JP6989676B1 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ端末にかける負荷を抑制しつつ、リアルタイムな混雑情報をユーザに配信する情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供する。【解決手段】空席管理システムにおいて、処理装置としての空席管理サーバ10は、表示用サーバ20から受信した位置情報を含むリクエストに応じて、位置情報に応じた店舗群それぞれの名称、ジャンル、位置情報(緯度・経度)、混雑情報などを店舗情報テーブル316から読み出す取得部313と、取得部313が特定した店舗群の情報を表示用サーバ21に出力する出力部314と、を有する。【選択図】図3

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、店舗等の施設の混雑情報をオンラインでユーザに提供する手法が知られている。例えば、特許文献1には、情報提供サーバが、ユーザ(移動端末)の現在位置に応じたエリア内で利用可能な施設(空席のある施設)を移動端末に提供するシステムが開示されている。
特開2011―221804公報
表示するエリアに含まれる施設が多数ある場合、各施設のリアルタイムな混雑情報を表示し続けるためには、所定時間おきに多数の施設の混雑情報を監視する必要がある。しかしながら、多数の施設の混雑情報を含む表示用データをサーバとユーザの端末間で通信すると、ユーザの端末に過剰な処理負荷がかかってしまうという課題があった。
そこで、本開示は、ユーザ端末にかける負荷を抑制しつつ、リアルタイムな混雑情報をユーザに配信する技術を提案する。
上記課題を解決するために本開示は、施設の混雑情報を地図上に表示するための情報処理装置であって、位置情報を取得する第1の取得手段と、前記位置情報に応じたエリアに存在する一以上の施設を、表示候補として特定する特定手段と、表示店舗数に関連する所定値と前記表示候補それぞれの混雑状況を示す混雑情報に応じて、前記表示候補から前記地図上に混雑情報を表示する表示施設を決定する決定手段と、前記表示施設それぞれの混雑状況を示す混雑情報に基づいて表示画像を生成し、出力する出力手段と、を有し、前記決定手段は、前記表示候補に含まれる施設数に応じた所定値を用いて、前記表示施設を決定する。
本開示に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、本開示の態様は、要素及び多様な要素の組み合わせ及び以降の詳細な記述と添付される特許請求の範囲の様態により達成され実現される。
本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味に於いても限定するものではない。
本開示の技術によれば、ユーザ端末にかける負荷を抑制しつつ、リアルタイムな混雑情報をユーザに配信することができる。
実施形態に係る情報提供システムの構成を示す図である。 空席管理サーバ及び表示用サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 空席管理サーバ及び表示用サーバの機能構成図である。 店舗情報DBに記憶される店舗情報テーブルの一例を示す図である。 空席情報の管理に関するシーケンス図である。 表示用サーバが実行する混雑情報の配信処理のフローチャートである。 表示店舗の決定処理のフローチャートである。 表示画像の一例を示す図である。 表示店舗の決定処理のフローチャートである。 表示画像の一例を示す図である。 表示用サーバが実行する混雑情報の配信処理のフローチャートである。 表示画像の一例を示す図である。 表示店舗の決定処理のフローチャートである。
以下、本実施形態について、図面を参照して説明する。同一の構成については、同じ符号を付して説明する。尚、以下の実施形態は本開示の技術を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが上記課題の解決手段に必須のものとは限らない。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、第1の実施形態に係る情報提供システム1を示す構成図である。情報提供システム1は、ネットワーク50を介して、空席管理サーバ10、表示用サーバ20、店舗40の管理端末41、ユーザ端末30が接続された構成になっている。情報提供システム1は、店舗40を利用する可能性のある潜在顧客であるユーザに対して、ユーザによって指定されたエリアに存在する店舗40の混雑状況に関する情報を提供するためのシステムである。混雑状況とは、人の多さ、席の利用率等を示し、空き状態、空き状況等と言い換えることもできる。また店舗40は、店内に案内されたユーザに対してユーザに対して所定のサービスを提供する施設である。本実施形態では一例として、店舗40は席やテーブルが設置され飲食が提供される飲食店である。ただし、店舗40の種類は上記に限定されず、店舗40は飲食店以外の施設であっても良い。施設とは、カフェ、レストラン等の飲食店のほか、スーパーマーケット、薬局等の小売店、自治体や銀行の窓口、図書館、美術館等、利用者の数によって混雑している状況が変化する施設であればよい。
空席管理サーバ10は、各店舗40の管理端末41から受信する混雑情報を受け取り、各店舗40の混雑状況を示す情報(以下、混雑情報とする)を記憶し、管理する情報処理装置である。また、空席管理サーバ10は、表示用サーバ20に対してリクエストされた店舗40の混雑情報を出力する。
