JP4299170B2 - マルチメディア再生装置、マルチメディア再生システム、ヘッドフォン及び椅子 - Google Patents

マルチメディア再生装置、マルチメディア再生システム、ヘッドフォン及び椅子 Download PDF

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Description

本発明は、音楽や映画等のマルチメディアデータを再生する再生技術に関する。
従来から、音楽や映画等のマルチメディアデータ等が記録された光ディスクを再生する再生装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−84738号公報
しかしながら、鑑賞者(ユーザ)が、マルチメディア再生中に途中で眠ってしまった場合、或いは、再生を停止させるのを忘れて、その場を離れてしまった場合等、ユーザが停止操作を行わずに鑑賞を中断した場合には、再生装置は再生を続けることとなる。従って、鑑賞者が鑑賞を再開する際には、どこまで鑑賞したか記憶を辿りながら、光ディスクの早送りや巻き戻しを行い、中断した箇所を探し当てた後に、再生を開始しなければならかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが停止操作を行わずに鑑賞を中断した場合であっても、中断したところから鑑賞を再開することのできるマルチメディア再生装置、マルチメディア再生システム、このマルチメディア再生システムに用いて好適なヘッドフォン及び椅子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、マルチメディアデータを再生するマルチメディア再生装置において、マルチメディア鑑賞をするユーザが腰掛ける椅子であって、該ユーザの有無を検知可能な複数の椅子のそれぞれと通信する通信手段と、前記椅子のそれぞれからユーザの有無を前記通信により取得し、前記ユーザのそれぞれについてマルチメディア鑑賞の中断状態及び再開可能状態を個別に検出する鑑賞状態検出手段とを備え、前記マルチメディアデータを再生している間に、前記鑑賞状態検出手段により、いずれかの前記ユーザについてマルチメディア鑑賞中断状態が検出された場合、再生中の前記マルチメディアデータの再生点を該ユーザが腰掛けていた椅子と対応付けて記憶すると共に、少なくとも鑑賞を継続しているユーザが1人以上いる場合には該ユーザの鑑賞の中断を防止すべく前記マルチメディアデータの再生を継続し、前記マルチメディアデータを再生している間に、前記鑑賞状態検出手段により、いずれかの前記ユーザについてマルチメディア鑑賞の再開状態が検出された場合、該ユーザの椅子に対応付けられた前記再生点からの再生を行うか否かのユーザへの問い合わせを行い、該問い合わせに対して前記再生点からの再生が指示された場合に、前記再生点からの再生を行うことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記通信手段は、前記ユーザの頭部の傾動、或いは、前記ユーザの瞼の開閉運動を検出して、前記ユーザが眠ったこと、及び、前記ユーザが眠りから覚めたことを検出するヘッドフォンと通信し、前記鑑賞状態検出手段は、前記椅子と前記ヘッドフォンによる検出結果に基づいて、前記ユーザのマルチメディア鑑賞の中断状態及び再開可能状態を検出することを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記鑑賞状態検出手段は、前記ユーザの生体情報を検出する生体情報検出手段を前記ユーザごとに備え、前記生体情報検出手段及び前記椅子の検出結果に基づいて、前記ユーザがマルチメディア鑑賞を中断したこと、及び、前記ユーザがマルチメディア鑑賞を再開可能になったことを検出することを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記生体情報検出手段は、前記ユーザが眠ったこと、及び、前記ユーザが眠りから覚めたことを示す脈拍数を検出することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、マルチメディアを再生するマルチメディア再生装置と、マルチメディア鑑賞をするユーザが腰掛ける椅子であって、該ユーザの有無を検知可能な複数の椅子と、を備え、前記マルチメディア再生装置は、前記椅子のそれぞれと通信する通信手段と、前記椅子のそれぞれからユーザの有無を前記通信により取得し、前記ユーザのそれぞれについてマルチメディア鑑賞の中断状態及び再開可能状態を個別に検出する鑑賞状態検出手段とを備え、前記マルチメディアデータを再生している間に、前記鑑賞状態検出手段により、いずれかの前記ユーザについてマルチメディア鑑賞中断状態が検出された場合、再生中の前記マルチメディアデータの再生点を該ユーザが腰掛けていた椅子と対応付けて記憶すると共に、少なくとも鑑賞を継続しているユーザが1人以上いる場合には該ユーザの鑑賞の中断を防止すべく前記マルチメディアデータの再生を継続し、前記マルチメディアデータを再生している間に、前記鑑賞状態検出手段により、いずれかの前記ユーザについてマルチメディア鑑賞の再開状態が検出された場合、該ユーザの椅子に対応付けられた前記再生点からの再生を行うか否かのユーザへの問い合わせを行い、該問い合わせに対して前記再生点からの再生が指示された場合に、前記再生点からの再生を行うことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記通信手段は、前記マルチメディア再生装置から出力された音声信号に基づいて音を出力するユーザ装着型のヘッドフォンであって、前記ユーザの頭部の傾動を検出する体動検出手段を備えたヘッドフォンと通信し前記鑑賞状態検出手段は、前記椅子と前記ヘッドフォンによる検出結果に基づいて、前記ユーザのマルチメディア鑑賞の中断状態及び再開可能状態を検出することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ユーザ装着型のヘッドフォンにおいて、請求項1に記載のマルチメディア再生装置と通信し、該マルチメディア再生装置から出力された音声信号を得る通信手段と、ユーザの頭部の傾動を検出する体動検出手段とを備え、前記体動検出手段により前記ユーザが眠ったときの前記頭部の傾動を検出し、該ユーザがマルチメディア鑑賞を中断したことを前記マルチメディア再生装置に送信することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明は、請求項1に記載のマルチメディア再生装置と通信する通信手段と、ユーザの離席を検出する着座検出手段とを備え、前記着座検出手段により前記ユーザの離席を検出して該ユーザがマルチメディア鑑賞を中断したことを前記マルチメディア再生装置に送信することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが停止操作を行わずに鑑賞を中断した場合であっても、中断したところから鑑賞を再開することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、マルチメディアデータを再生する装置として、DVD(Digital Versatile Disk)やCD(Compact Disc)等の光ディスクに記録された音楽データを再生する光ディスク再生装置について例示する。
図1は、本実施形態に係るマルチメディア再生システム1の構成を模式的に示す図である。この図に示すように、マルチメディア再生システム1は、光ディスク再生装置2と、ユーザに装着され、光ディスク再生装置2から出力された音声信号に基づいて音を出力するヘッドフォン3と、ユーザが腰掛ける椅子4とを備え、これらが互いに通信可能になされている。本実施の形態では、この通信に、近距離無線通信方式の1つであるBluetooth(登録商標)に準拠した通信規格を用いている。
図2は、光ディスク再生装置2の機能的構成を示すブロック図である。この図において、制御部20は、光ディスク再生装置2の各部を制御するものであり、MPU等を備えている。光ディスク再生部21は、制御部20の制御の下、光ディスクに記録されているマルチメディアデータを読み取り、制御部20に出力するものであり、光ディスクドライブや、当該光ドライブを駆動する駆動回路等を備えている。記憶部22は、各種の制御プログラムやデータを記憶するROMや、制御部20のワークエリアとして用いられるRAM等のメモリを備えている。
