JP3609757B2 - パック電池 - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気機器に設けているバッテリー取付部に脱着できるように装着されるパック電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気機器に設けているバッテリー取付部にセットされるパック電池は、バッテリー取付部にしっかりと固定して装着することが大切である。このことを実現するために、従来の電気機器はケースにロック爪を設けている。このロック爪は、バネで弾性的に押し出されて、パック電池に設けている嵌合穴に嵌合されて、パック電池がバッテリー取付部から外れるのを防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
以上の構造は、パック電池を外れないように電気機器に装着できるが、電気機器にロック爪を設ける必要がある。この構造は、ロック爪が故障するときに正常に使用できなくなる欠点がある。また、ロック爪の修理のために電気機器をサービス工場に運ぶ必要がある。このことは、ロック爪が故障すると、修理するまで電気機器を使用できなくする。
【0004】
本発明の第1の目的はこの欠点を解決すること、すなわち、電気機器ではなくてパック電池にロック爪を設けることにより、ロック爪が故障するときにはパック電池を新しいものに交換して直ちに使用できるようにできるパック電池を提供することにある。
【0005】
ロック爪を備えるパック電池は、パック電池を新しいものに交換すると、ロック爪の機構も新しくなって故障を少なくできる。また、万一故障しても、電気機器をサービス工場に送ることなく、パック電池を交換して直ちに使用できる特長もある。しかしながら、パック電池は、できるかぎりコンパクトにする必要があるが、ロック爪を設けると外形が大きくなってしまう。とくに、ロック爪が弾性的に押し出されるように、すなわちバネで押し出されて往復運動できるように内蔵する機構は、たとえばケースにロック爪を往復運動できるように連結する構造が要求されて、外形が大きくなってしまう欠点がある。
【0006】
本発明の第2の目的は、さらにこの欠点を解決すること、すなわち、ロック爪を備えるにもかかわらず、外形をできるかぎり小さくできるパック電池を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のパック電池は、電気機器20に設けられているバッテリー取付部22に脱着できるように装着される。パック電池は、バッテリー取付部22に設けられている嵌合穴24に嵌合されるロック爪7をケース2から突出して設けている。ケース2は、素電池4とプリント基板6に加えて、プリント基板6を素電池4から絶縁する基板ホルダー5を内蔵している。ケース2から突出しているロック爪7は、プリント基板6を絶縁している基板ホルダー5とケース2内面との間に摺動できるように配設されており、このロック爪7を弾性体8でもって弾性的にケース2から突出している。
【0008】
本発明のパック電池は、ケース2の両端にロック爪7を設けることができる。さらに、パック電池は、ケース2と基板ホルダー5のいずれかまたは両方に、ロック爪7を移動させるガイドリブ9を一体的に成形して設けることができる。
【0009】
ロック爪7は、ケース2の外部に表出されているツマミ部7bと、ケース2から突出してバッテリー取付部22の嵌合穴24に嵌合されるツメ部7aとで構成することができる。このロック爪7は、ツマミ部7bを操作して、ツメ部7aを簡単にケース2の内部に引き込みできる。さらに、ロック爪7は、ツマミ部7bの両側に突出して、ケース2内面を摺動する摺動ツバ7cを設けることができる。このロック爪7は、摺動ツバ7cによって、ケース2の外側に外れるのが有効に阻止される。
【0010】
基板ホルダー5は、ロック爪7との対向面に、ロック爪7の移動方向に延長して摺動凸条10を設けることができる。この基板ホルダー5は、ロック爪7が摺動凸条10の上端縁を摺動して往復運動する。さらに、プラスチック製の基板ホルダー5は、ロック爪7が導電性を有する場合に、ロック爪7がプリント基板6へ接近するのを阻止する絶縁リブ11を一体的に成形して設けることができる。さらに、プラスチック製の基板ホルダー5は、素電池4をプリント基板6に接続するリード板14を絶縁するための絶縁プレート5Cを一体的に成形して設けて、この絶縁プレート5Cを素電池4とリード板14との間に配設することができる。
