JP4294591B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、着脱可能な電池パックを備えた携帯電子機器に係り、特に、電池パックのスムースな装着を実現できる携帯電子機器に関するものである。
携帯電話機には、一般に、着脱可能な電池パックが電源用として用いられている。この電池パックは、通常、薄い板状などに形成されており、携帯電話機の本体の筐体背面下部などに設けた電池室に装着させるようになっている。
従来の携帯電話機、例えば棒状(ストレート型)携帯電話機及びこれに装着する電池パックについて、図17を参照しながら具体的に説明する。
同図に示すように、携帯電話機の本体100側の筐体101は、略箱状などに形成されており、筐体101の背面には電池室102を形成しているとともに、この電池室102の床面側には、後述する電池パック200との電気的接合を図るためのばね端子103を筐体101の幅(X)方向に沿って複数個設けている。
一方、電池パック200は、本体部分201が薄型箱状又は薄型板状などに形成されており、電池室102のばね端子103の設置位置に対応する部位、即ち、裏面部分の上端部側に裏面電極202を設けている。
また、この電池パック200には、電池パック200を電池室102へ装着させる場合に、電池室内102のばね端子103に電池パック200の裏面側が強く接触するのを防止するため、電池室102内には押上げ突起104を左右一対設けているとともに、電池パック200にはその押上げ突起104に係合する乗上げ突起203を裏面の一端部(先端部)両側に設けている。
このため、電池パック200を電池室102へ装着させる際には、電池パック200側の乗上げ突起203が電池室102側の押上げ突起104を乗り越えることにより、電池パック200の裏面が電池室102側のばね端子103へ接触するのを防止するようになっている。
しかしながら、通常、この電池室102側の押上げ突起104及び電池パック200側の乗上げ突起203は、略四角柱状に形成されており、電池パック200は、乗上げ突起203を設けた先端部が押上げ突起104のところで略真上(Z)方向に押し上げられた後、ばね端子103を通過直後に真下へ急激に落下する、といった乗上げ動作を行うようになっている。
このように、前述した構成の携帯電話機によれば、電池パック200は、電池室102の床面に対して略90度の垂直に近い角度で急降下する直線運動を行っているので、電池パック200の装着動作にはどうしてもがたつきを生じやすい。
しかも、このような携帯電話機にあっては、電池室内102のばね端子103に電池パック200の裏面側が強く衝突しないまでも、電池パック200の裏面がばね端子103に摺動しながら装着されていくため、金属製のばね端子103の頂部が合成樹脂製の電池室102の裏面を少しずつ削り取っており、電池パック200の裏面電極202との間に接触・導通不良をもたらす虞もある。
本発明は、上記した事情に鑑み、電池パックの着脱が円滑に行えるとともに、電池パックと携帯電子機器本体との電気的接続を確実に行うことができる携帯電子機器を提供することを目的とするものである。
本発明は、第1に、筐体の操作部を有する表面側とは反対の背面側の下部に略矩形凹状に窪んだ電池室を設けた携帯電子機器の本体と、前記本体の前記筐体背面に設けた前記電池室に着脱自在に収納する電池パックとを備えた携帯電子機器であって、
前記電池室を形成するために前記電池パックの装着方向に沿った両側に設けた内壁面上で、かつ、前記電池室を形成するために前記内壁面に直交して設けた突当壁面と交わる角隅部分の近傍で、前記電池室に設けた接続端子に対応して前記接続端子よりも高く設けた、略扇形状の昇降部及び適宜形状の押上部と、
前記昇降部及び押上部に対面する前記電池パック裏面の前記電池パックの幅方向の両側に、前記昇降部及び前記押上部の前記扇形状の面に滑動しながら昇降して前記電池室に設けた接続端子を乗り越えるために扇形状に突出する乗上げ部と
を設けた衝突回避機構を備え
前記衝突回避機構は、前記携帯電話機器の本体側の筐体に設けた前記昇降部を、前記電池パックの装着方向に向けて配向した略凹状円弧面で構成するとともに、前記電池パックの前記乗上げ部を、前記電池パックの脱出方向に向けて配向した略凸状円弧面で構成し、前記略凸状円弧面が前記略凹状円弧面に沿うことを特徴としている。
これにより、電池パックの着脱が円滑に行えるとともに、電池パックと携帯電子機器本体との電気的接続を確実に行うことができる。
