JP4295478B2 - 圧縮音声データのテキスト設定装置及びテキスト設定方法 - Google Patents

圧縮音声データのテキスト設定装置及びテキスト設定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮音声データのテキスト設定装置及びテキスト設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、圧縮音声ファイル(MD記録再生機器に用いられているATRAC/ATRAC3規格による音声ファイルを除く)をPCMやATRAC等の規格に基づいて変換し、パソコンに内蔵もしくは外付けのドライブ装置、またはデジタル出力を用いてCD−R、CD−RW、MD等のディスクに記録することが広く行われている。
【0003】
ディスクに記録するときの元データである圧縮音声ファイルには、付加情報として、「曲名、アルバム名称、演奏アーティスト名」等のテキストデータが付加されているに拘わらず、CD−TEXTやMD−TEXTに関しては、データをWEB等からダウンロードした後に再度WEB上のCDDB等のデータベースに格納されている該当テキストデータをダウンロードすることによって必要なテキストデータを取得するか、またはユーザーがテンキー等を手動操作することによってテキストデータを得ている。
【0004】
CD−RやCD−RWにデータ記録するに際して、CDテキストデータをプログラムデータのサブコード領域に付加し、記録時にプログラムエリアに記録するという技術は、例えば特開2001−14800に開示されていて、一方、元データに含まれる付加情報は、例えばMP3規格におけるID3tag情報があり、MP3構造は図6に示すように、最大で256MバイトのデータでなるID3tag v.2データがファイル先頭に位置され、次にMPEGオーディオデータと、128バイトのデータでなるID3tag v.1データが位置されて構成される。
【0005】
ID3tag情報を構成するID3tag v.1データの詳細は、図7に示すようにファイル先頭に3バイトのタグデータが位置され、次に30バイトで形成されるタイトルデータが位置され、以降には30バイトで形成されるアーティスト名データ、30バイトで形成されるアルバム名データ、4バイトで形成されるリリース年度データ、30バイトで形成されるコメントデータ、1バイトで形成されるジャンルデータが順次に位置されている。
【0006】
ID3tag情報を構成するID3tag v.2データの詳細は、図8に示すようにファイル先頭に10バイトのヘッダデータが位置され、次に拡張ヘッダデータが位置され、以降には複数のフレームデータが位置され、残りの領域(padding領域)は「0」データで埋められている。
【0007】
10バイトのヘッダデータは、3バイトのタグ識別子と、2バイトのタグバージョンデータと、1バイトのフラグデータと、4バイトのタグサイズデータで形成され、複数のフレームのそれぞれは、「レーム名、フレームサイズ、各種フラグ」でなるフレームヘッダデータと、各フレーム毎に固有のフォーマットでなる内容データで形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の圧縮音声データのテキスト設定装置及びテキスト設定方法は、WEBに接続できるユーザーの使用環境、もしくは記録機器にモデム機能が設けられることが必須であり、使用が制限されてしまうという問題がある。
【0009】
一方、テキスト情報の入手をWEBに接続しないで行う場合には、文字入力キーを用いた繁雑操作をユーザーに強いることになりその改善が望まれていた。
【0010】
そこで、本発明の目的は、データベース等のWEB接続を行うことなく、簡単な操作でもって圧縮音声データのテキスト設定を行うことができると共に、構造を複雑化することのない圧縮音声データのテキスト設定装置及び圧縮音声データのテキスト設定方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明による圧縮音声データのテキスト設定装置は、次に記載するような特徴的な構成を採用している。
【0012】
(1)音声データに基づくプログラムデータと、該プログラムデータに対応するテキストデータが付加された圧縮音声ファイルが格納されているフォルダ名、または圧縮音声ファイル名に付加されているタグ情報の有無を判別し、前記フォルダ名または前記タグ情報が有りと判別された場合に、該フォルダ名または該タグ情報から必要な情報を取り出してテキスト情報として格納するテキストデータ記憶部と、
