JP4298437B2 - バスブリッジ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる動作周波数のクロックに同期して動作するマスタデバイスおよびスレーブデバイス間のデータアクセスを制御するバスブリッジ回路に関する。
近年、半導体集積回路では、その大規模化、高集積化により、設計・開発期間が増大傾向にある。半導体集積回路の設計・開発期間を短縮するため、機能モジュール毎に予め設計されたブロック(以下、IPという)を用い、所望の半導体集積回路を実現するために必要とされる複数のIPを1つの半導体集積回路に集積する手法(IPベース設計)が採用されている。IPベース設計では、各IPのホストI/Fが共通仕様で設計されている場合、比較的容易に大規模な半導体集積回路を実現できる。また、ホストI/Fでは、設計の容易性から、同期バス方式が頻繁に用いられる。
しかし、このように大規模な半導体集積回路を実現可能なIPでは、スキャンテスト等を容易に行えるように、全ての回路が単一のクロックで動作可能なように構成されている場合が多い。このため、例えば、高速動作が要求されるCPU等のマスタデバイスと、低速動作で十分なスレーブデバイスとを1つの半導体集積回路に集積した場合、同期バス方式では、スレーブデバイスのホストI/FをCPU側のホストI/Fと同じクロック動作周波数に設定する必要がある。したがって、半導体集積回路全体のパフォーマンスを向上させるためには、高い周波数を使用しなくてはならないが、この場合、低速で十分なスレーブデバイスを必要以上に高速で動作させるため、消費電力が増加してしまう。これに対し、従来では、マスタデバイス側のホストI/Fを高速に動作させ、スレーブ側のホストI/Fを低速に動作させる手段として、マスタデバイスおよびスレーブデバイス間にバスブリッジ回路を組み込んでいた。
図10は従来のバスブリッジ回路を搭載したシステム構成を示す図である。図10において、1は高速動作可能なマスタデバイス(例えば、CPU)、2は低速動作可能な複数のスレーブデバイス、3はバスブリッジ回路、6は高速動作バス、7は低速動作バスである。バスブリッジ回路3は、2ポートRAM9を備える。2ポートRAM9は、ポートAおよびポートBの2つのポートを有し、それぞれ独立に動作可能である。
マスタデバイス1からの高速データアクセスは、バスブリッジ回路3内の2ポートRAM9のポートAに対して行われる。スレーブデバイス2への低速データアクセスは、バスブリッジ回路3内の2ポートRAM9のポートBから行われる。このように、マスタデバイス1およびスレーブデバイス2のアクセス情報を一旦、2ポートRAM9に蓄えることにより、動作速度の異なるマスタデバイス1およびスレーブデバイス2間のデータアクセス制御が行われていた(例えば、特許文献1参照)。
特表2001−521246号公報
しかしながら、従来のバスブリッジ回路では、マスタデバイス1側から高速アクセスで送られたデータを、スレーブデバイス2側に低速アクセスで漏れなく送るためには、マスタデバイス1側からのバスブリッジ回路3に対するアクセス頻度に見合った、十分な容量の2ポートRAM9を確保する必要があった。このため、一時的に大量のデータをスレーブデバイス2側に送信する場合、大容量の2ポートRAMを使用しなければならず、半導体集積回路の規模の増大を招いていた。さらに、消費電力の増加およびコストの増加が避けられなかった。
本発明は、回路規模を増大させることなく、異なる動作周波数のクロックに同期して動作するマスタデバイスおよびスレーブデバイス間のデータアクセスを効率よく行うことができるバスブリッジ回路を提供することを目的とする。
また、本発明のバスブリッジ回路は、第1のクロックに同期して動作するマスタデバイス側の第1のバスと、前記第1のクロックより低い周波数の第2のクロックに同期して動作するスレーブデバイス側の第2のバスとを接続するバスブリッジ回路であって、前記マスタデバイスからのデータアクセス時、前記マスタデバイスのデータアクセス情報および前記データアクセス時点のバスアクセス状態を判別する状態判別手段と、判別結果に基づいて前記マスタデバイスおよび前記スレーブデバイスのアクセスを制御するアクセス制御手段と、前記第1のクロックの周波数と前記第2のクロックの周波数との比が2:1である場合、前記第1のクロックのポジティブエッジと前記第2のクロックのポジティブエッジとが重なるクロック同相のタイミングであるか、前記第1のクロックのポジティブエッジと前記第2のクロックのネガティブエッジとが重なるクロック逆相のタイミングであるかを判別するクロック判別手段と、を備え、前記アクセス制御手段は、前記クロック同相のタイミングである場合、前記マスタデバイスからのアクセス内容を前記スレーブデバイスに伝送し、前記クロック逆相のタイミングである場合、前記マスタデバイスからのアクセスを一時中断させるウェイト制御を行う。