また、本発明は、第2に、前記携帯電子機器の本体側の筐体部の前記昇降部と、前記携帯電子機器に前記電池パックを装着したときの前記電池パックの前記乗上げ部との間に、前記接続端子又は電子パックに備えた裏面電極の外面を清掃するクリーニング動作のための領域を確保したことを特徴としている。
これにより、電池パックの着脱のたびに、この着脱動作に連動して接続端子及び電極の清掃が行えるので、長期間に亙り使用したり、埃などの多い環境下でも、電気的な接触不良の発生を防止できる。
また、本発明は、第3に、携帯電子機器は、本体側の筐体が棒状を有する携帯電話機器であるとともに
記電池室内には、複数の前記接続端子を前記本体側の筐体の短手方向に沿って配設しているとともに、前記電池パックの裏面には前記電池室の前記接続端子に導通する複数の裏面電極を前記接続端子と対応する配置状態で設けたことを特徴としている。
これにより、棒状タイプの携帯電話機器において、衝突回避機構を簡単な構造のもので構成することができ、延いては製造コストの削減も図ることができる。
また、本発明は、第4に、携帯電子機器は、本体側の筐体部がヒンジ部で互いに連結された上側筐体及び下側筐体を有する折畳式の携帯電話機器であるとともに
記電池室内には、複数の前記接続端子を前記下側筐体の長手方向に沿って配設しているとともに、前記電池パックの裏面には前記電池室の前記接続端子に導通する複数の裏面電極を前記接続端子と対応する配置状態で設けたことを特徴としている。
これにより、折畳タイプの携帯電話機器において、衝突回避機構を簡単な構造のもので構成することができ、延いては製造コストの削減も図ることができる。
また、本発明は、第5に、前記電池室内の複数の接続端子は、電池室の床面から垂直上方に突出しするとともに、前記垂直上方に変移自在に弾性力が付勢されたピン端子で構成したことを特徴としている。
これにより、電池パックは円軌道を描きながら装着されるので、精度の高い装着が可能となり、ピン端子と接触・導通するの電極の小型化を図ることができる。
本発明によれば、電池パックの着脱が円滑に行えるとともに、電池パックと携帯電子機器本体との電気的接続を確実に行うことができる携帯電子機器を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機を示すものであり、この携帯電話機には、棒状タイプ(ストレート型)のものが用いられており、大略構成として、本体1と、これに着脱自在に装着する電池パック3とを備えているとともに、これら本体1と電池パック3とには、衝突回避機構4を備えている。
このうち、本体1側の筐体2は、略薄型箱状に形成されており、特にこの棒状タイプの携帯電話機にあっては、筐体2の横(X)方向(以下、これを「幅方向」とよぶ)に直交する縦(Y)方向(以下、これを「前後方向」とよぶ)が幅方向に比べて数倍長い全体細長形状となっており、表面2Aには図示外の液晶表示部(LCD)や図示外の各種の操作キーなどを取付けている。一方、筐体2の背面2Bには、凹状に窪んだ電池室21を形成しており、この電池室21には後述する電池パック3を着脱自在に取付けるようになっている。
電池室21は、筐体2の背面下部側、つまり、背面全体の略半分或いはそれ以上の領域に亙って形成されており、特にこの棒状タイプの携帯電話機にあっては、この電池室21も、筐体2の縦長形状に合わせて、前後方向(これが長手方向となる)が幅方向(これが短手方向となる)よりも数倍程度長い縦長形状で、かつ、略矩形状に形成されている。この電池室21には、左右両側に低い内壁面21A,21B(以下、これを「側壁面」とよぶ)が長尺状に形成されているとともに、これと直交する上下両側に高い内壁面21C(本発明の突当壁面を構成する。以下、これを「隔壁面」とよぶ)及び低い壁面21Dがそれぞれ短尺状に形成されている。なお、この隔壁面21Cには、左右両側にそれぞれ後述するロック穴23が穿設されている。
また、この電池室21には、各側壁面21A、21Bにそれぞれ臨む左右の細長形状の枠面21E,21F(以下、これを「スライド面」とよぶ)が間隔Wを保持して平行状態で一対設けてあり、ここに後述する電池パック3の後述する受け部32がスライド移動するようになっている。
さらに、この電池室21には、電池パック3側との電気的接合を図るためのピン端子22を筐体2の床面側に設置している。
