JP2000040054A - シリアルインターフェース - Google Patents

シリアルインターフェース

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JP2000040054A
JP2000040054A JP21000098A JP21000098A JP2000040054A JP 2000040054 A JP2000040054 A JP 2000040054A JP 21000098 A JP21000098 A JP 21000098A JP 21000098 A JP21000098 A JP 21000098A JP 2000040054 A JP2000040054 A JP 2000040054A
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reception
processor
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signal
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Tomoo Hamada
智雄 濱田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外部装置のデータ転送クロックの周波数を、
プロセッサの動作周波数に関係なく設定可能にする。 【解決手段】 プロセッサ100がデータの出し入れを
する送信データバッファ110と、受信データバッファ
130と、送受信データバッファ110、130と外部
装置のデータ転送の中間位置にシフトレジスタ120を
備える。プロセッサ100による送受信データバッファ
110、130へのデータの書き込みと、読み出しは、
プロセッサ100が動作する第1の周波数を有する動作
クロック信号103に同期して行われ、シフトレジスタ
120による外部装置190へのデータの送信と、シフ
トレジスタ120による外部装置190からのデータの
受信は、外部装置190が出力する前記第1の周波数と
異なる第2の周波数を有する転送クロック信号195に
同期して行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセッサと共に
1チップのLSIに内蔵されるシリアルインターフェー
スにおいて、プロセッサと外部装置間のデータ転送を行
うデータ入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体の設計技術及び製造プロセス技術
の進歩により、1チップの大規模集積回路(LSI)に
集積されるトランジスタ数は年々向上している。これに
より、従来は複数のチップで構成されていたシステム
が、単一のLSI上に実現されるようになった。
【0003】このような状況の下、データのシリアル転
送を行うためのシリアルインターフェースは、プロセッ
サと共に1チップのLSIに内蔵されている。従来技術
において、プロセッサと共にLSIに内蔵されたシリア
ルインターフェースは、プロセッサの動作クロック信号
により駆動されていた。具体的には、シリアルインター
フェースへの入力信号をプロセッサの動作クロック信号
でサンプリングすることにより、シリアルインターフェ
ースを駆動していた。
【0004】従来の内蔵シリアルインターフェースを駆
動する方式の1つとして、シリアルインターフェース内
のフラグを参照してデータの入出力を行う方式がある。
この方式においては、シリアルインターフェースに送受
信用のデータバッファが設けられ、このデータバッファ
への書き込みの可否を判定するためにフラグが参照され
る。
【0005】上記方式においては、プロセッサと外部装
置の間で入出力される信号をすべてプロセッサの動作ク
ロックに同期させる。これは、シリアルインターフェー
スが、外部装置のデータ転送クロックと、データ転送ク
ロックに同期してプロセッサに入力される信号とをプロ
セッサの動作クロックに同期させることにより行われ
る。プロセッサの動作クロックへの同期はシリアルイン
ターフェースへの入力段階において行われ、シリアルイ
ンターフェース内のすべての回路はプロセッサの動作ク
ロックに同期している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、プロ
セッサの動作周波数が年々向上する一方で、プロセッサ
間及びプロセッサ−外部装置間のデータ転送速度も年々