また、本発明のバスブリッジ回路は、第1のクロックに同期して動作するマスタデバイス側の第1のバスと、前記第1のクロックより低い周波数の第2のクロックに同期して動作するスレーブデバイス側の第2のバスとを接続するバスブリッジ回路であって、前記マスタデバイスからのデータアクセス時、前記マスタデバイスのデータアクセス情報および前記データアクセス時点のバスアクセス状態を判別する状態判別手段と、判別結果に基づいて前記マスタデバイスおよび前記スレーブデバイスのアクセスを制御するアクセス制御手段と、を備え、前記状態判別手段は、前記第1のクロックの周波数と前記第2のクロックの周波数との比が2:1である場合、前記第1のクロックで動作し、前記マスタデバイスのアクセス状態を基に遷移する第1のステートマシンと、前記第1のステートマシンの遷移に同期し、前記第1のステートマシンの直前の状態を記憶する第2のステートマシンとを備え、前記アクセス制御手段は、前記第1および第2のステートマシンの状態に基づいて前記スレーブデバイスへのアクセス制御および前記マスタデバイスへのウェイト制御を行う。
また、本発明のバスブリッジ回路は、第1のクロックに同期して動作するマスタデバイス側の第1のバスと、前記第1のクロックより低い周波数の第2のクロックに同期して動作するスレーブデバイス側の第2のバスとを接続するバスブリッジ回路であって、前記マスタデバイスからのデータアクセス時、前記マスタデバイスのデータアクセス情報および前記データアクセス時点のバスアクセス状態を判別する状態判別手段と、判別結果に基づいて前記マスタデバイスおよび前記スレーブデバイスのアクセスを制御するアクセス制御手段と、前記第1のクロックの周波数と前記第2のクロックの周波数との比がN:1である場合、前記第1のクロックのポジティブエッジと前記第2のクロックのポジティブエッジとが重なるクロック同相のタイミングを判別するクロック判別手段と、を備え、前記アクセス制御手段は、前記クロック同相のタイミングである場合、前記マスタデバイスからのアクセス内容を前記スレーブデバイスに伝送し、前記クロック同相以外のタイミングである場合、前記マスタデバイスからのアクセスを一時中断させるウェイト制御を行う。
また、本発明のバスブリッジ回路は、第1のクロックに同期して動作するマスタデバイス側の第1のバスと、前記第1のクロックより低い周波数の第2のクロックに同期して動作するスレーブデバイス側の第2のバスとを接続するバスブリッジ回路であって、前記マスタデバイスからのデータアクセス時、前記マスタデバイスのデータアクセス情報および前記データアクセス時点のバスアクセス状態を判別する状態判別手段と、判別結果に基づいて前記マスタデバイスおよび前記スレーブデバイスのアクセスを制御するアクセス制御手段と、を備え、前記状態判別手段は、前記第1のクロックの周波数と前記第2のクロックの周波数との比がN:1である場合、前記第1のクロックで動作し、前記マスタデバイスのアクセス状態を基に遷移する第1のステートマシンと、前記第1のステートマシンの遷移に同期し、前記第1のステートマシンの直前の状態を記憶する第2のステートマシンと、前記第2のステートマシンと同様、第(N−1)のステートマシンの遷移に同期し、前記第(N−1)のステートマシンの直前の状態を記憶する第Nのステートマシンとを含むN個のステートマシンを備え、前記アクセス制御手段は、前記第1〜第Nのステートマシンの状態に基づいて前記スレーブデバイスへのアクセス制御および前記マスタデバイスへのウェイト制御を行う。
本発明によれば、マスタデバイスからのデータアクセス時、マスタデバイスのデータアクセス情報およびデータアクセス時点のバスアクセス状態の判別結果に基づいてマスタデバイスおよびスレーブデバイスのアクセスを制御することが可能となる。従って、回路規模を増大させることなく半導体集積回路の面積削減およびマスタデバイスおよびスレーブデバイス間のデータアクセスの効率化により消費電力を可能にする。
(実施の形態1)
実施の形態1では、2つの異なる動作周波数のクロックに同期してデータの送受信を行うバスブリッジ回路において、高速動作バスのクロック周波数と低速動作バスのクロック周波数との比が2:1である場合を示す。
図1は実施の形態1におけるバスブリッジ回路を搭載したシステム構成を示す図である。図1において、1は高速動作可能なマスタデバイス(例えば、CPU)1、2は低速動作可能な複数のスレーブデバイス、3はバスブリッジ回路、6は高速動作バス、7は低速動作バスである。バスブリッジ回路3は、マスタデバイス1のアクセス状態を基に遷移する第1のステートマシン4、および第1のステートマシン4の遷移に同期し、その直前の状態を記憶する第2のステートマシン5からなる2つのステートマシンを備える。
マスタデバイス1は、高速動作バス6に接続されている複数のスレーブデバイス12、およびバスブリッジ回路3を介して低速動作バス7に接続されている複数のスレーブデバイス2に対してデータアクセスを行う。この場合、高速動作バス6上のマスタデバイス1とバスブリッジ回路3とは、マスタスレーブの関係にある。また、低速動作バス7上のブリッジ回路3とスレーブデバイス2とは、マスタスレーブの関係にある。そして、高速動作バス6および低速動作バス7を介して、独立にデータアクセス動作が行われる。
