JP5202591B2 - 2値化回路、復調回路、及び車載チューナ - Google Patents

2値化回路、復調回路、及び車載チューナ Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、2値化回路、復調回路、及び車載システムに関する。
従来のRKE(Remote Keyless Entry)システム等の車載システムには、2値化回路を備える復調回路が設けられる。2値化回路は、コンパレータと急速充放電回路とを組み合わせたアナログ回路により実現される。コンパレータの基準端子には、基準電圧を作るためのキャパシタと急速充放電回路外部端子には閾値を決めるための抵抗が接続される。
近年、2値化回路の回路規模の縮小が求められている。しかしながら、2値化回路がアナログ回路により実現されるので、2値化回路の回路規模の縮小には限界がある。
米国特許US7,633,320号公報
2値化回路の回路規模を縮小することである。
本実施形態に係る2値化回路は、コンパレータと、第1充放電回路と、第2充放電回路と、制御回路と、を備える。コンパレータは、入力電圧と基準電圧とを比較し、比較結果を出力するモジュールである。第1充放電回路は、入力電圧と基準電圧との差である差分電圧に第1充放電係数を乗算することにより、第1電圧を生成するモジュールである。第2充放電回路は、差分電圧と所定の閾値電圧との差に第1充放電係数より大きい第2充放電係数を乗算することにより、第2電圧を生成するモジュールである。制御回路は、差分電圧と閾値電圧とを比較し、比較結果に基づいて第2充放電回路のオン及びオフを切り換えるモジュールである。そのような2値化回路では、第2充放電回路がオフの場合には、1クロック前の基準電圧と1クロック前の第1電圧との和が新しい基準電圧としてコンパレータに供給され、第2充放電回路がオンの場合には、1クロック前の基準電圧と1クロック前の第1電圧と1クロック前の第2電圧との和が新しい基準電圧としてコンパレータに供給される。
本実施形態に係る車載システムの構成を示すブロック図。 図1のRFIC4の構成を示すブロック図。 図2の復調回路10の構成を示すブロック図。 図3のデータ生成回路17の構成を示すブロック図。 図4の第2充放電回路173がオフのときのコンパレータ176の出力特性を示すグラフ。 図4の第2充放電回路173がオンのときのコンパレータ176の出力特性を示すグラフ。 図3のリミッタ16の構成を示すブロック図。 図6の第2閾値電圧算出回路161の出力特性を示すグラフ。 図6のリミットレベル算出部162の出力特性を示すグラフ。 図6の出力選択部163の出力特性を示すグラフ。 図1のMCU5によるFSK閾値電圧VTH(FSK)の算出を説明するグラフ。
本実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る車載システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る車載システムの構成を示すブロック図である。
図1の車載システム1は、自動車の制御システムである。車載システム1は、リモートキー2と、受信チューナ3と、エンジン制御部6と、ドアロック制御部7と、表示部8と、タイヤ空気圧監視部9と、を備える。
図1のリモートキー2は、変調された高周波無線信号(以下、「RF(Radio Frequency)信号」という)を送信するモジュールである。例えば、ユーザが、リモートキー2のボタンを押下すると、リモートキー2がRF信号を送信する。
図1のタイヤ空気圧監視部9は、タイヤ(図示せず)の空気圧を監視し、監視結果(タイヤの空気圧の数値)を示すRF信号を送信するモジュールである。
図1の受信チューナ3は、リモートキー2又はタイヤ空気圧監視部9から送信されるRF信号に基づいてエンジン制御部6、ドアロック制御部7、及び表示部8を制御するモジュールである。受信チューナ3は、無線集積回路(以下、「RFIC(Radio Frequency Integrated Circuit)」という)4と、主制御部(以下、「MCU(Main Control Unit)」という)5と、を備える。
図1のRFIC4は、リモートキー2又はタイヤ空気圧監視部9から送信されるRF信号から2値データを生成するモジュールである。より具体的には、RFIC4は、一定の周期でオン及びオフを切り換え、リモートキー2又はタイヤ空気圧監視部9から送信されるRF信号をオンのときに受信し、受信したRF信号を復調することにより2値データを生成する。例えば、2値データは、ヘッダ部及びデータ部から構成される。RFIC4の詳細については後述する。