向上している。また、消費電力の低減を目的として、プ
ロセッサを低い周波数で駆動する場合もある。そのた
め、外部装置の転送クロックの周波数がプロセッサの動
作周波数に近づく場合や、外部装置の転送クロックの周
波数がプロセッサの動作周波数を上回る場合がある。
【0007】このような場合、上述した従来技術による
シリアルインターフェースを用いると、シリアルインタ
ーフェースの回路全体をプロセッサの動作クロックに同
期させているために、転送データの取りこぼしが生じる
という問題があった。転送データの取りこぼしを防ぐた
めには、プロセッサの動作周波数を上げるか、外部装置
のデータ転送クロックを下げる必要があった。
【0008】本発明は上記の問題点に鑑み、外部装置の
データ転送クロックの周波数を、プロセッサの動作周波
数に関係なく設定可能にするシリアルインターフェース
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるシリアルイ
ンターフェースは、プロセッサと外部装置との間におい
てデータの転送を行うシリアルインターフェースであっ
て、前記プロセッサが書き込むデータを保持する送信デ
ータバッファと、前記プロセッサが読み出すデータを保
持する受信データバッファと、前記送信データバッファ
の保持するデータをシリアルに外部装置に送信し、前記
外部装置から受信したデータをシリアルに前記受信デー
タバッファに書き込むシリアル送受信部とを備え、前記
プロセッサによる前記送信データバッファへのデータの
書き込みと、前記プロセッサによる前記受信データバッ
ファからのデータの読み出しとは、前記プロセッサが動
作する第1の周波数を有する動作クロック信号に同期し
て行われ、前記シリアル送受信部による前記外部装置へ
のデータの送信と、前記シリアル送受信部による前記外
部装置からのデータの受信とは、前記外部装置が出力す
る前記第1の周波数と異なる第2の周波数を有する転送
クロック信号に同期して行われる。
【0010】前記シリアルインターフェースは、前記送
信データバッファの状態を表す送信バッファフラグレジ
スタと、前記受信データバッファの状態を表す受信バッ
ファフラグレジスタと、前記シリアルインターフェース
の動作を制御するシリアルインターフェース制御部とを
さらに備え、前記プロセッサと前記外部装置は、前記プ
ロセッサから前記外部装置へのデータの転送を行う際に
前記送信バッファフラグレジスタを参照し、前記外部装
置から前記プロセッサへのデータの転送を行う際に前記
受信バッファフラグレジスタを参照してもよい。
【0011】前記シリアルインターフェースは、複数の
受信データバッファと、複数の受信バッファフラグレジ
スタとを備え、前記複数の受信データバッファの間で、
前記複数の受信バッファフラグレジスタを参照してデー
タの転送が行われてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1のシリアルインターフェース180の構成を示す。図
1に示されるように、シリアルインターフェース180
はプロセッサ100と、外部装置190とに接続されて
いる。シリアルインターフェース180は、プロセッサ
100と外部装置190の間でデータのシリアル転送を
行うために設けられている。シリアルインターフェース
180は、通常はプロセッサ100と同一のチップ上に
設けられる。外部装置190はプロセッサ100のデー
タ入出力の対象であり、例えばA/D変換器、あるいは
プロセッサ100とは別のプロセッサである。
【0014】シリアルインターフェース180は、送信
データバッファ110と、シフトレジスタ120と、受
信データバッファ130と、送信バッファフラグレジス
タ140と、制御部150と、受信バッファフラグレジ
スタ160と、同期回路170、172、174、17
6とを備える。上記構成要素のうち、送信データバッフ
ァ110と、同期回路170、172は、プロセッサ1
00の動作クロック信号103に同期して動作する。シ
フトレジスタ120と、受信データバッファ130と、
制御部150と、同期回路174、176は、転送クロ
ック入力信号195に同期して動作する。送信バッファ
フラグレジスタ140と、受信バッファフラグレジスタ
160は、動作クロック信号103と、転送クロック入
力信号195のいずれにも同期しない。
【0015】シリアルインターフェース180は、送信
データバッファ110、シフトレジスタ120及び受信
データバッファ130をデータの転送に使用する。シリ