このピン端子22は、複数(通常、例えば3個)のものが直列状に配置される構成となっているが、この棒状タイプの携帯電話機にあっては、前述したように、筐体2の前後(Y)方向が長手方向となっており、この長手方向については、電池室21についても比較的スペースに余裕があるので、この余裕のある長手方向のスペースSを利用して、ピン端子22を前後(長手)方向と直交する幅方向(短手)方向に平行に設けている。
また、図1において、携帯電話機の図示外の主要な電子部品が、携帯電話機の本体1の筐体2内部において、専ら、電池室21のある下部側を避けた上部側に設置されているため、このばね端子22は、その筐体2の上部に近い電池室21の上部寄りに設置することにより、電源からの給電の際に電圧降下の発生などを可及的に抑えることができるようになっている。
また、この電池室21には、衝突回避機構4の一部を構成するそれぞれ略扇形状に突出した昇降部及び押上部(まとめて、昇降押上部41とよぶ)を有している。この昇降押上部41は、図2に示すように、側壁面21A,21Bの面上において、隔壁面21Cとの交差する角隅部分の近傍に設けられており、隔壁面21Cに対向する方が凹状(滑らかな円弧状)に湾曲した昇降部を構成する曲面41A(以下、これを凹状曲面とよぶ)を形成している。この凹状曲面41Aは、電池パック3の装着時に、電池パック3の先端部を装着(α)方向に向けて円滑に降下させる(脱出時には上昇させる)ものであり、曲率(或いは曲率半径)は、ピン端子22の設置位置、つまり隔壁面21Cからの距離及び側壁面21A,21Bの高さなどから適宜決定されている。
一方、この凹状曲面41Aとは反対面には、凸状扇形(滑らかな円弧状)に湾曲した押上部を構成する曲面41B(以下、これを凸状曲面とよぶ)を形成している。この凸状曲面41Bは、電池パック3の装着時に、電池パック3の後述する先端部をピン端子22の高さに合わせて円滑に押し上げるものであり、特にその形状及び曲率などは一義的に決定されるものではないが、電池パック3の押上動作をスムースに行うことができればよい。
電池パック3は、本体部分が薄型箱状に形成されており、電池室21のピン端子22の設置位置に対応する部位、即ち、裏面の一端部(以下、これを先端部とよぶ)側に裏面電極31をピン端子22と同数同一配置で設けている。
また、この電池パック3には、衝突回避機構4の一部を構成する略扇形状に突出した乗上げ部42を有している。この乗上げ部42は、昇降押上部41に対向する電池パック3裏面の先端部の左右両側に突設しており、昇降押上部41の扇形状の凹状曲面41Aに滑動しながら昇降押上部41にスムースに乗上げ、乗越えていくことにより、電池パック3の装着時に、この電池パック3がピン端子22に衝突するのを確実に回避するようになっている。
この乗上げ部42は、隔壁面21Cに対向する先端面35が電池パック3の本体部分から垂直下方に延びた平面42A(以下、これを「垂下面」とよぶ)を形成している。一方、この垂下面42Aとは逆側の面が、凹状扇形(滑らかな円弧状)に湾曲して曲面42B(以下、これを凸状曲面とよぶ)を形成しており、電池パック6の装着時には、最終的に、後述するクリーニング領域δ(クリーニングストローク)(図2参照)を確保して昇降押上部41の凹状曲面41Aとほぼ嵌合するように、凹状曲面41Aと略同等の曲率(曲率半径)を有している。
なお、ここで、クリーニング領域δ(クリーニングストローク)とは、電池パック3の裏面電極31に付着する、或いは電池室21のピン端子22に付着するごみその他の絶縁物を、電池パック3の着脱の際に同時にクリーニングして除去するためのものであり、この領域だけ電池パック3の裏面電極31が電池室21のピン端子22に接触・摺動するようになっている。
さらに、この電池パック3には、図1及び図3に示すように、左右両側面において、幅方向と直交する前後方向全体に亙り段状の受け部32を互いに間隔Wを隔て設けており、この受け部32が、電池室21のスライド面21E,21F上をスライドしながら装着される時の一方のガイド手段を構成している。
なお、電池パック3を電池室21へ装着後に、この電池パック3の浮上り防止及び脱出防止のため、携帯電話機の本体1の筐体2部分と電池パック3とにロック機構を備えている。
即ち、この携帯電話機には、この携帯電話機の本体1の筐体2の電池室21に臨む隔壁面21Cに、図2に示すように、ロック穴23を設けるとともに、電池パック3にはそのロック穴23に係合するロック爪33を突設しており、これによってロック機構を構成している。そして、電池室21への電池パック3の装着の際には、前述の衝突回避機構5による乗上げ動作に引き続き、電池パック3を電池室21の床面に沿ってスライドさせながらロック機構によるロック動作を連続して行うようになっているが、この乗上げ動作後のロック動作は、電池パック3の裏面電極31が電池室21内のピン端子22に接触・摺動しながら行う、換言すれば、クリーニング動作を行いながらロックされるようになっている。