図1のMCU5は、RFIC4により生成される2値データに基づいてエンジン制御部6、ドアロック制御部7、及び表示部8を制御するマイクロコンピュータである。MCU5は、RFIC4により生成される2値データの認証を実行し、認証に成功した場合にエンジン制御部6、ドアロック制御部7、及び表示部8を制御するための制御信号を生成し、所定のデータ転送プロトコルに基づいて生成した制御信号をエンジン制御部6、ドアロック制御部7、及び表示部8に送信する。例えば、MCU5は、予め登録されたID(Identification)情報と2値データとが一致する場合(すなわち、認証に成功した場合)には制御信号を生成し、予め登録されたID情報と2値データとが一致しない場合(すなわち、認証に失敗した場合)には制御信号を生成しない。例えば、MCU5は、CAN(Controller Area Network)プロトコルを用いて、エンジン制御部6、ドアロック制御部7、及び表示部8に生成した制御信号を送信する。
図1のエンジン制御部6は、エンジンを制御するモジュールである。エンジン制御部6は、MCU5から送信される制御信号に基づいてエンジンを始動する。
図1のドアロック制御部7は、ドアのロック及びアンロックを制御するモジュールである。ドアロック制御部7は、MCU5から送信される制御信号に基づいてドアをロック又はアンロックする。
図1の表示部8は、様々な情報を表示するモジュールである。表示部8は、MCU5から送信される制御信号に基づいて所定の情報(例えば、ドアロックが解除されたことを示す情報、エンジンが始動したことを示す情報、及びタイヤの空気圧を示す情報)を表示する。
図1のRFIC4について説明する。図2は、図1のRFIC4の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、RFIC4は、アンテナ21と、低雑音増幅器(以下、LNA(Low Noise Amplifier)という)22と、ミキサ23と、バンドパスフィルタ(以下、「BPF(Band Pass Filter)」という)24と、リミッタ増幅器25と、信号強度測定器(以下、「RSSI(Received Signal Strength Indicator)」という)26と、アナログデジタルコンバータ(以下、「ADC(Analog Digital Converter)」という)27と、電圧制御発振器(以下、「VCO(Voltage Controlled Oscillator)」という)28と、復調回路10と、を備える。RFIC4は、1チップで構成されても良いし、複数のチップで構成されても良い。リミッタ増幅器25及び復調回路10の経路は、周波数偏移(以下、「FSK(Frequency Shift Keying)」という)変調方式に使用される。リミッタ増幅器25、RSSI26、ADC27、及び復調回路10の経路は、振幅偏移(以下、「ASK(Amplitude Shift Keying)」という)変調方式に使用される。
図2のアンテナ21は、図1のリモートキー2から送信されるRF信号を受信するモジュールである。アンテナ21の出力はRF信号である。
図2のLNA22は、アンテナ21の出力(RF信号)を低雑音で増幅するモジュールである。LNA22の出力は、増幅されたRF信号である。
図2のミキサ23は、LNA22の出力周波数(増幅されたRF信号の周波数)を低減するために、VCO28の出力を用いて、ダウンコンバージョンを実行するモジュールである。より具体的には、ミキサ23は、LNA22の出力周波数f(LNA_out)からVCO28の出力周波数f(VCO_out)を減算する。すなわち、ミキサ23の出力周波数f(MIX_out)は、“f(MIX_out)=|f(LNA_out)−f(VCO_out)|”により表される。ミキサ23の出力は、周波数が低減されたRF信号(以下、「IF信号」という)である。
図2のBPF24は、ミキサ23の出力(IF信号)から通過帯域外の雑音成分を除去するモジュールである。BPF24の出力は、通過帯域外の雑音成分が除去されたIF信号である。
図2のリミッタ増幅器25は、BPF24の出力(通過帯域外の雑音成分が除去されたIF信号)を増幅することにより、BPF24の出力波形をクリップするモジュールである。リミッタ増幅器25の出力は、1及び0の矩形波を有するFSK信号である。
図2のRSSI26は、リミッタ増幅器25の出力信号レベル(FSK信号の振幅)に応じた振幅を有するASK復調信号を生成するモジュールである。より具体的には、RSSI26は、リミッタ25の出力信号レベルを測定し、測定結果に基づいてASK復調信号を生成する。RSSI26の出力は、ASK変調信号の振幅に応じた振幅を有するASK復調信号である。