前記圧縮音声ファイルに含まれる音声データ成分を、テキストデータと共に音声ファイルを対応付けて記録可能なテキスト対応記録媒体に記録するときに、前記テキストデータ記憶部に格納されているテキスト情報を展開して前記タグ情報に代えて前記音声データ成分に対応したテキストデータとして付加して書き込む制御を行う記録制御部と
を具備する圧縮音声データのテキスト設定装置。
【0013】
(2)音声データに基づくプログラムデータと、該プログラムデータに対応するテキストデータが付加された圧縮音声ファイルが格納されているフォルダ名、または圧縮音声ファイル名に付加されているタグ情報の有無を判別し、前記フォルダ名または前記タグ情報が有りと判別された場合に、該フォルダ名または該タグ情報から必要な情報を取り出してテキスト情報として格納するテキストデータ記憶部と、
前記圧縮音声ファイルに含まれる音声データ成分をデジタル信号の形式で出力するときに、前記テキストデータ記憶部に格納されているテキスト情報を展開して前記テキスト情報に代えて前記音声データ成分に対応した前記タグ情報として付加して出力する制御を行う出力制御部と
を具備する圧縮音声データのテキスト設定装置。
【0014】
(3)前記圧縮音声ファイルは、ハードディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録された保存先の情報を再生して得るように構成する上記(1)または上記(2)の圧縮音声データのテキスト設定装置。
【0015】
(4)前記圧縮音声ファイルは、データ記録済みのCD、MD等の記録媒体に記録された保存先の情報を再生して得るように構成する上記(1)または上記(2)の圧縮音声データのテキスト設定装置。
【0016】
(5)前記圧縮音声ファイルは、ハードディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録された保存先の情報を再生して得ると共に、データ記録済みのCD、MD等の記録媒体に記録された保存先の情報を再生して得るように構成する上記(1)または上記(2)の圧縮音声データのテキスト設定装置。
【0017】
(6)前記記録制御部は、テキスト情報を展開して前記音声データ成分に付加して書き込むときに、当該テキスト情報の編集機能を付加して構成する上記(1)の圧縮音声データのテキスト設定装置。
【0018】
(7)前記出力制御部は、テキスト情報を展開して前記音声データ成分に付加して出力するときに、当該テキスト情報の編集機能を付加して構成する上記(2)の圧縮音声データのテキスト設定装置。
【0019】
また、前記課題を解決するために、本発明による圧縮音声データのテキスト設定方法は、次に記載するような特徴的な動作ステップを採用している。
【0020】
(8)音声データに基づくプログラムデータと、該プログラムデータに対応するテキストデータが付加された圧縮音声ファイルが格納されているフォルダ名、または圧縮音声ファイル名に付加されているタグ情報の有無を判別し、前記フォルダ名または前記タグ情報が有りと判別された場合に、該フォルダ名または該タグ情報から必要な情報を取り出してテキスト情報として格納する動作ステップと、
前記圧縮音声ファイルに含まれる音声データ成分を、テキストデータと共に音声ファイルを対応付けて記録可能なテキスト対応記録媒体に記録するときに、既に格納されているテキスト情報を展開して前記タグ情報に代えて前記音声データ成分に対応したテキストデータとして付加して書き込む動作ステップと
を有する圧縮音声データのテキスト設定方法。
【0021】
(9)音声データに基づくプログラムデータと、該プログラムデータに対応するテキストデータが付加された圧縮音声ファイルが格納されているフォルダ名、または圧縮音声ファイル名に付加されているタグ情報の有無を判別し、前記フォルダ名または前記タグ情報が有りと判別された場合に、該フォルダ名または該タグ情報から必要な情報を取り出してテキスト情報として格納する動作ステップと、
前記圧縮音声ファイルに含まれる音声データ成分を、テキストデータと共に音声ファイルを対応付けて記録可能なテキスト対応記録媒体に記録するときに、既に格納されているテキスト情報を展開して前記テキスト情報に代えて前記音声データ成分に対応したタグ情報として付加して外部機器に出力する動作ステップと
を有する圧縮音声データのテキスト設定方法。
【0022】
(10)前記テキスト情報の編集を行う動作ステップを付加する上記(8)または上記(9)の圧縮音声データのテキスト設定方法。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。先ず、第1の実施の形態について図1と図2を用いて説明する。