【0011】
ケース2は、基板ホルダー5を定位置に保持するストッパ突起2Dを内面に突出して一体的に成形して設けることができる。このパック電池は、ケース2を基板ホルダー5に確実に連結できるので、ロック爪7を所定の位置に正確に配置して、正しく機能させることができる。
【0012】
さらに、パック電池は、素電池4とリード板14の間に、両面に粘着層のある絶縁シート15を配設して、この絶縁シート15でリード板14を素電池4の表面に絶縁して接着することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池1を例示するものであって、本発明はパック電池1を以下のものに特定しない。
【0014】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0015】
図1と図2に示すパック電池1は、図3に示す電気機器20のバッテリー取付部22に脱着できるように装着される。この図の電気機器20は、ケース21の側縁に沿ってパック電池1を嵌入できる凹部を設けてバッテリー取付部22としている。このバッテリー取付部22は、細長い直線状の溝型で、ここにパック電池1を装着して開口部を閉塞する。バッテリー取付部22は、装着したパック電池1が外れるのを阻止するために、対向する両端の内面に嵌合穴24を設けている。嵌合穴24は、凹部の開口部に近い位置に設けている。さらに、開口部の周縁には、パック電池1をより正確な位置と姿勢で装着するために、位置決凸部25を突出して設けている。この電気機器20は、たとえば、図4に示す状態で、バッテリー取付部22にパック電池1が装着される。さらに、図の電気機器20は、バッテリー取付部22の側縁に沿って、手を入れることができる取っ手窪み26を設けている。この電気機器20は、取っ手窪み26に手を入れて、パック電池1をバッテリー取付部22から簡単に引き出しできる。
【0016】
さらにまた、図3の電気機器20のバッテリー取付部22は、凹部の底面ではなくて側面に接点23を設けている。この接点23は、バッテリー取付部22の中央部ではなくて一方の端部に配設される。接点23は、パック電池1の端子13に確実に電気接続するように、ケース21の表面から弾性的に押し出されている。この接点23は、たとえば弾性変形する金属線や金属板で製作され、あるいはスプリングで弾性的に押し出されて、ケース21から弾性的に突出している。さらに、接点23は、パック電池1を挿入する方向に延長して設けられる。
【0017】
パック電池1は、バッテリー取付部22に嵌入できるようにケース2の全体を細長い形状としている。このパック電池1は、図5ないし図11に示すように、ケース2に円筒型電池の素電池4を内蔵している。素電池4は、円筒型電池であるリチウムイオン電池である。ただ、素電池4には、ニッケル−水素電池、ニッケル−カドミウム電池等の二次電池も使用できる。
【0018】
さらに、パック電池1は、バッテリー取付部22に設けている嵌合穴24に嵌合されるロック爪7を端部に設けている。図のパック電池1は、ケース2の両端にロック爪7を設けている。ロック爪7は、アルミニウムやマグネシウム、あるいはアルミニウム合金やマグネシウム合金等の金属を鋳造して製作している。金属製のロック爪7は、優れた強度と耐摩耗性がある。ただし、ロック爪7は、必ずしも金属製とする必要はなく、プラスチックを成形して製作することもできる。
【0019】
ケース2の両端に設けている一対のロック爪7は、ユーザーがツマミ部7bを操作して、ケース2から突出しているツメ部7aをケース2の内部に引き込みできる第1のロック爪7Aと、ユーザーが操作してツメ部7aをケース2の内部に引き込みできない第2のロック爪7Bとを備える。このパック電池1は、両方のロック爪7を弾性的にケース2から突出させているので、バッテリー取付部22にスムーズに脱着できる特長がある。ただ、本発明のパック電池は、必ずしもケースの両端に弾性的に出入りするロック爪を設ける必要はない。図において第2のロック爪7Bは、出入りしないようにケースに固定することもできる。したがって、パック電池は、ケースの一方にのみロック爪を設けて、バッテリー取付部に脱着することもできる。
