JP4296482B2 - 料金徴収装置及び料金徴収方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、料金徴収装置、端末装置、車両及び料金徴収方法に関し、例えばETC(Electronic Toll Collection system )(登録商標)に適用することができる。本発明は、車両の搭乗者に係るバイオメトリックスのデータに基づいて、料金の徴収対象に係るユーザーが車両の搭乗者か否か判断し、該判断結果に基づいて料金の支払いを中止することにより、車両に係る料金徴収システムにおいて、車両の持ち主等の意図に反した料金の支払いを有効に回避することができるようにする。
【0002】
【従来の技術】
従来、高速道路の料金自動徴収システムとしてETCシステムが利用されるようになされている。このETCシステムにおいては、料金所に設置された料金徴収装置と車両に搭載した専用端末との間のデータ通信により、料金所を通過する際に、プリペイドカードから料金を徴収し、これにより簡易に通行料を清算し得るようになされている。
【0003】
このようなETCシステムに関して、使い勝手を向上する方法が種々に提案されており、例えば特開平7−320126号公報にあっては、プリペイドカードの残金をユーザーに通知して、使い勝手を向上する方法が提案されるようになされている。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−320126号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで車両においては、友人等に貸し出す場合もある。このような場合に、従来のETCシステムにおいては、車両の持ち主の意図に反して、プリペイドカードを無断で使用されてしまう場合もある。またこの場合に、車両を借りた側にあっても、このようなプリペイドカードの無断の使用に何ら気付かない場合も考えられる。
【0006】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、車両に係る料金徴収システムにおいて、車両の持ち主等の意図に反した料金の支払いを有効に回避することができる料金徴収装置及び料金徴収方法を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、車両に搭載された端末装置との間のデータ通信により、端末装置に装着されるプリペイドカードから車両の利用に係る料金を徴収する料金徴収装置に適用して、端末装置から、料金の徴収対象を特定する識別コードである前記プリペイドカードの識別コードと、車両の搭乗者に係るバイオメトリックスのデータとを取得するデータ取得手段と、データ取得手段で取得した識別コード及びバイオメトリックスのデータに基づいて、データベースを検索し、料金の徴収対象に係るユーザーが、バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーであるか否か判断するユーザー認証手段とを備えるようにする。さらにユーザー認証手段の認証結果に基づいて、料金の徴収対象に係るユーザーが、バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーである場合、端末装置に料金の徴収を指示し、ユーザー認証手段の認証結果に基づいて、料金の徴収対象に係るユーザーが、バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーでない場合、端末装置を用いた料金の徴収を中止し、プリペイドカードが未使用の場合、データ取得手段で取得した識別コード及びバイオメトリックスのデータをデータベースに登録し、プリペイドカードに残金が無い場合、データベースから識別コード及びバイオメトリックスのデータを削除する。
【0011】
また請求項の発明においては、車両に搭載された端末装置との間のデータ通信により、端末装置を用いて端末装置に装着されるプリペイドカードから車両の利用に係る料金を徴収する料金徴収方法に適用して、端末装置から、料金の徴収対象を特定する識別コードである前記プリペイドカードの識別コードと、車両の搭乗者に係るバイオメトリックスのデータとを取得するデータ取得ステップと、データ取得ステップで取得した識別コード及びバイオメトリックスのデータに基づいて、データベースを検索し、料金の徴収対象に係るユーザーが、バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーであるか否か判断するユーザー認証ステップとを備え、ユーザー認証ステップの認証結果に基づいて、料金の徴収対象に係るユーザーが、バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーである場合、端末装置に料金の徴収を指示し、ユーザー認証ステップの認証結果に基づいて、料金の徴収対象に係るユーザーが、バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーでない場合、端末装置を用いた料金の徴収を中止し、プリペイドカードが未使用の場合、データ取得ステップで取得した識別コード及びバイオメトリックスのデータをデータベースに登録し、プリペイドカードに残金が無い場合、データベースから識別コード及びバイオメトリックスのデータを削除する。
