JPH11328961A - 電子回路装置及びインタフェース回路 - Google Patents
電子回路装置及びインタフェース回路Info
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- JPH11328961A JPH11328961A JP10139800A JP13980098A JPH11328961A JP H11328961 A JPH11328961 A JP H11328961A JP 10139800 A JP10139800 A JP 10139800A JP 13980098 A JP13980098 A JP 13980098A JP H11328961 A JPH11328961 A JP H11328961A
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- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/16—Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
- G06F13/1668—Details of memory controller
- G06F13/1689—Synchronisation and timing concerns
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 データ線に配線遅延、及び配線遅延のばらつ
きが発生した場合でも、CPUが半導体記憶装置に対す
るデータの読出し動作、及び書込み動作を正確に実行可
能なインタフェース回路、及び該インタフェース回路を
有する電子回路装置。 【解決手段】 CPUと、外部からのクロックを基準と
して動作する半導体記憶装置と、該CPUからの制御に
より該半導体記憶装置に対するデータの読出し及び書込
みを可能とするインタフェース回路とを有する電子回路
装置において、該インタフェース回路は、該半導体記憶
装置からの読出しデータを記憶する読出しデータ記憶手
段と、該半導体記憶装置への書込みデータ記憶手段と、
該CPUからの制御による動作速度設定手段と、該CP
Uによる読出しデータ記憶手段内の読出しデータと書込
みデータ記憶手段内の書込みデータとの比較結果が異な
るときに、クロックの遅延時間を調整するタイミング調
整手段とを有する。
きが発生した場合でも、CPUが半導体記憶装置に対す
るデータの読出し動作、及び書込み動作を正確に実行可
能なインタフェース回路、及び該インタフェース回路を
有する電子回路装置。 【解決手段】 CPUと、外部からのクロックを基準と
して動作する半導体記憶装置と、該CPUからの制御に
より該半導体記憶装置に対するデータの読出し及び書込
みを可能とするインタフェース回路とを有する電子回路
装置において、該インタフェース回路は、該半導体記憶
装置からの読出しデータを記憶する読出しデータ記憶手
段と、該半導体記憶装置への書込みデータ記憶手段と、
該CPUからの制御による動作速度設定手段と、該CP
Uによる読出しデータ記憶手段内の読出しデータと書込
みデータ記憶手段内の書込みデータとの比較結果が異な
るときに、クロックの遅延時間を調整するタイミング調
整手段とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPUと、外部か
らのクロックを基準として動作する半導体記憶装置と、
該CPUからの制御により該半導体記憶装置に対するデ
ータの読出し及び書込みを可能とするインタフェース回
路とを有する電子回路装置に関する。近年、半導体記憶
装置(メモリ)の大容量化及び高速化が進み、特にDR
AM等の半導体記憶装置において、その傾向が顕著であ
る。
らのクロックを基準として動作する半導体記憶装置と、
該CPUからの制御により該半導体記憶装置に対するデ
ータの読出し及び書込みを可能とするインタフェース回
路とを有する電子回路装置に関する。近年、半導体記憶
装置(メモリ)の大容量化及び高速化が進み、特にDR
AM等の半導体記憶装置において、その傾向が顕著であ
る。
【0002】それに伴って半導体記憶装置と、外部のイ
ンタフェース回路、又はCPU間のデータ転送も高速化
する傾向にある。更にこのデータ転送速度の高速化は、
半導体記憶装置と、外部のインタフェース回路及びCP
U間のインタフェース設計を複雑化させている。
ンタフェース回路、又はCPU間のデータ転送も高速化
する傾向にある。更にこのデータ転送速度の高速化は、
半導体記憶装置と、外部のインタフェース回路及びCP
U間のインタフェース設計を複雑化させている。
【0003】
【従来の技術】以下、CPUと、外部からのクロックを
基準として動作する半導体記憶装置と、該CPUからの
制御により該半導体記憶装置に対するデータの読出し及
び書込みを可能とするインタフェース回路とを有する従
来の電子回路装置について説明する。
基準として動作する半導体記憶装置と、該CPUからの
制御により該半導体記憶装置に対するデータの読出し及
び書込みを可能とするインタフェース回路とを有する従
来の電子回路装置について説明する。
【0004】図1は、半導体記憶装置(メモリ)とし
て、例えば、DRAMを使用する従来の電子回路装置を
示す。従来の電子回路装置は、半導体記憶装置に対する
データの読出し動作及び書込み動作を制御するCPU1
01と、外部からのクロックを基準として動作(データ
読出し動作、及びデータ書込み動作を示す)する半導体
記憶装置としてのDRAM102と、CPU101から
の制御によりDRAM102に対するデータの読出し及
び書込みを実行するインタフェース回路としてシステム
LSI103と、前記クロックを発生するクロック発生
回路104から構成される。
て、例えば、DRAMを使用する従来の電子回路装置を
示す。従来の電子回路装置は、半導体記憶装置に対する
データの読出し動作及び書込み動作を制御するCPU1
01と、外部からのクロックを基準として動作(データ
読出し動作、及びデータ書込み動作を示す)する半導体
記憶装置としてのDRAM102と、CPU101から
の制御によりDRAM102に対するデータの読出し及
び書込みを実行するインタフェース回路としてシステム
LSI103と、前記クロックを発生するクロック発生
回路104から構成される。
【0005】上記のDRAM102はシステムLSI1
03と、クロック信号線、リード信号/ライト信号等の
制御信号線、アドレス線、及びデータ線で接続されてい
る。尚、図1のn本のアドレス線、及びm本のデータ線
は、それぞれDRAM102の容量に対応するビット数
とする。クロック発生回路104にて発生するクロック
は、システムクロックとして、DRAM102、及びシ
ステムLSI103に入力され、各内部回路を駆動する
ための基準となる。即ち、DRAM102、及びシステ
ムLSI103は、そのシステムクロックに同期して動
作する。尚、図1に示すDRAM102より以前のDR
AMでは、DRAMはシステムクロックに同期して動作
せず、リード信号/ライト信号等の制御信号線を基準に
動作を開始していた。しかし、近年のDRAMは、図1
に示すように、より高速なデータの読出し及び書込みを
実現するために、システムクロックを基準にリード信号
/ライト信号等の制御信号線を確定させ、動作を開始し
ている。
03と、クロック信号線、リード信号/ライト信号等の
制御信号線、アドレス線、及びデータ線で接続されてい
る。尚、図1のn本のアドレス線、及びm本のデータ線
は、それぞれDRAM102の容量に対応するビット数
とする。クロック発生回路104にて発生するクロック
は、システムクロックとして、DRAM102、及びシ
ステムLSI103に入力され、各内部回路を駆動する
ための基準となる。即ち、DRAM102、及びシステ
ムLSI103は、そのシステムクロックに同期して動
作する。尚、図1に示すDRAM102より以前のDR
AMでは、DRAMはシステムクロックに同期して動作
せず、リード信号/ライト信号等の制御信号線を基準に
動作を開始していた。しかし、近年のDRAMは、図1
に示すように、より高速なデータの読出し及び書込みを
実現するために、システムクロックを基準にリード信号
/ライト信号等の制御信号線を確定させ、動作を開始し
ている。
【0006】上記のように構成される従来の電子回路装
置において、例えば、任意のデータを書込むとき、CP
U101は、システムLSI103内のCPUインタフ
ェース105を介して、出力レジスタ106に書込みデ
ータ及び書込みアドレスをセットし、信号生成回路10
8にWriteコマンドON信号を入力する。その後、
システムLSI103では、書込みアドレスと共に、出
力レジスタ106が書込みデータをシステムクロックを
基準に出力し、信号生成回路108がライト信号を優位
に設定して出力する。DRAM102は、ライト信号優
位時のシステムクロックを基準として、指定のアドレス
に対して書込みデータを書き込む。
置において、例えば、任意のデータを書込むとき、CP
U101は、システムLSI103内のCPUインタフ
ェース105を介して、出力レジスタ106に書込みデ
ータ及び書込みアドレスをセットし、信号生成回路10
8にWriteコマンドON信号を入力する。その後、
システムLSI103では、書込みアドレスと共に、出
力レジスタ106が書込みデータをシステムクロックを
基準に出力し、信号生成回路108がライト信号を優位
に設定して出力する。DRAM102は、ライト信号優
位時のシステムクロックを基準として、指定のアドレス
に対して書込みデータを書き込む。
【0007】一方、データを読み出すとき、CPU10
1は、システムLSI103内のCPUインタフェース
105を介して、出力レジスタ106に読出しアドレス
をセットし、信号生成回路108にReadコマンドO
N信号を入力する。その後、システムLSI103で
は、読出しアドレスと共に、信号生成回路108がリー
ド信号を優位に設定して出力する。DRAM102は、
リード信号優位時のシステムクロックを基準として、指
定のアドレスから読出しデータを読み出して出力する。
システムLSI103は、その読出しデータをシステム
クロックを基準として入力レジスタ107にセットし、
この状態でCPU101は、入力レジスタ107からデ
ータを読み出す。
1は、システムLSI103内のCPUインタフェース
105を介して、出力レジスタ106に読出しアドレス
をセットし、信号生成回路108にReadコマンドO
N信号を入力する。その後、システムLSI103で
は、読出しアドレスと共に、信号生成回路108がリー
ド信号を優位に設定して出力する。DRAM102は、
リード信号優位時のシステムクロックを基準として、指
定のアドレスから読出しデータを読み出して出力する。
システムLSI103は、その読出しデータをシステム
クロックを基準として入力レジスタ107にセットし、
この状態でCPU101は、入力レジスタ107からデ
ータを読み出す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子回
路装置において、半導体記憶装置とインタフェース回路
(システムLSI)とを接続するデータ線では、少なか
らず配線遅延が発生する。このデータ線の配線遅延はあ
る程度の許容範囲を有するため、基板上では可能な限り
の等長配線を実施するが、近年の半導体記憶装置(DR
AM等)の高速化に伴って、その許容範囲が微小化の傾
向に有り、基板上の処置だけでは配線遅延に対する対応
が困難になってきている。
路装置において、半導体記憶装置とインタフェース回路
(システムLSI)とを接続するデータ線では、少なか
らず配線遅延が発生する。このデータ線の配線遅延はあ
る程度の許容範囲を有するため、基板上では可能な限り
の等長配線を実施するが、近年の半導体記憶装置(DR
AM等)の高速化に伴って、その許容範囲が微小化の傾
向に有り、基板上の処置だけでは配線遅延に対する対応
が困難になってきている。
【0009】そのため、CPUが半導体記憶装置からデ
ータを読み出す場合に、データ線の配線遅延が原因で、
その読出しデータをインタフェース回路側で読み込めな
い可能性がある。同様に、半導体記憶装置にデータを書
き込む場合に、その書込みデータを半導体記憶装置に書
き込めない可能性がある。更に、半導体記憶装置とイン
タフェース回路とを接続するデータ線に配線遅延のばら
つきが発生すると、一部のデータ線が上記許容範囲を超
え、そのデータ線上のデータが読み書きできない可能性
がある。
ータを読み出す場合に、データ線の配線遅延が原因で、
その読出しデータをインタフェース回路側で読み込めな
い可能性がある。同様に、半導体記憶装置にデータを書
き込む場合に、その書込みデータを半導体記憶装置に書
き込めない可能性がある。更に、半導体記憶装置とイン
タフェース回路とを接続するデータ線に配線遅延のばら
つきが発生すると、一部のデータ線が上記許容範囲を超
え、そのデータ線上のデータが読み書きできない可能性
がある。
【0010】本発明は、データ線に配線遅延、及び配線
遅延のばらつきが発生した場合でも、CPUが半導体記
憶装置に対するデータの読出し動作、及び書込み動作を
正確に実行可能なインタフェース回路、及び電子回路装
置を提供する。
遅延のばらつきが発生した場合でも、CPUが半導体記
憶装置に対するデータの読出し動作、及び書込み動作を
正確に実行可能なインタフェース回路、及び電子回路装
置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、本発明の電子回路装置は、請求項1に記載の
ように、CPU(後述する実施例のCPU1に相当)
と、外部からのクロック(後述する実施例のメモリクロ
