JP4297355B2 - 浄水場用覆蓋 - Google Patents

浄水場用覆蓋 Download PDF

Info

Publication number
JP4297355B2
JP4297355B2 JP2004213806A JP2004213806A JP4297355B2 JP 4297355 B2 JP4297355 B2 JP 4297355B2 JP 2004213806 A JP2004213806 A JP 2004213806A JP 2004213806 A JP2004213806 A JP 2004213806A JP 4297355 B2 JP4297355 B2 JP 4297355B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
piece
fitting
width direction
water purification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004213806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006036210A (ja
Inventor
雅道 稲垣
茂雄 森山
靖幸 堀之内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sumikei Nikkei Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumikei Nikkei Engineering Co Ltd filed Critical Sumikei Nikkei Engineering Co Ltd
Priority to JP2004213806A priority Critical patent/JP4297355B2/ja
Publication of JP2006036210A publication Critical patent/JP2006036210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4297355B2 publication Critical patent/JP4297355B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、例えば浄水場に設置される浄化槽,貯水槽や上水路等の開口部を被覆する浄水場用覆蓋に関するものである。
一般に、浄化槽,貯水槽や上水路等は、精製した上水に雨水等による大気の汚れやゴミの浸入を防ぐために、浄化槽,貯水槽や上水路等の開口部を平板状の覆蓋で被覆している。従来では、これらの覆蓋の材料として繊維強化プラスチック(FRP)が使用されてきたが、FRP製の覆蓋は、日光の紫外線による劣化があり、長期使用により汚れが付着し美観に劣る等の欠点がある。また、FRPは複合材であるためリサイクルの難しさがある。
そこで、近年では、FRPの欠点を解消し、軽量で作業性に優れ、長尺で幅広の面材が形成でき、かつ、リサイクル性に優れたアルミニウム製の覆蓋が提案されている。
アルミニウム製の覆蓋として、中空状押出形材からなる覆蓋材の両側縁に、隣設する覆蓋材と幅方向に係合する断面L字状の係止端を一体に構成し、隣接する覆蓋材の係止端を係合させて二組の雨水排出樋を構成する貯水槽用覆蓋が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、アルミニウム製の中空状押出形材の嵌合構造として、押出形材の両側端部に嵌合部及び嵌合受け部が形成されており、嵌合部は、円弧状に湾曲した係止舌片が先端に形成された突出部と、台形状断面をもつ嵌合隆起が先端に形成された係止片とを備え、嵌合受け部は、係止舌片が嵌まり込む円弧状の係合溝と、嵌合隆起がテーパ嵌合する台形状嵌合凹部が基部に形成され、嵌合時に係止片の先端が滑るスライド面をもつ係止受け片とを備えており、係合溝と係止舌片との噛合い及び台形状嵌合凹部と嵌合隆起とのテーパ嵌合により隣接する押出形材を連結する押出形材の嵌合構造が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2001−70927(「特許請求の範囲」、段落番号0009〜0013、図1及び図3) 特開2000−120217(「特許請求の範囲」、図8)