【0012】
請求項1、又は請求項2の構成によれば、他人のプリペイドカード等による支払いを防止することができ、これにより車両の持ち主等の意図に反した料金の支払い等を有効に回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。
【0018】
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態の構成
図2は、本発明の実施の形態に係る料金徴収システムを示すブロック図である。この料金徴収システム1では、有料道路の料金所に設置された料金徴収装置2と車両3に搭載した専用端末4との間のデータ通信により、この料金所を通過する車両3からこの車両3の利用に係る料金である通行料を徴収する。この料金徴収システム1では、この料金の徴収に係る料金徴収装置2が、料金徴収端末2Aと、ネットワーク5を介してこの料金徴収端末2Aに接続された管理サーバー2Bとにより構成される。
【0019】
ここで管理サーバー2Bは、この料金徴収システム1に適用されるプリペイドカードについて、このプリペイドカードを使用可能な複数の料金徴収端末2Aを管理するコンピュータであり、料金徴収端末2Aからの要求により認証用のデータを登録し、またこの登録した認証用のデータに基づいて車両3への課金に係る認証の処理を実行する。
【0020】
すなわちこの管理サーバー2Bは、インターフェース(I/F)11によりネットワーク5に接続され、リードオンリメモリ(ROM)12の記録に従ってランダムアクセスメモリ(RAM)13にワークエリアを確保してハードディスク装置(HDD)14に記録された処理プログラムを中央処理ユニット(CPU)15で実行することにより、これらの処理を実行する。
【0021】
すなわち中央処理ユニット15は、ネットワーク5を介して料金徴収端末2Aから登録要求が得られると、この登録に係る車両3について、この車両3の専用端末4に設けられたプリペイドカードに固有の識別情報であるIDコード、車両3の運転手個人に特有の身体的特徴のデータであるバイオメトリックスのデータを、料金徴収端末2Aを介して専用端末4から取得し、これらのデータをハードディスク装置14に記録する。これにより中央処理ユニット15は、IDコードとバイオメトリックスのデータとを対応付けて蓄積し、認証用データベース(DB)16を構築するようになされている。また中央処理ユニット15は、このようにして構築してなる認証用データベース16について、料金徴収端末2Aから削除要求が得られると、この削除に係るプリペイドカードのIDコードを同様にして取得し、このIDコードに係る記録を認証用データベース16から削除する。
【0022】
これに対して中央処理ユニット15は、ネットワーク5を介して料金徴収端末2Aから認証要求が得られると、この認証に係るプリペイドカードのIDコード、バイオメトリックスのデータを同様にして専用端末4から取得し、このIDコードにより認証用データベース16を検索する。またこのようにして検索してこのIDコードが設定されてなる登録に係るバイオメトリックスのデータと、料金徴収端末2Aから通知されたバイオメトリックスのデータとの比較により、この2つのバイオメトリックスのデータに係る人物が同一人物か否か判断する。これにより中央処理ユニット15は、認証用データベース16の記録を用いて車両3の運転手が事前に登録された人物か否か照合し、この照合結果を料金徴収端末2Aに通知する。これによりこの実施の形態では、認証用のデータにバイオメトリックスのデータを適用して、この認証用のデータによる管理サーバー2Bの管理により、事前に登録されたユーザー以外については、専用端末4においてプリペードカードから料金を徴収しないようになされている。またこの実施の形態では、このバイオメトリックスのデータに指紋のデータが適用されるようになされている。
【0023】
図3は、この料金徴収端末2Aを車両3の構成と共に示すブロック図である。この料金徴収端末2Aは、この料金所のゲートを開閉するゲート開閉機構21、管理サーバー2Bとの間のデータ通信手段であるインターフェース(I/F)22、専用端末4との間の無線通信によるデータ通信手段である通信部23を有するコンピュータであり、リードオンリメモリ(ROM)24の記録に従ってランダムアクセスメモリ(RAM)25にワークエリアを確保してハードディスク装置(HDD)26に記録された処理プログラムを中央処理ユニット(CPU)27で実行することにより、車両3より料金を徴収する。
【0024】