図2のADC27は、アナログ信号であるRSSI26の出力(ASK復調信号)をデジタル信号に変換するモジュールである。ADC27の出力は、デジタルASK復調信号である。
図2の復調回路10は、リミッタ増幅器25の出力(FSK信号)又はADC27の出力(デジタルASK復調信号)から2値データを生成するモジュールである。
図2に示すように、RFIC4は、RSSI26と、ADC27と、を備える。これにより、RFIC4は、FSK変調方式及びASK変調方式の両方をサポートすることができる。
図2の復調回路10について説明する。図3は、図2の復調回路10の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、復調回路10は、周波数変調(以下、「FM(Frequency Modulation)」という)復調器11と、第1ローパスフィルタ(以下、「LPF(Low Pass Filter)」という)12A,12Bと、第2LPF13と、2値化回路14と、を備える。
図3のFM復調器11は、図2のリミッタ増幅器25の出力(FSK信号)を周波数電圧変換することにより、デジタルFSK復調信号を生成するモジュールである。FM復調器11の出力は、デジタルFSK復調信号である。
図3の第1LPF12Aは、FSK変調方式用のLPFである。第1LPF12Aは、FM復調器11の出力(デジタルFSK復調信号)の周波数帯域を所定の第1制限帯域に制限することにより、FM復調器11の出力の雑音成分を低減するモジュールである。第1LPF12Aの出力は、雑音成分が低減したデジタルFSK復調信号である。
図3の第1LPF12Bは、ASK変調方式用のLPFである。第1LPF12Bは、図2のADC27の出力(デジタルASK復調信号)の周波数帯域を所定の第1制限帯域に制限することにより、ADC27の出力の雑音成分を低減するモジュールである。第1LPF12Bの出力は、雑音成分が低減したデジタルASK復調信号である。
図3の第2LPF13は、第1LPF12Aの出力(雑音成分が低減したデジタルFSK復調信号)又は第1LPF12Bの出力(雑音成分が低減したデジタルASK復調信号)の帯域をクロックに応じて変化する第2制限帯域に制限することにより、第1LPF12A又は第1LPF12Bの出力の雑音成分をさらに低減するモジュールである。第2LPF13は、FSK変調方式では第1LPF12Aに接続され、ASK変調方式では2値化回路14のリミッタ16(後述する)に接続される。第2LPF13の出力は、雑音成分がさらに低減したデジタルFSK復調信号又はデジタルASK復調信号である。
図3の2値化回路14は、ピークホールド回路15と、リミッタ16と、データ生成回路17と、基準情報生成回路18と、を備える。
図3のデータ生成回路17は、第2LPF13の出力(雑音成分がさらに低減したFSK復調信号又はデジタルASK復調信号)から2値データを生成するモジュールである。
図3のデータ生成回路17について説明する。図4は、図3のデータ生成回路17の構成を示すブロック図である。図5Aは、図4の第2充放電回路173がオフのときのコンパレータ176の出力特性を示すグラフである。図5Bは、図4の第2充放電回路173がオンのときのコンパレータ176の出力特性を示すグラフである。
図4に示すように、データ生成回路17は、複数の演算器171a〜171cと、第1充放電回路172と、第2充放電回路173と、制御回路174と、ラッチ回路175と、コンパレータ176と、を備える。データ生成回路17には、n番目のクロックCLK(n)に対応する入力電圧Vin(n)が供給される。入力電圧Vin(n)は、図3の第2LPF13の出力(雑音成分がさらに低減したデジタルFSK復調信号又はデジタルASK復調信号)に対応する。
図4の演算器171aには、入力電圧Vin(n)とラッチ回路175の出力(基準電圧Vref(n))とが供給される。演算器171aの出力は、入力電圧Vin(n)と基準電圧Vref(n)との差(以下、「差分電圧ΔV(n)」という)である。
図4の第1充放電回路172には、差分電圧ΔV(n)が供給される。第1充放電回路172は、差分電圧ΔV(n)に第1充放電係数1/Aを乗算することにより、第1電圧“ΔV(n)/A”を生成するモジュールである。第1充放電回路172の出力は、第1電圧“ΔV(n)/A”である。第1充放電回路172の時定数Tτ1、変数A(A>>1)、及びクロック周期Tの関係は、“Tτ1=T×A”により表される。
