JP4297182B2 - 受信装置 - Google Patents

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    • H04K3/40Jamming having variable characteristics
    • H04K3/42Jamming having variable characteristics characterized by the control of the jamming frequency or wavelength

Description

本発明は、受信信号をFM検波すると共に、その検波信号を平滑化することにより基準電圧を生成し、その基準電圧と検波信号とを比較することにより、受信データを表す2値信号を生成する受信装置に関する。
従来、携帯機から制御対象機器へと制御データを無線送信することで、制御対象機器を遠隔操作可能な制御システムとして、例えば、自動車のキーレスエントリシステムのように、制御データの送受信にFSK変調方式の送/受信装置を使用するものが知られている。
そして、このFSK変調方式の送/受信装置では、送/受信すべき制御データ(換言すれば2値信号)にて搬送波を周波数変調することにより生成されたFM変調波を送/受信する。
このため、受信装置は、通常、受信信号を一旦中間周波信号に周波数変換し、その中間周波信号をFM検波器にてFM検波することで、受信信号の周波数に対応した電圧信号(検波信号)を生成し、その検波信号を2値信号に波形整形することで、送信装置が搬送波を周波数変調するのに用いた2値信号(換言すれば制御データ)を復元するように構成される(例えば、特許文献1、2等参照)。
また、受信装置において、検波信号を2値化する波形整形回路は、検波信号と基準電圧とを比較することで、検波信号を2値化するように構成されるが、基準電圧を一定電圧にしていると、送信装置側で生成される搬送波の周波数変動や、受信装置側で受信信号を中間周波信号に周波数変換するのに用いた局部発振信号の周波数変動、或いは、検波信号に重畳される雑音成分等の影響を受けて、制御データを正常に復元できないことがある。
このため、波形整形回路には、例えば図9(a)に示すように、検波信号を抵抗R1とコンデンサC1とからなる平滑回路84にて平滑化することで基準電圧を生成し、その基準電圧と検波信号とを比較器(コンパレータ)86にて比較することで、2値信号を生成するようにしたものも知られている。
なお、図9(a)は、従来の受信装置の概略構成を表す回路図であり、中間周波信号(IF信号)をFM検波するFM検波器80の後段にローパスフィルタ(LPF)82を設けて、検波信号から高周波ノイズ成分を除去し、そのノイズ除去後の検波信号を2系統に分離して、一方を、入力抵抗R10を介してコンパレータ86に入力し、他方を、抵抗R1とコンデンサC1とからなる平滑回路84を介してコンパレータ86に入力するようにされている。
特開2005−236556号公報 特開2006−203614号公報
ところで、上記のように検波信号を平滑化して基準電圧を生成するようにした場合、平滑回路84の時定数を大きくすれば、基準電圧のリップルを小さくして、検波信号の2値化を安定して行うことができる。
しかし、検波信号の2値化を安定して行うために、平滑回路84の時定数を大きくすると、送信装置からの送信電波の受信を開始してから、基準電圧が検波信号に対応した電圧値になるのに時間がかかり、データを正常に復元できるまでの応答時間が長くなるという問題がある。
また、図9(b)に示すように、FM検波器80は、受信信号(詳しくはIF信号)の周波数に応じて電圧値が変化する検波信号を出力することから、FM検波器80にてFM検波可能な周波数帯域(IF帯域)内に妨害波が存在すると、FM検波器80から出力される検波信号は、受信対象信号のみを検波したときの検波信号に比べて、電圧値(検波電圧)が一時的に上昇或いは低下する。
そして、このように検波電圧が妨害波により一時的に上昇或いは低下すると、基準電圧も同様に変動するので、その後、妨害波が消滅しても、速やかにデータ受信を開始することができないという問題が生じる。
