JP3113416B2 - 周波数ホッピングシステム内で動作するように構成されたコードレス電話 - Google Patents

周波数ホッピングシステム内で動作するように構成されたコードレス電話

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話、より
詳細には、コードレス電話内で使用される向上された機
能を提供し、またコードレス電話の有効バッテリ寿命を
延ばすための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的なコードレス電話システムはハン
ドセット(handset unit)、つまり遠隔ユニット及びベ
ースユニット(base unit )を含む。ベースユニットは
電話線に接続され、ハンドセットユニットに行き来する
交換信号及び音響信号にて変調される無線周波数搬送信
号を通信するためのアンテナ、送信機及び受信機を含
む。ベースユニットの動作のためのパワーはローカルラ
インパワーから得られる。ハンドセットユニットはスピ
ーカ及び拡声器、並びに、同様にベースユニットに行き
来する電話交換信号及び音響信号を交信するためのアン
テナ、送信機及び受信機を含む。ハンドセットユニット
の動作のためのパワーはここに含まれるバッテリから得
られる。このバッテリは、通常、ハンドセットユニット
がベースユニットの受け台におかれたときローカルパワ
ーラインによって充電される。
【0003】典型的なコードレス電話のハンドセットユ
ニットの呼の発信及び受信の動作において、ハンドセッ
トユニットの受信機は、通常、ハンドセットユニットが
ベースユニットから離される度に、オン状態に留まる。
ユーザがハンドセットユニットから呼を発信することを
望む場合、ハンドセットユニット内の送信機はベースユ
ニットに送信される制御信号を生成する。この制御信号
が受信及び検出されると、ベースユニットは電話線を捕
捉し、任意の無線周波数バンド内のベースユニットによ
って受信されたハンドセットユニットからの音響信号及
び交換信号が電話線にパスできるようにする。入り呼を
反映して入り電話呼出し信号がベースユニットによって
検出されると、ベースユニットは、呼び出し信号をハン
ドセットユニットに送り、ここでこれはハンドセットユ
ニット受信機によって検出され、これは、ハンドセット
ユニットの呼出器を起動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高いバッテリドレイン
電流はハンドセットユニットが関連するベースユニット
る離れている時の信頼できる動作の期間を制約する。こ
の時間を延ばし、しかも長期に渡っての信頼できる動作
を保証するために、合衆国特許第4,731,814号
に開示される一つの装置は電話が使用されておらず、ハ
ンドセットユニットがオンフックのとき、つまり、電話
呼が進行中でないときのハンドセットユニット内のバッ
テリドレイン電流を低減する。ハンドセットユニットの
動作は、ハンドセットユニット内の送信機へのパワーが
除去され、ハンドセットユニット内の受信機及び他の選
択された回路がハンドセットユニットがベースユニット
から離れて置かれベースユニットからの電話呼出し信号
を監視している際のパワー消費を最小にするように制御
されるプロセスを通じて行なわれる。
【0005】合衆国特許第4,731,814号に開示
されるハンドセットユニットの構成内の受信機及び他の
選択された回路へのパワーの制御はハンドセットユニッ
トが待機状態にある間にこれら回路へのパワーをサイク
ル的にオン・オフすることによって達成される。そし
て、ハンドセットユニットはハンドセットユニットが認
識する識別コードを伴うベースユニットから受信される
呼出し信号にのみ応答する。
【0006】コードレス電話システム内のこのタイプの
構成は、通信を複数のチャネルの一つを通じて開始し、
ハンドセットユニットとベースユニット間で進行する通
信に対してこれと同一チャネルを継続して使用する過去
のコードレス電話では一般的に満足できるものであった
が、最近、連邦通信委員会(Federal CommunicationCom
mission)によって周波数ホッピングシステム(frequen
cy hopping system)を含む広帯域システムの使用に関
して発布された規則は現在より増加したスペクトルの使
用を許す。周波数ホッピングシステムはそれらのエネル
ギーをチャネルの疑似ランダム的に生成されたリストに
従って一秒間に何度も伝送の中心周波数を変化させる、
つまり、ホッピングすることによって広げる。このよう
なシステムの動作に適当なコードレス電話の設計に対す
る非常に多くの技術的挑戦がなされてきたが、それにも
かかわらず、向上されたバッテリ寿命を含む要求される
機能を提供し、かつ周波数ホッピングシステム内で動作
できるコードレス電話を提供することが要望される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、周波数
ホッピングシステム内で動作するように構成されたコー
ドレス電話はハンドセットユニット内のバッテリ電力を
このユニットが関連するベースユニットから離され、か
つ待機状態にあるとき節約する。待機状態にあるとき、
ハンドセットユニットは低パワー監視モードにあるが、
このモードにおいては、バッテリ電力を節約するためあ
る内部回路が不能にされ、また他の内部回路のオンタイ
ム状態が低減される。
【0008】本発明の一つの特徴によると、周波数ホッ
ピングバンド内の複数の利用可能なチャネルから疑似ラ
ンダム的に選択されたチャネルがハンドセットユニット
が待機状態に入るたびにベースユニットとハンドセット
ユニットとの間で通信を開始するために使用される。ハ
ンドセットユニットが低パワー監視モードで動作してい
る間、ハンドセットユニットは周期的に疑似ランダム的
に選択されたチャネルをベースユニットから初期設定信
号が受信されないか監視する。ベースユニットは同様に
複数のチャネルのこうして選択された一つをハンドセッ
トユニットからこの初期設定信号が受信されないか監視
する。
【0009】本発明のもう一面によると、コードレス電
話が周波数ホッピングシステム内での通信を進行中の通
信が不注意に中断されたときハンドセットユニット及び
ベースユニットの両方によって実行される初期設定プロ
セスを通じて迅速に再確立するという意味で増強された
機能が提供される。本発明及びこの動作のモードは以下
の詳細な説明を付属の図面を参照して読むことによって
いっそう明快に理解できるものである。
【0010】
【実施例】図1には向上された機能を提供し、かつ本発
明の原理に従って動作できるハンドセットユニット用の
パワー節約構成を組み込むコードレス電話のある回路の
一般ブロック図が示される。図示されるように、このコ
ードレス電話は、大まかに見ると、両方とも周波数ホッ
ピングシステム(frequency hopping system)内の複数
の通信チャネルを通じて動作が可能なベースユニット1
0及びハンドセットユニット20から成る。
【0011】周波数ホッピングシステムを含む広帯域技
術(spread spectrum technology)の概略に関しては
R.C.ディクソンによる著書『広帯域システム(Spre
ad Spectrum Systems )』(1984年、ニューヨー
ク、ジョンウィレイ&サンズ社出版)において示され
る。このコードレス電話の設計における周波数ホッピン
グシステムに対する具体的な要件がReport and Order i
n General Docket No.89-354において規定されている
が、このReport and Order(報告及び指令)は1990
年6月14日に連邦通信委員会(Federal Communicatio