アルインターフェース180は、送信バッファフラグレ
ジスタ140、制御部150、受信バッファフラグレジ
スタ160及び同期回路170、172、174、17
6をシリアルインターフェース180の制御に使用す
る。以下、シリアルインターフェース180の各構成要
素について説明する。
【0016】送信データバッファ110は、プロセッサ
100から出力されたnビット(nは正の整数)の送信
データを保持する。送信データバッファ110へのデー
タの書き込みは送信データ書き込み信号102により制
御される。送信データ書き込み信号102の値が「1」
のとき、送信データバッファ110へのデータの書き込
みが行われる。送信データ書き込み信号102の値が
「0」のとき、送信データバッファ110へのデータの
書き込みは行われない。送信データバッファ110は、
保持するデータを送信データバッファ出力信号111と
してシフトレジスタ120にパラレルに出力する。
【0017】シフトレジスタ120は、送信データバッ
ファ出力信号111によりパラレルに書き込まれ、又は
データ受信信号192によりシリアルに入力されたnビ
ットのデータを保持する。送信データバッファ出力信号
111によるシフトレジスタ120へのデータの書き込
みは、シフトレジスタ書き込み信号151によって制御
される。シフトレジスタ書き込み信号151の値が
「1」のとき、シフトレジスタ120へのデータの書き
込みが行われる。シフトレジスタ書き込み信号151の
値が「0」のとき、シフトレジスタ120へのデータの
書き込みは行われない。シフトレジスタ120は、シフ
トクロック信号152のパルス毎に、保持するデータを
1ビットずつ上位ビットにシフトさせる。シフトレジス
タ120の最上位ビットからシフトされた1ビットは、
データ送信信号191として出力される。また、データ
受信信号192の内容は、シフトレジスタ120の最下
位ビットに入力される。シフトレジスタ120は、保持
するデータをシフトレジスタ出力信号121として受信
データバッファ130にパラレルに出力する。
【0018】受信データバッファ130は、シフトレジ
スタ出力信号121によりパラレルに書き込まれたnビ
ットの受信データを保持する。受信データバッファ13
0へのデータの書き込みは、受信バッファ書き込み信号
153によって制御される。受信バッファ書き込み信号
153の値が「1」のとき、受信データバッファ130
へのデータの書き込みが行われる。受信バッファ書き込
み信号153の値が「0」のとき、受信データバッファ
130へのデータの書き込みは行われない。受信データ
バッファ130は、保持するデータを内部データバス1
31を介してプロセッサ100にパラレルに出力する。
【0019】送信バッファフラグレジスタ140は、送
信データバッファ110の状態を示す値を保持する。送
信バッファフラグレジスタ140の保持する値が「1」
のとき、送信データバッファ110には送信すべきデー
タが存在している。送信バッファフラグレジスタ140
の保持する値が「0」のとき、送信データバッファ11
0には送信すべきデータが存在しない。送信バッファフ
ラグレジスタ140は、その保持する値を送信バッファ
フラグレジスタ出力信号141、142として出力す
る。送信バッファフラグレジスタ140には、送信デー
タ書き込み信号102とシフトレジスタ書き込み信号1
51とが入力される。送信データ書き込み信号102の
値が「1」になることにより、送信バッファフラグレジ
スタ140は値「1」にセットされる。シフトレジスタ
書き込み信号151の値が「1」になることにより、送
信バッファフラグレジスタ140は値「0」にリセット
される。
【0020】制御部150は、シリアルインターフェー
ス180におけるデータの転送状態の制御を行う。制御
部150は、入力された送信バッファフラグ信号175
と、受信バッファフラグ信号177と、転送状態制御信
号194と、転送クロック入力信号195とによって制
御される。制御部150は、シフトレジスタ書き込み信
号151と、シフトクロック信号152と、受信データ
バッファ書き込み信号153と、転送状態出力信号19
3とを出力する。
【0021】受信バッファフラグレジスタ160は、受
信データバッファ130の状態を示す値を保持する。受
信バッファフラグレジスタ160の保持する値が「1」
のとき、受信データバッファ130には受信したデータ
が存在している。受信バッファフラグレジスタ160の
