からの通常
データ1507の受信(S1710)を行う。その後、
データ端末401から無線回線の切断要求があるかを調
べる(S1711)。
【0062】S1711で無線回線の切断要求がなけれ
ばS1701に戻り上記動作を繰り返す。S1711で
無線回線切断が要求されると無線回線切断のフェーズに
移行する。
【0063】発信端末局は、データ端末301より無線
回線切断要求が送られて来ると切断フェーズに移行し、
着信端末局に回線切断通知1508を送信する(図18
のS1801)。
【0064】着信端末局は回線切断通知1508を受信
すると回線切断確認信号1509を送信する。発信端末
は回線切断確認1509を受信する(S1802)と、
使用していたホッピングパターンを解放するためのホッ
ピングパターン解放信号1510を集中制御局に送信す
る(S1803)。そして、集中制御局から送られてく
るホッピングパターン確認信号1511を受信すると無
線回線の切断フェーズを終了する(S1805)。
【0065】次に図15と図19〜図21を用いて着信
端末局の動作を説明する。
【0066】図19において、着信端末局が待機状態の
ときに(S1901)、発信端末局からの接続要求15
03を受信する(S1902)とホッピングパターンを
通知されて通信に使用するホッピングパターンを取得す
る(S1903)。着信端末局はホッピングパターンを
取得すると接続確認1504を発信端末局へ送信し(S
1904)、データの受信を開始する(S1905)。
【0067】着信端末局はデータの受信を開始されると
受信処理が遅れていないかを調べる(図20のS200
1)。受信処理が遅れてしまい、データが受信できなく
なると発信端末局にデータの送信を止めてもらうため
に、キャリア発信部312でCS0にキャリアを発信す
る(S2002)。このとき着信端末局はデータチャネ
ルフレームには何もデータを入れずに送信する。S20
01で受信処理が遅れることなく受信を継続できる場合
には、緊急に送信するデータがあるかを調べる(S20
03)。緊急に送信するデータがあるときには、キャリ
ア発信部312でCS0にキャリアを発信する(S20
04)と共に、データチャネルフレームに緊急に送信す
るデータ1507を入れて発信端末局へ送信する(S2
005)。
【0068】また、S2003で緊急に送信するデータ
がなければ、発信端末局から送られてくるフレーム内の
CS1のキャリアの検出をキャリア検出部313で行う
(S2006)。CS1でキャリアが検出されると発信
端末局がデータを送信してきたと判断し、データの受信
を行う(S2007)。S2006でCS1にキャリア
が検出されなければ、着信端末局から発信端末局へ送信
するデータがあるかを調べる(S2008)。着信端末
局から送信するデータがある場合には、キャリア発信部
312でCS2にキャリアを発信する(S2009)と
共に、データチャネルフレームにデータを入れて送信す
る(S2010)。以上の動作を発信端末局より無線回
線の切断を要求される(S2011)まで繰り返す。
【0069】着信端末局は発信端末局からの回線切断通
知を受信する(図21のS2101)と回線切断確認を
発信端末局へ送信し(S2102)、無線回線を切断す
る(S2103)。
【0070】尚、図17、図20に示すようなキャリア
の発信や検出は、1フレーム毎に行う様にしても良い
し、予め設定されているフレームの送受信回数毎に行な
っても良い。
【0071】以上説明したように、データ送信の優先順
位の低い端末でも、緊急のデータは送信することがで
き、また受信処理が遅れている場合には、キャリアの発
信処理だけで送信側からのデータを止めることができ
る。さらに送信側端末もキャリアの検出だけで、受信側
端末の受信処理の遅れか、雑音が発生しているのかを判
断することができる。
【0072】また、第1の実施の形態では無線通信端末
間の通信について説明をしたが、集中制御局に有線で接
続されたデータ端末がある場合や、集中制御局に公衆回
線が接続されている場合には無線通信端末と集中制御局
とでデータの送受を行うことになるが、このときの集中
制御局と無線通信端末の通信動作も上述した第1の実施
の形態と同様である。
【0073】尚、第1の実施の形態では、データの送信
を中止することを通知するために、特定のタイムスロッ
トへキャリアを発信したが、データ送信の中止通知に限
らず、他の制御情報の通知を行うこともできる。即ち、
キャリア発信用のタイムスロットを複数設けることによ
り、キャリアの発信を行うことで、複数の制御情報を通
知することができる。このとき、無線通信端末はメモリ
内にタイムスロット毎に制御内容を対応させて記憶して
おく必要がある。
【0074】以上説明した様に、本実施の形態によれば
受信側の端末は上述した様な受信処理が遅れてしまいデ
ータの受信ができない場合に、送信側端末のデータ送信
を止めてもらうための制御データを作成し、誤り訂正符
号化し、送信要求のキャリアと共に送信するという複雑
な制御を行なわずとも、フレーム上の特定タイムスロッ
トにキャリアを発信するだけで送信側端末のデータ送信
を止めることができる。
【0075】また、送信側端末では、受信側端末から送
られてきた制御データを誤り訂正した後に解析するとい
う複雑な制御をせずとも、フレーム上の特定のタイムス
ロットのキャリアを検出するだけで受信側端末の受信処