しかしながら、従来の特開2001−70927に記載の覆蓋においては、覆蓋を組み立てるために覆蓋材を反転させて係止端を係合させて覆蓋材同士を接合した後、覆蓋材の両端に端部閉塞板と押え板を組み付けて、順次、ビスで締結する構造であるため、施工に多くの時間及び労力がかかるという問題があった。また、覆蓋材間にゴム製のスペーサを介装して第一次雨水排水樋への雨水等の浸入を抑制しているが、このスペーサの取付作業が煩雑となる上、水密性が十分でない。このため、第一次雨水排水樋の下部に第二次雨水排水樋を設けているが排水には言及されていない。しかし、第二次雨水排水樋は、断面L次状の係止端のみによって構成されるため、第二次雨水排水樋内に受け止められた雨水等は両覆蓋材の係止端間の隙間を通って浄化槽,上水路等の内部に浸入する虞がある。
また、特開2000−120217に記載の技術においては、覆蓋材に設けられた嵌合部及び嵌合受け部と係止片及び係止受け片とによって、覆蓋材同士の接合精度を高めることができるが、嵌合部と嵌合受け部との嵌合面に雨水等が浸入すると毛管現象によって雨水等が覆蓋材の内部に浸入し、下部の浄化槽,上水路等の内部に浸入する虞がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、外部からの雨水等の浸入が防止でき、例え雨水等が覆蓋内に浸入したとしても、外部に排水して、安全な飲料水を確保できるようにした浄水場用覆蓋を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、この発明の浄水場用覆蓋は、複数のアルミニウム製の中空状押出形材からなる覆蓋材を浄化槽,上水路等の開口部に被覆並設してなる浄水場用覆蓋を前提とし、 上記覆蓋材の幅方向の端部における厚さ方向の上位側に設けられた嵌合部及び下位側に設けられた係合部を嵌合及び係合することによって覆蓋材の幅方向の端部同士を並設してなる幅広の面材と、 上記面材の幅方向と直交する両側端部に固着され、上記覆蓋材の上記係合部に形成される樋部に連通する排水路を有する廻り縁と、 上記浄化槽,上水路等の開口縁部に固定され、上記廻り縁との間にシール部材を介して上記面材の幅方向と直交する両側端部を水密性をもたせて保持する受け枠と、 上記面材の幅方向の端部同士を気水密に連結する接合部と、を具備することを特徴とする(請求項1)。
この発明において、上記嵌合部は、隣接する一方の覆蓋材から突出する嵌合片と、隣接する他方の覆蓋材に設けられて上記嵌合片を嵌合する溝状の部分を形成する開口部の下部に水切り片を延在する嵌合受け部とを具備し、 上記係合部は、隣接する一方の覆蓋材から樋部を形成すべく、水平部と起立部とからなる断面略L字状に突出されると共に、起立部に他方の覆蓋材に密接するパッキンを装着し、かつ、先端下部に係合膨隆部を有する係止片と、隣接する他方の覆蓋材から突出され、基端部に上記係合膨隆部と係合する係合凹部を有する係止受け片とを具備する構造とする方が好ましい(請求項2)。
また、上記廻り縁の排水路に水抜き孔を設け、上記受け枠に二次排水路を形成する方が好ましい(請求項3)。
また、上記接合部は、面材の幅方向の端部上面に沿設固定される上方に向かって開口する溝を有する合成ゴム製のアンカと、隣接する面材に固着された上記アンカの溝内に嵌合する一対のパッキン部を可撓性及び伸縮性を有する連結片によって連結してなる合成ゴム製の目地ガスケットとを、具備する方が好ましい(請求項4)。
また、上記覆蓋材は、直状又は円弧状の一対の表面部と、両表面部の端部を連結する壁部と、両表面部を連結する1又は複数の補強用リブとを具備する形態のものを使用することができる(請求項5)。
加えて、上記受け枠に、面材の上方への移動を阻止するストッパを更に具備する方が好ましい(請求項6)。
請求項1記載の発明によれば、覆蓋材の幅方向の端部同士を嵌合及び係合によって並設して幅広の面材を形成し、この面材の幅方向と直交する両側端部に、覆蓋材の係合部に形成される樋部に連通する排水路を有する廻り縁を固着し、また、接合部によって面材の幅方向の端部同士を気水密に連結し、そして、浄化槽,上水路等の開口縁部に固定される受け枠と廻り縁との間にシール部材を介して面材の端部を水密性をもたせて保持することにより、覆蓋によって浄化槽,上水路等の開口部を気水密に被覆することができる。また、覆蓋材の嵌合部を浸入して覆蓋材内に浸入した雨水等を樋部で受け止めた後、廻り縁の排水路に流すことができる。
請求項2記載の発明によれば、覆蓋材の幅方向の端部の厚さ方向の上位側に形成される嵌合部は、隣接する一方の覆蓋材から突出する嵌合片と、他方の覆蓋材に設けられて嵌合片を嵌合する溝状の部分を形成する開口部の下部に水切り片を延在する嵌合受け部とを具備し、また、覆蓋材の幅方向の端部の厚さ方向の下位側に形成される係合部は、隣接する一方の覆蓋材から樋部を形成すべく断面略L字状に突出されると共に、起立部に他方の覆蓋材に密接するパッキンを装着し、かつ、先端下部に係合膨隆部を有する係止片と、他方の覆蓋材から突出され、基端部に係合膨隆部と係合する係合凹部を有する係止受け片とを具備することにより、覆蓋材同士を水密状態に連結することができる。また、嵌合部の嵌合片と嵌合受け部の嵌合面を浸入する雨水等が覆蓋材の端部壁部に伝わって下部に流れるのを水切り片によって阻止することができると共に、覆蓋材の内部に浸入してきた雨水等を水切り片によって樋部内に誘導することができる。
