JPH09191484A - 無線交換システム - Google Patents

無線交換システム

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JPH09191484A
JPH09191484A JP8001238A JP123896A JPH09191484A JP H09191484 A JPH09191484 A JP H09191484A JP 8001238 A JP8001238 A JP 8001238A JP 123896 A JP123896 A JP 123896A JP H09191484 A JPH09191484 A JP H09191484A
Authority
JP
Japan
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wireless
frequency
signal
control information
reception
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Pending
Application number
JP8001238A
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English (en)
Inventor
Atsushi Katayama
敦之 片山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH09191484A publication Critical patent/JPH09191484A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 間欠受信モードにおいて、フレーム同期信号
を受信するタイミングがずれると、その後、通話等がで
きなくなる。 【解決手段】 間欠受信モードにおいて、主装置1と無
線通信端末3でフレーム同期信号を受信するタイミング
がずれた場合、無線通信端末3で間欠受信モードを解除
し、周波数F1でフレーム同期信号を受信するまで受信
し続ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線を利用した通
信ネットワーク、特に、公衆回線への接続と交換機能を
有する無線交換システムで、主装置と無線通信端末との
間の通信を周波数ホッピングにより行うシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、通信の無線化が急速に進み、様々
な分野で利用されている。電話交換装置(ボタン電話装
置を含む)も例外ではなく、交換機能を有する主装置と
無線専用電話機との間の通信を無線で行うシステムが提
案されてきている。
【0003】特に、デジタル無線通信方式の中で、注目
されているのがスペクトル拡散通信である。このスペク
トル拡散通信は、伝送する情報を広帯域に拡散すること
で、妨害除去能力を高め、秘話性に優れたものにする技
術として知られている。現在、世界各国で、2.4GH
z帯の周波数がスペクトル拡散通信のために割り当てら
れており、全世界で普及が進められている。
【0004】スペクトル拡散通信方式には、大きく分け
て周波数ホッピング(FH方式)と直接拡散(DS方
式)がある。FH方式は、変調周波数を一定時間以内に
変化させることにより、広い帯域を使用した伝送を行う
ものであり、DS方式は、伝送する情報をその十倍から
数百倍の速度の擬似雑音符号で拡散変調することによ
り、広い帯域を使用するものである。
【0005】このうち、比較的簡単な回路構成で実現で
きることから、周波数ホッピングを用いたシステムが既
に開発されてきている。周波数ポッピング方式において
通信を行うためには、送信側と受信側で周波数切り替え
タイミングの同期をとる必要がある。これは制御情報の
やり取りの場合にも全く同様であり、制御情報を受信す
るためには常時周波数の切り替えを行う必要があった。
つまり、受信側の端末は送信側に同期して周波数切り替
えを行い、送信される制御情報を全て取り込む。そし
て、取り込んだ制御情報のヘッダに書かれている宛先ア
ドレスを読み取り、自端末宛の制御情報のみを取り込
み、その内容を解析し、その解析した内容に従って動作
する。
【0006】しかしながら、このような処理を行う場合
に、受信側端末では制御情報がいつ送られてくるかわか
らないため、受信側は常に周波数切り替えを行い、受信
待機状態を維持する必要があった。そのため、常に電力
消費があり、携帯電話機などのバッテリー起動の装置に
おいてはこの消費電力の大きさが問題となっていた。そ
こで、周波数ホッピングを行う際に有効な間欠受信方式
が提案されている。この方式によれば、各無線通信端末
毎にその制御情報の通信を行う周波数を割り当てる手段
と、各無線通信端末は割り当てられた周波数で制御情報
が送信されるときのみ受信を行う手段とを設けることに
より、簡単な制御で消費電力を大きく削減することがで
きる。
【0007】図24は、間欠受信時の無線端末における
無線部の制御方法を説明するための図である。同図にお
いて、F1、F2、F3、…、F20はそれぞれフレー
ムで使用される周波数であり、100ミリ秒を1周期と
して20の周波数が繰り返し使用されることを示してい
る。この100ミリ秒の周期を、ホッピングパターン周
期と呼称する。また、Tr=100ms*nは間欠受信
間隔であり、nは何個のホッピングパターン周期毎に間
欠受信を行うかを決定する値である。ここではn=1と
して説明する。
【0008】Rx/Tx*は無線部が受信或いは送信のどちら
のモードに設定されているかを示す信号であり、間欠受
信動作中は常に受信側に設定されている。
【0009】POWER ONは無線部が動作可能かどうかを示
す信号であり、この信号がハイの期間に無線部に電流が
流れ、動作可能なモードになっていることを示してい
る。
【0010】無線通信端末は周波数F1で制御情報の受
信を行うように割り当てられている。そこで、無線通信
端末はF1のタイミングで受信できるようにPOWER ON信
号を制御する。
【0011】具体的には、間欠受信モードに移行する
と、Rx/Tx*信号をハイにする。また、制御情報を受信す
るタイミングでPOWER ON信号をハイにする。受信後は、
ロウにする。無線通信端末はタイマによりPOWER ON信号
をハイにしてから、次にハイにするまでの時間(100
ms)をカウントし、その時間になるとPOWER ON信号を
ハイにし、周波数F1で制御情報の受信を行う。
【0012】以上のように、従来の間欠受信の動作が行
われていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、間欠受信中に図8に示す同期信号(FSY
N)を受信するタイミングがずれて制御情報(LCCH
T)を受信できなくなった場合、その無線通信端末はそ
れ以降、主装置と無線通信端末との同期がとれず、主装
置からの制御情報を受信できないため、主装置を介した
外線との通話、内線間通話、無線通信端末間のデータ通
信、プリンタへのプリントアウトなどを行うことができ
なくなっていた。
【0014】また、間欠受信中に制御情報(LCCH
T)を受信する周波数のノイズがひどく制御情報(LC
CHT)を受信できなくなった場合にも同様な問題が起
こっていた。
【0015】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、間欠受信中の利便性をより向上させた無線
