JP4296721B2 - 電装ハウジングの構造及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用の電装ハウジングの構造及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12に電動パワーステアリングユニットの回路構成を示す。この電動パワーステアリングユニットの回路は、FETからなるスイッチング素子Q1,Q3の直列回路と、スイッチング素子Q2、Q4の直列回路を並列に接続して、夫々の直列回路の中点間にパワーステアリング駆動用の直流モータMを後述するリレーRのリレー接点S1を介して接続したブリッジ回路を備え、このブリッジ回路の入力端を後述する別のリレーのリレー接点S2を介して電源入力端子間に接続するとともに、電源入力端子間にコンデンサC1、C2を夫々並列接続したもので、対角辺にあるスイッチング素子Q1,Q4同士又はQ2,Q3同士をオンすることでモータMへの通電方向を切り替えて、モータMの回転方向を正逆切換えることができるようになっている。またリレー接点S1、S2をオン、オフすることでモータMの通電をオンオフすることができるようになっている。
【0003】
ところでこのような電動パワーステアリングユニットの回路において、使用する2つのリレーに市販されている既製のリレーを用い、又モータMへの接続のための負荷接続端子と、電源入力端子をコネクタ部により取り出し、且つ内部回路の配線をバスバーによる電路で構成する回路ブロック体を内装する電装ハウジングを用いた場合、図13に示すように構成上、バスバーによって、立体交差部位Xが生じることになる。
【0004】
図14(a)〜(c)は当該回路を実装した従来例の電装ハウジングの概略構成を示しており、この従来構成では、市販品のリレーRY1、RY2を2個使用し、電路を構成する8枚の分断されたバスバー11〜18単体を図15に示すように夫々作成した後、それらバスバー11〜18を組み合わせてインサート成形を行って絶縁成形体に固持された回路ブロック体を形成し、該回路ブロック体をアルミダイキャスト製のハウジング本体2に内装して構成され、実装するスイッチング素子Q1〜Q4はハウジング本体2の底部に絶縁シートなどを介して接触させて放熱を図るようにし、またコンデンサC1、C2はハウジング本体2の低背化のために図16に示すように端子4を直角に折り曲げてコンデンサ本体をバスバー1の板面(ハウジング本体2の底部)に並行となるように配置している。図14中5はバスバー11,15〜17の端部に設けたコネクタ端子を内包するコネクタ部を示す。
【0005】
ところで従来例の構成ではリレーRY1,RY2として市販品を2個使っているため、リレー接点S1,S2の両端の端子を図17に示すように対応するバスバー16,12,17,14に溶接するリレー溶接部分Y1〜Y4が夫々必要になっている。Y5〜Y8は励磁コイル用端子の溶接箇所を示す。
【0006】
またハウジング本体2を小型にする為に、余分なバスバーを使わないように溶接箇所をバラバラに分散させている。図17中Y9〜Y12はコンデンサC1,C2の端子の溶接箇所、Y13〜Y28はスイッチング素子Q1〜Q4の溶接箇所、Y29,Y30はセンサの端子の溶接箇所を夫々示す。
【0007】
また従来例ではハウジング本体2を小型にするため部品が溶接箇所の上に重なるように配置している(例:コンデンサC1,C2、リレーRY1,RY2)。そのため、部品が邪魔になってバスバーに対して溶接電極を垂直に設置できない。またバスバー15と18同士の溶接箇所はその部分を図18(a)に示すように垂直に曲げて重ね、バスバー15、18の板面と平行する方向から抵抗溶接機の電極3a、3bを押し当てて溶接接続する方法を採用している。
【0008】
同様に例えばコンデンサC1(C2)の端子4とバスバー11(或いは)、12の溶接部との接続においても図18(b)に示すようにバスバーの溶接部位を垂直に折り曲げて端子4と重ね、バスバー1と平行する方向から抵抗溶接機の電極3a、3bを押し当てて溶接接続する方法を採用している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上の従来例の構成では市販品のリレーRY1、RY2を2個使用しているため、図13、図14に示すように立体交差部位Xが生じるので、その分バスバーを逃すバスバーの曲げ加工が必要になる。
【0010】
さらに、立体交差部位Xが生じると立体交差しているバスバー13は、隣接する電路を構成する11等と同一板金から一度に打ち抜き加工して未分断の連結状態でインサート成形することができないため、別々に打ち抜き加工する必要があり、そのため板金材料が多く必要になり製作コストが高くなるという問題があった。