従って、本実施の形態によれば、本体1側の筐体2と電池パック3とには、衝突回避機構4として、扇形状の昇降押上部41及び扇形状の乗上げ部42を備え、円弧状の曲面同士で係合させており、電池パック3に回転運動を行なわせながら着脱操作させているので、ピンポイントに近い精度で電池パック3を所望の装着位置のところへ降下させることができる。
また、このような精度の高い装着動作が実現可能となっているので、接続端子として、電池室21に従来のばね端子ではなくピン端子22を設けても、確実な導通動作を実現することもできる。しかも、このピン端子22を設けることで、接続端子の小型化、短尺化を図ることも可能となっており、特に金(Au)などで形成する場合には、コストの削減を図ることができる。
なお、このように本実施の形態では、接続端子としてピン端子を設けているが、本発明の接続端子としては、従来用いられているばね端子(図17において103で示す)であってもよい。
即ち、このばね端子は、中央部に位置する頂部が略く字型に折れ曲がって突出した形状を有しているとともに、電池室21の床面に対して垂直方向に変移可能なばね性を有しており、電池パック3の裏面電極31との間隙の変動を床面に対して前後(Y)方向(携帯電話機の本体1の筐体2において長手方向)に変移させることで吸収させている。
つぎに、本実施形態に係る携帯電話機の作用について、図4乃至図8を参照しながら説明する。
例えば電池パック3を筐体2の電池室21へ装着させる場合には、
(1)図4に示すように、電池パック3を携帯電話機の本体1の筐体2において、基端部(下部)方向(図4において、右端部側)から矢印方向に送り出す。
即ち、図4において、電池パック3の左右両側にある受け部32で挟まれた側壁34が左右両側にある側壁面21A,21Bで挟み込まれた状態で、電池室21へ電池パック3の先端部を差込み、そのまま、つまり電池パック3の先端部が低くなるような傾斜状態で、左方へスライドさせていく。
これにより、電池パック3は、先端部が衝突回避機構4に達するまでの間、側壁34が側壁面21A,21Bに挟持された状態でガイドされるとともに、受け部32がスライド面21E,21Fに支承された状態でガイドされながら、隔壁面21Cに向けて前進移動する(第1動作)。
(2)そして、電池パック3の先端部が衝突回避機構4に達すると、図4に示すように、乗上げ部42の垂下面42Aが昇降押上部41の凸状曲面41Bに係止したのち、この凸状曲面41Bの曲面に沿ってスムースに上昇し、昇降押上部41の最上部(ピン端子22設置位置に対応)を通過した後、図5に示すように、乗上げ部42の凸状曲面42Bが凹状曲面41Aの曲面に沿ってスムースに降下していく。これにより、電池パック3の先端部がピン端子22に衝突することなく安全に乗り越えることができる(第2動作)。
(3)次に、図6に示すように、電池パック3は、乗上げ部42の凸状曲面42Bが凹状曲面41Aの曲面に沿ってスムースに降下しながら、換言すれば、回転軌道を描きながら、この電池パック3の先端部に設けたロック爪33が、ロック穴23に入り込み始めていく(第3動作)。
(4)そして、図7に示すように、電池パック3は、乗上げ部42の凸状曲面42Bが凹状曲面41Aの曲面に沿って回転軌道を描きながら降下していくとともに、ロック爪33がロック穴23の奥部へ入り込んでいく(第4動作)。
(5)このようにして、電池パック3は、乗上げ部42の凸状曲面42Bが凹状曲面41Aを最後(最下位置)まで完全に滑り降りると、次に、図8に示すように、電池パック3の受け部32が、スライド面21E,21Fに沿って一定距離だけスライドしながら前進し、クリーニング動作を行う。そして、この電池パック3は、クリーニング領域δ(クリーニングストローク)だけ前進移動したところで、先端面35が隔壁面21Cに係止して装着動作が終了する(第5動作)。
これにより、電池パック3の裏面電極31が電池室21内のピン端子22に接触し、ピン端子22が下方へ押下された状態で電気的に導通することとなる。また、クリーニング動作の間、電池パック3の裏面電極31及び電池室21内のピン端子22が互いに接触した状態のまま摺動されるので、これら双方に付着した埃やかすなどの絶縁不良の原因となる付着物が清掃・除去され、双方の電気的接触が確実となる。