すなわちこの料金徴収端末2Aにおいて、中央処理ユニット27は、ゲートに設けられたセンサによりゲートへの車両3の接近が検出されると、通信部23を駆動してこの車両3の専用端末4との間でデータ通信を開始し、専用端末4からプリペイドカードのIDコード、残金、バイオメトリックスのデータを取得する。中央処理ユニット27は、このようにして取得される残金、IDコードより、このプリペイドカードが未使用のものと判断される場合、インターフェース22を介して管理サーバー2Bに登録要求を送出し、取得したIDコード、バイオメトリックスのデータを管理サーバー2Bに通知する。また中央処理ユニット27は、通知された残金よりこの料金所で徴収する金額を減額し、その結果残る金額を専用端末4に通知する。またこの通知に対応する専用端末4からの応答によりゲート開閉機構21を駆動してゲートを開き、車両3の通過を確認してゲートを閉じる。
【0025】
これに対して中央処理ユニット27は、専用端末4から通知された残金、IDコードによりこのプリペイドカードが既に使用されているものと判断される場合、インターフェース22を介して管理サーバー2Bに認証要求を送出し、取得したIDコード、バイオメトリックスのデータを管理サーバー2Bに通知する。またこの認証要求に対して管理サーバー2Bから認証用データベース16に対応する記録が存在する旨の通知が得られると、通知された残金よりこの料金所で徴収する金額を減額し、その結果残る金額を徴収した金額と共に専用端末4に通知する。またこの通知に対応する専用端末4からの応答によりゲート開閉機構21を駆動してゲートを開き、車両3の通過を確認してゲートを閉じる。
【0026】
またこのようにして料金所で徴収する金額を減額して残る金額が0の場合、中央処理ユニット27は、このIDコードにより認証用データベース16の削除要求を管理サーバー2Bに通知する。
【0027】
これに対して認証要求に対する管理サーバー2Bからの通知において、認証用データベース16に対応する記録が存在しないとの結果が通知された場合、すなわち認証用データベース16において、このIDコードに係る記録には他人のバイオメトリックスのデータが登録されている場合、中央処理ユニット27は、プリペイドカードからの料金の徴収を中止する。中央処理ユニット27は、この場合、専用端末4に、通行料の現金による支払いを指示するメッセージの表示を指示する。またこのメッセージの表示に対応して係員により料金が徴収されてゲートの開閉が指示されると、ゲート開閉機構21を駆動してゲートを開き、車両3の通過を確認してゲートを閉じる。
【0028】
なお中央処理ユニット27は、専用端末4から通知された残金によっては、通行料の支払いが不足する場合にあっては、専用端末4との間のでデータ通信により不足する金額の現金による支払い、通行料全額の現金による支払い等のユーザーの選択を受け付けるようになされ、これらユーザーの選択に対応して、上述した削除要求、ゲート開閉処理等を実行するようになされている。
【0029】
これらによりこの料金徴収システム1において、通信部23は、端末装置である専用端末4から料金の徴収対象を特定する識別コードと、車両3の搭乗者に係るバイオメトリックスのデータとを取得するデータ取得手段を構成し、管理サーバー2Bにおいては、この識別コード及びバイオメトリックスのデータに基づいて、料金の徴収対象に係るユーザーが、バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーであるか否か判断するユーザー認証手段を構成するようになされている。
【0030】
専用端末4は、これらの料金徴収端末2A、管理サーバー2Bの一連の処理に対応してバイオメトリックスのデータ等を取得して料金徴収端末2Aに通知する。
【0031】
ここで図4は、この車両3の操舵装置と座席との関係を示す側面図である。この操舵装置41は、把持する部位が一意的に決まる操舵装置であり、運転席の座席42の根元、右手側よりアーム43が延長し、このアーム43の先端に操作部44が配置される。
【0032】
ここで操作部44は、座席42に着席した運転手が右手により操作する個所である。操作部44は、図5に上方より見て拡大して示すように、アーム43の先端に設けられたほぼ水平方向に延長する回動軸を中心にして、矢印Aにより示すように、前後に回動できるように構成され、車両3においては、この操作部44の回動をシステムコントローラ(シスコン)45(図3)で検出して加減速するようになされている。また操作部44は、アーム43の根元を中心にして、矢印Bにより示すように、左右に回動できるように構成され、車両3においては、シスコン45により左右方向の回動を検出して車輪の向きを左右に変化させ、進行方向を変化させるようになされている。
【0033】