【0011】
また各バスバー11〜18を樹脂成形体にインサートして回路ブロック体を形成する際に、バラ部品である各バスバー1 1〜18を成形金型に挿入するので製造時間が多くなり作業も複雑になるという問題があった。
【0012】
更にまたリレーRY1,RY2の高さ寸法が決まっているので、リレー部分を小型化できない。そのためハウジング本体2の大きさが使用する市販品のリレーの高さによって限定されてしまうという問題があった。
【0013】
また溶接箇所が分散しているので、溶接治具または溶接工程が複雑になる。
【0014】
更にコンデンサC1,C2等の電装部品がハウジング本体1の底面と並行するバスバーの上面に重なる形で配置されているため、電子素子が邪魔となってバスバーの板面に対して垂直方向から溶接ができず、そのため、抵抗溶接機の対の電極の対向方向をバスバーの上面に並行する方向とする必要があり、結果上述したように電装部品の端子を溶接するバスバーの溶接部位をバスバー上面に対して垂直に折り曲げ形成する必要があった。
【0015】
更にまた図16に示すようにコンデンサC1(又はC2)の端子4が直線部4aと曲げ後部4bとが長くなっており、そのため端子4の抵抗値が大きくなって電力のロスがあり、突入電流により断線する恐れや、曲げ部が衝撃、振動に弱いという問題があった。
【0016】
本発明は、上記問題点に鑑みて為されたもので、請求項1の発明の目的とするところは、部品点数の削減と、無駄な材料ロスが無くなり、コストダウンにつながり、更に製造が簡単になって製造に要する時間を短縮できるとともに、電装部品であるリレーでの発熱を効率よくバスバーに対して放熱させることができ且つ低背構造とすることができ且つ使用リレー個数の削減が可能な電装ハウジングの構造を提供することにある。
【0018】
請求項2の発明の目的とするところは、請求項1の発明の目的に加えて、電子素子の端子の溶接箇所を削減することができる電装ハウジングの構造を提供することにある。
【0019】
請求項3の発明の目的とするところは、請求項1又は2の発明の目的に加えて、電子素子の端子を溶接するバスバーの溶接部位の曲げ加工が不要な電装ハウジングの構造を提供することにある。
【0020】
請求項4の発明の目的とするところは、請求項1乃至3の何れかの発明の目的に加えて、電子素子の端子による電力ロスの削減と、機械的強度を高めることができる電装ハウジングの構造を提供することにある。
【0021】
請求項5の発明の目的とするところは請求項1乃至4の何れかの発明の目的に加えて、コネクタ部のポストのプリント基板への半田付け部位の強度を強くした電装ハウジングを提供することにある。
【0022】
請求項6の発明の目的とするところは、部品点数の削減と、無駄な材料ロスが無くなり、コストダウンにつながり、更に製造が簡単になって製造に要する時間を短縮できるとともに、電装部品であるリレーでの発熱を効率よくバスバーに対して放熱させることができ且つ低背構造とすることができ且つ使用リレー個数の削減が可能な電装ハウジングの製造方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、ハーネスプラグが接続されるコネクタの栓刃やリレーや電子素子等の電装部品が接続されるバスバー群を一体に形成し、これらバスバー群を未分断若しくは分断された状態でインサート成形により樹脂成形体に固持させて形成した回路ブロック体の樹脂成形構造物をハウジング本体内に収納した電装ハウジングの構造であって、上記樹脂成形構造物にリレー配設部を設けて、このリレー配設部に電磁駆動ブロックを配設するとともに、前記バスバー群には、この電磁駆動ブロックの下方に電磁駆動ブロックにより駆動される2つの可動接点ばねの一端を固定支持するバスバー部と、可動接点ばねの自由端に設けてある可動接点に接触・開離自在に対向配置される固定接点を配設する別のバスバー部とを有し、前記2つの可動接点ばねを1つの電磁駆動ブロックで駆動し、前記バスバー部と前記別のバスバー部の少なくとも一方の電路の立体交差部位を設ける必要をなくすことを可能にしたことを特徴とする。
【0025】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記電子素子の一端面より突出した端子を、該端子の突出方向に並行するバスバー上面に載置して当該バスバーに溶接固定して成ることを特徴とする。
【0026】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、上記電子素子中互いに電気的に並列接続する2つの電子素子の端子の先端同士を突き合わせて該突き合わせ部位をバスバーに溶接固定して成ることを特徴とする。