マスタデバイス1から低速動作バス7に接続されているスレーブデバイス2にデータアクセスが行われた場合、そのアクセス内容およびその時点の内部状態を基に、ステートマシンが遷移する。ステートマシンの状態に応じて、バスブリッジ回路3が動作し、高速動作バス6上のマスタデバイス1および低速動作バス7上のスレーブデバイス2間のデータアクセスを行う。
図3から図8はバスブリッジ回路の状態遷移およびデータアクセスタイミングを示すタイミングチャートである。高速動作バス6上の信号には、マスタデバイス1から出力されるクロック、アドレス、リードライト信号、リードイネーブル信号、ライトイネーブル信号、チップセレクト信号、ライトデータ、マスタデバイス1に入力されるリードデータ、およびウェイト制御信号が含まれる。
高速動作バス6のリードアクセスが開始すると、最初のサイクルでアドレスが確定し、リードライト信号がHレベル、リードイネーブル信号がHレベル、ライトイネーブル信号がHレベル、チップセレクト信号がLレベル、ウェイト制御信号がHレベルになる。
次のサイクルで、リードイネーブル信号がLレベルに変化し、この時点で、リードデータが確定している場合、ウェイト制御信号がLレベルとなるが、スレーブデバイス側のデータ出力準備が間に合わない場合、データ出力準備が完了するまで、ウェイト信号はHレベルを保持し続ける。この間、リードイネーブル信号はLレベルを保持し続ける。
ウェイト制御信号がLレベルに変化した時点で、マスタデバイス1はリードデータを取り込んでアクセスサイクルを終了する。そして、リードイネーブル信号がHレベルに変化し、ウェイト制御信号もHレベルに変化する。
高速動作バス6のライトアクセスが開始すると、最初のサイクルでアドレス、ライトデータが確定し、リードライト信号がLレベル、リードイネーブル信号がHレベル、ライトイネーブル信号がHレベル、チップセレクト信号がLレベル、ウェイト制御信号がHレベルになる。
次のサイクルで、ライトイネーブル信号がLレベルに変化し、この時点で、スレーブデバイス側がライトデータを取り込める準備ができている場合、ウェイト制御信号がLレベルとなるが、スレーブデバイス側のデータ取り込み準備が間に合わない場合、データ取り込み準備が完了するまで、ウェイト信号がHレベルを保持し続ける。この間、ライトイネーブル信号はLレベルを保持し続ける。ウェイト制御信号がLレベルに変化した時点で、ライトデータがスレーブデバイス側に取り込まれ、アクセスサイクルが終了する。そして、ライトイネーブル信号がHレベルに変化するとともに、ウェイト制御信号もHレベルに変化する。このように、高速動作バス6では、ウェイト制御信号によりアクセスサイクルが変化する。最短の場合で、アクセスサイクルは2クロックである。
低速動作バス7上の信号には、マスタデバイス側から出力されるクロック、アドレス、リードライト信号、リードイネーブル信号、ライトイネーブル信号、チップセレクト信号、ライトデータおよびマスタデバイス側に入力されるリードデータが含まれる。
低速動作バス7のリードアクセスが開始すると、最初のサイクルで、アドレスが確定し、リードライト信号がHレベル、リードイネーブル信号がHレベル、ライトイネーブルHレベル、チップセレクト信号がLレベルとなる。次のサイクルで、リードイネーブル信号がLレベルに変化し、この時点で、リードデータを取り込んでアクセスサイクルが終了し、リードイネーブル信号がHレベルに変化する。
低速動作バス7のライトアクセスが開始すると、最初のサイクルで、アドレス、ライトデータが確定し、リードライト信号がLレベル、リードイネーブル信号がHレベル、ライトイネーブル信号がHレベル、チップセレクト信号がLレベルとなる。次のサイクルで、ライトイネーブル信号がLレベルに変化し、この時点で、ライトデータが取り込まれ、アクセスサイクルが終了するとともに、ライトイネーブル信号がHレベルに変化する。このように、低速動作バス7では、必ずアクセスサイクルが2クロックとなる。
図2は第1のステートマシン4の状態遷移を示す図である。図中、IDLE、R0、R1、R2、W0、W1、W2、W22は、それぞれステートマシンの状態を示す。IDLE状態は定常状態である。R0状態はリード準備段階である。R1状態はリード動作第1段階である。R2状態はリード動作第2段階である。W0状態はライト準備段階である。W1状態はライト動作第1段階である。W2状態はライト動作第2段階である。W22状態は連続ライト動作第2段階である。
各ステートの遷移は、高速動作バスクロックのポジティブエッジを基準に動作している。IDLE状態→R0/W0状態への遷移は、それぞれマスタデバイス1からのリード/ライトアクセスが開始されたタイミングで行われる。また、R0状態→R1状態またはW0状態→W1状態への遷移は、1クロック後に無条件で行われる。その他の状態遷移は、高速動作バスクロックと低速動作バスクロックが同相となるタイミングで行われる。