表示用サーバ20は、ユーザ端末30が閲覧可能な画像(以下、表示画像とする)を生成するための情報処理装置である、表示用サーバ20は、ユーザ端末30からのリクエストに応じて各店舗40の混雑情報を空席管理サーバ10から受信し、各店舗40の混雑情報を用いて視覚的にわかりやすく表現した表示画像を生成し、ユーザ端末30に送信する機能を有する。
各店舗40には、店舗に関する情報を登録したり、店舗内の混雑状態を検出するための管理端末41が備えられている。管理端末41は、店舗40のスタッフ(管理者や店員など)によって利用される端末であり、店舗の情報を管理する機能(管理機能)と、店舗40の混雑状況を入力(登録)する機能(入力機能)とを有する。管理端末41は、店内に設置される据置型のコンピュータ端末であってもよいし、スタッフによって携帯される携帯端末(例えば、スマートフォン等)であってもよい。
管理機能は、管理端末41のディスプレイ上に表示された管理画面を介して、店舗の名称や住所、ジャンル、営業時間などの店舗に関する情報(以下、店舗情報とする)を入力して、登録する機能を含む。管理端末41は、入力された店舗情報を空席管理サーバ10に送信する。入力機能は、例えば、管理端末41のディスプレイ上に表示された混雑状況を示す領域(ここでは「空き」、「混雑」、「満席」)に対する店舗41のスタッフによるタッチ操作(タップ操作)を受け付ける機能と、タッチされた領域に対応する混雑状況の選択肢を、混雑情報として空席管理サーバ10に送信する機能と、を含む。なお、「満席」は、利用可能な席が全て利用者で埋まっている状況を示す。「混雑」は、1以上の空席はあるが空席すうが少ない状況を示す。「空き」は、十分な数の空席があり、利用者が少ない状況を示す。
ユーザ端末30は、本実施形態の情報提供システム1によるサービスのユーザが所有すする端末である。ユーザ端末30は、ネットワークに接続可能で画像を表示できる機器であり、例えば、ユーザによって携帯されるスマートフォン、タブレットなどの携帯端末であってもよいし、デスクトップPCやノートPC等他の端末であってもよい。ユーザ端末30には、ウェブサイト等を閲覧するためのウェブブラウザがインストールされており、表示用サーバ20から送信される表示画像(詳細は後述)が当該ウェブブラウザによって表示される。
<空席管理サーバ10及び表示用サーバ20>
図2は、空席管理サーバ10及び表示用サーバ20それぞれのハードウェア構成の一例を示す図である。空席管理サーバ10及び表示用サーバ20はいずれも、同様のハードウェア構成からなる情報処理装置であり、以下では空席管理サーバ10の各構成について説明する。図2(a)に示されるように、空席管理サーバ10は、物理的には、プロセッサである一以上のCPU(Central Processing Unit)110、一以上のROM(Read Only Memory)120、一以上のRAM(Random Access Memory)130と、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置140及び通信装置150を備える。CPU110は、記憶装置140に記憶された後述するプログラムをRAM130に読み出して実行することにより、空席管理サーバ10が提供する機能を実現する。ROM12及びRAM13は、CPU11が用いるデータを保持する。記憶装置14は、後述するプログラム及びデータベースを格納する。通信装置15は、ネットワーク50を介して検出装置20及びユーザ端末30と通信する。なお、空席管理サーバ10は、図2(a)に示したハードウェア構成以外にも、例えば、マウス及びキーボード等の入力装置、ディスプレイ及びスピーカ等の出力装置等を適宜備え得る。
ここまで空席管理サーバ10のハードウェア構成について説明したが、表示用サーバ20の構成それぞれは、上述の説明と同じ名称の構成と同様である。
図3は、空席管理サーバ10および表示用サーバ20の機能ブロック図である。空席管理サーバ10は、CPU110が実行するソフトウェアモジュール(各種プログラムがCPU110の内部メモリに展開されて構成される機能)として、受信部311、管理部312、取得部313及び出力部314を有する。以下では記載の便宜上、これらモジュールを動作主体として記載する場合があるが、実際にこれらモジュールを実行するのはCPU110であるため、CPU110を動作主体とすることもできる。
受信部311は、店舗40の管理端末41や表示サーバ20から送信されるデータを受信する。
管理部312は、受信部311が受信したデータを用いて、店舗データベース(DB)315に記憶された店舗情報テーブル316を更新する。
図4は、店舗テーブル316の一例を示す図である。店舗情報テーブル316は、店舗40ごとの店舗情報を格納するデータセットである。一例として本実施形態では、1つの店舗情報(すなわち、1レコード)は、施設ID、名称、ジャンル、緯度・経度、管理端末ID、混雑情報を関連づけた情報である。「施設ID」は、店舗データベース315内で各店舗(施設)を識別するためのIDである。「名称」、「ジャンル」、「住所」は、施設IDによって特定された店舗40の名称、ジャンル、「住所」である。「緯度・経度」は、施設IDにより特定される店舗40の位置を示す情報である。「管理端末ID」は、施設IDにより特定される店舗40に設置された管理端末41を一位に特定するための識別情報である。「混雑情報」は、施設IDにより特定される店舗40の混雑状況を示す情報であり、当該店舗40の管理端末41から送信された混雑情報に基づいて更新される。本形態では空席情報は、「空あり」「混雑」「満席」で示されている。別の形態として、混雑情報は、空席がある場合は「0」、混雑している場合は「1」、満席の場合は「2」のように数字で示されていてもよい。また、別の形態として、混雑情報は、空席の数又は空きテーブルの数を示す数値であってもよい。
