JP3135485B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP3135485B2
JP3135485B2 JP07184226A JP18422695A JP3135485B2 JP 3135485 B2 JP3135485 B2 JP 3135485B2 JP 07184226 A JP07184226 A JP 07184226A JP 18422695 A JP18422695 A JP 18422695A JP 3135485 B2 JP3135485 B2 JP 3135485B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線を利用した通信
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル携帯電話やデジタルコー
ドレス電話などのデジタル無線伝送方式では、制御チャ
ネル用の周波数帯域と、通信チャネル用の周波数帯域を
分けて使用していた。そして、制御チャネルを使用する
際には、制御チャネルの周波数が使用されているかを調
べ、制御チャネル用の周波数が使用されていれば、その
周波数の制御チャネルは使用中と判断し、制御チャネル
用の周波数帯域内の別の周波数を調べて行き、使用され
ていない周波数の制御チャネルを探していた。
【0003】また、スペクトラム拡散方式の一方式であ
る周波数ホッピングを使用するシステムでは、制御チャ
ネル用の周波数帯域と通信チャネル用の周波数帯域を分
けないものもある。このようなシステムでは、無線端末
は、交換機が送信する制御情報を任意の周波数で待ち、
制御情報が受信されると、その制御情報を乗せてある制
御チャネルを使用するために、交換機に対してその制御
チャネルの使用要求を送信していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記デジタル携帯電話
やデジタルコードレス電話のデジタル無線伝送方式で
は、制御チャネルを使用する際には、制御チャネルの周
波数を1つずつ調べて行かなければならないため、制御
チャネルを獲得するまでに時間がかかってしまうという
問題があった。
【0005】また、上記周波数ホッピングを使用するシ
ステムでは、無線端末は、制御情報受信時には、その制
御チャネルが他の無線端末に使用されているがどうかの
判断をすることができず、交換機へ制御チャネルの使用
要求を送信し、交換機から返信される情報によってその
制御チャネルが使用できるかどうかの判断を行ってい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、少なくとも1つの無線通信端末の交換を
行う無線交換装置において、前記無線通信端末と無線通
信路を確立する確立手段と、制御チャネルの使用の有無
を示す空塞情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶された空塞情報を前記無線通信端末へ送信する送信
手段を有することを特徴とする無線交換装置を提供す
る。
【0007】また、無線通信装置において、制御チャネ
ルの使用の有無を示す空塞情報を受信する受信手段と、
前記空塞情報を解析する解析手段と、前記解析手段の解
析結果に応じて通信相手装置と無線通信路を確立する確
立手段を有することを特徴とする無線通信装置を提供す
る。
【0008】また、少なくとも1つの無線通信端末と、
前記無線通信端末の交換を行う無線交換装置から成る無
線交換システムにおいて、前記無線交換装置は、前記無
線通信端末と無線通信路を確立する第1の確立手段と、
制御チャネルの使用の有無を示す空塞情報を記憶する記
憶手段と、前記記憶手段へ記憶された空塞情報を前記無
線通信端末へ送信する送信手段を有し、前記無線通信端
末は、前記送信手段から送信された空塞情報を受信する
受信手段と、前記空塞情報を解析する解析手段と、前記
解析手段の解析結果に応じて、前記無線交換装置と無線
通信路を確立する第2の確立手段を有することを特徴と
する無線交換システムを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本実施の形態に於いては、周波数
ホッピング方式によるデジタル無線通信を交換システム
の内線の無線端末と接続装置間及び無線端末同士の伝送
に使用する場合について詳細説明を行う。
【0010】本実施の形態に於いては、日本におけるI
SMバンド(industrialscientifi
c medical band)を想定して、周波数ホ
ッピングは26波(チャネル)のうち20チャネル選択
してホッピングを行うものとし、接続装置、無線端末間
の制御チャネルは1フレーム(ホッピング周期、即ち、
1つの周波数に留まる間の信号列)内に1つ、通話チャ
ネルは1フレームに送受4通話スロット多重されている
ものとする。
【0011】また、1つの接続装置が制御チャネルを確
立することが可能な無線端末数は、ホッピングする各周
波数に対応した制御チャネルの数と等しく、最大20と
なる。この数は接続装置・無線端末間通話チャネルの通
話スロット多重数の4に左右されない。
【0012】即ち、20台の無線端末が1つの接続装置
と無線通信可能な圏内に存在し、かつ、当該接続装置に
ID登録するして制御チャネルを確立したならば、当該
接続装置の4チャネルの通話チャネルのうち空きがあれ
ば、20台のうちの任意の無線端末は、同時に最大4台
まで、当該接続装置の通話チャネルを使用して、公衆回
線と通信することができる。
【0013】また、本実施の形態に於いては、接続装置
・無線端末間通話チャネルの通話スロット多重数は4と
したが、時分割多重数は無線用のデバイスの処理速度や
制御部の処理能力等により異なり、4以外の他の数に成
り得ることは言うまでもなく、時分割多重数=1、即
ち、時分割多重しなくとも構わない。
【0014】(システム構成)本実施の形態で想定する
システムの構成図を図1に示す。
【0015】本システムは公衆回線102を収容し、交
換機能および無線接続機能を有する交換機101、交換
機101との間で制御データおよび音声データの通信を
行う複数の無線専用電話機103−A、103−B、交
換機との間での制御データの通信および端末間の直接の
データ通信を行うデータ端末装置104−A〜104−
Fから構成される。本実施例におけるデータ端末装置の
定義は、「任意の量のデータをバースト的に送信する機
能を有する端末(データ端末)と該データ端末と主装置
の間の無線通信を司る無線アダプタを合わせたもの」で
あり、データ端末としては、コンピュータ104−Aに
限らず、プリンタ104−B、複写機104−C、テレ
ビ会議端末104−D、ファクシミリ104−E、LA
Nブリッジ104−F、その他電子カメラ、ビデオカメ
ラ、スキャナなどデータ処理を行うさまざまな端末が該
当する。
【0016】これらの無線専用電話機やデータ端末は、
それぞれの端末間で自由に通信を行うことができると同
時に、公衆網にもアクセス可能である点が本システムの
大きな特徴である。以下、その詳細構成と動作を説明す
る。
【0017】(主装置の構成)まず、公衆回線を収容す
る主装置の構成について説明を行う。
【0018】図2は本実施の形態のシステム構成及び主
装置の構成を示した図面であり、1は複数の外線と複数
の端末を収容し、それらの間で呼の交換を行う、本交換
システムの主要部である主装置、2は無線端末(後述す
る無線専用電話機、無線アダプタを接続したデータ端
末)をシステムに収容可能とする為に、主装置の制御を
受けて無線により無線端末の制御を行い、無線伝送路の
確立を行う接続装置である。
【0019】3は上記接続装置2を介して主装置に収容
された外線と通話を行うと共に、相互に内線通話をを行
う為の無線専用電話機である。4はパソコン、プリンタ
等のデータ端末5やSLT(単独電話機)10、ファク
シミリ11、ISDN端末12に接続することにより無
線によるデータ伝送を可能とする無線アダプタである。
6は主装置1に収容する外線網の1つであるPSTN
(既存公衆網)、7はPSN6からの外線であるPST
N回線、8は主装置1に収容する外線網の1つであるI
SDN(デジタル通信網)、9はISDN8からの外線
であるISDN回線である。10は主装置1に収容する
端末の1つであるSLT(単独電話機)である。
【0020】以下、主装置1の内部構成について説明す
る。201は主装置1の中枢であり交換制御を含め主装
置1全体の制御を司るCPUである。202はCPU2
01の制御プログラムが格納されたROM、203はC
PU201の制御の為の各種データを記憶すると共に各
種演算用にワークエリアを提供するRAMである。20
4はCPU201の制御の下、呼の交換(時分割交換)
を司る通話路部、205はCPU201の制御の下、P
STN回線7を収容する為の着信検出、選択信号送信、
直流ループ閉結等PSTN回線制御を行うPSTN回線
i/fである。206はCPU201の制御の下、IS
DN回線9を収容する為のISDNのレイア1、レイア
2をサポートしISDN回線制御を行う回線i/fであ
る。207はCPU201の制御の下、SLT10を収
容可能とする為の給電、ループ検出、選択信号受信、呼
出信号受信、呼出信号送出等を行うSLTi/fであ
る。208は通電時はCPU201の制御の下、内線多
機能電話機として、停電時はSLTとして機能する、送
受信器、ダイヤルキー、通話回路、表示器等を有する電
話機部である。209はPB信号、発信音、着信音等各