ns Commission )によって採択され、1990年7月9
日に公開されている。
【0012】ベースユニット10内には制御ユニット1
10;及び(1)制御ユニット110、(2)時間領域
デュープレクサ(time domain duplexer、TDD)12
0及び(3)複合デジタルアナログ・アナログデジタル
(D/A+A/D)コンバータ125に対して同期を提
供するためのクロック115が含まれる。ベースユニッ
ト10内にはまた無線周波数(RF)トランシーバ13
0、アンテナ140及び周波数シンセサイザ150が含
まれる。ベースユニット10内の電話回路160はベー
スユニットをチップライン101及びリングライン10
2を通じて中央局或は他の適当なスイッチに接続する。
トランシーバ130はRF送信機及びRF受信機の両方
を含む。トランシーバ130はハンドセット20によっ
て送られた音声信号を復調し、これら信号をコンバータ
125のD/Aセクションを通じて電話回路160に結
合する。トランシーバ130はまたその入力音声及び他
の制御信号を電話回路160から受けるが、これらはト
ランシーバ130によってハンドユニット20に送られ
る前に、先ず最初に、コンバータ125のA/Dセクシ
ョン内へ結合される。電話回路160はチップ−リング
ライン101及び102上の信号、及びRFシランシー
バ130によってハンドセット20から受信された信号
に対する”簡単な古い電話サービス(POTS)”のイ
ンターフェースとして機能する。最後に、パワー回路1
70はベースユニット10内の全ての回路に対する動作
パワーを提供する。
【0013】制御ユニット110は、複数の制御機能を
提供することができ、読出し専用メモリ(ROM)、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)を含むマイクロコンピ
ュータの使用及び適当なコーディングの使用を通じて実
現することができる。このようなマイクロコンピュータ
は当分野において周知であり、シグネティクス(Signet
ics )、インテル(Intel )及びAMDなどの半導体業
者から簡単に入手できる。
【0014】制御ユニット110は保安コードデータ
(security code data)を生成及び格納し、また、例え
ば、連邦通信委員会のGeneral Docket No.89-354に従う
902−928MHz周波数バンド内で利用可能な17
3チャネルからのセットの50個のランダムチャネルに
対応する一群の50個のデータ値を持つ疑似ランダムデ
ータリストを生成する。この保安コードデータはハンド
セットユニット20がベースユニット10内のメイティ
ング受け台(mating cradle )内にあるときに生成さ
れ、1988年4月5日付けでR.E.アングリコウス
キー(Anglikowski)らに交付された合衆国特許第4,
736,404号の教示に従ってハンドセットユニット
20に提供される。制御ユニット110内に格納された
保安コードデータはデータベースユニット10とハンド
セットユニット20との間で、ハンドユニット20上に
位置するコンタクト201及び202とインターフェー
スするベースユニット上に位置するコンタクト103及
び104によって形成されるバッテリ充電コンタクトイ
ンターフェースを介して伝送される。後に説明される初
期設定プロセスの際に提供される保安コードは、ハンド
セットユニット20がベースユニット10から離れて位
置するときに、初期通信(initial communications)或
は呼設定(call set-up )を確立する際に或は進行中の
通信の際にこれらユニットの間でその後のオぺコードデ
ータ(opcode data )を転送するときに伝送される。
【0015】保安コードデータと同様に、疑似ランダム
に生成されるデータリストは、ハンドセットユニット
がベースユニット10内のメイティング受け台内にあ
るときに生成される。本発明によると、制御ユニット1
10は、例えば、909−928MHz周波数バンド内
で利用できる173個の可能なチャネル内の2個のセッ
トに対応する一群のデータ値内の51番目及び52番目
のデータ値を含む拡張疑似ランダムデータリスト(expa
nded pseudo random data list)を生成する。保安コー
ドデータと同様に、このセットのチャネルは後に詳細に
説明される初期設定プロセスの際に使用される。当業者
においては、この疑似ランダム的に生成されるデータリ
ストは、別の方法として、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、ハンドセットユニット20内に実現で
きることが明白となろう。このセットのチャネルに対す
るデータを含むデータリストもベースユニット10とハ
ンドセットユニット20との間で初期設定プロセスの際
にバッテリ充電コンタクトインターフェースを介して伝
送される。この疑似ランダムに生成されるデータリスト
は、S.W.ゴロム(Golomb)による著書『スペースア
プリケーションを伴うデジタル通信(Digital Communic
ations With Space Applications)』(1964年ニュ
ージャージ州所在プレンティスホール社出版)のページ
7−15の教示に従って生成することができる。
【0016】制御ユニット110はまたTDD120の
制御及び構成を行なう。制御ユニット110からの疑似
ランダムに生成されたデータリストはTDDに提供さ
れ、ここで格納される。TDD120は、一方、制御ユ
ニット110によって生成されたデータリスト内に格納
された値を適当な時間に周波数シンセサイザ150に入
力することにより、ベースユニット10の周波数ホッピ
ングサイクルにおいて選択される周波数を制御する。T
DD120はまたシンセサイザが周波数ホッピンクサイ
クルを通じて進行するに従って周波数シンセサイザ15
0をリフレッシュする。
【0017】次に、ハンドセットユニット20の説明に
入るが、このユニット内のコンポーネントとしては、制
御ユニット210、目覚しタイマ212、及び(1)こ
の制御ユニット210、(2)時間領域ジュープレック
サ(TDD)220及び(3)複合デジタルアナログ・
アナログデジタル(D/A+A/D)コンバータ225
に同期を提供するためのクロック215を含む。ハンド
セットユニット20内にはまたFRトランシーバ23
0、アンテナ240及び周波数シンセサイザ250が含
まれる。電話回路及びキーパッドセクション260は電
話番号のダイヤル動作及びハンドセットユニット20
ベースユニット10と交信できるようにするための会話
モード、相互通信モード及びページモードなどの機能の
選択を可能にする。バッテリ270はハンドセットユニ
ット20内の全ての回路に対する動作パワーを提供す
る。このバッテリはパワー回路170によってハンドセ
ットユニット20がベースユニット10のメイティング
受け台内に置かれたとき形成される充電コンタクトイン
ターフェース103、104及び201、206を介し
て充電される。
【0018】トランシーバ230はRF送信機及びRF
受信機の両方を含む。このトランシーバ230はベース
ユニット10によって送信された音声信号を復調し、こ
れら信号をコンバータ225のD/Aセクション及びハ
イブリッド283を介して拡声器281上に結合する。
シランシーバ230はまたベースユニット10に送信す
るマイクロホン282からの入力音声アナログ信号を持
つ。これらアナログ音声信号はハイブリッド283及び
コンバータ225のA/Dセクションを介してトランシ
ーバに結合される。このコンバータはアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するが、これらは次にRFトランシー