図4の第2充放電回路173には、差分電圧ΔV(n)が供給される。第2充放電回路173は、差分電圧ΔV(n)が所定の正の閾値電圧+VTHより大きい又は所定の負の閾値電圧−VTHより小さい場合(すなわち、差分電圧の絶対値|ΔV(n)|が閾値電圧の絶対値|VTH|より大きい場合)にオンになる回路である。第2充放電回路173は、差分電圧ΔV(n)が正の閾値電圧+VTHより大きい場合には、差分電圧ΔV(n)と正の閾値電圧+VTHとの差に第1充放電係数“1/A”より大きい第2充放電係数“1/B”を乗算することにより、第2電圧“(ΔV(n)−VTH)/B”を生成し、差分電圧ΔV(n)が負の閾値電圧−VTHより小さい場合には、差分電圧ΔV(n)と負の閾値電圧−VTHとの差に第1充放電係数“1/A”より大きい第2充放電係数“1/B”を乗算することにより、第2電圧“(ΔV(n)+VTH)/B”を生成するモジュールである。第2充放電回路173の出力は、“(ΔV(n)−VTH)/B”又は“(ΔV(n)+VTH)/B”である。第2充放電回路173の時定数Tτ2、変数B(A>>B>1)、及びクロック周期Tの関係は、“Tτ2=T×B”により表される。
図4の制御回路174には、差分電圧ΔV(n)及び閾値電圧VTH(FSK変調方式における閾値電圧(以下、「FSK閾値電圧VTH(FSK)」という)及びASK変調方式における閾値電圧(以下、「ASK閾値電圧VTH(ASK)」という)が供給される。制御回路174は、差分電圧ΔV(n)と閾値電圧VTHとを比較し、比較結果に基づいて第2充放電回路173のオン及びオフを切り換えるモジュールである。より具体的には、制御回路174は、差分電圧の絶対値|ΔV(n)|が閾値電圧の絶対値|VTH|より大きい場合には第2充放電回路173をオンにし、差分電圧の絶対値|ΔV(n)|が閾値電圧の絶対値|VTH|より小さい場合には第2充放電回路173をオフにする。これにより、データ生成回路17が高速に動作可能になる。
なお、好ましくは、第1充放電係数“1/A”及び第2充放電係数“1/B”の少なくとも1つは、2−m(mは自然数)により表されても良い。これにより、図4のデータ生成回路17の回路規模をさらに縮小することができる。
また、好ましくは、第1充放電係数“1/A”及び第2充放電係数“1/B”の少なくとも1つは、2−m+2−(m−1)(mは自然数)により表されても良い。これにより、図4のデータ生成回路17の回路規模をさらに縮小することができる。
また、好ましくは、図4の制御回路174は、図1のRFIC4に電力が供給されたとき(すなわち、受信チューナ3の電源がオンになったとき)だけ、データ生成回路17の出力がロウからハイ又はハイからロウになる(すなわち、出力レベルが変化する)まで、第2充放電回路173をオンにしても良い。換言すると、制御回路174は、図1のRFIC4に電力が供給されたとき(すなわち、受信チューナ3の電源がオンになったとき)だけ、2値化回路14の出力レベルが変化するまで、第2充放電回路173をオンにする。これにより、第2充放電回路173の時定数Tτ2は段階的に無効になる(すなわち、データ生成回17全体の時定数が緩やかに遅くなる)。従って、閾値電圧VTHが供給されない場合であっても、第2充放電回路173のオン及びオフを切り換えることができる。すなわち、2値化回路14の汎用性を改善することができる。
また、好ましくは、所定の正の閾値電圧+VTHと所定の負の閾値電圧の絶対値|−VTH|とは異なっていても良い。例えば、正の閾値電圧+VTHは15であり、負の閾値電圧の絶対値|−VTH|は10であっても良い。ASK復調時には、図3のリミッタ16の出力波形は、図8に示すように下側を振幅制限するために下側が広くなり、図3のデータ生成回路17の出力である2値化された信号のデューティがずれてしまうが、正の閾値電圧+VTHを負の閾値電圧の絶対値|−VTH|より大きくすることにより、2値化された信号のデューティを補正することができる。
図4の演算器171bには、第2充放電回路173がオンの場合には第1電圧“(ΔV(n))/A”、及び第2電圧“(ΔV(n)−VTH)/B”又は“(ΔV(n)+VTH)/B”が供給され、第2充放電回路173がオフの場合には第1電圧“ΔV(n)/A”のみが供給される。演算器171bの出力は、第2充放電回路173がオンの場合には“ΔV(n)(1/A+1/B)−VTH/B”又は、“ΔV(n)(1/A+1/B)+VTH/B”であり、第2充放電回路173がオフの場合には“ΔV(n)/A”である。