種トーンを送出するトーン送出回路である。210はC
PU201の制御の下、接続装置2を収容する為に接続
装置2と通話信号、制御信号を送受する接続装置i/f
である。
【0021】(接続装置の構成)図3は接続装置2の構
成を示した図面であり、301は接続装置2の中枢であ
り通話チャネル制御、無線部制御を含め接続装置2全体
の制御を司るCPUである。302はCPU301の制
御プログラムが格納されたROM、303は本交換シス
テムの呼出し符号(システムID)を記憶するEEPR
OM、304はCPU301の制御の為の各種データを
記憶すると共に各種演算用にワークエリアを提供するR
AMである。305はCPU301の制御の下、主装置
1の接続装置i/f210と通話信号、制御信号を送受
する主装置i/fである。306はCPU301の制御
の下、主装置1からのPCM符号化された通話信号をA
PCM符号に変換し後述のチャネルコーデック307に
送信すると共に、チャネルコーデック307からのAD
PCM符号化された通信信号をPCM符号に変換して主
装置1に送信する為のPCM/ADPCM変換部であ
る。307はCPU301の制御の下、ADPCM符号
かされた通話信号及び制御信号に、スクランブル等の処
理を行うと共に所定のフレームに時分割多重化するチャ
ネルコーデックである。308はCPU301の制御の
下、チャネルコーデック307からのフレーム化された
デジタル信号を変調してアンテナから無線で送信すると
共に、アンタナより無線で受信した信号を復調してフレ
ーム化したデジタル信号に処理する、無線部である。
【0022】(無線専用電話機の構成)図4は無線専用
電話機3の構成を示した図面であり、401は無線専用
電話機3の中枢であり無線部制御、通話制御を含め無線
専用電話機3全体の制御を司るCPUである。402は
CPU401の制御プログラムが格納されたROM、4
03は本交換システムの呼出し符号(システムID)、
無線専用電話機3のサブIDを記憶するEEPROM、
404はCPU401の制御の為の各種データを記憶す
ると共に各種演算用にワークエリアを提供するRAMで
ある。405はCPU401の制御の下、後述する送受
話器410、マイク411、スピーカ412からの通話
信号の入出力を行う通話回路である。406はCPU4
01の制御の下、通話回路405からのアナログ音声信
号をADPCM符号に変換し後述のチャネルコーデック
407に送信すると共に、チャネルコーデック407か
らのDPCM符号化された通話信号をアナログ音声信号
に変換して通話回路405に送信する為のADPCMコ
ーデックである。407はCPU401の制御の下、A
DPCM符号化された通信信号及び制御信号スクランブ
ル等の処理を行うと共に所定のフレームに時分割多重化
するチャネルコーデックである。408はCPU401
の制御の下、チャネルコーデック407からのフレーム
化されたデジタル信号を変調してアンテナから無線で送
信すると共に、アンテナより無線で受信した信号を復調
してフレーム化したデジタル信号に処理する、無線部で
ある。410は通話する為に音声信号を入出力する送受
話器、411はは音声信号を集音入力するマイク、41
2は音声信号を拡声出力するスピーカである。413は
後述するキーマトリクスより入力したダイヤル番号や外
線の使用状況等を表示する表示部である。414はダイ
ヤル番号等を入力するダイヤルキーや、外線キー、保留
キー、スピーカキー等の機能キーからなるキーマトリク
スである。
【0023】(無線アダプタの構成)図5はシステムに
収容可能なデータ通信端末の構成と、データ端末に接続
される無線アダプタの内部ブロック構成を示す図であ
る。
【0024】同図において、501はデータ端末、50
2は無線アダプタ、503は無線部であり、データ端末
501は無線アダプタ502と通信ケーブルもしくは内
部パスを介して接続される、例えばパーソナルコンピュ
ータ、ワークステーション、プリンタ、ファクシミリ、
その他のデータ端末機器を指す。
【0025】504は主制御部であり、CPU及び、割
り込み制御、DMA(Directmemory ac
cess)制御等を行う周辺デバイス、システムクロッ
ク用の発振器などから構成され、無線アダプタ内の各ブ
ロックの制御を行う。
【0026】505はメモリであり、主制御部504が
使用するプログラムを格納する為のROM、各種処理用
のバッファ領域として使用するRAM等から構成され
る。
【0027】506は通信i/f部であり、上述のデー
タ端末501に示すようなデータ端末機器が標準装備す
る通信i/f、例えば、RS232C、セントロニク
ス、LAN等の通信i/fや、パーソナルコンピュー
タ、ワークステーションの内部バス、例えば、ISAバ
ス、PCMCIAi/f等が該当する。
【0028】507は端末制御部であり、通信i/f5
06を介したデータ端末501と無線アダプタ502間
のデータ通信の際に必要となる各種の通信制御を司る。
【0029】508はフレーム処理、無線制御を行うチ
ャネルコーデックであり、その内部構成は図8に示す。
チャネルコーデックでフレームに組み立てられたデータ
が無線部を介して交換機101や対向端末に伝送される
ことになる。
【0030】509は誤り訂正処理部であり、無線通信
によりデータ中に発生するビット誤りを低減する為に用
いる。送信時には、通信データ中に誤り訂正符号を挿入
する。また受信時には、演算処理により誤り位置並びに
誤りパターンを算出し、受信データ中のビット誤りを訂
正する。
【0031】510はタイマーであり、無線アダプタ内
部の各ブロックが使用するタイミング信号を提供する。
【0032】図6は公衆回線へのデータ伝送を行う場合
に必要となる、モデム内蔵タイプの無線アダプタの構成
を示すものである。同図において、511、512以外
は図6と全く同様であるので説明は省略する。511は
データを音声帯域信号に変調し、ADPCMコーデック
からの信号を復調するモデム、512はモデムで変調さ
れた信号を符号化するADPCMコーデックである。A
DPCM符号化されたデータをチャネルコーデック50
8によりフレームに組み立て、無線部503を介して主
装置に伝送されることになる。あるいは、無線部503
からの信号をチャネルコーデック508で分解し、AD
PCMコーデックへ送ることになる。
【0033】(無線部の構成)図7は本システムの主装
置1、無線専用電話機3、無線アダプタ4で共通に使用
する無線部の構成を示す図であり、601a,bは送信
用アンテナ、602はアンテナ601の切り換えスイッ
チ、603は不要な帯域の信号を除去するためのバンド
・パス・フィルター(以下BPF)、604は送受信の
切り換えスイッチ、605は受信系のアンプ、606は
送信系のアンプ(パワーコントロール付)、607は1
st.中間周波数(以下IF)用ダウンコンバータ、6
08はアップコンバータ、609は送受信の切り換えス
イッチ、610はダウンコンバータ607によりコンバ
ートされた信号から不要な帯域の信号を除去するための
BPF、611は2nd.IF用のダウンコンバータで
あり607、611によりダブルコンヴァージョン方式
の受信形態を構成する。
【0034】612は2nd.IF用のBPF、613
は90°移相器、614はクオドラチャ検波器で61
2、613により受信した信号の検波、復調が行われ
る。
【0035】615は波形整形用のコンパレータ、61
6は受信系の電圧制御型オシレータ(以下VCO)、6
17はロー・パス・フィルー(以下LPF)、618は
プログラマブルカウンタ、プリスケーラ、位相比較器等
から構成されるPLLで616、617、618により
受信系の周波数シンセサイザが構成される。
【0036】619はキャリア信号生成用のVCO、6
20はLPF、621はプログラマブルカウンタ、プリ
スケーラ、位相比較器等から構成されるPLL(pha
se−locked loop)で619、620、6
21によりホッピング用の周波数シンセサイザが構成さ
れる。
【0037】622は変調機能を有する送信系のVC
O、623はLPF、624はプログラマブルカウン
タ、プリスケーラ、位相比較器等から構成されるPLL
て622、623、624により周波数変調の機能を有
する送信系の周波数シンセサイザが構成される。
【0038】625は各種PLL618、621、62
4用の基準クロック、626は送信データ(ベースバン
ド信号)の帯域制限用フィルターである。
【0039】以下、本無線部の動作説明を行う。
【0040】1.送信時 プロセッサ等の外部回路から入力されたデータ(デジタ
ルデータ)はベースバンドフィルター626により帯域
制限を受けた後、送信系VCO622の変調端子に入力
される。
【0041】送信系VCO622は送信系PLL624
はLPF623の回路より出力される制御電圧により周
波数を決定し、直接変調により中間周波(IF)の変調
波を生成する。
【0042】622、623、624の周波数シンセサ
イザにより生成された中間周波(IF)の変調波はアッ
プコンバータ608に入力され、VCO619、LPF
620、ホッピング用PLLから構成される周波数シン
セサイザにより生成されたキャリア信号と加算された
後、送信系アンプ606に入力される。
【0043】送信系アンプ606により所定のレベルに
増幅された信号はBPF603により不要な帯域の信号
を除去された後アンテナ601から電波として空間に発
射される。
【0044】2.受信時 アンテナ601により受信された信号はBPF603に
より不要な帯域の信号を除去された後受信系のアンプ6