【0027】
請求項4の発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において、上記樹脂成形構造物の上面に電子素子の素子本体を載置する電子素子載置部を設けるとともに、上記素子本体の一端面より突出させた端子を上面に載置して溶接固定するバスバーの溶接部位を、バスバーの一部を折り曲げて上記端子の高さ位置に配置したことを特徴とする。
【0028】
請求項5の発明では、請求項1乃至4の何れかの発明において、外部からの信号を取り込むためのコネクタ部を上記樹脂成形構造物の端部に一体形成した立壁に設け、上記コネクタ部には、基部が上記立壁にインサートされて上記立壁の外側の面より先部を外方に突出したコネクタ端子と、上記立壁にインサートされたコネクタ端子の基部から一体延長されて上記立壁の内側の面より上記樹脂成形構造物に並行するように突出し、この並行突出部の先端より上方に略直角方向に延長された延長部の上端を、上記樹脂成形構造物と並行するようにハウジング本体内に配置されるプリント基板に半田付けされるポスト群とを備えたことを特徴とする。
【0029】
請求項6の発明では、ハーネスプラグが接続されるコネクタの栓刃やリレーや電子素子等の電装部品を接続する電路を構成するバスバー群をインサート成形により樹脂成形体に固持させて形成した回路ブロック体の樹脂成形構造物にリレー配設部を設け、このリレー配設部に電磁駆動ブロックを配設して上記樹脂成形構造物をハウジング本体内に収納する電装ハウジングの製造方法において、隣接配置される電路を構成する複数のバスバーを一部が未分断で連結状態の一部材として打ち抜き加工し、該未分断状態で樹脂成形構造物にインサート成形により埋設した後、上記樹脂成形構造物から外部に露出せる連結部分を分断して夫々が独立したバスバーとし、前記バスバー群に、この電磁駆動ブロックの下方に電磁駆動ブロックにより駆動される2つの可動接点ばねの一端を固定支持するバスバー部と、可動接点ばねの自由端に設けてある可動接点に接触・開離自在に対向配置される固定接点を配設する別のバスバー部とを形成し、前記2つの可動接点ばねを1つの電磁駆動ブロックで駆動し、前記バスバー部と前記別のバスバー部の少なくとも一方の電路の立体交差部位を設ける必要をなくすことを可能にした。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施形態により説明する。
【0031】
(実施形態1)
まず本実施形態では、従来例の問題点となっている市販品のリレーを2個用いることによるバスバーの立体交差部位を無くすために、パワーステアリングの駆動用モータの通電の制御を行うためのリレーとして市販品を使用せず、バスバーを固定接点の支持部材及び可動接点ばねの支持部材として利用した組み込み型で図2に示すように2つのリレー接点S1,S2を備えた2接点2回路の接点構成を有するリレーRYを用い、回路上交差部分をリレーRY内部で構成することでバスバーの交差部位を無くしたものである。つまり、図12の回路のように2つの回路をリレー接点でそれぞれ開閉する場合で、回路をバスバーにより構成する際に、バスバーによる立体交差を設けることなく、組み込み型リレーのリレー接点で吸収するようにしたものである。
【0032】
そして立体交差させる必要があるためばらばらに打ち抜き加工して作製していた従来例のバスバー11〜16に相当する本実施形態のバスバー1a〜1eを図3のように未分断の連結状態で一つのバスバー部材(I)として板金より打ち抜き加工により作製し、他のコネクタ端子用のバスバー1f、1gとともに樹脂成形体20にインサートすることで回路ブロック体21を構成する。
【0033】
そしてバスバー部材(i)はインサート成形後に樹脂成型構造物たる樹脂成形体20より露出せる連結部位▲1▼〜▲6▼を分断して各バスバー1a〜1eを独立した電路とする。これらバスバー1a〜1eは隣接配置される電路を構成する。
【0034】
またバスバー部材(I)を打ち抜き形成するのに用いた一枚の板金材料の余っているスペースで従来のバスバー17,18に相当するバスバー1f、1gを打ち抜き形成するとともに、後述するセンサー用バスバー1hを打ち抜き形成する。
【0035】
従って従来のように予め各バスバーをばらばらの部材として打ち抜いて製作する場合に比べて材料取りが効率良く行えて板金材料の無駄を無くし、結果製作コストを下げることができ、また一度の打ち抜き加工で製作できるため製作時間の短縮が図れる。
【0036】