なお、電池パック3を電池室21から取り外すときの脱出動作については、以上のような電池パック3の装着操作の場合とは全く逆の動作を行うことにより、がたつきを起こすことなく、滑らかに電池パック3を取り出すことができるとともに、電池パック3がピン端子22に衝突したり摺動するのを、防止することができる。
(第2の実施の形態)
図9は、本発明の第2に実施形態に係る携帯電話機を示すものであり、この携帯電話機は、折畳みタイプ(開閉型)のものが用いられており、大略構成として、本体1と、これに着脱自在に装着する電池パック6とを備えているとともに、これら本体1と電池パック6とには、衝突回避機構7を備えている。
本体1は、筐体部分が、ヒンジ部Hで互いに連結された図示外の上側筐体及び下側筐体5で構成されている。
下側筐体5は、略薄型箱状に形成されており、特にこの折畳みタイプの携帯電話機にあっては、下側筐体5の幅(X)方向の大きさが、これに直交する前後(Y)方向の大きさに対して比較的広い、幅広形状となっており、表面5Aには図示外の各種の操作キーなどを取付けている。一方、下側筐体5の背面5Bには、凹状に窪んだ電池室51を形成しており、この電池室51には後述する電池パック6を着脱自在に取付けている。
電池室51は、下側筐体5の背面下部側、つまり、背面全体の略半分或いはそれ以上の領域に亙って形成されており、特にこの折畳みタイプの携帯電話機にあっては、この電池室51も、下側筐体5の幅広形状に合わせて、前後(Y)方向(長手方向)に比べて横(X)方向(幅方向、短手方向)が比較的広めの幅広形状で、かつ、略方形状に形成されている。この電池室51には、第1の実施形態の電池室21と同様に、左右両側に低い内壁面51A,51B(以下、これを「側壁面」とよぶ)が長尺状に形成されているとともに、これと直交する上下両側に高い壁面51C(以下、これを「隔壁面」とよぶ)及び低い内壁面51Dがそれぞれ短尺状に形成されている。なお、この隔壁面51Cには、左右両側にそれぞれ後述するロック穴53が穿設されている。
また、この電池室51には、各側壁面51A、51Bにそれぞれ臨む左右の細長形状の枠面51E,51Fが間隔Wを保持して平行状態で一対設けてあり、ここに後述する電池パック6の後述する受け部62がスライド移動するようになっている。
さらに、この電池室51には、電池パック6側との電気的接合を図るためのピン端子52を筐体5の床面側に設置している。
このピン端子52は、複数(通常、例えば3個)のものが列状に配置される構成となっているが、棒状タイプの携帯電話機とは異なり、この折畳みタイプ(開閉型)にあっては、前述したように、下側筐体5の幅(X)方向が幅広形状となっており、この幅方向については、電池室51についても比較的スペースに余裕があるので、この余裕のある幅方向のスペースSを利用して、ピン端子52を幅方向と直交する前後(Y)方向に平行に設けている。
また、本実施の形態でも、携帯電話機の図示外の主要な電子部品が、携帯電話機の本体1の下側筐体5内部において、専ら、電池室51のある下部を避けた上部に設置されているため、このピン端子52は、その下側筐体5の上部に近い電池室51の上部寄りに設置することにより、第1の実施の形態と同様に、電源からの給電の際に電圧降下の発生などを可及的に抑えるようになっている。
また、この電池室51には、衝突回避機構7の一部を構成する略扇形状に窪んだ昇降部71を有している。この昇降部71は、図9に示すように、側壁面51A,51Bにおいて、隔壁面51Cと交差する角隅部分の近傍に設けられており、隔壁面51Cに対向して凹状扇状(滑らかな円弧状)に湾曲した曲面71A(以下、これを凹状曲面とよぶ)を形成している。この凹状曲面71Aは、電池パック6の装着時に、この電池パック6の先端部を装着(α)方向に向けて円滑に降下させるものであり、曲率(或いは曲率半径)は、ピン端子52の設置位置、つまり隔壁面51Cからの距離及び側壁面51A,51Bの高さなどから適宜決定されている。
一方、この凹状曲面51Aへと続く下側筐体5の左右両側面には、図9及び図10に示すように、各側壁面51A、51Bにそれぞれ臨む左右の細長形状の枠面51E,51F(これが押上部を構成する。以下、「押上面」とよぶ)が間隔Wを保持した平行状態で一対設けてあり、これに後述する電池パック6の受け部62がスライド移動しながらピン端子52を乗り越えていき、ピン端子22との衝突を回避するようになっている。