ックに相当)を基準として動作する半導体記憶装置(後
述する実施例のDRAM2に相当)と、該CPUからの
制御により該半導体記憶装置に対するデータの読出し及
び書込みを可能とするインタフェース回路(後述する実
施例のシステムLSI3に相当)とを有する電子回路装
置において、該インタフェース回路は、該半導体記憶装
置からの読出しデータを記憶する読出しデータ記憶手段
(後述する実施例の入力レジスタ群7に相当)と、該半
導体記憶装置への書込みデータを記憶する書込みデータ
記憶手段(後述する実施例の出力レジスタ群6に相当)
と、該CPUからの制御により読出し速度及び書込み速
度を所定の速度に設定可能な動作速度設定手段(後述す
る実施例のタイミング生成回路16に相当)とを有する
構成とし、該CPUにて該読出しデータ記憶手段内の読
出しデータと該書込みデータ記憶手段内の書込みデータ
とを比較することを特徴とする。
するため、本発明の電子回路装置は、請求項1に記載の
ように、CPU(後述する実施例のCPU1に相当)
と、外部からのクロック(後述する実施例のメモリクロ
ックに相当)を基準として動作する半導体記憶装置(後
述する実施例のDRAM2に相当)と、該CPUからの
制御により該半導体記憶装置に対するデータの読出し及
び書込みを可能とするインタフェース回路(後述する実
施例のシステムLSI3に相当)とを有する電子回路装
置において、該インタフェース回路は、該半導体記憶装
置からの読出しデータを記憶する読出しデータ記憶手段
(後述する実施例の入力レジスタ群7に相当)と、該半
導体記憶装置への書込みデータを記憶する書込みデータ
記憶手段(後述する実施例の出力レジスタ群6に相当)
と、該CPUからの制御により読出し速度及び書込み速
度を所定の速度に設定可能な動作速度設定手段(後述す
る実施例のタイミング生成回路16に相当)とを有する
構成とし、該CPUにて該読出しデータ記憶手段内の読
出しデータと該書込みデータ記憶手段内の書込みデータ
とを比較することを特徴とする。
【0012】また、前記動作速度設定手段にて設定可能
な所定の速度は、請求項2に記載のように、前記半導体
記憶装置の所定アドレスに対して書込み動作を実行後、
同一アドレスに対して読出し動作を実行する場合に、書
込みデータ記憶手段内の書込みデータと読出しデータ記
憶手段内の読出しデータとが確実に同一となる速度にて
動作する低速書込みモード(後述する実施例の「低速書
込み」に相当)、及び低速読出しモード(後述する実施
例の「低速読出し」に相当)と、該低速書込みモードよ
りも高速に動作する高速書込みモード(後述する実施例
の「高速書込み」に相当)と、該低速読出しモードより
も高速に動作する高速読出しモード(後述する実施例の
「高速読出し」に相当)とし、通常、該高速書込みモー
ド及び該高速読出しモードにて動作することを特徴とす
る。
な所定の速度は、請求項2に記載のように、前記半導体
記憶装置の所定アドレスに対して書込み動作を実行後、
同一アドレスに対して読出し動作を実行する場合に、書
込みデータ記憶手段内の書込みデータと読出しデータ記
憶手段内の読出しデータとが確実に同一となる速度にて
動作する低速書込みモード(後述する実施例の「低速書
込み」に相当)、及び低速読出しモード(後述する実施
例の「低速読出し」に相当)と、該低速書込みモードよ
りも高速に動作する高速書込みモード(後述する実施例
の「高速書込み」に相当)と、該低速読出しモードより
も高速に動作する高速読出しモード(後述する実施例の
「高速読出し」に相当)とし、通常、該高速書込みモー
ド及び該高速読出しモードにて動作することを特徴とす
る。
【0013】例えば、上記のように構成される本発明の
電子回路装置において、CPUは、動作速度設定手段を
通常動作に設定し、即ち、動作速度設定手段を「高速書
込みモード」及び「高速読出しモード」に設定し、この
状態で、半導体記憶装置の指定アドレスに対して既知デ
ータを書き込む書込み動作、または半導体記憶装置の指
定アドレスから先に書き込まれたデータを読み出す読出
し動作を実行する。
電子回路装置において、CPUは、動作速度設定手段を
通常動作に設定し、即ち、動作速度設定手段を「高速書
込みモード」及び「高速読出しモード」に設定し、この
状態で、半導体記憶装置の指定アドレスに対して既知デ
ータを書き込む書込み動作、または半導体記憶装置の指
定アドレスから先に書き込まれたデータを読み出す読出
し動作を実行する。
【0014】従来の電子回路装置は、上記のように動作
速度を任意に設定できないため、例えば、CPUが半導
体記憶装置からデータを読み出す場合に、半導体記憶装
置とインタフェース回路とを接続するデータ線の配線遅
延が原因で、その読出しデータをインタフェース回路側
で読み込めないことがあった。同様に、半導体記憶装置
にデータを書き込む場合に、その書込みデータを半導体
記憶装置に書き込めないことがあった。この場合、従来
の電子回路装置は、書込み動作に異常が発生したのか、
読出し動作に異常が発生したのか、または両方の動作に
異常が発生したのかを判断することができなかった。
速度を任意に設定できないため、例えば、CPUが半導
体記憶装置からデータを読み出す場合に、半導体記憶装
置とインタフェース回路とを接続するデータ線の配線遅
延が原因で、その読出しデータをインタフェース回路側
で読み込めないことがあった。同様に、半導体記憶装置
にデータを書き込む場合に、その書込みデータを半導体
記憶装置に書き込めないことがあった。この場合、従来
の電子回路装置は、書込み動作に異常が発生したのか、
読出し動作に異常が発生したのか、または両方の動作に
異常が発生したのかを判断することができなかった。
【0015】一方、本発明の電子回路装置は、上記の問
題が発生した場合でも、即ち、読出しデータ記憶手段内
の読出しデータと、書込みデータ記憶手段書内の書込み
データとが異なる場合でも、例えば、請求項3に記載の
ように、CPUにて動作速度設定手段を「低速書込みモ
ード」及び「高速読出しモード」に設定し、「低速書込
みモード」にて書込み動作を実行後、同一アドレスに対
して「高速読出しモード」にて読出し動作を実行して、
読出しデータと書込みデータが一致するかどうかを確認
し(後述する実施例の[高速読出し試験モード]に相
当)、続いてCPUにて動作速度設定手段を「高速書込
みモード」及び「低速読出しモード」に設定し、「高速
書込みモード」にて書込み動作を実行後、同一アドレス
に対して「低速読出しモード」にて読出し動作を実行し
て、読出しデータと書込みデータが一致するかどうかを
確認する(後述する実施例の[高速書込み試験モード]
に相当)ことにより、通常動作時の、「高速書込みモー
ド」による書込み動作、及び「高速読出しモード」によ
る読出し動作が、正常かどうかを判断する。即ち、本発
明の電子回路装置は、書込み動作に異常が発生したの
か、読出し動作に異常が発生したのか、または両方の動
作に異常が発生したのかを判断することができる。
題が発生した場合でも、即ち、読出しデータ記憶手段内
の読出しデータと、書込みデータ記憶手段書内の書込み
データとが異なる場合でも、例えば、請求項3に記載の
ように、CPUにて動作速度設定手段を「低速書込みモ
ード」及び「高速読出しモード」に設定し、「低速書込
みモード」にて書込み動作を実行後、同一アドレスに対
して「高速読出しモード」にて読出し動作を実行して、
読出しデータと書込みデータが一致するかどうかを確認
し(後述する実施例の[高速読出し試験モード]に相
当)、続いてCPUにて動作速度設定手段を「高速書込
みモード」及び「低速読出しモード」に設定し、「高速
書込みモード」にて書込み動作を実行後、同一アドレス
に対して「低速読出しモード」にて読出し動作を実行し
て、読出しデータと書込みデータが一致するかどうかを
確認する(後述する実施例の[高速書込み試験モード]
に相当)ことにより、通常動作時の、「高速書込みモー
ド」による書込み動作、及び「高速読出しモード」によ
る読出し動作が、正常かどうかを判断する。即ち、本発
明の電子回路装置は、書込み動作に異常が発生したの
か、読出し動作に異常が発生したのか、または両方の動
作に異常が発生したのかを判断することができる。
【0016】また、請求項1乃至3いずれか一項記載の
電子回路装置において、前記インタフェース回路は、請
求項4に記載のように、前記読出しデータ記憶手段内の
読出しデータと前記書込みデータ記憶手段内の書込みデ
ータとの比較結果が異なるときに、前記クロックの遅延
時間を調整するタイミング調整手段(後述する実施例の
遅延調整回路17、18に相当)を有する構成とする。
電子回路装置において、前記インタフェース回路は、請
求項4に記載のように、前記読出しデータ記憶手段内の
読出しデータと前記書込みデータ記憶手段内の書込みデ
ータとの比較結果が異なるときに、前記クロックの遅延
時間を調整するタイミング調整手段(後述する実施例の
遅延調整回路17、18に相当)を有する構成とする。
【0017】上記、請求項4記載のように構成される電
子回路装置は、請求項1乃至3いずれか一項記載の電子
回路装置と同様に、CPUにて動作速度設定手段を通常
動作に設定し、即ち、動作速度設定手段を「高速書込み
モード」及び「高速読出しモード」に設定し、この状態
で、半導体記憶装置の指定アドレスに対して既知データ
を書き込む書込み動作、または半導体記憶装置の指定ア
ドレスから先に書き込まれたデータを読み出す読出し動
作を実行する。
子回路装置は、請求項1乃至3いずれか一項記載の電子
回路装置と同様に、CPUにて動作速度設定手段を通常
動作に設定し、即ち、動作速度設定手段を「高速書込み
モード」及び「高速読出しモード」に設定し、この状態
で、半導体記憶装置の指定アドレスに対して既知データ
を書き込む書込み動作、または半導体記憶装置の指定ア
ドレスから先に書き込まれたデータを読み出す読出し動
作を実行する。
【0018】本発明の電子回路装置は、読出しデータ記
憶手段内の読出しデータと、書込みデータ記憶手段書内
の込みデータとが異なる場合でも、例えば、請求項3に
記載のように、通常動作時の、「高速書込みモード」に
よる書込み動作、及び「高速読出しモード」による読出
し動作が、正常かどうかを判断し、即ち、本発明の電子
回路装置は、書込み動作に異常が発生したのか、読出し
動作に異常が発生したのか、または両方の動作に異常が
発生したのかを判断し、更にCPUにてタイミング調整
手段を制御することにより、システムクロックの遅延時
間を調整し、例えば、書込み動作に異常が発生した場合
は半導体記憶装置に対するクロックの遅延時間を調整
し、読出し動作に異常が発生した場合はインタフェース
回路に対するクロックの遅延時間を調整する。
憶手段内の読出しデータと、書込みデータ記憶手段書内
の込みデータとが異なる場合でも、例えば、請求項3に
記載のように、通常動作時の、「高速書込みモード」に
よる書込み動作、及び「高速読出しモード」による読出
し動作が、正常かどうかを判断し、即ち、本発明の電子
回路装置は、書込み動作に異常が発生したのか、読出し
動作に異常が発生したのか、または両方の動作に異常が
発生したのかを判断し、更にCPUにてタイミング調整
手段を制御することにより、システムクロックの遅延時
間を調整し、例えば、書込み動作に異常が発生した場合
は半導体記憶装置に対するクロックの遅延時間を調整
し、読出し動作に異常が発生した場合はインタフェース
回路に対するクロックの遅延時間を調整する。
【0019】そのため、本発明の電子回路装置では、デ
ータ線に配線遅延がある場合でも、確実にインタフェー
ス回路側で読出しデータを読み込める。同様に、確実に
半導体記憶装置に対して書込みデータを書き込める。従
って、本発明によれば、データ線に配線遅延が発生した
場合でも、CPUが半導体記憶装置に対するデータの読
出し動作、及び書込み動作を正確に実行可能なインタフ
ェース回路を有する電子回路装置を提供できる。
ータ線に配線遅延がある場合でも、確実にインタフェー
ス回路側で読出しデータを読み込める。同様に、確実に
半導体記憶装置に対して書込みデータを書き込める。従
って、本発明によれば、データ線に配線遅延が発生した
場合でも、CPUが半導体記憶装置に対するデータの読
出し動作、及び書込み動作を正確に実行可能なインタフ
ェース回路を有する電子回路装置を提供できる。
【0020】また、請求項4記載の電子回路装置におい
て、更に前記タイミング調整手段は、請求項5に記載の
ように、半導体記憶装置とインタフェース回路とを接続
する各データ信号に対して独立に、前記クロックの遅延
時間を調整することを特徴とする。請求項5記載のタイ
ミング調整手段は、請求項4記載のタイミング調整手段
と同様に、CPUによるタイミング調整手段の制御で、
グローバル的にシステムクロックの遅延時間を調整し、
更に、複数のデータ信号に対して一本毎独立に、システ
ムクロックの遅延時間を調整可能とする。
て、更に前記タイミング調整手段は、請求項5に記載の
ように、半導体記憶装置とインタフェース回路とを接続
する各データ信号に対して独立に、前記クロックの遅延
時間を調整することを特徴とする。請求項5記載のタイ
ミング調整手段は、請求項4記載のタイミング調整手段
と同様に、CPUによるタイミング調整手段の制御で、
グローバル的にシステムクロックの遅延時間を調整し、
更に、複数のデータ信号に対して一本毎独立に、システ
ムクロックの遅延時間を調整可能とする。
【0021】そのため、半導体記憶装置とインタフェー
ス回路とを接続するデータ線に配線遅延のばらつきが発
生し、一部のデータ線上のデータが読み書きできない場
合でも、その一部のデータに対してのみクロックの遅延
時間を調整し、確実な読み書きが可能となる。従って、
本発明によれば、データ線に配線遅延及び配線遅延のば
らつきが発生した場合でも、CPUが半導体記憶装置に