バ230に提供される。従来の増幅器284及び285
がそれぞれマイクロホン282から得られたアナログ音
声信号を増幅し、拡声器218に提供するために使用さ
れる。
【0019】ハンドセットユニット20をベースユニッ
10と交信できるように構成する初期設定プロセスは
ハンドセットユニットがベースユニット10のメイティ
ング受け台内に置かれたとき起こる。電話回路及びキー
パッドセクション260内にはハンドセットユニットが
ベースユニット上のメイティング受け台内に挿入された
ことを検出するための受け台内の検出器(図示無し)を
含む。この受け台内の検出器はまたハンドセットユニッ
20が受け台に挿入される度に制御ユニット210に
信号を送る。初期設定プロセスの際に、制御ユニット2
10はベースユニット10内の制御ユニット110とイ
ンターフェース及び交信する。この交信の一部として、
制御ユニット210は疑似ランダムに生成されたデータ
リスト及び保安コードデータを制御ユニット110から
充電コンタクトインターフェース103、104及び2
01、202を介して受信する。このデータがいったん
受信されると、制御ユニット210はデータの受信をこ
の同一データを充電コンタクトインターフェースを介し
てベースユニット10にエコーバックすることによって
知らせる。
【0020】ベースユニット10とハンドセットユニッ
ト20との間の任意の通信はこのときこれらの間で共有
される保安コードを伴わなければならない。ベースユニ
ット10によって開始されるハンドセットユニット20
とベースユニット10との間の初期通信の確立の際に、
制御ユニット210は、受信された保安コードデータと
格納された保安コードデータが一致することを要求す
る。同様に、これら二つの保安コードの一致は制御ユニ
ット110によっても、ベースユニット10がハンドセ
ットユニットからの呼設定要求に応答するために要求さ
れる。制御ユニット110と同様に、制御ユニット21
0はROM、RAMを含むマイクロコンピュータの使
用、及び適当なコーディングの使用を通じて実現するこ
とができる。このようなマイクロコンピュータは当分野
において周知であり、シグネティクス(Signetics )、
インテル(Intel )及びAMDなどのような半導体業者
から簡単に入手できる。
【0021】ハンドセットユニット20が通信のために
使用されておらず、ベースユニット10から離れて位置
するときは、ハンドセットユニット10は低パワー監視
モードに入るが、このモードはパワーダウン動作及びこ
れに続く満足できる動作のために要求されるハンドセッ
トユニット20内のある最小限の回路のパワーアップ動
作を含む。この回路のオンタイム状態(on-time state
)低減は、ハンドセットユニットとベースユニットと
の間に通信が進行してないときのバッテリパワーの節約
に寄与する。また、ハンドセットユニット20内の他の
回路は、ハンドセットユニットがこの監視モードにある
間完全にオフにされる。ハンドセット20のパワーダウ
ンにおいて、制御ユニット210はそれ自体をオフ或は
休眠状態にし、またTDD220に、これもパワーダウ
ンされた状態の間オフ状態を取るように知らせる。オフ
になる前に、TDD220は、例えば、ワンショット単
一状態マルチバイブレータ(one-shot-monostable-mult
ivibrator )から成る目覚しタイマ212を起動し、そ
の後、ハンドセットユニット20内の全ての他のクロッ
ク駆動回路をオフにする。約360ミリ秒の後に、ハン
ドセット20は40ミリ秒間最小パワー動作状態にパワ
ーアップされる。この状態の変化は360ミリ秒の終端
時に目覚しタイマ212からTDD220に提供される
パルスによって始動される。TDD220はこれによっ
て起動され、これは一方、制御ユニット210、クロッ
ク215及びトランシーバ230の受信部分をオンに
し、RF信号がベースユニットから伝送されているか、
或はハンドセットユニット20内のキーパッド上のキー
が押されているか否かを決定する。これらのいずれも起
こってないときは、制御ユニット210は再度自体及び
TDD220へのパワーを切り、このサイクルが反復さ
れる。この低パワー監視モードはRF信号がベースユニ
ットから受信されたり或はキーパッド上のキーが押され
ない限り継続する。
【0022】RF信号がベースユニットから受信される
と、この信号は制御ユニット210に結合され、制御ユ
ニットは、ハンドセットユニットが最小パワー動作状態
にパワーアップされた40ミリ秒内の信号内の初期同期
パターン(initialization syncronization pattern )
を探す。受信された初期同期パターンがハンドセットユ
ニットによって認識される保安コードを含まないとき
は、制御ユニット210は、自体及びTDD220への
パワーを切る。一方、初期同期パターンがハンドセット
ユニットによって認識される保安コードを含む場合は、
制御ユニット210は低パワー監視モードを無効にさせ
る。こうすることによって、制御ユニット210は通常
のON時間を超えてTDD220を起動し、ベースユニ
ットから受信されているRF信号との同期を確立する。
ハンドセットユニット20の低パワー監視モードはまた
キーパッド上のあるキーが押されたとき、並びにハンド
セットユニットがベースユニット10内のメイティング
受け台に置かれたときも、ハンドセットユニットとベー
スユニットとの間のデータの交換がそのときこれらの間
に存在するバッテリ充電コンタクトインターフェースを
通じて起こるように無効にされる。
【0023】ベースユニットとハンドセットユニットと
の間の通信は伝送フレーム(transmission frame)と命
名される時間期間内に起こる。1フレーム内において、
ベースユニット及びハンドセットユニットは、両方とも
互いに送信する。典型的な伝送フレームは、例えば、5
ミリ秒の長さを持ち、約500ビットの情報のための時
間スロットを含む。動作において、ベースユニットは、
一般的には、個々のフレームの最初の半分、つまり、
2.5ミリ秒間送信を行ない、次に、ハンドセットユニ
ットからの信号を受信するように再構成され、ハンドセ
ットユニットは、同一周波数上の個々のフレームの第二
の半分、つまり、2.5ミリ秒内に送信を行なう。ハン
ドセットユニットはベースユニットに対して、これが各
フレームの最初の半分において受信し、各フレームの第
二の半分において送信するように再構成されるという意
味において補完的な様式にて動作する。このサイクル的
なフレーム伝送は約400ミリ秒内に80フレームを生
成する。
【0024】ベースユニット及びハンドセットユニット
の両方とも互いに呼を発することができる。前に示した
ように、チャネル50及び51は、ベースユニットとハ
ンドセットユニットとの間の通信を開始するために使用
される。ベースユニットがハンドセットユニットへの呼
を開始するときは、ベースユニットは、各フレームの第
一の部分において400ミリ秒間チャネル51上に初期
同期パターンを送る。ハンドセットユニットがベースユ
ニットへの呼を開始するときは、ハンドセットユニット
はこれと同一の初期同期パターンをチャネル51上に送
信するが、但し、各フレームの第二の部分に等しい時間
期間内に120秒間これを行なう。この同期パターン
は、後に詳細に説明されるように、ドッティングシーケ
ンス信号(dotting sequence signal )、これに続く保
安コード、バーカコード(barker)及び情報が送信され
ない期間から成る。
【0025】ドッティングシーケンス信号は一連の1及
びゼロから成り、これらは、ハンドセットユニットを起
動するため、及び後に示されるようにベースユニットに
その受信クロックを入り信号を提供しているクロックの
