JP4296737B2 - ステープルカートリッジ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電動ステープラに用いるステープルカートリッジに関するものであり、特に、ステープル補充の作業性の向上を図ったステープルカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
直線ステープルを収容したステープルカートリッジを用いる電動ステープラが知られている。ステープルカートリッジには直線ステープルを並列接着したステープルシートが積重ねて収容されていて、直線ステープルは電動ステープラのフォーミングプレートにより門形にフォーミングされ、ドライバにより射出される。
【0003】
従来は、ステープルカートリッジ内のステープルを消費しつくしたときは、ステープルカートリッジ全体を交換する方式が一般的であったが、資源の節約および廃棄物の削減を図ってステープルシートを補充できるようにしたステープルカートリッジが普及してきている。この種のステープルカートリッジは、ステープル収容部の上部カバー或いは底面カバーを開放して、リフィル用として提供されているステープルシートを補充できるように形成されている。しかしながら、ステープルカートリッジにステープルを補充する際は、電動ステープラからステープルカートリッジを取外してステープルカートリッジのカバーを開け、ステープルシートを装填した後にカバーを閉めて電動ステープラへセットするという手間を要し、迅速性にかけるという問題がある。
【0004】
そこで、ステープルカートリッジへのステープル補充作業を容易迅速に行えるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、請求項1記載の発明は、電動ステープラのカートリッジ収容室へ着脱自在なステープルカートリッジであって、直線ステープルを並列に接着したステープルシートを積み重ねて収容したステープルパックを装填できるようにしたステープルカートリッジであって、ステープルカートリッジのステープル収容室の一側面にステープルパックを装填するための開口部を形成し、該ステープル収容室の開口部に開閉自在なドアを設け、前記ステープルカートリッジのステープル収容室の開口部を前記電動ステープラのカートリッジ収容室の開口部と同一方向に配置し、上記電動ステープラのカートリッジ収容室に前記ステープルカートリッジを装着した状態で前記ドアを開けることにより、該ステープルカートリッジに前記ステープルパックを装填できるように構成したことを特徴とするステープルカートリッジを提供するものである。
【0006】
また、請求項2記載の発明は、上記ドアは上下スライド自在なスライドドアであり、バネによってスライドドアを閉鎖位置へ付勢した請求項1記載のステープルカートリッジを提供するものである。
【0007】
また、請求項3記載の発明は、上記ドアは上下スライド自在なスライドドアであり、ステープルカートリッジ内でステープルシートへ弾接する押圧板の端部を上記スライドドアの移動経路へ突出させて、スライドドア開放時にスライドドアが押圧板へ係合して押圧板が開口部から退避するように構成した請求項1記載のステープルカートリッジを提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を図に従って詳述する。図1において1は電動ステープラのドライバユニットであり、複写機(図示せず)の内部に複写機の印刷面の関係から通常とは上下を逆転した姿勢で配置され、ドライバユニット1から上方のクリンチャユニット(図示せず)に向けてステープルを射出する。ドライバユニット1のカートリッジ収容部2へ着脱自在なステープルカートリッジ3は、背面に開口部4が形成されていて、左右両側面の後端に形成した縦方向のガイドレール部5にスライドドア6が係合している。ステープルカートリッジ3の左右両側面の上部とスライドドア6とに架設した引張りコイルバネ7により、スライドドア6は上方へ引上げられている。また、ステープルカートリッジ3の内部には後述する押圧板が内蔵されており、押圧板は内底面に設置した圧縮コイルバネ8により上方へ押し上げられている。スライドドア6の前面(カートリッジ内部側の面)の中央下端部には溝(図示せず)が形成されていて、押圧板の後端部は溝の位置まで突出しており、図2に示すように、スライドドア6を下方へ押し下げると、押圧板9の後端部が溝に係合して図のように押圧板9も同時に下降する。
【0009】