05により所定のレベルに増幅される。
【0045】所定のレベルに増幅された受信信号はダウ
ンコンバータ607によりキャリア信号を除去され1s
t.IFの周波数にコンバータされる。
【0046】1st.IFの受信信号はBPF610で
不要な帯域の信号を除去された後、2nd.IF用のダ
ウンコンバータ611に入力される。ダウンコンバータ
611はVCO616、LPF617、受信系PLL6
18から構成される周波数シンセサイザにより生成され
た信号と1st.IFからの入力信号により2nd.I
Fの周波数の信号を生成する。
【0047】2nd.IFの周波数にダウンコンバータ
された受信信号はBPF612により不要な帯域の信号
を除去された後、90°移相器613とクオドラチャ検
波器614に入力される。
【0048】クオドラチャ検波器614は90°移相器
613により位相をシフトされた信号と元の信号を使用
して検波、復調を行う。
【0049】クオドラチャ検波器614により復調され
たデータ(アナログデータ)はコンパレータ615によ
りデジタルデータとして波形整形され外部の回路に出力
される。
【0050】(無線フレーム)本実施の形態に於いて
は、下記に説明するように、接続装置及び無線端末のチ
ャネルコーデックによって、接続装置と無線端末と間の
時分割多重フレーム(PCF)と、無線端末同士の間の
時分割多重フレーム(PPF)とは異なるフレームとし
て構成している。具体的には、PCFとPPFとは、フ
レームを同期させてはいるが、フォーマットを異ならせ
ると共に、通話チャネルの部分に関し、同一時点におけ
る周波数を異ならせている。また、PPFの制御チャネ
ル部(CNT−T、CNT−R)とPCFの制御チャネ
ル部は共通(同一)である。そして、PCFの通話チャ
ネル部(T1、T2、…、R1、R2、…)は制御チャ
ネル部と同一の周波数であり、PPFの通話チャネル部
(T1、T2、…、R1、R2、…)は制御チャネルと
は異なる周波数を用いる。
【0051】そして、PPFの通話チャネル部により、
接続装置を介さずに、無線端末同士の通話チャネルを確
立する。また、各々の無線端末に於いて、通話チャネル
の各スロット(T1、T2、…、R1、R2、…)を選
択し、各々選択したスロットに通話用データを送出する
と共に、各々相手が通話用データを送出したスロットを
認識し、各々認識したスロットに送出される通話データ
を受信することにより、通信を行う。
【0052】また、収容接続装置が2以上の場合、接続
装置及び無線端末のチャネルコーデックによって、1つ
のPCFと、他のPCFとの、フレームを異ならせる。
具体的には、1つのPCFとの、同一時点における周波
数を異ならせる。
【0053】また、収容無線端末数が無線端末同士の時
分割多重フレームの多重数(本実施例に於いては3)を
越える場合、無線端末のチャネルコーデックによって、
1つのPPFと、他のPPFとの、フレームを異ならせ
る。具体的には、PPFの通話チャネル部の同一時点に
おける周波数を異ならせる。
【0054】また、本実施の形態に於いては、周波数ホ
ッピング方式を採用しており、PCFと、PPFとのフ
レームの周波数をそれぞれ所定の時間以内に切り換え
る、具体的には、フレーム周期毎に切換えるもととす
る。例えば、フレーム周期は5ms、ホッピングパター
ンは20周波数から構成され、5ms×20=100m
sのマルチフレーム構成とする。
【0055】図8〜図13は本システムにおいて使用す
る無線フレーム構成を示すものである。
【0056】本システムにおいては、「接続装置−無線
端末間通信フレーム」(以下、PCFと略)、「無線専
用電話機間通信フレーム」(以下、PPFと略)、「バ
ーストデータフレーム」(以下、BDFと略)の3つの
異なるフレームを用いる。以下、それぞれのフレームの
内部データの詳細の説明を行う。
【0057】図8にPCFを示す。同図に於いて、CN
T−Tはフレーム同期信号、論理制御チャネルを含む接
続装置から無線端末へ送信される制御チャネル、CNT
−Rは論理制御チャネルを含む無線端末から接続装置へ
送られ制御チャネル、T1とT2とT3とT4は4台の
異なる無線端末へ送る音声チャネル、R1とR2とR3
とR4は4台の異なる無線端末から送られてくる音声チ
ャネル、TRは送信/受信切り替え時間、CFは周波数
切り替え時間を表す。また、この図において、F1、F
3とあるのは、このフレームを無線で伝送する際に使用
する周波数チャネルのことで、1フレーム周期毎に周波
数を変更することを示す。
【0058】図9にPPFを示す。同図に於いて、CN
T−Tはフレーム同期信号、論理制御チャネルを含む接
続装置から無線端末へ送信される制御チャネル、CNT
−Rは論理制御チャネルを含む無線端末から接続装置へ
送られる制御チャネル、T1とT2とT3は3台の異な
る無線専用電話機へ送る音声チャネル、R1とR2とR
3は3台の異なる無線専用電話機から送られてくる音声
チャネル、CFは周波数切り替え時間を、RVはリザー
ブ(予備)を表す。また、この図において、F1、F
3、F5、F7とあるのは、このフレームを無線で伝送
する際に使用する周波数チャネルのことで、PCFと異
なり、F1で接続装置から無線端末への制御チャネルC
NT−Tを受け取ったあと、周波数チャネルを無線専用
電話機間通信に確保されたF5に切り替え、無線専用電
話機間通信を行う。その後周波数チャネルを再びF1に
切り替えて無線専用電話機から接続装置へ制御チャネル
を受け取る。そして、次に周波数チャネルをF3に切り
替えて接続装置から無線端末へ制御チャネルを受け取っ
た後、周波数チャネルを無線専用電話機間通信に確保さ
れたF7に切り替え、その後再び周波数をF3に切り替
えて無線専用電話機から接続装置への制御チャネルを受
け取るという手順を無線専用電話機間通信が終了するま
で繰り返す。
【0059】図10にBDFを示す。同図において、C
NT−Tはフレーム同期信号、論理制御チャネルを含む
接続装置から無線端末へ送信される制御チャネル、CN
T−T以降はデータ端末間制御/データチャネルであ
り、CFは周波数切り替え時間、CS1は発信側端末キ
ャリア送出時間、CS2は着信側端末キャリア送出時
間、Rは過渡応答用ランプ時間、PRはビット同期捕捉
の為のプリアンブル、UWはバイト同期捕捉の為のユニ
ークワード、RVはリザーブ(予備)、DATAはバー
ストデータを収容するデータ用スロットを表す。また、
この図においては、F1、F3、F5、F7とあるの
は、このフレームを無線で伝送する際に使用する周波数
チャネルのことで、PCFと異なり、F1で接続装置か
ら無線端末への制御チャネルを受け取った後、周波数チ
ャネルをバーストデータ通信を確保されたF5に切り替
え、無線端末間通信を行う。その後周波数チャネルをF
3に切り替えて接続装置から無線端末への制御チャネル
を受け取り、次に周波数チャネルをバーストデータ通信
に確保されたF7に切り替えるという手順をバーストデ
ータ通信が終了するまで繰り返す。
【0060】図11に接続装置から無線端末への制御チ
ャネルCNT−Tの構成を示す。同図に於いて、CSは
キャリアセンス時間、Rは過渡応答用のランプ時間、P
R0は周波数同期捕捉のための62ビットのプリアンブ
ル、SYNは32ビットのフレーム同期信号、IDは6
4ビットの呼び出し信号、UWはバイト同期捕捉の為の
ユニークワード、BFは基本(Basic)フレーム番
号、MFはマルチフレーム番号、LCCHTは接続装置
から無線端末へ送られる論理制御チャネル、CRTはU
WからLCCHTまでのCRC(cyclic red
undancycheck)情報を示す。また、図中の
数字は、本実施例におけるビット数を示す。本実施例に
於いては、LCCHTはホッピングする周波数毎に異な
る無線端末に論理制御チャネルとして割り当てるものと
する。LCCHT(論理制御情報)の内容として、LC
CHTの空塞情報を送信するものとする。
【0061】図12に通話チャネルの構成を示す。T1
とT2とT3とT4及びR1とR2とR3とR4の構成
は共通であるので、送信用通話チャネルを以下まとめて
Tnと表示し、受信用通話チャネルをまとめてRnと表
示する。同図のTnの構成図に於いて、RVはリザーブ
(予備)、PR1は各スロットのビット同期捕捉の為の
プリアンブル、UWはバイト同期捕捉の為のユニークワ
ード、Bは32kbpsのBチャネル情報、CRCはB
のCRC情報、GTはガートタイムを表す。Rnの構成
図に於いて、Tnの構成図と共通する部分はTnの構成
要因と同一である。それ以外に、CSはキャリアセンス
時間、Rは過渡応答用のランプ時間である。また、図中
の数字は、本実施例におけるビット数を示す。
【0062】図13に無線端末から接続装置への制御チ
ャネルCNT−Tの構成を示す。CSはキャリアセンス
時間、Rは過渡応答ランプ時間、PR1はビット同期捕
捉の為のプリアンブル、UWはバイト同期捕捉の為のユ
ニークワード、LCCHRは無線端末から接続装置へ送
られる論理制御チャネルであり、CRCはLCCHRの
CRC情報、GTはガードタイムを表す。また、図中の
数字は、本実施例におけるビット数を示す。本実施例に
於いては、LCCHRはホッピングする周波数毎に異な
る無線端末に制御チャネルとして割り当てるものとす
る。
【0063】(チャネルコーデック)上記のフレームは
チャネルコーデックによって処理される。図14にチャ
ネルコーデックの内部構成を示す。同図において、80
1はチャネルコーデック、802は無線部、803は無
線専用電話機などに内蔵されるADPCMコーデック、