図1は上記のように打ち抜き加工したバスバー1a〜1dを未分断のままのバスバー部材(I)及びバスバー1e,1fを樹脂成形体20にインサート成形して保持させた樹脂成形構造物である回路ブロック体21の上面を示している。尚図8は回路ブロック体21の下面を示す。
【0037】
この回路ブロック体21のインサート成形時に各バスバー1a〜1gは次のように配置される。
【0038】
つまりバスバー1eをバスバー配置基準位置となる高さに配置し、このスイッチング素子配置部24aに延長形成した延長片24bの基部を折り曲げて、延長片24bをバスバー配置基準位置より低い位置に配置している。
【0039】
バスバー1gは図3の状態から図4に示すように反転させ且つバスバー1fの中間部位を折り曲げて、一端部に形成せるコネクタ端子221の基部を折り曲げてバスバー配置基準位置より高くし、バスバー配置基準位置にあるバスバー1dの端部に形成せるコネクタ端子222に紙面方向に重なり且つ平行するように配置し、また中間部位を折り曲げて、他端部に形成したリレー接点S1の固定接点281を設ける固定接点配置部231を、バスバー配置基準面より低くして、リレー接点S1の固定接点282を設けるバスバー1eの固定接点配置部232に対して近接並行するように配置している。
【0040】
またバスバー1fは一端部に形成せるコネクタ端子223の基部を折り曲げてバスバー配置基準位置よりコネクタ端子223を高くして、バスバー1aの端部に形成せるコネクタ端子224に重なり且つ平行するように配置し、またバスバー1eの延長片24b上方を横切るように配置され、他端部に形成したリレー接点S2の可動接点ばね262を取り付けるばね固定部252を、バスバー1bに設けてあるリレー接点S1の可動接点ばね261を取り付けるばね固定部251に近接並行するように配置している。
【0041】
これらばね固定部251,252は上バスバー配置基準位置に高さ位置が設定されて、バスバー配置基準位置よりも低い位置にある固定接点配置部231,232と対置される。これにより後述する電磁駆動ブロック配置部29に配置される電磁駆動ブロック36の低背化が図れるようになっている。
【0042】
而してこれらばね固定部251,252に図5(a)(b)に示すように可動接点ばね261,262の一端をか締め固定して、夫々の自由端の下面に設けた可動接点271,272を固定接点配置部231,232の上面に固着した固定接点281、282に対向させる。
【0043】
この可動接点ばね261,262の可動接点271,272と固定接点281,282とでリレー接点S1.S2を構成しており、このリレー接点S1,S2の配置部に対応して樹脂成形体20には電磁駆動ブロック配置部29を形成してあり、この電磁駆動ブロック配置部29には励磁コイル30,鉄心31,ヨーク32からなる電磁石ブロック33と、電磁石ブロック33に回動自在に枢支されたアマチュア34と、このアマチュア34に設けられカード35とで構成される電磁駆動ブロック36が、カード35の先部が可動接点ばね261,262の上面に当接するように配置される。
【0044】
この電磁駆動ブロック36は励磁コイル30が励磁されると、アマチュア34を鉄心31に吸引して、アマチュア34を回動させ、カード35の先部で可動接点ばね261,262を押動し、可動接点271,272を固定接点281,282に接触させ、非励磁状態になると可動接点ばね261,262のばね付勢によってカード35が押され、アマチュア34を復帰させ、可動接点271,272は固定接点281,282より開離するようになっている。
【0045】
ところで本実施形態では電子素子であるコンデンサC1,C2の端子を折り曲げずにコンデンサ本体を寝かした状態で実装するために、樹脂成形体20の片側上面に端子4,4同士を対向させるようにコンデンサC1,C2のコンデンサ本体を寝かせた状態で載置するコンデンサ載置部37,38を設け、このコンデンサ配置部37,38の中間位置にはバスバー1aより一体に延長形成した溶接部位391と、これに平行するように配置されるバスバー1eの延長片24bの先部に形成した溶接部位392を露出させる開口部40を設けてあり、この開口部40より露出する溶接部位391,392を、図6に示すように各コンデンサC1,C2の端子4,4が載置できる高さとなるように、バスバー1a、1eの延長辺24bの一部を逆L字状に折り曲げて段付けすることで形成している。
【0046】