また操作部44は、前方より見たとき、上方側に略円弧形状に空隙が形成されるように、上方側の部位44Aが円弧形状に立ち上がり、この円弧形状の空隙に人指し指から小指を差し込んで、親指と人指し指との付け根がこの円弧形状に立ち上がった部位44Aの付け根に当接するようになされている。これにより操作部44は、この円弧形状に立ち上がった部位44Aに対して、親指と人指し指とにより左右方向に力を加えることにより、全体として左右に回動させることができるようになされている。また親指と人指し指との付け根により前方に押し出して、全体を前方に回動させることができるようになされている。操作部44は、この円弧形状により立ち上がった部位44Aが手の甲を覆い、この手の甲の上方にホーンの操作子44B等が配置されるようになされている。
【0034】
図5との対比により図6に示すように、操作部44は、この円弧形状に立ち上がった部位44Aの下側に、略楕円形状の突形状により、人指し指から小指を添えて把持するグリップ部44Cが形成される。これにより操作部44は、このグリップ部44Cを把持して後方側等に可動できるようになされている。
【0035】
ここでグリップ部44Cは、各指を添える部位にそれぞれ溝44Dが形成され、これらの溝44Dにより各指をガイドして違和感無く各指を添えることができるようになされている。グリップ部44Cは、これらの溝44Dのうちの人指し指を添える溝44Dの先端側に、バイオメトリックスデータのデータ取得手段として指紋検出部44Eが設けられ、この指紋検出部44Eにより運転手の指紋画像を取得できるようになされている。なおここでこの指紋検出部44Eにおいては、例えば撮像手段、静電容量による指紋取得機構等、種々の指紋検出手段の構成を広く適用することができる。
【0036】
これによりこの実施の形態においては、この車両3を操作する一連の操作の中で運転手の指紋を取得して、運転手にバイオメトリックスデータの取得を認識させないようにし、このようなデータを取得することに係る精神的、肉体的な負担を運転手に与えないようになされている。
【0037】
車両3において(図3)、シスコン45は、この車両3全体の動作を制御するコンピュータであり、ユーザーによるキー操作により動作を立ち上げてエンジンを起動し、また操作部44Dの操作により操舵、加減速等を対応する各部に指示する。この一連の処理において、シスコン45は、ユーザーによるキー操作によりエンジンを起動する際に、併せて専用端末4の動作を立ち上げる。また指紋検出部44Eによる指紋画像の監視、操作部44の操作の監視等により、運転手がグリップ部44Cを正常に把持して指紋検出部44Eより人指し指の指紋画像を正しく取得し得る状態になったと判断すると、指紋検出部44Eによる指紋画像のデータを専用端末4に出力する。
【0038】
専用端末4は、このようにして通知されるバイオメトリックスのデータを料金徴収端末2Aに通知し、この料金徴収端末2Aの指示によりプリペイドカード32の金額を更新することにより、この有料道路の通行料を支払う。
【0039】
すなわち専用端末4は、プリペイドカード32のリードライタ33、料金徴収端末2Aとの間の無線通信によるデータ通信手段である通信部34を有するコンピュータであり、ランダムアクセスメモリ(RAM)36にワークエリアを確保してリードオンリメモリ(ROM)35に記録された処理プログラムを中央処理ユニット(CPU)31で実行することにより、この通行料の支払いに係る一連の処理を実行する。
【0040】
図1は、この通行料の支払いに係る中央処理ユニット31の処理手順を示すフローチャートである。中央処理ユニット31においては、シスコン45の制御により動作を立ち上げると、この処理手順を開始し、ステップSP1からステップSP2に移り、インターフェース(I/F)46を介してシスコン45からバイオメトリックスのデータを取得する。また中央処理ユニット31は、リードライタ33の制御によりプリペイドカード32からIDコード、残金を読み取り、料金徴収端末2Aからの呼びかけにより、続くステップSP3において、これらIDコード、残金、バイオメトリックスのデータを料金徴収端末2Aに通知する。
【0041】
これにより中央処理ユニット31においては、続くステップSP4において、これらの通知による料金徴収端末2Aと管理サーバー2Bとの間のデータ通信により、プリペイドカード32の残金により通行料を支払い可能か否か、このプリペイドカード32の登録に係るユーザーが運転手本人であるかの判定を受け、通行料を支払い可能であって、かつプリペイドカード32の登録に係るユーザーが運転手本人である場合、料金徴収端末2Aからの通知によりステップSP4からステップSP5に移り、リードライタ33の制御によりプリペイドカード32の残金を更新し、これにより通行料を支払う。また続くステップSP6において、このようにして支払った料金を残金と共に液晶表示パネル(LCD)38に表示した後、ステップSP7に移ってこの処理手順を終了する。
【0042】
これに対してプリペイドカード32の残金が不足する場合、又はプリペイドカード32の登録に係るユーザーが運転手本人でない場合、中央処理ユニット31は、料金徴収端末2Aからの通知により、ステップSP4からステップSP8に移り、対応する処理を実行してステップSP7に移る。なおここでこの対応する処理においては、料金徴収端末2Aからの通知により、現金による支払い等を促すメッセージを液晶表示パネル38に表示する処理等である。
