JP4294615B2 - リクエスト受付処理に特徴を有するカラオケ集合店舗の情報処理システム - Google Patents

リクエスト受付処理に特徴を有するカラオケ集合店舗の情報処理システム Download PDF

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Description

この発明は、多数の客室のあるカラオケ集合店舗(カラオケボックス店)の情報処理システムに関し、とくに、フロントに設置される管理者コンピュータと各客室のカラオケコンピュータとが連携して特徴のあるリクエスト受付処理を行う技術に関する。
特許第2780434号公報には、音楽再生装置(カラオケ装置)に関するつぎのような発明が記載されている。カラオケ装置を設置しているお店の営業終了時刻など、カラオケ装置の使用をやめてもらいたい時刻(使用終了時刻)をカラオケ装置に設定しておく。もちろんリクエスト曲は待ち行列で管理している。
あらたなリクエスト曲の入力があった際、カラオケ装置は、待ち行列に登録されているすべての曲とあらたなリクエスト曲の演奏に要する時間を計算する(そのために各曲の演奏時間をテーブル化してカラオケ装置に記憶してある)。同時にカラオケ装置は、その演奏所要時間を現在時刻および使用終了時刻と対比し、使用終了時刻までに演奏を終えることができるかどうか判断し、ダメであればあらたなリクエスト曲を受け付けない。
特許第2780434号公報
多数の客室のあるカラオケ集合店舗では、訪れるお客さんをフロントの係員が仕切っている。カラオケ利用希望者は、フロント係員に利用人数と利用時間を告げる。フロント係員は、各客室の利用状況(使用中か否か、使用中の客室の使用時間は何時までか)の記録を見て、適当な空き室があればそこにお客さんを誘導し、記録簿にそのことと予約時間を記録する。なければ、記録簿を見て、何分ぐらいお待ちになれば利用できますなどとお客さんに告げる。告げられたお客さんは、待っているのか断念するのか態度表明する。待っているのであれば、係員は、そのお客さんに割り当てる予定の客室を記録しておく。
一方、使用中の客室では、入室時に予約した時間の終了が近づいているのに、カラオケパーティが盛り上がり、利用者がつぎつぎと曲を予約し、時間までにはとても歌い終えそうもないという状況がしばしば生じる。利用者はフロント係員に連絡して延長してほしいと希望する。係員は、延長しても差し支えないのであれば、よろこんでそうする。そうではなく、ほかのお客さんを待たせているのであれば、延長できないと断る。
出願人が運営しているカラオケ集合店舗においては、各客室のカラオケコンピュータ(カラオケ装置それ自体の場合もあるし、カラオケ装置に付属のカラオケ活用端末の形態をとることもある)と、フロント係員が操作する管理者コンピュータがLANで結ばれ、さらにプロキシサーバーを介してインターネットにも接続する情報処理システムが構築されている。このシステムに関する種々の発明が特許第3602085号「旋律検索の分散処理に特徴を有するカラオケ集合システム」、特許第3602059号「旋律検索式カラオケ演奏予約システム、旋律検索サーバー、カラオケ付属コンピュータ」、特許第3587795号「カラオケ装置とともに利用されるブラウザ装置」、特許第3522215号「カラオケ録音装置」、特許第3515069号「カラオケ録音装置」などに詳しく記載されている。
この出願の発明者は、上記のようなカラオケ集合店舗の情報処理システムを積極的に活用することで、フロント係員がお店を訪れるお客さんを各客室に割り振っていくことと、客室内でカラオケを楽しんでいるお客さんの利用動向とを関連付け、お店の係員にとっても、利用するお客さんにとっても好都合な機能を開発することを企図し、この発明を創作したものである。
第1発明に係るカラオケ集合店舗の情報処理システムは、つぎの事項(1)〜(8)により特定されるものである。
(1)複数の客室を備えたカラオケ集合店舗において、フロントに設置された管理者コンピュータと、各客室に設置されたカラオケコンピュータとが通信可能に接続された情報処理システムであること