信号出力部23は、光ディスクに記録されているマルチメディアデータに基づいた音声信号を出力するものであり、上記ヘッドフォン3が有線にて接続される接続端子等を備えている。また、音声信号を無線通信にて送る場合、信号出力部23の出力信号が無線通信部26へ入力される。また、操作部24は、ユーザの指示操作を受け付け、制御部20に出力するものであり、電源ボタンや再生ボタン等の複数の操作ボタンを有している。表示部25は、制御部20の制御の下、再生中の音楽タイトルやトラック番号等の各種の情報を表示するものである。無線通信部26は、上記ヘッドフォン3及び椅子4と無線通信するものであり、ヘッドフォン3及び椅子4からの通信データを受信して制御部20に出力する。
図3は、ヘッドフォン3の機能的構成を示すブロック図である。この図において、制御部30は、当該ヘッドフォン3の各部を制御するものであり、MPU等を備えている。音声信号入力・放音部31は、上記光ディスク再生装置2の信号出力部23から出力された音声信号に基づいて音を出力するものであり、この音声信号が入力される入力端子や、音声信号に基づいて音を出力するスピーカ装置等を備えている。また、音声信号を無線通信にて受ける場合は、無線通信部33より音声信号が出力され、音声信号入力・放音部31へ入力される。傾き検出部32は、ユーザが眠ったことを検出すべく、当該ユーザの頭の傾きを検出するものであり、角度センサを備え、検出信号を制御部30に出力する。無線通信部33は、制御部30の制御の下、上記光ディスク再生装置2との間で無線通信するものである。
このような構成の下、ヘッドフォン3の制御部30は、傾き検出部32から出力された検出信号に基づいてユーザの頭の傾斜角度を検出し、この傾斜角度に基づいてユーザが眠ったこと、及び、眠りから覚めたことを検知し、眠り情報として無線通信部33を介して光ディスク再生装置2に送信する。
図4は、椅子4の機能的構成を示すブロック図である。この図において、制御部40は、当該椅子4の各部を制御するものであり、MPU等を備えている。着席・離席検出部41は、ユーザが椅子4に着席しているか否かを検出し、検出信号を制御部40に出力するものである。具体的には、着席・離席検出部41は、椅子4の座に内蔵される押下式スイッチを備え、ユーザが椅子4に着席した場合には押下式スイッチがONとなり、ON信号を制御部40に出力すると共に、ユーザが離席した場合には押下式スイッチがOFFとなり、OFF信号を制御部40に出力する。無線通信部42は、制御部40の制御の下、上記光ディスク再生装置2との間で無線通信するものである。
このような構成の下、椅子4の制御部40は、着席・離席検出部41から出力された検出信号に基づいて、ユーザが椅子4から離席したこと、及び、ユーザが着席したことを検知し、着座情報として無線通信部33を介して光ディスク再生装置2に送信する。
次いで、本実施形態の光ディスク再生装置2の動作について説明する。本マルチメディア再生システム1においては、光ディスク再生装置2が音楽を再生している間に、ユーザが眠ったり、或いは、ユーザが椅子4から離席する等して、ユーザが音楽鑑賞を中断した場合に、光ディスク再生装置2は、現在再生している音楽の再生点を記憶すると共に音楽再生を停止し、また、ユーザが眠りから覚めたり、或いは、ユーザが椅子4に着席する等して、ユーザが音楽鑑賞を再開可能となった場合に、上記再生点から音楽再生を再開する。
具体的には、図5に示すように、光ディスク再生装置2の制御部20は、操作部24が操作される等して光ディスクの再生が指示されると、当該光ディスクから音楽データを読み取り、当該音楽データに基づく音声信号をヘッドフォン3に出力して、音楽の再生を行う(ステップS1)。そして、制御部20は、音楽再生の間に、ユーザが眠ったか、或いは、椅子4から離席したか否かの判断を間欠的に継続して実行する(ステップS2)。具体的には、制御部20は、ユーザが眠ったことを示す眠り情報をヘッドフォン3から受信したか、或いは、ユーザの離席を示す着座情報を椅子4から受信したか否かを判断する。そして、ユーザが眠った場合、或いは、椅子4から離席した場合(ステップS2:YES)、制御部20は、現在再生している音楽データのうち、どこまで再生されているかを示す再生点を光ディスク再生部21から取得して記憶部22に記録した後(ステップS3)、音楽の再生を停止する(ステップS4)。
これにより、ユーザが音楽鑑賞の途中で眠ってしまった場合、又は、離席した場合に、音楽の再生が自動的に停止されると共に、どこまで再生されているかが記録されることとなる。