対するデータの読出し動作、及び書込み動作を正確に実
行可能なインタフェース回路を有する電子回路装置を提
供できる。
ス回路とを接続するデータ線に配線遅延のばらつきが発
生し、一部のデータ線上のデータが読み書きできない場
合でも、その一部のデータに対してのみクロックの遅延
時間を調整し、確実な読み書きが可能となる。従って、
本発明によれば、データ線に配線遅延及び配線遅延のば
らつきが発生した場合でも、CPUが半導体記憶装置に
対するデータの読出し動作、及び書込み動作を正確に実
行可能なインタフェース回路を有する電子回路装置を提
供できる。
【0022】また、請求項1乃至5いずれか一項記載の
電子回路装置において、前記読出しデータ記憶手段は、
請求項6に記載のように、複数段接続する構成(後述す
る実施例のレジスタ[A1]、[A2]、[A3]に相
当)とし、順に半導体記憶装置からの読出しデータを記
憶することを特徴とする。従って、本発明の電子回路装
置は、複数個の読出しデータを順に記憶し、全ての読出
しデータ記憶手段内のデータを同時に(一度に)読み出
し可能となり、CPUの読出し動作の効率化がはかれ
る。
電子回路装置において、前記読出しデータ記憶手段は、
請求項6に記載のように、複数段接続する構成(後述す
る実施例のレジスタ[A1]、[A2]、[A3]に相
当)とし、順に半導体記憶装置からの読出しデータを記
憶することを特徴とする。従って、本発明の電子回路装
置は、複数個の読出しデータを順に記憶し、全ての読出
しデータ記憶手段内のデータを同時に(一度に)読み出
し可能となり、CPUの読出し動作の効率化がはかれ
る。
【0023】また、請求項1乃至6いずれか一項記載の
電子回路装置において、前記書込みデータ記憶手段は、
請求項7に記載のように、複数段構成(後述する実施例
のレジスタ[B1]、[B2]、[B3]とし、順に半
導体記憶装置への書込みデータを記憶することを特徴と
する。従って、本発明の電子回路装置は、書込みデータ
記憶手段内に設定する複数の書込みデータを同時に(一
度に)設定可能となり、CPUの書込み動作の効率化が
はかれる。
電子回路装置において、前記書込みデータ記憶手段は、
請求項7に記載のように、複数段構成(後述する実施例
のレジスタ[B1]、[B2]、[B3]とし、順に半
導体記憶装置への書込みデータを記憶することを特徴と
する。従って、本発明の電子回路装置は、書込みデータ
記憶手段内に設定する複数の書込みデータを同時に(一
度に)設定可能となり、CPUの書込み動作の効率化が
はかれる。
【0024】また、本発明のインタフェース回路は、請
求項8に記載のように、CPU(後述する実施例のCP
U1に相当)からの制御により、外部からのクロックを
基準として動作する半導体記憶装置(後述する実施例の
DRAM2に相当)に対するデータの読出し、及び書込
みを可能とするインタフェース回路(後述する実施例の
システムLSI3に相当)において、該半導体記憶装置
からの読出しデータを記憶する読出しデータ記憶手段
(後述する実施例の入力レジスタ群7に相当)と、該半
導体記憶装置への書込みデータを記憶する書込みデータ
記憶手段(後述する実施例の出力レジスタ群6に相当)
と、該CPUからの制御により読出し速度及び書込み速
度を所定の速度に設定可能な動作速度設定手段(後述す
る実施例のタイミング生成回路16に相当)とを有する
構成とする。
求項8に記載のように、CPU(後述する実施例のCP
U1に相当)からの制御により、外部からのクロックを
基準として動作する半導体記憶装置(後述する実施例の
DRAM2に相当)に対するデータの読出し、及び書込
みを可能とするインタフェース回路(後述する実施例の
システムLSI3に相当)において、該半導体記憶装置
からの読出しデータを記憶する読出しデータ記憶手段
(後述する実施例の入力レジスタ群7に相当)と、該半
導体記憶装置への書込みデータを記憶する書込みデータ
記憶手段(後述する実施例の出力レジスタ群6に相当)
と、該CPUからの制御により読出し速度及び書込み速
度を所定の速度に設定可能な動作速度設定手段(後述す
る実施例のタイミング生成回路16に相当)とを有する
構成とする。
【0025】また、前記動作速度設定手段にて設定可能
な所定の速度は、請求項9に記載のように、前記半導体
記憶装置の所定アドレスに対して書込み動作を実行後、
同一アドレスに対して読出し動作を実行する場合に、書
込みデータ記憶手段内の書込みデータと読出しデータ記
憶手段内の読出しデータとが確実に同一となる速度にて
動作する低速書込みモード(後述する実施例の「低速書
込み」に相当)、及び低速読出しモード(後述する実施
例の「低速読出し」に相当)と、該低速書込みモードよ
りも高速に動作する高速書込みモード(後述する実施例
の「高速書込み」に相当)と、該低速読出しモードより
も高速に動作する高速読出しモード(後述する実施例の
「高速読出し」に相当)とし、通常、該高速書込みモー
ド及び該高速読出しモードにて動作することを特徴とす
る。
な所定の速度は、請求項9に記載のように、前記半導体
記憶装置の所定アドレスに対して書込み動作を実行後、
同一アドレスに対して読出し動作を実行する場合に、書
込みデータ記憶手段内の書込みデータと読出しデータ記
憶手段内の読出しデータとが確実に同一となる速度にて
動作する低速書込みモード(後述する実施例の「低速書
込み」に相当)、及び低速読出しモード(後述する実施
例の「低速読出し」に相当)と、該低速書込みモードよ
りも高速に動作する高速書込みモード(後述する実施例
の「高速書込み」に相当)と、該低速読出しモードより
も高速に動作する高速読出しモード(後述する実施例の
「高速読出し」に相当)とし、通常、該高速書込みモー
ド及び該高速読出しモードにて動作することを特徴とす
る。
【0026】例えば、上記のように構成される本発明の
インタフェース回路に対して、CPUは、動作速度設定
手段を通常動作に設定し、即ち、動作速度設定手段を
「高速書込みモード」及び「高速読出しモード」に設定
し、この状態で、半導体記憶装置の指定アドレスに対し
て既知データを書き込む書込み動作、または半導体記憶
装置の指定アドレスから先に書き込まれたデータを読み
出す読出し動作を実行する。
インタフェース回路に対して、CPUは、動作速度設定
手段を通常動作に設定し、即ち、動作速度設定手段を
「高速書込みモード」及び「高速読出しモード」に設定
し、この状態で、半導体記憶装置の指定アドレスに対し
て既知データを書き込む書込み動作、または半導体記憶
装置の指定アドレスから先に書き込まれたデータを読み
出す読出し動作を実行する。
【0027】従来の電子回路装置は、上記のように動作
速度を任意に設定できないため、例えば、CPUが半導
体記憶装置からデータを読み出す場合に、半導体記憶装
置とインタフェース回路とを接続するデータ線の配線遅
延が原因で、その読出しデータをインタフェース回路側
で読み込めないことがあった。同様に、半導体記憶装置
にデータを書き込む場合に、その書込みデータを半導体
記憶装置に書き込めないことがあった。この場合、従来
の電子回路装置において、CPUは、書込み動作に異常
が発生したのか、読出し動作に異常が発生したのか、ま
たは両方の動作に異常が発生したのかを判断することが
できなかった。
速度を任意に設定できないため、例えば、CPUが半導
体記憶装置からデータを読み出す場合に、半導体記憶装
置とインタフェース回路とを接続するデータ線の配線遅
延が原因で、その読出しデータをインタフェース回路側
で読み込めないことがあった。同様に、半導体記憶装置
にデータを書き込む場合に、その書込みデータを半導体
記憶装置に書き込めないことがあった。この場合、従来
の電子回路装置において、CPUは、書込み動作に異常
が発生したのか、読出し動作に異常が発生したのか、ま
たは両方の動作に異常が発生したのかを判断することが
できなかった。
【0028】一方、本発明のインタフェース回路を有す
る電子回路装置は、上記の問題が発生した場合でも、即
ち、読出しデータ記憶手段内の読出しデータと、書込み
データ記憶手段書内の込みデータとが異なる場合でも、
例えば、CPUにて動作速度設定手段を「低速書込みモ
ード」及び「高速読出しモード」に設定し、「低速書込
みモード」にて書込み動作を実行後、同一アドレスに対
して「高速読出しモード」にて読出し動作を実行して、
読出しデータと書込みデータが一致するかどうかを確認
し、続いてCPUにて動作速度設定手段を「高速書込み
モード」及び「低速読出しモード」に設定し、「高速書
込みモード」にて書込み動作を実行後、同一アドレスに
対して「低速読出しモード」にて読出し動作を実行し
て、読出しデータと書込みデータが一致するかどうかを
確認することにより、通常動作時の、「高速書込みモー
ド」による書込み動作、及び「高速読出しモード」によ
る読出し動作が、正常かどうかを判断する。即ち、電子
回路装置は、本発明のインタフェース回路を有すること
により、書込み動作に異常が発生したのか、読出し動作
に異常が発生したのか、または両方の動作に異常が発生
したのかを判断することができる。
る電子回路装置は、上記の問題が発生した場合でも、即
ち、読出しデータ記憶手段内の読出しデータと、書込み
データ記憶手段書内の込みデータとが異なる場合でも、
例えば、CPUにて動作速度設定手段を「低速書込みモ
ード」及び「高速読出しモード」に設定し、「低速書込
みモード」にて書込み動作を実行後、同一アドレスに対
して「高速読出しモード」にて読出し動作を実行して、
読出しデータと書込みデータが一致するかどうかを確認
し、続いてCPUにて動作速度設定手段を「高速書込み
モード」及び「低速読出しモード」に設定し、「高速書
込みモード」にて書込み動作を実行後、同一アドレスに
対して「低速読出しモード」にて読出し動作を実行し
て、読出しデータと書込みデータが一致するかどうかを
確認することにより、通常動作時の、「高速書込みモー
ド」による書込み動作、及び「高速読出しモード」によ
る読出し動作が、正常かどうかを判断する。即ち、電子
回路装置は、本発明のインタフェース回路を有すること
により、書込み動作に異常が発生したのか、読出し動作
に異常が発生したのか、または両方の動作に異常が発生
したのかを判断することができる。
【0029】また、請求項8または9記載のインタフェ
ース回路は、請求項10に記載のように、前記読出しデ
ータ記憶手段内の読出しデータと前記書込みデータ記憶
手段内の書込みデータとの比較結果が異なるときに、前
記クロックの遅延時間を調整するタイミング調整手段
(後述する実施例の遅延調整回路17、18に相当)を
有することを特徴とする。
ース回路は、請求項10に記載のように、前記読出しデ
ータ記憶手段内の読出しデータと前記書込みデータ記憶
手段内の書込みデータとの比較結果が異なるときに、前
記クロックの遅延時間を調整するタイミング調整手段
(後述する実施例の遅延調整回路17、18に相当)を
有することを特徴とする。
【0030】上記、請求項10記載のように構成される
インタフェース回路を有する電子回路装置は、請求項8
または9記載のインタフェース回路を有する電子回路装
置と同様に、CPUにて動作速度設定手段を通常動作に
設定し、即ち、動作速度設定手段を「高速書込みモー
ド」及び「高速読出しモード」に設定し、この状態で、
半導体記憶装置の指定アドレスに対して既知データを書
き込む書込み動作、または半導体記憶装置の指定アドレ
スから先に書き込まれたデータを読み出す読出し動作を
実行する。
インタフェース回路を有する電子回路装置は、請求項8
または9記載のインタフェース回路を有する電子回路装
置と同様に、CPUにて動作速度設定手段を通常動作に
設定し、即ち、動作速度設定手段を「高速書込みモー
ド」及び「高速読出しモード」に設定し、この状態で、
半導体記憶装置の指定アドレスに対して既知データを書
き込む書込み動作、または半導体記憶装置の指定アドレ
スから先に書き込まれたデータを読み出す読出し動作を
実行する。
【0031】本発明のインタフェース回路を有する電子
回路装置は、読出しデータ記憶手段内の読出しデータ
と、書込みデータ記憶手段書内の込みデータとが異なる
場合でも、例えば、通常動作時の、「高速書込みモー
ド」による書込み動作、及び「高速読出しモード」によ
る読出し動作が、正常かどうかを判断し、即ち、本発明
の電子回路装置は、書込み動作に異常が発生したのか、
読出し動作に異常が発生したのか、または両方の動作に
異常が発生したのかを判断し、更にCPUにてタイミン
グ調整手段を制御することにより、システムクロックの
遅延時間を調整し、例えば、書込み動作に異常が発生し
た場合は半導体記憶装置に対するクロックの遅延時間を
調整し、読出し動作に異常が発生した場合はインタフェ
ース回路に対するクロックの遅延時間を調整する。
回路装置は、読出しデータ記憶手段内の読出しデータ
と、書込みデータ記憶手段書内の込みデータとが異なる
場合でも、例えば、通常動作時の、「高速書込みモー
ド」による書込み動作、及び「高速読出しモード」によ
る読出し動作が、正常かどうかを判断し、即ち、本発明
の電子回路装置は、書込み動作に異常が発生したのか、
読出し動作に異常が発生したのか、または両方の動作に
異常が発生したのかを判断し、更にCPUにてタイミン
グ調整手段を制御することにより、システムクロックの
遅延時間を調整し、例えば、書込み動作に異常が発生し
た場合は半導体記憶装置に対するクロックの遅延時間を
調整し、読出し動作に異常が発生した場合はインタフェ
ース回路に対するクロックの遅延時間を調整する。
【0032】そのため、本発明のインタフェース回路
は、データ線に配線遅延がある場合でも、確実にインタ
フェース回路側で読出しデータを読み込める。同様に、
確実に半導体記憶装置に対して書込みデータを書き込め
る。従って、本発明によれば、データ線に配線遅延が発