なおここでは店舗情報テーブル316は、テーブル形式で表されているが、この形式に限らず、各データが紐付けされていればどのような形式で構築してもよい。
取得部313は、表示用サーバ20から受信した位置情報を含むリクエストに応じて、位置情報に応じた店舗群それぞれの名称、ジャンル、位置情報(ここでは緯度・経度)、混雑情報などを店舗情報テーブル316から読み出す。出力部314は、取得部313が特定した店舗群の情報を表示用サーバ21に出力する。
次に表示用サーバの機能構成を説明する。表示用サーバ20は、受信部321、範囲特定部322、決定部323、生成部324、出力部325を有する。受信部321は、ユーザ端末30から混雑情報の閲覧のリクエストを受信したり、管理サーバ10の出力部314から店舗の混雑情報を含むデータを受信する。
範囲特定部322は、ユーザ端末30から受信したリクエストに基づいて、ユーザ端末30に表示するエリアを特定する。ここでは範囲特定部322は、リクエストに含まれる位置情報(ユーザ端末30の現在位置、特定の指定場所)を中心として、事前に設定された縮尺の地図を表示した際にユーザ端末20において表示可能なエリアを含むように、エリアを決定する。例えば、範囲特定部322は、位置情報を中心として所定の範囲(例えば10キロメートル)を表示範囲に必要なエリアとして決定する。範囲特定部322は、決定したエリアを示す情報(以下、エリア情報とする)を出力できる。
決定部323は、受信部321が混雑情報を含む店舗情報を受信した一つ以上の店舗群から、ユーザ端末30に混雑情報を表示する表示店舗を決定する。決定部323は、事前に設定された所定値(ここでは表示店舗の上限数)に応じて、表示店舗を決定する。
生成部324は、表示店舗それぞれの店舗情報(混雑情報など)に基づいて、決定部323が決定した表示店舗の混雑情報を含む表示画像を生成する。本形態では生成部324は、位置情報を中心とした地図上に、各表示店舗の混雑情報に応じたアイコンを各表示店舗の位置に配置した画像を、表示画像として生成するものとする。他の形態として、例えば生成部324は、各店舗の混雑情報を含む店舗カードをリスト表示してもよい。
出力部325は、範囲特定部322が決定したエリアに関する情報(以下、エリア情報とする)をとともに空席管理サーバ10に混雑情報のリクエストを出力したり、ユーザ端末30に生成部324が生成した表示画像を出力する。
<空席情報処理>
図5は、空席情報の管理に関するシーケンス図である。以下では、各工程(ステップ)を「S」と表記することとする。
S510において店舗40の管理端末41は、店舗のスタッフから店舗40の現在の混雑状態を示す混雑情報の入力を受け付ける。本形態では上述の通り、ディスプレイ上に表示されたUIを介して、「空き」「混雑」「満席」を示す選択肢のいずれかを店舗40のスタッフがタップする操作を受け付ける。
S502において管理端末41は、入力された混雑情報を、端末IDとともに空席管理サーバ10に送信する。
S503において空席管理サーバ10の受信部311は、管理端末41から受信したデータ(混雑情報と端末ID)を受信すると、管理部312が店舗情報テーブル316を参照して、受信したデータに含まれる端末IDの店舗の混雑情報を、受信した混雑情報によって更新する。
<混雑情報の配信処理>
表示用サーバ20は、各店舗40の混雑状況を把握したいユーザ(すなわち、当該ユーザが所有するユーザ端末30)からの要求を受けて、各店舗40の混雑情報を含む表示画像を生成し、ユーザ端末30に提供する。図6は、表示用サーバ20が実行する混雑情報の配信処理のフローチャートである。表示用サーバ20は、図6に示すフローチャートを実現するためのプログラムを読み出し実行することで、各処理を実現する。
S601において受信部321は、ユーザ端末30から位置情報を含むリクエストを受信する。位置情報は例えば、ユーザ端末30の位置(緯度・経度など)を示す情報である。位置情報の例としては、ユーザ端末30が有するGPS機能などによって取得された測位結果を示す情報が挙げられる。
S602において範囲決定部322は、S601において取得した位置情報に基づいて、混雑情報を取得するためのエリアを決定する。ここでは範囲決定部322は、位置情報を中心とした所定の距離範囲をエリアとして決定する。なお、エリアを決定するための所定の距離範囲は、ユーザ端末30自体の情報や表示したい地図の縮尺を示す情報に応じて変動させても良い。具体的には、ユーザ端末30自体の情報からユーザ端末30のディスプレイのサイズがわかる場合には、ディスプレイのサイズに応じた距離を設定しても良いし、ユーザ端末30ですでに表示中の地図の縮尺に関する情報がある場合、縮尺に応じた距離を設定しても良い。
S603において出力部325は、S602において範囲決定部322が決定したエリアを示すエリア情報とともに、空席管理サーバ10に混雑情報をリクエストし、各店舗40の混雑情報を取得する。空席管理サーバ10の出力部314は、リクエストに応じてエリア内に該当する店舗を店舗情報テーブル316から検索し、エリア内に存在する店舗の名称、住所、所在地、混雑情報などを含む店舗情報が空席管理サーバ10から出力される。表示用サーバ20の受信部321は、エリア内の店舗(以下、候補店舗とする)それぞれの混雑情報を含む店舗情報を取得する。