また回路ブロック体21の上面には図1に示すようにインサートしたバスバー1b、1c,1eが露出し、高容量電子部品であるスイッチング素子Q1〜Q4を配置する凹部42…を設けてある。これらの凹部42…に露出しているバスバー1x、1bのスイッチング素子配置部50,51、1eのスイッチング素子配置部24aには例えば、高容量電子部品であるFETからなるスイッチング素子Q1〜Q4の取り付けねじ挿通孔43を穿設してあり、これらの取り付けねじ挿通孔43を利用してスイッチング素子Q1〜Q4を夫々ねじ固定し、該凹部42…に露出しているバスバー1b、1c、1eの各スイッチング素子配置部50にはQ4を,51にはQ3を,24aにはQ2,Q1を夫々配設する。またスイッチング素子Q1〜Q4の各3本の端子31…は窓45に夫々露出するバスバー1a…の溶接部53,54および窓46に露出する接続片44(後述する)に溶接固定される。
【0047】
各接続片44は、スイッチング素子Q1〜Q4のゲート信号を外部から接続するためもので、樹脂成形体からなるシグナルプレート47にインサートされて設けられており、シグナルプレート47は図1において、左側の上下二つの凹部42…に配置されたスイッチング素子Q4、Q3上に覆い被さるように載置され、両側側面より突出させた接続片44…を上記のように窓孔46に臨ませている。ここで凹部42に配置されたスイッチング素子Q1〜Q4の各端子の内、制御用端子以外は、窓孔45に臨むバスバー1b,1c,1eの上面に載置されて溶接固定され、制御用端子は窓孔46に臨み、この制御用端子に被さるようにシグナルプレート47の側面より突出している接続片44が配置され、この接続片44の下面に制御用端子が溶接固定される。
【0048】
ここで接続片44の上面と、窓孔45に臨むバスバー1上面に溶接固定される端子の上面とを同じ高さ位置とし、また接続片44に溶接固定される制御用端子の下面と、窓孔45に臨むバスバー1下面とが同じ高さ位置とすることで、図7(a)に示すように一つのスイッチング素子の3本の端子52に対して夫々対応させた抵抗溶接機の電極3a…と、バスバーの溶接部53,54或いは接続片44に夫々対する電極3bとをバスバー1の板面に対して垂直方向に配置して一度に3本の端子52を溶接することができるようになっている。
【0049】
シグナルプレート47の一端上面にはポスト48…群を設けており、このポスト48…群は図1において回路ブロック体21の上端両側に設けてあるコネクタ部5,5a間のコネクタ部49のポスト56…群との間で後述するプリント基板P(或いはケーブル)により接続され外部の制御回路(図示せず)からの制御信号をスイッチング素子Q1〜Q4の制御用端子に接続片44…を介して送ることができるようなっている。
【0050】
コネクタ部49はリレーRYの励磁コイル30を接続して外部から励磁コイル30を励磁できるようになっている。図9はコネクタ部49側の正面を示す。
【0051】
ところで図3に示すセンサ用バスバー1hは、図1おいて、右側のコネクタ部付近に樹脂成形体20を貫通するように開口したセンサ装着開口部55に露出しているバスバー1c、1dを橋渡す連結部位▲1▼、▲2▼を分断後、センサ装置開口部55に嵌合配設したセンサブロック(図示せず)の上面に沿って亘るように配置され、その両端部をバスバー1c、1dの上面、つまりバスバー基準配置面に位置するように下向けに折り曲げてバスバー1c、1d上に載置し、溶接固定されるものである。この溶接固定は図7(b)に示すようにバスバー1hの端部の溶接部位とそれを載置したバスバー1c又は1dを介して板面に対して垂直方向に電極3a、3bを対向させた抵抗溶接機によって溶接することができる。
【0052】
つまり、上述したスイッチング素子Q1〜Q4の端子、コンデンサC1,C2の端子411,412,センサ用バスバー1hの溶接が、被溶接側のバスバーの板面に対して垂直方向に行えるために、バスバー側の溶接部位を従来のように折り曲げ加工する必要がないのである。
【0053】
ここで図10はコネクタ部49部位の断面図を示しており、コネクタ部49は、ポスト56…群と、樹脂成形体20の端部に一体形成した立壁20aの外側に突出させた筒部49bと、各ポスト56を形成する導電金属板をL字状折り曲げて延長して立壁20aから筒部49b内に突出させたコネクタ端子57…とで構成されており、ポスト56…は上端を樹脂成形体20の底面上方に配置されるプリント基板Pの一端部に設けた挿通孔を介してプリント基板Pの上面側に下方から貫通させ、プリント基板Pの上面側に形成した回路パターンに半田付けされることで回路パターンと電気的に接続される。プリント基板Pはパワーステアリングの動作を管理する車載用コンピュータ(図示せず)からの制御信号に対応してスイッチングQ1〜Q4を駆動制御する駆動回路(図示せず)やリレーの電磁駆動ブロック36を駆動する駆動回路(図示せず)が実装されており、他端側に上述したシグナルプレート47の一端上面に突設したポスト48…を上記ポスト56…と同様に貫通させて回路パターンに半田付けし、コネクタ部49を通じて外部から送られてくる車載用コンピュータからの制御信号に基づいてスイッチング素子Q1〜Q4のゲート信号を回路パターンとシグナルプレート47とを介して送ったり、適宜手段(例えばリード線など)により接続した電磁駆動ブロック36の励磁コイル30に駆動信号を送ることができるようになっている。