保持する値が「0」のとき、受信データバッファ130
には受信したデータが存在しない。受信バッファフラグ
レジスタ160は、その保持する値を受信バッファフラ
グレジスタ出力信号161、162として出力する。受
信バッファフラグレジスタ160には、受信データ読み
出し信号106と、受信データ書き込み信号153とが
入力される。受信データ書き込み信号153の値が
「1」になることにより、受信バッファフラグレジスタ
140は値「1」にセットされる。受信データ読み出し
信号106の値が「1」になることにより、受信バッフ
ァフラグレジスタ160は値「0」にリセットされる。
【0022】同期回路170、172は、それぞれに入
力された信号をプロセッサ100の動作クロック信号1
03に同期させて、プロセッサ100に出力する。同期
回路170は、送信バッファフラグレジスタ出力信号1
41をプロセッサ100の動作クロック信号103に同
期させ、送信バッファフラグ信号104として出力す
る。同期回路172は、受信バッファフラグレジスタ出
力信号162をプロセッサ100の動作クロック信号1
03に同期させ、受信バッファフラグ信号105として
出力する。
【0023】同期回路174、176は、それぞれに入
力された信号を外部装置190から入力された転送クロ
ック入力信号195に同期させて、制御部150に出力
する。同期回路174は、送信バッファフラグレジスタ
出力信号142を転送クロック信号195に同期させ、
送信バッファフラグ信号175として制御部150に出
力する。同期回路176は、受信バッファフラグレジス
タ出力信号161を転送クロック入力信号195に同期
させ、受信バッファフラグ信号177として制御部15
0に出力する。
【0024】プロセッサ100と、外部装置190と
は、それぞれいくつかの信号をシリアルインターフェー
ス180に対して入出力する。プロセッサ100は、内
部データバス101を介してデータを送信し、内部デー
タバス131を介してデータを受信する。また、プロセ
ッサ100は、送信データ書き込み信号102と、動作
クロック信号103と、受信データ読み出し信号106
とを出力する。さらに、プロセッサ100は、送信バッ
ファフラグ信号104と、受信バッファフラグ信号10
5とを入力する。外部装置190は、データ受信信号1
92、転送状態制御信号194と、転送クロック入力信
号195とを出力する。さらに、外部装置190は、デ
ータ送信信号191と、転送状態出力信号193とを入
力する。
【0025】次に、図1を参照して、シリアルインター
フェース180の動作をプロセッサ100から外部装置
190へのデータ送信の場合と、プロセッサ100によ
る外部装置190からのデータ受信の場合とに分けて説
明する。
【0026】(データ送信)プロセッサ100から外部
装置190へデータを送信する場合の送信データの流れ
は以下の通りである。まず、プロセッサ100が内部デ
ータバス101により、送信データバッファ110にn
ビットのデータをパラレルに書き込む。次に、シリアル
インターフェース180が、送信データバッファ110
に書き込まれたnビットのデータをシフトレジスタ12
0にパラレルに書き込む。さらに、シリアルインターフ
ェース180が、シフトレジスタ120に保持されたデ
ータを転送クロック152に同期してシフトさせる。シ
フトレジスタ120においてシフトされたデータは、デ
ータ送信信号191として外部装置190に1ビットず
つシリアルに送信される。
【0027】以下、プロセッサ100から外部装置19
0へのデータ送信の場合のシリアルインターフェース1
80の動作をさらに詳細に説明する。
【0028】プロセッサ100は、送信バッファフラグ
信号104の値が「1」になると、データの送信を開始
する。プロセッサ100は内部データバス101によ
り、送信データを送信データバッファ110に出力す
る。プロセッサ100は、内部データバス101上の送
信データが送信データバッファ110に書き込まれるよ
うに、送信データ書き込み信号102の値を「1」にす
る。送信データ書き込み信号102の値が「1」になる
と、内部データバス101上の送信データが送信データ
バッファ110に書き込まれる。ここで、プロセッサ1
00から外部装置190へのデータ送信の開始時には、
送信データバッファ110にはデータが書き込まれてい
なかったものとする。
【0029】送信データ書き込み信号102の値が
「1」になると、送信バッファフラグレジスタ140の