請求項3記載の発明によれば、廻り縁の排水路に水抜き孔を設け、受け枠に二次排水路を形成することにより、廻り縁の排水路を流れる雨水等を受け枠の二次排水路に流して外部に排水することができる。
請求項4記載の発明によれば、接合部は、面材の幅方向の端部上面に沿設固定される上方に向かって開口する溝を有する合成ゴム製のアンカと、隣接する面材に固着されたアンカの溝内に嵌合する一対のパッキン部を可撓性及び伸縮性を有する連結片によって連結してなる合成ゴム製の目地ガスケットとを具備することにより、面材すなわち覆蓋材の伸縮による面材間の隙間の幅,段差等の変動や、面材すなわち覆蓋材の寸法誤差による面材間の隙間の幅,段差等の変動に対応して目地ガスケットの連結部が伸縮変形するので、面材同士の接合部を水密性をもたせて接合することができる。
請求項5記載の発明によれば、覆蓋材は、直状又は円弧状の一対の表面部と、両表面部の端部を連結する壁部と、両表面部を連結する1又は複数の補強用リブとを具備するので、覆蓋材自体の強度及び覆蓋の強度を強固にすることができる。
請求項6記載の発明によれば、受け枠に、面材の上方への移動を阻止するストッパを具備することにより、覆蓋が不用意な浮き上がりや故意に持ち上げられるのを阻止することができる。
この発明によれば、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、覆蓋によって浄化槽,上水路等の開口部を気水密に被覆することができると共に、覆蓋材の嵌合部を浸入して覆蓋材内に浸入した雨水等を樋部で受け止めた後、廻り縁の排水路に流すことができるので、浄化槽,上水路等内の飲料水が雨水等によって汚染されるのを防止することができる。また、外部から健康被害を及ぼす薬剤等の浸入(投入)をも阻止することができるので、安全な飲料水を確保することができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、覆蓋材同士を水密状態に連結することができ、また、嵌合部の嵌合片と嵌合受け部の嵌合面を浸入する雨水等が覆蓋材の端部壁部に伝わって下部に流れるのを水切り片によって阻止することができると共に、覆蓋材の内部に浸入してきた雨水等を水切り片によって樋部内に誘導することができるので、上記(1)に加えて、更に安全な飲料水を確保することができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、廻り縁の排水路を流れる雨水等を受け枠の二次排水路に流して外部に排水することができるので、上記(1),(2)に加えて、更に安全な飲料水を確保することができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、面材すなわち覆蓋材の伸縮による面材間の隙間の幅,段差等の変動や、面材すなわち覆蓋材の寸法誤差による面材間の隙間の幅,段差等の変動に対応して目地ガスケットの連結部が伸縮変形するので、面材同士の接合部を水密性をもたせて接合することができる。
(5)請求項5記載の発明によれば、覆蓋材は、直状又は円弧状の一対の表面部と、両表面部の端部を連結する壁部と、両表面部を連結する1又は複数の補強用リブとを具備するので、覆蓋材自体の強度及び覆蓋の強度を強固にすることができる。
(6)請求項6記載の発明によれば、受け枠に、面材の上方への移動を阻止するストッパを具備することにより、覆蓋が不用意な浮き上がりや故意に持ち上げられるのを阻止することができる。したがって、上記(1)〜(5)に加えて、更に外部から健康被害を及ぼす薬剤等の浸入(投入)を確実に阻止することができるので、更に安全性の確保を図ることができる。
以下に、この発明に係る浄水場用覆蓋の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、この発明に係る浄水場用覆蓋の第1実施形態の使用状態(被覆状態)を示す概略平面図、図2は、上記浄水場用覆蓋の使用状態(被覆状態)を示す要部断面図、図3は、図2のI−I線に沿う断面図(a)及び(a)のII−II線に沿う断面図(b)である。
上記覆蓋は、複数のアルミニウム製の中空状押出形材からなる覆蓋材10の幅方向の端部に設けられた嵌合部2及び係合部3を嵌合及び係合することによって並設される幅広の面材1と、この面材1の幅方向と直交する両側端部に固着され、覆蓋材10の係合部3に形成される樋部4に連通する排水路5を有するアルミニウム製の押出形材からなる廻り縁20と、浄化槽,上水路等の開口縁部6に固定され、廻り縁20との間にシール部材28a,28dを介して面材1の幅方向と直交する両側端部を水密性をもたせて保持する受け枠30と、面材1の幅方向の端部同士を気水密に連結する接合部7とを具備している。