つまり、妨害波の周波数が受信対象信号よりも低いときには、検波信号が、受信対象信号に対応した正規の電圧値よりも低くなり、これに応じて基準電圧も低下する。そして、この場合には、図9(c)に示すように、妨害波が消滅して、検波信号が受信対象信号に対応した電圧値に復帰しても、基準電圧は、平滑回路84の時定数によって緩やかに上昇するので、検波信号が受信データに対応してハイ、ロー、ハイ…とレベル変動しても、基準電圧が検波信号の電圧変動領域内に上昇する迄の間、コンパレータ86からの出力はハイレベルに固定されてしまう。
また、妨害波の周波数が受信対象信号よりも高いときには、検波信号が、受信対象信号に対応した正規の電圧値よりも高くなり、これに応じて基準電圧も上昇する。そして、この場合には、図9(b)に示すように、妨害波が消滅して、検波信号が受信対象信号に対応した正規の電圧に復帰しても、基準電圧は、平滑回路84の時定数によって緩やかに低下するので、検波信号が受信データに対応してロー、ハイ、ロー…とレベル変動しても、基準電圧が検波信号の電圧変動領域内に低下する迄の間、コンパレータ86からの出力はローレベルに固定されてしまう。
また、送信装置からの送信電波を受信していないときには、FM検波器80からの出力は低レベルとなることから、その後、送信装置からの送信電波の受信を開始したときには、図9(c)に示した低周波の妨害波が消失した場合と同様、基準電圧が検波信号の電圧変動領域内に上昇する迄の間、コンパレータ86からの出力がハイレベルに固定されてしまい、データを正常に復元できるまでの応答時間が長くなる。
一方、こうした問題は、平滑回路84の時定数を小さくすれば解消できる。しかし、平滑回路84の時定数を小さくすると、基準電圧の電圧変動(リップル)が大きくなって、検波信号に重畳されたノイズの影響を受け易くなり、2値信号(データ)を精度よく復元できなくなるという問題が生じる。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、受信信号をFM検波した検波信号から基準電圧を生成し、その基準電圧と検波信号とを比較することにより2値信号(データ)を復元する受信装置において、その復元精度を低下させることなく、受信開始時若しくは妨害波消滅後に2値信号の復元(データ受信)を速やかに開始できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の受信装置においては、FM検波器が、受信信号をFM検波し、平滑回路が、その検波信号を平滑化することにより基準電圧を生成し、比較器が、その基準電圧と検波信号とを比較することで送信装置からの送信データに対応した2値信号を復元する。また、本発明の受信装置には、電位差制限手段が設けられており、この電位差制限手段により、基準電圧と検波信号との電位差が、設定電圧以下に制限される。
このため、本発明の受信装置によれば、送信装置からの送信信号の受信を開始したときや、検波信号に重畳されていた妨害波が消滅したときに、検波信号が受信対象信号に対応した電圧値に急変して、平滑回路の動作によって、基準電圧を検波信号の電圧変化に追従させることができなくなっても、電位差制限手段が、基準電圧と検波信号との電位差が設定電圧以下となるよう基準電圧を検波信号に追従させることになる。
よって、本発明の受信装置によれば、受信開始時或いは妨害波消滅時に受信信号を2値化して2値信号(データ)を復元できるようになる迄の応答時間を短縮して、データ受信を速やかに開始できるようになる。
また、基準電圧と検波信号との電位差が設定電圧以下であるときには、基準電圧は、平滑回路により生成されることになるので、従来装置と同様、平滑回路の時定数を大きくすることにより、通常受信時に用いる基準電圧のリップルを抑えて、2値信号(データ)の復元精度を確保することができる。
ここで、電位差制限手段が検波信号と基準電圧との電位差を制御するのに用いる設定電圧は、FM検波器にて受信対象信号をFM検波したときに得られる検波信号の電圧変動幅に基づき設定される。
これは、検波信号と基準電圧との電位差がこの電圧変動幅よりも大きくなると、受信開始時或いは妨害波消滅時に、検波信号が受信対象信号に対応した電圧値に復帰してから、基準電圧がその検波信号の電圧変動幅の間の電圧値となって検波信号を2値化できるようになるまでの応答時間が長くなってしまうためである。