保持する値は「0」となる。その結果、送信バッファフ
ラグレジスタ出力信号141の値は「0」となり、プロ
セッサ100の動作クロックの1サイクル後に同期回路
170の出力する送信バッファフラグ信号104の値も
「0」となる。そのため、プロセッサ100は、送信デ
ータ書き込み信号102の値を「1」とした1サイクル
後にデータの送信を中断し、送信データ書き込み信号1
02の値を「0」とする。
【0030】送信データバッファ110は、プロセッサ
100により書き込まれたデータを送信データバッファ
出力信号111としてシフトレジスタ120に出力す
る。送信データバッファ出力信号111の内容は、シフ
トレジスタ書き込み信号151の値が「1」であれば、
シフトレジスタ120に書き込まれる。
【0031】シリアルインターフェース180から外部
装置190へのデータ送信の可否は、外部装置190が
出力する転送状態制御信号194によって決定される。
制御部150は、転送状態制御信号194の値が「1」
であれば転送クロック入力信号195の立ち下がりに同
期してシフトレジスタ書き込み信号151の値を「1」
とする。シフトレジスタ書き込み信号151の値が
「1」であると、転送クロック入力信号195の立ち上
がりにおいて、送信データバッファ出力信号111の内
容がシフトレジスタ120に書き込まれる。シフトレジ
スタ書き込み信号151の値は、転送クロック入力信号
195の次の立ち下がりにおいて「0」に戻る。
【0032】シフトレジスタ120は、シフトクロック
信号152に従ってデータ送信信号191を出力する。
ここで、制御部150は、外部装置190から入力され
る転送状態制御信号194の値が「1」であれば転送ク
ロック入力信号195をそのままシフトクロック信号1
52として出力する。制御部150は、転送状態制御信
号194の値が「0」であればシフトクロック信号15
2の値を「0」のままとする。従って、外部装置190
が転送状態制御信号194の値を「1」としてデータ送
信を許可すると、シフトクロック信号152として転送
クロックがシフトレジスタ120に与えられ、データ送
信信号191によるデータのシリアル送信が開始され
る。
【0033】シフトクロック信号152としてn回のク
ロックパルスが与えられることにより、シフトレジスタ
120に保持されたnビットのデータの外部装置190
への送信は完了する。制御部150は、n回目のシフト
クロック信号152の立ち下がり以降に送信バッファフ
ラグ信号175の値が「0」になると転送状態出力信号
193の値を「0」にする。
【0034】外部装置190は、データ送信を許可する
際に、転送状態出力信号193を参照する。外部装置1
90は、転送状態出力信号193の値が「1」である場
合に送信データの受信が可能であれば、転送状態制御信
号194の値を「1」とする。外部装置190は、転送
状態出力信号193の値が「0」であれば、送信データ
の受信の可否に関わらず、転送状態制御信号194の値
を「0」とする。
【0035】上述したように、送信データ書き込み信号
102の値が「1」にされることにより、送信バッファ
フラグ140の保持する値が「0」にリセットされてい
る。そのため、転送クロックの1サイクル後には、送信
バッファフラグ信号175の値は「0」となる。送信バ
ッファフラグ信号175の値が「0」である状態におい
て、制御部150は転送クロック194の立ち下がりを
検出すると、転送状態出力信号193の値を「1」にす
る。転送状態出力信号193の値が「1」に変化する
と、外部装置190によるデータ受信が可能になり次
第、外部装置190は転送状態制御信号194の値を
「1」に変更する。
【0036】プロセッサ100は、シフトレジスタ12
0から外部装置190へのデータの送信が行われている
間でも、送信バッファフラグ信号103の値が「1」で
あれば、上述した方法により送信データを送信データバ
ッファ110に書き込む。
【0037】以上のように、シリアルインターフェース
180を介してプロセッサ100から外部装置190へ
のデータの送信が行われる。
【0038】(データ受信)プロセッサ100が外部装
置190から出力されたデータを受信する場合の受信デ
ータの流れは以下の通りである。まず、外部装置190
がデータ受信信号192により、シフトレジスタ120
にnビットのデータをシリアルに書き込む。次に、シリ
アルインターフェース180が、シフトレジスタ120
に書き込まれたnビットのデータを受信データバッファ