図4の演算器171cには、第2充放電回路173がオンの場合には、演算器171bの出力“ΔV(n)(1/A+1/B)−VTH/B”又は、“ΔV(n)(1/A+1/B)+VTH/B” 及びラッチ回路175の出力(基準電圧Vref(n))が供給され、第2充放電回路173がオフの場合には、“ΔV(n)/A”及びラッチ回路175の出力(基準電圧Vref(n))が供給される。演算器171cの出力は、第2充放電回路173がオンの場合には“Vref(n)+ΔV(n)(1/A+1/B)−VTH/B”又は、“Vref(n)+ΔV(n)(1/A+1/B)+VTH/B”であり、第2充放電回路173がオフの場合には“Vref(n)+ΔV(n)/A”である。
図4のラッチ回路175には、演算器171cの出力“Vref(n)+ΔV(n)(1/A+1/B)−VTH/B”又は、“Vref(n)+ΔV(n)(1/A+1/B)+VTH/B”又は“Vref(n)+ΔV(n)/A”)が供給される。ラッチ回路175は、演算器171cの出力を1クロックだけラッチするモジュールである。ラッチ回路175の出力は、基準電圧Vref(n)である。すなわち、基準電圧Vref(n)は、1クロック前にラッチされた演算器171cの出力(基準電圧Vref(n−1))に依存する。ラッチ回路175の出力(基準電圧Vref(n))は、第2充放電回路173がオフの場合には式1により表され、第2充放電回路173がオンの場合には式2又は式3により表される。式2は、差分電圧ΔV(n)が正の閾値電圧+VTHより大きい場合のラッチ回路175の出力を表す。式3は、差分電圧ΔV(n)が負の閾値電圧−VTHより小さい場合のラッチ回路175の出力を表す。
Figure 0005202591
Figure 0005202591
Figure 0005202591
図4のコンパレータ176には、ラッチ回路175の出力(基準電圧Vref(n))及び入力電圧Vin(n)が供給される。コンパレータ176は、入力電圧Vin(n)と基準電圧Vref(n)とを比較し、比較結果を出力するモジュールである。コンパレータ176の出力は、比較結果に対応する2値データである。例えば、コンパレータ176は、入力電圧Vin(n)が基準電圧Vref(n)以上の場合にはハイを示す“1”を出力し、入力電圧Vin(n)が基準電圧Vref(n)より小さい場合にはロウを示す“0”を出力する。なお、コンパレータ176は、比較結果を反転させても良い。この場合には、コンパレータ176は、入力電圧Vin(n)が基準電圧Vref(n)以上の場合には“0”を出力し、入力電圧Vin(n)が基準電圧Vref(n)より小さい場合には“1”を出力する。
すなわち、図4の第2充放電回路173がオフの場合には、1クロック前の基準電圧Vref(n−1)と1クロック前の第1電圧“ΔV(n−1)/A”との和が新しい基準電圧Vref(n)としてコンパレータ176に供給される。これにより、図5Aに示す特性(A=1024)が得られる。図5Aは、基準電圧Vrefが緩やかに入力電圧Vinの平均値に達し、基準電圧Vrefが入力電圧Vinの平均値に達したときから2値データが得られることを示している。
一方、図4の第2充放電回路173がオンの場合には、1クロック前の基準電圧Vref(n−1)と1クロック前の第1電圧“ΔV(n−1)/A”と第2電圧“(ΔV(n)−VTH)/B”又は“(ΔV(n)+VTH)/B”との和が新しい基準電圧Vref(n)としてコンパレータ176に供給される。これにより、図5Bに示す特性(A=1024,B=4)が得られる。図5Bは、基準電圧Vrefが急速に入力電圧Vinの平均値に達し、図5Aよりも早いタイミングで2値データが得られることを示している。
図3のピークホールド回路15は、第2LPF13の出力(雑音成分がさらに低減したデジタルASK復調信号)のピーク値を保持するモジュールである。ピークホールド回路15は、ΔV(n)が0以上の場合にオンする。ピークホールド回路15は、閾値電圧VTHが0であることを除いて、図4のデータ生成回路17と同一の回路により実現されることが好ましい。これにより、ピークホールド回路15の回路規模を縮小することができる。ピークホールド回路15の出力は、デジタルASK復調信号のピーク値である。
図3のリミッタ16は、ピークホールド回路15の出力(デジタルASK復調信号のピーク値)に基づいて、第1LPF12Bの出力信号レベル(雑音成分が低減したデジタルASK復調信号の振幅)を制限するとともに、ASK閾値電圧VTH(ASK)をデータ生成回路17に供給するモジュールである。リミッタ16の出力は、振幅が制限されたデジタルASK復調信号及びASK閾値電圧VTH(ASK)である。