尚、W1状態からの遷移は、W1状態の時にマスタデバイス1から連続してライト動作が行われている場合、W22状態に遷移し、マスタデバイス1から連続してライト動作が行われていない場合、W2状態に遷移する。また、W2状態の時、マスタデバイス1がリード動作を開始している場合、W2状態からR1状態に遷移し、リード動作が行われていない場合、W2状態からIDLE状態に遷移する。尚、第2のステートマシン5の状態は、高速動作バスクロックを基準として動作し、直前の第1のステートマシン4の状態に遷移する。
図3は連続リードアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが同相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャートである。連続リードアクセスを行う場合、高速バスクロックと低速バスクロックが同相のタイミングで、マスタデバイス1からのアクセススタートタイミングによる、高速動作バス6のアクセスが開始すると、まず、アドレスが確定する。そして、チップセレクト信号がLレベル、リードライト信号がHレベルとなる。
バスブリッジ回路3は、チップセレクト信号およびリードライト信号により、リードアクセスサイクルが開始したことを判断し、次の高速動作クロックのタイミングで、第1のステートマシン4の状態をIDLE状態からR0状態に遷移させる。
次の高速動作クロックサイクルで、第1のステートマシン4の状態がR0状態→R1状態に変化すると、第2のステートマシン5の状態が直前の第1のステートマシン4の状態であるR0状態に変化する。
第1のステートマシン4がR1状態→R2状態に遷移するタイミングは、高速動作クロックと低速動作クロックのポジティブエッジが重なる時であるので、図3の場合、R1状態に遷移してから高速動作クロックの2クロック後となる。同様に、R2状態→IDLE状態に遷移するタイミングは、R2状態に遷移してから高速動作クロックの2クロック後となる。この間、第2のステートマシン5の状態は、高速動作クロック基準で、直前の第1のステートマシン4の状態に順次遷移する。
バスブリッジ回路3は、第1のステートマシン4および第2のステートマシン5の状態に応じた制御を行う。低速動作バス7上のスレーブデバイス2へのアクセスでは、第1のステートマシン4がIDLE状態からR0状態に遷移した後、低速動作バスクロックのポジティブエッジに同期してリードアクセスを実行し、第1のステートマシン4の状態がR2状態→IDLE状態に変化する時点で、リードアクセスを終了する。
高速動作バス6上のマスタデバイス1は、低速動作バス7上のスレーブデバイス2へのリードアクセスが完了するまで、動作を保持しておくためにウェイト制御信号をHレベルに保持し続け、第1のステートマシン4および第2のステートマシン5が共にR2状態になった時点で、ウェイト制御信号をLレベルに変化させ、このサイクルでアクセスを終了させる。
マスタデバイス1から連続してリードアクセスが発生した場合、第1のステートマシン4は、IDLE→R0(1サイクル)→R1(2サイクル)→R2(2サイクル)→IDLEと状態遷移を繰り返し、同様の動作を行う。
図4は連続リードアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが逆相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャートである。連続リードアクセス動作を行う場合、高速バスクロックと低速バスクロックが逆相のタイミングで、マスタデバイス1からのアクセススタートタイミングによる、高速動作バス6のアクセスが開始すると、まず、アドレスが確定し、チップセレクト信号がLレベル、リードライト信号がHレベルとなる。
バスブリッジ回路3は、チップセレクト信号およびリードライト信号により、リードのアクセスサイクルが開始したことを判断し、次の高速動作クロックのタイミングで、第1のステートマシン4の状態をIDLE状態からR0状態に遷移させる。次の高速動作クロックサイクルで、第1のステートマシン4の状態がR0状態→R1状態に変化し、第2のステートマシン5の状態が直前の第1のステートマシン4の状態であるR0状態に変化する。
第1のステートマシン4がR1状態→R2状態に遷移するタイミングは、クロック同相時であるので、図4の場合、R1状態に遷移してから高速動作クロックの1クロック後となる。また、R2状態→IDLE状態に遷移するタイミングは、R2状態に遷移してから高速動作クロックの2クロック後となる。この間、第2のステートマシン5の状態は、高速動作クロック基準で、直前の第1のステートマシン4の状態に順次遷移する。
バスブリッジ回路3は、第1のステートマシン4および第2のステートマシン5の状態に応じた制御を行う。低速動作バス7上のスレーブデバイス2へのアクセスでは、第1のステートマシン4がR0状態に遷移した後の低速動作バスクロックのポジティブエッジ、すなわちR0状態になった時点に同期してリードアクセスを実行し、第1のステートマシン4の状態がR2状態→IDLE状態に変化する時点で、リードアクセスを終了する。