130にパラレルに書き込む。さらに、プロセッサ10
0が、受信データバッファ130に書き込まれたnビッ
トのデータを内部データバス131を介してパラレルに
受信する。
【0039】以下、プロセッサ100による外部装置1
90からのデータ受信の場合のシリアルインターフェー
ス180の動作をさらに詳細に説明する。
【0040】外部装置190は、転送状態出力信号19
3の値が「1」である状態において、受信データの送信
が可能になると、転送状態制御信号194の値を「1」
とする。転送状態制御信号194の値が「1」になる
と、上述したようにシフトクロック信号152に転送ク
ロック入力信号195がそのまま出力される。外部装置
190が転送クロック入力信号195に同期した受信デ
ータ信号192を出力すると、受信データ信号192の
内容が1ビットずつシフトレジスタ120に書き込まれ
る。これは、シフトクロック信号152の立ち下がりの
タイミングに、受信データ信号192の内容がシフトレ
ジスタ120の最下位ビットにラッチされることにより
行われる。
【0041】シフトクロック信号152としてn回のク
ロックパルスが与えられることにより、外部装置190
からシフトレジスタ120へのnビットの受信データの
転送は完了する。制御部150は、n回目のシフトクロ
ック信号152の立ち下がり以降に受信バッファフラグ
信号177の値が「0」であると受信データ書き込み信
号153の値を「1」にする。受信データ書き込み信号
153の値が「1」になると、シフトレジスタ120に
書き込まれた受信データが、シフトレジスタ出力信号1
21により受信データバッファ130に書き込まれる。
【0042】受信データ書き込み信号153の値が
「1」になると、受信バッファフラグレジスタ160の
保持する値は「1」となる。その結果、受信バッファフ
ラグレジスタ出力信号162の値は「1」となり、プロ
セッサ100の動作クロックの1サイクル後に受信バッ
ファフラグ信号105の値が「1」となる。
【0043】受信バッファフラグ信号105の値が
「1」になると、プロセッサ100は内部データバス1
31を介して受信データバッファ130に書き込まれた
nビットの受信データを読み出す。プロセッサ100
は、受信データの読み出しが完了すると、受信データ読
み出し信号106の値を「1」とする。受信データ読み
出し信号106の値が「1」になると、受信バッファフ
ラグレジスタ160の保持する値が「0」にリセットさ
れる。これにより、受信バッファフラグ信号177の値
が転送クロックの1サイクル後に「0」となり、上述し
たシフトレジスタ120から受信データバッファ130
への受信データの転送が行われる。
【0044】プロセッサ100が受信データバッファ1
30から受信データの読み出しを行っている間において
も、外部装置190からシフトレジスタ120への受信
データの書き込みは行われる。外部装置190がデータ
受信信号192により受信データを出力する場合の条件
は、上述したように転送状態出力信号193の値が
「1」であり、外部装置190による受信データの送信
が可能であることである。
【0045】以上のように、シリアルインターフェース
180を介してプロセッサ100による外部装置190
からのデータの受信が行われる。
【0046】図2は、本発明によるシリアルインターフ
ェース180における各信号のタイミングチャートを示
す。
【0047】上述したように、データの送受信が可能に
なると、転送状態出力信号193の値が「1」になり、
シフトレジスタ書き込み信号151の値が「1」に変化
する。転送状態出力信号193の値が「1」になると、
外部装置190は転送状態制御信号194の値を「1」
とする。転送状態制御信号194の値が「1」になる
と、外部装置190とシフトレジスタ120との間のデ
ータの送受信が転送クロック入力信号195に同期して
データ送信信号191又はデータ受信信号192により
行われる。転送クロック入力信号195の最初の立ち上
がりで送信データバッファ110の内容をシフトレジス
タ120にライトする。
【0048】送信バッファフラグレジスタ140の値
は、シフトレジスタ書き込み信号151の値が「1」の
区間の転送クロック入力信号195の立ち上がりに同期
して「1」になり、送信データ書き込み信号102に同
期して「0」になる。受信バッファフラグレジスタ16
0の値は、受信データ書き込み信号153に同期して
「1」になり、受信データ読み出し信号106に同期し
て「0」になる。