S604において決定部323は、店舗情報を取得した候補店舗から、表示画像において混雑情報を表示する表示店舗を決定する。ここでは、決定部323は、事前に設定された上限数以下となるように表示店舗を決定する。なおS604における処理の詳細は、後述する。
S605において生成部324はまず、位置情報を中心とした所定の半径を有するエリアの地図情報を取得する。ここでは、生成部324は、S602において決定したエリア情報の地図画像を取得するものとする。地図画像の情報(レイアウトや拡大率等)は、表示用サーバ20に予め保存されている。あるいは、地図画像の情報は、表示用サーバ20がアクセス可能な場所(表示用サーバ20と通信可能な外部のデータベース装置等)に保存されていてもよい。
S606において生成部324は、表示店舗のうち以下の処理の対象とする店舗を1つ選択する。続いてS607において生成部324は、処理対象の店舗40の混雑情報を取得し、S608において店舗40の混雑情報が示す混雑状況に対応するアイコンを取得する。アイコンは、混雑状況を、図や絵柄、テキストで表現したオブジェクトであり、ピンともいう。図8(a)の例では、店舗40の位置を指し示す吹き出しによって表現されている。アイコンの内部には、混雑状況を示すテキストが表示されている。混雑情報が「空き」の場合には、「空き」というテキストが挿入された吹き出しのオブジェクトをアイコンとし、混雑情報が「混雑」の場合には、「混雑」というテキストが挿入された吹き出しのオブジェクトをアイコンとし、混雑情報が「満席」の場合には、「満席」というテキストが挿入された吹き出しのオブジェクトをアイコンとする。なお、アイコンには、例えば、対応する店舗40の関連情報(ウェブサイトの情報等)へのリンクが関連づけられていてもよい。この場合、アイコンをクリック(又はタッチ)することにより、店舗40の関連情報をユーザ端末30の画面上に表示させることが可能となる。
S609において生成部324は、処理対象の店舗40の所在地(緯度・経度)に基づいて、S608において取得した店舗40に対応するアイコンを地図上に配置する。
S610において生成部324は、アイコン生成お世に配置する処理を未完了の表示店舗があるか否かを判定し、未処理の表示店舗がある場合にはS606に戻り、未処理の表示店舗がない場合にはS611に進む。S611において出力部325は、地図上に表示店舗のアイコンが配置された表示画像をユーザ端末30に出力する。なお当然、ユーザ端末30に表示されたウェブブラウザには、S609において出力された表示画像が表示されることになる。
S612において受信部613が、ユーザ端末30から新しい位置情報を取得したか否かを判定する。新しい位置情報を取得した場合(つまり、ユーザ端末30において表示する地図上の位置が変更された場合)、S601に戻り、処理を繰り返す。新しい位置情報を取得していない場合、S613に進む。
S613において受信部321は、前回空席管理サーバ10に混雑情報をリクエストした時点から所定時間(例えば10秒)をおいて、表示画像における表示店舗の混雑情報を取得する。具体的には、出力部325は空席管理サーバ20に表示店舗の施設IDとともに混雑情報のリクエストを送信し、空席管理サーバ20から最新の表示店舗の混雑情報を取得する。空席管理サーバ20は、各店舗40の管理端末41からデータを受信した場合は、随時店舗情報テーブル316の混雑情報を更新している。そのため、前回から所定時間内に、混雑情報が変更された店舗は、混雑情報が変更されていることになる。生成部324は、各表示店舗のアイコン内部に挿入されたテキストデータを、S613において取得した混雑情報に対応するテキストデータにより上書きする。その結果、表示画像において混雑情報が変更されている店舗に対応するアイコンは、異なるテキストデータに変更される。出力部325は、混雑情報が更新された表示画像をユーザ端末30に出力する。
S614において受信部321が、ユーザ端末30から表示の終了を知らせる通知を受け取ったか否かを判定する。表示を終了する知らせる通知を受け取った場合には、処理を完了させ、受け取っていない場合には、S612に戻る。
次に、表示用サーバ20の決定部323がS604において実行する表示店舗の決定処理の詳細を説明する。図7は、表示店舗の決定処理のフローチャートである。
S701において決定部323は、候補店舗群(ユーザ端末30からの位置情報に応じたエリアに存在し、混雑情報を有する店舗)が、事前に設定された上限値以上であるか否かを判定する。候補店舗群が上限値未満である場合は、すべての候補店舗を表示店舗とみなせるので、処理を完了する。候補店舗群が上限値以上の店舗数を含む場合には、S702に進む。
S702において決定部323は、各店舗について、各店舗の所在地を示す緯度・経度とユーザ端末30からのリクエストに含まれた位置情報が示す緯度・経度とに基づいて、各店舗と位置情報との距離を算出する。S703において決定部323は、S702において算出した距離順に、各店舗をソートする。
S704において決定部323は、距離の近い店舗から上限数の分を、表示店舗として選択する。例えば、候補店舗群が100店舗あり、上限数が10である場合、表示画像の中心となる位置情報から最も近い店舗から10番目に近い店舗までが、表示店舗として選択される。