【0043】
これによりこの実施の形態において、専用端末4の通信部34は、料金徴収装置2との間でデータ通信するデータ通信手段を構成し、中央処理ユニット31は、料金の徴収対象を特定する識別コードと、車両3の搭乗者に係るバイオメトリックスのデータとをデータ通信手段を介して料金徴収装置2に送出し、識別コード及びバイオメトリックスのデータに基づいた、料金徴収装置2による料金の徴収対象に係るユーザーが搭乗者か否かの判断により、料金の支払いを中止する制御手段を構成するようになされている。
【0044】
(1−2)第1の実施の形態の動作
以上の構成において、この料金徴収システム1において、車両3は、運転手によるキー操作によりエンジンが起動し、操舵装置41の操作部44に手を置いて操作部44を可動させることにより加減速し、また操舵輪の向きが変化する(図2、図4〜図6)。これにより運転手においては、車両3を運転して所望する場所に移動することができる。
【0045】
車両3においては、このように運転手の操作に係る操作部44に設けられた指紋検出部44Eで運転手の人指し指の指紋画像が取得され、これにより車両3の搭乗者に固有の身体上の特徴を示すバイオメトリックスのデータが、何ら運転手にデータの取得を認識させることなく取得される。
【0046】
この料金徴収システム1では、このようにして車両3において、運転手を特定するデータが取得される。またこの料金徴収システム1では、この車両3に設けられた専用端末4において(図3)、リードライタ33により、プリペイドカード32に固有のIDコード、このプリペイドカード32の残金が検出されて保持される。
【0047】
料金徴収システム1では、このようにして車両3側において、各種のデータが準備された状態で、料金徴収端末2Aにより車両3の接近が監視され、車両3が接近すると、専用端末4、料金徴収端末2Aとの間の無線通信によるデータ通信により、このようなIDコード、残金、バイオメトリックスのデータが車両3から料金徴収端末2Aに通知される。またこの料金徴収装置2において、これらのデータにより管理サーバー2Bの認証用データベース16に未登録か否か判断され、未登録の場合には、管理サーバー2Bに登録要求を発行してこのIDコード、バイオメトリックスのデータが管理サーバー2Bの認証用データベース16に登録される。これによりこの料金徴収システム1では、この認証用データベース16に、プリペイドカード32を特定する情報、このプリペイドカード32に係る料金の徴収対象であるユーザーを特定する情報が記録される。
【0048】
これに対して既にプリペイドカード32が使用されている場合には、登録済の場合であることにより、料金徴収端末2Aからの認証要求により、この認証用データベース16の記録と、車両3から取得したバイオメトリックスのデータが照合され、これにより現在の運転手が事前に登録されたプリペイドカード32に係る料金の徴収対象であるユーザーか否か判断される。
【0049】
これによりこの料金徴収システム1では、現在の運転手が事前に登録されたプリペイドカード32に係る料金の徴収対象である場合、プリペイドカード32の金額を通行料の分だけ減額し、これによりプリペイドカード32により料金が支払われる。これに対して現在の運転手が事前に登録されたプリペイドカード32に係る料金の徴収対象でない場合、プリペイドカード32による料金の支払いが中止される。
【0050】
これによりこの料金徴収システム1では、車両3の持ち主等の意図に反した料金の支払いを有効に回避することができる。すなわちプリペイドカード32を専用端末4にセットしたまま、車両3を貸し出した場合には、認証用データベース16に記録されたこのプリペイドカード32に係るユーザーのバイオメトリックスデータと、運転手より検出されるバイオメトリックスデータとで一致する照合結果を得ることができないことにより、このプリペイドカード32による料金の支払いを中止することができる。
【0051】
このようにして料金の支払いを中止するにつき、ユーザーにおいては、何らバイオメトリックスデータの取得を認識し得ないことにより、その分、負担を軽減することができる。また例えば車両3が盗難にあった場合等に、プリペイドカード32の使用を確実に防止することができる。
【0052】
(1−3)第1の実施の形態の効果
以上の構成によれば、車両の搭乗者の1人である運転手に係るバイオメトリックスのデータに基づいて、料金の徴収対象に係るユーザーが車両の搭乗者か否か判断し、該判断結果に基づいて料金の支払いを中止することにより、車両に係る料金徴収システムにおいて、車両の持ち主等の意図に反した料金の支払いを有効に回避することができる。
【0053】
またこのようなバイオメトリックスのデータを料金徴収装置に通知し、この料金徴収装置側の処理により料金の徴収対象に係るユーザーが車両の搭乗者か否か判断することにより、すなわち専用端末側においては、このようなデータを料金徴収装置に通知し、この料金徴収装置の判断結果による処理により料金を支払うことにより、車両側の構成を簡略化することができる。