この場合、図3,図4及び図5に示すように、上記覆蓋材10は、表面に滑り止め用の凹凸状11aを有する直状(平坦状)の上部表面部11と、上部表面部11と平行な下部上面部12と、両表面部11,12の端部を連結する壁部14a,14bと、両表面部11,12を連結する1又は複数(ここでは、1つの場合を示す)の補強用リブ13とを具備している。
また、覆蓋材10の幅方向の一方の端部の壁部14aの厚さ方向の一側すなわち上位側には、先端に断面略円弧状に屈曲する円弧状嵌合片15が突設され、また、厚さ方向の他側すなわち下位側には、樋部4を形成すべく断面略L字状に突出されると共に、起立部16aに隣接する他方の覆蓋材10に密接する例えばシリコンゴム製のパッキン16bを装着し、かつ、先端下部に狭小テーパ状の係合膨隆部16cを有する係止片16が突設されている。この場合、起立部16aの頂部に形成された断面略C字状溝16d内にパッキン16bが嵌合されており、パッキン16bの露出部が隣接する他方の覆蓋材10の壁部14bに密接されるように構成されている。
また、覆蓋材10の幅方向の他方の端部の壁部14bの厚さ方向の一側すなわち上位側には、嵌合片15を嵌合する円弧状の溝状をなし、開口部17aの下部に水切り片17bを延在する嵌合受け部17が設けられている。この嵌合受け部17と上記嵌合片15とで嵌合部2が構成されている。また、壁部14bの厚さ方向の他側すなわち下位側には、基端部に係合膨隆部16cと係合する拡開テーパ状の係合凹部18aを有すると共に、係止片16の先端部を滑り案内するスライド面18bを有する係止受け片18が突設されている。この係止受け片18と上記係止片16とで係合部3が構成されている。
上記のように構成される覆蓋材10同士を連結するには、まず、一方の覆蓋材10に突設された嵌合片15を他方の覆蓋材10の嵌合受け部17の開口部17aに位置させた後、覆蓋材10を回転させながら嵌合させる。この覆蓋材10の回転に伴って嵌合受け部17に嵌合片15が入り込むと共に、係止片16の先端が係止受け片18のスライド面18bに接触する。更に覆蓋材10を回転させると、係止片16は、係止受け片18で表面側に押されて弾性変形しながら、スライド面18b上を他側壁部14bに向かって移動する。係止片16がスライド面18bを乗り越えると、弾性変形に起因する弾性復元力で係止片16先端の係合膨隆部16cが係合凹部18aに落とし込まれて係止片16と係止受け片18とが係合され、パッキン16bが他側壁部14bに密接されて、覆蓋材10同士が連結される。
上記のようにして複数の覆蓋材10を幅方向に順次連結して幅広の面材1を形成する。なお、面材1の端部に位置する覆蓋材10も、その他の覆蓋材10と同様なものであっても差し支えないが、例えば、図3に示すように、拡開テーパ状の凹条19を有する壁部14cを具備する覆蓋材10Aを用いる方がよい。これにより、凹条19内に嵌合されるパッキン19a同士を密接させて気水密性の向上を図ることができる。すなわち、後述する接合部7の目地ガスケット74とパッキン19aとが共働して二重の止水・気密部を形成して、気水密性の向上を図ることができる。
上記のようにして構成される面材1の幅方向と直交する両側端部には、断面略E字状の廻り縁20が固着されている。この廻り縁20は、図2,図3及び図6に示すように、アルミニウム製の押出形材によって形成されており、覆蓋材10の厚さより若干高い垂直基部21と、この垂直基部21の上端から直交状に延在する上部水平片22と、垂直基部21の下端から上部水平片22と略平行に延在する下部水平片23と、垂直基部21の中間部から上部水平片22及び下部水平片23と略平行に延在する中間水平片24とを具備しており、垂直基部21と下部水平片23及び中間水平片24によって排水路5が形成されている。なお、垂直基部21の端部における下端から中間部に渡って水抜き孔25が設けられている。
上記のように構成される廻り縁20は、上部水平片22と下部水平片23との間に覆蓋材10の端部を挿入した状態で、それぞれ上部水平片22及び下部水平片23と上部及び下部表面部11,12とをリベット26によって締結することで、覆蓋材10の端部に固着される。
なお、廻り縁20の垂直基部21と上部水平片22との連結部には、上部嵌合溝27が設けられており、この上部嵌合溝27内に例えばシリコンゴム製の上部シール部材28aの基部28bが嵌合されて、上部シール部材28aのシール舌片28cが上部水平片22と反対方向に突出して、後述する受け枠30の上部水平部33に接触し得るようになっている。また、下部水平片23の下面には、下部嵌合溝29が設けられており、この下部嵌合溝29内に嵌合される例えばシリコンゴム製の下部シール部材28dの露出部28eが受け枠30の下部水平部32に密接し得るようになっている。