生した場合でも、CPUが半導体記憶装置に対するデー
タの読出し動作、及び書込み動作を正確に実行可能なイ
ンタフェース回路を提供できる。
は、データ線に配線遅延がある場合でも、確実にインタ
フェース回路側で読出しデータを読み込める。同様に、
確実に半導体記憶装置に対して書込みデータを書き込め
る。従って、本発明によれば、データ線に配線遅延が発
生した場合でも、CPUが半導体記憶装置に対するデー
タの読出し動作、及び書込み動作を正確に実行可能なイ
ンタフェース回路を提供できる。
【0033】また、請求項10記載のインタフェース回
路において、前記タイミング調整手段は、請求項11に
記載のように、半導体記憶装置と接続する各データ信号
に対して独立に、前記クロックの遅延時間を調整するこ
とを特徴とする。請求項11記載のタイミング調整手段
は、請求項10記載のタイミング調整手段と同様に、C
PUによるタイミング調整手段の制御で、グローバル的
にシステムクロックの遅延時間を調整し、更に、複数の
データ信号に対して一本毎独立に、システムクロックの
遅延時間を調整可能とする。
路において、前記タイミング調整手段は、請求項11に
記載のように、半導体記憶装置と接続する各データ信号
に対して独立に、前記クロックの遅延時間を調整するこ
とを特徴とする。請求項11記載のタイミング調整手段
は、請求項10記載のタイミング調整手段と同様に、C
PUによるタイミング調整手段の制御で、グローバル的
にシステムクロックの遅延時間を調整し、更に、複数の
データ信号に対して一本毎独立に、システムクロックの
遅延時間を調整可能とする。
【0034】そのため、半導体記憶装置とインタフェー
ス回路とを接続するデータ線に配線遅延のばらつきが発
生し、一部のデータ線上のデータが読み書きできない場
合でも、その一部のデータに対してのみクロックの遅延
時間を調整し、確実な読み書きが可能となる。従って、
本発明によれば、データ線に配線遅延及び配線遅延のば
らつきが発生した場合でも、CPUが半導体記憶装置に
対するデータの読出し動作、及び書込み動作を正確に実
行可能なインタフェース回路を提供できる。
ス回路とを接続するデータ線に配線遅延のばらつきが発
生し、一部のデータ線上のデータが読み書きできない場
合でも、その一部のデータに対してのみクロックの遅延
時間を調整し、確実な読み書きが可能となる。従って、
本発明によれば、データ線に配線遅延及び配線遅延のば
らつきが発生した場合でも、CPUが半導体記憶装置に
対するデータの読出し動作、及び書込み動作を正確に実
行可能なインタフェース回路を提供できる。
【0035】また、請求項8乃至11いずれか一項記載
のインタフェース回路において、前記読出しデータ記憶
手段は、請求項12に記載のように、複数段接続する構
成(後述する実施例のレジスタ[A1]、[A2]、
[A3]に相当)とし、順に半導体記憶装置からの読出
しデータを記憶することを特徴とする。従って、本発明
のインタフェース回路を有する電子回路装置は、複数個
の読出しデータを順に記憶し、全ての読出しデータ記憶
手段内のデータを同時に(一度に)読み出し可能とな
り、CPUの読出し動作の効率化がはかれる。
のインタフェース回路において、前記読出しデータ記憶
手段は、請求項12に記載のように、複数段接続する構
成(後述する実施例のレジスタ[A1]、[A2]、
[A3]に相当)とし、順に半導体記憶装置からの読出
しデータを記憶することを特徴とする。従って、本発明
のインタフェース回路を有する電子回路装置は、複数個
の読出しデータを順に記憶し、全ての読出しデータ記憶
手段内のデータを同時に(一度に)読み出し可能とな
り、CPUの読出し動作の効率化がはかれる。
【0036】また、請求項8乃至12いずれか一項記載
のインタフェース回路において、前記書込みデータ記憶
手段は、請求項13に記載のように、複数段構成(後述
する実施例のレジスタ[B1]、[B2]、[B3]に
相当)とし、順に半導体記憶装置への書込みデータを記
憶することを特徴とする。従って、本発明のインタフェ
ース回路を有する電子回路装置は、書込みデータ記憶手
段内に設定する複数の書込みデータを同時に(一度に)
設定可能となり、CPUの書込み動作の効率化がはかれ
る。
のインタフェース回路において、前記書込みデータ記憶
手段は、請求項13に記載のように、複数段構成(後述
する実施例のレジスタ[B1]、[B2]、[B3]に
相当)とし、順に半導体記憶装置への書込みデータを記
憶することを特徴とする。従って、本発明のインタフェ
ース回路を有する電子回路装置は、書込みデータ記憶手
段内に設定する複数の書込みデータを同時に(一度に)
設定可能となり、CPUの書込み動作の効率化がはかれ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子回路装置の実
施例を図面に基づいて説明する。尚、本実施例では説明
の便宜上、半導体記憶装置(メモリ)を、例えば、DR
AMとして説明する。本発明の電子回路装置は、例え
ば、図2に示すように、半導体記憶装置に対するデータ
の読出し動作及び書込み動作を制御するCPU1と、外
部からのクロックを基準として動作(データ読出し動
作、及びデータ書込み動作を示す)する半導体記憶装置
としてのDRAM2と、CPU1からの制御によりDR
AM2に対するデータの読出し及び書込みを実行するイ
ンタフェース回路としてシステムLSI3と、前記クロ
ックを発生するクロック発生回路4から構成される。
施例を図面に基づいて説明する。尚、本実施例では説明
の便宜上、半導体記憶装置(メモリ)を、例えば、DR
AMとして説明する。本発明の電子回路装置は、例え
ば、図2に示すように、半導体記憶装置に対するデータ
の読出し動作及び書込み動作を制御するCPU1と、外
部からのクロックを基準として動作(データ読出し動
作、及びデータ書込み動作を示す)する半導体記憶装置
としてのDRAM2と、CPU1からの制御によりDR
AM2に対するデータの読出し及び書込みを実行するイ
ンタフェース回路としてシステムLSI3と、前記クロ
ックを発生するクロック発生回路4から構成される。
【0038】上記のシステムLSI3とDRAM2と
は、クロック信号線(図2のメモリ・クロックに相
当)、制御信号線(リードコマンド、ライトコマンドに
相当)、アドレス線(アドレス[1]、アドレス
[2]、・・・、アドレス[n]に相当)、及びデータ
線(データ[1]、データ[2]、・・・、データ
[m]に相当)で接続されている。尚、図2のn本のア
ドレス線、及びm本のデータ線は、それぞれDRAM2
の容量に対応するビット数とする。
は、クロック信号線(図2のメモリ・クロックに相
当)、制御信号線(リードコマンド、ライトコマンドに
相当)、アドレス線(アドレス[1]、アドレス
[2]、・・・、アドレス[n]に相当)、及びデータ
線(データ[1]、データ[2]、・・・、データ
[m]に相当)で接続されている。尚、図2のn本のア
ドレス線、及びm本のデータ線は、それぞれDRAM2
の容量に対応するビット数とする。
【0039】また、システムLSI3とCPU1とは、
システムLSI3内のレジスタ等の設定に必要となる制
御信号線(リード信号、ライト信号等)、アドレス線、
及びデータ線等で接続されている。クロック発生回路4
にて発生するクロックは、基本クロックとして、システ
ムLSI3に入力され、後述する各内部回路を駆動する
ための基準のクロックとなる。また、基本クロックは、
後述する分周器13にて所定の速度に分周され、DRA
M2を駆動するためのメモリクロックとして入力され
る。即ち、DRAM2、及びシステムLSI3は、その
基本クロックに同期して動作する。近年のDRAMは、
図2に示すように、より高速なデータの読出し及び書込
みを実現するために、メモリクロックを基準にリードコ
マンド/ライトコマンド等の制御信号線を確定させ、動
作を開始している。
システムLSI3内のレジスタ等の設定に必要となる制
御信号線(リード信号、ライト信号等)、アドレス線、
及びデータ線等で接続されている。クロック発生回路4
にて発生するクロックは、基本クロックとして、システ
ムLSI3に入力され、後述する各内部回路を駆動する
ための基準のクロックとなる。また、基本クロックは、
後述する分周器13にて所定の速度に分周され、DRA
M2を駆動するためのメモリクロックとして入力され
る。即ち、DRAM2、及びシステムLSI3は、その
基本クロックに同期して動作する。近年のDRAMは、
図2に示すように、より高速なデータの読出し及び書込
みを実現するために、メモリクロックを基準にリードコ
マンド/ライトコマンド等の制御信号線を確定させ、動
作を開始している。
【0040】ここで、本発明の電子回路装置を構成する
本発明のシステムLSI3の構成及び機能について詳細
に説明する。システムLSI3は、CPUインタフェー
ス回路5と出力レジスタ群6と入力レジスタ群7と信号
生成回路8a、8b、8cとモード選択/スタートレジ
スタ9とセレクタ10と入力バッファ11と出力バッフ
ァ12と分周器13とセレクタ14とカウンタ15とタ
イミング生成回路16と遅延調整回路17と遅延調整回
路18から構成され、CPU1からの制御によりDRA
M2に対するデータの読出し及び書込みを実際に実行す
るインタフェース回路として動作する。
本発明のシステムLSI3の構成及び機能について詳細
に説明する。システムLSI3は、CPUインタフェー
ス回路5と出力レジスタ群6と入力レジスタ群7と信号
生成回路8a、8b、8cとモード選択/スタートレジ
スタ9とセレクタ10と入力バッファ11と出力バッフ
ァ12と分周器13とセレクタ14とカウンタ15とタ
イミング生成回路16と遅延調整回路17と遅延調整回
路18から構成され、CPU1からの制御によりDRA
M2に対するデータの読出し及び書込みを実際に実行す
るインタフェース回路として動作する。
【0041】CPUインタフェース回路5は、CPU1
とアドレス線、データ線、制御信号線等で接続され、C
PU1の制御により後述する動作モード選択、スタート
(各モードの動作開始、停止)、書込みデータ設定、ア
ドレス設定、クロック遅延調整等に対応する各レジスタ
の設定、及びその設定値の読出しを実行する機能を有す
る。
とアドレス線、データ線、制御信号線等で接続され、C
PU1の制御により後述する動作モード選択、スタート
(各モードの動作開始、停止)、書込みデータ設定、ア
ドレス設定、クロック遅延調整等に対応する各レジスタ
の設定、及びその設定値の読出しを実行する機能を有す
る。
【0042】出力レジスタ群6は、例えば、レジスタ
[A1]、レジスタ[A2]、レジスタ[A3]の3段
構成のレジスタで構成され、DRAM2に書き込むデー
タを順に記憶する機能を有する。尚、このレジスタの段
数は、説明の便宜上3段構成とするが、その段数はこの
限りではない。入力レジスタ群7は、例えば、レジスタ
[B1]、レジスタ[B2]、レジスタ[B3]の3段
構成のシフトレジスタで構成され、DRAM2から読み
出すデータを順に記憶する機能を有する。尚、このレジ
スタの段数は、説明の便宜上3段構成とするが、その段
数はこの限りではない。
[A1]、レジスタ[A2]、レジスタ[A3]の3段
構成のレジスタで構成され、DRAM2に書き込むデー
タを順に記憶する機能を有する。尚、このレジスタの段
数は、説明の便宜上3段構成とするが、その段数はこの
限りではない。入力レジスタ群7は、例えば、レジスタ
[B1]、レジスタ[B2]、レジスタ[B3]の3段
構成のシフトレジスタで構成され、DRAM2から読み
出すデータを順に記憶する機能を有する。尚、このレジ
スタの段数は、説明の便宜上3段構成とするが、その段
数はこの限りではない。
【0043】信号生成回路8a、8b、8cは、CPU
1から設定可能な複数段構成のアドレスレジスタを含
み、DRAM2に対するデータの読出し、書込み時、ア
ドレスレジスタ内のアドレス[1]、アドレス[2]、
・・・、アドレス[n]を出力すると共に、リードコマ
ンドまたはライトコマンドを生成する機能を有する。
尚、各信号生成回路は、それぞれ後述する各動作モード
に対応する。従って、この信号生成回路の種類は、説明
の便宜上3種類とするが、本来、動作モードの種類数に
対応する種類が必要となる。
1から設定可能な複数段構成のアドレスレジスタを含
み、DRAM2に対するデータの読出し、書込み時、ア
ドレスレジスタ内のアドレス[1]、アドレス[2]、
・・・、アドレス[n]を出力すると共に、リードコマ
ンドまたはライトコマンドを生成する機能を有する。
尚、各信号生成回路は、それぞれ後述する各動作モード
に対応する。従って、この信号生成回路の種類は、説明
の便宜上3種類とするが、本来、動作モードの種類数に
対応する種類が必要となる。
【0044】モード選択/スタートレジスタ9は、CP
U1から設定可能なモード選択レジスタとスタートレジ
スタを有し、モード選択レジスタでは、例えば、 レジスタ値:1 [高速書込み試験モード] レジスタ値:2 [高速読出し試験モード] レジスタ値:3 [通常使用モード] を設定可能とし、スタートレジスタでは、例えば、 レジスタ値:0→1 各モード動作開始 レジスタ値:1→0 各モード動作停止 を設定可能とする。本実施例のシステムLSI3は、例
えば、DRAM2の所定アドレスに対して書込み動作を
実行後、同一アドレスに対して読出し動作を実行する場
合に、出力レジスタ6内の書込みデータと入力レジスタ
7内の読出しデータとが確実に同一となる速度にて動作
する「低速書込み」及び「低速読出し」と、「低速書込
み」よりも高速に動作する「高速書込み」と、「低速読
出し」よりも高速に動作する「高速読出し」とを可能と
する。
U1から設定可能なモード選択レジスタとスタートレジ