【0049】送信バッファフラグ信号104は、送信バ
ッファフラグレジスタ140の出力信号141を動作ク
ロック信号103に同期させた信号、送信バッファフラ
グ信号175は、送信バッファフラグレジスタ140の
出力信号142を転送クロック入力信号195に同期さ
せた信号、受信バッファフラグ信号105は、受信バッ
ファフラグレジスタ160の出力信号162を動作クロ
ック信号103に同期させた信号、受信バッファフラグ
信号177は、受信バッファフラグレジスタ160の出
力信号161を転送クロック入力信号195に同期させ
た信号である。
【0050】(実施形態2)図3は、本発明の実施形態
2のシリアルインターフェース180’の構成を示す。
シリアルインターフェース180’の構成は、受信デー
タバッファおよび受信バッファフラグレジスタを2重に
したこと以外、実施形態1のシリアルインターフェース
180の構成と同様である。
【0051】シリアルインターフェース180’は、シ
リアルインターフェース180の構成要素のほか、受信
データバッファ135と、受信バッファフラグレジスタ
165とを備える。受信データバッファ135は、受信
データバッファ130から書き込まれたデータを保持す
る。プロセッサ100は、受信データバッファ135か
ら受信データを読み出す。受信バッファフラグ165
は、受信データバッファ135の状態を示す値を保持す
る。受信データバッファ135と、受信バッファフラグ
レジスタ165は、プロセッサ100の動作クロックに
同期して動作する。
【0052】プロセッサ100から外部装置190にデ
ータを送信する場合のシリアルインターフェース18
0’の動作は、実施形態1のシリアルインターフェース
180の動作と同様であるため説明を省略する。
【0053】プロセッサ100が外部装置190から出
力されたデータを受信する場合の受信データの流れは以
下の通りである。まず、外部装置190がデータ受信信
号192により、シフトレジスタ120にnビットのデ
ータをシリアルに書き込む。次に、シリアルインターフ
ェース180’が、シフトレジスタ120に書き込まれ
たnビットのデータを受信データバッファ130にパラ
レルに書き込む。次に、シリアルインターフェース18
0’が、受信データバッファ130に書き込まれたnビ
ットのデータを受信データバッファ135にパラレルに
書き込む。さらに、プロセッサ100が、受信データバ
ッファ135に書き込まれたnビットのデータを内部デ
ータバス136を介してパラレルに受信する。
【0054】プロセッサ100による外部装置190か
らのデータ受信の場合のシリアルインターフェース18
0’の動作は、受信データが受信データバッファ130
に書き込まれる時点までは実施形態1のシリアルインタ
ーフェース180と同様である。以下、受信データバッ
ファ130に書き込まれた受信データがプロセッサによ
って受信されるまでのシリアルインターフェース18
0’の動作について説明する。
【0055】受信データバッファ130への受信データ
の書き込みのため、受信データ書き込み信号153の値
が「1」になると、受信バッファフラグレジスタ160
の保持する値は「1」となる。その結果、受信バッファ
フラグレジスタ出力信号162の値は「1」となり、プ
ロセッサ100の動作クロックの1サイクル後に受信バ
ッファ書き込み信号173の値が「1」となる。これに
より、受信データバッファ130が保持する受信データ
が受信データバッファ135に書き込まれる。
【0056】受信バッファ書き込み信号173の値が
「1」になると、受信データバッファフラグレジスタ1
65の保持する値が「1」にセットされる。その結果、
受信バッファフラグレジスタ出力信号166の値が
「1」となり、同時に受信バッファフラグ信号105の
値が「1」となる。受信バッファフラグレジスタ出力信
号166の値が「1」になることにより、受信バッファ
フラグレジスタ160の値は「0」にリセットされる。
これにより、受信データバッファ130への書き込みの
禁止が、転送クロックの1サイクル後に受信バッファフ
ラグ信号161の値が「0」になることにより制御部1
50に通知される。一方、プロセッサ100は、受信バ
ッファフラグ信号105の値が「1」になると、受信デ
ータバッファ135からの受信データの読み出しを行
う。
【0057】プロセッサ100が受信データバッファ1
35から受信データの読み出しを行っている間において
も、外部装置190からシフトレジスタ120への受信