以上の通り、図6および図7に示すフローチャートを実行した結果、表示用サーバ20が生成した表示画像がユーザ端末30上で表示される。
図8は、ユーザ端末30に表示される表示画像の一例を示す図である。図8(a)は、本実施形態において生成される地図上に各店舗の混雑情報を示した表示画像80である。実際には、店舗情報テーブル316には、エリア内の100店舗の混雑情報が保存されているが、表示店舗の上限が10店舗であるため、表示画像80において混雑情報が表示される店舗は、10店舗のみである。また、ユーザ端末30に表示画像80が表示され続けている間、表示されている10店舗の混雑情報は、10秒程度で更新されている。例えば、店舗Aの混雑情報が「空き」から「混雑」に変わると、表示画像においても、店舗Aに対応するアイコン80A(「空き」)はアイコン81Aに変更される。図8(c)は、リスト上に各店舗の混雑情報を表示する表示画像の一例を示す図である。各店舗の名称、画像、住所などの情報とともに、店舗の混雑情報が表示されている。さらに表示画像82を上下方向にスクロールすると、他の表示店舗の混雑情報も表示される。
<第1実施形態のまとめ>
以上のように、表示用サーバ20によって表示画像における表示店舗の混雑情報が短時間で最新の情報により更新されるため、リアルタイムな混雑情報を表示し続けることができる。ユーザは、今空いている店舗を探すために混雑情報の閲覧をリクエストしている可能性が高いため、上述の実施形態では、ユーザ端末30に表示する表示画像においてリアルタイムな混雑情報を表示されるように表示用サーバ30は混雑情報を更新し続けている。しかしながら表示用サーバ20によって高頻度で混雑情報を更新するため、表示画像に表示された表示店舗の店舗数が多すぎると、表示用サーバ20における処理負荷も、データを受信するユーザ端末30の処理負荷も高くなってしまう。そこで本実施形態では、表示画像における表示店舗の数を上限数以内に限定することで、ユーザ端末20における表示用サーバ20からのデータ(表示画像)量や、表示に必要な処理を低減することができる。
<変形例>
上述では、決定部323は、表示店舗を位置情報からの距離の近い店舗を優先的に表示店舗にすることとした。しかしながら、候補店舗から表示店舗を選択する方法は、他の方法を適用することもできる。例えば、候補店舗からランダムに洗濯してもよい。あるいは、各店舗の混雑情報を参照し、空きあり、混雑、満席の優先順に従って、今入れる可能性が高い店舗を優先的に表示店舗にしてもよい。
また、表示店舗とならなかった店舗については、上述の実施形態では地図上に何もマークを表示しないものとしたが、混雑情報を含まないピンのみを配置するようにしてもよい。この場合、地図上のピンをタップすると、ピンに対応する店舗の混雑情報を掲載したページが表示されるようにしてもよい。これにより、表示店舗のみ地図上で網羅的に混雑情報を閲覧することができ、かつ、表示店舗として選択されなかった店舗も、店舗の位置及び混雑情報の閲覧ができることの示唆を、ユーザに対して提示することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、候補店舗の中から上限数以下の店舗を表示店舗する方法を例に説明した。しかしながら、1つの施設や建物に複数の店舗が存在する場合がある。この場合、1つの施設だけで店舗数が上限数に達してしまった結果、他の施設の混雑情報が表示されなかったり、混雑情報を配信中であるにも関わらず、同じ施設に混雑情報が表示される店舗と混雑情報が表示されない店舗が混在してしまったりする。そこで第2の実施形態では、同じ施設・建物に入居する店舗が複数ある場合には、上限数を調整し、全ての店舗の混雑情報を表示する方法について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
本形態において空席管理サーバ10は、店舗情報テーブル316に各店舗40に関する項目としてさらに、建物ID(建物情報)も保持するものとする。建物IDは、店舗40が入居する施設(例えばビル、商業施設、駅など)を識別するためのIDである。なお、店舗40が単独で利用している建物に入居している場合には、建物IDは空欄(ブランク)でもよい。1つの建物に複数の店舗40が入居している場合には、異なる店舗40で共通の建物IDが割り当てられることになる。
図9は、第2の実施形態に係る表示店舗の決定処理のフローチャートである。
S901において決定部323は、候補店舗群(ユーザ端末30からの位置情報に応じたエリアに存在し、混雑情報を有する店舗)が、事前に設定された所定値以上であるか否かを判定する。候補店舗群が所定値未満である場合は、すべての候補店舗を表示店舗とみなせるので、処理を完了する。候補店舗群が所定値以上の店舗数を含む場合には、S902に進む。
S902において決定部323はまず、候補店舗群から所定値分の店舗をランダムに表示店舗として選択する。例えば所定値が10店舗で、候補店舗群が100店舗ある場合には、100店舗からランダムに10店舗を選択する。
次にS903において決定部323は、選択した複数の表示店舗から処理対象とする店舗を1つ選択し、S904に進む。S904において決定部323は、S902において選択されなかった非選択店舗に、処理対象の店舗40の建物IDと同じ建物IDの店舗があるかを判定する。S904において同じ建物IDがあると判定された場合は、S905に進み、ないと判定された場合は、S906に進む。