804は無線専用電話機や無線アダプタのCPUであ
る。チャネルコーデック801の内部においては、80
5は無線制御部であり、無線部に対して送受信の切り替
えの制御と周波数ホッピングを制御する。さらに、デー
タ送信に先立ちキャリア検出を行う機能も有する。80
6はADPCMコーデックi/fであり、ADPCMコ
ーデック803との間で、音声信号をやり取りするため
のシリアルデータ、同期クロックのやり取りを行う。8
07は、CPU804との間で制御情報をやり取りする
ためのCPUi/fであり、チャネルコーデック内の各
部の状態や動作モードを記憶するレジスタを内蔵する。
CPU804からの制御信号やチャネルコーデック内の
各部の状態に応じてチャネルコーデック各部の制御を行
うものである。808は送信フレーム処理部であり、A
DPCMコーデックからの信号やCPU804から入力
された論理制御データを図7に示した送信フレームに組
み立てる。809は受信フレーム処理部であり、無線部
802に於いて受信した信号のフレームから制御情報や
音声データを取り出し、ADPCMコーデックi/f8
06やCPUi/f807に送信する。810はDPL
L(delay phase−locked loo
p)で構成される同期処理部であり、受信信号からのク
ロックを再生し、ビット同期の捕捉を行う。以下、この
チャネルコーデックの基本動作を説明する。
【0064】1)送信 送信データフレームに付与する制御情報をCPU804
からCPUi/f807で受け取る。チャネルコーデッ
クが無線専用電話機および種装置内の接続装置で使用さ
れる場合には、ADPCMコーデック806からのデー
タと合わせて送信フレーム処理部808で送信フレーム
を組み立てる。チャネルコーデックがデータ端末で使用
される場合には、誤り訂正符号化されたバーストデータ
と合わせて送信フレーム処理部808で送信フレームを
組み立てる。フレーム組立に際しては、データにスクラ
ンブルをかける。これは、無線伝送時の直流平衡を保つ
ために必要となるものである。無線制御部805は受信
信号が終了するタイミングを取りキャリアセンス後、無
線部802を送信に切替え、送信フレームを無線部80
2に渡す。
【0065】2)受信 無線制御部805は、送信すべきデータが終了した時点
で無線部802を受信に切り替え、受信フレームを持
つ。受信フレームを受け取ると、データにデスクランブ
ルをかけた後で、受信フレームから制御情報とデータを
取り出す。制御情報はCPUi/f807を通じてCP
U804に渡す。
【0066】受信したフレームがPCFあるいはPPF
の場合には、受信したデータはADPCMコーデックi
/f806に送信し、無線専用電話機であればADPC
Mコーデック803を通して音声として出力し、接続装
置であればPCM符号に変換して主装置へ送信する。
【0067】受信したフレームがBDFである場合に
は、受信したデータはデータ端末内のメモリに転送され
る。
【0068】3)論理制御データの扱い (3−1)待機時 後述する無線端末電源ON時のシーケンスに従い主装置
により割り当てられた周波数で待機し、定期的に送られ
てくる接続装置からのLCCHTを間欠受信する。この
時、接続装置から送られるLCCHTには、外線着信の
有無、無線端末側への発呼要求の確認といった情報が含
まれている。無線端末は受信フレーム処理部で取り出し
た制御データをCPU804に送る。その後、CPU8
04から指示された接続装置へ送る制御データをLCC
HRで接続装置に送る。このように無線端末は、発呼か
着呼が生じるまでこの手順を繰り返す。
【0069】(3−2)通信時 無線端末Aが外線発信する場合を例として説明する。無
線端末Aは無通信時周波数チャネルF1で接続装置との
間でLCCHをやり取りしているものとする。無線端末
Aは外線発信要求が生じるまで(3−1)で述べた手順
で、周波数チャネルF1で接続装置からのLCCHTを
モニターしている。無線端末Aで外線発信要求が生じる
と、(3−1)の手順で接続装置に送るLCCHRに外
線発信要求を入れて接続装置に送る。これに対して周波
数チャネルF1で送られてくるLCCHTにより、接続
装置側から通信可能かどうかを知らせる。
【0070】外線発信要求後の接続装置からのLCCH
Tの内容が回線がいっぱいで接続できないことを示して
いたら、無線端末Aは話中として使用者に知らせる。
【0071】外線発信要求後の接続装置からのLCCH
Tの内容が接続可能であることを示していたら、同じL
CCHT内で通話で使用する通話チャネルの通話スロッ
ト番号を指定される。例えば「1」を指示されたとする
と、T1とR1を使用して通信することを表す。LCC
H割り当ての際指定された周波数ホッピングパターンで
周波数チャネルを切り替えながら、通信を行う。通話チ
ャネル確立後の接続装置との制御情報のやり取りも、L
CCH−T及びLCCH−Rによって行う。
【0072】無線端末間通信の場合、無線端末間の制御
情報をDATA(バーストデータチャネル)内で行い、
通信終了後に各無線端末が指定されている周波数チャネ
ルのLCCHRで、即ち前例の場合なら無線端末Aは周
波数チャネルF1で無線端末間通信が終了したことを接
続装置へ通信する。
【0073】(周波数ホッピングパターンについて)図
15に本システムで使用する周波数ホッピングの概念図
を示す。
【0074】本実施の形態のシステムでは、26MHz
の帯域を利用した、1MHz幅の26の周波数チャネル
を使用する。妨害ノイズなどで使用できない周波数があ
る場合を考慮し、26のチャネルの中から20の周波数
チャネルを選択し、選択した周波数チャネルを所定の順
番で周波数ホッピングを行う。
【0075】このシステムでは、1フレームが5msの
長さを持ち、1フレーム毎に周波数チャネルをホッピン
グしていく。そのため一つホッピングパターン(即ち、
マルチフレーム)の1周期の長さは100msである。
【0076】同図において、異なるホッピングパターン
は異なる模様で示している。このように、同じ時間で同
じ周波数が使用されることがないようなパターンを、各
フレームで使用することにより、データ誤りなどが発生
することを防ぐことが可能となるものである。
【0077】また、複数の接続装置を収容する場合、接
続装置間での干渉を防止するために、それぞれの接続装
置で異なるホッピングパターンを使用することも本シス
テムの特徴となっている。この方法により、マルチセル
構成のシステムを実現することが可能となり、広いサー
ビスエリアを得ることができるものである。
【0078】(詳細動作説明)以上説明したように、本
システムにおいては接続装置と無線専用電話機やデータ
端末の間、端末相互間での通信のためにフレームを組立
て、また使用する周波数を一定時間毎(具体的には、フ
レーム周期毎)に切り替える制御を行っている。
【0079】以下、本実施の形態のシステムの具体的な
動作の説明を行う。
【0080】1.基本動作手順 本システムにおいては、通話チャネルを使用する前に、
フレーム内に時分割多重化されている論理制御チャネル
(LCCHTおよびLCCHR)を用いて、使用する通
話スロットとホッピングパターンを決定することが特徴
となっている。さらに、各無線端末が間欠受信を行いバ
ッテリーセービングを可能とするために、各無線端末は
後述する無線端末電源ONシーケンスに於いて割り当て
られた周波数で伝送する論理制御チャネルのみにおい
て、送受信するように設計されている。
【0081】複数の接続装置が使用される場合は、一回
目に制御チャネル空塞情報を含んだフレームを受信し、
ID登録をすることのできた接続装置の管理化に置かれ
ることになる。
【0082】また、主装置電源立ち上げ(システム立ち
上げ)直後は、無線端末の無線端末IDも割り当てる制
御チャネル周波数も定まっていない。そこで、システム
立ち上げ時には、各無線端末の電源を設定モードでON
することにより、後述する無線端末電源ONシーケンス
(設定モード)に従って、無線端末IDの登録、論理制
御チャネル周波数の割り当てを行うものとする。システ
ム立ち上げ後に、既に1度システムに無線端末IDの登
録を行った無線端末が、バッテリー切れの後に電源を再
投入した場合等は、無線端末の電源を通常モードでON
することにより、後述する無線端末電源ONシーケンス
(通常モード)に従って、無線端末IDの登録、論理制
御チャネル周波数の割り当てを行うものとする。
【0083】論理制御チャネルの割り当てがされると、
各端末は間欠受信状態となり、自端末宛の論理制御チャ
ネルのみの受信を行う。そして、主装置に送信するデー
タが発生した場合のみ、割り当てられた制御チャネルの
LCCHRを使って、データを主装置に送信する。
【0084】通話チャネルの通話スロットを用いた通信
を開始したい場合には、論理制御チャネルを用いて主装
置にその旨を通知し、スロットとホッピングパターンの
割り当てを受けなければならない。それらの割り当てが
なされた後は、通話やデータ伝送を行うことが可能とな
るのである。
【0085】では、以下、主装置(接続装置)電源ON
および無線端末電源ON時の制御チャネル空塞通知の詳
細動作について説明を行う。無線端末としては無線専用
電話機3を想定して説明するものとする。
【0086】2.主装置(接続装置)電源ONおよび無
線端末電源ON時の制御チャネル空塞通知動作 2.1.空き制御チャネル通知方法 後述する2.2.主装置(接続装置)電源ONおよび無
線端末電源ON(設定モード)時の動作、2.3.無線
端末電源ON(通常モード)時の動作に於いては、無線