次いで、制御部20は、ユーザが眠りから覚めて起きたか、或いは、椅子4に着席したか否かの判断を間欠的に継続して実行する(ステップS5)。具体的には、制御部20は、ユーザが眠りから覚めて起きたことを示す眠り情報をヘッドフォン3から受信したか、或いは、ユーザの着席を示す着座情報を椅子4から受信したかを判断する。そして、ユーザが起きた場合、或いは、椅子4に着席した場合(ステップS5:YES)、制御部20は、ステップS3において記録した再生点を記憶部22から読み出し、当該再生点からの音楽再生を光ディスク再生部21に指示し、再生点からの音楽再生を開始する(ステップS6)。そして、制御部20は、再度、ユーザの眠り及び離席を監視すべく、処理手順をステップS2に戻す。
このように、本実施の形態によれば、光ディスク再生装置2は、音楽を再生している間に、ユーザが眠ったり、或いは、ユーザが椅子4から離席する等して、ユーザが音楽鑑賞を中断した場合に、現在再生している音楽の再生点を記憶して音楽再生を一旦停止し、ユーザが眠りから覚めたり或いはユーザが椅子4に着席する等して、ユーザが音楽鑑賞を再開可能となった場合に、上記再生点から音楽再生を再開する構成としたため、ユーザが眠ってしまったり椅子4から離れる等して、停止操作を行わずに音楽鑑賞を中断した場合であっても、ユーザが起きたとき、或いは、椅子4に戻ったときに、中断した箇所から音楽を鑑賞を再開することができる。
さらに、本実施の形態によれば、ユーザが音楽鑑賞を中断した場合、音楽再生を停止する構成としたため、消費電力を抑えることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ヘッドフォン3がユーザの頭部の傾動に基づいて当該ユーザが眠った状態、及び、眠りから覚めた状態を検出して、上記光ディスク再生装置2に送信する構成としたため、ユーザが音楽鑑賞中に意図せずに眠ってしまった場合であっても、光ディスク再生装置2が自動で停止され、尚且つ、眠りから覚めたときに、その続きから音楽を鑑賞することができ、以って、光ディスク再生装置2の利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、椅子4が、音楽鑑賞中のユーザの着席及び離席を検出し、上記光ディスク再生装置2に送信する構成としたため、ユーザは、音楽鑑賞中に椅子4から離席する場合に、わざわざ停止操作等をせずとも、音楽再生が自動で停止され、また、再度、椅子4に着席すれば、特に再生操作をせずとも、停止された続きの音楽を鑑賞することができ、以って、光ディスク再生装置2の利便性を向上させることができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形可能である。そこで、各種の変形例について以下に説明する。
(変形例1)上述した実施の形態では、マルチメディア再生装置として、DVDやCD等の光ディスクを再生する装置について例示したが、これに限らず、MD(ミニディスク(登録商標))や音楽テープ、ビデオテープ、インターネット等の電気通信回線を介して受信したマルチメディアデータを再生する装置であっても良い。また、上述した実施の形態では、マルチメディアとして音楽データを例示したが、これに限らず、音声付或いは音声無しの動画像データであっても良い。
(変形例2)上述した実施の形態では、ユーザがマルチメディア鑑賞を中断した状態、及び、前記ユーザがマルチメディア鑑賞を再開し得る状態を、ヘッドフォン3及び椅子4の両方を用いて検出する構成としたが、これに限らず、ヘッドフォン3のみ、或いは、椅子4のみにより検出する構成としても良い。
(変形例3)上述した実施の形態では、ユーザが眠ったこと、及び、眠りから覚めたことを、ユーザの頭部の傾動に基づいて検出する構成について例示したが、これに限らず、ユーザの体動の一例たる眼球運動に基づいて検出する構成としても良く、また、同じくユーザの体動の一例たる瞼の開閉動作に基づいて検出する構成としても良い。さらに、ユーザが眠ったこと、及び、眠りから覚めたことを、ユーザの体動に基づいて検出する構成に限らず、例えば、ユーザの脈拍数等の生体情報の変化に基づいて検出する構成としても良い。
(変形例4)上述した実施の形態では、ユーザが鑑賞位置に居るか否かを椅子4の着座に基づいて検出する構成としたが、これに限らず、例えば、対物センサ等を用いて検出する構成としても良い。また、カメラ等によって上記鑑賞位置を撮像し、撮像データを画像処理することで、ユーザが鑑賞位置に居るか否かを検出する構成としても良い。