そして、この応答時間をより確実に短縮するには、設定電圧には、FM検波器にて受信対象信号をFM検波したときに得られる検波信号の電圧変動幅よりも小さい電圧値を設定することが望ましく、例えば、平滑回路にて生成される基準電圧のリップルが検波信号の電圧変動幅の10%程度であるとすると、設定電圧を、検波信号の電圧変動幅の0.55〜0.7倍程度の電圧値に設定するとよい。
つまり、検波信号が受信対象信号のみを検波した信号である場合、その検波信号を、時間的歪を生じることなく正確に2値化するには、基準電圧には、検波信号のロー/ハイの中心電圧を設定すればよく、上記設定電圧には、検波信号の電圧変動幅の2分の1の電圧値を設定するとよいことになる。
しかし、平滑回路にて実際に生成される基準電圧には、リップルがあり、一定電圧とはならないので、上記設定電圧に、受信対象信号の検波信号の電圧変動幅の2分の1の電圧値を設定すると、通常受信時に平滑回路にて生成される基準電圧の変動をも制限してしまうことになる。
このため、受信対象信号の検波信号の電圧変動幅をVs、通常受信時に平滑回路にて生成される基準電圧の変動幅(リップル)をVr、上記設定電圧をVoとした場合、設定電圧Voは、「Vs>Vo≧(Vs/2+Vr/2)」となるように設定することが望ましく、基準電圧のリップルVrが電圧変動幅Vsの10%程度であれば、設定電圧Voとして、上記のように電圧変動幅Vsの0.55〜0.7倍程度の電圧値を設定するとよい。
次に、請求項2に記載の受信装置においては、電位差制限手段が、電位差が設定電圧を越えたか否かを判定する判定手段と、比較器への検波信号の入力ラインと、比較器への基準電圧の入力ラインとの間に設けられた第1スイッチとから構成される。そして、第1スイッチは、判定手段の判定結果に応じて、電位差が設定電圧を越えているときに、オン状態に切り換えられて、上記各入力ライン間を導通させる。
従って、この受信装置によれば、第1スイッチを介して上記各入力ライン間を導通させることにより、検波信号と基準電圧との電位差を設定電圧以下に制限することができる。
また、請求項3に記載の受信装置においては、電位差制限手段が、電位差が設定電圧を越えたか否かを判定する判定手段と、比較器への基準電圧の入力ラインと、電源ライン又はグランドラインとの間に設けられた第2スイッチとから構成される。そして、第2スイッチは、判定手段の判定結果に応じて、電位差が設定電圧を越えているときに、オン状態に切り換えられて、基準電圧の入力ラインに電源電圧又はグランド電圧を印加する。
従って、この受信装置によれば、第2スイッチを介して基準電圧の入力ラインに電源電圧又はグランド電圧を印加することで、基準電圧を急速に増加又は減少させて、検波信号と基準電圧との電位差を設定電圧以下に制限することができる。
なお、請求項3に記載の受信装置を実際に構成する場合、比較器への基準電圧の入力ラインと電源ラインとの間に第2スイッチを設け、検波信号が基準電圧よりも設定電圧以上高くなったときに、第2スイッチをオン状態に切り換えて、基準電圧を電源電圧にて急上昇させるようにすれば、図9(c)に示したように受信対象信号よりも周波数が低い妨害波が消滅したときや、送信装置からの送信信号の受信を開始したときの応答時間を短縮することができる。
また、比較器への基準電圧の入力ラインとグランドラインとの間に第2スイッチを設け、検波信号が基準電圧よりも設定電圧以上低くなったときに、第2スイッチをオン状態に切り換えて、基準電圧をグランド電圧にて急低下させるようにすれば、図9(d)に示したように受信対象信号よりも周波数が高い妨害波が消滅したときの応答時間を短縮することができる。
このため、請求項3に記載の受信装置を実際に構成する場合には、基準電圧の入力ラインと電源ラインとの間、及び、基準電圧の入力ラインとグランドラインとの間、の何れか一方に第2スイッチを設けて、上記のように第2スイッチをオン/オフさせるようにしてもよいが、より好ましくは、基準電圧の入力ラインと電源ライン及びグランドラインとの間にそれぞれ第2スイッチを設け、各第2スイッチを上記のようにそれぞれオン/オフさせるようにするとよい。つまりこのようにすれば、受信開始時及び妨害波の消滅時にデータを受信できるようになるまでの応答時間をより確実に短縮することができるようになる。