端末はまず空き制御チャネル獲得動作をするものとし、
主装置(接続装置)は各制御チャネル周波数のLCCH
Tに於いて、定期的に、当該制御チャネル(LCCH)
の空塞情報を示す制御チャネル空塞情報を送信するもの
とする。
【0087】図16に本実施の形態の制御チャネル空塞
情報のフォーマットを示す。
【0088】同図において、レイヤ2のIDは、接続装
置のIDと無線端末のIDである。LNGは伝送データ
長であり、CNTからIの最後までの長さである。CN
Tは、フレームの種類、送信順序番号、受信順序番号を
示す制御情報である。Iは、情報フレームであり、後述
する各種情報が格納される。
【0089】レイヤ3のCMD/EVTは、コマンドや
イベントのコードである。PARはCMD/EVTに付
随するパラメータである。CMSはCMD/EVTから
PARの最後までを加算したチェックサムである。
【0090】制御チャネル空塞情報は、論理制御チャネ
ルLCCHTのI(情報フレーム)部に乗せられ、同図
に示す様に制御チャネル空塞情報はCMD/EVT部と
して制御チャネル空塞情報コマンド、PAR(パラメー
タ)部として、システムID、接続装置ID、無線端末
識別番号、ホッピングパターンから、無線端末IDは
“00000000”、“11111111”を除き、
“00000001”から必要数使用するものとし、図
16の制御チャネル空塞情報の無線端末識別番号エリア
は8ビットからなり、本エリアには、当該制御チャネル
が塞がっている場合は当該制御チャネルを割り当てた無
線端末の無線端末IDが、当該制御チャネルが空いてい
る場合は空きを示す特別な無線端末識別番号である“0
0000000”が、当該制御チャネルが予約されてい
る場合は予約済を示す特別な無線端末識別番号である
“11111111”が、データとして接続装置から送
信されるものとする。
【0091】2.2.主装置(接続装置)電源ONおよ
び無線端末電源ON(設定モード)時の制御チャネル空
塞情報通知動作 図17は本説明に関わる主装置(接続装置)電源ONお
よび無線端末電源ON(設定モード)時の動作シーケン
ス図である。
【0092】図18は本説明に関わる主装置(接続装
置)電源ON時の動作フローチャートである。
【0093】図19は本説明に関わる無線端末電源ON
(設定モード)時の動作フローチャートである。
【0094】主装置(接続装置)電源ON時の制御チャ
ネル空塞情報装置動作の説明 以下、図17の動作シーケンス及び図18のフローチャ
ートに従って、主装置1(接続装置2)電源ON時の制
御チャネル空塞情報通知動作を説明する。本実施例に於
いては、主装置は制御チャネルの空塞に拘らず、ホッピ
ングする各PCFフレームのLCCHTに於いて、当該
制御チャネルの空塞状態を示す、制御チャネル空塞情報
を定期的に送信する。
【0095】まず、主装置1(接続装置2)本体の電源
スイッチを投入すると、主装置1(接続装置2)はS1
801で本体の初期化処理を行った後、S1802で無
線通信に於いて使用する周波数ホッピングのホッピング
パターン(マルチフレームの中でフレーム毎にホッピン
グする周波数パターン)を決定し、続いてS1803で
無線端末3宛に各PCFフレームのLCCHT上にシス
テムID、接続装置ID、空塞情報、前記ホッピングパ
ターンを含む制御チャネル空塞情報を継続的に送信す
る。
【0096】次に、S1804で、主装置1(接続装置
2)は無線端末3から制御チャネル空塞情報を送信した
LCCHTに対応するLCCHRにより本接続装置2の
管理下への加入を要求する旨の無線端末ID通知を受信
したならば、S1805で、主装置1(接続装置2)は
当該受信した無線端末IDが他の制御チャネルに割り当
てられていないことをチェックすると共に、当該ID通
知が当該制御チャネル周波数に於いて最初に受信したI
D通知であることを確認した後、S1806で無線端末
3に対して、当該制御チャネル周波数のLCCHTによ
り、システムID、接続装置ID、無線端末ID、制御
チャネル周波数を含むID登録指示を送信する。これに
対して、S1807で、前記無線端末3から当該LCC
HRによりID登録確認を受信したならば、S1808
で前記無線端末3の無線端末IDが既に登録されている
かRAM203(或はRAM304)に読み出してチェ
ックし、S1808で未登録の場合、S1809で前記
無線端末3の無線端末IDをRAM203(或はRAM
304)に記憶し、本接続装置2へのID登録を行う。
S1808で登録済の場合、S1810に進む。S18
10で、前記無線端末3の制御チャネル周波数として当
該制御チャネル周波数をRAM203(或はRAM30
4)に記憶し、前記無線端末3に対する制御チャネル周
波数として登録する。
【0097】S1811で主装置は、一旦、無線端末に
制御チャネル周波数の割り当てを行い、当該無線端末の
制御周波数として登録した制御チャネル周波数のLCC
HTに於いては、以降、制御チャネル空塞情報の無線端
末識別番号エリアにその制御チャネルを使用している無
線端末の無線端末IDを入れて、無線端末へ間欠送信を
開始する。
【0098】無線端末電源ON(設定モード)時の制御
チャネル空塞情報通知動作 以下、図17の動作シーケンス及び図19のフローチャ
ートに従って、無線端末3の電源ON(設定モード)時
の動作を説明する。本実施の形態に於いては、無線端末
側は、まず、或周波数で、PCFフレームの制御チャネ
ル空塞情報の受信を試行し、受信できた場合、その内容
(空塞情報)により、空塞を判断するというシーケンス
となる。
【0099】まず、無線端末3本体の電源スイッチを所
定の特殊操作(例えば、複数キーを押下しながら)と共
にONすると、無線端末3は設定モードとなり、S19
01で本体の初期化処理(EEPROM消去法等)を行
う。続いてS1902で操作者がキーマトリクスより無
線端末3の無線端末IDを入力操作を行うことにより、
無線端末3はこの無線端末IDをRAM404に記憶す
る。
【0100】次に、S1903で主装置1(接続装置
2)からのPCFフレームの制御チャネル空塞情報を受
信する為、無線端末3のCPU401はPCFフレーム
を受信する周波数を指定する。S1904でPCFフレ
ームの制御チャネル空塞情報の受信を試行する。S19
04でPCFフレームを受信できない、或は、PCFフ
レームを受信できても所定時間以内にLCCHTの制御
チャネル空塞情報を受信できなかった場合、S1903
に戻り、CPUから指定される次の周波数で受信を試行
する。S1904で主装置1(接続装置2)からPCF
フレームを受信でき、かつ、制御チャネル空塞情報コマ
ンド受信に基づく判断により、LCCHTの制御チャネ
ル空塞情報を受信できたならば、S1905で、制御チ
ャネル空塞情報内のシステムIDをEEPROM403
に、接続装置ID及びホッピングパターンをRAM40
4に記憶する。続いて、S1906で、制御チャネル空
塞情報のパラメータ(無線端末識別番号)を解析して、
当該制御チャネルが塞がっていた場合は、S1907に
進み、無線端末3は当該空き制御チャネルを獲得する為
に、主装置へ当該空き制御チャネル周波数のLCCHR
により、システムID、接続装置ID、無線端末IDを
含む無線端末ID通知を送信する。これに対して、S1
90で主装置から当該制御チャネル周波数のLCCHT
により、システムID、接続装置ID、無線端末ID、
制御チャネル周波数を含むID登録指示を受信し、S1
908で受信したID登録指示内の無線端末IDが前記
RAM404に記憶した無線端末IDと一致したならば
当該制御チャネル周波数の割り当てが認められたと判断
し、当該無線端末IDをEEPROM403に記憶する
と共に当該制御チャネル周波数をRAM404に記憶す
る。次に、S190で、ID登録指示に対する確認通知
の為、主装置へ当該制御チャネル周波数のLCCHRに
より、ID登録確認を送信する。S1908でID登録
指示を受信できなかった、或は、受信してもID登録指
示内の無線端末IDがRAM404に記憶した無線端末
IDと一致しなかった場合、当該制御チャネル周波数の
割り当ては認められなかったと判断し、S1903に戻
って、CPU401は次の周波数を指定する。
【0101】ID登録確認送信後、設定モードから通常
モードへ移行し、S1910で主装置1(接続装置2)
から指定された制御チャネルにて間欠受信を開始する。
その後、S1912で発信操作等がなされると、間欠受
信を中止し、制御チャネル(LCCHR)により、外線
発信要求を通知する。
【0102】2.3.無線端末電源ON(通常モード)
時の制御チャネル空塞情報通知動作 図20は本説明に関わる無線端末電源ON(通常モー
ド)時の動作シーケンス図である。
【0103】図21は本説明に関わる無線端末電源ON
(通常モード)時の動作フローチャートである。
【0104】無線端末電源ON(通常モード)時の制御
チャネル空塞情報通知動作 以下、図20の動作シーケンス及び図21のフローチャ
ートに従って、無線端末3の電源ON(通常モード)時
の動作を説明する。本実施の形態に於いては、無線端末
側は、まず、或周波数で、PCFフレームの制御チャネ
ル空塞情報の受信を試行し、受信できた場合、その内容
(空塞情報)により、空塞を判断するというシーケンス
となる。
【0105】まず、無線端末3本体の電源スイッチを通
常にONすると、無線端末3は通常モードとなり、S2
101で本体の初期化処理(EEPROMに記憶されて
いるシステムID、無線端末IDのチェック等)を行
う。S2101の初期化処理がNGの場合(システムI