【0024】
記録再生装置の全体を複合的に制御するためのマイコンでなるCPU1aとROM1bとRAM1cを有して構成されるシステム制御部1には、表示器2、キー操作部3、リモコン受信部4が接続され、表示器2は、一連の記録動作と再生動作のモード状態を表示、再生時間や記録時間の表示等々を行うもので、キー操作部3は、記録再生のモードを選択したり再生と記録の動作制御を指令するための操作キーとテキストデータの編集を行うための操作キーを有して構成され、リモコン受信部4は、不図示のリモコン装置からの指令光を受けてシステム制御部1に伝達する機能を有して構成されている。
【0025】
システム制御部1に接続された記録再生部5は、ハードディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録された保存先である記録装置部5aの情報を再生して圧縮音声ファイルを得るものである。
【0026】
システム制御部1に接続された記録部6は、圧縮音声ファイルに含まれる音声データ成分をCD−R、CD−RW等の記録媒体6bに、記録動作駆動部6aによって回転制御と光ビーム制御を適正に行ってデータ記録されるように制御され、また、テキストデータ記憶部(例えばRAM1c)に格納されているテキスト情報を展開して前記音声データ成分に付加して書き込む制御を行う記録制御部を設けて構成される。
【0027】
システム制御部1に接続されたエンコード/デコード部7は、記録時と再生時に所望方式のエンコードとデコードを行うもので、発振子8は、システム制御部1による各種動作の基準クロックを生成するためのものである。
【0028】
以上のように構成された情報記録再生装置において、TEXTデータ作成及びメディア(記録媒体6b)への書き込みが開始されると、先ずステップS1にてユーザーがフォーマット変換する音声圧縮ファイルを選択し、ステップS2に進んで、TEXTデータを付加するか否かを判定し、付加しない場合(Noの場合)にはステップS5に進み、ステップS1で既に選択されているファイルの音声データ部をフォーマット変換した後にステップS6に進み、メディアへの書き込みが行われ今回動作が完了しステップS7に進んで次回のTEXTデータ作成及びメディアへの書き込みが開始される。
【0029】
ステップS2にてTEXTデータを付加すると判定された場合(Yesの場合)には、ステップS3に進んで選択されたファイルの読み込みが行われ、次のステップS4に進んで選択されたファイルに付加情報が含まれているか否かが判定され、含まれていない場合(Noの場合)にはステップS5に進み、ステップS1で既に選択されているファイルの音声データ部をフォーマット変換した後にステップS6に進み、メディアへの書き込みが行われ今回動作が完了しステップS7に進んで次回のTEXTデータ作成及びメディアへの書き込みが開始される。
【0030】
ステップS4にて選択されたファイルに付加情報が含まれていると判定された場合(Yesの場合)には、ステップS8に進んで付加情報の読み込みが行われ次のステップS9に進み、既に読み込まれた付加情報から各メディアに含まれていたTEXTデータの作成が行われ、ステップS10に進み、読み込まれたTEXTデータを編集するか否かを判定する。
【0031】
ステップS10で編集しないと判定された場合(Noの場合)にはステップS11に進んでステップS1で既に選択されたファイルの音声データ部をフォーマット変換した後にステップS12に進み、フォーマット変換されている音声データにステップS9にて既に生成されているTEXTデータを付加した状態でメディアへの書き込みが行われ今回動作が完了しステップS7に進んで次回のTEXTデータ作成及びメディアへの書き込みが開始される。
【0032】
ステップS10で編集すると判定された場合(Yesの場合)にはステップS13に進んでユーザーによるTEXT編集作業が行われた後にステップS11に進んでステップS1で既に選択されたファイルの音声データ部をフォーマット変換した後にステップS12に進み、フォーマット変換されている音声データにステップS13にて既に編集済みのTEXTデータを付加した状態でメディアへの書き込みが行われ今回動作が完了しステップS7に進んで次回のTEXTデータ作成及びメディアへの書き込みが開始され、以下同様にしてTEXTデータ作成及びメディアへの書き込みが繰り返し行われる。
【0033】