高速動作バス6上のマスタデバイス1は、低速動作バス7上のスレーブデバイス2へのリードアクセスが完了するまで動作を保持しておくために、ウェイト制御信号をHレベルに保持し続け、第1のステートマシン4および第2のステートマシン5が共にR2状態になった時点で、ウェイト制御信号Lレベルに変化させ、このサイクルでアクセスを終了させる。
さらに、マスタデバイス1から連続してリードアクセスが発生した場合、アクセススタートタイミングにおける高速動作クロックおよび低速動作クロックは同相であるので、図3と同様、第1のステートマシン4は、IDLE→R0(1サイクル)→R1(2サイクル)→R2(2サイクル)→IDLEと状態遷移を繰り返し、前述した動作を行う。
図5は連続ライトアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが同相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャートである。連続ライトアクセス動作を行う場合、高速バスクロックと低速バスクロックが同相のタイミングで、マスタデバイス1からのアクセススタートタイミングによる、高速動作バス6のアクセスが開始すると、まずアドレス、ライトデータが確定し、チップセレクト信号がLレベル、リードライト信号がLレベルとなる。
バスブリッジ回路3は、チップセレクト信号およびリードライト信号により、ライトアクセスサイクルが開始されたことを判断し、次の高速動作クロックのタイミングで、第1のステートマシン4の状態をW0状態に変化させる。
ライト動作の場合、低速動作バス側のデータライト動作が完了しなくても、マスタデバイス1からのライトデータを一旦バスブリッジ回路3が受け取ることで、ライトアクセスサイクルを終了できる。したがって、第1のステートマシン4の状態がW0状態の時、ウェイト制御信号をLレベルに変化させ、マスタデバイス1からのアクセスを終了させる。
その後、次の高速動作クロックサイクルで、第1のステートマシン4の状態がW0状態→W1状態に変化し、第2のステートマシン5の状態が直前の第1のスートマシン4の状態であるW0状態に変化する。この時点で、マスタデバイス1は、次のアクセスサイクルに移行できる。ここで、図5の場合、連続ライト動作を実行するので、このタイミングで、次のライト動作用のアドレス、ライトデータが確定し、チップセレクト信号がLレベル、リードライト信号がLレベルとなる。
第1のステートマシン4がW1状態から次の状態に移行するのは、高速動作クロックと低速動作クロックが同相のタイミングとなる、高速動作クロックの2クロック後であり、この時点では、既にマスタデバイス1が次のデータライトの実行を開始しているので、第1のステートマシン4の状態はW22状態に遷移する。
その後、高速動作クロックと低速動作クロックが同相のタイミングでW1状態に遷移する。この間、第2のステートマシン5の状態は、高速動作クロック基準で、直前の第1のステートマシン4の状態に順次遷移する。低速動作バス7上のスレーブデバイス2へのライトアクセスは、第1のステートマシン4がW0状態もしくはW1状態に遷移した後の低速動作バスクロックのポジティブエッジに同期して実行し、第1のステートマシン4の状態がW22状態もしくはW2状態から次の状態に遷移する時、アクセスが終了する。したがって、第1のステートマシン4がW22状態→W1状態に遷移する時点で、低速動作バス7上のスレーブデバイス2へのアクセスは終了し、W1状態に遷移した時点から、低速動作バス7上のスレーブデバイス2に対し、2つ目のライトデータの動作を開始する。
また、マスタデバイス1へのウェイト制御信号は、第1のステートマシン4と第2のステートマシン5の状態が共にW22状態になった時点(すなわち、スレーブデバイス2のアクセスが終了するタイミング)でLレベルとなり、マスタデバイス1にアクセスの終了を通知する。このように、連続ライトアクセスを実行した場合、バスブリッジ回路3は常にマスタデバイス1のアクセスを1アクセス分保持しており、マスタデバイス1のアクセスが終了しても、低速動作バス7側で1回分のライトアクセスが実行される。
第1のステートマシン4の状態がW1状態の時、マスタデバイス1側で次のライト動作が実行されていない場合、次のクロック同相のタイミングでW2状態に遷移し、さらに次のクロック同相のタイミングでIDLE状態に遷移することで、スレーブデバイス2側へのデータアクセスが終了する。
図6は連続ライトアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが逆相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャートである。連続ライトアクセス動作を行う場合、高速バスクロックと低速バスクロックが逆相のタイミングで、マスタデバイス1からのアクセススタートタイミングによる、高速動作バス6のアクセスが開始すると、まずアドレス、ライトデータが確定し、チップセレクト信号がLレベル、リードライト信号がLレベルとなる。
バスブリッジ回路3は、チップセレクト信号およびリードライト信号により、ライトアクセスサイクルが開始されたことを判断し、次の高速動作クロックのタイミングで、第1のステートマシンの状態をW0状態に変化させる。