位相と整合するために提供される。これらクロックの位
相が整合されると、ハンドセットユニットは、このドッ
ティングシーケンス信号に続く適当なビット境界内に保
安コード及びバーカコードを読むことができる。
【0026】ハンドセットユニットとの接触を試みる場
合、ベースユニットは198ビットのドッティングシー
ケンス信号及びこれに続く保安コードを送る。この保安
コードはベースユニットによって生成された16ビット
のランダム数であり、前述のように、ハンドセットユニ
ット20内の制御ユニット210にハンドセットユニッ
トがベースユニット10の受け台内にあるときにバッテ
リ充電コンタクトを通じて転送される。この共有保安コ
ードは別のベースユニットがこのハンドセットユニット
と誤って同期されることを防止する。また、通信が進行
している間に、ベースユニット及びハンドセットユニッ
トはそれらがその時点でそれを通じて通信を行なってい
る任意のチャネルが妨害されてないかをどうかをこのチ
ャネル上で誤って受信された保安コードビットの数を調
べることによって決定することができる。
【0027】初期同期パターン内には保安コードに続い
てバーカコードが送られる。このバーカコードは固定さ
れた所定の8ビットパターンであり、これは、あるフレ
ーム内のハンドセットユニット内の受信機のフレームク
ロックをベースユニット内の送信機のフレームクロック
と整合させるための位置基準を提供する。これはハンド
セットユニットがベースユニットとフレーム同期或はフ
レーム位相を低パワー監視モードの動作の際にハンドセ
ットユニットがオフにされた後に再確立することを可能
にする。ハンドセットユニットとの整合を行なうとき、
ベースユニットの受信機内のフレームクロックも同様に
ハンドセットユニット内の送信機のフレームクロックと
同期されなければならない。
【0028】ベースユニットが初期同期パターン内に保
安コード及びバーカコードを送信した後に、ベースユニ
ットによって各フレーム内に30ビットに等しい期間追
加の情報は送られない。この期間内に、例えば、ハンド
セットユニットから初期同期パターンを受信するための
周波数シンセサイザの再構成を含む幾つかの内部処理が
起こるための遅延が提供される。
【0029】ハンドセットユニット受信機とベースユニ
ット送信機とのフレーム位置の整合がいったん達成され
ると、ハンドセットユニットに対する同期、つまり”B
IGSYNC”が確立される。同様に、ベースユニット
受信機とハンドセットユニット送信機との間のフレーム
位置の整合はベースユニットに対するBIG SYNC
を確立する。
【0030】次に図2の参照に移るが、ここには、この
コードレス電話システムのハンドセットユニットに対す
る低パワー監視モード動作を提供する動作のタイミング
図が示される。ベースユニット10からの初期同期パタ
ーンの送信のタイミングが図面の上側に示され、この同
期パターンの受信のためハンドセットユニットを起動す
るタイミングが図面の下側部分に示される。このタイミ
ング図はまたハンドセットユニットを最小パワー動作状
態から全ON動作状態に起動するためのベースユニット
との対話も示す。
【0031】ベースユニットがハンドセットユニットと
接触したいと思った場合、これは、前述のように時間期
間204、つまり、400ミリ秒間初期同期パターンを
送信する。タイミング図に示されるように、ハンドセッ
トユニット受信機は最初はオフ状態にあり、約40ミリ
間、チャネル51上で時間期間203の間オンにされ
る。時間期間203において、ハンドセットユニットは
ベースユニット10からの初期同期パターンを傍受する
が、これは検出されない。ハンドセットユニットは次に
360ミリ秒間パワーダウンする。この360ミリ秒の
時間期間の終端において、ハンドセットユニットは再度
期間205においてオンにされ、今回は、これはチャネ
ル51上にベースユニット10から送られて来る初期同
期パターンを検出する。各送信された同期パターンが検
出されることを保証するために、ハンドセットユニット
受信機に対するパワーダウン期間の長さは同期パターン
が二つのパワーアップ期間をまたがるように設計され
る。
【0032】ターンオンされたこの40ミリ秒間におい
て、ハンドセットユニットはベースユニットから送信さ
れて来る同期パターンを受信し、こうして、チャネル5
1上にベースユニットからのBIG SYNCを取得す
る。いったんハンドセットユニットがBIG SYNC
を受信すると、これは直ちにチャネル52に移動し、ベ
ースユニットもこのチャネルに移るのを待ち、初期同期
パターンを送信する。ベースユニットはいったん初期同
期パターンをチャネル51上に400ミリ秒間送信する
と、これは、チャネル52に移り、このチャネル上にこ
の初期同期パターンを送ることを続ける。ハンドセット
ユニットはチャネル52の監視を開始しているため、ハ
ンドセットユニットもこのチャネル上にBIG SYN
Cを取得する。BIG SYNCがハンドセットユニッ
トによっていったん取得されると、ハンドセットユニッ
トはチャネル52上のベースユニットに初期同期パター
ンを送り返し、ベースユニットがその受信機に対する位
相クロックをハンドセットユニット送信機に対する位相
クロックと整合できるようにする。チャネル52内をハ
ンドセットユニットによってベースユニットに送られる
初期同期パターンはベースユニットによってチャネル5
1及び52を通じてハンドセットユニットに送られる初
期同期パターンと同一である。
【0033】ハンドセットユニットがベースユニットへ
の呼を開始する場合、ハンドセットユニットはチャネル
51上のベースユニットに初期同期パターンを約120
ミリ秒間送る。この期間の後、これは、チャネル51上
の傍聴モードに戻る。ベースユニットがハンドセットユ
ニットから同期パターンを受信すると、ベースユニット
が呼の設定の支配権を取り、上に説明のプロセスが遂行
される。
【0034】ベースユニット及びハンドセットユニット
がチャネル52上にある期間、これらユニットは、ホッ
ピングシーケンスの開始時期のために同期しなければな
らない。こうして、ベースユニットはいったんハンドセ
ットユニットからBIG SYNCを取得すると、初期
同期パターンの送信を止め、ハンドセットユニットに初
期同期パターンの送信を停止するように知らせる8−ビ
ットオペコードを送信し、また一連のオペコードのベー
スユニットとハンドセットユニットがいつ周波数ホッピ
ングを開始すべきかを定義する最初の送信を開始する。
このメッセージ伝送フォーマットは図5に示され、図5
との関連で後に説明される。
【0035】図3の参照に移るが、ここには、ハンドセ
ットユニットとの呼設定を開始するに当ってのベースユ
ニットに対する基準を含む要求される機能を持つコード
レス電話の動作の流れ図が示される。制御ユニット11
0によって提供されるこれら機能は、長所として、読出
し専用メモリ(図示無し)内に格納されたプロセス或は
プログラムによって決定される。このプロセスはステッ
プ301から開始されるが、ここでは、ベースユニット
内の送信機はアイドルであり、ベースユニット内の受信
機はチャネル51をベースユニットからの信号が来ない
か監視する。プロセスは次に判定302に進み、ここ
で、ハンドセットユニットがチャネル51上に初期同期
パターンを送信しているか否かが決定される。ハンドセ
ットユニットがこのパターンをチャネル51上に送信し
てないときは、プロセスは判定303に進み、ここで、
ベースユニットがハンドセットユニットと交信すること
を要求するオペコード信号がベースユニット内に存在す
るか否かが決定される。このような信号の例としては、
チップ及びリングラインを通じての入り呼び出し信号及
び後に詳細に説明される信号損失オペコード(signal f