【0054】
またこのような料金の徴収がプリペイドカードによる料金の徴収であることにより、既存のETCシステムを有効に利用することができる。
【0055】
また専用端末においては、車両に設けられたデータ取得手段により、搭乗者にバイオメトリックスのデータの取得を認識させないで取得することにより、その分、搭乗者の負担を軽減することができる。
【0056】
(2)第2の実施の形態
この実施の形態における料金徴収システムにおいては、管理サーバーにおけるバイオメトリックスデータを用いた認証による処理に代えて、専用端末側で認証の処理を実行する。なおこの実施の形態においては、この認証に係る処理、関連する処理が異なる点を除いて、第1の実施の形態と同様に構成されることにより、以下の説明においては、図2、図3等の構成を流用して説明する。しかしてこの実施の形態においては、これにより管理サーバー2Bが省略される。
【0057】
この実施の形態において、専用端末4の中央処理ユニット31は、図示しない記録手段に、車両3で検出されるバイオメトリックスのデータを記録して保持する。また中央処理ユニット31は、リードライタ33によりプリペイドカード32が装着され、このプリペイドカード32が未使用の場合には、このようにして記録して保持したバイオメトリックスのデータを車両3で検出されるバイオメトリックスのデータにより更新する。
【0058】
中央処理ユニット31は、このようにして記録して保持したバイオメトリックスのデータと、車両3で検出されるバイオメトリックスのデータとの比較により、プリペイドカード32による料金の支払いに係るユーザーが運転手か否か判断し、運転手の場合には、料金徴収端末2Aからの呼びかけにより、料金徴収端末2Aとの間で一連のデータ通信処理を実行し、プリペイドカード32により通行料を支払う。これに対してプリペイドカード32による料金の支払いに係るユーザーが運転手では無い場合、料金徴収端末2Aからの呼びかけに対して、プリペイドカード32によっては通行料を支払うことが困難な旨、通知し、プリペイドカード32による料金の支払いを中止する。
【0059】
この実施の形態のように、料金の徴収対象に係るユーザーが車両の搭乗者か否かの判断を専用端末側で実行して料金の支払いを中止するようにしても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。またこのようにすれば、料金徴収装置側の構成を簡略化することができる。
【0060】
(3)他の実施の形態
なお上述の第1の実施の形態においては、指紋による画像データを直接伝送して照合する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば特徴点を抽出して伝送して照合するようにしてもよい。
【0061】
また上述の実施の形態においては、片手により操作可能な操舵部による車両に搭載される専用端末に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、現在の車両に使用されるリング形状によるハンドルの車両に関して本発明を適用する場合等にも広く適用することができる。なおこの場合、ハンドルの一部に指紋読み取り機構を設けることにより、運転手が気付かないうちに指紋を取得することができる。
【0062】
また上述の実施の形態においては、指紋によるバイオメトリックスのデータを使用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば掌紋、静脈パターン、網膜パターン等、各人に固有の身体的な特徴を示す種々のデータを広く適用することができる。
【0063】
また上述の実施の形態においては、車両に搭載する専用端末に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、このような専用端末を車両に作り付ける場合にも広く適用することができる。
【0064】
また上述の実施の形態においては、車両の搭乗者の1人である運転手に関して、プリペイドカードのユーザーか否か判断する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばプリペイドカードのユーザーが助手席等に着席している場合も考えられることにより、車両の搭乗者全員について、バイオメトリックスのデータを取得して照合するようにしてもよい。
【0065】
また上述の実施の形態においては、車両の搭乗者がプリペイドカードのユーザーでは無い場合に、現金により支払う場合について述べたが、本発明はこれに限らず、取得したバイオメトリックスのデータを有効に利用して、この搭乗者の口座等より支払う場合等にも広く適用することができる。
【0066】
また上述の実施の形態においては、有料道路の通行料の徴収に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば駐車料の徴収等、車両の利用に係る各種料金の徴収に広く適用することができる。