ライト動作の場合、低速動作バス7のデータライト動作が完了しなくても、マスタデバイス1からのライトデータを一旦バスブリッジ回路3が受け取ることで、ライトアクセスサイクルを終了できる。したがって、第1のステートマシン4の状態がW0状態の時、ウェイト制御信号をLレベルに変化させ、マスタデバイス1からのアクセスを終了させる。
その後、次の高速動作クロックサイクルで、第1のステートマシン4の状態がW0状態→W1状態に変化し、第2のステートマシン5の状態が直前の第1のステートマシン4の状態であるW0状態に変化する。この時点で、マスタデバイス1は次のアクセスサイクルに移行し、図5と同様、連続ライト動作が実行される。
第1のステートマシン4は、W1状態から次の状態に移行するのは、高速動作クロックと低速動作クロックが同相となるタイミングであるので、高速動作クロックの1クロック後となる。この時点では、既にマスタデバイス1が次のデータライトの実行を開始しており、第1のステートマシン4はW22状態に遷移する。
その後、高速動作クロックと低速動作クロックが同相のタイミングで、マスタデバイス1はW1状態に遷移する。この間、第2のステートマシン5の状態は、高速動作クロック基準で、直前の第1のステートマシン4の状態に順次遷移する。低速動作バス6上のスレーブデバイス2へのライトアクセスは、第1のステートマシン4がW0状態もしくはW1状態に遷移した後の低速動作バスクロックのポジティブエッジに同期して実行され、第1のステートマシン4の状態がW22状態もしくはW2状態から次の状態に遷移する時、終了する。
したがって、第1のステートマシン4がW22状態→W1状態に遷移する時点で、低速動作バス7上のスレーブデバイス2へのアクセスは終了し、W1状態に遷移した時点から、低速動作バス7上のスレーブデバイス2に対し、2つ目のライトデータの動作を開始する。これ以降の連続ライト動作は、図5の場合と同じになる。
図7は連続ライト・リードアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが同相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャートである。連続ライト・リードアクセス動作(ライト→リード→ライト→リードの連続アクセス動作)を行う場合、高速バスクロックと低速バスクロックが同相のタイミングで、マスタデバイス1からのアクセススタートタイミングによる、高速動作バス6のアクセスが開始すると、バスブリッジ回路3は、アクセスサイクルが開始したことを判断し、次の高速動作クロックのタイミングで、第1のステートマシン4の状態をW0状態に変化させると、ウェイト制御信号がLレベルとなり、マスタデバイス1からのアクセスを終了させる。
その後、次の高速動作クロックサイクルで、第1のステートマシン4の状態がW0状態→W1状態に変化し、第2のステートマシン5の状態が直前の第1のステートマシン4の状態であるW0状態に変化する。この時点で、マスタデバイス1は次のアクセスサイクルに移行する。図7の場合、リードアクセスが開始し、このタイミングで、次のリード用のアドレスが確定し、チップセレクト信号がLレベルとなり、リードライト信号がHレベルとなる。
第1のステートマシン4がW1状態から次の状態に移行するのは、高速動作クロックと低速動作クロックが同相のタイミングとなる、高速動作クロックの2クロック後である。この時点では、既にマスタデバイス1が次のデータリードの実行を開始しているが、連続ライト動作ではないので、W2状態に遷移する。その後のクロック同相のタイミングで、第1のステートマシン4は、マスタデバイス1からの次のアクセスがリードアクセスであることを認識してR1状態に遷移し、次のクロック同期タイミング毎に、R1状態→R2状態→IDLE状態と順次遷移する。
この間、第2のステートマシン5は、高速動作クロック基準で、直前の第1のステートマシン4の状態に順次遷移する。そして、低速動作バスクロックに同期し、第1のステートマシン4のW0状態〜W2状態の遷移期間中、スレーブデバイス2へのライトアクセスを実行し、R1状態〜R2状態の遷移期間中、スレーブデバイス2へのリードアクセスを実行する。
アクセス状態を保持するために、リードアクセスが完了するまで、マスタデバイス1へのウェイト制御信号をHレベルに保持し続ける。バスブリッジ回路3は、第1のステートマシン4および第2のステートマシン5が共にR2状態である時、ウェイト制御信号をLレベルで出力し、マスタデバイス1にアクセスサイクルの終了を通知する。
リード動作からライト動作に連続して移行する場合、第1のステートマシン4が一旦IDLE状態に遷移するので、IDLE状態からのスタートとなり、前述したライト動作のスタート時点から同じ動作を繰り返す。