図3のリミッタ16について説明する。図6は、図3のリミッタ16の構成を示すブロック図である。図7Aは、図5の第2閾値電圧算出回路161の出力特性を示すグラフである。図7Bは、図5のリミットレベル算出部162の出力特性を示すグラフである。図8は、図6の出力選択部163の出力特性を示すグラフである。
図6に示すように、リミッタ16は、第2閾値電圧算出回路161と、リミットレベル算出部162と、演算器163と、出力選択部164と、を備える。
図6の第2閾値電圧算出回路161は、ASK閾値電圧VTH(ASK)を算出するモジュールである。第2閾値電圧算出回路161には、図3のピークホールド回路15の出力(ピーク値P2(n))と、所定の固定値Fと、所定の基準閾値REFTHと、が供給される。図7Aに示すように、第2閾値電圧算出回路161の出力(ASK閾値電圧VTH(ASK))は、ピーク値P2(n)が基準閾値REFTH未満である場合には固定値Fであり、ピーク値P2(n)が基準閾値REFTHより大きい場合にはピーク値P2に比例する値である。
図6のリミットレベル算出部162は、リミットレベルLVを算出するモジュールである。リミットレベル算出部162には、第2閾値電圧算出回路161の出力(ASK閾値電圧VTH(ASK))と、所定の固定値Kと、が供給される。リミットレベル算出部162は、ASK閾値電圧VTH(ASK)に基づいて、リミットレベルLVを算出する。図7Bに示すように、リミットレベル算出部162の出力は、ピーク値P2(n)が基準閾値REFTH未満である場合には固定値Kであり、ピーク値P2(n)が基準閾値REFTHより大きい場合にはピーク値P2に比例する値である。
図6の演算器163は、リミット値LIMを算出するモジュールである。演算器163には、図3のピークホールド回路15の出力(ピーク値P2(n))と、リミットレベル算出器162の出力(リミットレベルLV)と、が供給される。演算器163の出力は、リミット値LIMである。リミット値LIMは、“P2(n)−LV”により表される。
なお、図6では、第2閾値電圧算出回路161の出力がリミットレベル算出部162に供給される例を示しているが、本発明の範囲はこれに限られるものではない。本発明は、リミットレベル算出部162の出力(リミットレベルLV)が第2閾値電圧算出回路161に供給され、第2閾値電圧算出回路161がリミットレベル算出部162の出力に基づいてASK閾値電圧VTH(ASK)を算出する場合についても適用可能である。
図6の出力選択部164は、リミッタ16の出力を選択するモジュールである。出力選択部164には、図3の第1LPF12Bの出力(デジタルASK復調信号Lin)と、演算器163の出力(リミット値LIM)と、が供給される。出力選択部164は、デジタルASK復調信号Linがリミット値LIMより大きい場合には、デジタルASK復調信号Linを出力信号Loutとして選択し、デジタルASK復調信号Linがリミット値LIM以下である場合には、振幅が制限されたデジタルASK復調信号“Lin−LIM”を出力信号Loutとして選択する。
これにより、図8に示すように、第2LPF13の出力(雑音成分がさらに低減したデジタルASK復調信号Lout)の振幅をピーク値P2(n)とリミットレベルLVとの間に制限することができる。また、振幅が制限されたデジタルASK復調信号Loutのビット情報(0,1)が搬送波の2値振幅(ハイレベル及びロウレベル)に対応する。これにより、ロウレベルが無信号状態であっても、無信号状態で発生する雑音成分を低減することができる。
図3の基準情報生成回路18は、データ生成回路17の出力(2値データ)に基づいて、FSK閾値電圧VTH(FSK)を算出するための基準情報を生成し、生成した基準情報を図1のMCU5に供給するモジュールである。次いで、MCU5は、基準情報生成回路18の出力(基準情報)に基づいて、FSK閾値電圧VTH(FSK)を算出し、算出したFSK閾値電圧VTH(FSK)をデータ生成回路17に供給する。より具体的には、基準情報生成回路18は、図4のコンパレータ176の出力(2値データ)の立ち上がりエッジに対応する基準電圧Vref1と、立ち下がりエッジに対応する基準電圧Vref2と、の差ΔVrefを算出し(図9を参照)、その差ΔVrefを基準情報としてMCU5に供給する。次いで、MCU5は、差ΔVrefが0に近づくようなFSK閾値電圧VTH(FSK)を算出し、算出したFSK閾値電圧VTH(FSK)をデータ生成回路17にフィードバックする。MCU5は、このような処理を所望のFSK閾値電圧VTH(FSK)が得られるまで繰り返す。これにより、所望のFSK閾値電圧VTH(FSK)を得るのに必要なMCU5の処理量を低減することができる。なお、コンパレータ176が比較結果を反転させる場合には、図9において、コンパレータ176の出力(2値データ)が反転し、立ち上がりエッジに対応する基準電圧Vref1の位置と立ち下がりエッジに対応する基準電圧Vref2の位置とが入れ替わる。