交換システムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、集中制御機能を有する主装置と、複数の
無線通信端末とから構成される無線交換システムにおい
て、所定の無線周波数で制御情報の通信を行う無線通信
手段と、前記無線通信手段により所定の無線周波数で制
御情報を受信できない場合に、制御情報を受信するタイ
ミングを制御する制御手段とを有する。
【0017】また、上記目的を達成するために、本発明
は、集中制御機能を有する主装置と、複数の無線通信端
末とから構成される無線交換システムにおいて、所定の
無線周波数で制御情報の通信を行う無線通信手段と、前
記無線通信手段での通信状態に応じて第1の無線周波数
を第2の無線周波数に切り換える切換手段とを有する。
【0018】かかる構成において、第1の無線周波数で
制御情報を受信できない場合、第2の無線周波数に切り
換えて制御情報を受信するように動作する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る実施の形態を詳細に説明する。 <システム構成>図1は、本実施の形態における無線交
換システム(以下、システムという)の全体構成を示す
図である。同図に示すシステムは、公衆回線102を収
容し、交換機能及び無線接続機能を有する交換機10
1、交換機101との間で制御データ及び音声データの
通信を行う複数の無線専用電話機103−A,103−
B、交換機101との間での制御データの通信及び端末
間と直接データ通信を行うデータ端末装置104−A〜
104−Eにて構成される。
【0020】本実施の形態におけるデータ端末装置は、
「任意の量のデータをバースト的に送信する機能を有す
る端末(データ端末)と、そのデータ端末と主装置との
間の無線通信を司る無線アダプタを合わせたもの」と定
義される。データ端末としては、コンピュータ104−
Aに限らず、プリンタ104−B、複写機104−C、
テレビ会議端末104−D、ファクシミリ104−E、
LANブリッジ104−F、その他、不図示の電子カメ
ラ、ビデオカメラ、スキャナ等、データ処理を行う種々
の端末が該当する。
【0021】上記の無線専用電話機やデータ端末は、そ
れぞれの端末間で自由に通信を行うことができると同時
に、公衆回線網にもアクセス可能である点が本システム
の大きな特徴である。以下、その詳細構成と動作を説明
する。 <主装置の構成>最初に、公衆回線を収容する、本実施
の形態におけるシステムの主装置の構成について説明す
る。
【0022】図2は、実施形態におけるシステムの構成
及び主装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、主装置1は複数の外線と複数の端末を収容し、それ
らの間で呼の交換を行う、本システムの主要部である。
また、接続装置2は無線端末(後述する無線専用電話
機、無線アダプタを接続したデータ端末)をシステムに
収容可能とするために、主装置1の制御を受けて、無線
により無線端末の制御を行い、無線伝送路の確立を行
う。
【0023】無線専用電話機3は、上記の接続装置2を
介して、主装置1に収容された外線と通話を行うと共
に、相互に内線通話を行うための電話機である。無線ア
ダプタ4は、例えばパソコン、プリンタ等のデータ端末
5やSLT(単独電話機)10、ファクシミリ(FA
X)11、ISDN端末12に接続することにより、同
様に構成されたデータ端末間で、無線によるデータ伝送
を可能とするアダプタである。
【0024】主装置1には、外線網の1つであるPST
N(既存の公衆電話網)6、PSTN6からの外線であ
るPSTN回線7、更にまた、外線網の1つであるIS
DN(サービス総合デジタル通信網)8、ISDN8か
らの回線であるISDN回線9が収容されている。そし
て、符号10は、主装置1に収容される端末の1つであ
るSLT(単独電話機)である。
【0025】そこで、主装置1の内部構成について説明
する。
【0026】CPU201は、主装置1の中枢であり、
交換制御を含めた主装置全体の制御と司る。ROM20
2は、CPU201の制御プログラムを格納し、RAM
203は、CPU201の制御のための各種データを記
憶すると共に、各種の演算用にワークエリアを提供す
る。また、通話路部204は、CPU201の制御の
下、呼の交換(時分割交換)を司り、PSTN回線i/
f205は、CPU201の制御の下、PSTN回線7
を収容するための着信検出、選択信号送信、直流ループ
閉結等、PSTN回線制御を行う。更に、ISDN回線
i/f206は、CPU201の制御の下、ISDN回
線を収容するためのISDNのレイヤ1、レイヤ2をサ
ポートし、ISDN回線制御を行う。SLTi/f20
7は、CPU201の制御の下、SLT10を収容する
ための給電、ループ検出、選択信号受信、呼出信号送出
等を行う。
【0027】無線専用電話機部208は、通電時には、
CPU201の制御の下、内線無線専用電話機として機
能し、停電時には、SLTとして機能する、送受話器、
ダイヤルキー、通話回線、表示器等を有する。また、ト
ーン送出回路209は、PB信号、発信音、着信音等の
各種トーンを送出する。接続装置210は、主装置に内
蔵され、CPU201の制御の下、無線専用電話機3等
と通話信号、制御信号を送受する。接続装置i/f21
1は、上記の接続装置2を収容するための接続装置i/
fであり、CPU201の制御の下、接続装置2と通話
信号、制御信号を送受する。 <接続装置の構成>図3は、本実施の形態における接続
装置2の内部構成を示したブロック図である。同図にお
いて、CPU301は、本接続装置2の中枢であり、通
話チャネル制御、無線部制御を含めた接続装置2全体の
制御を司る。ROM302は、CPU301の制御プロ
グラムを格納し、EEPROM303は、本システムの
呼出し符号(システムID)を記憶する。また、RAM
304は、CPU301の制御のための各種データを記
憶すると共に、各種の演算用にワークエリアを提供す
る。
【0028】主装置i/f305は、CPU301の制
御の下、主装置1の接続装置i/f210と通話信号や
制御信号を送受する。PCM/ADPCM変換部306
は、CPU301の制御の下、主装置1からのPCM符
号化された通話信号をADPCM符号に変換し、それ
を、後述するチャネルコーデック307に送信すると共
に、チャネルコーデック307からのADPCM符号化
された通話信号をPCM符号に変換して、主装置1に送
信する。
【0029】上記のチャネルコーデック307は、CP
U301の制御の下、ADPCM符号化された通話信号
及び制御信号にスクランブル等の処理を行うと共に、そ
れらの信号を所定のフレームに時分割多重化する。ま
た、無線部308は、CPU301の制御の下、チャネ
ルコーデック307からのフレーム化されたデジタル信
号を変調して、無線で送信できるように処理した後、ア
ンテナに送信すると共に、アンテナより無線で受信した
信号を復調して、フレーム化したデジタル信号に処理す
る。 <無線専用電話機の構成>図4は、本実施の形態におけ
る無線専用電話機3の構成を示すブロック図である。同
図において、CPU401は、本無線専用電話機3の中
枢であり、無線部制御、通話制御を含めた無線専用電話
機3全体の制御を司る。また、ROM402は、CPU
401の制御プログラムを格納し、EEPROM403
は、本システムの呼出し符号(システムID)、無線専
用電話機のサブIDを記憶する。更に、RAM404
は、CPU401の制御のための各種データを記憶する
と共に、各種演算用にワークエリアを提供する。