【0054】
(実施形態2)
上記実施形態1では、プリント基板Pに接続するポスト56…の上端からの基端までの距離は樹脂成形体20の立壁20aの内側の面よりプリント基板Pに並行する方向に形成された樹脂基部20bにインサートされる位置までの距離となり、そのためプリント基板Pと半田付けする先端からポスト56の基端までの距離が短く、衝撃や振動が加わった場合に弾性的に吸収することができず、半田付け部位に無理な力が加わる恐れがあった。
【0055】
そこで、本実施形態では、図11に示すように図10に於ける樹脂基部20bを無くすことで、ポスト56を、立壁20aより突出して樹脂成形体20と並行する突出並行部と、この突出並行部先端より略直角方向に折り曲げ延長された延長部とでL字状に形成し、プリント基板Pに半田付けされる上端から立壁20aにインサートされる基端までの寸法を実施形態1の場合に比べて長くしてある。つまりポスト56の弾性を富ませ、プリント基板Pに上端を半田付けした後、衝撃や振動が加わってもポスト56の弾性によってそれらを吸収して、半田付け部位に影響が及ぶのを防ぎ、結果的に半田付け部位の強度を高めるようにしてある。
【0056】
プリント基板Pの他端側は樹脂成形体20に立設した円柱リブ58にねじ159によって固定される。
【0057】
尚その他の構成は実施形態1と同じであるので図示及び説明は省略する。
【0058】
【発明の効果】
請求項1の発明は、リレーや電子素子等の電装部品を接続する電路を構成するバスバー群をインサート成形により樹脂成形体に固持させて形成した回路ブロック体の樹脂成形構造物をハウジング本体内に収納する電装ハウジングの構造において、隣接配置される電路を構成する複数のバスバーは、一部が未分断連結状態で上記樹脂成形体にインサート成形された後、上記樹脂成形体から外部に露出せる連結部位が分断されて夫々が独立形成されたものであるから、インサート時に取り扱うバスバー部材の点数が少なくなり、また板金を打ち抜き加工する際の無駄な材料が少なくなり、結果コストダウンが図れ、しかも打ち抜き加工が一度で行え、またインサート成形時に金型に入れるバース部材数が少なくなり、そのため製造も簡単になり、製造時間の短縮が図れるという効果がある。
【0059】
また、上記請求項1の発明において、上記樹脂成形体にリレー配設部を設けて、このリレー配設部に電磁駆動ブロックを配設するとともに、この電磁駆動ブロックの下方に電磁駆動ブロックにより駆動される2つの可動接点ばねの一端を固定支持するバスバー部と、可動接点ばねの自由端に設けてある可動接点に接触・開離自在に対向配置される固定接点を配設する別のバスバー部とを配設し、前記2つの可動接点ばねを1つの電磁駆動ブロックで駆動し、前記バスバー部と前記別のバスバー部の少なくとも一方の電路の立体交差部位を設ける必要をなくすことを可能にしたので、市販品のリレーを使用する場合のようにリレー端子が無くなり、リレーの小型で低背化ができ、結果全体の低背化を可能とし、更にリレーの発熱をバスバーに放熱させることができ、結果放熱効率の向上が図れ、またリレー端子とバスバーとの溶接部位の削減が図れて組立作業性の向上が図れ、さらにリレー内でバスバーによる電路の立体交差部位を吸収することが可能となり、バスバーをインサートした樹脂成形体を成形する際に分断しない一枚の板状のバスバー部材のままインサートすることが可能となり、またこのような構成によって、2つの可動接点ばねを一つの電磁駆動ブロックで駆動するリレーを実現できるため、リレーの数を2個から1個に減らすことが可能となる。
【0060】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記電子素子中互いに電気的に並列接続する2つの電子素子の端子の先端同士を突き合わせて該突き合わせ部位をバスバーに溶接固定したので、電子素子の端子の溶接箇所が集合することにより、溶接箇所を減らすことができる。
【0061】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、上記電子素子の一端面より突出した端子を、該端子の突出方向に並行するバスバー上面に載置して当該バスバーに溶接固定したので、溶接機の電極をバスバーの板面に対して垂直方向に向けて配置して溶接することができ、そのため電子素子の端子を曲げる必要もなく、また該端子を溶接するバスバーの溶接部位も垂直方向に曲げ加工する必要もない。