理が遅れていると判断することができる。
【0076】更に、送信要求のためのキャリアか単なる
雑音なのかの判断は、1つのフレーム上の所定タイムス
ロットのキャリアを検出すれば良いので、上記判断を短
時間、かつ容易に行うことができる。
【0077】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態について説明を行う。
【0078】図22に第2の実施の形態の無線アダプタ
の構成を示す。
【0079】図22において、2201は無線アダプタ
であり、データ端末2211のデータを無線により通信
する。2202は端末通信部であり、データ端末221
1とデータのやり取りを行う。2203は主制御部であ
り、後述する主記憶部に格納された処理手順(プログラ
ム)に従って無線アダプタ全体の制御を行う。2204
は主記憶部であり、主制御部2203が実行するプログ
ラムや各種制御データ等を格納する。2205はキャリ
ア発信部であり、後述する無線通信部を用いたデータ通
信の意思表示や受信処理が遅れてしまいデータの受信が
行えないことを示すキャリアを区別して発信する。22
06はキャリアセンス部であり、他の端末より発信され
たデータやキャリアを検知し、受信したキャリアの間隔
を調べる。2207は無線通信部であり、データ及びキ
ャリアの送受信を制御する。2208はアンテナであ
り、データ及びキャリアの発信及び着信を行う。220
9は無線アダプタ2201の内部バスである。2210
はデータ端末2211と本無線アダプタとを接続するも
のであり、LAN、SCS1、RS232C、データ端
末の内部バスなどである。2211はデータ端末であ
り、データの作成、表示、印刷などを行う。
【0080】本実施の形態ではデータ端末2211に無
線アダプタ2201が接続された状態を無線通信装置と
し、2台の無線通信装置が通信を行う場合について説明
を行う。
【0081】図23に本実施の形態におけるキャリアの
発信状態を示す。
【0082】図23において、T2<T1<T0であり、
通常のデータを送信する際にはデータ送信の意思表示の
キャリアをT0の間隔で発信し、緊急に送信しなければ
ならないデータ(優先順位の高いデータ)があるとき
は、送信の意思表示のキャリアをT1の間隔で発信す
る。更に、無線通信装置がデータを受信している際に、
受信処理が遅れてしまい、データの受信が行えなくなっ
てしまった場合には、T2の間隔でキャリアを発信す
る。
【0083】本実施の形態では、送信側の無線通信装置
がT2の間隔でキャリアを受信すると、受信側の無線通
信装置の受信処理が遅れていると判断し、データの送信
を一時中止する様にする。
【0084】図24に本実施の形態における無線通信装
置の動作フローチャートを示す。
【0085】図24において、データ端末2211が送
信するデータがあると(S2401)、キャリア発信部
2205で発生したキャリアを無線通信部2207を介
して発信する(S2402)。キャリア発信後に、着信
側無線通信装置からデータを受信する状態にあることを
示す応答信号を受信すると(S2403)、データの送
信を開始する(S2404)。
【0086】発信側無線通信装置は、所定の量のデータ
を送信すると、キャリアセンス部2206でキャリアセ
ンスを行い、キャリアセンス部2206でキャリアを検
出すると(S2405)受信したキャリアの間隔を調べ
る(S2406)。受信したキャリアの間隔がT2であ
ると発信側無線通信装置は、着信側無線通信装置の受信
処理が遅れていると判断し(S2407)、データ送信
を一時中止する(S2408)。
【0087】その後、データ送信の開始信号を受信する
(S2409)と残りのデータを送信するためにデータ
の送信を再開する。
【0088】また、S2406で受信したキャリアの間
隔がT1の場合、着信側無線通信装置が緊急に送信した
いデータがあると判断し、着信側無線通信装置から送ら
れてくるデータを受信する(S2411)。
【0089】次に、受信しているデータの受信処理が遅
れてしまい(S2412)、データの受信が引き続き行
えなくなると、データの送信を一時中止してもらうため
にT 2の間隔でキャリアを発信する(S2413)。こ
のとき、通信相手装置はT2の間隔でキャリアを検出
し、データの送信を一時中止する。
【0090】その後、受信処理が正常に戻ったと判断す
ると(S2414)、データ送信を再開しても良いこと
を示す開始信号を発信(S2415)し、データの受信
を再開する。
【0091】また、S2412でデータの受信処理が遅
れていなければ受信が終了するまで受信処理を続ける
(S2416)。
【0092】また、データの送信を行っている際にキャ
リアが検出されず(S2405)、データの送信が終了
すると(S2410)動作を終了する。
【0093】また、S2401でデータ端末2211で
送信するデータがなく、キャリアセンス部2206でキ
ャリアを検出する(S2417)とこの無線通信装置は
着信側無線通信装置としてS2411へ進みデータの受
信を開始する。
【0094】以上説明した様に、データを送信する場合
のキャリア発信間隔とは別に、データ送信を中止しても
らうためのキャリア発信間隔を別に設定することにより
データ送信を中止してもらうための制御データを作成
し、キャリアと共に送信するという複雑な処理を行うこ