(2)管理者コンピュータは、各客室ごとに退室予定時刻と延長可能/不可の区別を記録する客室管理テーブルと、客室を特定した退室予定時刻の入力および延長可能/不可の区別の入力を可能とする操作入力手段を備えること
(3)管理者コンピュータは、操作入力手段により客室を特定した退室予定時刻が入力された際、客室管理テーブルの当該客室欄に当該退出予定時刻を記録するとともに、当該客室のカラオケコンピュータと通信して当該退出予定時刻を通知すること
(4)管理者コンピュータは、操作入力手段により客室を特定した延長可能/不可の区別が入力された際、客室管理テーブルの当該客室欄に当該区別を記録するとともに、当該客室のカラオケコンピュータと通信して当該区別を通知すること
(5)カラオケコンピュータは、管理者コンピュータから予約時間情報が通知された際これを記憶手段に記憶するとともに、管理者コンピュータから延長可能/不可の区別が通知された際これを記憶手段に記憶すること
(6)カラオケコンピュータは、リクエスト曲の入力を受け付けた際、記憶した退出予定時刻と現在時刻とから残り時間を計算するとともに、登録処理または拒否処理を行うこと
(7)登録処理は、記憶した区別が延長可能である場合に実行されるとともに、記憶した区別が延長不可であっても待ち行列の登録曲とリクエスト曲が残り時間内に演奏できる場合に実行され、受け付けたリクエスト曲を待ち行列に登録すること
(8)拒否処理は、記憶した区別が延長不可であり、かつ、待ち行列の登録曲とリクエスト曲を残り時間内に演奏できない場合に実行され、リクエスト曲を受け付けられない旨のメッセージを表示手段に表示させること
第2発明に係るカラオケ集合店舗の情報処理システムは、つぎの事項(11)〜(17)により特定されるものである。
(11)複数の客室を備えたカラオケ集合店舗において、フロントに設置された管理者コンピュータと、各客室に設置されたカラオケコンピュータとが通信可能に接続された情報処理システムであること
(12)管理者コンピュータは、各客室ごとに退室予定時刻と延長可能/不可の区別を記録する客室管理テーブルと、客室を特定した退室予定時刻の入力および延長可能/不可の区別の入力を可能とする操作入力手段を備えること
(13)管理者コンピュータは、操作入力手段により客室を特定した退室予定時刻が入力された際、客室管理テーブルの当該客室欄に当該退出予定時刻を記録すること
(14)管理者コンピュータは、操作入力手段により客室を特定した延長可能/不可の区別が入力された際、客室管理テーブルの当該客室欄に当該区別を記録すること
(15)カラオケコンピュータは、リクエスト曲の入力を受け付けた際、管理者コンピュータにアクセスして客室管理テーブルに記録された当該客室の退室予定時刻と延長可能/不可の区別を取得し、取得した退出予定時刻と現在時刻とから残り時間を計算するとともに、登録処理または拒否処理を行うこと
(16)登録処理は、取得した区別が延長可能である場合に実行されるとともに、取得した区別が延長不可であっても待ち行列の登録曲とリクエスト曲が残り時間内に演奏できる場合に実行され、受け付けたリクエスト曲を待ち行列に登録すること
(17)拒否処理は、取得した区別が延長不可であり、かつ、待ち行列の登録曲とリクエスト曲を残り時間内に演奏できない場合に実行され、リクエスト曲を受け付けられない旨のメッセージを表示手段に表示させること
カラオケ店の係員は、お店を訪れるお客さんを各客室に割り振っていくことと、客室内でカラオケを楽しんでいるお客さんの利用動向とを関連付けることが効率的に実施でき、係員にとっても、利用するお客さんにとっても好都合な機能を提供することが可能となる。
===システム構成例===
本発明の一実施例システムの概要を図1に示している。カラオケ集合店舗には多数の客室があり、各客室にはカラオケ装置10と客室コンピュータ20が設置してある。カラオケ装置10と客室コンピュータ20とはRS−232Cなどの通信回線で接続されており、以下に説明する情報処理機能を適宜に分散処理により実現している。この明細書では、各客室におけるカラオケ装置10と客室コンピュータ20のセットをカラオケコンピュータ1とも称する。