S905において決定部323は、S904において処理対象の店舗と同じ建物IDの非選択店舗を、表示店舗群に追加する。ここで同じ建物IDの店舗が複数ある場合には、複数の店舗を表示店舗群に追加することになる。S906において設定部323は、S902において選択した表示店舗に未処理の店舗があるか否かを判定し、未処理の店舗がある場合は、S903に戻り、全ての表示店舗に対して処理が完了した場合には、S907に進む。
S907において決定部323は、表示店舗群を出力する。例えば、100店舗の候補店舗から10店舗の表示店舗を選択した後、選択した表示店舗の1店舗と同じ建物IDを有する店舗が2つあったとする。このとき、非選択店舗であった2店舗が表示店舗に追加されるため、最終的な表示店舗は、事前に設定された10よりも多い12店舗となる。図10は、本実施形態における表示画像100の一例である。最初に所定値の分選択された表示店舗に、2店舗追加され、12店舗に対応するアイコンが表示されている。表示画像100における店舗Aに関して、アイコン100Aが表示され、さらに、店舗Aと同じ建物IDに対応する店舗のアイコンも表示されている。なお。同じ建物IDの各店舗は、同じ緯度経度なので、アイコンの位置を少しずつ異ならせて表示している。
以上の通り本実施形態では、表示店舗と非表示店舗に同じ建物に入居する店舗が存在しないよう、建物IDに基づいて表示店舗を決定した。最初に所定値の分表示店舗を選択した店舗と同じ建物IDの店舗が非選択店舗に含まれる場合は、表示店舗に追加した。これにより、所定値は超えてしまうものの、同じ建物に入居する店舗はまとめて混雑情報が表示されることとなる。すなわち、S901において参照される所定値は、候補店舗に同じ建物IDの店舗がない場合などは上限値となる。ただし、建物IDが同じ店舗が候補店舗に含まれる場合には、上限値を超えた店舗数の混雑情報が表示される。これは、事前に設置さえた所定値を上限値とみなした場合、表示画像において表示される店舗の数の上限値は、候補店舗に含まれる店舗の建物IDに応じて上限値を調整されるとも言える。
さらに本実施形態では、最初に候補店舗から所定値分の店舗を選択する際に、ランダムに選択する。仮に位置情報に最も近い建物に所定値を超える店舗が入居する建物があった場合、表示画像には1つの建物の店舗の混雑情報しか表示されなくなってしまうことが起こりうる。そこで、最初に、位置情報に応じたエリアに含まれる店舗群から表示店舗をランダムに選択することで、複数の建物に入居する店舗の混雑情報が表示されやすくなる。
[第3実施形態]
ユーザがユーザ端末30により施設の混雑情報を閲覧する際に、ジャンルを絞って閲覧する場合がある。例えば、配信可能な施設のジャンルとして、飲食店、スーパーマーケットや薬局などのショップ、美容院やネイルサロンなどの美容関係の店舗、美術館や博物館などの芸術を展示する施設、観光施設、自治体窓口や図書館などの公共施設、避難所など様々なジャンルの混雑情報が閲覧可能であるものとする。このとき、ジャンルに応じてユーザや店舗にとって望ましい混雑情報の表示が異なる。ユーザが飲食店を閲覧している場合、特に飲食店が密集しているエリアでは今入れる好みの店舗を探すために、ユーザは多くの飲食店の混雑情報を閲覧したい。また、店舗にとっても入れる店舗を探しているユーザに対して自店舗の混雑情報を表示することで集客につなげたい。一方で、例えば避難所の混雑情報を確認する場合、位置情報に応じたエリアに多くの避難所が存在していたとしても、位置情報から移動可能な避難所のみ混雑情報を確認できれば十分とも言える。
そこで第3実施形態では、事前にジャンルごとの上限数を設定しておき、混雑情報のリクエストにジャンルが指定されている場合には、ジャンルに応じた上限数により、複数の施設の混雑情報を表示するものとする。
図11は、第3実施形態に係る表示用サーバ20が実行する混雑情報の配信処理のフローチャートである。S1101およびS1102はそれぞれ、図9に示すS901とS902と同様の処理である。
S1103において決定部323は、ユーザ端末30から受信したリクエストに、ジャンルを示す情報(以下、ジャンル情報)が含まれているかを判定する。図12(a)は、ユーザ端末30に表示されるジャンル選択用の表示画像1200である。表示画像1200では、すべて、飲食店、ショップ、美容、芸術、観光施設、公共施設、避難所のいずれかをクリック(またはタップ)すると、ジャンルを絞ることができる。なお、ジャンル情報が含まれていない、又は、「すべて」を示すジャンル情報が含まれている場合には、ジャンルに関わらず混雑情報が表示する。決定部323は、事前に設定されたジャンルごとの上限値を参照し、リクエストに含まれるジャンル情報に応じて上限値を決定する。ここでは、避難所の場合には上限値が3、それ以外の場合には上限値を10と設定されているものとする。
S1104において出力部325は、エリア情報とともにジャンル情報も空席管理サーバ10に送信し、エリアに含まれ、指定されたジャンルに対応する施設の混雑情報を取得する。S1105からS1115の処理は、S604からS614までの処理と同様である。
図12(b)および(c)は、本形態において表示される表示画像の一例である。図12(b)は、ジャンルとして飲食店が選択されている場合であり、表示画像1210において上限値である10施設の混雑情報が表示されている。一方、図12(c)は、ジャンルとして避難所が選択されている場合であり、表示画像1220においては避難所に対応する上限値である3施設の混雑情報が表示されている。なお、エリアに含まれる避難所が2施設である場合には、当然全施設(2施設)の混雑情報が表示される。