データの書き込みは行われる点は、実施形態1と同様で
ある。
【0058】以上のように、シリアルインターフェース
180’を介してプロセッサ100による外部装置19
0からのデータの受信が行われる。
【0059】
【発明の効果】本発明によるシリアルインターフェース
においては、プロセッサによるデータの読み書きはプロ
セッサの動作クロック信号に同期して行われ、外部装置
によるデータの読み書きは外部装置の転送クロック信号
に同期して行われる。これにより、外部装置のデータ転
送クロック周波数がプロセッサの動作クロック周波数よ
り高い場合であっても、転送データの取りこぼしを防ぐ
とともに、外部装置のデータ転送クロック周波数におけ
るデータの送受信を行うことが可能となる。その結果、
外部装置のデータ転送クロック周波数を、プロセッサの
動作クロック周波数に関係なく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のシリアルインターフェー
スの構成を示す図である。
【図2】本発明によるシリアルインターフェースにおけ
る各信号のタイミングチャートを示す図である。
【図3】本発明の実施形態2のシリアルインターフェー
スの構成を示す図である。
【符号の説明】
100 プロセッサ 110 送信データバッファ 120 シフトレジスタ 130、135 受信データバッファ 140 送信バッファフラグレジスタ 150 制御部 160、165 受信バッファフラグレジスタ 170、172、174、176 同期回路 180、180’ シリアルインターフェース 190 外部装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサと外部装置との間においてデ
    ータの転送を行うシリアルインターフェースであって、 前記プロセッサが書き込むデータを保持する送信データ
    バッファと、 前記プロセッサが読み出すデータを保持する受信データ
    バッファと、 前記送信データバッファの保持するデータをシリアルに
    外部装置に送信し、前記外部装置から受信したデータを
    シリアルに前記受信データバッファに書き込むシリアル
    送受信部と、 を備え、 前記プロセッサによる前記送信データバッファへのデー
    タの書き込みと、前記プロセッサによる前記受信データ
    バッファからのデータの読み出しとは、前記プロセッサ
    が動作する第1の周波数を有する動作クロック信号に同
    期して行われ、 前記シリアル送受信部による前記外部装置へのデータの
    送信と、前記シリアル送受信部による前記外部装置から
    のデータの受信とは、前記外部装置が出力する前記第1
    の周波数と異なる第2の周波数を有する転送クロック信
    号に同期して行われる、 シリアルインターフェース。
  2. 【請求項2】 前記シリアルインターフェースは、 前記送信データバッファの状態を表す送信バッファフラ
    グレジスタと、 前記受信データバッファの状態を表す受信バッファフラ
    グレジスタと、 前記シリアルインターフェースの動作を制御するシリア
    ルインターフェース制御部と、 をさらに備え、 前記プロセッサと前記外部装置は、前記プロセッサから
    前記外部装置へのデータの転送を行う際に前記送信バッ
    ファフラグレジスタを参照し、前記外部装置から前記プ
    ロセッサへのデータの転送を行う際に前記受信バッファ
    フラグレジスタを参照する、 請求項1に記載のシリアルインターフェース。
  3. 【請求項3】 前記シリアルインターフェースは、 複数の受信データバッファと、 複数の受信バッファフラグレジスタと、 を備え、 前記複数の受信データバッファの間で、前記複数の受信
    バッファフラグレジスタを参照してデータの転送が行わ
    れる、 請求項2に記載のシリアルインターフェース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7903775B2 (en) 2006-04-10 2011-03-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for controlling transmission frequency in serial advanced technology attachment

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