D、無線端末IDが無い、或は不適切の場合等)、処理
を中止する(ユーザに対しては「システムIDがありま
せん」「設定モードで電源をONして下さい」等のメッ
セージを表示する)。S2101で初期化処理がOKの
場合、S2102に進み、主装置1(接続装置2)から
のPCFフレームの制御チャネル空塞情報を受信するた
め、無線端末3のCPU401はPCFフレームを受信
する周波数を指定する。S2103でPCFフレームの
制御チャネル空塞情報の受信を試行する。S2103で
PCFフレームを受信できない、或は、PCFフレーム
を受信できてもLCCHTの制御チャネル空塞情報を受
信できなかった場合、S2102に戻り、CPUから指
定される次の周波数で受信を試行する。S2103で主
装置1(接続装置2)からPCFフレームを受信でき、
かつ、制御チャネル空塞情報コマンド受信に基づく判断
により、LCCHTの制御チャネル空塞情報を受信でき
たならば、S2104で制御チャネル空塞情報内のシス
テムIDとEEPROM403内に記憶されたシステム
IDと一致するかチェックすると共に、接続装置ID及
びホッピングパターンをRAM404に記憶する。続い
て、S2105で、制御チャネル空塞情報のパラメータ
(無線端末識別番号、或は空塞状態識別番号)を解析し
て、当該制御チャネルが空いていた場合は、S2106
に進み、無線端末3は当該受信した空き制御チャネルを
獲得する為に、主装置へ当該空き制御チャネル周波数の
LCCHRにより、システムID、接続装置ID、無線
端末IDを含む無線端末ID通知を送信する。これに対
して、S2107で主装置から当該制御チャネル周波数
のLCCHTにより、システムID、接続装置ID、無
線端末ID、制御チャネル周波数を含むID登録指示を
受信し、S2107で受信したID登録指示内の無線端
末IDがEEPROM403に記憶した無線端末IDと
一致したならば当該制御チャネル周波数の割り当てが認
められたことになり、S2108で当該制御チャネル周
波数をRAM404に記憶する。次に、S2109で、
ID登録指示に対する確認通知の為、主装置へ当該制御
チャネル周波数のLCCHRにより、ID登録確認を送
信する。S2107でID登録指示を受信できなかっ
た、或は、受信してもID登録指示内の無線端末IDが
RAM404に記憶した無線端末IDと一致しなかった
場合、当該制御チャネル周波数の割り当ては認められな
かったことになり、S2102に戻って、CPU401
は次の周波数を指定する。
【0106】ID登録確認送信後、S2110で主装置
1(接続装置2)から指定された制御チャネルにて間欠
受信を開始する。その後、S2111で発信操作等がな
されると、間欠受信を中止し、制御チャネル(LCCH
R)により、外線発信要求を通知する。
【0107】上記説明に於いては、制御チャネルは空い
ているか、塞がっているかの何れかとしたが、無線端末
からのID通知を受信した後、ID登録指示を送信し
て、ID登録確認を受信する間、或は、特定の用途で、
制御チャネルを確保或はその獲得を制限する必要がある
場合、制御チャネル空塞情報の内容として、予約済を示
す識別番号を送信してもよい。
【0108】以上説明した通り、制御チャネルの空塞状
態を無線端末に通知する手段を設けることにより、無線
端末の間に於いては、制御チャネル1つづつ分かち合っ
て使用することが可能となり制御チャネルの競合を防止
することができ、また、無線リンク確立を要求する無線
端末はどの制御チャネルが空いているかを把握すること
ができ、既に塞がっている制御チャネルの獲得を試みる
といった無駄な動作を行うことを防ぎ、制御チャネル獲
得制御を効率化し、無線リンクを接続するまでの時間を
短縮することができるという大きな効果がある。
【0109】(第2の実施の形態)以下、第2の実施の
形態について説明を行う。
【0110】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
各部の装置の構成は全て同じなので、説明は省略する。
【0111】本実施の形態では、主装置(接続装置)
は、各制御チャネル周波数のLCCHTに於いて、定期
的に制御チャネル(LCCH)の空塞情報を示す制御チ
ャネル空塞情報を図22に示すようなフォーマットで送
信する。
【0112】図22において、レイヤ2のIDは接続装
置のIDと無線端末のIDである。LNGは、伝送デー
タ長であり、CNTからIの最後までの長さである。C
NTは、フレームの種類、送信順序番号、受信順序番号
を示す制御情報である。Iは、情報フレームであり、後
述する各種情報が格納される。
【0113】レイヤ3のCMD/EVTは、コマンドや
イベントのコードである。
【0114】PARは、CMD/EVTに付随するパラ
メータである。CSMは、CMD/EVTからPARの
最後までを加算したチェックサムである。
【0115】制御チャネル空塞情報は、論理制御チャネ
ルLCCHTのI(情報フレーム)部に乗せられ、同図
に示す様に制御チャネル空塞情報は、CMD/EVT部
として制御チャネル空塞情報コマンド、PAR(パラメ
ータ)部として、システムID、接続装置ID、空塞情
報識別番号、ホッピングパターンから構成される。
【0116】無線端末IDは、“00000000”、
“11111111”を除き、“00000001”か
ら必要数使用するものとし、図22の制御チャネル空塞
情報の空塞状態識別番号エリアは2ビットからなり、本
エリアには、当該制御チャネルが塞がっている場合は、
制御チャネルが塞がっていることを示す状態識別番号で
ある“01”が、当該制御チャネルが空いている場合は
空きを示す状態識別番号である“00”が、当該制御チ
ャネルが予約されている場合は、予約済を示す状態識別
番号である“11”が、データとして接続装置として送
信される。
【0117】他の主装置(接続装置)と無線端末の動作
は、第1の実施の形態と同様なので説明は省略する。
【0118】以上の様に、各制御チャネル上に送出する
制御チャネルの空塞情報は、当該制御チャネルに割り当
てられた無線端末の有無を示す状態識別番号から構成す
ることで、第1の実施の形態より少ない情報量で空塞情
報を通知することができる。
【0119】(第3の実施の形態)第1の実施の形態と
第2の実施の形態に於いは、制御チャネル空塞情報通知
として、主装置(接続装置)は各ホッピング周波数の制
御チャネル(LCCH)が無線端末に制御チャネルとし
て割り当てられているか否かの空塞情報を、当該周波数
のLCCHTに於いて送信するものとしたが、本実施の
形態に於いては、主装置は、各制御チャネル周波数のL
CCHTに於いて、定期的に、全制御チャネル(LCC
H)の空塞情報を示す制御チャネル空塞情報を送信する
ものとする。
【0120】本実施の形態の各部のハード構成、基本動
作手順は第1の実施の形態と同様であるので説明は省略
する。無線フレームは図8〜図13のフレーム構成と基
本的には同様であるが、LCCHのビット数を増やす必
要がある。
【0121】図23に本実施の形態の制御チャネル空塞
情報のフォーマットを示す。制御チャネル空塞情報は論
理制御チャネルLCCHTのI(情報フレーム)部に乗
せられ、同図に示す様に、制御チャネル空塞情報はCM
D/EVT部として制御チャネル空塞情報コマンド、P
AR(パラメータ)部として、システムID、接続装置
ID、全制御チャネルの無線端末識別番号、ホッピング
パターンから構成される。
【0122】無線端末IDは“00000000”、
“11111111”を除き、“00000001”か
ら必要数使用するものとし、図23の制御チャネル空塞
情報には制御チャネル1から制御チャネル20までの全
制御チャネルの無線端末識別番号エリアが含まれてお
り、8ビットからなる各制御チャネルの無線端末識別番
号エリアには、当該制御チャネルが塞がっている場合は
当該制御チャネルを割り当てた無線端末IDが、当該制
御チャネルが空いている場合は空きを示す特別な無線端
末識別番号である“00000000”が、当該制御チ
ャネルが予約されている場合は予約済を示す特別な無線
端末識別番号である“11111111”が、データと
して接続装置から送信されるものとする。
【0123】即ち、各無線端末は、システムで使用され
る全制御チャネルの空塞情報を知ることができ、制御チ
ャネルを使用している無線端末の無線端末IDも知るこ
とができる。
【0124】本実施の形態では、主装置の電源ON時の
動作は、無線端末の使用する制御チャネル周波数をRA
M203(或はRAM304)に記憶する(図18のS
1810)までは、第1の実施の形態と同様である。し
かし、主装置は、無線端末への間欠送信を行う際に、図
23のフォーマットのように、全て制御チャネルの空塞
情報を送信する。
【0125】図24、図25は各々、主装置が無線端末
識別番号、或は空塞状態識別番号を含む制御チャネル空
塞情報を通知するという本実施の形態における、主装置
(接続装置)電源ONおよび無線端末電源ON(設定モ
ード)時、無線端末電源ON(通常モード)時の動作フ
ローチャートである。
【0126】以下、第1の実施の形態と異なる部分のみ
図24及び図25に従って、本実施の形態の動作を説明
する。
【0127】主装置(接続装置)電源ONおよび無線端
末電源ON(設定モード)時の制御チャネル空塞情報通
知動作 本実施の形態に於いては、主装置はホッピングする各P
CFフレームのLCCHTに於いて、全制御チャネルの
空塞状態を示す制御チャネル空塞情報を定期的に送信
し、無線端末側は、まず、ある周波数で、PCFフレー