【0062】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの発明において、上記樹脂成形体の上面に電子素子の素子本体を載置する電子素子載置部を設けるとともに、上記素子本体の一端面より突出させた端子を上面に載置して溶接固定するバスバーの溶接部位を、バスバーの一部を折り曲げて上記端子の高さ位置に配置したので、電子部品の端子による電力ロスの削減や、 曲げ部が無くなることにより、衝撃、振動に対する強度が上がる。
【0063】
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの発明において、外部からの信号を取り込むためのコネクタ部を上記樹脂成形体の端部に一体形成した立壁に設け、上記コネクタ部には、基部が上記立壁にインサートされて上記立壁の外側の面より先部を外方に突出したコネクタ端子と、上記立壁にインサートされたコネクタ端子の基部から一体延長されて上記立壁の内側の面より上記樹脂成形体に並行するように突出し、この並行突出部の先端より上方に略直角方向に延長された延長部の上端を、上記樹脂成形体と並行するようにハウジング本体内に配置されるプリント基板に半田付けされるポスト群とを備えたので、基端からプリント基板に対して半田付けする上端までのポストの寸法を長くすることができ、そのためポストの弾性を富ませて衝撃や振動を吸収することが可能となり、半田付け部位の強度を強くすることができる。
【0064】
請求項6の発明は、ハーネスプラグが接続されるコネクタの栓刃やリレーや電子素子等の電装部品を接続する電路を構成するバスバー群をインサート成形により樹脂成形体に固持させて形成した回路ブロック体の樹脂成形構造物にリレー配設部を設け、このリレー配設部に電磁駆動ブロックを配設して上記樹脂成形構造物をハウジング本体内に収納する電装ハウジングの製造方法において、隣接配置される電路を構成する複数のバスバーを一部が未分断で連結状態の一部材として打ち抜き加工し、該未分断状態で樹脂成形構造物にインサート成形により埋設した後、上記樹脂成形構造物から外部に露出せる連結部分を分断して夫々が独立したバスバーとするので、インサート時に取り扱うバスバー部材の点数が少なくなり、また板金を打ち抜き加工する際の無駄な材料が少なくなり、結果コストダウンが図れ、しかもインサート時に金型に入れるバース部材数が少なくなり、そのため製造も簡単になり製造に要する時間を短縮することができる。また、上記請求項6の発明において、上記樹脂成形体にリレー配設部を設けて、このリレー配設部に電磁駆動ブロックを配設するとともに、この電磁駆動ブロックの下方に電磁駆動ブロックにより駆動される2つの可動接点ばねの一端を固定支持するバスバー部と、可動接点ばねの自由端に設けてある可動接点に接触・開離自在に対向配置される固定接点を配設する別のバスバー部とを配設し、前記2つの可動接点ばねを1つの電磁駆動ブロックで駆動し、前記バスバー部と前記別のバスバー部の少なくとも一方の電路の立体交差部位を設ける必要をなくすことを可能にしたので、市販品のリレーを使用する場合のようにリレー端子が無くなり、リレーの小型で低背化ができ、結果全体の低背化を可能とし、更にリレーの発熱をバスバーに放熱させることができ、結果放熱効率の向上が図れ、またリレー端子とバスバーとの溶接部位の削減が図れて組立作業性の向上が図れ、さらにリレー内でバスバーによる電路の立体交差部位を吸収することが可能となり、バスバーをインサートした樹脂成形体を成形する際に分断しない一枚の板状のバスバー部材のままインサートすることが可能となり、またこのような構成によって、2つの可動接点ばねを一つの電磁駆動ブロックで駆動するリレーを実現できるため、リレーの数を2個から1個に減らすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路ブロック体の上面図である。
【図2】同上に用いる電動パワーステアリングユニットの回路図である。
【図3】同上の各バスバーの打ち抜き加工説明用の平面図である。
【図4】同上に用いる回路ブロック体のバスバーの配置状態を示すもので、(a)は正面概略図、(b)は一部省略せる側面概略図、(c)は平面概略図である。
【図5】(a)は同上のリレーの可動接点ばねと電磁駆動ブロックの配置関係説明図である。
(b)は同上のリレーの一部破断省略せる側面図である。
【図6】同上のコンデンサの端子の溶接部位の説明図である。
【図7】同上の溶接方法説明図である。
【図8】同上の回路ブロック体の下面図である。