となく、所定の間隔でキャリアを発信するだけでデータ
の送信を中止することができる。
【0095】また、データを送信している無線通信装置
は所定の間隔のキャリアを検出するだけで、通信相手装
置の受信処理が遅れていると判断し、データの送信を中
止するので、通常行われている様な、受信したデータを
解析するという複雑な処理を行わなくて良い。
【0096】また、第2の実施の形態で使用するキャリ
アの発信間隔は、予め設定されていても、通信を行う前
手順で決定する様にしても良い。
【0097】尚、第1の実施の形態及び第2の実施の形
態ではデータの受信処理が遅れてしまった場合には、相
手装置にデータの送信を中止してもらっているが、デー
タ送信の伝送速度を遅くしてもらうこともできる。
【0098】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば複雑
な制御データによる通信を行うことなく無線通信に必要
不可欠なキャリア(搬送波)の送受信で制御情報を通知
することができる。
【0099】また、キャリアを受信した無線通信装置も
複雑な制御データの解析を行うことなく通信相手装置か
らの通知内容を判断することができる。
【0100】また、簡単な方法で雑音の有無を判別する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のシステム構成図。
【図2】第1の実施の形態の集中制御局の構成図。
【図3】第1の実施の形態の無線アダプタの構成図。
【図4】第1の実施の形態の通信フレームの構成図。
【図5】第1の実施の形態のシステム制御チャネルフレ
ームの構成図。
【図6】第1の実施の形態の回線制御チャネルフレーム
の構成図。
【図7】第1の実施の形態のデータチャネルフレームの
構成図。
【図8】第1の実施の形態のデータフレームの構成図。
【図9】第1の実施の形態の再送要求フレームの構成
図。
【図10】第1の実施の形態の音声チャネルフレームの
構成図。
【図11】第1の実施の形態のENDフレームの構成
図。
【図12】第1の実施の形態の周波数ホッピングのホッ
ピングパターンを示す図。
【図13】第1の実施の形態の無線通信端末立上げシー
ケンスを示す図。
【図14】第1の実施の形態の無線通信端末の初期化処
理を示すフローチャート。
【図15】第1の実施の形態のデータ端末間の通信シー
ケンスを示す図。
【図16】第1の実施の形態の発信端末局の呼接続を示
すフローチャート。
【図17】第1の実施の形態の発信端末局のデータ送信
フローチャート。
【図18】第1の実施の形態の発信端末局の通信切断時
のフローチャート。
【図19】第1の実施の形態の着信端末局の呼接続時の
フローチャート。
【図20】第1の実施の形態の着信端末局のデータ受信
時のフローチャート。
【図21】第1の実施の形態の着信端末局の通信切断時
のフローチャート。
【図22】第2の実施の形態の無線アダプタの構成図。
【図23】第2の実施の形態のキャリア(搬送波)の発
信例を示す図。
【図24】第2の実施の形態の無線通信端末の動作を示
すフローチャート。
【符号の説明】
101 集中制御局 102−A,B 無線移動電話機 103−A データ端末 103−B プリンタ 103−C 複写機 103−D 映像端末 103−E 無線固定電話機 103−F LANゲートウェイ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線により通信を行う無線通信装置にお
    いて、 搬送波を送信する搬送波送信手段と、 通信相手装置から送られてくるデータを受信する受信手
    段と、 前記受信手段により受信したデータの処理を行うデータ
    処理手段と、 前記データ処理手段の処理状態を判別する判別手段と、 前記判別手段の判別に応じて、前記搬送波送信手段を制
    御して、前記通信相手装置に通知する制御情報に対応し
    た搬送波を送信する制御手段を有することを特徴とする
    無線通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記判別手段が、前記データ処理手段の処理が遅れてい
    ると判別すると前記制御手段は前記通信相手装置に送信
    の中断を通知するように前記搬送波送信手段を制御する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記制御手段は、通信フレーム上の特定のタイムスロッ
    トに搬送波を送信する様に制御することを特徴とする無
    線通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記制御手段は、所定の間隔で搬送波を送信する様に制
    御することを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 無線により通信を行う無線通信装置にお
    いて、 搬送波を受信する搬送波受信手段と、 通信相手装置へデータの送信を行う送信手段と、 前記送信手段により送信を行っている際中に前記搬送波
    受信手段により受信した搬送波を検出し、検出内容に対
    応した制御情報を判別する判別手段と、 前記判別手段の判別に応じて、前記送信手段の制御を行
    う制御手段を有することを特徴とする無線通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記制御手段は、前記判別手段の判別に応じて前記送信