【0030】通話路部405は、CPU401の制御の
下、後述する送受話器410、マイク411、スピーカ
412から通話信号の入出力を行う回路である。ADP
CMコーデック406は、CPU401の制御の下、通
話路部405からのアナログ音声信号をADPCM符号
に変換し、それを、後述するチャネルコーデック407
に送信すると共に、チャネルコーデック407からのA
DPCM符号化された通話信号をアナログ音声信号に変
換して、通話路部405に送信する。
【0031】チャネルコーデック407は、CPU40
1の制御の下、ADPCM符号化された通話信号及び制
御信号にスクランブル等の処理を行うと共に、それらを
所定のフレームに時分割多重化する。無線ユニット部4
08は、CPU401の制御の下、チャネルコーデック
407からのフレーム化されたデジタル信号を変調し、
無線で送信できるように処理し、それを後述するアンテ
ナに送信すると共に、アンテナより無線で受信した信号
を復調してフレーム化したデジタル信号に処理する。
【0032】送受話器410は、通話のための音声信号
を入出力し、マイク411からは、音声信号を集音入力
する。また、スピーカ412は、音声信号を拡声出力す
る。表示部414は、後述するキーマトリクス413よ
り入力したダイヤル番号や外線の使用状況等を表示す
る。尚、キーマトリクス413は、上述のように、ダイ
ヤル番号等を入力するダイヤルキーや、外線キー、保留
キー、スピーカキーからなる。 <無線アダプタの構成>図5は、本システムに収容可能
なデータ端末に接続される無線アダプタの内部構成を示
すブロック図である。同図において、データ端末501
は、本無線アダプタ502と通信ケーブル、或いは内部
バスを介して接続される、例えばパーソナルコンピュー
タ、ワークステーション、プリンタ、ファクシミリ、そ
の他のデータ端末機器を指す。
【0033】データ端末502において、主制御部50
4は、不図示のCPU及び割り込み制御、DMA制御等
を行う周辺デバイス、システムクロック用の発振器等か
ら構成され、本無線アダプタ内の各ブロックの制御を行
う。メモリ505は、主制御部504が使用するプログ
ラムを格納するための、例えばROM、各種処理用のバ
ッファ領域として使用するRAM等から構成される。
【0034】通信i/f部506は、上述のデータ端末
501として示すような各種データ端末機器が標準装備
する通信i/f、例えば、RS‐232C、セントロニ
クス、LAN等の通信i/fや、パーソナルコンピュー
タ、ワークステーションの内部バス、例えば、ISAバ
ス、PCMCIA(personal computer memory cardint
ernational association )i/f等が該当する。端末
制御部507は、通信i/f506を介したデータ端末
501と無線アダプタ502との間のデータ通信の際に
必要となる各種の通信制御を司る。また、チャネルコー
デック508は、フレーム処理、無線制御を行い、その
内部構成については後述する。そして、ここでは、この
チャネルコーデック508でフレームに組み立てられた
データが無線部503を介して主装置や対向端末に伝送
される。
【0035】誤り訂正処理部509は、無線通信により
データ中に発生するビット誤りを低減するために用い
る。送信時には、通信データ中に誤り訂正符号を挿入
し、受信時には、演算処理により、誤り位置ならびに誤
りパターンを算出し、受信データ中のビット誤りを訂正
する。尚、タイマー510は、本無線アダプタ502内
部の各ブロックにて使用するタイミング信号を提供す
る。
【0036】図6は、公衆回線へのデータ伝送を行う場
合に必要となる、モデム内蔵タイプの無線アダプタの構
成を示すブロック図である。尚、同図において、図5に
示す無線アダプタと同一構成要素には同一符号を付し、
ここでは、それらの説明を省略する。
【0037】図6において、モデム511は、データを
音声帯域信号に変調し、ADPCMコーデック512
は、モデム511で変調された信号を符号化する。そし
て、ADPCM符号化されたデータは、後述するチャネ
ルコーデックによりフレームに組み立て、無線部503
を介して主装置1に伝送されることになる。 <無線部の構成>図7は、本システムの主装置、無線専
用電話機、データ端末で共通に使用する無線部の構成を
示すブロック図である。同図に示すように、本無線部
は、送受信用アンテナ601a,b、アンテナ601
a,bの切り替えスイッチ602、不要な帯域の信号を
除去するためのバンド・パス・フィルタ(以下、BPF
という)603、送受信の切り替えスイッチ604、受
信系のアンプ605、送信系のアンプ(パワーコントロ
ール付)606、1st.IF用ダウンコンバータ60
7、アップコンバータ608、送受信の切り替えスイッ
チ609、ダウンコンバータ607により変換された信
号から、不要な帯域の信号を除去するためのBPF61
0、2nd.IF用のダウンコンバータ611を備え、
これらのダウンコンバータ607,611により、ダブ
ルコンバージョン方式の受信形態を構成する。
【0038】また、2nd.IF用のBPF612、9
0°移相器613、クオドラチャ検波器614を備え。
これらのBPF612、90°移相器613により、受
信した信号の検波、復調が行われる。更に、波形整形用
のコンパレータ615、受信系の電圧制御型オシレータ
(以下、VCOという)616、ロー・パス・フィルタ
(以下、LPFという)617、プログラマブルカウン
タ、プリスケーラ、位相比較器等から構成されるPLL
618を有し、これらのVCO616、LPF617、
PLL618により受信系の周波数シンセサイザが構成
される。
【0039】また、キャリア信号生成用のVCO61
9、LPF620、プログラマブルカウンタ、プリスケ
ーラ、位相比較器等から構成されるPLL621を備
え、VCO619、LPF620、PLL621により
周波数ホッピング用の周波数シンセサイザが構成され、
変調機能を有する送信系のVCO622、LPF62
3、プログラマブルカウンタ、プリスケーラ、位相比較
器等から構成されるPLL623を備えて、VCO62
2、LPF623、PLL624により周波数変調の機
能を有する送信系の周波数シンセサイザが構成される。
【0040】尚、クロック625は、上記の各種PLL
618,621,624用の基準クロック、ベースバン
ドフィルタ626は送信データ(ベースバンド信号)の
帯域制限用フィルタである。 <無線部の動作説明> 1.送信時 無線部において、不図示のプロセッサ等の外部回路から
入力されたデータ(ディジタルデータ)は、ベースバン
ドフィルタ626により帯域制限を受けた後、送信系の
VCO622の変調端子に入力される。また、上記のV
CO622、LPF623、PLL624にて構成され
る周波数シンセサイザにより生成された中間周波(I
F)の変調波は、アップコンバータ608に入力され、
これが、VCO619、LPF620、ホッピング用の
PLL621にて構成される周波数シンセサイザにより
生成されたキャリア信号と加算された後、送信系アンプ
606に入力される。
【0041】送信時には、この送信系アンプ606によ
り所定のレベルに増幅された信号が、BPF603によ
り不要な帯域の信号を除去された後、アンテナ601
a,bから電波として空間に発射される。 2.受信時 アンテナ601a,bにより受信された信号は、BPF
603により不要な帯域の信号を除去された後、受信系
のアンプ605により所定のレベルに増幅される。そし
て、所定のレベルに増幅された受信信号は、ダウンコン
バータ607によりキャリア信号を除去され、1st.