上記受け枠30は、図2,図3及び図7に示すように、アルミニウム製の押出形材によって形成されており、上端側が傾斜する起立部31の下端に、上記下部シール部材28dを介して面材1の端部を載置保持する下部水平部32が延在され、起立部31の上端に、上記上部シール部材28aが接触する上部水平部33が延在されている。また、下部水平部32の起立部31側には、二次排水路9を形成すべく長手方向に沿う凹溝37が形成されている。
このように構成される受け枠30は、下部水平部32を貫通する固定ボルト34を浄化槽,上水路等の開口縁部6に配置されたアルミニウム製の受け材8に締結することで、浄化槽,上水路等の開口縁部6に固定されている。この場合、受け枠30の下部水平片32の先端側の下面に下向き凹溝39が設けられており、この下向き凹溝39内に嵌合されるシリコンゴム製のシール材38を介して、受け枠30を載置固定することによって、受け材8と受け枠30間の水密性が維持されている。
なお、下部水平部32の先端部には、狭隘開口溝32aが設けられており、この狭隘開口溝32a内に補助シール部材32bの基部32cが嵌合されて、補助シール部材32bのシール舌片32dが面材1の端部下面に接触し得るようになっている。
また、受け枠30の上部水平部33の下部には狭隘開口状の凹条33aが設けられており、この凹条33a内に配設されるナット41にねじ結合する取付ボルト42によって面材1の浮き上がりを抑制するストッパ40が適宜間隔をおいて取り付けられている。この場合、取付ボルト42を緩めることによってストッパ40を面材1の上面と係合する位置から回避する位置に回動し得るようになっている。したがって、必要に応じて面材1を開放する場合には、取付ボルト42を緩めてストッパ40を回避位置に回動すればよい。なお、覆蓋材10の幅方向と直交する方向の端部側にはトランク取手(図示せず)が覆蓋材10の表面に出没可能に取り付けられており、面材1を開放する場合には、このトランク取手を用いて面材1の開放が容易に行われるようになっている。なお、ストッパ40が取り付けられる部位における上部シール部材28aには、ストッパ40との干渉を回避するために切り欠かれている(図3(b)参照)。
なお、受け枠30の起立部31の下部には水抜き孔35が設けられており、受け枠30の二次排水路9内に溜まった雨水等を外部へ排水し得るように形成されている。
また、受け枠30の外側には、アルミニウム製のカバープレート36が配置されている。このカバープレート36は、受け材8の上面に載置される下部水平部36aの受け枠30側の先端から起立する起立片36bの上端に、受け枠30側に向かって上り勾配の傾斜片36cが形成されている。一方、廻り縁20の上部嵌合溝27に嵌合される上部シール部材28aのシール舌片28cが、受け枠30の上部水平部33の上面及びカバープレート36の傾斜片36cに接触して水密の維持が図られている。
なお、覆蓋材10の幅方向における面材1の端部にも上記廻り縁20と同様な廻り縁(図示せず)が固着されており、上記受け枠30と同様の受け枠(図示せず)によって固定保持されている。そして、これら受け枠同士は直交状に接続され、図示しない、合成ゴム製例えばシリコンゴム製の樋部材を介して受け枠30の二次排水路9が連通されている。
一方、接合部7は、図3及び図8に示すように、面材1(具体的には、覆蓋材10A)の幅方向の端部上面に沿設固定される上方に向かって開口する溝71を有する合成ゴム製例えばシリコンゴム製のアンカ70と、隣接する面材1(具体的には、覆蓋材10A)に固着されたアンカ70の溝71内に嵌合する一対の中空状のパッキン部72を可撓性及び伸縮性を有する断面略U字状の連結片73によって連結してなる合成ゴム製例えばシリコンゴム製の目地ガスケット74とで主に構成されている。この場合、パッキン部72の対向する両側には溝71の内壁に密接する可撓性を有する複数のフィン75が突設されている。
上記のように、面材1の幅方向の端部上面に上方に向かって開口する溝71を有する合成ゴム製のアンカ70を沿設固定し、隣接する面材1に固着されたアンカ70の溝71内に合成ゴム製の目地ガスケット74のパッキン部72を嵌合することによって、隣接する面材1同士を水密性を持たせて連結することができる。この際、一対のパッキン部72は可撓性及び伸縮性を有する断面略U字状の連結片73によって連結されているので、両面材1の隙間の寸法誤差による変動や段差による変動を連結片73によって吸収することができる。
<第2実施形態>
図9は、この発明に係る覆蓋の第2実施形態の覆蓋材10B,10Cの連結部を示す断面図、図10は、第2実施形態における面材1Aの幅方向の端部の固定保持の状態を示す断面図、図11は、第2実施形態における面材1の幅方向と直交する方向の端部の固定保持の状態を示す断面図である。