次に、請求項4に記載の受信装置においては、判定手段が、電位差の判定に用いる設定電圧を変更可能に構成されている。従って、この受信装置によれば、受信対象信号の周波数変動幅が異なるシステムであっても、その受信対象信号をFM検波器にてFM検波したときに生じる電圧変動幅に応じて設定電圧を変更することで、検波信号を応答遅れなく正確に2値化することができるようになる。
一方、請求項5に記載の受信装置においては、電位差制限手段が、比較器への検波信号の入力ラインと、比較器への基準電圧の入力ラインとの間に設けられたダイオードにて構成される。
従って、この受信装置においては、ダイオードのアノードを検波信号の入力ラインに接続し、ダイオードのカソードを基準電圧の入力ラインに接続するようにすれば、検波信号が基準電圧よりもダイオードの順方向電圧(所謂Vf:約0.6V)以上高くなったときに、ダイオードを介して検波信号の入力ラインから基準電圧の入力ラインへと電流が流れ、各入力ライン間の電位差がダイオードの順方向電圧以下に制限されることになる。
また、ダイオードのカソードを検波信号の入力ラインに接続し、ダイオードのアノードを基準電圧の入力ラインに接続するようにすれば、検波信号が基準電圧よりもダイオードの順方向電圧(所謂Vf:約0.6V)以上低くなったときに、ダイオードを介して基準電圧の入力ラインから検波信号の入力ラインへと電流が流れ、各入力ライン間の電位差がダイオードの順方向電圧以下に制限されることになる。
よって、請求項5に記載の受信装置によれば、設定電圧はダイオードの順方向電圧Vfに固定されるものの、従来装置にダイオードを追加するだけで、検波信号と基準電圧との電位差を設定電圧以下に制限して、受信開始時或いは妨害波消滅時にデータ受信を速やかに開始することができるようになる。
なお、電位差制限手段としてのダイオードは、検波信号の入力ラインにアノードが接続されるものと、基準電圧の入力ラインにアノードが接続されるものとの何れか一つにしてもよいが、より好ましくは、これら2つのダイオードを設けるようにするとよい。そして、このようにすれば、受信開始時及び妨害波の消滅時にデータを受信できるようになるまでの応答時間をより確実に短縮することができるようになる。
次に、請求項6に記載の受信装置によれば、FM検波器から出力される検波信号を増幅して平滑回路及び比較器に出力する増幅回路が備えられており、しかもこの増幅回路は、増幅率を変更可能に構成されている。
従って、この受信装置によれば、受信対象信号の周波数変動幅が異なるシステムで使用することにより、FM検波器にて受信対象信号をFM検波した際に得られる検波信号の電圧変動幅が、システム毎に異なる電圧値になったとしても、増幅回路の増幅率をシステム毎に変更することで、検波信号の電圧変動幅をシステム間で一致させることができる。
よって、請求項6に記載の受信装置によれば、請求項4に記載の受信装置と同様、受信対象信号の周波数変動幅が異なるシステムであっても、検波信号を応答遅れなく正確に2値化することができるようになる。
なお、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明と組み合わせて、当該受信装置を使用するシステムに応じて、増幅回路の増幅率と判定手段における設定電圧とを適宜変更するようにしてもよい。
以下に、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明が適用された実施形態の受信装置全体の構成を表すブロック図である。
本実施形態の受信装置は、例えば、自動車のキーレスエントリシステムの車載装置に組み込まれ、車両乗員が所持する携帯機から送信された送信電波を受信し、その受信信号から、携帯機固有の識別コードやドアのロック/アンロックを指示する指令コード等からなる制御データを復元するのに使用されるものである。
そして、本実施形態の受信装置は、スーパーへテロダイン方式の受信装置であり、図1に示すように、携帯機からの送信電波を受信するアンテナ2と、このアンテナ2からの受信信号のうち、携帯機からの送信信号に対応した周波数の信号のみを選択的に通過させるバンドパスフィルタ(BPF)4と、このBPF4を通過した受信信号を増幅する増幅回路6と、この増幅回路6にて増幅された受信信号と発振回路8から出力される一定周波数の発振信号と混合することにより、受信信号を一定周波数(例えば、10.7MHz)の中間周波信号(IF信号)に周波数変換するミキサ10と、このミキサ10にて周波数変換されたIF信号のみを選択的に通過させるバンドパスフィルタ(BPF)12と、このBPF12を通過したIF信号を増幅する増幅回路14と、を備える。