IFの周波数に変換される。この1st.IFの受信信
号は、さらに、BPF610で不要な帯域の信号を除去
された後、2nd.ID用のダウンコンバータ611に
入力される。
【0042】ダウンコンバータ611は、VCO61
6、LPF617、受信系のPLL618から構成され
る周波数シンセサイザにより生成された信号と、1s
t.IFからの入力信号により、2nd.IFの周波数
の信号を生成する。そして、2nd.IFの周波数にダ
ウンコンバータされた受信信号は、BPF612により
不要な帯域の信号を除去された後、90°移相器613
とクオドラチャ検波器614に入力される。
【0043】クオドラチャ検波器614は、90°移相
器613により位相をシフトされた信号と元の信号を使
用して検波、復調を行う。このクオドラチャ検波器61
4により復調されたデータ(アナログデータ)は、次
に、コンパレータ615によりデジタルデータとして波
形整形され、外部の回路に出力される。 <無線フレーム構成>図8〜図14は、本システムにお
いて使用する無線フレームのフレーム構成を示す図であ
る。本システムにおいては「主装置−無線専用電話機間
通信フレーム」(以下、PCFと略す)、「無線専用電
話機間通信フレーム」(以下、PPFと略す)、「バー
ストデータフレーム」(以下、BDFと略す)の3つの
異なるフレームを用いる。
【0044】以下、上記各々のフレームについて、その
内部データの詳細説明を行う。
【0045】図8に示すPCFにおいて、FSYNは同
期信号、LCCH−Tは、主装置から無線専用電話機へ
送られる論理制御チャネル、LCCH−Rは、無線専用
電話機から主装置へ送られる論理制御チャネル、T1,
T2,T3,T4は、4台の異なる無線専用電話機へ送
る音声チャネル、R1,R2,R3,R4は、4台の異
なる無線専用電話機から送られてくる音声チャネル、G
Tはガードタイムを表わす。また、同図に示すF1,F
3は、上記のフレームを無線で伝送する際に使用する周
波数チャネルであり、1フレーム毎に周波数チャネルを
変更することを示す。
【0046】図9に示すPPFにおいて、FSYNは同
期信号、LCCH−Tは、主装置から無線専用電話機へ
送られる論理制御チャネル、LCCH−Rは、無線専用
電話機から主装置へ送られる論理制御チャネル、T1,
T2,T3は、3台の異なる無線専用電話機へ送る音声
チャネル、R1,R2,R3は、3台の異なる無線専用
電話機から送られてくる音声チャネル、GTはガードタ
イムを表わす。
【0047】また、同図におけるF1,F3,F5,F
7は、上記のフレームを無線で伝送する際に使用する周
波数チャネルであり、PCFと異なり、周波数チャネル
F1で主装置から論理制御情報LCCH−Tを受け取っ
た後、周波数チャネルを無線専用電話機間通信に確保さ
れたF5に切り替えて無線専用電話機間通信を行う。そ
の後、周波数チャネルをF3に切り替えて主装置から論
理制御情報を受け取り、更に周波数チャネルを無線専用
電話機間通信に確保されたF7に切り替えるという手順
を、無線専用電話機間通信が終了するまで繰り返す。
【0048】図10に示すBDFにおいて、FSYNは
同期信号、LCCH−Tは、主装置から無線専用電話機
へ送られる論理制御チャネル、LCCH−Rは、無線専
用電話機から主装置へ送られる論理制御チャネル、R
は、前フレームが終了したことを確認したり、他の無線
装置が電波を出していないかを確認するためのキャリア
センスの時間、PR1はプリアンプ、DATAはバース
トデータを収容するデータ用スロット、そして、GTは
ガードタイムを表わす。
【0049】また、同図において、F1,F3,F5,
F7とあるのは、上記のフレームを無線で伝送する際に
使用する周波数チャネルで、PCFと異なり、F1で主
装置から論理制御情報を受け取った後、周波数チャネル
をバーストデータ通信に確保されたF5に切り替え、無
線専用電話機間通信を行う。その後、周波数チャネルを
F3に切り替えて主装置から論理制御情報を受け取り、
更に、周波数チャネルをバーストデータ通信に確保され
たF7に切り替えるという手順を、バーストデータ通信
が終了するまで繰り返す。
【0050】図11は、同期信号FSYNフレームの構
成を示す。同図において、PRは、財団法人「電波シス
テム開発センター(以下、RCRと略す)」で指定する
周波同期捕捉のための62ビットのプリアンブル、SY
Nは、RCRで規定する31ビットのフレーム同期信
号、IDは、RCRで規定する63ビットの呼出し信
号、FIは2ビットのチャネル種別信号で、PDF・P
PF・BDFを区別する信号、TSはタイムスロット情
報、NFRは、次のフレームの周波数情報を示す。尚、
図中の数字は、上記各信号のビット数を示す。
【0051】図12は、音声チャネルのフレーム構成を
示す。ここでは、T1,T2,T3,T4とR1,R
2,R3,R4の構成は共通であるので、送信用音声チ
ャネルをまとめてTnと表示し、受信用音声チャネルを
まとめてRnと表示する。また、TnとRnの構成も共
通である。
【0052】図12において、Rは、前のフレームが終
了したことを確認したり、他の無線装置が電波を出して
いないかを確認するためのキャリアセンスの時間、PR
1は各スロット用プリアンブル、UWは、サブIDを含
むユニークワード、Dは、3.2kbpsのDチャネル
情報、Bは、32kbpsのBチャネル情報、GTはガ
ードタイムを表わす。尚、ここでも、図中の数字はビッ
ト数を示す。
【0053】図13は、論理制御チャネルLCCH−T
のフレーム構成を示す。このLCCH−Tは、上述のよ
うに主装置から無線専用電話機へ送られる論理制御チャ
ネルで、UWは、サブIDを含むユニークワード、LC
CHは論理制御情報、GTはガードタイムを表わす。L
CCH−Tは、FSYN送出後、続けて送られるので、
プリアンブル等は付加されていない。
【0054】図14は、論理制御チャネルLCCH−R
のフレーム構成を示す。LCCH−Rは、無線専用電話
機から主装置へ送られる論理制御チャネルで、Rは、前
のフレームが終了したことを確認したり、他の無線装置
が電波を出していないかを確認するためのキャリアセン
スの時間、PR1は各スロット用プリアンブル、UW
は、サブIDを含むユニークワード、LCCHは論理制
御情報、GTはガードタイムを表わす。 <チャネルコーデックの説明>図15は、実施の形態に
おけるチャネルコーデックの内部構成を示すブロック図
である。上記のフレームは、このチャネルコーデックに
よって処理される。
【0055】図15に示すように、本チャネルコーデッ
ク801は、無線部802、無線専用電話機等に内蔵さ
れるADPCMコーデック803、無線専用電話機や無
線アダプタのCPU804と接続される。また、チャネ
ルコーデック801の内部においては、無線制御部80
5が、無線部802に対して送受信の切替え制御と周波
数ホッピングの制御をする。この無線制御部805は、
さらに、データ送信に先立ちキャリア検出を行う機能を
も有する。
【0056】CPUi/f807は、CPU804との
間で制御情報をやり取りするためのi/fであり、AS
IC内の各部の状態や動作モードを記憶するレジスタを
内蔵し、CPU804からの制御信号やASIC内の各
部の状態に応じてASIC各部の制御を行う。ADPC
Mコーデックi/f806は、ADPCMコーデック8
03との間で音声信号をやり取りするためのシリアルデ
ータ、同期クロックのやり取りを行う。また、送信フレ
ーム処理部808は、ADPCMコーデック803から
の信号やCPU804から入力された論理制御データ
を、上記の送信フレームに組み立てる。
【0057】受信フレーム処理部809は、無線部80
2からの信号フレームより制御情報や音声データを取り
出し、それらをADPCMコーデックi/f806やC
PUi/f807に渡す。同期処理部810は、DPL
Lで構成され、受信信号からクロックを再生し、ビット