本発明の第2の実施の形態による情報記録再生装置は、図3に示すように、図1に示す情報記録再生装置の記録再生部5を再生部10に置き換えると共に、新たに記録装置部9を設けたものである。システム制御部1に接続される再生部10は、CDやMDでなる再生媒体10bに対し再生動作駆動部10aを用いて適正に回転制御と光信号読み取り制御を行うことによって元データが得られるように構成される。
【0034】
システム制御部1に接続される記録装置部9は、再生媒体10bに記録されているテキスト情報を再生動作駆動部10aを用いて再生したデータを主として格納するためのテキストデータ記憶部(例えばRAM1c)である。また、圧縮音声ファイルは、データ記録済みのCD、MD等の記録媒体に記録された保存先の情報を再生する再生部10によって得るように構成される。
【0035】
本発明の第3の実施の形態による情報記録再生装置は、図4に示すように、図1に示す情報記録再生装置の「記録再生部5と記録部6」の代わりに再生部13を設け、「ネットワーク接続部11とデジタルインターフェイス部12」を設け、ネットワーク接続部11に外部記録機14を接続し、デジタルインターフェイス部12に外部デジタル記録機15を接続して構成される。
【0036】
システム制御部1に接続される再生部13は、CDやMDでなる再生媒体13bに対し再生動作駆動部13aを用いて適正に回転制御と光信号読み取り制御を行うことによって元データが得られるように構成され、当該の元データを主として格納するための記録装置部13cが設けられている。
【0037】
システム制御部1に接続されるネットワーク接続部11は、外部に設けられている外部記録機14に接続してデータ送受をするためのもので、システム制御部1に接続されるデジタルインターフェイス部12は、システム制御部1と外部デジタル記録機15を接続するためのデータ変換を行うように構成される。
【0038】
再生部13は、データ記録済みのCD、MD等の記録媒体(再生媒体13b)に記録された保存先の情報を再生するように構成されている。
【0039】
なお、今までの説明とは逆の手順でTEXTデータを有するメディア(CDDA、MD、DVD等)を変換元とした場合に、音声圧縮データの付加情報に変換元のTEXT情報を付加するようにしてもよい。その概略動作は、メディアのTEXT情報を読み込んだ際に変換元のフォーマットに合致した付加情報形式に変換した上で記憶装置部に記憶しておき、次に変換元のコンテンツから圧縮音声ファイルが作成されたときに、その付加情報エリアにTEXT情報を加えるものであり、次にその詳細動作を図5に示すフローチャートを用いて説明する。
【0040】
付加情報及び圧縮音声作成が開始されると、先ずステップS14でメディアの読み込みがなされ、次のステップS15で圧縮音声方式の選択がなされ、次のステップS16で圧縮品質の選択、即ち、サンプリング周波数、ビットレート等の選択がなされた後にステップS17に進む。
【0041】
ステップS17は、作成ファイルに付加情報を付加するか否かを判定するもので、付加しないと判定された場合(Noの場合)にはステップS19に進んでメディアに含まれる音声をフォーマット変換、例えば記録媒体がCDの場合にはPCM変換で、MDの場合にはATRAC変換すると同時的に圧縮し、次のステップS20に進み、作成されたファイルを保存した後にステップS21に進むことによって付加情報及び圧縮音声作成が終了する。
【0042】
ステップS17で作成ファイルに付加情報を付加すると判定された場合(Yesの場合)には、ステップS18に進み、既に読み込まれているメディアにTEXTデータがあるか否かが判定され、TEXTデータがない場合(Noの場合)には、ステップS19に進んでメディアに含まれる音声をフォーマット変換する同時的に圧縮し、次のステップS20に進んで作成されたファイルを保存した後にステップS21に進むことによって付加情報及び圧縮音声作成が終了する。
【0043】
ステップS18にてTEXTデータがあると判定された場合(Yesの場合)には、ステップS22に進み、TEXT情報読み込みが行われ、ステップS23に進んで、既に読み込まれているTEXTデータを編集するか否かを判定し、編集しないと判定された場合(Noの場合)にはステップS24に進み、既に選択されているファイルの音声データ部をフォーマット変換した後にステップS25に進み、TEXT情報を生成された圧縮音声データの付加情報領域に追加して形成してステップS20に進んで作成されたファイルを保存した後にステップS21に進むことによって付加情報及び圧縮音声作成が終了する。
【0044】