そして、この増幅回路14にて増幅されたIF信号は、移相器15に入力されて位相調整されると共に、この位相調整後の信号と共に検波器16に入力されることにより、FM検波される。つまり、移相器15及び検波器16は、クアドラチャ方式のFM検波器を構成しており、検波器16からは、IF信号の周波数に対応した電圧信号が、検波信号として出力されることになる。
そして、この検波信号は、高周波ノイズ成分を除去するためのローパスフィルタ(LPF)18を通って、波形整形回路20に入力され、波形整形回路20にて、制御データに対応した2値信号に変換(2値化)されて、ドアのロック/アンロックを制御する制御装置に出力される。
次に、図2は、この波形整形回路20の構成を表す回路図である。
図2に示すように、本実施形態の波形整形回路20は、LPF18を通過した検波信号を増幅する増幅回路(ゲインアンプ)22と、ゲインアンプ22にて増幅された検波信号を平滑化して2値化用の基準電圧を生成する平滑回路24と、この基準電圧とゲインアンプ22にて増幅された検波信号とを比較することで検波信号を2値化する比較器(コンパレータ)26と、コンパレータ26に入力される検波信号と基準電圧との電位差を設定電圧以下に制限する電位差制限回路30と、から構成されている。
ここで、ゲインアンプ22は、オペアンプOP1の反転入力端子を、抵抗R2を介してグランドラインに接地すると共に、その反転入力端子と出力端子とを、抵抗R3を介して接続し、オペアンプOP1の非反転入力端子に検波信号を入力することで、検波信号を一定の増幅率(1+R3/R2)で増幅する非反転増幅回路にて構成されている。
また、コンパレータ26もオペアンプにて構成されており、検波信号を非反転入力端子に受け、基準電圧を反転入力端子に受けることにより、検波信号が基準電圧よりも高いときにハイレベル、検波信号が基準電圧以下であるときローレベルとなる2値信号を生成する。
また、平滑回路24は、図9(a)に示した従来装置と同様、抵抗R1とコンデンサC1とからなる積分回路にて構成されており、抵抗R1の抵抗値とコンデンサC1の容量とで決まる一定の時定数にて検波信号を積分することで、基準電圧を生成する。
また次に、電位差制限回路30は、
・コンパレータ26への検波信号の入力ラインと、コンパレータ26への基準電圧の入力ラインとの間に設けられ、これら各入力ライン間を導通/遮断するスイッチ32と、
・コンパレータ26への検波信号の入力ラインに負極側が接続された電圧源33を介して、検波信号を取り込み、その取り込んだ信号の電圧値と基準電圧とを比較することで、基準電圧が、検波信号に電圧源33の発生電圧を加えた電圧値よりも高い場合に、ハイレベルの信号を出力するコンパレータ34と、
・コンパレータ26への検波信号の入力ラインに正極側が接続された電圧源35を介して、検波信号を取り込み、その取り込んだ信号の電圧値と基準電圧とを比較することで、基準電圧が、検波信号から電圧源35の発生電圧を減じた電圧値よりも低い場合に、ハイレベルの信号を出力するコンパレータ36と、
・上記各コンパレータ34、36の出力の論理和をとることにより、上記各コンパレータ34、36の出力の何れか一方がハイレベルになったときに、ハイレベルの信号を出力して、スイッチ32を導通させるOR回路38と、
から構成されている。
このため、本実施形態の受信装置によれば、図3(a)に示すように、受信対象信号よりも低周波の妨害波が消滅したときや、携帯機からの送信電波の受信を開始したときに、検波信号の電圧値が急上昇して、基準電圧が、検波信号の電圧値に電圧源33の電圧値(設定電圧Vo)を加えた電圧よりも高くなるか(図に示す時点t0)、或いは、図3(b)に示すように、受信対処宇信号よりも高周波の妨害波が消滅したときに、検波信号の電圧値が急降下して、基準電圧が、検波信号の電圧値から電圧源35の電圧値(設定電圧Vo)を減じた電圧よりも低くなると(図に示す時点t0)、スイッチ32が導通して、基準電圧が検波信号の電圧値となるように平滑回路24のコンデンサC1が急速に放電又は放電されることになる。