図8は連続ライト・リードアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが逆相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャートである。高速バスクロックと低速バスクロックが逆相のタイミングで、マスタデバイス1からのアクセススタートタイミングによる、ライトアクセスが開始する場合、ライト動作開始時点における動作は、前述した図6と同様の動作となり、それ以降、ライト動作からリード動作に連続する動作は、前述した図7と同様の動作となる。
実施の形態1におけるバスブリッジ回路によれば、第1のステートマシン4および第2のステートマシン5の状態に応じて、マスタデバイス側の高速動作バス6上の各信号、およびスレーブデバイス側の低速動作バス7上の各信号を制御することで、クロック動作周波数が異なるマスタデバイス1およびスレーブデバイス2間でデータアクセスを効率良く行うことができる。これにより、大容量のRAMを使用しなくても済み、回路規模の増大を抑えることができる。さらに、回路規模が増大することによる消費電力の増加およびコストの増加を抑えることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、2つの異なる動作周波数のクロックに同期してデータの送受信を行うバスブリッジ回路において、高速動作バスのクロック周波数と低速動作バスのクロック周波数との比がN:1である場合を示す。ここで、Nは値3以上の整数である。
図9は実施の形態2におけるバスブリッジ回路を搭載したシステム構成を示す図である。なお、実施の形態1と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明する。
実施の形態2のバスブリッジ回路3内には、第1のステートマシン4から第Nのステートマシン8までのN個のステートマシンが存在する。第1のステートマシン4は、実施の形態1と同様の状態遷移を行う。但し、IDLE状態→R0/W0状態の遷移は、それぞれマスタデバイス1からリード/ライトアクセスが開始したタイミングで起こり、R0状態→R1またはW0状態→W1状態の遷移は、無条件に高速動作クロックの1クロック後に起こり、その他の状態遷移は、高速動作バスクロックと低速動作バスクロックが同相となるタイミングでのみ起こる。
第2のステートマシン5は、高速動作クロック基準で動作し、直前の第1のステートマシン4の状態に遷移し、同様に第Nのステートマシン8は、直前の第(N−1)のステートマシンの状態に遷移する。
マスタデバイス1からのライト/リードアクセスによる、低速動作バス7へのアクセスは、IDLE状態→W0/R0状態、W22状態→W1もしくはW2状態→R1状態に遷移した後、高速動作クロックと低速動作クロックのポジティブエッジが重なった時点から開始し、W2、W22、R2のいずれかの状態から次の状態に遷移するタイミングで行われる。一方、マスタデバイス1へのウェイト制御信号は、第1のステートマシン4〜第Nのステートマシン8が共にW22状態、R2状態、もしくは第1のステートマシン4がW0状態の時にLレベルに変化し、その他のタイミングでは、ウェイト制御信号をHレベルに保持し続ける。こうして、高速動作バス6上のマスタデバイス1から低速動作バス7上のスレーブデバイス2へのアクセスが行われる。
実施の形態1におけるバスブリッジ回路を搭載したシステム構成を示す図 第1のステートマシン4の状態遷移を示す図である。 連続リードアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが同相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャート 連続リードアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが逆相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャート 連続ライトアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが同相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャート 連続ライトアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが逆相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャート 連続ライト・リードアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが同相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャート 連続ライト・リードアクセス動作において高速動作バスクロックおよび低速動作バスクロックが逆相のタイミングである場合の各信号の変化を示すタイミングチャート 実施の形態2におけるバスブリッジ回路を搭載したシステム構成を示す図 従来のバスブリッジ回路を搭載したシステム構成を示す図
符号の説明
1 マスタデバイス
2 スレーブデバイス
3 バスブリッジ回路
4 第1のステートマシン
5 第2のステートマシン