電池パック6は、本体部分が略薄板状に形成されており、電池室51のピン端子52の設置位置に対応する部位、即ち、裏面部分の側面寄りの端部側に、裏面電極61をピン端子52と同数直列状に設置している。
また、この電池パック6には、衝突回避機構7の一部を構成する略扇形状に突出した乗上げ部72を有している。この乗上げ部72は、昇降部71に対向する電池パック6裏面の先端部の左右両側に突設してあり、昇降部71の扇形状の凹状曲面71Aに滑動しながら昇降部71をスムースに降下していくことにより、電池パック3の装着時にピン端子22と衝突するのを回避するようになっている。
そして、この乗上げ部72には、本体部分の先端面65(図10参照)から垂直下方に延び、隔壁面51Cに対向する平面72A(以下、これを「垂下面」とよぶ)を有している。また、この乗上げ部72には、この垂下面72Aとは逆側に、凸状扇形(滑らかな円弧状)に湾曲した凸状曲面72Bを有している。この凸状曲面72Bは、電池パック6を最後まで装着する時に、後述するクリーニング領域δ(クリーニングストローク)(図16参照)を確保して押上部51の凹状曲面51Aとほぼ嵌合するように、凹状曲面51Aと略同等の曲率(曲率半径)を有している。
なお、ここで、クリーニング領域δ(クリーニングストローク)とは、電池パック3の裏面電極31に付着する、或いは電池室21のピン端子22に付着するごみその他の絶縁物を、電池パック3の着脱の際に同時にクリーニングして除去するためのものであり、この領域だけ電池パック3の裏面電極31が電池室21のピン端子22に接触・摺動するようになっている。
さらに、この電池パック6には、図9及び図10に示すように、左右両側面において、幅(X)方向と直交する前後(Y)方向全体に亙り、段状の受け部62が、間隔Wを隔て互いに設けてあり、電池室51のスライド面51E,51F上をスライドしながら装着させる時のガイド手段を構成している。
なお、電池室51へ電池パック6を装着後に、この電池パック6の浮上り防止及び脱出防止のため、携帯電話機の本体1の下側筐体5と電池パック6とにロック機構を備えている。
即ち、第1の実施の形態と同様に、携帯電話機の本体1の下側筐体5の電池室51に臨む隔壁面51Cには、図9に示すように、ロック穴53を設けるとともに、電池パック6にはそのロック穴53に係合するロック爪63を突設しており、これらがロック機構を構成している。そして、電池室51へ電池パック6を装着する際には、第1の実施の形態と同様に、前述の衝突回避機構7による乗上げ動作に引き続き、電池パック3を電池室21の床面に沿ってスライドさせながらロック動作を連続して行うようになっているが、この乗上げ動作後のロック動作は、電池パック6の裏面電極61が電池室51内のピン端子52に接触・摺動しながら行う、換言すれば、クリーニング動作を行いながらロックされるようになっている。
また、本実施の形態でも、接続端子として、電池室51にピン端子52を突設したが、従来用いられているばね端子(図17において103で示す)であってもよい。
つぎに、本実施形態に係る携帯電話機の作用について、図11乃至図16を参照しながら説明する。
(1)例えば電池パック6を下側筐体5の電池室51へ装着させる場合には、図11に示すように、電池パック6を携帯電話機の本体1の下側筐体5において、基端部方向(図9において、右側下端部)から矢印(α)方向に送り出す。
これにより、図11において、電池パック6の乗上げ部72近傍の左右両側にある側壁64が電池室51の左右両側にある側壁面51A,51Bで挟み込まれた状態で、電池室51へ電池パック6の先端部を差込み、そのまま、つまり電池パック6を先端部が低くなるような傾斜状態で、左方へスライドさせていく。
即ち、電池パック6は、先端部が衝突回避機構7に到達するまでの間、側壁64が側壁面51A,51Bに挟持された状態で左右方向をガイドされるとともに、凸状曲面72Bがスライド面51E,51Fに支承した状態で上下方向をガイドされながら、隔壁面51Cに向けて前進移動する(第1動作)。
このようにして、図12に示すように、この電池パック6がスライド面51E,51Fに沿ってスライド移動して昇降部71の扇形状の凹状曲面71Aまで移動することにより、電池パック6下部の先端面65が電池室51のピン端子52に係止することなく(図11において、ピン端子52の保護のためにクリアランスdの遊びを設けているので)、スムースに通り抜けることができる。
(2)次に、図13に示すように、電池パック6は、回転運動を開始し、乗上げ部72の凸状曲面72Bが凹状曲面71Aの曲面に沿って降下し始める(第2動作)。