よく知られているように、カラオケ装置10もコンピュータ応用機器であり、カラオケ楽曲データベースからリクエスト曲のデータを取り出して伴奏音楽を演奏し、マイクロホンからの歌声信号と混合してスピーカーから放音するとともに、カラオケ映像データベースから取り出したカラオケ映像と歌詞字幕をディスプレイに表示する。よく知られているように、カラオケ装置10は、リクエスト曲のIDを待ち行列に登録して演奏順番を管理している。
客室コンピュータ20は、カラオケ利用に関連するさまざまなサービス・機能を付加するために設けられている。その典型的な一例として楽曲検索機能がある。客室コンピュータ20は一般的なパソコンと同等の構成であり、カラオケ装置10のカラオケ楽曲データベースに対応する楽曲索引データベースを備えており、曲名検索・歌手名検索・あの頃検索など、いろいろな切り口で希望曲を検索することができる。検索により選出した楽曲をカラオケ装置10にリクエストすることができる。また、利用者のIDをキーとして利用者が選出した曲目リストを記憶管理しており、その利用者別曲目リストからカラオケ装置10に演奏予約(リクエスト)することができる。
管理者コンピュータ2は、フロントに設置してあり、係員が接客しながら利用するものである。管理者コンピュータ2は、CPU・ROM・RAMを含んだ一般的なコンピュータと同等の構成であり、キーボード・マウス・ディスプレイを有し、ハードディスクまたはRAMに各部屋の利用状況を後述のように記憶している。図1に示すように、管理者コンピュータ2は、各客室のカラオケコンピュータ1(客室コンピュータ20)と一般的なLANにより接続されており、各カラオケコンピュータ1と個別に通信可能である。なお、カラオケコンピュータ1間でも通信可能であるが、この発明と関係しない。
<係員と実施例>
===客室管理テーブル===
管理者コンピュータ2の記憶手段には客室管理テーブルが作成されており、係員が客室管理画面の表示指示を入力すると、管理者コンピュータ2は、客室管理テーブルの内容に基づいて図1に示すような客室管理画面をディスプレイに表示する。この実施例における客室管理テーブルは、各客室について、入室時刻と、退室予定時刻と、延長可能か否かの区別と、次入室予定時刻と、次退室予定時刻の記入欄がある。係員は、客室管理画面を表示させ、自らの操作により各記入欄に適宜な情報を入力していく。そのようにして作成された客室管理テーブルが記憶管理され、随時表示され、随時更新される。
===退室予定時刻と延長可能/不可の通知===
係員が来店者をある客室に割り当てて入室させた際、客室管理テーブルの該当客室欄に入室時刻と退室予定時刻を登録する。すると、管理者コンピュータ2は該当客室のカラオケコンピュータ1と通信し、登録された入室時刻と退室予定時刻および延長可能/不可の区別をカラオケコンピュータ1に通知する。なお、客室管理テーブルにおける延長可能/不可の区別の欄は、デフォルトで不可とし、特定の操作入力により可能を登録する方式や、その逆の方式や、とりあえずは未定とする方式のいずれであっても良い。カラオケコンピュータ1は、管理者コンピュータ2から通知された上記の情報を記憶しておく。
係員は、当初延長可能(または未定)とテーブル登録していた客室について、その後の来店者の状況に合わせて延長不可をテーブル登録し直すことがある。この場合、テーブル登録し直されたのを受けて、管理者コンピュータ2は該当客室のカラオケコンピュータ1と通信し、延長不可になったことを通知する。これを受けてカラオケコンピュータ1は、すでに記憶していた内容を延長不可に書き替える。当初は延長不可(または未定)であったものが延長可能になった場合も同様に通知と記憶更新がなされる。
===来店者と係員のやりとり===