同期の捕捉を行う。
【0058】以下、上記のASICの基本動作について
説明する。 1.送信 送信時には、送信データフレームに付与する制御情報
を、CPU80からCPUi/f807にて受け取る。
ASICが無線専用電話機及び主装置内の接続装置で使
用される場合には、ADPCMコーデック803からの
データと合わせて送信フレーム処理部808で送信フレ
ームを組み立てる。また、ASICがデータ端末で使用
される場合には、誤り訂正符号化されたバーストデータ
と合わせて送信フレーム処理部808で送信フレームを
組み立てる。
【0059】このフレーム組み立てに際しては、データ
にスクランブルをかける。これは、無線伝送時の直流平
衡を保つために必要となるものである。無線制御部80
5は、受信信号が終了するタイミングをとり、キャリア
センス後、無線部を送信にし、送信フレームを無線部に
渡す。 2.受信 無線制御部805は、送信すべきデータが終了した時点
で無線部802を受信に切り替え、受信フレームを待
つ。受信フレームを受けると、データにデスクランブル
をかけた後で、受信フレームから制御情報とデータを取
り出す。この制御情報は、CPUi/f807を通じて
CPU804に渡される。
【0060】受信したフレームがPCF或いはPPFの
場合には、受信データはADPCMコーデックi/f8
06に渡され、ASICが無線専用電話機に使用されて
いれば、ADPCMコーデック803を通して音声とし
て出力し、また、主装置にて使用されているのであれ
ば、通話路へと送られる。受信したフレームがBDFの
場合には、受信データはデータ端末内のメモリに転送さ
れる。 3.論理制御データの扱い (3−1)無通信時 無通話時には、あらかじめ主装置によって割り当てられ
た周波数で待機し、定期的に送られてくる主装置からの
LCCH−Tを受信する。このとき、主装置から送られ
るLCCHには、外線着信の有無、無線専用電話機側へ
の発呼要求の有無の確認といった情報が含まれている。
そして、無線専用電話機は、受信フレーム処理部で取り
出したLCCHをCPUに送る。その後、CPUから指
示された主装置へ送るLCCHを、同じフレーム内のL
CCH−Rで主装置に送る。このように無線専用電話機
は、発呼か着呼が生じるまで、上記の手順を繰り返す。 (3−2)通信時 無線専用電話機Aが発呼する場合を例に説明する。
【0061】無線専用電話機Aは、無通信時に周波数チ
ャネルF1にて主装置との間でLCCHをやり取りして
いるものとする。無線専用電話機Aは、発呼が生じるま
で、上記(3−1)の無通信時にて述べた手順で、周波
数チャネルF1で主装置からのLCCHをモニターして
いる。そして、無線専用電話機Aで発呼が生じると、
(3−1)に示す手順で、主装置に送るLCCH−Rに
発呼要求を入れて、それを主装置に送る。主装置側から
通信可能かどうかを通知するLCCHは、100ms後
に、周波数チャネルF1で送られてくるLCCHによっ
て判断する。
【0062】発呼要求後の主装置からのLCCHの内容
が、回線塞がり状態で接続できない場合には、無線専用
電話機Aは、話中としてその旨を使用者に知らせる。し
かし、発呼要求後の主装置からのLCCHの内容が、接
続可能であることを示していれば、同じLCCH−T内
で通話で使用する音声チャネルの時間スロットが指定さ
れる。例えば、「1」が指示された場合、T1とR1を
使用して通信することを表わす。そして、FSYNフレ
ーム内のFSとNFRで指定された周波数ホッピングパ
ターンで周波数チャネルを切り替えながら通信を行う。
尚、主装置と接続した後の制御情報のやり取りは、Tn
及びRnフレーム内のDチャネル情報によって行う。
【0063】無線専用電話機間通信の場合、無線専用電
話機間の制御情報のやり取りをDチャネル情報を使用し
て行い、通信終了後には、各無線専用電話機が指定され
ている周波数チャネルのLCCH−R、すなわち、上記
の例の場合ならば、無線専用電話機Aは無通信時周波数
チャネルF1にて主装置との間で制御情報をやり取りす
る場合、無線専用電話機間通信が終了したことを無線専
用電話機から主装置へ通知する。 <周波数ホッピングパターンの説明>図16は、本シス
テムで使用する周波数ホッピングの概念を示す図であ
る。
【0064】本実施の形態におけるシステムでは、日本
国内において使用が認められている26MHzの帯域を
利用した、1MHz幅の26個の周波数チャネルを使用
する。そして、妨害ノイズ等で使用できない周波数があ
る場合を考慮して、26個のチャネルの中から20個の
周波数チャネルを選択し、選択した周波数チャネルを所
定の順番で周波数ホッピングを行う。
【0065】本システムでは、例えば図8に示すよう
に、通信データの1フレームが5msの長さを有し、1
フレームごとに周波数チャネルをホッピングする。その
ため、1つのホッピングパターンの1周期の長さは10
0msである。
【0066】図16において、異なるホッピングパター
ンは異なる図柄で示され、同じ時間で同じ周波数が使用
されることがないようなパターンを、各フレームで使用
する。これにより、データ誤り等が発生することを防ぐ
ことが可能となる。また、複数の接続装置を収容する場
合、接続装置間での干渉を防止するために、それぞれの
接続装置で異なるホッピングパターンを使用する。この
方法により、マルチセル構成のシステムを実現すること
が可能となり、広いサービスエリアを得ることができ
る。 <詳細動作の説明>上記のように、本システムにおいて
は、主装置と無線専用電話機やデータ端末の間、端末相
互間での通信のためにフレームを組み立て、また使用す
る周波数を一定時間ごとに切り替える制御を行ってい
る。
【0067】以下、本システムの具体的な動作について
詳細に説明する。 1.基本動作手順 本システムにおいては、通話チャネルを使用する前に、
フレーム内に時分割多重化されている論理制御チャネル
(LCCHT及びLCCHR)を用いて、使用するスロ
ットとホッピングパターンを決定する。更に、各端末が
間欠受信を行い省電力(バッテリセービング)を可能と
するために、各端末は、あらかじめ割り当てられた周波
数で伝送する論理制御チャネルにおいてのみ、送受信す
るように設計されている。
【0068】但し、電源立ち上げ直後は、端末は、ホッ
ピングパターンを認識していない。そこで、任意の周波
数で待機し、その周波数でフレームを受信する。そし
て、1つ目のフレームを受信すると、その中に入ってい
る次のフレームの周波数情報を取り込み、以降、周波数
ホッピングを開始することになる。尚、複数の接続装置
が使用されている場合には、1回目にフレームを受信す
ることのできた接続装置の使用するホッピングパターン
に追従することになる。
【0069】また、電源立ち上げ直後は、どの端末がど
の周波数に割り当てられるかが定まっていないので、電
源立ち上げ時には、設定モードにおいて各端末のIDの
登録、論理制御チャネル周波数の割り当てを行う。そし
て、論理制御チャネルの割り当てがなされると、各端末
は間欠受信状態となり、自端末宛の論理制御データのみ
の受信を行う。また、主装置に送信するデータが発生し
た場合のみ、割り当てられた周波数のLCCHRを使っ
て、データを主装置に送信する。
【0070】通話スロットを用いた通信を開始したい場
合には、論理制御チャネルを用いて主装置にその旨を通
知し、スロットとホッピングパターンの割り当てを受け
る。そして、それらの割り当てがなされた後、通話やデ
ータ伝送を行うことが可能となる。
【0071】以下、いくつかの場合について詳細な動作
を説明する。 2.主装置(接続装置)および無線端末電源投入時の動
作(設定モード) このモードは、IDの登録や使用する論理制御チャネル
の周波数の設定などを行うモードである。
【0072】図17は実施形態による主装置(接続装
置)および無線端末電源投入時の動作シーケンス図であ
る。
【0073】図18は実施形態による主装置(接続装