第2実施形態は、幅方向に円弧状に湾曲する覆蓋材10B,10Cの幅方向の端部同士を連結してアーチ状に湾曲する面材1Aを用いて浄化槽,上水路等の開口部を閉塞するようにした場合である。
第2実施形態の覆蓋は、複数のアルミニウム製の中空状押出形材からなる円弧状の覆蓋材10Bの幅方向の端部に設けられた嵌合部2及び係合部3を嵌合及び係合することによって並設される略アーチ状に湾曲する幅広の面材1Aと、この面材1Aの幅方向と直交する両側端部に固着され、覆蓋材10Bの係合部3に形成される樋部4に連通する排水路5を有するアルミニウム製の形材からなる略アーチ状に湾曲する廻り縁20Aと、廻り縁20Aとの間にシール部材28a,28dを介して面材1Aの幅方向と直交する両側端部を水密性をもたせて保持するアルミニウム製の形材からなる略アーチ状に湾曲する受け枠30Aと、面材1Aの幅方向の端部同士を気水密に連結する接合部7と、面材1Aの幅方向の端部を固定保持するアルミニウム製の押出形材からなる受け枠30Bとを具備している。
この場合、覆蓋材10Bは、表面に滑り止め用の凹凸状11aを有する円弧状の上部表面部11Aと、上部表面部11Aと平行な円弧状の下部表面部12Aと、両表面部11A,12Aの端部を連結する壁部14a,14bと、両表面部11A,12Aを連結する1又は複数(ここでは、1つの場合を示す)の補強用リブ13とを具備している。なお、面材1Aの幅方向の端部に位置する覆蓋材10Cの壁部14cには、第1実施形態の覆蓋材10Aと同様に拡開テーパ状の凹条19が形成されている。
このように形成される覆蓋材10B同士は、第1実施形態と同様に形成される嵌合部2及び係合部3を嵌合及び係合することによって並設されて、略アーチ状に湾曲する幅広の面材1Aが形成されている。
廻り縁20A及び受け枠30Aは、略アーチ状に湾曲する以外は、第1実施形態における廻り縁20及び受け枠30と同様に形成されるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
上記受け枠30Bは、図10に示すように、アルミニウム製の押出形材にて形成されており、水平基部50と、この水平基部50の一端から起立する第1の起立部51と、第1の起立部51の上端から外方に向かって上り勾配状に傾斜し、上記下部シール部材28dを介して面材1Aの端部を載置保持する下部傾斜部52と、水平基部50の他端から起立する第2の起立部53と、第2の起立部53の上端から下部傾斜部52と同方向に向かって上り勾配状に傾斜する上部傾斜部54と、この上部傾斜部54の先端から上部傾斜部54に対して略直交状に折曲する折曲部55と、を具備している。
このように形成される受け枠30Bによれば、面材1Aの幅方向の端部に固着された廻り縁20を折曲部55に当接した状態で下部シール部材28dを介して面材1Aの端部を下部傾斜部52上に載置保持する。この状態で上部シール部材28aが上部傾斜部54の上面に接触するので、下部シール部材28dと共働して水密性の維持が図れる。
なお、受け枠30Aと30Bの接合は、図12に示すように、受け枠30Bの端部の一側部に切欠部56を設け、この切欠部56内に受け枠30Aの端部を呑み込ませて接合すると共に、この接合部における両受け枠30A,30Bの二次排水路9内に例えばシリコンゴム製の樋部材57を跨設する。そして、図示しない固定手段例えば固定ねじあるいは溶接等によって両受け枠30A,30Bを接合固定する。
なお、上記面材1Aを複数ユニット設けて連結することも可能である。この場合、図13及び図14に示すように、各面材1Aを固定保持する受け枠30Bの間に、例えばアルミニウム製の押出形材によって形成される谷樋60を介設する。この際、谷樋60の両起立壁61の上端に内向き鍔片62を設け、この内向き鍔片62の上面に上部シール部材28aのシール舌片28cを接触させる方が好ましい。
このように構成することにより、谷樋60によって面材1Aの上面を流れる雨水等を谷樋60によって受け止めて外部に排水することができる。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
上記のように、覆蓋を構成する面材1Aを略アーチ状に形成することにより、覆蓋の強度を更に向上させることができると共に、覆蓋上に溜まる雨水等を速やかに外部に排水することができる。
この発明に係る浄水場用覆蓋の第1実施形態の使用状態(被覆状態)を示す概略平面図である。 上記浄水場用覆蓋の使用状態(被覆状態)を示す要部断面図である。 図2のI−I線に沿う断面図(a)及び(a)のII−II線に沿う断面図(b)である。 この発明における覆蓋材に設けられる嵌合片と係止片を示す斜視図である。 この発明における覆蓋材に設けられる嵌合受け部と係止受け片を示す斜視図である。 第1実施形態における廻り縁の斜視図である。 第1実施形態における受け枠の斜視図である。 この発明における接合部を示す斜視図である。 この発明に係る浄水場用覆蓋の第2実施形態を示す断面図である。 第2実施形態における面材の幅方向端部の固定保持状態を示す断面図である。 第2実施形態における面材の幅方向と直交する方向の端部の保持状態を示す断面図である。 第2実施形態における受け枠の接合部を示す概略平面図である。 第2実施形態における面材を複数連結した状態を示す概略斜視図である。 図13の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 面材