係員は、お客(利用希望者)が来店すると管理者コンピュータ2にアクセスして現在の各部屋の利用状況を確認する。すると、管理者コンピュータ2のディスプレイには、図1に示すように、「部屋」「入室時刻」「退室予定時刻」「延長区別」「次入室予定時刻」「次退室予定時刻」の欄を含む情報が表示される。表示された情報によると、現在時刻は21時7分で、部屋Aには既に利用者が20時〜21時30分という予約時間で利用しており、その後21時30分から他の利用者が部屋Aを利用する予定となっている。このため、現在部屋Aの利用者は21時30分以後の延長ができないので、「延長区別」は「延長不可」となっている。他の部屋B〜Dも同じようにして現在状況を知ることができる。また、この情報は、LAN3を介して各部屋と共有することができる。ここで、係員は利用希望者に、22時30分以降であれば部屋CまたはDが利用可能になる旨を伝える。利用希望者はその時間まで待つことができないのであればそのまま立ち去り、待つことができるのであれば、予約する旨を係員に伝え、係員は部屋CまたはDの「次入室予定時刻」の欄に入室時間を入力し、「延長区別」の欄を「延長不可」とする。
管理者コンピュータ2が保持する各部屋の利用状況のデータとしては、各利用者の入室からの使用時間または退室予定時刻の情報と延長区別の情報が分かっていればよく、その他の情報は必要に応じて適宜付加すればよい。また、延長区別の情報の入力・更新手段としては、管理者が各利用者の入室からの使用時間または退室予定時刻を入力するときや、その後で延長区別の情報を更新するときに、各部屋の状況などに応じて「延長可」または「延長不可」を適宜選択し、キーボードなどの操作入力手段を用いて手動で入力したり、コンピュータプログラムによって、部屋の予約をすると「延長区別」の欄に「延長可」がデフォルトで入力され、その後10分以内に後続の「次入室予定時刻」がせまったときは自動的に「延長不可」に更新したり、というように既存技術を適宜選択して用いればよい。
===リクエスト受付処理===
前述したように、カラオケコンピュータ1はリクエスト曲のIDを待ち行列に登録して演奏順番を管理している。この発明に係るカラオケコンピュータ1は、あらたなリクエスト曲の演奏予約入力があった際、一般の装置と異なり、無条件であらたなリクエスト曲のIDを待ち行列に登録するのではなく、管理者コンピュータ2から通知されて記憶している退室予定時刻と延長可能/不可の区別と、現に待ち行列に登録されているリクエスト曲の状況を調べ、場合によってはあらたなリクエスト曲を受け付けない。
具体的には、通知されて記憶している区別が延長不可であり、かつ、待ち行列の登録曲とリクエスト曲を残り時間内に演奏できない場合は、リクエスト曲を受け付けられない旨のメッセージを表示手段に表示させ、待ち行列への登録は行わない。通知されて記憶している区別が延長可能である場合、および、待ち行列の登録曲とリクエスト曲が残り時間内に演奏できる場合は、通常どおりにリクエスト曲のIDを待ち行列に登録する。
上記の残り時間は、通知されて記憶している退室予定時刻と現在時刻から計算する。また、残り時間内に待ち行列の登録曲が演奏できるか否かを判断するには、登録曲の合計の演奏時間が分からなければならない。各楽曲の演奏時間がカラオケ楽曲データベースの楽曲属性情報として存在しているのであれば、登録されている各楽曲の演奏時間の合計値と標準の曲間時間を合計すれば、残り時間内に待ち行列の登録曲が演奏できるか否かをかなり厳密に判断することができる。しかしながら、演奏中の曲を止めて次曲へスキップすることも多いことなどを考えると、この発明を実施するにあたり、上記のような厳密な判断が求められるわけではなく、かなり大雑把な判断で十分に実用になる。たとえば、1曲の演奏時間を5分としておき、登録曲数分の合計演奏時間を求め、合計演奏時間が残り時間の130パーセントを超えた場合に「時間内に演奏できない」と判断を下すようなアルゴリズムで良い。
===具体例===
カラオケコンピュータ1における上述したリクエスト受付処理の具体例を図2のフローチャートと図3を用いて述べる。