(変形例5)上述した実施の形態では、光ディスク再生装置2とヘッドフォン3及び椅子4との通信を無線通信により実施する構成について例示したが、これに限らず、有線通信により実施する構成としても良い。また、無線通信方式としては、Bluetooth(登録商標)に限らず、無線LAN等の他の無線通信方式を用いる構成としても良い。
(変形例6)上述した実施の形態では、音楽(マルチメディア)を鑑賞するユーザが一人の場合について例示したが、これに限らず、上記光ディスク再生装置2が複数のヘッドフォン3或いは椅子4と通信可能に構成し、複数人が音楽(マルチメディア)を鑑賞可能にしても良い。
特に、この構成において、複数のヘッドフォン3或いは椅子4の各々に予め識別IDを割り当てると共に、当該識別IDを光ディスク再生装置2の記憶部22等に記憶させておき、ユーザが鑑賞を中断したことを示す通信データを、複数のヘッドフォン3或いは椅子4の何れかから光ディスク記録装置2が受信したときには、当該通信データを送信したヘッドフォン3或いは椅子4の識別IDと現在の再生点とを対応付けて記憶すると共に、再生停止を行わずに再生を継続する構成とすることで、その中断したユーザは、記憶された再生点に基づいて後に続きを鑑賞することが可能となると共に、他のユーザの鑑賞が中断されるのを防止可能となる。
(変形例7)上述した実施の形態では、ユーザが音楽(マルチメディア)鑑賞を再開し得る状態が検出された場合に、光ディスク再生装置2が、再生点からの再生を開始して、続きの鑑賞を可能にする構成について例示したが、これに限らない。すなわち、ユーザが音楽(マルチメディア)鑑賞を再開し得る状態が検出された場合に、光ディスク再生装置2が、音声等により、再生点からの再生を行うか否かの問い合わせを行い、その問い合わせに対するユーザの応答操作に応じて、再生点からの再生を開始する構成としても良い。
また、ユーザが音楽(マルチメディア)鑑賞を再開し得る状態を検出する構成に代えて、光ディスク再生装置2の操作部24に、再生点からの再生の再開を指示するための操作ボタン等を設け、当該操作ボタンが操作された場合に、再生点からの再生を開始する構成としても良い。
(変形例8)上述した実施の形態では、音楽(マルチメディア)再生中に、ユーザが鑑賞を中断した場合、光ディスク再生装置2は、ユーザが音楽(マルチメディア)鑑賞を再開し得る状態が検出された否かを継続して判断する構成としたが、これに限らない。すなわち、音楽(マルチメディア)再生中に、ユーザが鑑賞を中断した場合、光ディスク再生装置2は、現在のマルチメディアの再生点を記憶した後に、電源を切断すると共に、次に電源が投入されたときに、記憶されている再生点からマルチメディアの再生を行う構成としても良い。なお、この構成において、光ディスク再生装置2が再生点からの再生を行う際に、ユーザに対して、再生点からの再生を行うか否かを問い合わせ、その応答指示に応じて、再生点からの再生を実行する構成としても良いことは勿論である。
本発明の実施形態に係るマルチメディア再生システムの構成を模式的に示す図である。 光ディスク再生装置の機能的構成を示すブロック図である。 ヘッドフォンの機能的構成を示すブロック図である。 椅子の機能的構成を示すブロック図である。 再生処理のフローチャートである。
符号の説明
1 マルチメディア再生システム
2 光ディスク再生装置(マルチメディア再生装置)
3 ヘッドフォン
4 椅子
20 制御部(再生制御手段)
32 傾き検出部(体動検出手段)
41 着席・離席検出部(ユーザ検出手段)
26、33、42 無線通信部(通信手段)

Claims (8)

  1. マルチメディアデータを再生するマルチメディア再生装置において、
    マルチメディア鑑賞をするユーザが腰掛ける椅子であって、該ユーザの有無を検知可能な複数の椅子のそれぞれと通信する通信手段と、
    前記椅子のそれぞれからユーザの有無を前記通信により取得し、前記ユーザのそれぞれについてマルチメディア鑑賞の中断状態及び再開可能状態を個別に検出する鑑賞状態検出手段とを備え、
    前記マルチメディアデータを再生している間に、前記鑑賞状態検出手段により、いずれかの前記ユーザについてマルチメディア鑑賞中断状態が検出された場合、再生中の前記マルチメディアデータの再生点を該ユーザが腰掛けていた椅子と対応付けて記憶すると共に、少なくとも鑑賞を継続しているユーザが1人以上いる場合には該ユーザの鑑賞の中断を防止すべく前記マルチメディアデータの再生を継続し、