    手段によるデータの送信を中断することを特徴とする無
    線通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記判別手段は、通信フレーム上の特定タイムスロット
    に搬送波が検出されると前記通信相手装置の受信処理が
    遅れていると判別することを特徴とする無線通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、 前記判別手段は、特定の間隔の搬送波が検出されると前
    記通信相手装置の受信処理が遅れていると判別すること
    を特徴とする無線通信装置。
  9. 【請求項9】 搬送波検出用のタイムスロットを複数有
    する通信フレームを送受信することにより通信を行う無
    線通信装置において、 前記通信フレームを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した前記通信フレームの前記搬
    送波検出用のタイムスロットの搬送波を検出する検出手
    段と、 前記検出手段が少なくとも2つ以上の前記搬送波検出用
    のタイムスロットで搬送波を検出すると雑音が発生して
    いると判別する判別手段を有することを特徴とする無線
    通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記無線通信装置は前記判別手段が雑音が発生している
    と判別すると通信を行わないことを特徴とする無線通信
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、 前記無線通信装置は前記判別手段が通信の際中に雑音が
    発生していると判別すると通信を一時中止することを特
    徴とする無線通信装置。
  12. 【請求項12】 無線により通信を行う無線通信装置の
    制御方法において、 受信したデータの処理を行い、この処理状態を判別し、
    判別結果に応じて通信相手装置に通知する制御情報に対
    応した搬送波を送信するように制御することを特徴とす
    る制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記判別工程でデータの処理が遅れていると判別すると
    前記通信相手装置に送信の中断を通知するように搬送波
    の送信を制御することを特徴とする制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 前記制御工程は、通信フレーム上の特定タイムスロット
    に搬送波を送信することを特徴とする制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項12において、 前記制御工程は所定の間隔で搬送波を送信することを特
    徴とする制御方法。
  16. 【請求項16】 無線により通信を行う無線通信装置の
    制御方法において、 通信を行っている際中に受信した搬送波を検出すると、
    その検出内容に対応した制御情報を判別し、 判別結果に応じて所定の制御を行うことを特徴とする制
    御方法。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記制御工程はデータの送信を中断する様に制御するこ
    とを特徴とする制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項16において、 前記判別工程は前記検出工程で通信フレームの特定タイ
    ムスロットに搬送波を検出すると通信相手装置の受信処
    理が遅れていると判別することを特徴とする制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項16において、 前記判別工程は、前記検出工程で特定の間隔の搬送波を
    検出すると通信相手装置の受信処理が遅れていると判別
    することを特徴とする制御方法。
  20. 【請求項20】 搬送波検出用のタイムスロットを複数
    有する通信フレームを送受することにより通信を行う無
    線通信装置の制御方法において、 前記搬送波検出用のタイムスロットの搬送波の検出を行
    い、 少なくとも2つ以上の前記搬送波検出用のタイムスロッ
    トで搬送波を検出すると雑音が発生していると判別し、 前記判別に応じて所定の制御を行うことを特徴とする制
    御方法。
  21. 【請求項21】 請求項20において、 前記制御工程は、前記判別工程で雑音が発生していると
    判別すると通信を行わない様に制御することを特徴とす
    る制御方法。
  22. 【請求項22】 請求項20において、 前記制御工程は、通信の際中に前記判別工程で雑音が発
    生していると判別すると通信を一時中止することを特徴
    とする制御方法。
JP8009967A 1996-01-24 1996-01-24 無線通信装置及び無線通信装置の制御方法 Withdrawn JPH09200116A (ja)

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