各部屋でカラオケ装置10を利用している利用者は、歌いたい曲をカラオケコンピュータ1にリクエスト曲として入力する(ステップ101)。通常、リクエストされた曲は、待ち行列に登録され、順番が来るまで待ち行列にて管理される。しかしながら、本発明のカラオケコンピュータ1は、予め管理者コンピュータ2によって共有される利用状況のデータを記憶し、利用者によって入力されたリクエスト曲を待ち行列にて管理し、以下の処理を行った後に待ち行列に登録するか否か判断する。
図3に示すように、管理者コンピュータ2から部屋Aに、「入室時刻」「退室予定時刻」「延長区別」に関する情報が伝達されている。また、部屋Aのカラオケコンピュータ1は、管理者コンピュータ2から得られる情報以外に、待ち行列に登録されているリクエスト曲の総計演奏時間である「合計演奏時間」、「現在時刻」、「退室予定時刻」と「現在時刻」から求められる「残り時間」、「残り時間」と「合計演奏時間」から求められる「残り予約時間」、という情報を有している。また、待ち行列にて管理されている各リクエスト曲の「待ち順」「タイトル」「歌手名」「演奏時間」「残り予約時間」という情報も有している。ここで、待ち行列における「残り予約時間」とは、「残り時間」から待ち順に準じて各リクエスト曲の「演奏時間」を満了したときの小計時間であり、従って、待ち順が最後のリクエスト曲の「残り予約時間」は、総計演奏時間から求められた「残り予約時間」と一致する。
そして、前述したように「退室予定時刻」と「現在時刻」から「残り時間」を算出し(ステップ102)、その部屋が延長不可でなければ(ステップ103)、リクエスト曲を待ち行列に登録する(ステップ106)。その部屋が延長不可の場合(ステップ103)、残り時間内に、入力されたリクエスト曲が演奏できないか判断する(ステップ104)。リクエスト曲が演奏できる場合は待ち行列に登録し(ステップ106)、演奏できない場合はそのリクエスト曲を受け付けられない旨のメッセージを表示する(ステップ105)。
前述した図2のリクエスト受付処理フローを図3を用いて説明する。図3に示すように、現在時刻は21時7分で、管理者コンピュータ2からの情報により、利用者が部屋Aを20時から21時30分の予定で利用しており、さらに部屋Aは「延長不可」である。そして、利用者がリクエスト曲として「D−52」の「One More Cry」を入力すると、「残り予約時間」は「2:30」になり、「残り時間」である「23:00」以内に演奏できるので、「待ち順」が「4」として待ち行列にこのリクエスト曲が登録される。そして、利用者があらたなるリクエスト曲として、「イヨカンレンジ」の「ハナ」を入力すると、「残り予約時間」は「-2:27」となり、残り時間内に演奏できないことを示す。その場合、カラオケコンピュータ1は、利用者に対してあらたなるリクエスト曲を受け付けられない旨のメッセージを客室コンピュータ20のディスプレイを介して表示する。ここで、通常のカラオケ装置は、リクエストした曲を他の曲より繰り上げて歌いたい場合などを考慮して、待ち行列の順番を入れ換えるための繰り上げ機能を有していたり、すでに待ち行列に登録されている曲を取り消すための取消機能を有していたりするが、本発明のカラオケコンピュータ1もこれらの機能をもちろん有している。従って、これらの機能を利用してリクエスト曲を待ち行列に登録し、リクエスト曲と入れ代わった曲を受け付けないこととしてもよい。また、このメッセージは入力されたリクエスト曲が残り時間内に全て演奏できないことを利用者に伝えることができればよく、カラオケコンピュータ1にて、残り時間内に全て演奏できないあらたなるリクエスト曲を待ち行列に登録するか否かの構成は必要に応じて適宜選択すればよい。
なお、前述した実施形態とは反対に、管理者コンピュータ2が記憶している「入室時刻」、「退室予定時刻」、「延長区別」などの利用状況に関する情報を、各部屋のカラオケコンピュータ1がLAN3を介して管理者コンピュータ2にアクセスし、取得する形態としてもよい。また、情報取得後のリクエスト受付処理は前述した実施形態と同じである。