スタを有し、モード選択レジスタでは、例えば、 レジスタ値:1 [高速書込み試験モード] レジスタ値:2 [高速読出し試験モード] レジスタ値:3 [通常使用モード] を設定可能とし、スタートレジスタでは、例えば、 レジスタ値:0→1 各モード動作開始 レジスタ値:1→0 各モード動作停止 を設定可能とする。本実施例のシステムLSI3は、例
えば、DRAM2の所定アドレスに対して書込み動作を
実行後、同一アドレスに対して読出し動作を実行する場
合に、出力レジスタ6内の書込みデータと入力レジスタ
7内の読出しデータとが確実に同一となる速度にて動作
する「低速書込み」及び「低速読出し」と、「低速書込
み」よりも高速に動作する「高速書込み」と、「低速読
出し」よりも高速に動作する「高速読出し」とを可能と
する。
【0045】通常、システムLSI3は、モード選択レ
ジスタ値を1:[通常使用モード]とし、「高速書込
み」及び「高速読出し」にて動作する。尚、[通常使
用]時の動作は、これに限らず、例えば、「低速書込
み」及び「高速読出し」、「高速書込み」及び「低速読
出し」、「低速書込み」及び「低速読出し」、としても
良い。
ジスタ値を1:[通常使用モード]とし、「高速書込
み」及び「高速読出し」にて動作する。尚、[通常使
用]時の動作は、これに限らず、例えば、「低速書込
み」及び「高速読出し」、「高速書込み」及び「低速読
出し」、「低速書込み」及び「低速読出し」、としても
良い。
【0046】[高速書込み試験モード]は、上記通常動
作と異なり、強制的に、DRAM2の所定アドレスに対
して既知データの「高速書込み」を実行後、同一アドレ
スに対して「低速読出し」を実行し、既知のデータと読
出しデータを比較する。本実施例では、[高速書込み試
験モード]の処理を実行することにより、「高速書込
み」での動作を確認する。
作と異なり、強制的に、DRAM2の所定アドレスに対
して既知データの「高速書込み」を実行後、同一アドレ
スに対して「低速読出し」を実行し、既知のデータと読
出しデータを比較する。本実施例では、[高速書込み試
験モード]の処理を実行することにより、「高速書込
み」での動作を確認する。
【0047】[高速読出し試験モード]は、強制的に、
DRAM2の所定アドレスに対して既知のデータの「低
速書込み」を実行後、同一アドレスに対して「高速読出
し」を実行し、既知のデータと読出しデータを比較す
る。本実施例では、[高速読出し試験モード]の処理を
実行することにより、「高速読出し」での動作を確認す
る。
DRAM2の所定アドレスに対して既知のデータの「低
速書込み」を実行後、同一アドレスに対して「高速読出
し」を実行し、既知のデータと読出しデータを比較す
る。本実施例では、[高速読出し試験モード]の処理を
実行することにより、「高速読出し」での動作を確認す
る。
【0048】タイミング生成回路16は、モード選択/
スタートレジスタ9の内容により、各信号生成回路にて
信号を出力するためのタイミングを生成する制御コマン
ドON信号(図2参照)、DRAM2からの読出しデー
タを取り込むタイミングを生成するデータ取り込みON
信号(図2参照)、DRAM2にデータを書き込むタイ
ミングを生成するWriteコマンドON信号(図2参
照)を出力する機能を有する。
スタートレジスタ9の内容により、各信号生成回路にて
信号を出力するためのタイミングを生成する制御コマン
ドON信号(図2参照)、DRAM2からの読出しデー
タを取り込むタイミングを生成するデータ取り込みON
信号(図2参照)、DRAM2にデータを書き込むタイ
ミングを生成するWriteコマンドON信号(図2参
照)を出力する機能を有する。
【0049】セレクタ10は、モード選択/スタートレ
ジスタ9の内容により、信号生成回路8a、8b、8c
のうち、いずれか1つの出力を選択する機能を有する。
本実施例では、[高速書込み試験モード]のとき信号生
成回路8aを、[高速読出し試験モード]のとき信号生
成回路8bを、[通常使用モード]のとき信号生成回路
8cを、それぞれ選択する。
ジスタ9の内容により、信号生成回路8a、8b、8c
のうち、いずれか1つの出力を選択する機能を有する。
本実施例では、[高速書込み試験モード]のとき信号生
成回路8aを、[高速読出し試験モード]のとき信号生
成回路8bを、[通常使用モード]のとき信号生成回路
8cを、それぞれ選択する。
【0050】入力バッファ11及び出力バッファ12
は、後述する遅延調整回路17、18にて生成されるク
ロックa、クロックbに同期して、それぞれ読出しデー
タ、書込みデータをインタフェースする機能を有する。
分周器13は、DRAM2に対するメモリクロック、及
びシステムLSI3の内部クロックを生成する機能を有
する。
は、後述する遅延調整回路17、18にて生成されるク
ロックa、クロックbに同期して、それぞれ読出しデー
タ、書込みデータをインタフェースする機能を有する。
分周器13は、DRAM2に対するメモリクロック、及
びシステムLSI3の内部クロックを生成する機能を有
する。
【0051】セレクタ14は、モード選択/スタートレ
ジスタ9の内容により、メモリクロックを高速にする
か、低速にするかを選択する機能を有する。具体的に
は、「高速書込み」「高速読出し」の場合は高速を選択
し、「低速書込み」「低速読出し」の場合は低速を選択
する。カウンタ15は、タイミング生成回路16にて参
照するカウント値を、基本クロックに同期してカウント
する機能を有する。
ジスタ9の内容により、メモリクロックを高速にする
か、低速にするかを選択する機能を有する。具体的に
は、「高速書込み」「高速読出し」の場合は高速を選択
し、「低速書込み」「低速読出し」の場合は低速を選択
する。カウンタ15は、タイミング生成回路16にて参
照するカウント値を、基本クロックに同期してカウント
する機能を有する。
【0052】遅延調整回路17は、内部に遅延時間調整
レジスタを有し、[高速読出し試験モード]で動作中
に、出力レジスタ群6内の既知データと入力レジスタ群
7内の読出しデータとの比較結果が異なるときに、読出
しデータを取り込むクロックaの遅延時間を調節する機
能を有する。尚、本実施例では、説明の便宜上遅延時間
調整レジスタの遅延時間の初期値は、0nsとし、2n
s毎に遅延時間を調整可能とするが、この限りではな
い。
レジスタを有し、[高速読出し試験モード]で動作中
に、出力レジスタ群6内の既知データと入力レジスタ群
7内の読出しデータとの比較結果が異なるときに、読出
しデータを取り込むクロックaの遅延時間を調節する機
能を有する。尚、本実施例では、説明の便宜上遅延時間
調整レジスタの遅延時間の初期値は、0nsとし、2n
s毎に遅延時間を調整可能とするが、この限りではな
い。
【0053】遅延調整回路18は、内部に遅延時間調整
レジスタを有し、[高速書込み試験モード]で動作中
に、出力レジスタ群6内の既知データと入力レジスタ群
7内の読出しデータとの比較結果が異なるときに、既知
データを取り込むクロックbの遅延時間を調節する機能
を有する。尚、本実施例では、説明の便宜上遅延時間調
整レジスタの遅延時間の初期値は、0nsとし、2ns
毎に遅延時間を調整可能とするが、この限りではない。
レジスタを有し、[高速書込み試験モード]で動作中
に、出力レジスタ群6内の既知データと入力レジスタ群
7内の読出しデータとの比較結果が異なるときに、既知
データを取り込むクロックbの遅延時間を調節する機能
を有する。尚、本実施例では、説明の便宜上遅延時間調
整レジスタの遅延時間の初期値は、0nsとし、2ns
毎に遅延時間を調整可能とするが、この限りではない。
【0054】上記のように構成されるシステムLSI3
を有する図2の本実施例の電子回路装置は、通常、モー
ド選択レジスタがレジスタ値:3に設定され、[通常使
用モード]にて動作する。そのため、例えば、任意のデ
ータを書込むとき、CPU1は、システムLSI3内の
CPUインタフェース5を介して、出力レジスタ群6に
書込みデータを、アドレスレジスタに書込みアドレスを
それぞれセットし、信号生成回路8cにライト信号を入
力する。その後、システムLSI3では、書込みアドレ
ス(アドレス[1]〜[n])と共に、出力バッファ1
2が書込みデータ(アドレス[1]〜[m])をクロッ
クbを基準に出力し、信号生成回路8cがライトコマン
ドを優位に設定して出力する。DRAM2は、ライトコ
マンド優位時のメモリクロックを基準として、指定のア
ドレスに対して書込みデータを書き込む。
を有する図2の本実施例の電子回路装置は、通常、モー
ド選択レジスタがレジスタ値:3に設定され、[通常使
用モード]にて動作する。そのため、例えば、任意のデ
ータを書込むとき、CPU1は、システムLSI3内の
CPUインタフェース5を介して、出力レジスタ群6に
書込みデータを、アドレスレジスタに書込みアドレスを
それぞれセットし、信号生成回路8cにライト信号を入
力する。その後、システムLSI3では、書込みアドレ
ス(アドレス[1]〜[n])と共に、出力バッファ1
2が書込みデータ(アドレス[1]〜[m])をクロッ
クbを基準に出力し、信号生成回路8cがライトコマン
ドを優位に設定して出力する。DRAM2は、ライトコ
マンド優位時のメモリクロックを基準として、指定のア
ドレスに対して書込みデータを書き込む。
【0055】一方、データを読み出すとき、CPU1
は、システムLSI3内のCPUインタフェース5を介
して、アドレスレジスタに読出しアドレスをセットし、
信号生成回路8cにリード信号を入力する。その後、シ
ステムLSI3では、読出しアドレスと共に、信号生成
回路8cがリードコマンドを優位に設定して出力する。
DRAM2は、リードコマンド優位時のメモリクロック
を基準として、指定のアドレスから読出しデータを読み
出して出力する。システムLSI3は、その読出しデー
タをクロックaを基準として入力バッファ11にセット
し、この状態でCPU1は、入力レジスタ群7からデー
タを読み出す。
は、システムLSI3内のCPUインタフェース5を介
して、アドレスレジスタに読出しアドレスをセットし、
信号生成回路8cにリード信号を入力する。その後、シ
ステムLSI3では、読出しアドレスと共に、信号生成
回路8cがリードコマンドを優位に設定して出力する。
DRAM2は、リードコマンド優位時のメモリクロック
を基準として、指定のアドレスから読出しデータを読み
出して出力する。システムLSI3は、その読出しデー
タをクロックaを基準として入力バッファ11にセット
し、この状態でCPU1は、入力レジスタ群7からデー
タを読み出す。
【0056】このように、[通常使用モード]時、本発
明の電子回路装置は、従来と同様の書込み動作、及び読
出し動作を実行する。次に、先に説明した[高速読出し
試験モード]時の本実施例の電子回路装置の動作を、図
2、図3、図4に基づいて説明する。本実施例の電子回
路装置は、[高速読出し試験モード]を実行することに
より、「高速読出し」動作を保証する。尚、図3は、
[高速読出し試験モード]時のCPUの制御フローチャ
ートを示す。また、図4は、[高速読出し試験モード]
時のシステムLSI3のタイムチャートを示す。
明の電子回路装置は、従来と同様の書込み動作、及び読
出し動作を実行する。次に、先に説明した[高速読出し
試験モード]時の本実施例の電子回路装置の動作を、図
2、図3、図4に基づいて説明する。本実施例の電子回
路装置は、[高速読出し試験モード]を実行することに
より、「高速読出し」動作を保証する。尚、図3は、
[高速読出し試験モード]時のCPUの制御フローチャ
ートを示す。また、図4は、[高速読出し試験モード]
時のシステムLSI3のタイムチャートを示す。
【0057】CPU1は、初期設定として、[通常使用
モード]にて動作中のシステムLSI3内のスタートレ
ジスタのレジスタ値を’1→0’に変更して[通常使用
モード]を停止させ、モード設定レジスタのレジスタ値
を’2:[高速読出し試験モード]’に設定する(図
3、S1)。CPU1は、システムLSI3内のアドレ
スレジスタに「低速書込み」を実行するDRAM2の指
定アドレス「X」「Y」「Z」を順に設定する(S
2)。その際、指定アドレスは、任意の1アドレス以上
とし、本実施例では3アドレスまで設定可能である。
モード]にて動作中のシステムLSI3内のスタートレ
ジスタのレジスタ値を’1→0’に変更して[通常使用
モード]を停止させ、モード設定レジスタのレジスタ値
を’2:[高速読出し試験モード]’に設定する(図
3、S1)。CPU1は、システムLSI3内のアドレ
スレジスタに「低速書込み」を実行するDRAM2の指
定アドレス「X」「Y」「Z」を順に設定する(S
2)。その際、指定アドレスは、任意の1アドレス以上
とし、本実施例では3アドレスまで設定可能である。
【0058】次にCPU1は、出力レジスタ群6のレジ
スタ[B1]、[B2]、[B3]にそれぞれ既知デー
タ「x」「y」「z」を順に設定する(S3)。その
際、データは、任意の1つ以上とし、本実施例では3つ
まで設定可能である。次にCPU1は、遅延調整回路1
7内の遅延時間調整レジスタの初期値(0ns)を確認
し(S4)、この状態で、スタートレジスタのレジスタ
値を’0→1’に変更する(S5)。
スタ[B1]、[B2]、[B3]にそれぞれ既知デー
タ「x」「y」「z」を順に設定する(S3)。その
際、データは、任意の1つ以上とし、本実施例では3つ
まで設定可能である。次にCPU1は、遅延調整回路1
7内の遅延時間調整レジスタの初期値(0ns)を確認
し(S4)、この状態で、スタートレジスタのレジスタ
値を’0→1’に変更する(S5)。
【0059】スタートレジスタのレジスタ値が’0→
1’に設定されると、システムLSI3は、図4に示す
ように、自動的に制御信号を生成し、[高速読出し試験
モード]にて動作を開始する。即ち、図4に示すよう