本実施形態によれば、図4に示すように、データ生成回路17はデジタル回路により実現される。すなわち、データ生成回路17はキャパシタなしで実現される。その結果、キャパシタを切り換えるスイッチも不要になる。これにより、データ生成回路17の回路規模は、従来の2値化回路の回路規模に比べて縮小する。さらに、データ生成回路17がデジタル回路により実現されるので、データ生成回路17の特性は、温度や素子のばらつきの影響を受けない。
また、本実施形態によれば、図3に示すように、データ生成回路17は、ピークホールド回路15及びリミッタ16を備える。これにより、データ生成回路17は、FSK変調方式及びASK変調方式の両方をサポートすることができる。
なお、本実施形態では、コンパレータ176の入力電圧Vin(n)が入力される端子とデータ生成回路16に入力電圧Vin(n)が供給される端子との間にオーバーサンプリング回路を設けても良い。オーバーサンプリング回路は、コンパレータ176に供給される入力電圧Vinの時間軸分解能が細かくなるように、入力電圧Vin(n)の波形を補間する(すなわち、オーバーサンプリングする)モジュールである。より具体的には、オーバーサンプリング回路は、コンパレータ176に供給される入力電圧Vin(n)の時間軸ステップ幅が細くなるように、入力電圧Vin(n)の波形をより早いクロックでアップコンバートし、アップコンバートしたサンプリング値を前後のサンプリング値の平均値で補間する。すなわち、オーバーサンプリング回路は、データ生成回路17に供給される電圧(入力電圧Vin(n)及び基準電圧Vref(n))を変更することなく、コンパレータ176に供給される入力電圧Vin(n)の時間軸分解能のみを上げる。これにより、データ生成回路17のジッタを低減し、且つ、データ生成回路17の消費電力の増加を抑えることができる。
また、本実施形態では、図4のコンパレータ176の動作クロック、第1充放電回路172の動作クロック、及び第2充放電回路173の動作クロックは、図3の第2LPF13の動作クロックと等しくしても良い。これにより、第1LPF12A,12B及び第2LPF13のカットオフ周波数と、第1充放電回路172の時定数Tτ1と、第2充放電回路173の時定数Tτ2と、を同時に調整することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化される。また、上述した実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明が形成可能である。例えば、上述した実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 車載システム
2 リモートキー
3 受信チューナ
4 RFIC
5 MCU
6 エンジン制御部
7 ドアロック制御部
8 表示部
9 タイヤ空気圧監視部
10 復調回路
11 FM復調器
12A,12B 第1LPF
13 第2LPF
14 2値化回路
15 ピークホールド回路
16 リミッタ
161 第2閾値電圧算出回路
162 リミットレベル算出部
163 演算器
164 出力選択部
17 データ生成回路
171a〜171c 演算器
172 第1充放電回路
173 第2充放電回路
174 制御回路
175 ラッチ回路
176 コンパレータ
18 基準情報生成回路
21 アンテナ
22 LNA
23 ミキサ
24 BPF
25 リミッタ増幅器
26 RSSI
27 ADC
28 VCO

Claims (11)

  1. 入力電圧と基準電圧とを比較し、比較結果を出力するコンパレータと、
    前記入力電圧と前記基準電圧との差である差分電圧に第1充放電係数を乗算することにより、第1電圧を生成する第1充放電回路と、
    前記差分電圧と所定の閾値電圧との差に前記第1充放電係数より大きい第2充放電係数を乗算することにより、第2電圧を生成する第2充放電回路と、
    前記差分電圧と前記閾値電圧とを比較し、比較結果に基づいて前記第2充放電回路のオン及びオフを切り換える制御回路と、を備え、