2 嵌合部
3 係合部
4 樋部
5 排水路
6 開口縁部
7 接合部
9 二次排水路
10,10A,10B,10C 覆蓋材
11,11A 上部表面部
12,12A 下部表面部
13 補強リブ
14a,14b 壁部
15 円弧状嵌合片
16 係止片
16a 起立部
16b パッキン
16c 係合膨隆部
17 嵌合受け部
17a 開口部
17b 水切り片
18 係止受け片
18a 係合凹部
20,20A 廻り縁
25 水抜き孔
28a 上部シール材
28d 下部シール材
30,30A,30B 受け枠
40 ストッパ

Claims (6)

  1. 複数のアルミニウム製の中空状押出形材からなる覆蓋材を浄化槽,上水路等の開口部に被覆並設してなる浄水場用覆蓋において、
    上記覆蓋材の幅方向の端部における厚さ方向の上位側に設けられた嵌合部及び下位側に設けられた係合部を嵌合及び係合することによって覆蓋材の幅方向の端部同士を並設してなる幅広の面材と、
    上記面材の幅方向と直交する両側端部に固着され、上記覆蓋材の上記係合部に形成される樋部に連通する排水路を有する廻り縁と、
    上記浄化槽,上水路等の開口縁部に固定され、上記廻り縁との間にシール部材を介して上記面材の幅方向と直交する両側端部を水密性をもたせて保持する受け枠と、
    上記面材の幅方向の端部同士を気水密に連結する接合部と、を具備することを特徴とする浄水場用覆蓋。
  2. 請求項1記載の浄水場用覆蓋において、
    上記嵌合部は、隣接する一方の覆蓋材から突出する嵌合片と、隣接する他方の覆蓋材に設けられて上記嵌合片を嵌合する溝状の部分を形成する開口部の下部に水切り片を延在する嵌合受け部とを具備し、
    上記係合部は、隣接する一方の覆蓋材から樋部を形成すべく、水平部と起立部とからなる断面略L字状に突出されると共に、起立部に他方の覆蓋材に密接するパッキンを装着し、かつ、先端下部に係合膨隆部を有する係止片と、隣接する他方の覆蓋材から突出され、基端部に上記係合膨隆部と係合する係合凹部を有する係止受け片とを具備してなる、ことを特徴とする浄水場用覆蓋。
  3. 請求項1又は2記載の浄水場用覆蓋において、
    上記廻り縁の排水路に水抜き孔を設け、上記受け枠に二次排水路を形成してなる、ことを特徴とする浄水場用覆蓋。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の浄水場用覆蓋において、
    上記接合部は、面材の幅方向の端部上面に沿設固定される上方に向かって開口する溝を有する合成ゴム製のアンカと、隣接する面材に固着された上記アンカの溝内に嵌合する一対のパッキン部を可撓性及び伸縮性を有する連結片によって連結してなる合成ゴム製の目地ガスケットとを、具備する、ことを特徴とする浄水場用覆蓋。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の浄水場用覆蓋において、
    上記覆蓋材は、直状又は円弧状の一対の表面部と、両表面部の端部を連結する壁部と、両表面部を連結する1又は複数の補強用リブとを具備してなる、ことを特徴とする浄水場用覆蓋。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の浄水場用覆蓋において、
    上記受け枠に、面材の上方への移動を阻止するストッパを更に具備してなる、ことを特徴とする浄水場用覆蓋。
JP2004213806A 2004-07-22 2004-07-22 浄水場用覆蓋 Expired - Fee Related JP4297355B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004213806A JP4297355B2 (ja) 2004-07-22 2004-07-22 浄水場用覆蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004213806A JP4297355B2 (ja) 2004-07-22 2004-07-22 浄水場用覆蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006036210A JP2006036210A (ja) 2006-02-09