置)電源投入時の動作フローチャートである。
【0074】図19は実施形態による無線端末電源投入
時の動作フローチャートである。 (1)主装置(接続装置)電源投入時の動作フローの説
明 まず、主装置1(接続装置2)本体の電源スイッチが投
入されると、主装置1(接続装置2)は図18のステッ
プS2201において、本体の初期設定を行った後、ス
テップS2202で無線通信で使用する周波数ホッピン
グのホッピングパターンを決定し、続いてステップS2
203でホッピングパターン情報(次の単位時間にホッ
ピングする周波数)、並びに本システムのIDを付加し
たPCFフレーム(図17の2101)を無線端末10
3,104宛に送信する。この時、PCFフレーム中の
ID部(図11)にはシステムIDを、NFR部(図1
1)にはホッピングパターンで次の単位時間にホッピン
グする周波数の情報を含み、またLCCH部(図13)
には、無線端末側で使用可能な空き制御チャネル(LC
CH−R)の情報が含まれている。
【0075】次に、主装置1(接続装置2)は、無線端
末103からシステムID及び無線端末ID等の位置登
録のための情報(2102)を受信(S2204)した
ならば、ステップS2205で、その無線端末103の
無線端末IDを記憶し、無線端末103,104宛の無
線通信制御情報を伝送する制御チャネル(周波数)を決
定し、ステップS2206にてこれを無線端末103,
104宛に通知する(2103)。 (2)無線端末電源投入時の動作フローの説明 まず、無線端末103本体の電源スイッチが投入される
と設定モードとなり、無線端末103は図19のステッ
プS2301により本体の初期設定を行う。続いてステ
ップS2302において操作者がキーマトリクスより無
線端末103の無線端末IDの入力操作を行うことによ
り、無線端末103はこの無線端末IDを記憶する。
【0076】次に、ステップS2303で主装置1(接
続装置2)からのPCFフレームを受信するために、任
意の周波数で受信待機状態に移る。ステップS2304
で主装置(接続装置2)からのPCFフレームを受信で
きたならば、ステップS2305によりPCFフレーム
中のID部(図11)からシステムIDを認識・記憶す
ると共に、LCCH−T部(図13)から空きチャネル
情報(無線端末から主装置へPCFフレームを送信する
周波数)を取得する。またPCFフレーム中のNFR部
から次の単位時間にホッピングする周波数を取得し、無
線端末103は受信周波数をその周波数へ移動し、次の
PCFフレームを待つ。無線端末103はこの動作を繰
り返し、周波数のホッピングパターンを認識してこれを
記憶する(S2306)。
【0077】無線端末103はホッピングパターンおよ
びシステムのIDが判明すると、前記LCCH−T部よ
り得られた空き制御チャネルにおいて、システムID並
びに自無線端末103のID情報を付加したフレーム
(図8)を主装置宛に送信する(S2307)。
【0078】この後、主装置1(接続装置2)から制御
チャネル周波数指定の情報を受取ったならば、指定され
た制御チャネルにて間欠受信を開始(S2308)し、
設定モードから通常モードへ移行する。 3.無線専用電話機からの外線発信時の処理 図20は、実施形態による外線発信シーケンス図であ
り、図21は実施形態による外線発信時の無線専用電話
機3の動作フローチャートであり、また、図22は実施
形態による外線発信時の主装置1の動作フローチャート
である。そして、図23は外線発信の際のように、通常
動作を行っている場合の無線部の制御状態を示す図であ
る。
【0079】無線専用電話機3において、キーマトリッ
クス414に配置された外線キーが押下されると(S2
501)、無線専用電話機3は、押下した外線ボタンに
対応する表示部413の外線LEDを発信点滅させ(S
2502)、外線発信信号(2402)を接続装置2に
送信する。この外線発信信号(2402)は、無線専用
電話機3と接続装置2の間の無線リンク上を図8に示す
PCFフレームのLCCH−Rで送信される。これを受
けて、接続装置2は主装置I/F305により外線発信
(2401)を主装置1に送信する(S2503)。
【0080】外線発信(2401)を受信した主装置1
は、外線発信が可能かどうか判断する(S2601)。
当該外線が空いており、発信可能であればPCFフレー
ムのどの音声チャネル(T1〜T4,R1〜R4)を使
用するか決定する。決定した音声チャネル番号をパラメ
ータとして外線発信許可(2403)を接続装置2に送
信する(S2602)。これを受けて、接続装置2は外
線発信許可信号(2404)を無線専用電話機3に送信
する。この外線発信許可信号(2404)は、PCFフ
レームのLCCH−Tで送信される。そして、次に主装
置1が外線を捕捉する(S2603)。無線専用電話機
3では、外線発信許可信号(2404)を受信すると
(S2504)、当該制御チャネルの中の通話スロット
の指定を受け、この通話スロットによる音声チャネル移
行が完了すると、所定のLCCH−Rで音声チャネル接
続完了信号(2406)を送信する(S2505)。
【0081】接続装置2は、主装置1から外線発信許可
(2403)を受け取った時点で、チャネルコーデック
307により、所定の音声チャネルを受信し、主装置1
に渡す経路を作成し、無線専用電話機3からの音声チャ
ネル接続完了信号(2406)を受けて、音声チャネル
接続完了(2405)を主装置1に通知する。主装置1
は音声チャネル接続完了(2405)を受信すると(S
2604)、無線専用電話機3側の準備が整ったと判断
し、外線LEDを緑色に点灯するために外線表示緑常灯
指示(2407)を接続装置2に送信する(S260
5)。また、捕捉した外線との通話路を接続する(S2
606)。
【0082】接続装置2は、外線表示緑常灯指示(24
07)を受けて無線専用電話機3に外線表示緑常灯指示
信号(2408)を送信する。無線専用電話機3では、
外線表示緑常灯指示信号(2408)を受信すると(S
2506)、外線LEDを緑に点灯すると共に、無線専
用電話機3内部の通話を接続し、外線からのダイヤルト
ーン(2411)をスピーカ又は送信器から送出する
(S2507)。また、主装置1は外線発信した無線専
用電話機3以外の無線専用電話機3の外線LEDを赤点
灯にするため外線表示赤常灯指示(2409)を接続装
置2に送信する。これを受けて、接続装置2は外線発信
した無線専用電話機3以外の無線専用電話機3に外線表
示赤常灯指示信号(2408)を送信する。
【0083】次に、キーマトリックス414からダイヤ
ル情報の入力を受けた無線専用電話機3は、接続装置2
にダイヤル信号(2413)として送信する(S250
8)。これを受けて、接続装置2はダイヤル(241
2)を主装置1に送出する。無線専用電話機3におい
て、ダイヤル情報入力の終了はタイムアウトで監視され
(S2509)、タイムアウトになると通話中となる
(S2510)。主装置1では、ダイヤル(2412)
の1桁目を受信すると(S2607)、外線にダイヤル
の送信を開始し、やはりタイムアウトで送信を監視して
いる(S2608)。その後、ダイヤル送信が終了する
と、通話中となる(S2609)。
【0084】そして、通話が終了し、無線専用電話機3
がオンフックすると(S2511)、オンフック信号
(2416)が接続装置2に送出される(S251
2)。これを受けて、接続装置2はオンフック(241
5)を主装置1に送信し、主装置1がこれを受信すると
(S2610)、主装置1は音声チャネル切断(241
7)を接続装置2へ送信し(S2611)、無線専用電
話機3に対する音声チャネルの割り当てを解除する。ま
た、主装置1は無線専用電話機3の外線LEDを消灯す
るために外線表示消灯指示(2419,2421)を接
続装置2へ送信する(S2612)。これを受けて、接
続装置2は無線専用電話機3に外線表示消灯指示信号