    前記マルチメディアデータを再生している間に、前記鑑賞状態検出手段により、いずれかの前記ユーザについてマルチメディア鑑賞の再開状態が検出された場合、該ユーザの椅子に対応付けられた前記再生点からの再生を行うか否かのユーザへの問い合わせを行い、該問い合わせに対して前記再生点からの再生が指示された場合に、前記再生点からの再生を行う
    ことを特徴とするマルチメディア再生装置。
  2. 前記通信手段は、前記ユーザの頭部の傾動、或いは、前記ユーザの瞼の開閉運動を検出して、前記ユーザが眠ったこと、及び、前記ユーザが眠りから覚めたことを検出するヘッドフォンと通信し、
    前記鑑賞状態検出手段は、前記椅子と前記ヘッドフォンによる検出結果に基づいて、前記ユーザのマルチメディア鑑賞の中断状態及び再開可能状態を検出する
    ことを特徴とする請求項に記載のマルチメディア再生装置。
  3. 前記鑑賞状態検出手段は、
    前記ユーザの生体情報を検出する生体情報検出手段を前記ユーザごとに備え、
    前記生体情報検出手段及び前記椅子の検出結果に基づいて、前記ユーザがマルチメディア鑑賞を中断したこと、及び、前記ユーザがマルチメディア鑑賞を再開可能になったことを検出することを特徴とする請求項に記載のマルチメディア再生装置。
  4. 前記生体情報検出手段は、前記ユーザが眠ったこと、及び、前記ユーザが眠りから覚めたことを示す脈拍数を検出することを特徴とする請求項に記載のマルチメディア再生装置。
  5. マルチメディアを再生するマルチメディア再生装置と、
    マルチメディア鑑賞をするユーザが腰掛ける椅子であって、該ユーザの有無を検知可能な複数の椅子と、を備え、
    前記マルチメディア再生装置は、
    前記椅子のそれぞれと通信する通信手段と、
    前記椅子のそれぞれからユーザの有無を前記通信により取得し、前記ユーザのそれぞれについてマルチメディア鑑賞の中断状態及び再開可能状態を個別に検出する鑑賞状態検出手段とを備え、
    前記マルチメディアデータを再生している間に、前記鑑賞状態検出手段により、いずれかの前記ユーザについてマルチメディア鑑賞中断状態が検出された場合、再生中の前記マルチメディアデータの再生点を該ユーザが腰掛けていた椅子と対応付けて記憶すると共に、少なくとも鑑賞を継続しているユーザが1人以上いる場合には該ユーザの鑑賞の中断を防止すべく前記マルチメディアデータの再生を継続し、
    前記マルチメディアデータを再生している間に、前記鑑賞状態検出手段により、いずれかの前記ユーザについてマルチメディア鑑賞の再開状態が検出された場合、該ユーザの椅子に対応付けられた前記再生点からの再生を行うか否かのユーザへの問い合わせを行い、該問い合わせに対して前記再生点からの再生が指示された場合に、前記再生点からの再生を行う
    ことを特徴とするマルチメディア再生システム。
  6. 前記通信手段は、
    前記マルチメディア再生装置から出力された音声信号に基づいて音を出力するユーザ装着型のヘッドフォンであって、前記ユーザの頭部の傾動を検出する体動検出手段を備えたヘッドフォンと通信し
    前記鑑賞状態検出手段は、前記椅子と前記ヘッドフォンによる検出結果に基づいて、前記ユーザのマルチメディア鑑賞の中断状態及び再開可能状態を検出する
    ことを特徴とする請求項に記載のマルチメディア再生システム。
  7. ユーザ装着型のヘッドフォンにおいて、
    請求項1に記載のマルチメディア再生装置と通信し、該マルチメディア再生装置から出力された音声信号を得る通信手段と、
    ユーザの頭部の傾動を検出する体動検出手段とを備え、
    前記体動検出手段により前記ユーザが眠ったときの前記頭部の傾動を検出し、該ユーザがマルチメディア鑑賞を中断したことを前記マルチメディア再生装置に送信することを特徴とするヘッドフォン。
  8. 請求項1に記載のマルチメディア再生装置と通信する通信手段と、
    ユーザの離席を検出する着座検出手段とを備え、
    前記着座検出手段により前記ユーザの離席を検出して該ユーザがマルチメディア鑑賞を中断したことを前記マルチメディア再生装置に送信することを特徴とする椅子。
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