以上の通り、本実施形態では、より多数の混雑情報を求められやすい条件を混雑情報を閲覧している場合には、上限数を比較的多くし、多数の混雑情報を掲載しなくても問題ないとみなせる場合には、上限数を少なくすることで、ユーザのニーズに答えつつ、ユーザ端末30の処理負荷も考慮した混雑情報の配信が可能となる。
<変形例>
第3実施形態では、ジャンルに応じて表示店舗の数を設定する方法を例に説明した。しかしながら、他にも、候補店舗数に応じた上限数を設定するようにしても良い。例えば、ユーザ端末30に表示する際に、ユーザによる操作に応じて地図の縮小率を変更できる場合、拡大すると店舗数は少なくなり、縮小すると、店舗数が多くなる。
そこで、縮小率に応じた上限数を設定しておいても良い。例えば、混雑情報のリクエスト要求に表示する地図の縮小率を示す情報が含まれている場合に、縮小率が所定値以下(比較的拡大表示されている)であれば、ユーザ端末の処理負荷を抑えるため上限値を第1の値(例えば30)に設定する。一方、縮小率が所定値よりも大きい(縮小表示されている)際には、表示店舗数に対して上限値が少なすぎるとほとんどの店舗が表示されなくなってしまうため、第1の値より大きい第2の値(例えば60)を上限値とする。あるいはさらに、3段階以上の縮小率ごとに上限値を設定しても良いし、望ましい上限値を超える場合には、候補店舗群の店舗数の70%を上限値とするようにしても良い。
あるいは、ユーザ端末20からのリクエスト情報に応じて範囲特定部322がエリアを決定する際に、エリアの大きさに応じて上限数を設定することとしても良い。エリアが大きい場合はエリアに含まれる店舗も多く、上限数に比べて候補店舗が大幅に上回ると、存在する店舗のほとんどが混雑情報を表示されなくなってしまう。そこで、エリアに含まれる店舗数に応じて、上限数を段階的に設定するようにしても良い。
[第4実施形態]
上述の実施形態では、位置情報に応じたエリアに含まれる混雑情報を表示する表示店舗数が上限数以下となる方法を説明した。本実施形態では、上限数を設定するモードと上限数を設定しないモードを切り替える例について説明する。図13は、第4実施形態における表示店舗の決定処理のフローチャートである。
まず決定部323は、S1301において、表示店舗の上限数を設定するか否かを判定する。ここでは、ユーザ端末30から取得したリクエスト情報に含まれる、またはともに送信されるユーザ端末自体の機種の情報に基づいて、上限数を設定するか否かを判定する。ユーザ端末30がスマートフォンなどの携帯端末である場合には上限数を設定し、ユーザ端末30がPC(パーソナルコンピュータ)である場合には上限数を設定しないと判定する。なお、ユーザ端末30の機種などの情報を表示用サーバ20が取得できない場合には、上限数を設定すると判定するものとする。S1302からS1305の核処理は、S701からS704と同様の処理を実行する。
以上の通り本実施形態においては、ユーザ端末30の機種に応じて表示画像において混雑情報を表示する店舗数を設定することとした。処理能力の高い端末に対して、表示用サーバ20は表示可能な全ての店舗の混雑情報を表示させ、処理能力が高くない端末に対しては処理負荷を考慮して混雑情報を表示する店舗数を制限した。これにより、処理負荷を考慮した表示画像を生成し、表示させることができる。
<その他の実施形態>
以上の実施形態において、ユーザ端末30の位置を位置情報として取得し、ユーザ端末30の位置を基準として店舗群を特定する方法を説明したが、位置情報はこれに限らない。例えばユーザ端末30が表示部としてタッチパネルディスプレイを備え、入力部としても機能する場合に、タッチパネルディスプレイに表示された地図上の位置をユーザがタップすることにより、ユーザが位置情報を指定し、指定した位置情報(基準位置)を空席表示用サーバ20に送信するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、空席管理サーバ10と表示用サーバ20を異なる装置として説明したが、1つのサーバで空席管理処理と表示処理を実行しても良い。また、ユーザ端末30がソフトウェアをダウンロードしたアプリケーションにより、空き情報を閲覧する場合には、表示用サーバ20が実行する表示処理をユーザ端末30内にインストールされたアプリケーションにより実行しても良い。
また上述の実施形態において、管理端末41が店舗の情報を管理する管理機能と店舗の混雑状況を入力する入力機能を有するものとしたが、管理機能と入力機能をそれぞれ別の装置で実現しても良い。また、混雑状況を入力する入力機能は、スタッフによる入力の他、自動で混雑情報を検出し、空席管理サーバ10に送信する装置であっても良い。例えば、管理端末41の入力機能の代わりに、空席管理サーバ10と通信可能に接続されたカメラでも良い。店舗内や店舗40の利用を待機する人が滞在する領域などを撮像可能に設置されたカメラ(以下、店舗カメラとする)が、定期的に撮像し、画像を解析することで、の混雑状況を検出する。店舗カメラは検出した結果を、空席管理サーバ10に送信する。このようにして空席管理サーバ10は、店舗40の混雑情報を収集しても良い。あるいは、席ごとに設置されたセンサにより席の利用有無を判定することで混雑状況を検出する公知の方法を用いてもよいし、店舗の利用を待機する順番待ち情報を管理する端末から送信された順番待ち情報を用いて混雑情報を管理しても良い。