ムの制御チャネル空塞情報の受信を試行し、受信できた
場合、その内容(全制御チャネル空塞情報)を記憶し、
空き制御チャネルが選択可能かを判断し、選択可能な場
合、空き制御チャネルの1つを選択するというシーケン
スとなる。
【0128】まず、無線端末3本体の電源スイッチを所
定の特殊操作(例えば、複数キーを押下しながら)と共
にONすると、無線端末3は設定モードとなり、S24
01で本体の初期化処理(EEPROM消去等)を行
う。S2402で操作者がキーマトクスより無線端末3
の無線端末IDを入力操作を行うことにより、無線端末
3はこの無線端末IDをRAM404に記憶する。
【0129】S2403で主装置1(接続装置2)から
のPCFフレームの制御チャネル空塞情報を受信する
為、無線端末3のCPU401はPCFフレームを受信
する周波数を指定する。S2404でPCFフレームの
制御チャネル空塞情報の受信を試行する。S2404で
PCFフレームを受信できない、或は、PCFフレーム
を受信できても所定時間以内にLCCHTの制御チャネ
ル空塞情報を受信できなかった場合、S2403に戻
り、CPUから指定される次の周波数で受信を試行す
る。S2404で主装置1(接続装置2)からPCFフ
レームを受信でき、かつ、制御チャネル空塞情報コマン
ド受信に基づく判断により、LCCHTの制御チャネル
空塞情報を受信できたならば、S2405で、制御チャ
ネル空塞情報内のシステムIDをEEPROM403
に、接続装置ID、全制御チャネルの空塞情報、及びホ
ッピングパターンをRAM404に記憶する。S240
6で、制御チャネル空塞情報のパラメータ(無線端末識
別番号、或は空塞情報識別番号)を解析して、制御チャ
ネルが全て塞がっていた場合は、処理を中断する(ユー
ザに対しては制御チャネル獲得不能等のメッセージを出
す)。S2406で制御チャネルが1つでも空いていた
場合は、S2407で空き制御チャネルの1つを選択
し、S2408に進む。
【0130】S2408で無線端末3は当該空き制御チ
ャネルを獲得する為に、主装置1へ当該空き制御チャネ
ル周波数のLCCHRにより、システムID、接続装置
ID、無線端末IDを含む無線端末ID通知を送信す
る。そして、S2409で、主装置1から当該制御チャ
ネル周波数のLCCHTにより、システムID、接続装
置ID、無線端末ID、制御チャネル周波数を含むID
登録指示を受信すると、S2410で受信したID登録
指示内の無線端末IDが前記RAM404に記憶した無
線端末IDと一致すると、当該制御チャネル周波数の割
り当てが認められた判断し、当該無線端末IDをEEP
ROM403に記憶すると共に、当該制御チャネル周波
数をRAM404に記憶する。次に、S2411でID
登録指示に対する確認通知の為、主装置1へ当該制御チ
ャネル周波数のLCCHRにより、ID登録確認を送信
する。また、S2409でID登録指示を受信できなか
ったか、受信してもID登録指示内の無線端末IDがR
AM404に記憶した無線端末IDと一致しなかった場
合、当該制御チャネル周波数の割り当ては認められなか
ったと判断し、S2406へ戻り、CPU401は他の
制御チャネル周波数の選択を行う。ID登録確認送信
後、設定モードから通常モードへ移行し、S2412で
主装置1(接続装置2)から指定された制御チャネルで
間欠受信を開始する。その後、S2413で発信操作等
がなされると、間欠受信を中止し、制御チャネル(LC
CHR)により外線発信要求を通知することになる。
【0131】無線端末電源ON(通常モード)時の制御
チャネル空塞情報通知動作 図25は、本実施の形態の無線端末電源ON(通常モー
ド)時の動作フローチャートである。
【0132】図25において、無線端末3本体の電源ス
イッチを通常にONすると、無線端末3は通常モードと
なり、S2501で本体の初期化処理(EEPROMに
記憶されているシステムID、無線端末IDのチェック
等)を行う。S2501の初期化処理がNGの場合(シ
ステムID、無線端末IDがない、或は不適切の場合
等)、処理を中止する。ユーザに対しては、「システム
IDがありません」「設定モードで電源をONして下さ
い」等のメッセージを表示する。S2501て初期化処
理がOKの場合、S2502で主装置1(接続装置2)
からのPCFフレームの制御チャネル空塞情報を受信す
るため、無線端末3のCPU401はPCFフレームを
受信する周波数を指定して、S2503でPCFフレー
ムの制御チャネル空塞情報の受信する。S2503でP
CFフレームを受信できない、或は、PCFフレームを
受信できても所定時間以内にLCCHTの制御チャネル
空塞情報を受信できなかった場合、S2502へ戻り、
CPUから指定される次の周波数で受信を試行する。S
2503で主装置1(接続装置2)からPCFフレーム
を受信でき、かつ、制御チャネル空塞情報コマンド受信
に基づく判断により、LCCHRの制御チャネル空塞情
報を受信できると、S2504で制御チャネル空塞情報
内のシステムIDをEEPROM403に、接続装置I
D、全制御チャネルの空塞情報、及びホッピングパター
ンをRAM404に記憶する。そして、S2505で制
御チャネル空塞情報のパラメータ(無線端末識別番号、
或は空塞状態識別番号)を解析して、制御チャネルが全
て塞がっていた場合は、処理を中断して、ユーザに対し
ては制御チャネル獲得不能等のメッセージを出す。S2
505で制御チャネルに空きがある場合は、S2506
で空き制御チャネルの1つを選択し、S2507で無線
端末3は当該空き制御チャネルを獲得する為に、主装置
1へ当該空き制御チャネル周波数のLCCHRにより、
システムID、接続装置ID、無線端末IDを含む無線
端末ID通知を送信する。次に、S2508で主装置1
から当該制御チャネル周波数のLCCHTにより、シス
テムID、接続装置ID、無線端末ID、制御チャネル
周波数を含むID登録指示を受信すると、S2509て
受信したID登録指示内の無線端末IDが前記RAM4
04に記憶した無線端末IDと一致すると当該制御チャ
ネル周波数の割り当てが認められたと判断し、当該制御
チャネル周波数をRAM404に記憶する。
【0133】次に、S2410でID登録指示に対する
確認通知の為、主装置1へ当該制御チャネル周波数のL
CCHRにより、ID登録確認を送信する。また、S2
508でID登録指示を受信できなかったか、受信して
もID登録指示内の無線端末IDがRAM404に記憶
した無線端末IDと一致しなかった場合、当該制御チャ
ネル周波数の割り当ては認められなかったと判断し、S
2505へ戻り、CPU401は、他の制御チャネル周
波数の選択を行う。ID登録確認送信後、S2511で
主装置1(接続装置2)から指定された制御チャネル周
波数で間欠受信を開始する。その後、S2512で発信
操作がなされると、間欠受信を中止し、制御チャネル
(LCCHR)により外線発信要求を通知する。
【0134】(第4の実施の形態)本実施の形態の各部
のハード構成、基本動作手順は、第1の実施の形態〜第
3の実施の形態と同様であるので、説明は省略する。
【0135】図26に本実施の形態の制御チャネル空塞
情報のフォーマットを示す。制御チャネル空塞情報は論
理制御チャネルLCCHTのI(情報フレーム)部に乗
せられ、同図に示す様に、制御チャネル空塞情報はCM
D/EVT部として制御チャネル空塞情報コマンド、P
RA(パラメータ)部として、システムID、接続装置
ID、全制御チャネルの空塞状態識別番号、ホッピング
パターンから構成される。
【0136】図26の制御チャネル空塞情報には制御チ
ャネル1から制御チャネル20までの全制御チャネルの
空塞状態識別番号エリアが含まれており、2ビットから
なる各制御チャネルの空塞状態識別番号エリアには、当
該制御チャネルが塞がっている場合は制御チャネルが塞
がっていることを示す状態識別番号である“01”が、
当該制御チャネルが空いている場合は空きを示す状態識
別番号である“00”が、当該制御チャネルが予約され
ている場合は予約済を示す状態識別番号である“11”
が、データとして接続装置から送信されるものとする。
【0137】本実施の形態は、第3の実施の形態と同様
に、各制御チャネル上に全制御チャネルの空塞情報を送
出することにより、無線端末はどの制御チャネルを受信
している場合にも全制御チャネルの空塞状態を把握する
ことができ、効率的に制御チャネル獲得制御を効率化で
きるという大きな効果がある。
【0138】また、前記各制御チャネル上に送出する全
制御チャネルの空塞情報は当該制御チャネルに割り当て
られた無線端末の有無を示す状態識別番号から構成する
ことにより、空、塞、予約という状態数を表す少ない情
報量のデータで効率的に空塞情報を通知することができ
る。
【0139】以上説明した様に、本発明によれば、制御
チャネルの空塞情報を無線端末に通知することにより、
制御チャネルの競合を緩和することができる。また、無
線リンク確立を要求する無線端末はどの制御チャネルが
空いているかを把握することができ、既に塞がっている
制御チャネルの獲得を試みるという無駄な動作を行うこ
とを防ぎ、制御チャネルの獲得を効率化し、無線リンク
を接続するまでの時間を短縮することができる。
【0140】更に、接続装置・無線端末時間分割多重フ
レームの周波数をフレーム周期毎に切り換えることによ
り、即ち、スペクトル拡散の1方式である周波数ホッピ
ングをすることにより、妨害除去能力を高め、秘話性を
向上させ、更に、周波数ホッピングをフレーム毎に行う
ことにより、フレームの送信、受信タイミングと、周波
