JP3983943B2 - 移動無線端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばPHS(Personal Handyphone System)やPDC(Public Digital Cellar)のシステムで用いられるTDMA(Time Division Multiple Access)方式の移動無線端末装置であって、特に1フレーム中で複数の通信相手局と通信することが可能な移動無線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、近時、TDMA方式の移動無線端末装置にあっては、図3に示すように2つの通信相手局、例えば2つの基地局との間で、同一フレーム中でそれぞれにタイムスロットを割り当てて通信することを可能としている。
【0003】
このような移動無線端末装置では、2つの基地局と通信するために、各基地局毎の送受信タイミングに同期した基準クロックを生成する必要があるが、従来においては上記基準クロックを生成する基準クロック生成回路を1つしか持たないものがあった。
【0004】
図4は、2つの通信相手局の送受信タイミング間に、13μ[sec]の差がある場合のタイミングチャートを示している。この図に示すように送受信タイミング間に差があると、いずれか一方の通信相手局からの受信スロットとより抽出した同期情報に基づいて、基準クロックを生成するため、残る一方の送受信が不可能になる場合がある。
【0005】
そこで、従来は、図5に示すように、2つの基準クロック生成回路101a,101bを設けて、これらの回路でそれぞれ対応する通信相手局の送受信タイミングに同期した基準クロックを生成する。
【0006】
そして、一方の通信相手局に関しては、受信データの解析を受信データ解析回路102aにて行い、そして送信データの生成を送信データ生成回路103aで行う。
【0007】
一方、他方の通信相手局に関しては、受信データの解析を受信データ解析回路102bにて行い、そして送信データの生成を送信データ生成回路103bで行う。
【0008】
しかしながら、このような構成では、2つの基準クロック生成回路101a,101bを設けるため、小型化が望まれる移動無線端末装置にあって、回路規模が増大や消費電力の増大が問題となった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動無線端末装置では、同一フレーム内で2つの通信相手局と通信を行う場合に、正常な通信が行えなかったり、回路規模が増大や消費電力の増大が伴う構成が必要となるという問題があった。
【0010】
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、回路規模や消費電力を増大させることなく、同一フレーム内で2つの通信相手局と安定した通信を行うことが可能な移動無線端末装置を提供することを目的とする。
【0011】
上記の目的を達成するために、この発明は、時分割多重方式により相手局と無線接続するもので、同一フレーム内の複数のタイムスロットを通じて複数の相手局と通信可能な移動無線端末装置において、複数の相手局からそれぞれ受信したタイムスロットより、それぞれ同期情報を検出する同期情報検出手段と、この同期情報検出手段にて検出した複数の同期情報間の誤差を検出する誤差検出手段と、前記同期情報検出手段にて検出した複数の同期情報のうち、同一受信フレーム内で最先の受信スロットから検出したものに基づいて、この受信フレームに続く送信フレーム内の前記相手局に宛てたタイムスロットを送信するための基準クロックを生成するクロック生成手段と、前記誤差検出手段にて検出した誤差に基づいて、前記クロック生成手段にて生成された基準クロックのタイミング補正を行うことにより、前記送信フレーム内において前記クロック生成手段にて生成した基準クロックとは異なる相手局に宛てたタイムスロットを送信するための基準クロックを生成するクロック補正手段とを具備して構成するようにした。
【0012】
上記構成の移動無線端末装置では、例えば2つの通信局と通信する場合に、クロック生成手段にて、第1の通信相手に宛てたタイムスロットを送信するための第1の基準クロックを生成し、第2の通信相手に宛てたタイムスロットを送信するための第2の基準クロックについては、誤差検出手段にて検出した誤差に基づいて第1の基準クロックをタイミング補正することで生成するようにしている。
【0013】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、1つのクロック生成手段が生成する基準クロックの基づいて、複数の相手局にそれぞれ宛てたタイムスロットを送信するための基準クロックをそれぞれ生成できるので、回路規模や消費電力を増大させることなく、同一フレーム内で複数の相手局宛てに安定した送信を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わる移動無線端末装置の送受信部の構成を示すものである。この送受信部は、基準クロック生成回路101と、受信データ解析回路102a,102bと、送信データ生成回路103a,103bと、タイミング補正回路104とを備えている。
【0021】
空間より受信した無線周波信号を、図示しない無線部にてベースバンドのディジタル信号に復調した後、この信号から、2つの基地局CS1,CS2より当装置宛てに送信される2つのタイムスロット内の受信データR1,R2をそれぞれ抽出する。
【0022】