【0020】
図のパック電池1は、素電池4と、プリント基板6と、このプリント基板6を素電池4から絶縁する基板ホルダー5をケース2に内蔵している。ロック爪7は、基板ホルダー5とケース内面との間に摺動できるように配設される。ロック爪7をケース2の基板ホルダー5の間に配設する状態を図9ないし図11の断面図に示す。これ等の図に示すロック爪7は、弾性体8に押されて、ケース2からツメ部7aを弾性的に突出している。弾性体8は、押しバネのコイルスプリングである。弾性体8は、一端をロック爪7に連結して、他端をケース2の内面に設けたコ字リブ2Cに連結している。ケース2はプラスチックの成形品で、図12に示すように、内面にコ字リブ2Cを一体的に成形して設けている。ロック爪7は、弾性体8であるコイルスプリングに挿入する凸部を設け、この凸部をコイルスプリングに入れて弾性体8を外れないように連結している。図13は、図12に示すケース2にロック爪7を装着した状態を示している。
【0021】
第1のロック爪7Aは、ユーザーが操作してツメ部7aをケース2から引き込むことができる。このロック爪7は、ケース2の外部に表出されているツマミ部7bと、ケース2から突出してバッテリー取付部22の嵌合穴24に嵌合されるツメ部7aとを有する。ツメ部7aは、ケース2を貫通して設けている開口窓2Aからケース2の外部に表出する。ツマミ部7bは、開口窓2Aの内側にあって、ケース2と同一面に配設され、開口窓2A内を移動して、ツメ部7aをケース2から出入りさせる。このロック爪7は、図10に示すように、ツマミ部7bの両側に突出して、ケース内面を摺動する摺動ツバ7cを設けている。摺動ツバ7cは、ロック爪7が開口窓2Aからケース2の外部に出るのを阻止する。さらに、ロック爪7が開口窓2Aから内側に押し込まれるのを阻止するために、基板ホルダー5にガイドリブ9を一体的に成形して設けている。ガイドリブ9は、ロック爪7の摺動凸条10に兼用される。摺動凸条10は、ロック爪7との対向面に配設されて、ロック爪7の移動方向に延長して設けられる。この摺動凸条10は、上端縁でロック爪7を摺動させて、ロック爪7をスムーズに往復運動できるように保持する。図の基板ホルダー5は、2列のガイドリブ9を摺動凸条10として設けている。
【0022】
さらに、一方のガイドリブ9は、プリント基板6とロック爪7との間に配設されて、プリント基板6とロック爪7とを絶縁する絶縁リブ11にも併用される。図に示すパック電池1は、導電性のあるロック爪7の近傍に充放電用コネクタ12を配設しているので、この充放電用コネクタ12に接続するプリント基板6がロック爪7に接近して配設される。導電性のあるロック爪7は、プリント基板6に接触してショートさせる危険性がある。このため、プラスチック製の基板ホルダー5に、ロック爪7がプリント基板6に接近するのを阻止する絶縁リブ11を一体的に成形して設けている。一方のガイドリブ9は、この絶縁リブ11の作用をして、ロック爪7がプリント基板6に接触するのを阻止している。図14は、素電池4に基板ホルダー5とプリント基板6を固定している電池組立3の平面図である。この図に示すプリント基板6は、絶縁リブ11であるガイドリブ9を設ける部分を細くして幅を狭くし、幅狭部分の側面に絶縁リブ11であるガイドリブ9を設けている。この構造は、プリント基板6とロック爪7とを確実に絶縁できる。したがって、ロック爪7の近傍で、充放電用コネクタ12をプリント基板6に半田付けして連結して、これ等がロック爪7でショートされるのを確実に阻止できる。
【0023】
以上の構造のロック爪7は、横方向に位置がずれるのを開口窓2Aで阻止し、上方への位置ずれを摺動ツバ7cで阻止し、下方への位置ずれを摺動凸条10と絶縁リブ11に併用されるガイドリブ9で阻止しており、ツマミ部7bを操作してツメ部7aをケース2の内部に引き込むことができる。
【0024】