ailure opcode )がある。このような信号が存在しない
場合は、プロセスはステップ301に戻る。このループ
がベースユニットが待機状態にあり、ハンドセットユニ
ットからの呼がないかチャネル51を監視しているあい
だ反復される。
【0036】判定302において、ハンドセットユニッ
トがチャネル51上に初期同期パターンを送信している
と判定された場合、プロセスはステップ304に進む。
また、ベースユニットがハンドセットユニットと交信す
ることを要求するオペコード信号がベースユニット内に
存在する場合も、プロセスは同様に判定303からステ
ップ304へと進む。ステップ304において、ベース
ユニット送信機がオンにされ、初期同期パターンが40
0ミリ秒間チャネル51上に送信される。ステップ30
4から、プロセスはステップ305に進み、ここでベー
スユニットのトランシーバ(送信機及び受信機)がチャ
ネル52にチューニングされる。送信機は再度、初期同
期パターンをこのチャネル上に送信し、受信機はこのチ
ャネル上にハンドセットユニットによって送られること
が期待される初期同期パターンがこのチャネル上に受信
されないか監視を開始する。
【0037】ステップ305から、プロセスはステップ
306に進み、ここで400ミリ秒のタイマが開始され
る。プロセスは次に判定307に進み、ここで、ハンド
セットユニットが期待される通りにチャネル52上に初
期同期パターンを送信しているか否かの決定が行なわれ
る。この同期パターンが受信されてないときは、プロセ
スは判定308に進み、ここで、400ミリ秒タイマが
満了したか否かの決定がなされる。このタイマが満了し
ているときは、ハンドセットユニットとの通信を確立す
る企ては終端され、プロセスはステップ301に戻り、
ここで再びチャネル51の監視を開始する。判定308
においてタイマが満了してないときは、プロセスは判定
307に戻り、チャネル52上に同期信号が送られてこ
ないか監視を続ける。判定307においてチャネル52
上にハンドセットユニットがその初期同期パターンを送
信していることが発見された場合は、プロセスは判定3
09へと進む。
【0038】判定309において、ベースユニット内に
BIG SYNCが確立されたか否かの決定が行なわれ
る。確立されてないときは、プロセスは判定310に進
み、ここで400ミリ秒タイマが再度調べられる。この
タイマが満了している場合は、プロセスはステップ30
1に戻り、呼設定の試みが中断される。タイマが満了し
てないときは、プロセスは判定309に戻り、再度、B
IG SYNCが確立されたか否かが決定される。BI
G SYNCが確立された場合は、プロセスはステップ
311に進み、ここでベースユニットは初期同期パター
ンの送信を停止し、ハンドセットユニットにこれもその
同期パターンの送信を停止させるメッセージを送る。ベ
ースユニットはまたこのステップにおいてハンドセット
ユニットにホップメッセージ(hop message )を送り、
周波数ホッピングシーケンスが開始されるべき時間まで
のカウントダウンを開始する。カウントダウンシーケン
スがいったん終端すると、呼設定ルーチンから退出し、
ステップはホップルーチンに入る。
【0039】次に、図4の参照に移るが、ここには、低
パワー監視モードでのハンドセットユニットの動作に対
する基準を含む要求される機能を持つコードレス電話の
動作の流れ図が示される。制御ユニット210によって
提供されるこれら機能は、長所として、読出し専用メモ
リ(図示無し)内に格納されたプロセス或はプログラム
によって決定される。低パワー監視モードはハンドセッ
トユニットがベースユニットから離れて位置し、かつベ
ースユニットと交信してない場合に適用する。ハンドセ
ットユニット内の幾つかの回路はハンドセットユニット
がこの監視状態にあるとき、完全にオフにされる。ハン
ドセットユニット内の他の回路はパワーダウンされ、次
に、満足な動作に必要なだけバックアップされる。
【0040】このプロセスはステップ401から開始さ
れ、ここで、360ミリ秒で満了或は時間切れする目覚
しタイマが始動される。プロセスは次にステップ402
に進み、ここで、ハンドセットユニット内の他の全ての
回路がオフにされる。プロセスは次に判定403に進
み、ここで、ハンドセットユニットのキーパッド上のキ
ーが押されたか否かの決定が行なわれる。押されてない
ときは、プロセスは判定404に進み、ここで、目覚し
タイマが満了したか否かが決定される。このタイマが満
了してないときは、プロセスは判定403に戻り、この
ループがタイマが満了するか或はハンドセットユニット
のキーパッド上のキーが押されるまで続けられる。
【0041】判定403において、キーが押されたこと
が決定されると、この機能を監視するハンドセットユニ
ット内の専用の回路が判定405において、押されたキ
ーがハンドセットユニットにベースユニットと交信する
ことを要求するか否か決定される。これがハンドセット
ユニットがベースユニットと交信することを要求しない
ときは、回路はステップ406において押されたキーに
対して動作し、プロセスは判定403に戻り、ここでこ
れは再度キーが押されたか否か決定する。判定405に
おいて、押されたキーがハンドセットユニットがベース
ユニットと交信することを要求する場合は、プロセスは
ステップ407に進み、ここでハンドセットユニット送
信機はオンとなり、初期同期パターンがチャネル51上
に120ミリ秒間伝送される。このプロセスは次にステ
ップ408に進み、ここで40ミリ秒のタイマが始動さ
れる。このプロセスは同様に、いったん目覚しタイマが
満了したことが決定されると、判定404からこのステ
ップ408に進む。
【0042】ステップ408からプロセスはステップ4
09に進み、ここで、ハンドセットユニットが最小パワ
ー動作状態にパワーアップされる。この状態において、
受信機及びベースユニットによってRF信号が送られて
いるか否か決定するために必要なハンドセットユニット
内の他の最小回路がオンにされる。ステップ409か
ら、プロセスは判定410に進み、ここで、ベースユニ
ットがチャネル51上に初期同期パターンを送信してい
るか否かが決定される。送信してないときは、プロセス
は判定411に進み、ここで、40ミリ秒タイマが満了
したか否かが決定される。このタイマが満了していると
きは、ハンドセットユニットはベースユニットからRF
信号を受信しておらず、プロセスはステップ401に戻
る。40ミリ秒タイマが満了してないときは、プロセス
は判定410に戻り、チャネル51上に同期パターンの
監視を継続する。
【0043】判定410において、ハンドセットユニッ
トがベースユニットがチャネル51上に初期同期パター
ンを送信していると決定した場合は、プロセスは判定4
12に進み、ここで、ハンドセットユニットがチャネル
51上にBIG SYNCを取得したか否かの決定が行
なわれる。取得してないときは、プロセスは判定413
に進み、ここで、40ミリ秒タイマが満了したか否かの
決定が行なわれる。このタイマが満了しているときは、
ハンドセットユニットは割り当てられた時間内にBIG
SYNCをベースユニットから受信しておらず、プロ
セスはステップ401に戻る。40ミリ秒タイマが満了
してないときは、プロセスは判定412に戻り、チャネ
ル51上のBIG SYNCの監視を続ける。
【0044】判定412において、BIG SYNCが
チャネル51上に取得されるたことが決定されると、プ
ロセスはステップ414に進み、ここで800ミリ秒タ
イマが始動される。このステップから、プロセスはステ
ップ415へと進み、ここでトランシーバ、つまり、送
信機及び受信機がチャネル52にチューニングされ、こ
こで受信機は初期同期パターンの傍受を開始する。判定
415からプロセスは判定416に進み、ここで、BI
