JP2006152684A - 窓枠部構造 - Google Patents

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幸一郎 吉村
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Abstract

【課題】 意匠性に優れ、水垂れを防止し外観を向上させることができる窓枠部構造を提供すること。
【解決手段】
サッシを壁面開口に嵌め込んで配設する窓枠部構造であって、サッシ下枠2の下端と窓下外壁8の上端との間に設けられた第一の水切り材4と、サッシ下枠2の下部から第一の水切り材4を覆う形状の第二の水切り材3とが設けられ、第二の水切り材3の下部には第一の水切り材からの流水を受ける水受け用の突起33が設けられ、第二の水切り材の両端部には第一の水切り材4の両端部44に取り付けられたキャップ9を避ける切欠き36が設けられ、第一の水切り材4と第二の水切り材3で囲まれた空間の横方向の開放端には水抜き用の切欠き51の設けられたキャップ5が取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、窓枠部を防水するために設けられた水切り材の端部から窓下の外壁に雨水等の水垂れを防止する窓枠部構造に関する。
従来、特許文献1に水密性の優れた水切り材とそれを用いた窓上又は窓下の防水構造が記載されている。この水切り材と防水構造は、窓枠と外壁との間に配置される水切り材と水密材とを具備したものである。
また、特許文献2にビル等の建物に設けられる窓を形成するサッシ用窓枠が記載されている。このサッシ用窓枠は雨が降った場合でも、窓水切りを伝って流れる雨水が下部側の外壁面に流れ落ちないように、窓水切りを伝って流れる雨水等を受ける樋と、この樋内に溜まった水を排水する排水パイプとが設けられたものである。
特開2001−73436号公報 実公平7−4315号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の水切り材にあっては、水切り材端部より窓下の外壁に雨水等の水垂れが生じ、外壁の汚れの原因となりやすい。また、窓下の水切り材の出寸法が不足する場合も水垂れ汚れの原因となる。また、特許文献2記載の窓水切りの先端部に樋を設ける方法は材料を余分に必要とし、成形費用もかかり、又外観を損ねるという問題があった。
本発明は、このような従来の水切り材端部からの水垂れによる外壁の汚れの問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、従来の問題点を解決し、意匠性に優れ、水垂れを防止し外観を向上させることができる窓枠部構造を提供することにある。
請求項1記載の発明は、サッシを壁面開口に嵌め込んで配設する窓枠部構造であって、サッシ下枠の下端と窓下の外壁の上端との間に設けられた第一の水切り材と、サッシ下枠の下部から第一の水切り材を覆う形状の第二の水切り材とが設けられ、第二の水切り材の下部には第一の水切り材からの流水を受ける水受け用の突起が設けられ、第二の水切り材の両端部には第一の水切り材の両端部に取り付けられたキャップを避ける切欠きが設けられ、第一の水切り材と第二の水切り材で囲まれた空間の横方向の開放端には水抜き用の切欠きの設けられたキャップが取り付けられていることを特徴とする窓枠部構造である。
請求項1記載の本発明によると、サッシ下枠の下端と窓下外壁の上端との間に設けられた第一の水切り材と、サッシ下枠の下部から第一の水切り材を覆う形状の第二の水切り材とが設けられ、第二の水切り材の下部には第一の水切り材からの流水を受ける水受け用の突起が設けられているから、サッシ枠等を伝って浸入した、第一の水切り材下端部からの雨水の水垂れを第二の水切り材の突起部分で受け止めて、窓下の外壁への雨水の水垂れを防止することができる。
また、第二の水切り材の両端部には第一の水切り材の両端部に取り付けられたキャップを避ける切欠きが設けられているので外観を損なうことが無く取り付けが容易である。そため切欠き部分から浸入した雨水も第二の水切り材の水受け用の突起部分で受け止めるから、窓下の外壁への雨水の水垂れを防止することができる。
更に、第一の水切り材と第二の水切り材で囲まれた空間の横方向の開放端、つまり第二の水切り材の横方向の両端部には、水抜き用の切欠きが設けられたキャップが取り付けられているので、第二の水切り材の水受け用の突起で集められた雨水をキャップに設けられた水抜き用の切欠きから排出して、窓枠端部の外壁への水垂れも防止することができる。
また、サッシ下枠部と水切り部とが一体化しすっきりとした外観が得られる。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1〜図3は本発明の一実施形態であって、図1はサッシ下枠に第一水切り材を覆う形状の第二水切り材が取り付けられ、開放端部に樹脂キャップが取り付けられた窓枠部構造を示す断面図、図2は図1の上面から見た平面図、図3は樹脂キャップの斜視図である。
本実施の形態においては、図1に示すように、サッシ下枠2の下端部分21と窓下の外壁8の上端との間に設けられた窓下側の窓枠1の構造であって、サッシ下枠2の下に第一の水切り材4があり、第一の水切り材4の外側に第二の水切り材3がある。
第一の水切り材4は、垂直部分43、屋外側に少し下向きに傾斜する傾斜部分41及び垂直に下がった下片部分42とからなる。
第二の水切り材3は、垂直部分35、屋外側に少し下向きに傾斜し、第一の水切り材4の傾斜部分41の上を覆う傾斜部分31、傾斜部分31から垂直に下がり第一の水切り材4の下片部分42の外側を覆う下片部分32、下片部分32の下側で第一の水切り材4の雨水の流水を受ける突起部分33、及び下片部分32の屋外側にカーブした下端部分34とからなる。
第二の水切り材3の傾斜部分31から下片部分32までは、第一の水切り材4の傾斜部分41から下片部分42までよりも大きく、下片部分32は下片部分42よりも外壁から離れている。