ステップS23で編集すると判定された場合(Yesの場合)にはステップS26に進んでユーザーによるTEXT編集作業が行われた後にステップS24に進み、既に選択されたファイルの音声データ部をフォーマット変換した後にステップS25に進み、TEXT情報を生成された圧縮音声データの付加情報領域に追加して形成してステップS20に進んで作成されたファイルを保存した後にステップS21に進むことによって付加情報及び圧縮音声作成が終了する。
【0045】
今までの説明では、テキスト情報を展開して音声データ成分に付加して書き込むときに、当該テキスト情報の編集を行うか否かをユーザーに問い掛ける機能を有し、かつTEXT情報を付加するか否かをユーザーに問い掛ける機能も有しているが、いずれか一方の問い掛けを省略して固定機能とするように構成してもよい。
【0046】
また、情報記録再生装置を構成する再生機能部、記録機能部、エンコーダ機能部の構成部材が全て同一の筺体に構成されている必要はなくそれぞれ機能部が独立していたとしても、音声あるいは音声データの受け渡し、TEXTデータの受け渡しができる環境であればよいことは勿論である。
【0047】
今までの説明ではTEXT情報を一時的にメモリ格納し、当該格納データを取り出して使用しているが、TEXT情報をリアルタイムに伝送してメディアに記録することができれば当該メモリを省略することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明による圧縮音声データのテキスト設定装置及びテキスト設定方法は、WEBに接続できるユーザーの使用環境、もしくは記録機器にモデム機能を設けるということが不要となり、構成が簡単になると共に、これに伴う大幅なコストダウンを図ることができ、文字入力キーを用いた繁雑操作をユーザーに強いることがないので、使い勝手を極めて良好にすることができる。
【0049】
従って、本発明によれば、データベース等のWEB接続を行うことなく、簡単な操作でもって圧縮音声データのテキスト設定を行うことができると共に、構造を複雑化することのない圧縮音声データのテキスト設定装置及び圧縮音声データのテキスト設定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による圧縮音声データのテキスト設定装置を含む情報記録再生装置のブロック回路図である。
【図2】本発明の実施の形態による圧縮音声データのテキスト設定の第1動作例を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態による圧縮音声データのテキスト設定装置を含む情報記録再生装置のブロック回路図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態による圧縮音声データのテキスト設定装置を含む情報記録再生装置のブロック回路図である。
【図5】本発明の実施の形態による圧縮音声データのテキスト設定の第2動作例を説明するためのフローチャートである。
【図6】MP3規格におけるID3tag情報のデータ構造を模式的に示す図である。
【図7】図6中に示されるID3tag v1情報のデータ構造を展開して模式的に示す図である。
【図8】図6中に示されるID3tag v2情報のデータ構造を詳細に展開して模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 システム制御部
1a CPU
1b ROM
1c RAM
2 表示器
3 キー操作部
4 リモコン受信部
5 記録再生部
5a 記録装置部
6 記録部
6a 記録動作駆動部
6b 記録媒体
7 エンコード/デコード部
8 発振子
9 記録装置部
10 再生部
10a 再生動作駆動部
10b 再生媒体
11 ネットワーク接続部
12 デジタルインターフェイス部
13 再生部
13a 再生動作駆動部
13b 再生媒体
13c 記録装置部
14 外部記録機器
15 外部デジタル記録機器

Claims (10)

  1. 音声データに基づくプログラムデータと、該プログラムデータに対応するテキストデータが付加された圧縮音声ファイルが格納されているフォルダ名、または圧縮音声ファイル名に付加されているタグ情報の有無を判別し、前記フォルダ名または前記タグ情報が有りと判別された場合に、該フォルダ名または該タグ情報から必要な情報を取り出してテキスト情報として格納するテキストデータ記憶部と、
    前記圧縮音声ファイルに含まれる音声データ成分を、テキストデータと共に音声ファイルを対応付けて記録可能なテキスト対応記録媒体に記録するときに、前記テキストデータ記憶部に格納されているテキスト情報を展開して前記タグ情報に代えて前記音声データ成分に対応したテキストデータとして付加して書き込む制御を行う記録制御部と