に、強制的に、DRAM2の所定アドレスに対して既知
のデータの「低速書込み」を実行後、同一アドレスに対
して「高速読出し」を実行する。この際、セレクタ14
は、「低速書込み」を実行時は、メモリクロックとして
「低速のA」を選択し、「高速読出し」を実行時は、メ
モリクロックとして「高速のB」を選択する。また、セ
レクタ10は、信号生成回路8bの出力を選択する。
1’に設定されると、システムLSI3は、図4に示す
ように、自動的に制御信号を生成し、[高速読出し試験
モード]にて動作を開始する。即ち、図4に示すよう
に、強制的に、DRAM2の所定アドレスに対して既知
のデータの「低速書込み」を実行後、同一アドレスに対
して「高速読出し」を実行する。この際、セレクタ14
は、「低速書込み」を実行時は、メモリクロックとして
「低速のA」を選択し、「高速読出し」を実行時は、メ
モリクロックとして「高速のB」を選択する。また、セ
レクタ10は、信号生成回路8bの出力を選択する。
【0060】システムLSI3では、基本クロックに同
期してカウンタ15がカウントを開始し(図4、S1
1)、以後[高速読出し試験モード]が終了するまでカ
ウントし続ける。タイミング生成回路16は、Writ
eコマンドONをHレベルに設定して出力する(S1
2)。信号制御回路8bは、カウンタ値’1’、且つこ
の信号の立ち上がりでWriteコマンドと指定アドレ
ス「X」をDRAM2へ出力する(図4、)。同時
に、レジスタ[B1]内の既知データ「x」は、この信
号の立ち上がりで出力バッファ12へ転送される。出力
バッファ12は、クロックbの立ち上がりタイミングで
既知データ「x」をDRAM2へ出力する(図4、
)。
期してカウンタ15がカウントを開始し(図4、S1
1)、以後[高速読出し試験モード]が終了するまでカ
ウントし続ける。タイミング生成回路16は、Writ
eコマンドONをHレベルに設定して出力する(S1
2)。信号制御回路8bは、カウンタ値’1’、且つこ
の信号の立ち上がりでWriteコマンドと指定アドレ
ス「X」をDRAM2へ出力する(図4、)。同時
に、レジスタ[B1]内の既知データ「x」は、この信
号の立ち上がりで出力バッファ12へ転送される。出力
バッファ12は、クロックbの立ち上がりタイミングで
既知データ「x」をDRAM2へ出力する(図4、
)。
【0061】DRAM2は、メモリクロック2の立ち上
がりで既知データ「x」を書き込む(S13)。既知デ
ータ「x」の「低速書込み」を実行後、上記と同様に、
システムLSI3内の各回路は、DRAM2の指定アド
レス「Y」に対する既知データ「y」の「低速書込
み」、及びDRAM2の指定アドレス「Z」に対する既
知データ「z」の「低速書込み」を実行し、カウンタ
値’6’で全ての「低速書込み」動作を終了する。この
時、タイミング生成回路16は、WriteコマンドO
NをLレベルに戻す(S14)。
がりで既知データ「x」を書き込む(S13)。既知デ
ータ「x」の「低速書込み」を実行後、上記と同様に、
システムLSI3内の各回路は、DRAM2の指定アド
レス「Y」に対する既知データ「y」の「低速書込
み」、及びDRAM2の指定アドレス「Z」に対する既
知データ「z」の「低速書込み」を実行し、カウンタ
値’6’で全ての「低速書込み」動作を終了する。この
時、タイミング生成回路16は、WriteコマンドO
NをLレベルに戻す(S14)。
【0062】同時にタイミング生成回路16は、Rea
dコマンドONをHレベルに設定して出力する(S1
4)。信号制御回路8bは、カウンタ値’7’、且つこ
の信号の立ち上がりでReadコマンドと指定アドレス
「X」をDRAM2へ出力する(図4、)。尚、タイ
ミング生成回路16は、全ての指定アドレス(「Y」
「Z」)とReadコマンドをDRAM2へ出力後、R
eadコマンドONをLレベルに戻す(S16)。
dコマンドONをHレベルに設定して出力する(S1
4)。信号制御回路8bは、カウンタ値’7’、且つこ
の信号の立ち上がりでReadコマンドと指定アドレス
「X」をDRAM2へ出力する(図4、)。尚、タイ
ミング生成回路16は、全ての指定アドレス(「Y」
「Z」)とReadコマンドをDRAM2へ出力後、R
eadコマンドONをLレベルに戻す(S16)。
【0063】Readコマンドと指定アドレス「X」を
DRAM2へ出力後(図4、)、DRAM2は、メモ
リクロックの立ち上がりでReadコマンドを取り込み
(S15)、所定の遅延時間後、読出しデータを出力す
る(S17)。システムLSI3は、カウンタ値’1
1’、且つクロックaの立ち上がりでその読出しデータ
をレジスタ[A1]に取り込む(S18)。尚、メモリ
クロックとクロックaは同相である。
DRAM2へ出力後(図4、)、DRAM2は、メモ
リクロックの立ち上がりでReadコマンドを取り込み
(S15)、所定の遅延時間後、読出しデータを出力す
る(S17)。システムLSI3は、カウンタ値’1
1’、且つクロックaの立ち上がりでその読出しデータ
をレジスタ[A1]に取り込む(S18)。尚、メモリ
クロックとクロックaは同相である。
【0064】指定アドレス「X」に対する「高速読出
し」を実行後、上記と同様に、システムLSI3内の各
回路は、DRAM2の指定アドレス「Y」に対する「高
速読出し」、及びDRAM2の指定アドレス「Z」に対
する「高速読出し」を実行し、カウンタ値’13’で全
ての「高速読出し」動作を終了する(S19)。尚、D
RAM2からデータを読み出す毎に、前のデータはレジ
スタ[A2]、レジスタ[A3]へとシフトされる。従
って、この時点で最初の読出しデータは、レジスタ[A
3]に存在する。
し」を実行後、上記と同様に、システムLSI3内の各
回路は、DRAM2の指定アドレス「Y」に対する「高
速読出し」、及びDRAM2の指定アドレス「Z」に対
する「高速読出し」を実行し、カウンタ値’13’で全
ての「高速読出し」動作を終了する(S19)。尚、D
RAM2からデータを読み出す毎に、前のデータはレジ
スタ[A2]、レジスタ[A3]へとシフトされる。従
って、この時点で最初の読出しデータは、レジスタ[A
3]に存在する。
【0065】また、システムLSI3は、ステップS1
9と同時に、スタートレジスタのレジスタ値を自動的
に’1→0’に戻し、図4に示すように、[高速読出し
試験モード]の動作を終了する(図3、S5)。次にC
PU1は、入力レジスタ群7内の読出しデータをCPU
インタフェース回路5を介して読出し(S6)、CPU
1の既知データ「x」、「y」、「z」と、その読出し
データとを比較して一致するかどうかを確認する(S
7)。または、CPU1は、出力レジスタ群6内の既知
データ「x」、「y」、「z」と、入力レジスタ群7内
の読出しデータとを、CPUインタフェース回路5を介
して読出し(S6)、そのデータを比較して一致するか
どうかを確認する(S7)。尚、上記比較は、CPU1
内に限らず、CPU1の命令によりシステムLSI3内
で行うこととしても良い。
9と同時に、スタートレジスタのレジスタ値を自動的
に’1→0’に戻し、図4に示すように、[高速読出し
試験モード]の動作を終了する(図3、S5)。次にC
PU1は、入力レジスタ群7内の読出しデータをCPU
インタフェース回路5を介して読出し(S6)、CPU
1の既知データ「x」、「y」、「z」と、その読出し
データとを比較して一致するかどうかを確認する(S
7)。または、CPU1は、出力レジスタ群6内の既知
データ「x」、「y」、「z」と、入力レジスタ群7内
の読出しデータとを、CPUインタフェース回路5を介
して読出し(S6)、そのデータを比較して一致するか
どうかを確認する(S7)。尚、上記比較は、CPU1
内に限らず、CPU1の命令によりシステムLSI3内
で行うこととしても良い。
【0066】本実施例では、例えば、図4に示すよう
に、入力バッファ11がステップS17のクロックaの
立ち上がり、即ち、読出しデータの確定するステップS
17の前に、読出しデータを取り込んでいるため、各レ
ジスタ[A1][A2][A3]には、誤った読出しデ
ータが記憶されている。従って、本実施例では、既知デ
ータと読出しデータとは一致しない(S7、一致しな
い)。
に、入力バッファ11がステップS17のクロックaの
立ち上がり、即ち、読出しデータの確定するステップS
17の前に、読出しデータを取り込んでいるため、各レ
ジスタ[A1][A2][A3]には、誤った読出しデ
ータが記憶されている。従って、本実施例では、既知デ
ータと読出しデータとは一致しない(S7、一致しな
い)。
【0067】そこで、CPU1は、遅延調整回路17内
の遅延時間調整レジスタを変更し(本実施例では、先に
定義したように2ns毎に変更可能)(S4)、この状
態で、スタートレジスタのレジスタ値を’0→1’に変
更し(S5)、再度、[高速読出し試験モード]にて動
作を開始する。このように、CPU1及びシステムLS
I3は、既知データと読出しデータが一致するまで、遅
延調整回路17内の遅延時間調整レジスタ値を2ns毎
に遅延させ、図3のステップS4からステップS7、及
び図4のステップS11からステップS19の動作を繰
り返し実行する。
の遅延時間調整レジスタを変更し(本実施例では、先に
定義したように2ns毎に変更可能)(S4)、この状
態で、スタートレジスタのレジスタ値を’0→1’に変
更し(S5)、再度、[高速読出し試験モード]にて動
作を開始する。このように、CPU1及びシステムLS
I3は、既知データと読出しデータが一致するまで、遅
延調整回路17内の遅延時間調整レジスタ値を2ns毎
に遅延させ、図3のステップS4からステップS7、及
び図4のステップS11からステップS19の動作を繰
り返し実行する。
【0068】一致した場合(S7、一致)、CPU1
は、モード設定レジスタのレジスタ値を’3:[通常使
用モード]’に設定し(S8)、図3に示すように、
[高速読出し試験モード]時の本実施例の電子回路装置
の動作を終了する。次に、先に説明した[高速書込み試
験モード]時の本実施例の電子回路装置の動作を、図
2、図3、図5に基づいて説明する。本実施例の電子回
路装置は、[高速書込み試験モード]を実行することに
より、「高速書込み」動作を保証する。尚、図3は、
[高速書込み試験モード]時のCPUの制御フローチャ
ートを示す。また、図5は、[高速書込み試験モード]
時のシステムLSI3のタイムチャートを示す。
は、モード設定レジスタのレジスタ値を’3:[通常使
用モード]’に設定し(S8)、図3に示すように、
[高速読出し試験モード]時の本実施例の電子回路装置
の動作を終了する。次に、先に説明した[高速書込み試
験モード]時の本実施例の電子回路装置の動作を、図
2、図3、図5に基づいて説明する。本実施例の電子回
路装置は、[高速書込み試験モード]を実行することに
より、「高速書込み」動作を保証する。尚、図3は、
[高速書込み試験モード]時のCPUの制御フローチャ
ートを示す。また、図5は、[高速書込み試験モード]
時のシステムLSI3のタイムチャートを示す。
【0069】CPU1は、初期設定として、[通常使用
モード]にて動作中のシステムLSI3内のスタートレ
ジスタのレジスタ値を’1→0’に変更して[通常使用
モード]を停止させ、モード設定レジスタのレジスタ値
を’1:[高速書込み試験モード]’に設定する(図
3、S1)。CPU1は、システムLSI3内のアドレ
スレジスタに「高速書込み」を実行するDRAM2の指
定アドレス「X」「Y」「Z」を順に設定する(S
2)。その際、指定アドレスは、任意の1アドレス以上
とし、本実施例では3アドレスまで設定可能である。
モード]にて動作中のシステムLSI3内のスタートレ
ジスタのレジスタ値を’1→0’に変更して[通常使用
モード]を停止させ、モード設定レジスタのレジスタ値
を’1:[高速書込み試験モード]’に設定する(図
3、S1)。CPU1は、システムLSI3内のアドレ
スレジスタに「高速書込み」を実行するDRAM2の指
定アドレス「X」「Y」「Z」を順に設定する(S
2)。その際、指定アドレスは、任意の1アドレス以上
とし、本実施例では3アドレスまで設定可能である。
【0070】次にCPU1は、出力レジスタ群6のレジ
スタ[B1]、[B2]、[B3]にそれぞれ既知デー
タ「x」「y」「z」を順に設定する(S3)。その
際、データは、任意の1つ以上とし、本実施例では3つ
まで設定可能である。次にCPU1は、遅延調整回路1
8内の遅延時間調整レジスタの初期値(0ns)を確認
し(S4)、この状態で、スタートレジスタのレジスタ
値を’0→1’に変更する(S5)。
スタ[B1]、[B2]、[B3]にそれぞれ既知デー
タ「x」「y」「z」を順に設定する(S3)。その
際、データは、任意の1つ以上とし、本実施例では3つ
まで設定可能である。次にCPU1は、遅延調整回路1
8内の遅延時間調整レジスタの初期値(0ns)を確認
し(S4)、この状態で、スタートレジスタのレジスタ
値を’0→1’に変更する(S5)。
【0071】スタートレジスタのレジスタ値が’0→
1’に設定されると、システムLSI3は、図5に示す
ように、自動的に制御信号を生成し、[高速書込み試験
モード]にて動作を開始する。即ち、図5に示すよう
に、強制的に、DRAM2の所定アドレスに対して既知
のデータの「高速書込み」を実行後、同一アドレスに対
して「低速読出し」を実行する。この際、セレクタ14
は、「高速書込み」を実行時は、メモリクロックとして
「高速のB」を選択し、「低速読出し」を実行時は、メ
モリクロックとして「低速のA」を選択する。また、セ
レクタ10は、信号生成回路8aの出力を選択する。
1’に設定されると、システムLSI3は、図5に示す
ように、自動的に制御信号を生成し、[高速書込み試験
モード]にて動作を開始する。即ち、図5に示すよう