そして、無線部にて抽出した2つのタイムスロットの受信データR1,R2を、基準クロック生成回路101と、受信データ解析回路102a,102bとにそれぞれ入力する。
【0023】
基準クロック生成回路101は、上記2つの受信データR1,R2のうち、受信データR1に含まれる同期情報に基づいて、第1の基準クロックを生成する。そしてまた、基準クロック生成回路101は、上記同期情報と、残る一方の受信データR2に含まれる同期情報とを比較して、両者の誤差を検出し、誤差情報として、上記第1の基準クロックとともに、タイミング補正回路104に出力する。
【0024】
タイミング補正回路104は、上記誤差情報に基づいて、基準クロック生成回路101より入力された第1の基準クロックを同期補正して、第2の基準クロックを生成する。
【0025】
そして、タイミング補正回路104は、第1の基準クロックを受信データ解析回路102aと、送信データ生成回路103aに出力し、一方、第2の基準クロックを受信データ解析回路102bと、送信データ生成回路103bに出力する。
【0026】
受信データ解析回路102aは、無線部より入力される2つの受信データR1,R2のうち、受信データR1を上記第1の基準クロックを用いて解析し、復号する。
【0027】
同様に、受信データ解析回路102bは、無線部より入力される2つの受信データR1,R2のうち、受信データR2を上記第2の基準クロックを用いて解析し、復号する。
【0028】
送信データ生成回路103aは、上記受信データR1を送信した基地局CS1宛ての送信データT1を、上記第1の基準クロックを用いて生成する。
同様に、送信データ生成回路103bは、上記データR2を送信した基地局CS2宛ての送信データT2を、上記第2の基準クロックを用いて生成する。
【0029】
以上のような構成により、移動無線端末装置の送受信部では、基準クロック生成回路101にて、基地局CS1との送受信に関わる第1の基準クロックを生成するとともに、基地局CS2との送受信に関わる第2の基準クロックと上記第1の基準クロックとのタイミングの誤差情報を検出する。そして、タイミング補正回路104にて、上記誤差情報と第1の基準クロックを用いて、第2の基準クロックを生成するようにしている。
【0030】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、基準クロックを発振する基準クロック生成回路101だけで、2つの基準クロックを生成することができるので、図2に示すように、2つの基地局CS1,CS2との間で、それぞれに合ったタイミングで通信することができる。
【0031】
尚、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明では、例えば2つの通信局と通信する場合に、クロック生成手段にて、第1の通信相手とタイムスロットを送受信するための第1の基準クロックを生成し、第2の通信相手とタイムスロットを送受信するための第2の基準クロックについては、誤差検出手段にて検出した誤差に基づいて第1の基準クロックをタイミング補正することで生成するようにしている。
【0033】
したがって、この発明によれば、1つのクロック生成手段が生成する基準クロックの基づいて、複数の相手局とタイムスロットをそれぞれ送受信するために用いる基準クロックをそれぞれ生成できるので、回路規模や消費電力を増大させることなく、同一フレーム内で複数の相手局と安定した通信を行うことが可能な移動無線端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動無線端末装置の送受信部の一実施形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した移動無線端末装置の送受信部における送受信タイミングを説明するための図。
【図3】2つの基地局との同時通信を説明するための概念図。
【図4】従来の移動無線端末装置の不具合を説明するための図。
【図5】従来の移動無線端末装置の送受信部の構成を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
101…基準クロック生成回路
102a,102b…受信データ解析回路
103a,103b…送信データ生成回路
104…タイミング補正回路

Claims (1)

  1. 時分割多重方式により相手局と無線接続するもので、同一フレーム内の複数のタイムスロットを通じて複数の相手局と通信可能な移動無線端末装置において、
    複数の相手局からそれぞれ受信したタイムスロットより、それぞれ同期情報を検出する同期情報検出手段と、
    この同期情報検出手段にて検出した複数の同期情報間の誤差を検出する誤差検出手段と、
    前記同期情報検出手段にて検出した複数の同期情報のうち、同一受信フレーム内で最先の受信スロットから検出したものに基づいて、この受信フレームに続く送信フレーム内の前記相手局に宛てたタイムスロットを送信するための基準クロックを生成するクロック生成手段と、
    前記誤差検出手段にて検出した誤差に基づいて、前記クロック生成手段にて生成された基準クロックのタイミング補正を行うことにより、前記送信フレーム内において前記クロック生成手段にて生成した基準クロックとは異なる相手局に宛てたタイムスロットを送信するための基準クロックを生成するクロック補正手段と
    を具備することを特徴とする移動無線端末装置。
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