G SYNCがハンドセットユニットによってチャネル
52上に取得されたか否かが決定される。取得されてな
いときは、プロセスは判定417に進み、ここで800
ミリ秒タイマが満了したか否かが決定される。このタイ
マが満了しているときは、ハンドセットユニットはこの
割り当て時間内にベースユニットからBIG SYNC
を取得しておらず、プロセスはステップ401に戻る。
800ミリ秒タイマが満了しているときは、プロセスは
判定416に戻り、チャネル52上のBIG SYNC
の監視を継続する。
【0045】BIG SYNCがチャネル52上に取得
されたときは、プロセスは判定416からステップ41
8に進み、ここで、400ミリ秒タイマが始動される。
次に、プロセスはステップ419に進み、ここでハンド
セットユニット内の送信機がチャネル52上のベースユ
ニットへのその初期同期パターンの伝送を開始する。ベ
ースユニットは図3のプロセスとの関連で前述したよう
にハンドセットユニットからこの初期同期パターンを受
信し、ハンドセットユニットにホップメッセージを送信
する。
【0046】ステップ49から、プロセスは判定420
に進み、ここでハンドセットユニットはホップメッセー
ジが到着したか否かを決定する。到着してないときは、
プロセスは判定421に進み、ここで400ミリ秒タイ
マが満了したか否かが決定される。このタイマが満了し
ているときは、ハンドセットユニットはこの割り当てら
れた時間内にベースユニットからホップメッセージを受
信しておらず、プロセスはステップ401に戻る。40
0ミリ秒タイマが満了してないときは、プロセスは判定
420に戻り、ホップメッセージの監視を継続する。判
定420において、ホップメッセージが受信されている
ことが決定されると、ハンドセットユニットは周波数ホ
ッピングシーケンスが開始されるべき時間へのカウント
ダウンシーケンスを開始する。ウントダウンシーケンス
が終端すると、低パワー監視モードに対するルーチンか
ら退出し、プロセスはハンドセットユニットのホップル
ーチンに入る。
【0047】コードレス電話に対して要求される機能
は、本発明によると、図3及び4のプロセスを通じて、
及び中断電話呼を再確立することによって提供される。
図3及び4の流れ図に説明されるプロセスは、長所とし
て、ベースユニットとハンドセットユニットとの間の通
信をこれらユニット間に事故的な中断が起こったとき迅
速に再確立することを可能にする。中断は様々な形で起
こる。一例として、ハンドセットユニットのユーザが動
き回ったとき、彼或は彼女がコードレス電話のハンドセ
ットユニットを通じて会話しているときに、コードレス
電話の通信範囲の外側に事故的にはみ出す場合がある。
この場合、ハンドセット或はベースユニットは、しばら
く後に、BIG SYNCを失う。また、ベースユニッ
ト及びハンドセットユニットがその間でホップすること
を割り当てられた幾つかのチャネルが(ベースユニッ
ト、ハンドセットユニット或はこれら両方のユニットに
対して)ノイジーとなり、一つ或は複数のこれらチャネ
ルに遭遇したとき通信に影響が及されることがある。こ
うして、通信中に、ハンドセットユニットがベースユニ
ットとのBIGSYNCを失ったり、ベースユニットが
ハンドセットユニットとのBIG SYNCを失ったり
した場合、GIG SYNCを最初に失ったユニットは
その周波数ホッピングを停止し、チャネル51に移る。
第二のユニットは、第一のユニットからもはや信号を受
信しなくなるために、この信号の不在を検出し、これも
直ちにチャネル51に移動する。ベースユニットがチャ
ネル51上にいったん到達すると、これは直ちに、図3
のルーチン、より詳細には、判定303によって提供さ
れる信号損失オペコードに従ってハンドセットユニット
に初期同期パターンを送ることを開始する。ハンドセッ
トユニットがチャネル51上に到着すると、これはベー
スユニットからのこの初期同期パターンを傍受する。図
3及び図4の両方に説明されるルーチンに従って、BI
G SYNCが取得され、対応するホップルーチンが開
始され、これによってハンドセットユニットとベースユ
ニットとの間の通信が確立される。
【0048】図5には、ハンドセットユニットとベース
ユニットの両方によって共有される周波数ホッピングシ
ーケンスの開始を同期するために使用されるホップメッ
セージ伝送フォーマットの詳細が示される。ベースユニ
ットとハンドセットユニットとの間の同期は、ベースユ
ニットとハンドセットユニットがその後ホッピングを開
始するべき特定の番号をベースユニットに選択させるこ
とによって達成される。この番号はまたハンドセットユ
ニットにもグループのフレーム内にカウントダウン順に
配列された一連のメッセージとして提供される。第一の
グループのフレーム501内において、ベースユニット
は、例えば、16進の24($24)のホッピング開始
メッセージ、つまり、オペコードを送り、これがハンド
セットユニットによって受信される。ハンドセットユニ
ットは、すると、ホッピング開始メッセージ及びこの番
号を受信したことを知らせる確認、つまり、”ACK”
メッセージをベースユニットに返信する。次に、ハンド
セットユニット及びベースユニットの両方によってこれ
らが周波数ホッピングを開始するための正しい開始時間
が受信されることを確保するために、ベースユニットは
ACK2を送信し、ハンドセットユニットはこれを受信
する。
【0049】第二のグループのフレーム502におい
て、ベースユニットは、例えば、16進の23($2
3)のホッピング開始メッセージを送り、これがハンド
セットユニットによって受信される。第一のグループの
フレームの場合と同様に、ハンドセットユニットは、す
ると、ホッピング開始メッセージの受信を知らせるAC
Kメッセージをベースユニットに返信する。同様に、周
波数ホッピングのための正しい開始時間がハンドセット
ユニット及びベースユニットの両方によって受信される
ことを確保するために、ベースユニットはACK2メッ
セージを送信し、ハンドセットユニットはこれを受信す
る。フレームグループ501及び502並びにこれに続
くフレームグループルに対しては、ベースユニット及び
ハンドセットユニットは、この開始時間を一連のホッピ
ング開始メッセージを通じて交信し、結果として正しい
開始時間がハンドセットユニット及びベースユニットの
両方の制御ユニットに絶えず送られる。
【0050】これらホッピング開始メッセージは、長所
として、ベースユニットとハンドセットユニット間で送
られる個々の後続のフレームグループが線型的に減少す
る値を持つようにフレームグループ内に配列される。こ
うして、一つ或は複数の後続のメッセージがチャネル上
の妨害などによってハンドセットユニット或はベースユ
ニットによって受信されない場合でも、開始時間へのカ
ウントダウンを行なうベースユニット及びハンドセット
ユニットの両方の中の制御ユニットは、正しい開始時間
を持ち、これは次の正しいメッセージの受信によって確
認される。ホップメッセージのカウントが16進のゼロ
($0)に減少すると、フレームグループ503によっ
て示されるように、ベースユニット及びハンドセットユ
ニットは両方ともチャネル1に移動し、周波数ホッピン
グを同期的に開始する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は両者とも本発明の原理に従って動作でき
るコードレス電話のベースユニット及びハンドセットユ
ニットを表わす機能ブロック図である。
【図2】本発明によるコードレス電話システムの低パワ
ー監視モードを図解するタイミング図である。
【図3】本発明に従う図1に示されるコードレス電話の
ベースユニット内に組み込むのに適したプロセスの流れ
図である。
【図4】本発明に従う図1に示されるコードレス電話の