第2のロック爪7Bは、図9と図11に示すように、ケース2と基板ホルダー5との間に往復運動できるように内蔵される。このロック爪7は、ケース2に一体的に成形しているガイドリブ9で横方向の位置ずれを阻止し、上方向の位置ずれをケース2の内面で阻止し、下方の位置ずれを基板ホルダー5で阻止している。したがって、このロック爪7は、ガイドリブ9とケース2と基板ホルダー5で囲まれる領域で往復運動される。ガイドリブ9は、図11と図12に示すように、ロック爪7の両側にあって、ロック爪7が往復運動する方向に延長して設けている。このガイドリブ9は、ケース2に一体的に成形して設けられる。図11のパック電池1は、ガイドリブ9の両外側に位置する位置決リブ5Aを基板ホルダー5に一体的に成形して設けている。この構造は、基板ホルダー5とケース2とを正確な位置に連結できる。さらに、このロック爪7は、ケース2から突出するツメ部7aをケース2の先端面に設けた開口窓2Bから摺動できるように突出させている。開口窓2Bは、ここにツメ部7aを摺動させて、ロック爪7の左右と上下の位置ずれを阻止する。
【0025】
プリント基板6は、基板ホルダー5を介して素電池4に連結されて電池組立3となり、電池組立3がケース2に収納される。電池組立3の正面図と背面図を図15と図16に示し、充放電用コネクタ12を接続しているプリント基板6の平面図を図17に示す。これ等の図に示すプリント基板6は、保護回路を実現する電子部品(図示せず)を実装しており、さらに充放電用コネクタ12の端子13を半田付けして固定している。基板ホルダー5はプラスチック製で、プリント基板6を定位置に嵌合して固定できる固定部を上面に設けており、下面を素電池4の表面に沿う形状に成形している。さらに、図の基板ホルダー5は、第2のロック爪7Bが押し込まれる位置を制限するストッパリブ5Bを上面に突出するように設けている。
【0026】
さらに電池組立3は、プラスチックで成形している基板ホルダー5に、素電池4をプリント基板6に接続しているリード板14を絶縁するための絶縁プレート5Cを一体的に成形して設けている。図15に示すように、この絶縁プレート5Cは、素電池4とリード板14との間に配設されて、リード板14を素電池4から絶縁する。さらに、図16に示すように、素電池4とリード板14の間に、両面に粘着層のある絶縁シート15を配設しており、この絶縁シート15でリード板14を素電池4の表面に絶縁して接着している。この電池組立3は、リード板14を素電池4に接着して固定しているので、ケース2に入れるときにリード板14をケース2に引っかからないようにしてスムーズに入れることができる。
【0027】
電池組立3は、ケース2に収納される。ケース2は、電池組立3を収納する状態で、基板ホルダー5を定位置に保持するストッパ突起2Dをケース2の内面に突出して、ケース2と一体的に成形して設けている。基板ホルダー5は、ストッパ突起2Dを係止する係止凸部5Dを、外側に突出して一体的に成形して設けている。このパック電池1は、基板ホルダー5をストッパ突起2Dで定位置に保持する。したがって、基板ホルダー5をケース2の正確な位置に保持できると共に、ロック爪7に押されても基板ホルダー5を移動しないように定位置に保持できる。
【0028】
以上の構造のパック電池1は、ロック爪7を装着したケース2に電池組立3を入れ、ケース2を連結して組み立てられる。
【0029】
【発明の効果】
本発明のパック電池は、電気機器のバッテリー取付部に装着させるロック爪をケースから突出して設けているので、ロック爪が故障しても、パック電池を新しいものに交換して電気機器を使用できる特長がある。このように、ロック爪を備えるパック電池は、万一故障や破損しても、電気機器を修理することなく、パック電池を交換することにより直ちに使用できる。
【0030】
さらに、本発明のパック電池は、ロック爪を備えるにもかかわらず、外形をできるかぎり小さくできる特長がある。それは、本発明のパック電池が、ケースから突出しているロック爪を、プリント基板を絶縁している基板ホルダーとケース内面との間に摺動できるように配設しているからである。このように、基板ホルダーとケース内面との間にロック爪を配設する構造は、ロック爪を配設するための特別な部材やスペースを必要とすることなく、極めて省スペースにロック爪を配設できるので、パック電池の外形を小さくして低コストに製造できる。しかも、本発明のパック電池は、弾性体でもってロック爪を弾性的にケースから突出させているので、極めて理想的にロック爪を往復運動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるパック電池の斜視図
【図2】図1に示すパック電池の背面斜視図