よって、本実施形態の受信装置によれば、電位差制限回路30の動作によって、コンパレータ26に入力される検波信号と基準電圧との電位差(基準電圧−検波信号、検波信号−基準電圧)が、電圧源33、35の発生電圧で決まる設定電圧Vo以下に制限されることになり、受信開始時或いは妨害波消滅時に、制御データを正常に受信できるようになるまでの応答時間を短縮して、データ受信を速やかに開始できるようになる。
また、本実施形態の受信装置によれば、基準電圧と検波信号との電位差が設定電圧Vo以下であるときには、基準電圧は、従来装置と同様、平滑回路24により生成されることになるので、平滑回路24の時定数を大きくすることにより、通常受信時に用いる基準電圧のリップルを抑えて、2値信号(データ)の復元精度を確保することができる。
なお、本実施形態において、電圧源33、35の発生電圧(換言すれば設定電圧Vo)は、通常受信時に平滑回路24にて生成される基準電圧のリップルが、受信対象信号の検波信号の電圧変動幅Vsの10%程度であると想定して、その電圧変動幅Vsの略0.6倍(0.6Vs)となるように設定されている(図3参照)。
また、本実施形態においては、電位差制限回路30が本発明の電位差制限手段に相当し、その内、電圧源33、コンパレータ34、電圧源35、コンパレータ36、及びOR回路38が、本発明の判定手段に相当し、スイッチ32が、本発明の第1スイッチに相当する。
そして、このスイッチ32は、半導体スイッチでも、通電によりオン状態に切り換え可能なリレーのようなスイッチであってもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
[変形例1]
例えば、上記実施形態では、電位差制限回路30において、電位差の判定に用いる設定電圧Voは、単に電圧源33、35を用いて生成するものとして説明したが、設定電圧Voは、電池のような電圧源33、35を必ずしも使用する必要はなく、例えば、図4に示すように、コンパレータ34、36への検波信号の入力ラインに、それぞれ、抵抗R4、R5を設け、各抵抗R4、R5のコンパレータ34、36側に、電流を流し出す定電流源42と電流を引き込む定電流源44を設けるようにしてもよい。
そして、このようにすれば、抵抗R4には、コンパレータ34側から検波信号の入力側へと定電流が流れて、コンパレータ34への検波信号の入力電位は、コンパレータ26に入力される検波信号よりも抵抗R4での電圧降下分だけ高くなり、逆に、抵抗R5には、検波信号の入力側からコンパレータ34へと定電流が流れて、コンパレータ36への検波信号の入力電位は、コンパレータ26に入力される検波信号よりも抵抗R5での電圧降下分だけ低くなる。
よって、図4に示す変形例1の電位差制限回路30によれば、抵抗R4、抵抗R5の両端に設定電圧Voを発生させて、検波信号と基準電圧との電位差(基準電圧−検波信号、検波信号−基準電圧)を設定電圧Vo以下に制限することができるようになり、上記実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
[変形例2]
また、上記実施形態では、コンパレータ26への検波信号の入力ラインと基準電圧の入力ラインとの間にスイッチ32を設け、このスイッチ32を導通(オン)させることにより、検波信号と基準電圧との電位差を設定電圧Vo以下に制限するものとして説明したが、例えば、図5に示すように、スイッチ32に代えて、エミッタがグランドラインに接地されたNPN型のトランジスタTR1と、コンパレータ34の出力とトランジスタTR1のベースを接続する抵抗R6と、エミッタが電源ラインに接続されたPNP型のトランジスタTR2と、コンパレータ36の出力とトランジスタTR2のベースを接続する抵抗R7とを設け、各トランジスタTR1、TR2のコレクタを、コンパレータ26への基準電圧の入力ラインに接続すると共に、上記実施形態に対しコンパレータ36の出力レベルを反転させるようにしてもよい。
つまり、このようにすれば、基準電圧が検波信号に設定電圧Voを加えた電圧値よりも高くなると、コンパレータ34の出力(ハイレベル)によりトランジスタTR1がオン状態に切り換えられて、平滑回路24のコンデンサC1が放電され、逆に、基準電圧が検波信号から設定電圧Voを減じた電圧値よりもよりも低くなると、コンパレータ34の出力(ローレベル)によりトランジスタTR2がオン状態に切り換えられて、平滑回路24のコンデンサC1が電源電圧により充電されることになる。