以上の実施形態において、ユーザ端末30は必ずしもユーザが携帯する端末でなくともよい。例えば特定場所に設置されているコンピュータなどの通信デバイスをユーザ端末30として用いてもよい。例えば人通りが多い場所に固定設置されているデジタルサイネージ端末をユーザ端末30として構成してもよい。この場合は必ずしもデジタルサイネージ端末の周辺店舗に関する空席情報を表示する必要はなく、端末設置者が所望する場所の店舗に関する空席情報を表示することもできる。
以上の通り、本開示の技術は、上述の実施形態の1つ以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークまたは記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し作動させる処理によって実現することができる。また、1以上の機能を実現する回路によって実現しても良い。
本開示は、上述した実施形態に限定されるものでなく、様々な変形例を含んでいる。例えば、上述した実施形態は、本開示を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備える必要はない。また、ある実施形態の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることもできる。また、各実施形態の構成の一部について、他の実施形態の構成の一部を追加、削除又は置換することもできる。
1…空席管理システム
10…空席管理サーバ
20…表示用サーバ
30…ユーザ端末
40…店舗
50…ネットワーク

Claims (9)

  1. 施設の混雑情報を地図上に表示するための情報処理装置であって、
    位置情報を取得する第1の取得手段と、
    前記位置情報に応じたエリアに存在する一以上の施設を、表示候補として特定する特定手段と、
    表示店舗数に関連する所定値と前記表示候補それぞれの混雑状況を示す混雑情報に応じて、前記表示候補から前記地図上に混雑情報を表示する表示施設を決定する決定手段と、
    前記表示施設それぞれの混雑状況を示す混雑情報に基づいて表示画像を生成し、出力する出力手段と、を有し、前記決定手段は、前記表示候補に含まれる施設数に応じた所定値を用いて、前記表示施設を決定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記表示候補に含まれる施設が前記所定値を超える場合には、前記表示候補の一部を表示施設とはしないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示画像は、前記所定値以下の施設数の混雑情報を含む画像であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定手段は、
    前記表示候補が前記所定値を超える施設数を含む場合、前記表示候補に含まれる施設から、前記所定値の分選択することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 施設の混雑情報を地図上に表示するための情報処理装置であって、
    位置情報を取得する第1の取得手段と、
    前記位置情報に応じたエリアに存在する一以上の施設を、表示候補として特定する特定手段と、
    表示店舗数に関連する所定値と前記表示候補それぞれの混雑状況を示す混雑情報に応じて、前記表示候補から前記地図上に混雑情報を表示する表示施設を決定する決定手段と、
    前記表示施設それぞれの混雑状況を示す混雑情報に基づいて表示画像を生成し、出力する出力手段と、を有し、
    前記決定手段は、前記表示候補が前記所定値を超える施設数を含む場合、前記表示候補に含まれる施設から、前記所定値の分選択し、
    さらに、前記表示候補に含まれる施設のうち、選択された施設と同じ建物に属する関連施設が表示施設として選択されていない場合には、前記関連施設を表示施設に追加することを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記決定手段は、前記表示候補のジャンルに応じた所定値を用いて、前記表示施設を決定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記決定手段は、前記表示候補が所定値を超える場合に、前記混雑情報に基づいて前記表示候補から前記表示施設を選択することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを請求項1からのいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  9. 施設の混雑情報を地図上に表示するためのコンピュータによる情報処理方法であって、
    前記コンピュータが、位置情報に応じたエリアに存在する一以上の施設を、表示候補として特定し、
    表示店舗数に関連する所定値と前記表示候補それぞれの混雑状況を示す混雑情報に応じて、前記表示候補から前記地図上に混雑情報を表示する表示施設を決定し、
    前記表示施設それぞれの混雑状況を示す混雑情報に基づいて表示画像を生成し、出力し、
    前記所定値は、前記表示候補に含まれる施設数に応じた値であることを特徴とする情報処理方法。
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