【図3】図1に示すパック電池が装着される電気機器の斜視図
【図4】図1に示すパック電池を図3に示す電気機器のバッテリー取付部に装着する状態を示す概略図
【図5】図1に示すパック電池の平面図
【図6】図1に示すパック電池の正面図
【図7】図1に示すパック電池の右側面図
【図8】図1に示すパック電池の左側面図
【図9】図1に示すパック電池の垂直縦断面図
【図10】図7に示すパック電池の横断面図
【図11】図8に示すパック電池の横断面図
【図12】図1に示すパック電池のケースの平面図
【図13】図12に示すケースにロック爪を装着した状態を示す平面図
【図14】図9に示すパック電池の電池組立を示す平面図
【図15】図14に示す電池組立の正面図
【図16】図14に示す電池組立の背面図
【図17】図14に示す電池組立のプリント基板の平面図
【符号の説明】
1…パック電池
2…ケース 2A…開口窓 2B…開口窓
2C…コ字リブ 2D…ストッパ突起
3…電池組立
4…素電池
5…基板ホルダー 5A…位置決リブ 5B…ストッパリブ
5C…絶縁プレート 5D…係止凸部
6…プリント基板
7…ロック爪 7A…第1のロック爪 7B…第2のロック爪
7a…ツメ部 7b…ツマミ部
7c…摺動ツバ
8…弾性体
9…ガイドリブ
10…摺動凸条
11…絶縁リブ
12…充放電用コネクタ
13…端子
14…リード板
15…絶縁シート
20…電気機器
21…ケース
22…バッテリー取付部
23…接点
24…嵌合穴
25…位置決凸部
26…取っ手窪み

Claims (10)

  1. 電気機器(20)に設けられているバッテリー取付部(22)に脱着できるように装着され、かつバッテリー取付部(22)に設けられている嵌合穴(24)に嵌合されるロック爪(7)をケース(2)から突出して設けており、
    ケース(2)には、素電池(4)とプリント基板(6)に加えて、プリント基板(6)を素電池(4)から絶縁する基板ホルダー(5)を内蔵しており、
    ケース(2)から突出しているロック爪(7)が、プリント基板(6)を絶縁している基板ホルダー(5)とケース(2)内面との間に摺動できるように配設され、このロック爪(7)を弾性体(8)でもって弾性的にケース(2)から突出してなるパック電池。
  2. ケース(2)の両端にロック爪(7)を設けている請求項1に記載されるパック電池。
  3. ケース(2)と基板ホルダー(5)のいずれかまたは両方に、ロック爪(7)を移動させるガイドリブ(9)を一体的に成形して設けている請求項1に記載されるパック電池。
  4. ロック爪(7)が、ケース(2)の外部に表出されているツマミ部(7b)と、ケース(2)から突出してバッテリー取付部(22)の嵌合穴(24)に嵌合されるツメ部(7a)とを有する請求項1に記載されるパック電池。
  5. ツマミ部(7b)の両側に突出して、ケース(2)内面を摺動する摺動ツバ(7c)を有する請求項4に記載されるパック電池。
  6. 基板ホルダー(5)がロック爪(7)との対向面に、ロック爪(7)の移動方向に延長して摺動凸条(10)を設けており、ロック爪(7)が摺動凸条(10)の上端縁を摺動して往復運動する請求項1に記載されるパック電池。
  7. ロック爪(7)が導電性を有し、プラスチック製の基板ホルダー(5)に、ロック爪(7)のプリント基板(6)への接近を阻止する絶縁リブ(11)を一体的に成形して設けている請求項1に記載されるパック電池。
  8. 基板ホルダー(5)がプラスチック製で、素電池(4)をプリント基板(6)に接続するリード板(14)を絶縁するための絶縁プレート(5C)を一体的に成形して設けており、この絶縁プレート(5C)を素電池(4)とリード板(14)との間に配設している請求項1に記載されるパック電池。
  9. ケース(2)が、基板ホルダー(5)を定位置に保持するストッパ突起(2D)を内面に突出して一体的に成形している請求項1に記載されるパック電池。
  10. 素電池(4)とリード板(14)の間に、両面に粘着層のある絶縁シート(15)を配設しており、この絶縁シート(15)でリード板(14)を素電池(4)の表面に絶縁して接着している請求項1に記載されるパック電池。
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