ハンドセットユニット内に組み込むのに適したプロセス
の流れ図である。
【図5】本発明に従う図1に示されるコードレス電話の
ハンドセットユニット内に組み込むのに適したホップメ
ッセージ伝送フォーマットを示す。図面を通じて、同一
の要素は、図面中一回以上示された場合、同一参照番号
によって示される。
【符号の説明】10 ベースユニット20 ハンドセットユニット 110、210 制御ユニット 120、220 時間領域デュープレクサ 130、230 RFトランシーバ 150、250 周波数シンセサイザ 160 電話回路
フロントページの続き (72)発明者 ケネス ダブリュ.リーランド アメリカ合衆国 08753 ニュージャー シィ,トムズ リヴァー,イレヴンス ストリート 84 (72)発明者 ウィリアム ジェー.ニーロン アメリカ合衆国 07756 ニュージャー シィ,オーシャン グローヴ,ヘック アヴェニュー 81 (72)発明者 ホン ユー アメリカ合衆国 07747 ニュージャー シィ,アバーデーン,アイロンゲート レーン 80 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 H04B 7/26 H04J 13/00 H04Q 7/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数ホッピングシステムにおいて採用
    されるコードレス電話におけるベースユニット及びハン
    ドセットユニットの間の通信を提供する装置であって、
    該ベースユニットが第1の送信機及び第1の受信機を含
    み、該ハンドセットユニットが、複数の通信チャンネル
    の何れか1つのチャンネルを介して該ベースユニット内
    の該第1の受信機に対して送信するための第2の送信機
    及び同チャンネルを介して該第1の送信機から受信する
    ための第2の受信機を含むような装置において、 該ハンドセットユニットが該ベースユニットから遠隔し
    て位置し、かつ待機状態にある間に、該第2の送信機及
    び第2の受信機の動作を停止する手段と、 該ハンドセットユニットが待機状態にある間に、該ベー
    スユニットとハンドセットユニットの間の通信を開始す
    るために周波数ホッピングバンド内の複数の利用可能な
    チャンネルから1つのチャンネルを選択する手段と、 周波数ホッピングサイクルを開始するために、該ベース
    ユニット及びハンドセットユニットのための該複数のチ
    ャンネルの内の該選択された1つのチャンネルを介して
    開始時刻を通信するための、ベースユニットにて一連の
    データメッセージを発生し及びこれらデータメッセージ
    を該ハンドセットユニットに提供する手段を含む手段で
    あって、該ハンドセットユニットが該データメッセージ
    の受信を認証する手段を含み、該データメッセージが該
    周波数ホッピングサイクルを開始するための該ベースユ
    ニット及びハンドセットユニットのための開始時刻を表
    わすものであり、該データメッセージは、該ベースユニ
    ット及びハンドセットユニットが該周波数ホッピングサ
    イクルを開始する所定の値に時刻を有する値が直線的に
    減少するものである開始時刻を通信する手段とを含む装
    置。
  2. 【請求項2】 周波数ホッピングシステムにおいて採用
    されるコードレス電話のベースユニットとハンドセット
    ユニットの間の通信を開始する方法であって、該ベース
    ユニットが第1の送信機及び第1の受信機を含み、該ハ
    ンドセットユニットが、複数の通信チャンネルの内の何
    れか1つのチャンネルを介して該ベースユニット内の該
    第1の送信機に対して送信するための送信機及び同チャ
    ンネルを介して該ベースユニット内の該第1の送信機か
    ら受信するための第2の受信機を含むような方法におい
    て、 該ベースユニットとハンドセットユニットの間の通信を
    開始するために、周波数ホッピングバンドにおける複数
    の利用可能チャンネルから1つのチャンネルを選択する
    ステップと、 該チャンネルの内の該選択されたチャンネルを監視する
    よう該第2の受信機を構成するステップと、 該選択されたチャンネルを介して該ベースユニットによ
    り初期化同期パターンを送信し及び該選択されたチャン
    ネルを介して該ハンドセットによりこのパターンを受信
    するステップと、 周波数ホッピングサイクルを開始するために該ベースユ
    ニット及びハンドセットユニットのための該複数の利用
    可能チャンネルのうちの該選択された1つのチャンネル
    を介して開始時刻を通信するステップであって、時刻を
    持つ値が該ハンドセットユニット及びベースユニットが
    該周波数ホッピングサイクルを開始する所定の値に直線
    的に減少するよう構成された一連のデータメッセージを
    該ベースユニットにより発生し、そのデータメッセージ
    を該ハンドセットユニットに送信し、及び該ハンドセッ
    トユニットによる該データメッセージの受信を該ベース
    ユニットに対して認証するステップを含むような開始時
    刻を通信するステップとを含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、該複数
    の利用可能チャンネルのうちの1つから選択されたチャ
    ンネルは擬似ランダムシーケンスにより選択される一群
    のチャンネル中の1つのチャンネルである方法。
  4. 【請求項4】 周波数ホッピングシステムにおいて採用
    されるコードレス電話におけるベースユニットとハンド
    セットユニットの間の通信を提供するための装置であっ
    て、該ベースユニットが第1の送信機及び第1の受信機
    を含み、該ハンドセットユニットが複数の通信チャンネ
    ルのうちの何れか1つのチャンネルを介して該ベースユ
    ニットの該第1の受信機に対して送信をするための第2
    の送信機及び同チャンネルを介して該ベースユニットの
    該第1の送信機から受信するための第2の受信機を含む
    ようになっている装置において、 該ベースユニットと該ハンドセットユニットの間の通信
    を開始するために、周波数ホッピングバンド内の複数の
    利用可能チャンネルから1つのチャンネルを選択する手
    段と、 該選択された1つのチャンネルを監視するよう該第1の
    受信機及び該第2の受信機の双方を構成する手段と、 周波数ホッピングサイクルを開始するために、該ベース
    ユニット及びハンドセットユニットについてのチャンネ
    ルの内の選択された1つのチャンネルを介して開始時刻
    を通信する手段であって、該ベースユニットにて一連の
    データメッセージを発生し、及びこれらデータメッセー
    ジを該ハンドセットユニットに提供する手段を含む開始
    時刻を通信する手段とを含み、該ハンドセットユニット
    は該データメッセージの受信を認証する手段を含み、該
    データメッセージは周波数ホッピングサイクルを開始す
    るために該ベースユニット及びハンドセットユニットに
    ついての該開始時刻を表わすものであり、該データメッ
    セージは該ベースユニット及びハンドセットユニットが
    該周波数ホッピングサイクルを開始する値に時刻を有す
    る値が直線的に減少するものである装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、該複数
    の利用可能チャンネルの内の1つから選択された該チャ