本発明の一実施例におけるシステム構成例を示した図である。 本発明の一実施例におけるシステムのリクエスト受付処理フローを示した図である。 本発明の一実施例におけるシステムの各部屋での利用状況データおよび待ち行列の具体例を示した図である。
符号の説明
1 カラオケコンピュータ
2 管理者コンピュータ

Claims (2)

  1. 複数の客室を備えたカラオケ集合店舗において、フロントに設置された管理者コンピュータと、各客室に設置されたカラオケコンピュータとが通信可能に接続された情報処理システムであって、
    管理者コンピュータは、各客室ごとに退室予定時刻と延長可能/不可の区別を記録する客室管理テーブルと、客室を特定した退室予定時刻の入力および延長可能/不可の区別の入力を可能とする操作入力手段を備え、
    管理者コンピュータは、操作入力手段により客室を特定した退室予定時刻が入力された際、客室管理テーブルの当該客室欄に当該退出予定時刻を記録するとともに、当該客室のカラオケコンピュータと通信して当該退出予定時刻を通知し、
    管理者コンピュータは、操作入力手段により客室を特定した延長可能/不可の区別が入力された際、客室管理テーブルの当該客室欄に当該区別を記録するとともに、当該客室のカラオケコンピュータと通信して当該区別を通知し、
    カラオケコンピュータは、管理者コンピュータから予約時間情報が通知された際これを記憶手段に記憶するとともに、管理者コンピュータから延長可能/不可の区別が通知された際これを記憶手段に記憶し、
    カラオケコンピュータは、リクエスト曲の入力を受け付けた際、記憶した退出予定時刻と現在時刻とから残り時間を計算するとともに、登録処理または拒否処理を行い、
    登録処理は、記憶した区別が延長可能である場合に実行されるとともに、記憶した区別が延長不可であっても待ち行列の登録曲とリクエスト曲が残り時間内に演奏できる場合に実行され、受け付けたリクエスト曲を待ち行列に登録し、
    拒否処理は、記憶した区別が延長不可であり、かつ、待ち行列の登録曲とリクエスト曲を残り時間内に演奏できない場合に実行され、リクエスト曲を受け付けられない旨のメッセージを表示手段に表示させる
    カラオケ集合店舗の情報処理システム。
  2. 複数の客室を備えたカラオケ集合店舗において、フロントに設置された管理者コンピュータと、各客室に設置されたカラオケコンピュータとが通信可能に接続された情報処理システムであって、
    管理者コンピュータは、各客室ごとに退室予定時刻と延長可能/不可の区別を記録する客室管理テーブルと、客室を特定した退室予定時刻の入力および延長可能/不可の区別の入力を可能とする操作入力手段を備え、
    管理者コンピュータは、操作入力手段により客室を特定した退室予定時刻が入力された際、客室管理テーブルの当該客室欄に当該退出予定時刻を記録し、
    管理者コンピュータは、操作入力手段により客室を特定した延長可能/不可の区別が入力された際、客室管理テーブルの当該客室欄に当該区別を記録し、
    カラオケコンピュータは、リクエスト曲の入力を受け付けた際、管理者コンピュータにアクセスして客室管理テーブルに記録された当該客室の退室予定時刻と延長可能/不可の区別を取得し、取得した退出予定時刻と現在時刻とから残り時間を計算するとともに、登録処理または拒否処理を行い、
    登録処理は、取得した区別が延長可能である場合に実行されるとともに、取得した区別が延長不可であっても待ち行列の登録曲とリクエスト曲が残り時間内に演奏できる場合に実行され、受け付けたリクエスト曲を待ち行列に登録し、
    拒否処理は、取得した区別が延長不可であり、かつ、待ち行列の登録曲とリクエスト曲を残り時間内に演奏できない場合に実行され、リクエスト曲を受け付けられない旨のメッセージを表示手段に表示させる
    カラオケ集合店舗の情報処理システム。
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