(2420,2422)を送信する。音声チャネル切断
信号(2418)を受信した無線専用電話機3は、通話
路を開放し(S2513)、続いて受信する外線表示消
灯指示信号(2420,2422)で外線LEDを消灯
する(S2514)。
【0085】この場合の無線部の制御状態について、図
23を参照しながら説明する。同図において、Rx/Tx*は
無線部の送信或いは受信切り替え信号であり、主装置側
ではFSYN、LCCH−T、Txの間は常に送信側に
設定し、その他の期間は受信側で待機する。一方、無線
通信端末では、端末が割り当てられたスロットで送信す
るときのみ送信側に設定し、その他の期間は受信側で待
機する。
【0086】尚、無線部の制御に関しては、外線発信以
外の動作モードの場合も同様である。即ち、外線からの
着信時、内線通話時、内線間のデータ通信時などの場合
も、動作シーケンスや使用するフレームに違いはあるも
のの、無線部の制御に関しては同様である。 4.間欠受信時の動作 次に、上記3項で述べたような動作を行っていない間
の、無線通信端末の間欠受信動作について説明する。図
24は、間欠受信を行う場合の無線部の制御方法を説明
するための図であり、図25は間欠送受信を行う場合の
1フレーム周期における送信/受信切り替えタイミング
を示す図である。
【0087】同図において、F1、F2、F3、…、F
20は既に説明した通り、フレームで使用される周波数
であり、100ミリ秒を1周期として20の周波数が繰
り返し使用されることを示している。この100ミリ秒
の周期をホッピングパターン周期と呼称する。また、T
r=100ms*nは間欠受信間隔であり、nは何個の
ホッピングパターン周期毎に間欠受信を行うかを決定す
る値である。ここではn=1として説明する。
【0088】Rx/Tx*は無線部が受信或いは送信のどちら
のモードに設定されているかを示す信号であり、この信
号がハイの期間は受信に、ロウの期間は送信に設定され
ている。POWER ONは無線部への電流の供給の有無を制御
する信号であり、この信号がハイの期間に電流の供給を
行っていることを示している。
【0089】無線通信端末は周波数F1で制御情報の受
信を行うように割り当てられている。そこで、無線通信
端末はF1のタイミングで受信できるように、Rx/Tx*信
号、POWER ON信号を制御する。
【0090】具体的には、周波数F1のタイミングで制
御データの受信及び送信を行った後に、POWER ON信号を
ロウにし、無線部に電流を流さないように制御する。こ
の間、無線通信端末においてはCPUの一部とタイマの
み動作を行い、タイマにより次に電流を流し始めるまで
の時間をカウントする。受信終了から次の電流投入まで
の時間は間欠受信周期99ミリ秒である。
【0091】このように、主装置と無線通信装置とが同
期状態にあれば、問題なく間欠受信動作を行えるわけで
あるが、この間欠受信中に無線通信端末がフレーム同期
信号(FSYN)を受信するタイミングがずれると、そ
のずれたタイミングで、次の99ms後に周波数をF1
に切り替え続けるため、同期が取れない状態がずっと続
くことになる。
【0092】図26は、実施の形態における間欠受信モ
ードの動作フローチャートである。まず、各々の無線通
信端末は、電源の立ち上げ処理後、間欠受信モードに入
る。そして、間欠受信モードに入ると、始めに周波数F
1で主装置からの制御情報を受信するために周波数をF
1に切り換える(S1201)。次に、周波数F1でフ
レーム同期信号(FSYN)を受信したかどうか判別し
(S1202)。受信できなかった場合には、カウンタ
1の値を1増加させる(S1205)。そして、カウン
タ1の値が指定回数N回かどうか判別し(S120
6)、指定回数N回でない場合には、再度周波数F1で
受信したかどうか判別する(S1202)。また、指定
回数N回の場合には、間欠受信モードを解除し(S12
07)、次に周波数ホッピングをやめ、周波数F1に切
り換え、FSYNの受信待機状態へと移行する(S12
08)。
【0093】次に、指定された時間内に周波数F1でF
SYNを受信したかどうか判別し(S1209)、FS
YNを受信した場合には、カウンタ1の値をリセットす
る(S1210)。また、FSYNを受信できなかった
場合には、エラーメッセージを通知し(S1211)、
電源を再度立ち上げ直す(S1212)。
【0094】一方、ステップS1202において、周波
数F1でFSYNを受信できた場合には、次に周波数F
1で制御情報(LCCHT)を受信し、その後周波数F
1でLCCHRを送信する(S1203)。そして、L
CCHRを送信後、99ms経過するのを待ち(S12
04)、経過したならばステップS1201に戻り、上
述の動作を繰り返す。
【0095】以上説明したように、実施の形態によれ
ば、間欠受信中にフレーム同期信号(FSYN)を受信
するタイミングがずれて制御情報(LCCHT)を受信
できなくても、再度タイミングを合わせ、無線通信端末
が主装置を介した外線との通話、内線間通話、無線通信
端末間のデータ通信、プリンタへのプリントアウト等が
可能となる。
【0096】[他の実施の形態]前述した実施の形態で
は、間欠受信中にフレーム同期信号(FSYN)を受信
するタイミングがずれて制御情報(LCCHT)を受信
できなくなった場合のタイミングの戻し方について説明
したが、他の実施の形態として間欠受信中に制御情報
(LCCHT)を受信する周波数のノイズがひどく受信
できなくなった場合について説明する。
【0097】尚、システムの構成は前述した実施の形態
で説明した構成と同様であり、その説明は省略する。
【0098】図27乃至図32は、他の実施の形態にお
ける無線通信フレームの構成を示す図である。図示する
ように、この実施の形態では、PCF、PPF及びBD
Fの各フレームにおいて、周波数F1でフレーム同期信
号(FSYN)及び制御情報(LCCHT1)を送り、
その後、周波数F24で制御情報(LCCHT2)を送
信するものである。尚、符号等は前述した実施の形態と
同様であり、その説明は省略する。
【0099】図33は、他の実施の形態における間欠受
信時の無線部の制御方法を説明するための図である。ま
た、図34は間欠送受信をする場合の1フレーム周期の
送信或いは受信切り替えタイミングを示す図である。
尚、各信号については前述した実施の形態と同様であ
り、その説明は省略する。
【0100】他の実施の形態では、無線通信端末は周波
数F1若しくはF24で制御情報の受信を行うように割
り当てられている。つまり、F1のタイミングで制御情
報の受信を行った後、POWER ON信号をロウにし、無線部
に電流を流さないように制御する。この間、無線通信端
末においてはCPUの一部とタイマーにより次に電流を
流し始めるまでの時間をカウントする。受信終了から電
流投入までの時間は、間欠受信周期99.5ミリ秒であ
る。
【0101】しかし、F1のタイミングで制御情報を受
信できなかった場合には、F24のタイミングで制御情
報を受信する。つまり、F1で制御情報を受信できなか
った場合には、図33に示すように、F24のタイミン
グまで無線部のPOWER ON信号をハイにしておき、F24
のタイミングで制御情報の受信を行った後、POWER ON信
号をロウにし、無線部に電流を流さないように制御す
る。この間、無線通信端末においてはCPUの一部とタ
イマーにより次に電流を流し始めるまでの時間をカウン
トする。受信終了から電流投入までの時間は、間欠受信
周期99ミリ秒である。
【0102】次に、他の実施の形態における間欠受信モ
ードの動作を、図35に示すフローチャートを参照しな
がら以下に説明する。
【0103】まず、各々の無線通信端末は、電源の立ち
上げ処理後、間欠受信モードに入り、周波数F1で主装
置からの制御情報を受信するために、無線部のPOWER ON
信号をONにして周波数をF1に切り換える(S150
1)。そして、周波数F1でフレーム同期信号(FSY