に、強制的に、DRAM2の所定アドレスに対して既知
のデータの「高速書込み」を実行後、同一アドレスに対
して「低速読出し」を実行する。この際、セレクタ14
は、「高速書込み」を実行時は、メモリクロックとして
「高速のB」を選択し、「低速読出し」を実行時は、メ
モリクロックとして「低速のA」を選択する。また、セ
レクタ10は、信号生成回路8aの出力を選択する。
【0072】システムLSI3では、基本クロックに同
期してカウンタ15がカウントを開始し(図5、S2
1)、以後[高速書込み試験モード]が終了するまでカ
ウントし続ける。タイミング生成回路16は、Writ
eコマンドONをHレベルに設定して出力する(S2
2)。信号制御回路8aは、この信号の立ち上がりでW
riteコマンドと指定アドレス「X」をDRAM2へ
出力する(図5、)。同時に、レジスタ[B1]内の
既知データ「x」は、この信号の立ち上がりで出力バッ
ファ12へ転送される。出力バッファ12は、クロック
bの立ち上がりタイミングで既知データ「x」をDRA
M2へ出力する(図5、)。
期してカウンタ15がカウントを開始し(図5、S2
1)、以後[高速書込み試験モード]が終了するまでカ
ウントし続ける。タイミング生成回路16は、Writ
eコマンドONをHレベルに設定して出力する(S2
2)。信号制御回路8aは、この信号の立ち上がりでW
riteコマンドと指定アドレス「X」をDRAM2へ
出力する(図5、)。同時に、レジスタ[B1]内の
既知データ「x」は、この信号の立ち上がりで出力バッ
ファ12へ転送される。出力バッファ12は、クロック
bの立ち上がりタイミングで既知データ「x」をDRA
M2へ出力する(図5、)。
【0073】DRAM2は、メモリクロック2の立ち上
がりで既知データ「x」を書き込む(S23)。既知デ
ータ「x」の「高速書込み」を実行後、上記と同様に、
システムLSI3内の各回路は、DRAM2の指定アド
レス「Y」に対する既知データ「y」の「高速書込
み」、及びDRAM2の指定アドレス「Z」に対する既
知データ「z」の「高速書込み」を実行し、カウンタ
値’4’で全ての「高速書込み」動作を終了する。この
時、タイミング生成回路16は、WriteコマンドO
NをLレベルに戻す(S24)。
がりで既知データ「x」を書き込む(S23)。既知デ
ータ「x」の「高速書込み」を実行後、上記と同様に、
システムLSI3内の各回路は、DRAM2の指定アド
レス「Y」に対する既知データ「y」の「高速書込
み」、及びDRAM2の指定アドレス「Z」に対する既
知データ「z」の「高速書込み」を実行し、カウンタ
値’4’で全ての「高速書込み」動作を終了する。この
時、タイミング生成回路16は、WriteコマンドO
NをLレベルに戻す(S24)。
【0074】同時にタイミング生成回路16は、Rea
dコマンドONをHレベルに設定して出力する(S2
4)。信号制御回路8aは、カウンタ値’4’、且つこ
の信号の立ち上がりでReadコマンドと指定アドレス
「X」をDRAM2へ出力する(図5、)。尚、タイ
ミング生成回路16は、全ての指定アドレス(「Y」
「Z」)とReadコマンドをDRAM2へ出力後、R
eadコマンドONをLレベルに戻す(S26)。
dコマンドONをHレベルに設定して出力する(S2
4)。信号制御回路8aは、カウンタ値’4’、且つこ
の信号の立ち上がりでReadコマンドと指定アドレス
「X」をDRAM2へ出力する(図5、)。尚、タイ
ミング生成回路16は、全ての指定アドレス(「Y」
「Z」)とReadコマンドをDRAM2へ出力後、R
eadコマンドONをLレベルに戻す(S26)。
【0075】Readコマンドと指定アドレス「X」を
DRAM2へ出力後(図5、)、DRAM2は、メモ
リクロックの立ち上がりでReadコマンドを取り込み
(S25)、所定の遅延時間後、読出しデータを出力す
る(S27)。システムLSI3は、カウンタ値’1
0’、且つクロックaの立ち上がりでその読出しデータ
をレジスタ[A1]に取り込む(S28)。尚、メモリ
クロックとクロックaは同相である。
DRAM2へ出力後(図5、)、DRAM2は、メモ
リクロックの立ち上がりでReadコマンドを取り込み
(S25)、所定の遅延時間後、読出しデータを出力す
る(S27)。システムLSI3は、カウンタ値’1
0’、且つクロックaの立ち上がりでその読出しデータ
をレジスタ[A1]に取り込む(S28)。尚、メモリ
クロックとクロックaは同相である。
【0076】指定アドレス「X」に対する「低速読出
し」を実行後、上記と同様に、システムLSI3内の各
回路は、DRAM2の指定アドレス「Y」に対する「低
速読出し」、及びDRAM2の指定アドレス「Z」に対
する「低速読出し」を実行し、全ての「低速読出し」動
作を終了する。尚、DRAM2からデータを読み出す毎
に、前のデータはレジスタ[A2]、レジスタ[A3]
へとシフトされる。従って、この時点で最初の読出しデ
ータは、レジスタ[A3]に存在する。
し」を実行後、上記と同様に、システムLSI3内の各
回路は、DRAM2の指定アドレス「Y」に対する「低
速読出し」、及びDRAM2の指定アドレス「Z」に対
する「低速読出し」を実行し、全ての「低速読出し」動
作を終了する。尚、DRAM2からデータを読み出す毎
に、前のデータはレジスタ[A2]、レジスタ[A3]
へとシフトされる。従って、この時点で最初の読出しデ
ータは、レジスタ[A3]に存在する。
【0077】また、システムLSI3は、全ての指定ア
ドレス(「X」「Y」「Z」)からの読出しデータを取
り込み後、スタートレジスタのレジスタ値を自動的に’
1→0’に戻し、[高速書込み試験モード]の動作を終
了する(図3、S5)。次にCPU1は、入力レジスタ
群7内の読出しデータをCPUインタフェース回路5を
介して読出し(S6)、CPU1の既知データ「x」、
「y」、「z」と、その読出しデータとを比較して一致
するかどうかを確認する(S7)。または、CPU1
は、出力レジスタ群6内の既知データ「x」、「y」、
「z」と、入力レジスタ群7内の読出しデータとを、C
PUインタフェース回路5を介して読出し(S6)、そ
のデータを比較して一致するかどうかを確認する(S
7)。尚、上記比較は、CPU1内に限らず、CPU1
の命令によりシステムLSI3内で行うこととしても良
い。
ドレス(「X」「Y」「Z」)からの読出しデータを取
り込み後、スタートレジスタのレジスタ値を自動的に’
1→0’に戻し、[高速書込み試験モード]の動作を終
了する(図3、S5)。次にCPU1は、入力レジスタ
群7内の読出しデータをCPUインタフェース回路5を
介して読出し(S6)、CPU1の既知データ「x」、
「y」、「z」と、その読出しデータとを比較して一致
するかどうかを確認する(S7)。または、CPU1
は、出力レジスタ群6内の既知データ「x」、「y」、
「z」と、入力レジスタ群7内の読出しデータとを、C
PUインタフェース回路5を介して読出し(S6)、そ
のデータを比較して一致するかどうかを確認する(S
7)。尚、上記比較は、CPU1内に限らず、CPU1
の命令によりシステムLSI3内で行うこととしても良
い。
【0078】本実施例では、例えば、図5に示すよう
に、クロックbの立ち上がりで出力バッファ12から既
知データが出力される(図5、)が、既知データがデ
ータ線上で確定する前に、DRAM2にてデータを取り
込んでいるため、DRAM2には、既知データが書き込
まれていない。伴って、各レジスタ[A1][A2]
[A3]には、誤った読出しデータが記憶されている。
従って、本実施例では、既知データと読出しデータとは
一致しない(S7、一致しない)。
に、クロックbの立ち上がりで出力バッファ12から既
知データが出力される(図5、)が、既知データがデ
ータ線上で確定する前に、DRAM2にてデータを取り
込んでいるため、DRAM2には、既知データが書き込
まれていない。伴って、各レジスタ[A1][A2]
[A3]には、誤った読出しデータが記憶されている。
従って、本実施例では、既知データと読出しデータとは
一致しない(S7、一致しない)。
【0079】そこで、CPU1は、遅延調整回路18内
の遅延時間調整レジスタを変更し(本実施例では、先に
定義したように2ns毎に変更可能)(S4)、この状
態で、スタートレジスタのレジスタ値を’0→1’に変
更し(S5)、再度、[高速書込み試験モード]にて動
作を開始する。このように、CPU1及びシステムLS
I3は、既知データと読出しデータが一致するまで、遅
延調整回路18内の遅延時間調整レジスタ値を2ns毎
に遅延させ、図3のステップS4からステップS7、及
び図5のステップS21からステップS28の動作を繰
り返し実行する。この場合、既知データ(図5のWri
te Data)の確定時間は、2ns毎遅延されるの
で、このデータを取り込むメモリクロックは、図示のス
テップS31、ステップS32、及びステップS33と
なる。
の遅延時間調整レジスタを変更し(本実施例では、先に
定義したように2ns毎に変更可能)(S4)、この状
態で、スタートレジスタのレジスタ値を’0→1’に変
更し(S5)、再度、[高速書込み試験モード]にて動
作を開始する。このように、CPU1及びシステムLS
I3は、既知データと読出しデータが一致するまで、遅
延調整回路18内の遅延時間調整レジスタ値を2ns毎
に遅延させ、図3のステップS4からステップS7、及
び図5のステップS21からステップS28の動作を繰
り返し実行する。この場合、既知データ(図5のWri
te Data)の確定時間は、2ns毎遅延されるの
で、このデータを取り込むメモリクロックは、図示のス
テップS31、ステップS32、及びステップS33と
なる。
【0080】ステップS7の確認にて一致した場合(S
7、一致)、CPU1は、モード設定レジスタのレジス
タ値を’3:[通常使用モード]’に設定し(S8)、
図3に示すように、[高速書込み試験モード]時の本実
施例の電子回路装置の動作を終了する。上記のように、
図2に示す本実施例の電子回路装置は、入力レジスタ群
7内の読出しデータと、出力レジスタ群6内の書き込み
データとが異なる場合でも、[高速読出し試験モード]
及び[高速書込み試験モード]を実行して、読出しデー
タと書込みデータが一致するかどうかを確認することに
より、[通常使用モード]時の、「高速書込み」、及び
「高速読出し」が、正常かどうかを判断することができ
る。即ち、本実施例の電子回路装置は、「高速書込み」
に異常が発生したのか、「高速読出し」に異常が発生し
たのか、または両方に異常が発生したのかを判断するこ
とができる。
7、一致)、CPU1は、モード設定レジスタのレジス
タ値を’3:[通常使用モード]’に設定し(S8)、
図3に示すように、[高速書込み試験モード]時の本実
施例の電子回路装置の動作を終了する。上記のように、
図2に示す本実施例の電子回路装置は、入力レジスタ群
7内の読出しデータと、出力レジスタ群6内の書き込み
データとが異なる場合でも、[高速読出し試験モード]
及び[高速書込み試験モード]を実行して、読出しデー
タと書込みデータが一致するかどうかを確認することに
より、[通常使用モード]時の、「高速書込み」、及び
「高速読出し」が、正常かどうかを判断することができ
る。即ち、本実施例の電子回路装置は、「高速書込み」
に異常が発生したのか、「高速読出し」に異常が発生し
たのか、または両方に異常が発生したのかを判断するこ
とができる。
【0081】また、本実施例の電子回路装置は、[高速
読出し試験モード]及び[高速書込み試験モード]を実
行し、遅延調整回路17及び遅延調整回路18を調整す
ることができる。即ち、「高速書込み」に異常が発生し
た場合はクロックbの遅延時間を調整し、「高速読出
し」に異常が発生した場合はクロックaの遅延時間を調
整する。そのため、本実施例の電子回路装置では、デー
タ線に配線遅延がある場合でも、確実にDRAM2側で
書込みデータを書き込め、確実にシステムLSI3側で
読出しデータを読み込める。
読出し試験モード]及び[高速書込み試験モード]を実
行し、遅延調整回路17及び遅延調整回路18を調整す
ることができる。即ち、「高速書込み」に異常が発生し
た場合はクロックbの遅延時間を調整し、「高速読出
し」に異常が発生した場合はクロックaの遅延時間を調
整する。そのため、本実施例の電子回路装置では、デー
タ線に配線遅延がある場合でも、確実にDRAM2側で
書込みデータを書き込め、確実にシステムLSI3側で
読出しデータを読み込める。
【0082】このように、本実施例によれば、データ線
に配線遅延が発生した場合でも、CPU1がDRAM2
に対するデータの読出し動作、及び書込み動作を正確に
実行可能なシステムLSI3を有する電子回路装置を提
供できる。また、本実施例の電子回路装置において、図
示はしないが、DRAM2とシステムLSI3とを接続
する複数のデータ線一本一本に対して独立に、クロック
a及びクロックbの遅延時間を調整することも可能であ
る。
に配線遅延が発生した場合でも、CPU1がDRAM2
に対するデータの読出し動作、及び書込み動作を正確に
実行可能なシステムLSI3を有する電子回路装置を提
供できる。また、本実施例の電子回路装置において、図
示はしないが、DRAM2とシステムLSI3とを接続
する複数のデータ線一本一本に対して独立に、クロック
a及びクロックbの遅延時間を調整することも可能であ
る。
【0083】この場合、本実施例の電子回路装置は、先
に説明したように、CPU1による遅延調整回路17、
18の制御で、グローバル的にクロックa、bの遅延時
間を調整可能とし、更に、複数のデータ線一本一本に対
して独立に、クロックa、bの遅延時間を調整可能とす
る。そのため、DRAM2とシステムLSI3とを接続