この結果、図5に示す変形例2の電位差制限回路30によれば、基準電圧と検波信号との電位差が設定電圧Voを越えると、コンパレータ26への基準電圧の入力ラインに電源電圧若しくはグランド電圧が印加されて、基準電圧と検波信号との電位差(基準電圧−検波信号、検波信号−基準電圧)が設定電圧Vo以下に制限されることになり、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
[変形例3]
また次に、電位差制限回路30は、図6に示すように、2つのダイオードD1、D2にて構成してもよい。
つまり、図6に示す電位差制限回路30において、一方のダイオードD1は、アノードがコンパレータ26への検波信号の入力ラインに接続され、カソードがコンパレータ26への基準電圧の入力ラインに接続されているため、基準電圧が検波信号よりもダイオードD1の順方向電圧Vf(約0.6V)以上低くなったときに、ダイオードD1に電流が流れて、基準電圧と検波信号との電位差(検波信号−基準電圧)を、ダイオードD1の順方向電圧Vf以下に制限することができる。
また、図6に示す電位差制限回路30において、他方のダイオードD2は、アノードがコンパレータ26への基準電圧の入力ラインに接続され、カソードがコンパレータ26への検波信号の入力ラインに接続されているため、基準電圧が検波信号よりもダイオードD2の順方向電圧Vf以上高くなったときに、ダイオードD2に電流が流れて、基準電圧と検波信号との電位差(基準電圧−検波信号)を、ダイオードD2の順方向電圧Vf以下に制限することができる。
よって、図6に示す変形例3の電位差制限回路30においても、基準電圧と検波信号との電位差(基準電圧−検波信号、検波信号−基準電圧)を設定電圧Vo(=Vf)以下に制限することができるようになり、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、図6に示す電位差制限回路30において、ダイオードD1、D2のうち、何れか一方のみを設けるようにしてもよい。
つまり、ダイオードD1を設けた場合には、検波信号が基準電圧よりも高いときの電位差を設定電圧Vo(=Vf)以下に制限することができることから、受信対象信号よりも高周波の妨害波が消滅したときに、基準電圧を検波信号に追従させて、そのときの応答時間を短縮することができ、逆に、ダイオードD2を設けた場合には、基準電圧が検波信号よりも高いときの電位差を設定電圧Vo(=Vf)以下に制限することができることから、受信開始時や受信対象信号よりも低周波の妨害波が消滅したときに、基準電圧を検波信号に追従させて、そのときの応答時間を短縮することができる。
また、同様に、上記実施形態や変形例1、2においても、2つのコンパレータ34、36のうち、何れか一方のコンパレータを用いて、検波信号と基準電圧との電位差(基準電圧−検波信号、又は、検波信号−基準電圧)を設定電圧Vo以下に制限するようにしてもよい。
[変形例4]
一方、上記実施形態及び変形例1〜3では、設定電圧Voは一つの固定値であるものとして説明したが、例えば、図7に示すように、上記実施形態の電圧源33、35に代えて、発生電圧の異なる一対の電圧源51、52、及び、55、56をそれぞれ設け、これら一対の電圧源51、52、及び、55、56のうち、何れの電圧源を使用するかを、切換スイッチ54、58を介して、変更できるようにしてもよい。
そして、このようにすれば、例えば、自動車のキーレスエントリシステムと、このキーレスエントリシステムとは異なる周波数変動幅で搬送波を周波数変調する他のシステム(具体的には、タイヤ空気圧モニタシステム等)とで、受信装置を共用することができるようになり、受信装置の用途を拡大することができる。
なお、設定電圧Voを変更可能な電圧源の個数は3個以上にしてもよく、或いは、可変電圧源を用いて、任意の電圧値を設定電圧Voとして設定できるようにしてもよい。
[変形例5]
また、変形例4と同様に、本発明の受信装置を複数のシステムで利用できるようにするには、例えば、図8に示すように、ゲインアンプ22を構成するオペアンプOP1の反転入力端子と出力端子との間の帰還経路に接続される抵抗(上記実施形態の抵抗R3)を、複数(図では2つ)の抵抗R8、R9にて構成し、切換スイッチ60を介して、その複数の抵抗R8、R9の何れか一つを帰還経路に選択的に接続できるようにしてもよい。