6 低速動作バス
7 高速動作バス

Claims (4)

  1. 第1のクロックに同期して動作するマスタデバイス側の第1のバスと、前記第1のクロックより低い周波数の第2のクロックに同期して動作するスレーブデバイス側の第2のバスとを接続するバスブリッジ回路であって、
    前記マスタデバイスからのデータアクセス時、前記マスタデバイスのデータアクセス情報および前記データアクセス時点のバスアクセス状態を判別する状態判別手段と、
    判別結果に基づいて前記マスタデバイスおよび前記スレーブデバイスのアクセスを制御するアクセス制御手段と、
    前記第1のクロックの周波数と前記第2のクロックの周波数との比が2:1である場合、前記第1のクロックのポジティブエッジと前記第2のクロックのポジティブエッジとが重なるクロック同相のタイミングであるか、前記第1のクロックのポジティブエッジと前記第2のクロックのネガティブエッジとが重なるクロック逆相のタイミングであるかを判別するクロック判別手段と、を備え、
    前記アクセス制御手段は、前記クロック同相のタイミングである場合、前記マスタデバイスからのアクセス内容を前記スレーブデバイスに伝送し、前記クロック逆相のタイミングである場合、前記マスタデバイスからのアクセスを一時中断させるウェイト制御を行うバスブリッジ回路。
  2. 第1のクロックに同期して動作するマスタデバイス側の第1のバスと、前記第1のクロックより低い周波数の第2のクロックに同期して動作するスレーブデバイス側の第2のバスとを接続するバスブリッジ回路であって、
    前記マスタデバイスからのデータアクセス時、前記マスタデバイスのデータアクセス情報および前記データアクセス時点のバスアクセス状態を判別する状態判別手段と、
    判別結果に基づいて前記マスタデバイスおよび前記スレーブデバイスのアクセスを制御するアクセス制御手段と、を備え、
    前記状態判別手段は、前記第1のクロックの周波数と前記第2のクロックの周波数との比が2:1である場合、前記第1のクロックで動作し、前記マスタデバイスのアクセス状態を基に遷移する第1のステートマシンと、前記第1のステートマシンの遷移に同期し、前記第1のステートマシンの直前の状態を記憶する第2のステートマシンとを備え、
    前記アクセス制御手段は、前記第1および第2のステートマシンの状態に基づいて前記スレーブデバイスへのアクセス制御および前記マスタデバイスへのウェイト制御を行うバスブリッジ回路。
  3. 第1のクロックに同期して動作するマスタデバイス側の第1のバスと、前記第1のクロックより低い周波数の第2のクロックに同期して動作するスレーブデバイス側の第2のバスとを接続するバスブリッジ回路であって、
    前記マスタデバイスからのデータアクセス時、前記マスタデバイスのデータアクセス情報および前記データアクセス時点のバスアクセス状態を判別する状態判別手段と、
    判別結果に基づいて前記マスタデバイスおよび前記スレーブデバイスのアクセスを制御するアクセス制御手段と、
    前記第1のクロックの周波数と前記第2のクロックの周波数との比がN:1である場合、前記第1のクロックのポジティブエッジと前記第2のクロックのポジティブエッジとが重なるクロック同相のタイミングを判別するクロック判別手段と、を備え、
    前記アクセス制御手段は、前記クロック同相のタイミングである場合、前記マスタデバイスからのアクセス内容を前記スレーブデバイスに伝送し、前記クロック同相以外のタイミングである場合、前記マスタデバイスからのアクセスを一時中断させるウェイト制御を行うバスブリッジ回路。
  4. 第1のクロックに同期して動作するマスタデバイス側の第1のバスと、前記第1のクロックより低い周波数の第2のクロックに同期して動作するスレーブデバイス側の第2のバスとを接続するバスブリッジ回路であって、
    前記マスタデバイスからのデータアクセス時、前記マスタデバイスのデータアクセス情報および前記データアクセス時点のバスアクセス状態を判別する状態判別手段と、
    判別結果に基づいて前記マスタデバイスおよび前記スレーブデバイスのアクセスを制御するアクセス制御手段と、を備え、
    前記状態判別手段は、前記第1のクロックの周波数と前記第2のクロックの周波数との比がN:1である場合、前記第1のクロックで動作し、前記マスタデバイスのアクセス状態を基に遷移する第1のステートマシンと、前記第1のステートマシンの遷移に同期し、前記第1のステートマシンの直前の状態を記憶する第2のステートマシンと、前記第2のステートマシンと同様、第(N−1)のステートマシンの遷移に同期し、前記第(N−1)のステートマシンの直前の状態を記憶する第Nのステートマシンとを含むN個のステートマシンを備え、
    前記アクセス制御手段は、前記第1〜第Nのステートマシンの状態に基づいて前記スレーブデバイスへのアクセス制御および前記マスタデバイスへのウェイト制御を行うバスブリッジ回路。
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