(3)そして、図14に示すように、電池パック6は、乗上げ部72の凸状曲面72Bが凹状曲面71Aの曲面に沿ってスムースに降下しながら、換言すれば、回転軌道を描きながら、この電池パック6の先端部に設けたロック爪63が、ロック穴53に入り込み始める(第3動作)。
(4)その後、図15に示すように、電池パック6は、乗上げ部42の凸状曲面42Bが凹状曲面41Aの曲面に沿って回転軌道を描きながら降下していくとともに、ロック爪63がロック穴63の奥部へ入り込んでいく(第4動作)。
(5)このようにして、電池パック6は、乗上げ部72の凸状曲面72Bが電池室51の凹状曲面71Aの最後(最下位置)まで完全に滑り降りる。そして、次に、図16に示すように、電池パック6の受け部62が、押上面51E,51Fに沿って一定距離だけスライドしながら前進し、クリーニング動作を行う。そして、この電池パック6は、クリーニング領域δ(クリーニングストローク)だけ前進移動したところで、先端面65が隔壁面51Cに係止して着脱動作が終了する(第5動作)。
これにより、電池パック6の裏面電極61が電池室51内のピン端子52に接触し、電気的に導通することとなる。また、クリーニング動作の間、電池パック6の裏面電極61及び電池室51内のピン端子52が互いに接触・摺動されるので、これらに付着した埃やかすなどの絶縁不良の原因となる付着物が清掃・除去され、双方の電気的接触が確実となる。
なお、電池パック6を電池室51から取り外すときの脱出動作については、以上のような電池パック6の装着操作の場合とは全く逆の動作を行うことにより、がたつきを起こすことなく、滑らかに電池パック6を取り出すことができるとともに、電池パック6がピン端子52に衝突したり摺動するのを、防止することができる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本発明によれば、筐体の操作部及び表示部を有する表面側とは反対の背面側の下部に略矩形凹状に窪んだ電池室を設けた携帯電子機器の本体と、本体の筐体背面に設けた電池室に着脱自在に収納する電池パックとを備えた携帯電子機器であって、電池室を形成するために電池パックの装着方向に沿った両側に設けた内壁面上で、かつ、電池室を形成するために内壁面に直交して設けた突当壁面と交わる角隅部分の近傍で、電池室に設けた接続端子に対応して接続端子よりも高く設けた、略扇形状の昇降部及び適宜形状の押上部と、昇降部及び押上部に対面する電池パック裏面の電池パックの幅方向の両側に、昇降部及び押上部の扇形状の面に滑動しながら昇降して電池室に設けた接続端子を乗り越えるために扇形状に突出する乗上げ部とを設けた衝突回避機構を備えたものであり、電池パックの着脱が円滑に行えるとともに、電池パックと携帯電子機器本体との電気的接続を確実に行うことができる。
また、本発明では、携帯電子機器の本体側の筐体部の昇降部と、携帯電子機器に電池パックを装着したときの電池パックの乗上げ部との間に、接続端子又は電極の外面を清掃するクリーニング動作のための領域を確保しており、電池パックの着脱のたびに、この着脱動作に連動して接続端子及び電極の清掃が行えるので、長期間に亙り使用したり、埃などの多い環境下でも、電気的な接触不良の発生を防止できる。
本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機の本体及び電池パックを示す概略斜視図 図1に示す携帯電話機の本体及び電池パックにそれぞれ設けた衝突回避機構を示す説明図 図1に示す携帯電話機の本体に設けたピン端子を電池パックが乗り越える時の状態を示す説明図 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機の本体の電池室へ電池パックを装着する際の第1動作を示す説明図 同様に、電池室へ電池パックを装着する際の第2動作を示す説明図 同様に、電池室へ電池パックを装着する際の第3動作を示す説明図 同様に、電池室へ電池パックを装着する際の第4動作を示す説明図 同様に、電池室へ電池パックを装着する際の第5動作を示す説明図 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機の本体及び電池パックを示す概略斜視図 図9に示す携帯電話機の本体に設けたピン端子を電池パックが乗り越える時の状態を示す説明図 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機の本体の電池室へ電池パックを装着する際の第1動作を示す説明図 図11に示す第1動作の最終状態を示す説明図 同様に、電池室へ電池パックを装着する際の第2動作を示す説明図 同様に、電池室へ電池パックを装着する際の第3動作を示す説明図 同様に、電池室へ電池パックを装着する際の第4動作を示す説明図 同様に、電池室へ電池パックを装着する際の第5動作を示す説明図 従来の携帯電話機の本体及び電池パックを示す概略斜視図