つまり、このようにすれば、抵抗R8、R9を用いて、ゲインアンプ22の利得を変更することができ、その変更可能な利得(換言すれば抵抗R8、R9の抵抗値)を適宜調整しておくことによって、受信対象信号をFM検波したときに得られる検波信号の電圧変動幅を、異なるシステム間で一致させて、後段の電位差制限回路30にて、検波信号と基準電圧との電位差を適正に制御できるようになる。
実施形態の受信装置全体の構成を表すブロック図である。 実施形態の波形整形回路の構成を表す回路図である。 実施形態の波形整形回路の動作を表す説明図である。 変形例1の電位差制限回路の構成を表す回路図である。 変形例2の電位差制限回路の構成を表す回路図である。 変形例3の電位差制限回路の構成を表す回路図である。 変形例4の電位差制限回路の構成を表す回路図である。 変形例5のゲインアンプの構成を表す回路図である。 従来の受信装置の構成及びその問題を説明する説明図である。
符号の説明
2…アンテナ、4,12…バンドパスフィルタ(BPF)、6,14…増幅回路、8…発振回路、10…ミキサ、15…移相器、16…検波器、18…ローパスフィルタ(LPF)、20…波形整形回路、22…ゲインアンプ、OP1…オペアンプ、24…平滑回路、26…比較器(コンパレータ)、30…電位差制限回路、32…スイッチ、33,35…電圧源、34,36…コンパレータ、38…OR回路、42,44…定電流源、TR1,TR2…トランジスタ、D1,D2…ダイオード、51,52,55,56…電圧源、54,58,60…切換スイッチ、R1〜R10…抵抗、C1…コンデンサ、80…FM検波器、82…ローパスフィルタ(LPF)、84…平滑回路、86…コンパレータ。

Claims (6)

  1. 受信信号をFM検波するFM検波器と、
    該FM検波器から出力される検波信号を平滑化して基準電圧を生成する平滑回路と、
    該平滑回路にて生成された基準電圧と前記FM検波器から出力される検波信号とを比較することで前記検波信号を2値化する比較器と、
    を備えた受信装置において、
    前記検波信号と前記基準電圧との電位差を、前記FM検波器にて受信対象信号をFM検波したときに得られる検波信号の電圧変動幅に基づき設定された設定電圧以下に制限する電位差制限手段を設けたことを特徴とする受信装置。
  2. 前記電位差制限手段は、
    前記電位差が設定電圧を越えたか否かを判定する判定手段と、
    前記比較器への検波信号の入力ラインと、前記比較器への基準電圧の入力ラインとの間に設けられ、前記判定手段の判定結果に応じて、前記電位差が設定電圧以下であるときオフ状態、前記電位差が設定電圧を越えるとオン状態に切り換えられる第1スイッチと、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記電位差制限手段は、
    前記電位差が設定電圧を越えたか否かを判定する判定手段と、
    前記比較器への基準電圧の入力ラインと、電源ライン又はグランドラインとの間に設けられ、前記判定手段の判定結果に応じて、前記電位差が設定電圧以下であるときオフ状態、前記電位差が設定電圧を越えるとオン状態に切り換えられる第2スイッチと、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記判定手段は、前記電位差の判定に用いる設定電圧を変更可能に構成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の受信装置。
  5. 前記電位差制限手段は、
    前記比較器への検波信号の入力ラインと、前記比較器への基準電圧の入力ラインとの間に設けられたダイオードからなることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  6. 前記FM検波器から出力される検波信号を増幅して前記平滑回路及び前記比較器に出力する増幅回路を備え、該増幅回路は、増幅率を変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の受信装置。
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