図3は電動ステープラのドライバユニット1へステープルカートリッジ3を装着した状態を示し、21はリフィル用の紙製ステープルパックであり、ステープルパック21には所定枚数のステープルシート22が積重ねて収容されている。ステープルパック21は図において下面と上面前部及び背面に窓が形成されていて、押圧板9が下面の窓内に入ってステープルシート22の下面に接触し、ステープルカートリッジ3内にある送り爪がステープルシート22の上面前部に接触する。
【0010】
電動ステープラからステープルカートリッジ3を取外すことなく、ステープルカートリッジ3へステープルパック21を装填するにあたっては、図3のようにスライドドア6ならびに押圧板9を下方へ押し下げ、ステープルカートリッジ3の後方からステープルカートリッジ3内へステープルパック21を挿入する。ステープルパック21挿入後にスライドドア6の押し下げを解除すると、図4に示すように、スライドドア6は引張りコイルバネ7の弾性力に引かれて初期位置へ上昇し、ステープルパック21の背面がカバーされる。押圧板9はステープルパック21内のステープルシート22の下面に弾接してステープルカートリッジ3の内部天井面へ押し付け、ステープルシート22の枚数の減少にともなって押圧板9が上昇する。ステープルを使い切ったときは、スライドドア6を引張りコイルバネ7の弾性力に抗して押し下げて空のステープルパック21を引き抜き、新しいステープルパックを装填すれば直ちに使用可能となり、ステープルカートリッジを着脱する手間が不要でステープルの補充が簡単である。
【0011】
尚、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0012】
ステープルカートリッジのステープル収容室の一側面にステープルパックを装填するための開口部を形成し、且つ、該ステープル収容室の開口部に開閉自在なドアを設け、前記ステープルカートリッジのステープル収容室の開口部を前記電動ステープラのカートリッジ収容室の開口部と同一方向に配置したことにより、ステープルカートリッジにステープルパックを装填するに当たっては、電動ステープラのカートリッジ収容室にステープルカートリッジを装着した状態でドアを開けて、該ステープルカートリッジにステープルパックを装填する。斯くして、電動ステープラへのステープルシートの補充を容易迅速に行うことができる。
【0013】
また、ドアをスライドドアとしてバネによりスライドドアが閉鎖位置に復帰するように形成したことにより、ドアの開閉が簡単で操作性が向上する。
また、スライドドアと連動してステープルカートリッジ内の押圧板が退避位置へ移動するように形成したことにより、ドアの開放操作のみでステープルの装填が可能であり、操作性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、ステープルカートリッジと電動ステープラの斜視図。
【図2】ステープルカートリッジを示し、スライドドアを開けた状態の斜視図。
【図3】電動ステープラへステープルカートリッジを装着した状態の斜視図。
【図4】ステープルカートリッジへステープルを装填した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
3 ステープルカートリッジ
4 開口部
5 ガイドレール部
6 スライドドア
7 引張りコイルバネ
8 圧縮コイルバネ
9 押圧板
21 ステープルパック
22 ステープルシート
Claims (3)
- 電動ステープラのカートリッジ収容室へ着脱自在なステープルカートリッジであって、直線ステープルを並列に接着したステープルシートを積み重ねて収容したステープルパックを装填できるようにしたステープルカートリッジであって、
ステープルカートリッジのステープル収容室の一側面にステープルパックを装填するための開口部を形成し、該ステープル収容室の開口部に開閉自在なドアを設け、前記ステープルカートリッジのステープル収容室の開口部を前記電動ステープラのカートリッジ収容室の開口部と同一方向に配置し、上記電動ステープラのカートリッジ収容室に前記ステープルカートリッジを装着した状態で前記ドアを開けることにより、該ステープルカートリッジに前記ステープルパックを装填できるように構成したことを特徴とするステープルカートリッジ。 - 上記ドアは上下スライド自在なスライドドアであり、バネによってスライドドアを閉鎖位置へ付勢した請求項1記載のステープルカートリッジ。
- 上記ドアは上下スライド自在なスライドドアであり、ステープルカートリッジ内でステープルシートへ弾接する押圧板の端部を上記スライドドアの移動経路へ突出させて、スライドドア開放時にスライドドアが押圧板へ係合して押圧板が開口部から退避するように構成した請求項1記載のステープルカートリッジ。
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