符号の説明
1 本体
2 筐体
2A 表面
2B 裏面
21 電池室
21A、21B 側壁面
21C 隔壁面(突当壁面)
21D 壁面
21E、21F スライド面
22 ピン端子
23 ロック穴
3 電池パック
31 裏面電極
32 受け部
33 ロック爪
34 側壁
35 先端面
4 衝突回避機構
41 昇降押上部
41A 凹状曲面
42 乗上げ部
42A 垂下面
42B 凸状曲面
5 下側筐体
5A 表面
5B 背面
51 電池室
51A、51B 側壁面
51C 隔壁面
51E、51F 押上面
52 ピン端子
53 ロック穴
6 電池パック
61 裏面電極
62 受け部
63 ロック爪
64 側壁
65 先端面
7 衝突回避機構
71 昇降部
71A 凹状曲面
72 乗上げ部
72B 凸状曲面
α 電池パックの装着方向
d クリアランス(遊び)
δ クリーニング領域(クリーニングストローク)
H ヒンジ部
S スペース
X 幅方向
Y 前後方向

Claims (5)

  1. 筐体の操作部を有する表面側とは反対の背面側の下部に略矩形凹状に窪んだ電池室を設けた携帯電子機器の本体と、前記本体の前記筐体背面に設けた前記電池室に着脱自在に収納する電池パックとを備えた携帯電子機器であって、
    前記電池室を形成するために前記電池パックの装着方向に沿った両側に設けた内壁面上で、かつ、前記電池室を形成するために前記内壁面に直交して設けた突当壁面と交わる角隅部分の近傍で、前記電池室に設けた接続端子に対応して前記接続端子よりも高く設けた、略扇形状の昇降部及び適宜形状の押上部と、
    前記昇降部及び押上部に対面する前記電池パック裏面の前記電池パックの幅方向の両側に、前記昇降部及び前記押上部の前記扇形状の面に滑動しながら昇降して前記電池室に設けた接続端子を乗り越えるために扇形状に突出する乗上げ部と
    を設けた衝突回避機構を備え
    前記衝突回避機構は、
    前記携帯電話機器の本体側の筐体に設けた前記昇降部を、前記電池パックの装着方向に向けて配向した略凹状円弧面で構成するとともに、
    前記電池パックの前記乗上げ部を、前記電池パックの脱出方向に向けて配向した略凸状円弧面で構成し、
    前記略凸状円弧面が前記略凹状円弧面に沿う
    携帯電子機器。
  2. 前記携帯電子機器の本体側の筐体部の前記昇降部と、前記携帯電子機器に前記電池パックを装着したときの前記電池パックの前記乗上げ部との間に、前記接続端子又は電池パックに備えた裏面電極の外面を清掃するクリーニング動作のための領域を確保する請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 携帯電子機器は、本体側の筐体が棒状を有する携帯電話機器であるとともに
    記電池室内には、複数の前記接続端子を前記本体側の筐体の短手方向に沿って配設しているとともに、前記電池パックの裏面には前記電池室の前記接続端子に導通する複数の裏面電極を前記接続端子と対応する配置状態で設けた請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 携帯電子機器は、本体側の筐体部がヒンジ部で互いに連結された上側筐体及び下側筐体を有する折畳式の携帯電話機器であるとともに
    記電池室内には、複数の前記接続端子を前記下側筐体の長手方向に沿って配設しているとともに、前記電池パックの裏面には前記電池室の前記接続端子に導通する複数の裏面電極を前記接続端子と対応する配置状態で設けた請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  5. 前記電池室内の複数の接続端子は、電池室の床面から垂直上方に突出しするとともに、前記垂直上方に変移自在に弾性力が付勢されたピン端子で構成した請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
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