尚、ユニット建物にあっては、建物ユニットを輸送する際の寸法上の輸送制限から、外壁から外側への出寸法を小さくしなければならない場合がある。このような場合でも、第一の水切り材4は外壁からの出寸法が小さいので、工場で取り付けて、第二の水切り材3は外壁からの出寸法が大きいので、ユニット建物の施工現場で取り付ける、施工方法を採用することができる。第二の水切り材3を取り付ける前の状態は、特許文献1の特開2001−73476号公報に示される構造と略同じである。同様の構造で、第二の水切り材が無い窓枠部構造の建物に対して、メンテナンスの際に第二の水切り材3を取り付けてもよい。
第一の水切り材4の下片部分42は、サッシ下枠2の屋内側の垂直部分22とまぐさ6の間に挟まれて、図示省略の適切な固定手段で固定されている。
第二の水切り材3をサッシ下枠2の下で固定するために、サッシ下枠2の下面の屋内側から下端部分21が突出しており、第一の水切り材4の垂直部分の下部を押さえている。このため、サッシ下枠2の下面と第一の水切り材4の傾斜部分41との間にビス7を通せる空間が形成されている。この部分でサッシ下枠2の下端部分21と第一の水切り材4の垂直部分43を間に挟んで、第二の水切り材3の垂直部分35がビス7によりまぐさ6に固定されて設けられている。
第一の水切り材4と第二の水切り材3で囲まれた空間の横方向の開放端となる第二の水切り材3端部の開放部には樹脂キャップ5が取り付けられている。この樹脂キャップ5は図1及び図3に示すように開放部を覆う本体部分53と下方に第二の水切り材3の下端部分34を覆う部分52とからなり、第二の水切り材の突起部分33に位置する部分に切欠き51が設けられている。この切欠き51は第一の水切り材4の下片部分42から落下してくる雨水による流水を第二の水切り材の突起部分33で受けて、集められた流水をここから排出する。
図2に示すように、第一の水切り材端部44に差し込まれた樹脂キャップ9を避ける為、第二の水切り材3の端部には樹脂キャップ9の形状に沿ったL字状の切欠き36が設けられている。樹脂キャップ9とL字状の切欠き36との間にはEPDM発泡体製の水密材11により水密にされており、雨水の浸入を防止している。
尚10は外壁8とサッシ下枠2間を防水するためのEPDM製ガスケットである。
本実施の形態の窓枠部構造によると、以下の作用効果を奏する。
(1)第二の水切り材3は第一の水切り材4の下片部分42から落下する雨水を第二の水切り材3の突起部分33により受ける構造になっているから、第一の水切り材4の下片部分42からの雨水の外壁8への水垂れを防止する。そして、第二の水切り材3の突起部分33に集まった雨水は樹脂キャップ5に設けられた切欠き51から排出されるので外壁8から離れており、外壁8に直接雨水等の水垂れが生じることが無く、外壁8への汚れを防止することができる。
また、第二の水切り材3から流れ落ちる雨水は第二の水切り材3の屋外側にカーブした下端部分34の先端から落下するので外壁8からより離れることとなり、外壁8へ直接雨水等の水垂れが生じることが無く、外壁8への汚れを防止することができる。
(2)第一の水切り材端部44に差し込まれた樹脂キャップ9を避ける為、第二の水切り材3の端部には樹脂キャップ9の形状に沿ったL字状の切欠き36が設けられている。樹脂キャップ9とL字状の切欠き36との間にはEPDM発泡体製の水密材11により水密にされており、雨水の浸入を防止しているが、L字状の切欠き36から水が浸入し第一の水切り材4に水がまわっても第二の水切り材3の突起部分33で受けることができ、外壁8に雨垂れすることがない。
(3)窓枠1の端部には第二の水切り材3と第一の水切り材4に囲まれた空間の開放端には樹脂キャップ5が取り付けられているので、窓枠部1の端部で樹脂キャップ5の切欠き51(排水口)以外の場所から外壁5への水垂れを防止することができる。
(4)サッシ下枠2と第二の水切り材3とは一体化されておりすっきりとした外観であり、意匠性にも優れる。
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明の窓枠部構造を有するサッシの窓枠を設置することにより、外壁へ雨水等による水垂れによる汚れを防止することができ、外壁の汚れによる塗り直し等のメンテナンスの材料や工数が低減されるだけでなく、従来から用いられている窓枠部に設けられた第一の水切り材に第二の水切り材を後付けで取り付けることも可能であり、そのことにより外壁への雨水等による水垂れによる汚れを防止することができ、メンテナンス費用の低減を図ることもできる。
本発明の一実施形態であって、窓枠部構造を示す断面図である。 図1の上面から見た平面図である。 樹脂キャップの斜視図である。
符号の説明
1 窓枠
2 サッシ下枠
3 第二の水切り材
31 傾斜部分
32 下片部分
33 突起部分
34 下端部分
35 垂直部分
36 切欠き
4 第一の水切り材
41 傾斜部分
42 下片部分
43 垂直部分
5 樹脂キャップ
51 切欠き
6 まぐさ
61 ボルト穴
7 ビス
8 外壁
9 樹脂キャップ
10 ガスケット
11 水密材

Claims (1)

  1. サッシを壁面開口に嵌め込んで配設する窓枠部構造であって、サッシ下枠の下端と窓下の外壁の上端との間に設けられた第一の水切り材と、サッシ下枠の下部から第一の水切り材を覆う形状の第二の水切り材とが設けられ、第二の水切り材の下部には第一の水切り材からの流水を受ける水受け用の突起が設けられ、第二の水切り材の両端部には第一の水切り材の両端部に取り付けられたキャップを避ける切欠きが設けられ、第一の水切り材と第二の水切り材で囲まれた空間の横方向の開放端には水抜き用の切欠きの設けられたキャップが取り付けられていることを特徴とする窓枠部構造。
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