数ホッピングのタイミングが統合され、回路・制御が簡
単化できる。
【0141】また、上記第1〜第4の実施の形態では、
周波数ホッピングを用いて通信を行っていたが、本発明
は周波数ホッピングを行わない無線通信に用いることも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したシステム構成図。
【図2】本発明を実施したシステムにおける主装置の構
成図。
【図3】本発明を実施したシステムにおける接続装置の
構成図。
【図4】本発明を実施したシステムにおける無線専用電
話機の構成図。
【図5】本発明を実施したシステムにおける無線アダプ
タの構成図。
【図6】本発明を実施したシステムにおけるモデム内蔵
無線アダプタの構成図。
【図7】本発明を実施したシステムにおける無線部の構
成図。
【図8】本発明を実施したシステムの無線端末と主装置
間で使用するフレームフォーマット。
【図9】本発明を実施したシステムの無線専用電話機間
で使用するフレームフォーマット。
【図10】本発明を実施したシステムのデータ端末間で
使用するフレームフォーマット。
【図11】本発明を実施したシステムで使用するフレー
ムのCNT−Tの構成図。
【図12】本発明を実施したシステムで使用するフレー
ムの通話チャネルの構成図。
【図13】本発明を実施したシステムで使用するフレー
ムのCNT−Rの構成図。
【図14】本発明を実施したシステムで使用するチャネ
ルコーデックの構成図。
【図15】本発明を実施したシステムで使用する周波数
ホッピング方式の概念図。
【図16】第1の実施の形態で使用する制御チャネル空
塞情報のフォーマット。
【図17】第1の実施の形態の主装置電源ON及び無線
端末電源ON時のシーケンスチャート。
【図18】第1の実施の形態の主装置ON時の動作フロ
ーチャート。
【図19】第1の実施の形態の無線端末電源ON時(設
定モード)の動作フローチャート。
【図20】第1の実施の形態の無線端末電源ON時(通
常モード)の動作シーケンスチャート。
【図21】第1の実施の形態の無線端末電源ON時(通
常モード)の動作フローチャート。
【図22】第2の実施の形態で使用する制御チャネル空
塞情報フォーマット。
【図23】第3の実施の形態で使用する制御チャネル空
塞情報フォーマット。
【図24】第3の実施の形態の無線端末電源ON時(設
定モード)の動作フローチャート。
【図25】第3の実施の形態の無線端末電源ON時(通
常モード)の動作フローチャート。
【図26】第4の実施の形態で使用する制御チャネル空
塞情報フォーマット。
【図27】従来の無線交換システムの主装置構成図。
【図28】従来の無線交換システムの接続装置構成図。
【図29】従来の無線交換システムの無線専用電話機の
構成図。
【図30】従来の無線交換システムの発信シーケンスチ
ャート。
【符号の説明】
ID 接続装置のIDと無線端末のID LNG 伝送データ長 CNT フレーム制御情報 I 情報フレーム CMD/EVT コマンド/イベントのコード PAR CMD/EVTに付随するパラメータ CSM チェックサム

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの無線通信端末の交換を
    行う無線交換装置において、 前記無線通信端末と無線通信路を確立する確立手段と、 制御チャネルの使用の有無を示す空塞情報を記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段に記憶された空塞情報を前記無線通信端末
    へ送信する送信手段を有することを特徴とする無線交換
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記送信手段は、前記制御チャネルを用いて前記空塞情
    報を送信することを特徴とする無線交換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記送信手段は、無線交換装置が使用する少なくとも1
    つの制御チャネルの空塞情報を送信することを特徴とす
    る無線交換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記送信手段は、前記制御チャネルが使用されている場
    合には、前記制御チャネルを使用している無線通信端末
    の識別番号を用いて前記空塞情報を送信することを特徴
    とする無線交換装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記空塞情報は、前記制御チャネルを使用する無線端末
    の有無を示すことを特徴とする無線交換装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記無線交換装置は、スペクトラム拡散方式で通信を行
    うことを特徴とする無線交換装置。
  7. 【請求項7】 無線通信装置において、 制御チャネルの使用の有無を示す空塞情報を受信する受
    信手段と、 前記空塞情報を解析する解析手段と、 前記解析手段の解析結果に応じて通信空いて装置と無線
    通信路を確立する確立手段を有することを特徴とする無
    線通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記受信手段は、前記空塞情報を制御チャネルで受信
    し、 前記解析手段は、前記受信手段が受信可能な少なくとも
    1つの制御チャネルの空塞情報の解析を行うことを特徴
    とする無線通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記確立手段は、前記解析手段の解析結果が受信した制
    御チャネルが使用中であると判断すると、他の制御チャ
    ネルを用いて無線通信路の確立を行うことを特徴とする
    無線通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 前記無線通信装置は、スペクトラム拡散方式で通信を行
    うことを特徴とする無線通信装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの無線通信端末と、 前記無線通信端末の交換を行う無線交換装置から成る無
    線交換システムにおいて、 前記無線交換装置は、前記無線通信端末と無線通信路を
    確立する第1の確立手段と、 制御チャネルの使用の有無を示す空塞情報を記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段へ記憶された空塞情報を前記無線通信端末
    へ送信する送信手段を有し、 前記無線通信端末は、前記送信手段から送信された空塞
    情報を受信する受信手段と、 前記空塞情報を解析する解析手段と、 前記解析手段の解析結果に応じて、前記無線交換装置と
    無線通信路を確立する第2の確立手段を有することを特
    徴とする無線交換システム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記送信手段は、制御チャネルを用いて前記空塞情報を
    送信し、 前記受信手段は、前記制御チャネルを受信することを特
    徴とする無線交換システム。
  13. 【請求項13】 請求項11において、 前記送信手段は、無線交換システムが使用する少なくと
    も1つの制御チャネルの空塞情報を送信することを特徴
    とする無線交換システム。
  14. 【請求項14】 請求項11において、 前記送信手段は、前記制御チャネルが使用されている場
    合には、前記制御チャネルを使用している無線通信端末
    の識別番号を用いて前記空塞情報を送信し、 前記解析手段は、前記受信手段で受信した前記空塞情報
    の識別番号を解析し、 前記第2の確立手段は、前記識別番号がない制御チャネ
    ルを用いて無線通信路を確立することを特徴とする無線
    交換システム。
  15. 【請求項15】 請求項11において、 前記送信手段は、前記制御チャネルを使用する無線通信
    端末の有無を示す空塞情報を送信し、 前記解析手段は、前記受信手段で受信した前記空塞情報
    の無線通信端末の有無を解析し、 前記第2の確立手段は、無線通信端末が使用してない制
    御チャネルを用いて無線通信路を確立することを特徴と
    する無線交換システム。
  16. 【請求項16】 請求項11において、 前記無線通信端末は、スペクトラム拡散方式を用いて通
    信を行うことを特徴とする無線交換システム。
  17. 【請求項17】 無線通信方法において、 制御チャネルの使用の有無を示す空塞情報を記憶し、記
    憶された空塞情報を送信することを特徴とする無線通信
    方法。
  18. 【請求項18】 無線通信方法において、 制御チャネルの使用の有無を示す空塞情報を受信する
    と、この空塞情報を解析し、解析結果に応じて通信相手
    装置と無線通信路を確立することを特徴とする無線通信
    方法。
  19. 【請求項19】 無線通信方法において、 無線通信装置は、通信相手装置へ制御チャネルの有無を
    示す空塞情報を送信し、通信相手装置は前記空塞情報を
    受信すると、この空塞情報を解析し、解析結果に応じ
    て、前記無線通信装置と無線通信路の確立を行うことを
    特徴とする無線通信方法。
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