    前記第2充放電回路がオフの場合には、1クロック前の前記基準電圧と1クロック前の前記第1電圧との和が新しい基準電圧として前記コンパレータに供給され、前記第2充放電回路がオンの場合には、1クロック前の前記基準電圧と1クロック前の前記第1電圧と1クロック前の前記第2電圧との和が前記新しい基準電圧として前記コンパレータに供給される、
    ことを特徴とする2値化回路。
  2. 前記制御回路は、前記差分電圧の絶対値が前記閾値電圧の絶対値より大きい場合に前記第2充放電回路をオンにする、請求項1記載の2値化回路。
  3. 前記第1充放電係数及び前記第2充放電係数の少なくとも1つは、2−m(mは自然数)により表される、請求項1又は2記載の2値化回路。
  4. 前記第1充放電係数及び前記第2充放電係数の少なくとも1つは、2−m+2−(m−1)(mは自然数)により表される、請求項1又は2記載の2値化回路。
  5. 前記制御回路は、前記2値化回路の出力レベルが変化するまで、前記第2充放電回路をオンにする、請求項1乃至4の何れか1項記載の2値化回路。
  6. 前記コンパレータに供給される入力電圧の時間軸分解能が細かくなるように、前記入力電圧の波形をオーバーサンプリングする回路をさらに備える、請求項1乃至5の何れか1項記載の2値化回路。
  7. 前記入力電圧のピーク値を保持するピークホールド回路と、
    前記ピークホールド回路により保持されたピーク値に基づいて、前記入力電圧の振幅を制限するリミッタと、
    をさらに備える、請求項1乃至6の何れか1項記載の2値化回路。
  8. 周波数偏移(以下、「FSK(Frequency Shift Keying)」という)信号を周波数電圧変換することにより、FSK復調信号を生成する周波数変調復調器と、
    前記周波数変調復調器の出力の周波数帯域を制限することにより、入力電圧を生成する第1ローパスフィルタと、
    前記第1ローパスフィルタにより生成された入力電圧と基準電圧とを比較し、比較結果を出力するコンパレータと、
    前記入力電圧と前記基準電圧との差である差分電圧に第1充放電係数を乗算することにより、第1電圧を生成する第1充放電回路と、
    前記差分電圧と所定の閾値電圧との差に前記第1充放電係数より大きい第2充放電係数を乗算することにより、第2電圧を生成する第2充放電回路と、
    前記差分電圧と前記閾値電圧とを比較し、比較結果に基づいて前記第2充放電回路のオン及びオフを切り換える制御回路と、を備え、
    前記第2充放電回路がオフの場合には、1クロック前の前記基準電圧と1クロック前の前記第1電圧との和が新しい基準電圧として前記コンパレータに供給され、前記第2充放電回路がオンの場合には、1クロック前の前記基準電圧と1クロック前の前記第1電圧と1クロック前の前記第2電圧との和が前記新しい基準電圧として前記コンパレータに供給される、
    ことを特徴とする復調回路。
  9. 前記入力電圧のピーク値を保持するピークホールド回路と、
    前記ピークホールド回路により保持されたピーク値に基づいて、前記入力電圧の振幅を制限するリミッタと、
    をさらに備える、請求項8記載の復調回路。
  10. 前記コンパレータに供給される入力電圧の雑音成分を除去する第2ローパスフィルタを備え、
    前記コンパレータ、前記第1充放電回路、及び前記第2充放電回路の動作クロックは、前記第2ローパスフィルタの動作クロックと等しい、
    請求項8又は9記載の復調回路。
  11. リモートキーから送信される無線信号に対応する入力電圧と基準電圧とを比較し、比較結果を出力するコンパレータと、
    前記入力電圧と前記基準電圧との差である差分電圧に第1充放電係数を乗算することにより、第1電圧を生成する第1充放電回路と、
    前記差分電圧と所定の閾値電圧との差に前記第1充放電係数より大きい第2充放電係数を乗算することにより、第2電圧を生成する第2充放電回路と、
    前記差分電圧と前記閾値電圧とを比較し、比較結果に基づいて前記第2充放電回路のオン及びオフを切り換える制御回路と、
    前記コンパレータから出力される比較結果に基づいて、自動車のドアのロック及びアンロックを制御するドアロック制御部と、を備え、
    前記第2充放電回路がオフの場合には、1クロック前の前記基準電圧と1クロック前の前記第1電圧との和が新しい基準電圧として前記コンパレータに供給され、前記第2充放電回路がオンの場合には、1クロック前の前記基準電圧と1クロック前の前記第1電圧と1クロック前の前記第2電圧との和が前記新しい基準電圧として前記コンパレータに供給される、
    ことを特徴とする車載システム。
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