【図9】同上の一部省略せる正面図である。
【図10】同上のコネクタ部の断面図である。
【図11】本発明の実施形態の要部の断面図である。
【図12】従来例に対応する電動パワーステアリングユニットの回路図である。
【図13】従来例に内蔵する回路ブロック体の実体配線図である。
【図14】同上のバスバーの配置構成及び電装部品の実装配置構成を示すもので、(a)は正面概略図、(b)は側面概略図、(c)は平面概略図である。
【図15】同上の各バスバーの打ち抜き加工時の平面展開図である。
【図16】同上のコンデンサの実装説明図である。
【図17】同上の溶接箇所の説明図である。
【図18】同上の溶接方法の説明図である。
【符号の説明】
1a〜1g バスバー
2 ハウジング本体
20 樹脂成形体
21 回路ブロック体
▲1▼〜▲6▼ 連結部位
Claims (6)
- ハーネスプラグが接続されるコネクタの栓刃やリレーや電子素子等の電装部品が接続されるバスバー群を一体に形成し、これらバスバー群を未分断若しくは分断された状態でインサート成形により樹脂成形体に固持させて形成した回路ブロック体の樹脂成形構造物をハウジング本体内に収納した電装ハウジングの構造であって、
上記樹脂成形構造物にリレー配設部を設けて、このリレー配設部に電磁駆動ブロックを配設するとともに、
前記バスバー群には、この電磁駆動ブロックの下方に電磁駆動ブロックにより駆動される2つの可動接点ばねの一端を固定支持するバスバー部と、可動接点ばねの自由端に設けてある可動接点に接触・開離自在に対向配置される固定接点を配設する別のバスバー部とを有し、前記2つの可動接点ばねを1つの電磁駆動ブロックで駆動し、前記バスバー部と前記別のバスバー部の少なくとも一方の電路の立体交差部位を設ける必要をなくすことを可能にした
ことを特徴とする電装ハウジングの構造。 - 上記電子素子の一端面より突出した端子を、該端子の突出方向に並行するバスバー上面に載置して当該バスバーに溶接固定して成ることを特徴とする請求項1記載の電装ハウジングの構造。
- 上記電子素子中互いに電気的に並列接続する2つの電子素子の端子の先端同士を突き合わせて該突き合わせ部位をバスバーに溶接固定して成ることを特徴とする請求項1又は2記載の電装ハウジングの構造。
- 上記樹脂成形構造物の上面に電子素子の素子本体を載置する電子素子載置部を設けるとともに、上記素子本体の一端面より突出させた端子を上面に載置して溶接固定するバスバーの溶接部位を、バスバーの一部を折り曲げて上記端子の高さ位置に配置したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の電装ハウジングの構造。
- 外部からの信号を取り込むためのコネクタ部を上記樹脂成形構造物の端部に一体形成した立壁に設け、上記コネクタ部には、基部が上記立壁にインサートされて上記立壁の外側の面より先部を外方に突出したコネクタ端子と、上記立壁にインサートされたコネクタ端子の基部から一体延長されて上記立壁の内側の面より上記樹脂成形構造物に並行するように突出し、この並行突出部の先端より上方に略直角方向に延長された延長部の上端を、上記樹脂成形構造物と並行するようにハウジング本体内に配置されるプリント基板に半田付けされるポスト群とを備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の電装ハウジングの構造。
- ハーネスプラグが接続されるコネクタの栓刃やリレーや電子素子等の電装部品を接続する電路を構成するバスバー群をインサート成形により樹脂成形体に固持させて形成した回路ブロック体の樹脂成形構造物にリレー配設部を設け、このリレー配設部に電磁駆動ブロックを配設して上記樹脂成形構造物をハウジング本体内に収納する電装ハウジングの製造方法において、隣接配置される電路を構成する複数のバスバーを一部が未分断で連結状態の一部材として打ち抜き加工し、該未分断状態で樹脂成形構造物にインサート成形により埋設した後、上記樹脂成形構造物から外部に露出せる連結部分を分断して夫々が独立したバスバーとし、前記バスバー群に、この電磁駆動ブロックの下方に電磁駆動ブロックにより駆動される2つの可動接点ばねの一端を固定支持するバスバー部と、可動接点ばねの自由端に設けてある可動接点に接触・開離自在に対向配置される固定接点を配設する別のバスバー部とを形成し、前記2つの可動接点ばねを1つの電磁駆動ブロックで駆動し、前記バスバー部と前記別のバスバー部の少なくとも一方の電路の立体交差部位を設ける必要をなくすことを可能にしたことを特徴とする電装ハウジングの製造方法。
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