するデータ線に配線遅延のばらつきが発生し、一部のデ
ータ線上のデータが読み書きできない場合でも、その一
部のデータ線に対してのみクロックa、bの遅延時間を
調整でき、より効率的に、確実な読み書きが可能とな
る。
に説明したように、CPU1による遅延調整回路17、
18の制御で、グローバル的にクロックa、bの遅延時
間を調整可能とし、更に、複数のデータ線一本一本に対
して独立に、クロックa、bの遅延時間を調整可能とす
る。そのため、DRAM2とシステムLSI3とを接続
するデータ線に配線遅延のばらつきが発生し、一部のデ
ータ線上のデータが読み書きできない場合でも、その一
部のデータ線に対してのみクロックa、bの遅延時間を
調整でき、より効率的に、確実な読み書きが可能とな
る。
【0084】従って、本発明によれば、データ線に配線
遅延及び配線遅延のばらつきが発生した場合でも、CP
U1がDRAM2に対するデータの読出し動作、及び書
込み動作を正確に実行可能なシステムLSI3を有する
電子回路装置を提供できる。図6は、図2に示す本実施
例の電子回路装置における、システムLSI3内の遅延
調整回路17及び18の詳細を示す。
遅延及び配線遅延のばらつきが発生した場合でも、CP
U1がDRAM2に対するデータの読出し動作、及び書
込み動作を正確に実行可能なシステムLSI3を有する
電子回路装置を提供できる。図6は、図2に示す本実施
例の電子回路装置における、システムLSI3内の遅延
調整回路17及び18の詳細を示す。
【0085】遅延調整回路17、18は、図6に示すよ
うに、各遅延素子(遅延素子31a、31b、31c、
31d、31e、31fに相当)と遅延時間調整レジス
タ32とセレクタ33から構成される。尚、遅延素子の
個数は任意とする。このように構成される遅延調整回路
17、18は、CPU1からの制御(レジスタ設定)に
より、遅延時間を設定し(遅延時間調整レジスタ32の
機能)、更にいずれか一つの遅延素子の出力を選択し
(セレクタ33の機能)、クロックa、bをそれぞれ入
力バッファ11または出力バッファ12に出力する。
うに、各遅延素子(遅延素子31a、31b、31c、
31d、31e、31fに相当)と遅延時間調整レジス
タ32とセレクタ33から構成される。尚、遅延素子の
個数は任意とする。このように構成される遅延調整回路
17、18は、CPU1からの制御(レジスタ設定)に
より、遅延時間を設定し(遅延時間調整レジスタ32の
機能)、更にいずれか一つの遅延素子の出力を選択し
(セレクタ33の機能)、クロックa、bをそれぞれ入
力バッファ11または出力バッファ12に出力する。
【0086】
【発明の効果】上述の如く、本発明の電子回路装置で
は、読出しデータ記憶手段内の読出しデータと、書込み
データ記憶手段書内の込みデータとが異なる場合でも、
書込み動作に異常が発生したのか、読出し動作に異常が
発生したのか、または両方の動作に異常が発生したのか
を判断することが可能となる。
は、読出しデータ記憶手段内の読出しデータと、書込み
データ記憶手段書内の込みデータとが異なる場合でも、
書込み動作に異常が発生したのか、読出し動作に異常が
発生したのか、または両方の動作に異常が発生したのか
を判断することが可能となる。
【0087】更にCPUにてタイミング調整手段を制御
することにより、システムクロックの遅延時間を調整
し、例えば、書込み動作に異常が発生した場合は半導体
記憶装置に対するクロックの遅延時間を調整し、読出し
動作に異常が発生した場合はインタフェース回路に対す
るクロックの遅延時間を調整することが可能となる。そ
のため、本発明の電子回路装置によれば、データ線に配
線遅延がある場合でも、確実にインタフェース回路側で
読出しデータを読み込むことができる。同様に、確実に
半導体記憶装置に対して書込みデータを書き込むことが
できる。
することにより、システムクロックの遅延時間を調整
し、例えば、書込み動作に異常が発生した場合は半導体
記憶装置に対するクロックの遅延時間を調整し、読出し
動作に異常が発生した場合はインタフェース回路に対す
るクロックの遅延時間を調整することが可能となる。そ
のため、本発明の電子回路装置によれば、データ線に配
線遅延がある場合でも、確実にインタフェース回路側で
読出しデータを読み込むことができる。同様に、確実に
半導体記憶装置に対して書込みデータを書き込むことが
できる。
【0088】また、本発明の電子回路装置によれば、半
導体記憶装置とインタフェース回路とを接続するデータ
線に配線遅延のばらつきが発生し、一部のデータ線上の
データが読み書きできない場合でも、その一部のデータ
に対してのみクロックの遅延時間を調整し、確実な読み
書きが可能となる。従って、本発明によれば、データ線
に配線遅延、及び配線遅延のばらつきが発生した場合で
も、CPUが半導体記憶装置に対するデータの読出し動
作、及び書込み動作を正確に実行可能なインタフェース
回路、及び該インタフェース回路を有する電子回路装置
を提供することができる。
導体記憶装置とインタフェース回路とを接続するデータ
線に配線遅延のばらつきが発生し、一部のデータ線上の
データが読み書きできない場合でも、その一部のデータ
に対してのみクロックの遅延時間を調整し、確実な読み
書きが可能となる。従って、本発明によれば、データ線
に配線遅延、及び配線遅延のばらつきが発生した場合で
も、CPUが半導体記憶装置に対するデータの読出し動
作、及び書込み動作を正確に実行可能なインタフェース
回路、及び該インタフェース回路を有する電子回路装置
を提供することができる。
【図1】従来の電子回路装置である。
【図2】本発明の実施例である。
【図3】CPUの制御フローチャートである。
【図4】高速読出し試験モード時のタイムチャートであ
る。
る。
【図5】高速書込み試験モード時のタイムチャートであ
る。
る。
【図6】遅延調整回路の詳細である。
1 CPU 2 DRAM 3 システムLSI 4 クロック発生回路 5 CPUインタフェース回路 6 出力レジスタ群 7 入力レジスタ群 8a,8b,8c 信号生成回路 9 モード選択/スタートレジスタ 10 セレクタ 11 入力バッファ 12 出力バッファ 13 分周器 14 セレクタ 15 カウンタ 16 タイミング生成回路 31a,31b,31c,31d,31e,31f 遅
延素子 32 遅延時間調整レジスタ 33 セレクタ 101 CPU 102 DRAM 103 システムLSI 104 クロック発生回路 105 CPUインタフェース 106 出力レジスタ 107 入力レジスタ 108 信号生成回路
延素子 32 遅延時間調整レジスタ 33 セレクタ 101 CPU 102 DRAM 103 システムLSI 104 クロック発生回路 105 CPUインタフェース 106 出力レジスタ 107 入力レジスタ 108 信号生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 1/04 320A
Claims (13)
- 【請求項1】 CPUと、外部からのクロックを基準と
して動作する半導体記憶装置と、該CPUからの制御に
より該半導体記憶装置に対するデータの読出し及び書込
みを可能とするインタフェース回路とを有する電子回路
装置において、 該インタフェース回路は、該半導体記憶装置からの読出
しデータを記憶する読出しデータ記憶手段と、 該半導体記憶装置への書込みデータを記憶する書込みデ
ータ記憶手段と、 該CPUからの制御により読出し速度及び書込み速度を
所定の速度に設定可能な動作速度設定手段とを有し、 該CPUにて該読出しデータ記憶手段内の読出しデータ
と該書込みデータ記憶手段内の書込みデータとを比較す
ることを特徴とする電子回路装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子回路装置において、 前記動作速度設定手段にて設定可能な所定の速度は、 前記半導体記憶装置の所定アドレスに対して書込み動作
を実行後、同一アドレスに対して読出し動作を実行する
場合に、書込みデータ記憶手段内の書込みデータと読出
しデータ記憶手段内の読出しデータとが確実に同一とな
る速度にて動作する低速書込みモード、及び低速読出し
モードと、 該低速書込みモードよりも高速に動作する高速書込みモ
ードと、 該低速読出しモードよりも高速に動作する高速読出しモ
ードとし、 通常、該高速書込みモード及び該高速読出しモードにて
動作することを特徴とする電子回路装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の電子回路装置において、 通常動作時、読出しデータと書込みデータとが異なる場
合、 前記CPUは、前記低速書込みモードにて書込み動作を
実行後、同一アドレスに対して前記高速読出しモードに
て読出し動作を実行して、読出しデータと書込みデータ
が一致するかどうかを確認し、 更に前記高速書込みモードにて書込み動作を実行後、同
一アドレスに対して前記低速読出しモードにて読出し動
作を実行して、読出しデータと書込みデータが一致する
かどうかを確認することにより、 通常動作時の、該高速書込みモードによる書込み動作、
及び該高速読出しモードによる読出し動作が、正常かど
うかを判断することを特徴とする電子回路装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3いずれか一項記載の電子
回路装置において、 前記インタフェース回路は、前記読出しデータ記憶手段
内の読出しデータと前記書込みデータ記憶手段内の書込
みデータとの比較結果が異なるときに、前記クロックの
遅延時間を調整するタイミング調整手段を有することを
特徴とする電子回路装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の電子回路装置において、 前記タイミング調整手段は、半導体記憶装置とインタフ
ェース回路とを接続する各データ信号に対して独立に、
前記クロックの遅延時間を調整することを特徴とする電
子回路装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至5いずれか一項記載の電子
回路装置において、 前記読出しデータ記憶手段は、複数段接続する構成と
し、順に半導体記憶装置からの読出しデータを記憶する
ことを特徴とする電子回路装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至6いずれか一項記載の電子
回路装置において、 前記書込みデータ記憶手段は、複数段構成とし、順に半
導体記憶装置への書込みデータを記憶することを特徴と
する電子回路装置。 - 【請求項8】 CPUからの制御により、外部からのク
ロックを基準として動作する半導体記憶装置に対するデ
ータの読出し、及び書込みを可能とするインタフェース
回路において、 該半導体記憶装置からの読出しデータを記憶する読出し
データ記憶手段と、 該半導体記憶装置への書込みデータを記憶する書込みデ
ータ記憶手段と、 該CPUからの制御により読出し速度及び書込み速度を
所定の速度に設定可能な動作速度設定手段とを有するこ
とを特徴とするインタフェース回路。 - 【請求項9】 請求項8記載のインタフェース回路にお
いて、 前記動作速度設定手段にて設定可能な所定の速度は、 前記半導体記憶装置の所定アドレスに対して書込み動作
を実行後、同一アドレスに対して読出し動作を実行する
場合に、書込みデータ記憶手段内の書込みデータと読出
しデータ記憶手段内の読出しデータとが確実に同一とな
る速度にて動作する低速書込みモード、及び低速読出し
モードと、 該低速書込みモードよりも高速に動作する高速書込みモ
ードと、 該低速読出しモードよりも高速に動作する高速読出しモ
ードとし、 通常、該高速書込みモード及び該高速読出しモードにて
動作することを特徴とするインタフェース回路。 - 【請求項10】 請求項8または9記載のインタフェー
ス回路において、 前記読出しデータ記憶手段内の読出しデータと前記書込
みデータ記憶手段内の書込みデータとの比較結果が異な
るときに、前記クロックの遅延時間を調整するタイミン
グ調整手段を有することを特徴とするインタフェース回
路。 - 【請求項11】 請求項10記載のインタフェース回路
において、 前記タイミング調整手段は、半導体記憶装置と接続する
各データ信号に対して独立に、前記クロックの遅延時間
を調整することを特徴とするインタフェース回路。 - 【請求項12】 請求項8乃至11いずれか一項記載の
インタフェース回路において、 前記読出しデータ記憶手段は、複数段接続する構成と
し、順に半導体記憶装置からの読出しデータを記憶する
ことを特徴とするインタフェース回路。 - 【請求項13】 請求項8乃至12いずれか一項記載の
インタフェース回路において、 前記書込みデータ記憶手段は、複数段構成とし、順に半
導体記憶装置への書込みデータを記憶することを特徴と
するインタフェース回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10139800A JPH11328961A (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 電子回路装置及びインタフェース回路 |
US09/303,606 US6393542B1 (en) | 1998-05-21 | 1999-05-03 | Electronic circuit system and interface circuit that compares read and write clock operations |
Applications Claiming Priority (1)
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