【0067】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、車両の搭乗者に係るバイオメトリックスのデータに基づいて、料金の徴収対象に係るユーザーが車両の搭乗者か否か判断し、該判断結果に基づいて料金の支払いを中止することにより、車両に係る料金徴収システムにおいて、車両の持ち主等の意図に反した料金の支払いを有効に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る専用端末の中央処理ユニットの処理手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る料金徴収システムを示すブロック図である。
【図3】図2の料金徴収システムの料金徴収装置及び専用端末の構成を示すブロック図である。
【図4】図2の料金徴収システムに係る車両のシートを示す側面図である。
【図5】図4の操舵部における操作部を示す平面図である。
【図6】図5の操作部のグリップ部を示す平面図である。
【符号の説明】
1……料金徴収システム、2……料金徴収装置、3……車両、4……専用端末、5……ネットワーク、6……管理サーバー、15、27、31……中央処理ユニット、23、34……通信部、16……認証用データベース、32……プリペイドカード、41……操舵装置、44E……指紋検出部

Claims (2)

  1. 車両に搭載された端末装置との間のデータ通信により、前記端末装置に装着されるプリペイドカードから前記車両の利用に係る料金を徴収する料金徴収装置において、
    前記端末装置から、前記料金の徴収対象を特定する識別コードである前記プリペイドカードの識別コードと、前記車両の搭乗者に係るバイオメトリックスのデータとを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段で取得した前記識別コード及び前記バイオメトリックスのデータに基づいて、データベースを検索し、前記料金の徴収対象に係るユーザーが、前記バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーであるか否か判断するユーザー認証手段とを備え、
    前記ユーザー認証手段の認証結果に基づいて、前記料金の徴収対象に係るユーザーが、前記バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーである場合、前記端末装置に料金の徴収を指示し、
    前記ユーザー認証手段の認証結果に基づいて、前記料金の徴収対象に係るユーザーが、前記バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーでない場合、前記端末装置を用いた料金の徴収を中止し、
    前記プリペイドカードが未使用の場合、前記データ取得手段で取得した前記識別コード及び前記バイオメトリックスのデータを前記データベースに登録し、
    前記プリペイドカードに残金が無い場合、前記データベースから前記識別コード及び前記バイオメトリックスのデータを削除する
    金徴収装置。
  2. 車両に搭載された端末装置との間のデータ通信により、前記端末装置を用いて前記端末装置に装着されるプリペイドカードから前記車両の利用に係る料金を徴収する料金徴収方法において、
    前記端末装置から、前記料金の徴収対象を特定する識別コードである前記プリペイドカードの識別コードと、前記車両の搭乗者に係るバイオメトリックスのデータとを取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップで取得した前記識別コード及び前記バイオメトリックスのデータに基づいて、データベースを検索し、前記料金の徴収対象に係るユーザーが、前記バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーであるか否か判断するユーザー認証ステップとを備え、
    前記ユーザー認証ステップの認証結果に基づいて、前記料金の徴収対象に係るユーザーが、前記バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーである場合、前記端末装置に料金の徴収を指示し、
    前記ユーザー認証ステップの認証結果に基づいて、前記料金の徴収対象に係るユーザーが、前記バイオメトリックスのデータにより特定されるユーザーでない場合、前記端末装置を用いた料金の徴収を中止し、
    前記プリペイドカードが未使用の場合、前記データ取得ステップで取得した前記識別コード及び前記バイオメトリックスのデータを前記データベースに登録し、
    前記プリペイドカードに残金が無い場合、前記データベースから前記識別コード及び前記バイオメトリックスのデータを削除する
    金徴収方法。
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