    ンネルが、擬似ランダムシーケンスにより選択される一
    群のチャンネル中の1つのチャンネルである装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、 該一群のチャンネルが、通信を開始するための第1の組
    のチャンネル及び該ハンドセットユニットと該ベースユ
    ニットの間の進行中の通信を維持するための第2の組の
    チャンネルを含むものである装置。
  7. 【請求項7】 コードレス電話における、周波数ホッピ
    ングシステムにおいてベースユニットと通信するよう構
    成されたハンドセットユニットであって、複数の通信チ
    ャンネルの内の何れか1つのチャンネルを介して該ベー
    スユニットの第2の受信機に対し送信するための第1の
    送信機及び同チャンネルを介して該ベースユニットの第
    2の送信機から受信するための第1の受信機を含むよう
    なハンドセットユニットにおいて、 該ベースユニットとの通信を開始するために、周波数ホ
    ッピングバンド内の複数の利用可能チャンネルから1つ
    のチャンネルを選択する手段と、 該選択された1つのチャンネルを監視するよう該第1の
    受信機を構成する手段と、 該周波数ホッピングサイクルを開始するための、該ベー
    スユニット及びハンドセットのための開始時刻を表わす
    一連のデータメッセージを受信する手段であって、該デ
    ータメッセージが、該ベースユニット及びハンドセット
    が該周波数ホッピングサイクルを開始する所定の値に時
    刻を有する値が減少するような受信する手段とを含むハ
    ンドセットユニット。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のハンドセットユニット
    において該複数の利用可能チャンネルから選択された該
    チャンネルが、擬似ランダムシーケンスにより選択され
    る一群のチャンネル中の1つであるハンドセットユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のハンドセットユニット
    において、 該一群のチャンネルが、該ベースユニットとの通信を開
    始するための第1の組のチャンネル及び該ベースユニッ
    トとの進行中の通信を維持するための第2の組のチャン
    ネルを含むものであるハンドセット。
  10. 【請求項10】 コードレス電話における、周波数ホッ
    ピングシステムにおいてハンドセットユニットと通信す
    るよう構成されたベースユニットであって、複数の通信
    チャンネルのうちのいずれか1つのチャンネルを介して
    該ハンドセット内の第2の受信機に対して送信を行うた
    めの第1の送信機及び同チャンネルを介して該ハンドセ
    ット内の第2の送信機から受信するための第1の受信機
    を含むようなベースユニットにおいて、 該ハンドセットユニットとの通信を開始するための、周
    波数ホッピングバンド内の複数の利用可能チャンネルか
    ら1つのチャンネルを選択する手段と、 周波数ホッピングサイクルを開始するために、該ベース
    ユニット及びハンドセットユニットのための該複数のチ
    ャンネルのうちの該選択された1つのチャンネルを介し
    て開始時刻を通信するための手段と、 該周波数ホッピングサイクルを開始するための、該ベー
    スユニット及びハンドセットユニットのための該開始時
    刻を表わす一連のデータメッセージを発生してこれらデ
    ータメッセージを該ハンドセットユニットに提供するた
    めの手段であって該データメッセージが、該ベースユニ
    ット及び該ハンドセットユニットが該周波数ホッピング
    サイクルを開始する値に時間をもつ値が減少するもので
    ある発生手段とを含むベースユニット。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のベースユニットに
    おいて、 該複数の利用可能チャンネルから選択された該チャンネ
    ルが、擬似ランダムシーケンスにより選択された一群の
    チャンネルの内の1つのチャンネルであるベースユニッ
    ト。
  12. 【請求項12】 周波数ホッピングシステムにおいて採
    用されるベースユニット及びハンドセットユニットを有
    するコードレス電話のための通信方法であって、該ベー
    スユニットが第1の送信機及び第1の受信機を含み、そ
    して該ハンドセットユニットが、複数の通信チャンネル
    の内のいずれか1つのチャンネルを介して該ベースユニ
    ット内の該第1の受信機に対して送信を行う第2の送信
    機及び同チャンネルを介して該ベースユニット内の該第
    1の送信機から受信するための第2の受信機を含むよう
    な通信方法において、 周波数ホッピングバンド内の複数の利用可能チャンネル
    から任意の1つのチャンネルを選択して、該ハンドセッ
    トユニットが該ベースユニットと結ばれている間に該選
    択されたチャンネル上で該ハンドセットユニット及びベ
    ースユニットを初期化するステップであって、該選択さ
    れたチャンネルは、ハンドセットユニットが該ベースユ
    ニットから遠隔して位置しかつ待機状態にある間に該ベ
    ースユニットと該ハンドセットユニットの間の通信を開
    始するのに用いられるものであるステップと、 該ハンドセットユニットが該ベースユニットと結ばれて
    いる間に該第1の受信機及び該第2の受信機の双方を構
    成し、該ハンドセットユニットが該待機状態にある間に
    該第1の受信機及び該第2の受信機が該選択された1つ
    のチャンネルを監視するステップと、 該ハンドセットユニットが該ベースユニットから遠隔し
    て位置し、かつ待機状態にある間に、該第2の送信機の
    活動を停止し、及び該第2の受信機のオンタイム状態を
    低減するステップと、 該ハンドセットユニットが該ベースユニットから遠隔し
    て位置している間に、該選択されたチャンネルを介して
    該ベースユニットにより初期化同期パターンを送信し、
    及びこの初期化同期パターンを該ハンドセットユニット
    により受信するステップであって、該初期化同期パター
    ンが該第2の受信機を該第1の送信機と同期させるため
    のドット系列信号及びバーカー符号信号を含む位相整列
    信号及びセキュリティ符号信号を含むものであるステッ
    プとを含む方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法において、 該複数の利用可能チャンネルから選択された該チャンネ
    ルが、擬似ランダムシーケンスにより選択された一群の
    チャンネルの内の1つのチャンネルである方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法において、 該一群のチャンネルが、通信を開始するための第1の組
    のチャンネル及び該ハンドセットと該ベースユニットの
    間の進行中の通信を維持するための第2の組のチャンネ
    ルを含んでいる方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の方法において、 通信を開始するための、該複数の利用可能チャンネルか
    ら選択された該1つのチャンネルが、該第1の組のチャ
    ンネルのうちの該第1の選択されたチャンネルである方
    法。
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