    を具備することを特徴とする圧縮音声データのテキスト設定装置。
  2. 音声データに基づくプログラムデータと、該プログラムデータに対応するテキストデータが付加された圧縮音声ファイルが格納されているフォルダ名、または圧縮音声ファイル名に付加されているタグ情報の有無を判別し、前記フォルダ名または前記タグ情報が有りと判別された場合に、該フォルダ名または該タグ情報から必要な情報を取り出してテキスト情報として格納するテキストデータ記憶部と、
    前記圧縮音声ファイルに含まれる音声データ成分をデジタル信号の形式で出力するときに、前記テキストデータ記憶部に格納されているテキスト情報を展開して前記テキスト情報に代えて前記音声データ成分に対応した前記タグ情報として付加して出力する制御を行う出力制御部と
    を具備することを特徴とする圧縮音声データのテキスト設定装置。
  3. 前記圧縮音声ファイルは、ハードディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録された保存先の情報を再生して得るように構成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧縮音声データのテキスト設定装置。
  4. 前記圧縮音声ファイルは、データ記録済みのCD、MD等の記録媒体に記録された保存先の情報を再生して得るように構成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧縮音声データのテキスト設定装置。
  5. 前記圧縮音声ファイルは、ハードディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録された保存先の情報を再生して得ると共に、データ記録済みのCD、MD等の記録媒体に記録された保存先の情報を再生して得るように構成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧縮音声データのテキスト設定装置。
  6. 前記記録制御部は、テキスト情報を展開して前記音声データ成分に付加して書き込むときに、当該テキスト情報の編集機能を付加して構成することを特徴とする請求項1に記載の圧縮音声データのテキスト設定装置。
  7. 前記出力制御部は、テキスト情報を展開して前記音声データ成分に付加して出力するときに、当該テキスト情報の編集機能を付加して構成することを特徴とする請求項2に記載の圧縮音声データのテキスト設定装置。
  8. 音声データに基づくプログラムデータと、該プログラムデータに対応するテキストデータが付加された圧縮音声ファイルが格納されているフォルダ名、または圧縮音声ファイル名に付加されているタグ情報の有無を判別し、前記フォルダ名または前記タグ情報が有りと判別された場合に、該フォルダ名または該タグ情報から必要な情報を取り出してテキスト情報として格納する動作ステップと、
    前記圧縮音声ファイルに含まれる音声データ成分を、テキストデータと共に音声ファイルを対応付けて記録可能なテキスト対応記録媒体に記録するときに、既に格納されているテキスト情報を展開して前記タグ情報に代えて前記音声データ成分に対応したテキストデータとして付加して書き込む動作ステップと
    を有することを特徴とする圧縮音声データのテキスト設定方法。
  9. 音声データに基づくプログラムデータと、該プログラムデータに対応するテキストデータが付加された圧縮音声ファイルが格納されているフォルダ名、または圧縮音声ファイル名に付加されているタグ情報の有無を判別し、前記フォルダ名または前記タグ情報が有りと判別された場合に、該フォルダ名または該タグ情報から必要な情報を取り出してテキスト情報として格納する動作ステップと、
    前記圧縮音声ファイルに含まれる音声データ成分を、テキストデータと共に音声ファイルを対応付けて記録可能なテキスト対応記録媒体に記録するときに、既に格納されているテキスト情報を展開して前記テキスト情報に代えて前記音声データ成分に対応したタグ情報として付加して外部機器に出力する動作ステップと
    を有することを特徴とする圧縮音声データのテキスト設定方法。
  10. 前記テキスト情報の編集を行う動作ステップを付加することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の圧縮音声データのテキスト設定方法。
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