N)を受信し(S1502)、続けて、周波数F1で制
御情報(LCCHT1)を受信したかどうか判別する
(S1503)。ここで、周波数F1にノイズがなく、
LCCHT1を受信できたのであれば、無線部のPOWER
ON信号をOFFにする(S1504)。そして、LCC
HT1を受信後、99.5ms経過するのを待ち(S1
505)、経過するとステップS1501に戻り、上述
の処理を繰り返す。
【0104】一方、周波数F1にノイズがのっているた
めに、制御情報(LCCHT1)を受信できなかった場
合、無線部のPOWER ON信号をONにしたまま、周波数を
制御情報(LCCHT2(=LCCHT1))受信用の
周波数F24に切り換える(S1506)。次に、その
周波数F24でLCCHT2を受信したかどうか判別し
(S1507)、受信できた場合には、無線部のPOWER
ON信号をOFFにする(S1508)。そして、LCC
HT2を受信後、99ms経過するのを待ち、経過する
とステップS1501に戻り、上述の処理を繰り返す。
【0105】また、ステップS1507で、LCCHT
2を受信できなかった場合、エラーメッセージを表示
し、電波環境が悪いことを通知する(S15010)。
【0106】このように、制御情報を受信する周波数を
2つ設けることにより、1つの制御情報を受信する周波
数のノイズがひどく制御情報を受信できない場合でも、
もう1つの周波数で制御情報を受信することにより、無
線通信端末が主装置を介した外線との通話、内線間通
話、無線通信端末間のデータ通信、プリンタへのプリン
トアウト等が可能となる。
【0107】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。
【0108】また、本発明はシステム或いは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
間欠受信中の利便性をより向上させた無線交換システム
を提供することが可能となる。
【0110】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における無線交換システムの全体
構成を示す図である。
【図2】本システムの構成及び主装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】接続装置2の内部構成を示したブロック図であ
る。
【図4】無線専用電話機3の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】無線アダプタの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図6】モデム内蔵タイプの無線アダプタの構成を示す
ブロック図である。
【図7】共通に使用する無線部の構成を示すブロック図
である。
【図8】PCFのフレーム構成を示す図である。
【図9】PPFのフレーム構成を示す図である。
【図10】BDFのフレーム構成を示す図である。
【図11】FSYNのフレーム構成を示す図である。
【図12】音声チャネルのフレーム構成を示す図であ
る。
【図13】LCCH‐Tのフレーム構成を示す図であ
る。
【図14】LCCH‐Rのフレーム構成を示す図であ
る。
【図15】チャネルコーデックの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図16】本システムにおける周波数ホッピングの概念
を示す図である。
【図17】主装置(接続装置)及び無線端末電源投入時
の動作シーケンス図である。
【図18】主装置(接続装置)電源投入時の動作フロー
チャートである。
【図19】実施形態による無線端末電源投入時の動作フ
ローチャートである。
【図20】実施形態による外線発信時のシーケンス図で
ある。
【図21】実施形態による外線発信時の無線専用電話機
の動作フローチャートである。
【図22】実施形態による外線発信時の主装置の動作フ
ローチャートである。
【図23】実施形態による無線部の制御方法を説明する
ための図である。
【図24】間欠受信時の無線部の制御方法を説明するた
めの図である。
【図25】間欠送受信時の送信或いは受信切り替えタイ
ミングを示す図である。
【図26】実施形態による間欠受信モードの動作フロー
チャートである。
【図27】PCFの他のフレーム構成を示す図である。
【図28】PPFの他のフレーム構成を示す図である。
【図29】BDFの他のフレーム構成を示す図である。
【図30】FSYNの他のフレーム構成を示す図であ
る。
【図31】音声チャネルの他のフレーム構成を示す図で
ある。
【図32】LCCH1、LCCHT2のフレーム構成を
示す図である。
【図33】間欠受信時の無線部の他の制御方法を説明す
るための図である。
【図34】間欠送受信時の他の送信或いは受信切り替え
タイミングを示す図である。
【図35】他の実施形態による間欠受信モードの動作フ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 主装置 2 接続装置 3 無線専用電話機 4 無線アダプタ 5 データ端末 7 アナログ公衆回線 9 デジタル公衆回線 10 単独電話機 11 ファクシミリ 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 通話路部 205 PSTN回線i/f 206 ISDN回線i/f 207 SLTi/f 208 電話機部 209 トーン送出回路 210 接続装置 211 接続装置i/f

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集中制御機能を有する主装置と、複数の
    無線通信端末とから構成される無線交換システムにおい
    て、 所定の無線周波数で制御情報の通信を行う無線通信手段
    と、 前記無線通信手段により所定の無線周波数で制御情報を
    受信できない場合に、制御情報を受信するタイミングを
    制御する制御手段とを有することを特徴とする無線交換
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線交換システムにおい
    て、 前記制御手段は、所定回数受信できない場合、間欠受信
    モードを解除し、制御情報の受信タイミングを制御する
    ことを特徴とする無線交換システム。
  3. 【請求項3】 集中制御機能を有する主装置と、複数の
    無線通信端末とから構成される無線交換システムにおい
    て、 所定の無線周波数で制御情報の通信を行う無線通信手段
    と、 前記無線通信手段での通信状態に応じて第1の無線周波
    数を第2の無線周波数に切り換える切換手段とを有する
    ことを特徴とする無線交換システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の無線交換システムにおい
    て、 前記切換手段は、第1の無線周波数で制御情報を受信で
    きない場合に、第2の制御情報を受信するための第2の
    無線周波数に切り換えることを特徴とする無線交換シス
    テム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999016190A1 (en) * 1996-03-22 1999-04-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Equipment and method for radio communication
CN111698059A (zh) * 2020-05-28 2020-09-22 中国航空工业集团公司西安航空计算技术研究所 协议控制帧无冲突传输方法

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