JP4297355B2 true JP4297355B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=35901629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004213806A Expired - Fee Related JP4297355B2 (ja) 2004-07-22 2004-07-22 浄水場用覆蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4297355B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101950145B1 (ko) * 2018-08-21 2019-02-19 정지호 악취 및 오염 물질 방지용 덮개

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4757249B2 (ja) * 2007-10-30 2011-08-24 株式会社住軽日軽エンジニアリング 越波防止構造
KR100990076B1 (ko) * 2010-06-01 2010-10-29 주식회사 대흥종합엔지니어링건축사사무소 집수정 조립구조
JP2014189323A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Zeon North Kk 中空型押出形材および覆蓋
US20180193676A1 (en) * 2016-11-17 2018-07-12 Rainmaker Solutions, Inc. Hydration and air cooling system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101950145B1 (ko) * 2018-08-21 2019-02-19 정지호 악취 및 오염 물질 방지용 덮개

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006036210A (ja) 2006-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4930275A (en) Skylight assembly
US20140260068A1 (en) Support structures on roofs
KR200420765Y1 (ko) 아케이드 구조물의 시트 지지구조
KR101047308B1 (ko) 오픈조인트 공법을 이용한 건물외벽의 외장구조
JP4297355B2 (ja) 浄水場用覆蓋
UA74617C2 (en) Facade and/or roof with tightening with filling piece
KR20130001606U (ko) 수해 방지용 차수 장치
JP2012180716A (ja) 建物の構造
KR101454377B1 (ko) 코밍유닛의 드레인플러그
JP6117546B2 (ja) ウェザストリップにおける水抜き構造
JP2003041669A (ja) 外壁目地の下屋部分における止水構造
US20070039272A1 (en) Roof beams
JP4260644B2 (ja) 押出成形セメント板の接合部止水構造
JP4321489B2 (ja) 竪樋・排水管トラップ構造
KR200167574Y1 (ko) 배수로 구조
JP6894822B2 (ja) パネル構造体
JP5148392B2 (ja) 合成樹脂製デッキ材
JP3064934B2 (ja) 太陽電池パネルを用いた屋根構造および施工方法
JP2021161798A (ja) 簡易建物
JP2021161800A (ja) 簡易建物
JP2006152684A (ja) 窓枠部構造
JP2021161799A (ja) 簡易建物および簡易建物の製造方法
JPH0921202A (ja) カーテンウォールとカーテンウォールの止水成形体
JP5477856B2 (ja) 建物用囲い
JP3665957B2 (ja) サッシ窓下部の水切り構造

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20070104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080729

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090409

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees